JP2006518320A - ガラスと協働するためのツールホルダ装置 - Google Patents

ガラスと協働するためのツールホルダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006518320A
JP2006518320A JP2006502097A JP2006502097A JP2006518320A JP 2006518320 A JP2006518320 A JP 2006518320A JP 2006502097 A JP2006502097 A JP 2006502097A JP 2006502097 A JP2006502097 A JP 2006502097A JP 2006518320 A JP2006518320 A JP 2006518320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
tool
holding
substrates
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006502097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006518320A5 (ja
Inventor
ドゥマール,イブ
ドゥーシュ,ジャン−ピエール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Glass France SAS
Original Assignee
Saint Gobain Glass France SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saint Gobain Glass France SAS filed Critical Saint Gobain Glass France SAS
Publication of JP2006518320A publication Critical patent/JP2006518320A/ja
Publication of JP2006518320A5 publication Critical patent/JP2006518320A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67365Transporting or handling panes, spacer frames or units during assembly
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67326Assembling spacer elements with the panes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67365Transporting or handling panes, spacer frames or units during assembly
    • E06B2003/67378Apparatus travelling around the periphery of the pane or the unit
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67365Transporting or handling panes, spacer frames or units during assembly
    • E06B3/67382Transport of panes or units without touching the bottom edge

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

少なくとも1枚の基板(50,60)の一側に位置したときに、その基板と協働するための少なくとも1つのツール(20,21)を支持するツールホルダ装置(1)。本装置(1)は、ツールを基板に対して並進及び回転移動させることができる。基板は、このツールの作用中にツールに対して並進移動可能である。本発明は、ツール(20,21)が、基板の縁部に対する接触を伴って又は伴うことなく、基板と協働することを特徴とする。

