JP2006513574A - 電気化学セル用電極、電極巻回体、電気化学セルおよび電気化学セル用電極の製造方法 - Google Patents

電気化学セル用電極、電極巻回体、電気化学セルおよび電気化学セル用電極の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006513574A
JP2006513574A JP2004566726A JP2004566726A JP2006513574A JP 2006513574 A JP2006513574 A JP 2006513574A JP 2004566726 A JP2004566726 A JP 2004566726A JP 2004566726 A JP2004566726 A JP 2004566726A JP 2006513574 A JP2006513574 A JP 2006513574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
channel
electrochemical cell
electrolyte
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004566726A
Other languages
English (en)
Inventor
エアハルト ヴェルナー
シュヴァーケ アンドレー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Electronics AG
Original Assignee
Epcos AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Epcos AG filed Critical Epcos AG
Publication of JP2006513574A publication Critical patent/JP2006513574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/04Electrodes or formation of dielectric layers thereon
    • H01G9/048Electrodes or formation of dielectric layers thereon characterised by their structure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

本発明は流体状の電解質(3)を有する電気化学セル用電極(1)に関しており、電解質流体の流れるチャネル(2)を有することを特徴とする。本発明の電極(1)は電気化学セルの浸透時間が低減されるという利点を有する。

Description

本発明は電解質を含む電気化学セル用電極に関する。本発明はさらに、電極巻回体および電極巻回体を備えた電気化学セルに関する。
電気化学セルは例えば電気2重層コンデンサとして独国公開第10060653号明細書から公知である。ここに記載されている電気2重層コンデンサは活性炭素から成る電極層を有しており、これが伝導体層、例えばアルミニウムシートに接触している。電気2重層コンデンサを製造するには、交互に極性が変化するように電極を積層してスタックを形成し、これをケーシングに収容し、そこに流体状の電解質を浸透させなければならない。巻回体を形成するには多数の個別電極を上下に積層するか、または異なる極性の2つの電極を長手方向に巻き回していく。どちらの場合にも異なる極性の電極どうしはセパレータによって相互に電気的に分離される。
公知の電極は浸透プロセスにきわめて長い時間がかかるという欠点を有する。これは電解質流体が電極間に配置されたセパレータ内へ侵入し、そこに蓄積されている空気を押しのけるまでに時間がかかるからである。例えば5000Fのキャパシタンスを有する電気2重層コンデンサの巻回体は約6.5mのアノードシート、約6.5mのカソードシートおよび相応の量のセパレータから成るが、この巻回体に完全に電解質流体が浸透し、活性炭素およびセパレータの気孔の気体が充填開口から放出されきるのに約72時間かかる。
また電解質に対して不完全な気体交換が生じると、場合によってはコンデンサの封止後にも気体放出が続くという問題が発生する。極端な場合にはコンデンサが破壊されることさえある。
浸透時間を短縮するために、日本国公開第11339770号明細書から、巻回体の電解質に負圧をかけて浸透させる手段が公知である。ただしこの手段によっても浸透時間は充分満足いくほどには短縮されず、しかも巻回体への浸透プロセス用の別の高価な構成が必要になるという欠点が存在する。
本発明の課題は迅速に浸透する電気化学セル用電極を提供することである。