Description

本発明は、接触を伴って又は接触を伴わずに少なくとも1枚のガラス基板と協働するようになっている少なくとも1つのツールを支持するツールホルダ装置に関する。本発明の課題は、この装置により、例えば計測、不良の検出、成形、機械加工、及び処理などを行うために少なくとも1枚のガラス基板と協働できるようにすることにある。
一例として、本発明による装置を、少なくとも2枚のガラス基板と、これら基板の縁面に固定された少なくとも1つの中間層とを有する断熱ガラスの製造に関し使用する場合について、説明する。
このような断熱ガラスは、例えば仏国特許出願公開第2807783号明細書に開示されている。ガラスの縁面上に中間層を配置することにより、中間層がガラスシートの内面に配置されているガラスと比べて、ガラスを通じた視認性が改善されるという点で、特に有利になる。
また、この仏国特許出願公開第2807783号明細書には、縁面が中間層によって包囲されたガラス基板又はシートを組み付ける方法も記載されている。但し、記載されているのは、ガラスシートと中間層とを組み付ける段階、即ち中間層を適用するためにこれらガラスシートが互いに対面しつつ離間された位置にあるときの段階のみである。これらのガラスシートは、複数のプレスローラであってそのうちの2つがガラスの外周全体に沿い走行するプレスローラを使用することによりガラスの縁面に中間層が接合及び押圧されつつ、これらガラスシートの縁部が例えば吸引カップにより離間された状態で、維持されている。
にもかかわらず、この組み付け段階の前に、ガラスシートの位置決めを行い、ガラスの光学的及び寸法的な品質を確認すると共に、品質基準を満たさないガラスシートの破棄を組み付けに先立って想定し、場合によってはこれを実施することが必要となる。
また、上記特許出願で想定されている組み付け段階は、巻かれた状態にある中間層をまず繰り出し、次いでガラスの周囲の長さに対応した長さで平坦にしているので、ガラスの周囲が長い場合に必ずしも適していない。ここで、ガラスの縁面に適用する前に中間層をこのように平坦な状態に配置するということは、これを収容するための大きな空間を必要とし、このような所要空間を極小化することが常に望ましい製造プラントでは、このような空間を必ずしも常に提供できるわけではない。
従って、本発明は、基板の外周の少なくとも一部と協働するようになっているツールが、迅速に、かつ大きな収容空間を必要とすることなく、基板の周りを移動できるようにする装置を提案する。この装置は、例えばガラスの製造、特に組み付け準備段階及び組み付け段階において使用可能であり、従って製造時間と、製造ラインに必要な収容空間とを最適化することができる。
欧州特許第0222349B1号明細書には、縁部で位置決めされた少なくとも1枚の基板と協働するようになっている少なくとも1つのツールを支持するツールホルダ装置であって、ツールを基板に対し並進及び回転移動させることができると共に、ツールが作動しているときに基板をツールに対し並進移動させることができる装置が開示される。にもかかわらず、この装置は、基板の面のうちの1つと協働して例えばこの基板面に接合材料が適用されるようにし、従って別の基板がこの基板面に付設されるように、特に構成されている。
しかしながら、この装置は、2枚の基板を、例えばこれら基板の縁面を介して組み付けることができない。
従って、本発明の別の目的は、このような組み付け作用を実行することができる装置を提供することにある。
本発明によれば、本装置は、1つ又は複数の基板の縁面に対する接触を伴って又は伴うことなく、ツールと1つ又は複数の基板とが協働することを特徴としている。
1つの特徴によれば、本装置は、ツールが基板に対し正確に位置決めされるのを確保するために、制御ループによって制御される。
従って、本装置は、1つ又は複数の基板の位置を補償するための手段と、少なくとも1つの位置センサを具備し、これら手段及びセンサはツールに付設されるようになっている。
1つ又は複数のツールは、1つ又は複数のガラス基板を計測、機械加工、成形、又は処理するための手段から構成される。例えば、1つ又は複数のツールは、互いに対面する少なくとも2枚の基板の外周の全部又は一部と縁面とに中間層を適用し接合するための手段から構成される。
適用し接合するための前記手段は、少なくとも2つのプレスローラから構成され、各ローラは、2枚の基板の前記縁面の1つを押圧するように構成され、これら2つのローラは、独立して制御ループにより制御される。更に、各基板の位置を補償するための手段及び位置センサが、各プレスローラに付設されている。
この補償により、一方においては、各基板の寸法の小さな変動を吸収することが可能になり、他方においては、既に接着剤がコーティングされている中間層に対して一定の押圧力を提供することが可能になる。これら2つの特徴は、基板の縁面に薄膜接合するときに、必ず考慮しなければならない。
別の特徴によれば、本ツールホルダ装置は、ツールが固定される回転支持体と、この回転支持体が協働する線形案内要素とを具備し、案内要素によって並進移動させられるときには支持体が回転するのを阻止するようにされる。
有利には、本ツールホルダ装置は鉛直梁を具備し、この梁に、回転支持体と、梁の高さにわたって少なくとも部分的に延びている線形案内要素とが設けられている。
好ましくは、本ツールホルダ装置は、並進移動と回転移動とのうち一方又は両方が可能な第1のツールと、定置された第2のツールであって、前記1つ又は複数の基板が並進移動している間に作用可能な第2のツールとを具備する。
1つ又は複数のツールの回転及び並進移動と、本装置の制御ループによる制御とは、有利なことに、数値制御手段により制御される。
また、本発明は、本発明によるツールホルダ装置と、このツールホルダ装置に対面する三次元空間(X,Y,Z)内において1つ又は複数の基板の保持及び位置決めを行うための少なくとも1つのモジュールとを具備した設備にも関する。
1つの特徴によれば、この保持し位置決めするための手段は、固定シャーシから構成され、固定シャーシは、略鉛直のスタンドと、X及びY方向においてスタンドに対し基板を保持し位置決めするための手段と、Z方向において前記基板を保持し位置決めするための手段とを具備している。
有利なことに、基板を保持及び位置決めするための手段は、基板を装置に対して常に適切に位置決めするために、制御ループによって制御される。
基板を保持及び位置決めするための手段は、特に、コンベアベルトと、このコンベアベルトに対して基板を堅固に保持することができる吸引手段とを具備している。
別の実施例においては、この保持及び位置決めを行うためのモジュールは、固定シャーシと、移動シャーシとから構成され、これらシャーシは、それぞれが少なくとも1枚の基板を支持するよう互いに協働し、これら基板は、互いに対面するよう配置されかつ予め決められた距離だけ離間するよう互いに他に対して位置決めされる。
好ましくは、これら固定シャーシ及び移動シャーシは、任意の寸法、特に、シャーシのスタンド部分の寸法を上回る寸法の基板を支持するために、その上部が開放している。
有利なことに、移動シャーシは、2枚の基板の間に所望の離間幅が得られるように、移動シャーシ上に係止している基板をZ方向に位置決めするための手段を具備する。
更に、この最後の実施例において、移動シャーシは、固定及び移動シャーシ上に係止している2枚の基板をX方向に保持し位置決めするための手段を具備し、これらの保持し位置決めする手段は、移動シャーシから独立してZ方向において移動可能である。
最後に、保持及び位置決めを行うためのモジュールは、固定シャーシによって支持されている基板を、移動シャーシに移送するための手段を具備する。
別の特徴によれば、基板を保持し位置決めするための手段は、コンベアベルトと、これらベルトに対して基板を堅固に保持することができる吸引手段とを具備する。有利なことに、モジュールの端部において基板を保持する接線方向の保持力を可能な限り保証するために、追加の高性能吸引装置も設けられている。
更に別の特徴によれば、基板を前記モジュールから隣接する支持要素に移送するために、吸引カップを使用する保持システムが設けられて前記モジュールに付設されてもよく、基板のX方向の寸法は、前記モジュールに隣接する支持要素から前記モジュールを隔てている空間に略等しいか又はこれよりも小さくなっている。
好ましくは、本設備は、基板を、進行、保持、及び位置決めを行うためのいくつかのモジュールを具備し、これらモジュールは、製造速度を最適化するために、基板の長さに応じて、電子的に接続されても接続されなくてもよい。
一例として、進行、保持、及び位置決めを行うためのモジュールは、断熱ガラスであって、少なくとも2枚のガラス基板と、これら基板の外周の全部又は一部に固定された中間層とを具備した断熱ガラスの事前組み付けと組み付けとのうち一方又は両方を行うモジュールを構成している。
以下、本発明のその他の詳細事項及び利点を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるツールホルダ装置1を示しており、本装置1は、鉛直の長い梁10と、移動ツール20がその上に固定される回転支持体11と、梁の高さにわたって延び、回転支持体が協働する線形案内要素12とを具備し、支持体11が案内要素12により並進移動されるようになっているときには、支持体11の回転が阻止される。支持体の動作時にツールが並進及び回転移動できるようにする支持体11の回転及び並進移動は、図示されない数値制御手段によって制御される。
本装置1は、1つ又は複数の基板から構成されるガラスと協働するようになっている。また、本装置1は、固定された別のツール21を支持することもできる。
これらの1つ又は複数のツール20及び21は、例えばガラスの成形、機械加工、研削、及び表面処理の実行を目的とした接触作用、又はガラスの特性の計測動作などの非接触作用を実行するためにガラスと協働するようになっている、任意の種類のツールである。
本発明の装置は、1つ又は複数のガラス基板が縁部で位置決めされる設備内において、1つ又は複数のツールと協働するために使用されるようになっている。この目的のために、この設備は、1つ又は複数の基板を空間X,Y,Zの3方向に、ツールホルダ装置に対して保持し位置決めするための少なくとも1つのモジュール3を具備する。X方向は、基板が移送されて前進させられる水平方向から構成されており、X方向に垂直なY方向は鉛直面内に位置しており、X及びY方向に垂直なZ方向はX方向の水平面内に位置している。
図2に示されている保持及び位置決めモジュール3、及び変形例として図3に示されている保持及び位置決めモジュール3は、少なくとも1つの固定シャーシを具備する。図3の変形例は、図2のものと同一の固定シャーシ30と、この固定シャーシと協働するよう構成された移動シャーシ40とを具備する。
図2ではただ一つの固定シャーシ30は、例えば単一のガラス基板50か、又は少なくとも1枚のガラス基板を備えた組み付け済み製品であって、ツールホルダ装置の1つ又は複数のツールがガラス基板と協働するものを支持するのに使用され、これに対し、固定シャーシ3及び移動シャーシ40を有する図3の構成は、固定シャーシ上の少なくとも1枚の基板と、移動シャーシ上の少なくとも1枚の基板とからなる少なくとも2枚の基板50及び60を支持して例えばこれらの基板を組み付けて断熱ガラスを形成するようになっている。
固定シャーシ30は、ベース31と、好ましくは基板に安定性を付与するために約6°だけ傾斜したスタンド32であって、スタンド32の高さよりも大きな大寸法の基板を支持するために頂部が開放しているスタンド32と、スタンドの面と平行な面内に配置され、ガラスシートの高さに略対応する距離だけ互いに離間された2つのエンドレスベルト33,34と、これらのベルトに付設された吸引手段35,36と、ガラス縁部用のプレスローラ37とを具備し、これらのローラは、スタンドの下部に沿って配置され、回転してガラス基板50がX方向に進行するための経路C1を形成する。
図4a及び図4bに示されている吸引手段35又は36は箱状構造体から構成されており、この周りには、ベルト33又は34が配置され、これらのベルトは、ガラスシート50がこれらのベルト上に係止するように、箱状構造体からかなり突出している。
これらのベルトは、ゴムタイプの高摩擦係数を備えた滑らない材料から形成される。これらは、図示されないモータシステムにより、同一方向に同期して駆動される。
箱状構造体35又は36は、ガラスシートに対面する面に多数の孔35cを備えた中空プロファイル部分であって、これら孔35cを介し空気が通過可能になっている部分から構成される。箱状構造体35又は36は、ガラスシートをベルト33及び34に対し確実に吸引するための真空を生成するために、それぞれ真空ダクト35a又は36aに接続される。
従って、ガラスシート50は、その縁部がプレスローラ37上に係止し、箱状構造体35及び36により作用される吸引力でもって、それぞれ、その下部及び上部が、複数対のベルト33及び34に対し堅固に押圧される。その結果、これらのベルト33,34及び回転プレスローラ37は、基板50をスタンドに対し、X、Y、及びZ方向に保持及び位置決めするための手段と、基板をX方向に進行させるための手段と、を構成する。
有利なことに、ベルトの離間度合いをガラスシートの高さに合わせるために、スタンド32の高さ方向に設けられた鉛直案内レール38により、ベルト34と、ガラスシート50の上部に付設された箱状構造体36との組み合わせを、高さ方向に移動させることができる。
モジュール3を離れるときに、基板は例えば別のモジュールに移送され、未だこのモジュールに係止している基板表面の残りの部分をスタンドに対しできるだけ堅固に押圧された状態で保持する必要がある。このために、真空ダクト35a又は36aから独立して1つ又は複数の吸引ノズル35c(図4b)を具備した追加の高性能吸引装置が設けられ、箱状構造体の端に配置される。これにより、孔35bと関連しているダクト35aよりも強力な真空を生成し、もはや基板とは接触状態にない孔35bを通じた漏れ流れを補うことが可能となる。従って、本装置により、基板を保持する接線方向の保持力が存在することを可能な限り保証すると共に、例えば接着剤がプレコーティングされた帯片が基板の縁部に適用されるときにツールにより作用される押圧力を補償することができる。
固定シャーシ30のみを具備するモジュール3上の定位置に基板50が配置されると、この基板は、X方向に、即ち図5の上流から下流端に向かう矢印Fの方向に、シャーシに沿って進行することができ、装置1に属する少なくとも1つのツールと協働するために、2つの位置A及びBの間において停止されることができる。
ツールは例えば、粗度値を提供し、基板の全周にわたる基板の厚さを計測するための、公知の形式の非接触光学センサである。実際、ガラスシートでの使用によれば、ガラスの縁面の表面仕上げを検査することが不可欠であることがしばしば確認されている。フロートガラスが予め決められた寸法のガラスシートに分割されるときに、しばしば角部の近傍に、バリに似た不良が発生する。不良の数が過度に多いということは、そのガラスシートが使用不能であることを意味し、そのシートは次いで設備から除去される。
本発明の装置1によれば、センサを適切にガラスシートに対面しつつ位置決めするためにセンサを回転させることにより、かつ、計測値を取得するためにセンサをガラスシートに対し並進移動させることにより、基板又はガラスシートを移動させることが可能となる。
即ち、図6を参照すると、第1段階(1)では、ガラスシート50が位置A及びBの間に固定されつつ、ツール、即ちこの例ではセンサ20が、案内レール12により、モジュールの下流の位置Bにおけるガラスシートの鉛直側部51を並進的にたどり、次いで第2段階(2)では、センサが頂角部51aにおいて回転された後、ガラスシートが、上流位置Aから下流位置Bに向かう矢印Fの方向の駆動経路に平行にその長さに沿って並進移動されながら、センサが固定位置に保持され、それにより、このセンサが水平方向の頂方側部52に全体を計測対象とするようにされる。計測時間を節約するために、第2の固定式光学センサ21が設けられて位置Bに配置され、ガラスシートが移動するときに、センサ20に類似した方法で、水平方向の下方側部54の全体を計測対象とするようにされる。