この課題は請求項1記載の特徴部分に記載された構成を有する電極により解決される。本発明の電気化学セル用電極、電極巻回体、電気化学セルおよび電気化学セル用電極の製造方法の有利な実施形態は従属請求項から得られる。
本発明の基礎としている着想は、電極にチャネルを設けることにより、電解質の気体交換を迅速化できるということである。このようなチャネルは少量の気体または気泡を巻回体の内部から迅速に外部へ輸送するのに適しており、また電解質はこのようなチャネルを介しても充分な量で保持される。したがって浸透プロセスは巻回体の2つの端面を介して行われている場合よりも格段に迅速に実現される。
したがって本発明では、流体状の電解質を有する電気化学セル用電極において、電解質流体の流れるチャネルを有することを特徴とする電気化学セル用電極を提供する。
本発明の電極は、チャネルを介して電解質流体と気体との交換が巻回体内で浸透プロセス中に迅速に行われるという利点を有する。
本発明の有利な実施形態では、チャネルは電極の表面の溝として構成されている。この手段により、第1の方法ステップで電極を形成し、その後、電極を処理する第2の方法ステップで溝を外部から例えば刻印によって設けることができ、チャネルの製造が著しく簡単化される。
本発明の別の有利な実施形態では、コーティングされたシートが設けられ、チャネルはこのシートのコーティングされていない部分領域によって形成される。この場合、電極の完成と同時に溝が形成され、電極製造の時間が短縮されるので有利である。こうした電極はさらに溝の深さがコーティング厚さによって自動的に定まるという利点も有する。
さらに有利には、チャネルは0.1〜0.5mmの幅を有する。これによりチャネルの幅が電解質流体の輸送を困難にする所定の最小寸法を下回らないことが保証される。また同時に電極のうちチャネルの形成によって失われてしまう体積部分がさほど大きくならず、電気化学セルとして使用される電気2重層コンデンサの容量への悪影響が回避される。
ここで“電気化学セル”という概念は電極および流体状の電解質の作用により何らかの電気的効果が達成される全ての装置を意味することを指摘しておく。例えばこれにはアルミニウム電解質コンデンサ、電気2重層コンデンサまたはバッテリが含まれる。
さらに有利には、チャネルは50〜100μmの深さを有する。これはコーティングに対して有利に選定された厚さであり、コーティングに溝としてのチャネルを簡単に形成することができる。
さらに有利には、電極の長手方向に対してチャネルは横断方向に延在する。電極が長手方向に巻き回され、ここでチャネルが巻回体の長手方向に対して横断する方向に形成されることにより、巻回体の側面からも電解質流体がチャネルに沿って内部へ浸透できる。
有利には、チャネルはほぼ等間隔かつ相互に並列な直線として延在している。これによりチャネルの製造は簡単化される。例えば相互に等間隔の横溝を刻印により形成することができる。これは回転軸線に対して平行に直線状の切削突起を有するローラを使用して行われる。
本発明の別の有利な実施形態では、電極の長手方向に対してチャネルは斜め方向に延在している。この実施形態もチャネルの製造に関して有利である。ここでは上述の製造方法とは異なり、回転軸線に対して平行に直線状の切削突起を有するローラを設ける必要はなく、ローラが電極に接する際にローラを支承する軸の不連続な機械的負荷が生じるようにする。この機械的負荷により、切削突起が橋台から電極に押しつけられて刻印を施すたびに相応の不連続な力がローラに働くようになる。
別の実施形態では、チャネルは相互に並列な曲線に沿って延在している。電極をこのように形成すれば1つまたは複数の刻印部を有するローラによって製造をさらに簡単化することができる。
別の実施形態では、チャネルは相互に交差している。したがって例えば相互に90°をなす2つの方向に沿って延在するチャネルを電極に設けることができる。
なお例えばEDLCまたはLiイオンバッテリなどの電気化学セルに対して、電極として炭素粉末でコーティングされた金属シートを用意すると特に有利である。例えば金属シートとしてアルミニウムシートが考慮される。
さらに本発明では上述の電極を複数の層として積層した電極巻回体を提供する。こうした電極巻回体は電気2重層コンデンサのコンデンサ巻回体として使用するのにきわめて適している。
ここで、高い体積利用率を達成するためにコンパクトな巻回体の製造が有利であるということを指摘しておく。ただしコンパクトな巻回体は内部への電解質の浸透を困難にする。これは、スタック状の電極層を押圧したりきわめて強く巻き回したりして形成したコンパクトな巻回体では、本発明のチャネルを利用するのが特に有利であるということを意味する。
したがって異なる極性の2つの電極が巻き回された巻回体を構成すると有利である。
さらに本発明は、流体状の電解質を備えた電気化学セルにおいて、上述の電極巻回体を有することを特徴とするものを提供する。本発明の電気化学セルは巻回体への電解質流体の浸透プロセスがきわめて迅速に行われるという利点を有する。