最後に、最終段階(3)において、ガラスシートの上流側の鉛直側部53が位置Bに到達すると、センサ20は、上流側の頂角部53a回りを回転し、平行に降下しつつ、底角部54aまで、ガラスシートの側部53に沿って移動する。
水平側部52及び54を計測している間は、これらが直線状であるため、センサ20及び21は固定状態に維持されているが、これら側部が非直線形状を具備している場合には、センサとガラスの縁面間に一定の距離を維持して均一な計測を保証するために、センサをガラスの水平側部に対し垂直方向に移動できるようにしてもよい。
従って、センサ20は、ガラスシート周囲の移動が支援されるように、装置1により位置決めされかつ移動される。
本装置の案内要素12により、センサが上下方向に並進移動してガラスシートの鉛直側部51及び53それぞれを計測対象とすることが可能となる。支持体11が回転することにより、センサを、一方においては、下流側の鉛直側部51を計測した後に頂部の水平側部52に対面し、他方においては、頂部の水平側部52を計測した後に、上流側の鉛直側部53に対面する目的位置に配置することが可能となる。
従って、ガラスシートの頂角部51aにおいて90°だけ第1の回転を実行し、次いで頂角部53aにおいて90°だけ第2回転を実行するように、支持体11は180°だけ回転することができる。
ガラスを保持及び位置決めするためのモジュール3は、図3の変形例において、移動シャーシ40をも具備する。この場合、モジュール3は、例えば、断熱ガラス製造用の設備などにおいて、ガラス事前組付け部署とガラス組付け部署とのうち一方又は両方を構成することができる。
図7に示される形式の断熱ガラスは、ガス層70によって離間された少なくとも2枚の基板又はガラスシート50及び60と、これら2枚のガラスシートを離間する役割を果たす中間層72であって、その機能がガラスシートを機械的に保持することにある中間層72とを具備し、この中間層は、水(液体)、溶剤、及び水蒸気からガラスを密封する密封手段としても作用する。中間層72は、厚さが約1mmで略平坦なプロファイルの帯片の形をなし、断面が略平行六面体をなしている。中間層は、リボンの要領で、ガラスの少なくとも1つの側部を取り囲み、固定手段73によってガラスシートの縁面55及び61に固定される。
この断熱ガラスの更なる詳細については、仏国特許出願公開第01/13354号明細書を参照することができる。
従来のガラス製造ラインは、互いに同一方向に突き合されたいくつかのワーク部署を具備する。より多くのガラスを製造するということとガラス要素の寸法が異なっているということとの一方又は両方を理由として、例えば製造されるガラスの形式に応じた特定の作業部署を追加するか又は作業部署の数を増加させるために、作業部署を分離してラインの構成を要件に適合させるようにしてもよい。
即ち、一般に、上流から下流に向かって、ガラスシート装填部署と、ガラスシート洗浄部署と、ガラスシートの表面仕上げ及びガラスシートの寸法を検査するための部署と、2枚のガラスシートの組み付けの準備をするための部署と、ガラスシートを組み付けるための部署であって中間層が使用される部署と、組み付けられたガラスを包装して個別に排出するための部署とを区別することができる。
ガラスシートの表面仕上げ及び寸法を検査する部署は、有利には、前述の固定シャーシのみを有するモジュール3から構成され、事前組み付け部署は、固定シャーシと、次に説明する移動シャーシとを有するモジュール3から構成される。組み付け部署は、後者のモジュールと同一であるか、又は製造ラインにおいて実現されるべき速度に応じた事前組み付けモジュールを有する単独部署を形成することもできる。
即ち、保持及び位置決めモジュール3は、1つ、2つ、又は3つの同一のモジュールを有するモジュラ形式で構成可能であり、これらモジュールは、基板の長さに応じて電子的に接続されても接続されなくてもよい。この柔軟性により、例えば、2つのモジュールを使用し、第1のモジュールの長さに近い長さの基板を事前組み付けすると同時に、第2のモジュール上において、以前の2枚の基板の周りを移動するサイクルを終了させることが可能となり、これにより、特定のタスクを並行して実行することによってサイクル時間を短縮することが可能となる。
大きな寸法のガラスの場合には、リアルタイム制御ループによる制御によって、2つのモジュールが同期するよう接続される。
従って、移動シャーシを有するモジュール3(図3)は、互いに対面配置された固定シャーシ30及び移動シャーシ40を具備する。移動シャーシは、固定シャーシに類似した方式で、ベース41と、固定シャーシのスタンド32の面に平行な面内において約6°だけ傾斜し、その上部が開放している鉛直スタンド42と、スタンド42の面に対して平行な面内に配置され、ガラスシートの高さに略対応した距離だけ互いに離間した2つのエンドレスベルト43,44と、これらベルトに付設された吸引手段45及び46と、ガラスシートの縁部用のプレスローラ47と、を具備する。これらプレスローラは、スタンド42の下部に沿って配置され、ガラスシートを進行させる経路C2を形成するように回転可能になっている。後述するように、このモジュールでは、ローラ37によって形成される経路C1は、図2のように固体シャーシ30に固定されておらず、移動シャーシ40に固定されている。これら2つの経路C1及びC2は、案内手段48により、移動シャーシに対して同期した状態で移動されうる。
エンドレスベルト43,44及び吸引手段45,46は、固定シャーシ30に関連して前述したベルト33,34及び吸引手段35,36に、それぞれ類似している。
ガラスシートは案内レール49によりX方向に駆動され、スタンド42は案内レール49内を摺動可能であり、シャーシ40はX方向に垂直のZ方向に並進移動可能である。
シャーシ30は、まず、前段の部署から移送されたシート50などの第1のガラスシートを支持し、次いで、移動可能な移動シャーシに移送するように機能し、次いで、第2段階において、別のシート60が、移動シャーシにより支持されている第1のシート50と完全に対面するように、固定シャーシ30上に移送される。従って、これらの組み付けの観点における課題は、2つのガラスシート50及び60を、経路C1及びC2上の互いに対面する2つの停止位置において、Z方向における選択された離間幅を有しつつ、正しく位置決めすることにある。
このガラスシート50及び60の停止位置は、ガラスシートが係止するコンベアベルト33,34,43,及び44の駆動と、プレスローラ37及び47の駆動とによって検査される。完全な制御及び監視を提供するために、位置センサも設けられる。
ガラスシートは2つの平行な経路C1及びC2に沿って駆動され、これら経路C1及びC2をそれぞれ構成するプレスローラ37及びローラ47は、ガラスシートを移動シャーシ上に移送するときに、ガラスシート50が一方のローラ経路から他方のローラ経路に摺動することのないようにし、ガラスシートの衝突を回避するために、ガラスシートが駆動されるX方向に対し垂直のZ方向に並進移動できる。その結果、ガラスシート50は、ローラ37から構成された経路31であって、このときガラス移送のための基準経路に対応している経路31上において、固定シャーシ30に受け取られる。次いで、経路C1は、固定シャーシ30から移動シャーシ40にガラスシート50が移送される時点で、固定シャーシから離れるようZ方向に移動される。この移送作用は、吸引によってベルト33,34に付着していたガラスシート50が離脱し、次いで移動シャーシのベルト43,44に付着するように、シャーシの個々の箱状構造体に供給される圧力を反転させることによって実行される。これらのベルト33,34,43,及び44は、シート50を固定シャーシから移動シャーシに移送するための手段を構成している。
次いで、移動シャーシ40は、ガラスシート50と、新たに移送されるガラスシート60との間の離間が所望の位置になるまで、案内レール49によって移動され、離間幅は、例えば、製造される断熱ガラスの所望の幅に対応している。ガラスシート60は、固定シャーシ30に受け取られ、このとき経路C1の移動の後のガラス移送用基準経路に対応しているローラ47の経路C2上に係止する。ガラスシート60は、ガラスシート50に対面するように、X方向の所望の地点に位置決めされる。遊動を回避すべく、移動シャーシの移動に伴って経路C1及びC2が移動するように、移動シャーシの案内手段48及びベース41に、2つの互いに協働する要素を具備する磁気スタッドがそれぞれ付設される。
例えば、ガラスシートの周りを移動するために、前述の固定シャーシを有するモジュール3と類似した方法でもって、前述のものと同一の別の協働及び周囲移動支援装置1であって、ガラスシートの縁面と協働するようになっているツール20及び21を担持する装置1を使用してガラスシート50及び60の端面周りを移動することにより、中間層を位置決め及び接合することができる。これらのツールは、先の例において使用したセンサの代わりに、中間層を搬送し接着剤でコーティングするためのシステムから構成される。
中間層を固定する前に、センサを使用して達成された表面仕上げに応じてかつ上述したように、バリ状の不良の厚さが1mmを超過しておらず、その長さが50mmを上回っていない場合には、装置1が、バリ状の不良箇所でガラスの縁面を研磨可能な成形ツールタイプのツール20及び21を支持するようにしてもよい。有利には、このような成形ツールは、ガラスシートの角部の丸い部分を機械加工するのにも使用され、その結果、特に、後続の中間層の配置が容易になる。
例えば、厚さが0.3から0.6mmの中間層であって、適切なシステムによって接着剤と共に搬送される中間層が、マガジン内に配置されたリールから供給される。このマガジンは、有利には、いくつかのリールを格納しており、各リールは、断熱ガラスの所望の幅に容易に適合するために、幅が互いに異なっている中間層を有している(図示せず)。
搬送及び接着剤コーティングシステムとガラスシートとの間における協働は、図6に示される段階について説明した方法と同様に実行される。
中間層がガラスシートの縁面に完全に固定されるのを確保するために、ガラスシートの位置及び寸法とは無関係に、中間層を適用する力が一定であることが絶対的に重要である。この理由から、本発明によれば、一方では、ツールホルダ装置1は、ガラスに対するツールの正しい位置決めを確保するための制御ループによる制御を有する装置であり、他方では、ガラスシートを保持及び位置決めするための手段も、ツールと協働するときにガラスの移動によって作用される力に抗するために、制御ループによる制御によって制御される。
これらの結果を実現するためのツールホルダ装置の制御ループによる制御のために、本例において搬送及び接着剤コーティングシステム20であるツールは、本発明によれば有利にも、接着剤がすでにコーティングされている中間層を支持する2つのプレスローラ20a及び20bであって、それぞれがガラスシートの縁面55及び61の一方を押圧するように構成されている2つのプレスローラ20a及び20bから形成される(図8)。これら2つのローラは、ツールに対する基板の位置を補償するための手段1aと、位置センサ1bとを使用して、ガラスシートの縁面に垂直の力の方向に、互いに独立した制御ループによる制御を備えている。これらのローラのそれぞれによって作用される力は、5から10kgのオーダである。基板の位置を補償する手段は、例えば空気圧によるものであってよい。
位置センサ1bにより、ガラスシートの位置を検査することができるようになる。位置は、ガラスシートを保持及び位置決めするための手段の制御ループによる制御により制御される作用である、ガラスシートの再位置決めと、ツールホルダ装置の制御ループによる制御により制御される作用である、ガラスシートの1つ又は複数の縁面に対するツールの再位置決めと、のうち一方又は両方によって、調節される。
装置1を使用した作用が2枚の基板の全体に対して完了すると、例えば、組み付けが完了した2枚の基板が、ローラ37及び47を駆動することにより、次の部署に移送される。そうすると、モジュール3は、別のガラスシートを受け取るために、空き状態となる。次いで、経路C1は基準経路が継続されるよう戻されなければならず、空気圧ラムは、案内手段48と移動シャーシのベース41とに付設されている磁気要素を押す。
前述のすべての要素(ツール、ベルト、移送及び駆動経路、及び移動シャーシなど)の並進及び回転移動は、図示しない数値制御手段によって制御されることに留意されたい。
ツールホルダ装置1が次の部署からモジュール3を分離する空間を占有しているので、本装置1に付設されているモジュール3を次の部署と直接付き合わせることはできない。従って、小さな寸法のガラスを、この中間空間に落下するリスクを伴うことなくモジュール3から次の部署に移送するために、吸引カップを備えかつ図5に略示された保持システム80がモジュール3に設けられ、次の部署又は次の支持要素に移動するときに基板を保持するようにされる。
従って、本発明による装置1により、一方においてはガラスと協働する作用時間を、他方においてはこの作用を実現するための手段により占有される空間を、最適化するように、ガラスの外周の周りを移動することが可能となる。このツールホルダ装置1は、ツールをガラスシートに対面させつつ正しく位置決めすべく回転させることによって、また、ツールが目的とする作用のためにツールをガラスシートに対し並進移動させることによって、ツールがガラスシートの周りを移動するのを支援する。
本装置1が固定されているので、作用時間の最適化の観点から、ツールが固定位置にあるときにガラスシートがツールに対し並進移動するようにし、第2のツールであって、この例ではガラスシートの底部の水平側部よりも下方に位置決めされて梁の固定支持体上に係止し、シートの2つの互いに平行な側部、この例では移送経路に平行なガラスシートの水平側部、に対し2つのツールがそれぞれの作用を同時に施すように、ガラスシートの当該並進移動の間に作動する第2のツールを設けることも考えられる。
位置Aから位置Bへのガラスシートの並進速度と、ツールの移動速度は、ツールが作用する速度、即ち例えばセンサのデータ取得頻度や、中間層が接着剤コーティングシステムに搬送される速度に依存する。
このように、設備は、1つ又は複数のモジュール3を具備してもよく、これらは、ぎくしゃくすることなくかつバッファ領域を生成することなく、基板が次々と流れるように逐次同期した状態に管理される。
従って、少なくとも1つのツールホルダ装置1と、少なくとも1つのモジュール3とを具備した設備の場合、基板のX方向の幅は重要ではない。なぜなら、基板寸法の増大に適合するのに必要なのは、いくつかのモジュール3を一体に付き合わせることだけだからである。
最後に、モジュール3は頂部が開放した構造であるので、このような設備は、有利にも、基板の高さの寸法の変化に対応することができる。
本発明の装置の正面図である。 少なくとも1枚のガラス基板を保持及び位置決めするためのモジュールであって、支持シャーシを具備するモジュールの断面図である。 ガラスを支持するための2つの支持シャーシを具備する図2の変形例を示す図である。 基板を支持シャーシ上に保持するための基板吸引手段の上視断面図である。 基板吸引手段の正面図である。 ガラス基板を保持及び位置決めするためのモジュールが付設された、図1の装置を示す図である。 本発明の装置を使用してガラスシートの周りを移動する段階を概略的に示す図である。 断熱ガラスの部分断面図を示している。 2枚の基板の端面と協働するためのツールを担持している、本発明の装置の正面図を示している。