ここで、流体状の電解質を有する電気2重層コンデンサ用の電極が活性炭素粉末でコーティングされた金属シートを有するように構成する。炭素コーティングには電解質の流れるチャネルが設けられ、電解質と炭素コーティングの気孔に含まれていた気体との交換が改善される。
本発明はさらに上述の電極の製造方法にも関する。本発明の電極およびチャネル溝は例えば次のようなプロセスで製造される。
a)まだ刻印されていないコーティングシートを高温でつや出し(Kalandrieren)する。このステップは巻回しプロセスに組み入れてもよい。
b)既に刻印された金属シート(例えばAlシート)を活性炭素でコーティングする。
c)チャネル溝を未処理の電極の活性炭素コーティングに振動ドリルを用いて彫り込む。このときかき落としを吸引しながら行うのがよい。
d)チャネル溝に対する領域のみ設けて刻印を行わず、金属シートの領域を活性炭素でのコーティングにより規則的なパターンでカバーする。これにより電極にはコーティングされない領域が生じ、この部分がチャネルとして機能する。
以下に本発明を図示の実施例に則して詳細に説明する。図1には第1の電極の概略的な長手断面図が示されている。図2のA,Bには第2および第3の電極の概略的な長手断面図が示されている。図3および図3のA,B,Cには種々の電極の平面図が示されている。図4には巻回体の横断面図が示されている。図5および図5のAには種々の電気化学セルの概略的な横断面図が示されている。
図中、同様の機能を有する部材には相応する参照番号を付してある。
図1には電極1が示されており、この電極は上表面および下表面にそれぞれコーティング41,42を備えたシート5から成っている。シート5はここでは厚さdFが10〜100μmのアルミニウムシートである。
コーティング41,42の厚さdBは30〜300μmの範囲から選定される。コーティングは例えば活性炭素粉末を電極上に被着したものである。活性炭素の平均粒径は0.2〜5μmの範囲にある。電極の密度は約0.6〜0.8g/cmである。電極の気孔率は約35〜65%である。容量密度は約10〜25F/cmである。
上方のコーティング41にも下方のコーティング42にもチャネル2が設けられる。チャネル2はシート5のコーティングを切り欠くことにより形成される。チャネル2は溝状である。これはコーティング41,42の凹部であってよいし、また必須ではないが、コーティング41,42の欠落した部分領域あるいはコーティング41,42の他の箇所よりも薄い部分領域であってもよい。
チャネル2の幅bは0.1〜1mmの範囲の値である。これは単に有利なサイズであると見なされたい。チャネル2の幅に対して他の値も選定可能である。シート5の同じ面に存在する2つのチャネルの間隔aは有利には30〜100mmから選定される。チャネル2を電極1から形成される電極巻回体において均等に分布させるために、有利には、上表面のチャネルを下表面のチャネルに対してずらして配置する。
コーティングを切り欠いてチャネル2を形成するほか、チャネル2を材料の除去によって形成してもよい。
図2のAには電極1への刻印によりチャネル2が形成された電極1が示されている。この場合特にチャネル2の深さtを可変に調整できることがわかる。これはチャネル2がコーティングの切り欠きによって形成されるためコーティング厚さによってチャネルの深さが制限される図1の実施例とは異なる。図2の実施例では深さtは種々の値を取りうる。有利には深さtは10〜200μmである。
刻印により形成される図2のチャネル2はさらに、チャネルとは反対側の面に***部が生じ、これを後に電極の巻回しプロセスで積層される電極層のあいだの付加的なスペーサとして利用し、電解質流体の輸送のためのさらなるチャネルを形成できるという利点を有する。
図2のBには、図2のAと同様に刻印によって形成されるが、チャネル2どうしのあいだにほとんど間隔がなく、これらがそれぞれ直接に隣り合っている電極1が示されている。これによりチャネルの密度は最大となり、浸透時間は最短まで短縮される。
図3には矢印の長手方向に沿って延在する電極1が示されている。この電極は部分的にコーティング4の設けられたアルミニウムシート5から成る。シート5の左端に自由縁部7が存在しており、このため自由端部のコンタクトによって巻回体を電気化学セルの外部端子に接続することができる。図3からわかるように、チャネル2は相互に平行な曲線に沿って延在している。図3からはさらに、チャネル2が相互に交差し、交点6を形成していることがわかる。
図3に示されている電極は、有利には、電極面にきわめて均等に分布し、巻回体として完成させた後にもその体積全体にわたって均等に分布するチャネルを有する。これはローラを用いた刻印によって、特にローラの周面に沿って延在する切削突起により、ローラの回転の際の不連続性を回避して製造することができる。