Claims (24)

  1. 少なくとも1つのツール(20,21)を支持するツールホルダ装置(1)であって、該ツールは、縁部において位置決めされた少なくとも1枚の基板(50,60)と協働するようになっており、該装置(1)は、ツールを基板に対して並進及び回転移動させることができ、ツールが作用しているときに基板をツールに対して並進移動させることができる、装置において、ツール(20,21)と1つ又は複数の基板(20,21)とが、1つ又は複数の基板の縁面に対する接触を伴って又は伴わずに協働するようにした装置。
  2. 前記ツール(20,21)が前記基板に対し正確な位置決めされるのを確保するために、前記装置(1)が制御ループによって制御される請求項1に記載の装置。
  3. 前記1つ又は複数の基板の位置を補償するための手段(1a)と、少なくとも1つの位置センサ(1b)とを具備し、これら手段及びセンサは、前記ツール(20,21)に付設されるようになっている請求項2に記載の装置。
  4. 1つ又は複数の前記ツール(20,21)が、1つ又は複数のガラス基板(50,60)を計測、機械加工、成形、又は処理するための手段から構成される請求項1から3までのいずれか一項に記載の装置。
  5. 1つ又は複数の前記ツール(20,21)が、互いに対面する少なくとも2枚の基板(50,60)の外周の全部又は一部と前記縁面(55,61)とに中間層(72)を適用し接合するための手段から構成される請求項1から4までのいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記適用し接合するための手段が、少なくとも2つのプレスローラ(20a,20b)から構成され、各ローラは、2枚の基板の前記縁面(55,61)の1つを押圧するように構成され、これら2つのローラは、独立して制御ループにより制御される請求項5に記載の装置。
  7. 基板の位置を補償するための手段(1a)及び位置センサ(1b)が、各プレスローラに付設されている請求項3及び5に記載の装置。
  8. 前記ツール(20)が固定される回転支持体(11)と、該回転支持体(11)が協働する線形案内要素(12)とを具備し、該案内要素(12)によって並進移動させられるときに該支持体(11)が回転するのを阻止するようにした請求項1から7までのいずれか一項に記載の装置。
  9. 鉛直梁(10)を具備し、該梁に、前記回転支持体(11)と、該梁(10)の高さにわたって少なくとも部分的に延びる前記線形案内要素(12)とが設けられている請求項8に記載の装置。
  10. 並進移動と回転移動とのうち一方又は両方が可能な第1のツール(20)と、定置された第2のツール(21)であって、前記1つ又は複数の基板(50,60)が並進移動している間に作用可能な第2のツール(21)とを具備した請求項1から9までのいずれか一項に記載の装置。
  11. 1つ又は複数の前記ツール(20,21)の前記回転及び並進移動と、前記装置の制御ループによる制御とが、数値制御手段により制御される請求項1から10までのいずれか一項に記載の装置。
  12. 請求項1から11までのいずれか一項に記載のツールホルダ装置(1)と、該ツールホルダ装置(1)に対面する三次元空間(X,Y,Z)内において1つ又は複数の前記基板(50,60)の進行、保持、及び位置決めを行うための少なくとも1つのモジュール(3)とを具備した設備。
  13. 進行、保持、及び位置決めを行うための前記モジュール(3)が固定シャーシ(30)から構成され、該固定シャーシ(30)が、略鉛直のスタンド(31)と、X及びY方向において該スタンドに対し基板(50,60)を保持し位置決めするための手段(33,34,35,36,37)と、Z方向において前記基板を保持し位置決めするための手段(37)とを具備している請求項12に記載の設備。
  14. 前記保持し位置決めするための手段(33,34,35,36,37)が、制御ループによって制御される請求項13に記載の設備。
  15. 保持及び位置決めを行うための前記モジュール(3)が、固定シャーシ(30)と移動シャーシ(40)とから構成され、これらシャーシは、それぞれが少なくとも1枚の基板(50,60)を支持するように互いに協働し、これら基板は、互いに対面するよう配置されかつ予め決められた距離だけ離間するよう互いに他に対して位置決めされる請求項12に記載の設備。
  16. 前記固定シャーシ(30)及び前記移動シャーシ(40)は、任意の寸法の基板を支持するために、それらの上部が開放している請求項13又は15に記載の設備。
  17. 前記移動シャーシ(40)が、2枚の基板(50,60)間に所望の離間幅が得られるように、移動シャーシ上に係止している基板(50)をZ方向に位置決めするための手段(49)を具備した請求項11に記載の設備。
  18. 前記移動シャーシ(40)が、前記固定及び移動シャーシ上に係止している2枚の基板を前記X方向に保持し位置決めするための手段(37,47)を具備し、保持し位置決めするためのこれら手段(37,47)は、移動シャーシから独立してZ方向に移動可能である請求項12に記載の設備。
  19. 前記モジュール(3)が、前記固定シャーシ(30)によって支持されている基板を、前記移動シャーシ(40)に移送するための手段(33,34,35,36,43,44,45,46)を具備した請求項11から14までのいずれか一項に記載の設備。
  20. 基板を保持し位置決めするための前記手段が、コンベアベルト(33,34)と、これらベルトに対して前記基板を堅固に保持することができる吸引手段(35,36)とを具備した請求項11から19までのいずれか一項に記載の設備。
  21. 前記モジュールの端部において前記基板を保持する接線方向の保持力を可能な限り保証するために、追加の高性能吸引装置(35c)を具備した請求項20に記載の設備。
  22. 基板を前記モジュール(3)から隣接する支持要素に移送するために、吸引カップを使用する保持システム(80)が設けられて前記モジュール(3)に付設され、該基板のX方向の寸法が、前記モジュール(3)に隣接する支持要素から前記モジュール(3)を隔てている空間に略等しいか又はこれよりも小さい請求項9から21までのいずれか一項に記載の設備。
  23. 基板の進行、保持、及び位置決めを行うためのいくつかのモジュールを具備し、これらモジュールは、該基板の長さに応じて、電子的に接続されても接続されなくてもよい請求項9から22までのいずれか一項に記載の設備。
  24. 保持及び位置決めを行うための前記モジュール(3)が、断熱ガラスであって、少なくとも2枚のガラス基板(50,60)と、これら基板の外周の全部又は一部に固定された中間層(72)とを具備した断熱ガラスの事前組み付けと組み付けとのうち一方又は両方を行うモジュールを構成している請求項9から23までのいずれか一項に記載の設備。
JP2006502097A 2003-01-15 2004-01-14 ガラスと協働するためのツールホルダ装置 Pending JP2006518320A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0300378A FR2849795B1 (fr) 2003-01-15 2003-01-15 Dispositif porte-outil pour cooperer avec du verre
PCT/FR2004/000054 WO2004072424A1 (fr) 2003-01-15 2004-01-14 Dispositif porte-outil pour coopErer avec du verre

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006518320A true JP2006518320A (ja) 2006-08-10
JP2006518320A5 JP2006518320A5 (ja) 2007-03-01

Family

ID=32524918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006502097A Pending JP2006518320A (ja) 2003-01-15 2004-01-14 ガラスと協働するためのツールホルダ装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7827825B2 (ja)
EP (1) EP1583883A1 (ja)
JP (1) JP2006518320A (ja)
KR (1) KR101138942B1 (ja)
CN (1) CN1738957B (ja)
CA (1) CA2512992C (ja)
FR (1) FR2849795B1 (ja)
MX (1) MXPA05006959A (ja)
NO (1) NO20053573L (ja)
WO (1) WO2004072424A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2878885B1 (fr) * 2004-12-03 2008-08-22 Saint Gobain Dispositif de remplissage de gaz d'un vitrage isolant
FR2893972B1 (fr) * 2005-11-30 2009-03-27 Saint Gobain Procede de remplissage de gaz d'un vitrage isolant, dispositif de mise en oeuvre et vitrage isolant obtenu
CN102603199A (zh) * 2011-01-18 2012-07-25 坤辉科技实业股份有限公司 侧固式玻璃吊架
EP2796653B1 (de) * 2011-10-20 2019-12-04 LISEC Austria GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Versiegeln von Isolierglas-Rohlingen
GB2503903B (en) 2012-07-11 2015-08-26 Schlumberger Holdings Fracture monitoring and characterisation
KR101580873B1 (ko) * 2014-06-20 2015-12-31 용현하이텍(주) 글라스 고정 핀
CN104119001B (zh) * 2014-06-24 2016-10-05 山东温声玻璃科技股份有限公司 一种用于去除玻璃夹缝中气泡的夹具
CN105649241B (zh) * 2015-12-31 2018-06-19 中国建筑第八工程局有限公司 受限空间内幕墙玻璃的安装方法
CN107857119A (zh) * 2017-07-12 2018-03-30 河南环宇玻璃科技股份有限公司 用于玻璃输送的电动上下片小车
JP7187551B2 (ja) * 2017-10-06 2022-12-12 コーニング インコーポレイテッド ガラスシート処理装置及び方法
CN110587710B (zh) * 2019-09-11 2024-02-23 浙江德迈机械有限公司 一种板材立式多工位打孔机及其工作方法
CN112573801A (zh) * 2020-12-08 2021-03-30 四川广安慧诚科艺玻璃有限公司 瓶状凸底玻璃制品生产方法
CN112858228B (zh) * 2021-01-22 2023-04-28 西安应用光学研究所 一种大尺寸光学窗口零件透射分辨率测量装置及测量方法
CN116750638B (zh) * 2023-08-14 2023-11-28 河北海阳顺达节能玻璃有限公司 一种玻璃夹持装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3473988A (en) * 1964-05-25 1969-10-21 Saint Gobain Method for edge sealing multiple paned glass
JPS6164415A (ja) * 1984-08-22 1986-04-02 サン‐ゴバン ビトラージユ ガラスシート上にストリップを押出し成形する装置
FR2636380A1 (fr) * 1988-09-09 1990-03-16 Quelen Andre Machine pour la pose automatique d'un cordon d'espacement souple a la peripherie de la face d'une plaque de verre destinee a constituer un element de double vitrage
US4911779A (en) * 1985-11-11 1990-03-27 Lenhardt Maschinenbau Gmbh Apparatus for a slipless conveyance of two plates
JPH0558683A (ja) * 1991-02-11 1993-03-09 Saint Gobain Vitrage Internatl 湾曲した断熱板ガラスを製造する方法、及び装置
JPH07315858A (ja) * 1994-03-07 1995-12-05 For El Base Di Vianello Fortunato & Co Snc 断熱窓ガラスを搬送するための機械および方法
JPH10158041A (ja) * 1996-11-28 1998-06-16 Asahi Glass Co Ltd 複層ガラスの製造方法および装置
JP2003531091A (ja) * 2000-04-13 2003-10-21 サン−ゴバン グラス フランス 絶縁グレージングユニット、及びその製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3886013A (en) * 1973-08-01 1975-05-27 Ppg Industries Inc Pivoted arm device for assembly of multiple glazed units
DE3310441C1 (de) * 1983-03-23 1984-09-06 Flachglas AG, 8510 Fürth Anlage fuer die Randversiegelung von Isolierglaseinheiten
SE461548B (sv) * 1988-02-18 1990-02-26 Johansson Ab C E Foerfarande och anordning foer bestaemning av och korrigering foer laegesfel vid maetning av en punkts laege eller vid positionering till en punkt med ett bestaemt laege
JPH05302429A (ja) * 1992-02-26 1993-11-16 Shimizu Corp 吹付け装置および吹付け施工法
FR2830897B1 (fr) * 2001-10-17 2006-11-17 Saint Gobain Vitrage isolant et son procede de fabrication

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3473988A (en) * 1964-05-25 1969-10-21 Saint Gobain Method for edge sealing multiple paned glass
JPS6164415A (ja) * 1984-08-22 1986-04-02 サン‐ゴバン ビトラージユ ガラスシート上にストリップを押出し成形する装置
US4911779A (en) * 1985-11-11 1990-03-27 Lenhardt Maschinenbau Gmbh Apparatus for a slipless conveyance of two plates
FR2636380A1 (fr) * 1988-09-09 1990-03-16 Quelen Andre Machine pour la pose automatique d'un cordon d'espacement souple a la peripherie de la face d'une plaque de verre destinee a constituer un element de double vitrage
JPH0558683A (ja) * 1991-02-11 1993-03-09 Saint Gobain Vitrage Internatl 湾曲した断熱板ガラスを製造する方法、及び装置
JPH07315858A (ja) * 1994-03-07 1995-12-05 For El Base Di Vianello Fortunato & Co Snc 断熱窓ガラスを搬送するための機械および方法
JPH10158041A (ja) * 1996-11-28 1998-06-16 Asahi Glass Co Ltd 複層ガラスの製造方法および装置
JP2003531091A (ja) * 2000-04-13 2003-10-21 サン−ゴバン グラス フランス 絶縁グレージングユニット、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1738957A (zh) 2006-02-22
CN1738957B (zh) 2013-02-06
CA2512992C (fr) 2012-09-18
KR20050096134A (ko) 2005-10-05
MXPA05006959A (es) 2005-08-16
US7827825B2 (en) 2010-11-09
WO2004072424A1 (fr) 2004-08-26
KR101138942B1 (ko) 2012-04-25
FR2849795B1 (fr) 2006-01-13
FR2849795A1 (fr) 2004-07-16
EP1583883A1 (fr) 2005-10-12
CA2512992A1 (fr) 2004-08-26
US20060123850A1 (en) 2006-06-15
NO20053573L (no) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006518320A (ja) ガラスと協働するためのツールホルダ装置
JP2934025B2 (ja) ガラスの製造方法及び輸送装置
KR101636118B1 (ko) 패턴 형성 장치 및 패턴 형성 방법
US20060137504A1 (en) Substrate-cutting system, substrate-producing apparatus, substrate-scribing method, and substrate-cutting method
TWI428299B (zh) Flat glass cut system
TWI492909B (zh) 玻璃板切斷裝置及玻璃板切斷方法
JP6437135B2 (ja) ワーク台を備える工作機械および工作機械のワーク台のロードおよびアンロードを行う方法
JP4873176B2 (ja) 化粧枠取り付け装置
JP2010076957A (ja) スクライブ装置および基板分断システム
JP5977042B2 (ja) 塗布装置、基板保持装置および基板保持方法
JP2006518320A5 (ja)
KR100296662B1 (ko) 적층판생산설비
JP4576268B2 (ja) テープ貼込装置
JP2014184998A (ja) 板状被搬送物の受渡方法、受渡装置およびパターン形成装置
JP6208000B2 (ja) パターン形成装置およびパターン形成方法
JP4854337B2 (ja) 板材の加工装置とそれを備えた加工設備
JP5640692B2 (ja) ガラス位置決め装置およびガラス位置決め方法
KR100448292B1 (ko) 데이터 캐리어 제조 장치 및 방법
KR101968157B1 (ko) 폴리싱장치 및 시편 가공장치
JP6322527B2 (ja) 印刷装置、印刷方法および該印刷装置で用いる担持体
JP6013212B2 (ja) パターン形成装置
KR101636119B1 (ko) 패턴 형성 장치 및 패턴 형성 방법
JP4158171B2 (ja) 部材貼り合わせ装置、及び部材貼り合わせ方法
TWI746170B (zh) 電子零件的處理裝置
KR20180033935A (ko) 자동차용 부품 생산장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090929

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100512

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100519

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100611

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101207

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110623

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110928