図3のA,B,Cにはチャネル2の別の構成が示されている。電極1は図の矢印で示された長手方向に延在し、特に図4の巻回体の形成プロセスに適している。図3のAでは、チャネル2は相互に並列に等間隔で延在する直線状のブロックに沿って配置されている。こうしたチャネル2は例えばコーティング4を彫刻することにより形成される。
図3のBではチャネル2は平行にオフセットされた直線に沿って配置されている。各チャネル2は電極1の縁を始点として内側へ向かって延在するが、反対側の縁には達しない。チャネル2は交互に電極1の上方エッジと下方エッジとを始点にする。こうしたチャネル2は電解質を流し込むときに電極が空間的に上向きであっても下向きであってもかまわないという利点を有する。
図3のCでは、チャネル2は電極1の中央線に対してほぼ直角をなす直線状のブロックとして配置されている。これにより電極1の積層または巻回しによって形成された巻回体全体にわたって均等な浸透プロセスが達成される。特にチャネル2どうしの間隔が小さく、チャネル2を有さない電極1の長手方向部分が存在しなくなる。
図4には2つの電極11,12および2つのセパレータ91,92から成る巻回体8が示されている。セパレータ91,92は電気化学セルの機能に欠かせない流体状の電解質を収容するという役割を果たしている。さらにセパレータ91,92は対向する電極11,12の相反の極性が直接に短絡してしまうのを阻止する役割も果たしている。セパレータ91,92として例えば紙または多孔性プラスティックが使用される。紙を使用する場合、セパレータ91,92は有利には2層に構成され、セパレータ91,92の厚さ全体によって長く延在する気孔が阻止される。セパレータ91,92の厚さdSは典型的には10〜100μmである。電極11,12およびセパレータ91,92から成る積層体は巻回体8の軸線10を中心として巻き回されている。巻回体8が完成すると電極1のチャネル2は均等に分布することになる。
図4には、シートコーティングへのチャネルのパターニングにとって有利な層厚さの比が示されている。つまりここではシートコーティングは積層体のなかでも最大の厚さを有しており、大きなチャネルを形成することができる。
チャネルが大きくなるにつれて、巻回体における流体状の電解質と気体との交換が促進される。
さらに有利には、電極に加えてチャネルを備えたセパレータ9が設けられ、これにより浸透プロセスがさらに促進される。
図5には浸透過程が示されている。ここでは図4の巻回体8が円筒状のケーシング11に組み込まれている。ケーシング11の対称軸線と巻回し軸線10とは一致する。ケーシング11の表面には充填開口12が設けられており、漏斗13を用いて流体状の電解質3をケーシング内へ充填することができる。巻回体8のチャネル内での電解質3の流れ方向は曲線矢印によって示されている。対照実験として、チャネルのない巻回体と約5cmの間隔で配置された図3のAのチャネルを備えた図4の巻回体とに同じ電解質を浸透させて比較したところ、少なくとも係数60に及ぶ浸透時間の短縮が確認された。各チャネルは約4〜6cmまたは約1〜10cmずつ相互に間隔を置いて配置してもよい。電極の電気的および機械的特性が損なわれないようにするために、チャネルの間隔は有利には0.1cmよりも大きく選定される。浸透時間の短縮にとってはチャネルの間隔を30cmよりも小さくすると有利である。ここからチャネルの間隔は有利には0.5〜25cmの範囲で定められる。
図5のAには図5のものに類似しているが、充填開口12が直接に巻回体8のコアホール14の上方に配置された浸透装置が示されている。したがって浸透プロセスは巻回体8の下方、図の曲線矢印の表す方向から行われる。
ここでさらに実施例で説明した電気2重層コンデンサ用の電解質として、有利にはアセトニトリル中のテトラフルオロホウ酸テトラエチルアンモニウム0.5〜1.6Mが用いられることを指摘しておく。
電解質の粘度が増大するにつれて、より多くの広いチャネルが必要となる。
本発明は電気2重層コンデンサ、またアルミニウムシートおよび炭素コーティングを備えた電極への適用にとどまらず、流体状の電解質を有する全ての電気化学セル用電極に適用することができる。
第1の電極の長手断面図である。 第2および第3の電極の長手断面図である。 種々の電極の平面図である。 巻回体の横断面図である。 種々の電気化学セルの横断面図である。
符号の説明
1,11,12 電極、 2 チャネル、 3 電解質、 41,42 コーティング、 5 シート、 6 交点、 7 自由縁部、 8 巻回体、 91,92 セパレータ、 10 巻回体軸線、 11 ケーシング、 12 充填開口、 13 漏斗、 14 コアホール、 dB コーティング厚さ、 dF シート厚さ、 dS セパレータ厚さ、 b チャネル幅、 t チャネル深さ、 a 2つのチャネルの間隔

Claims (22)

  1. 流体状の電解質(3)を有する電気化学セル用電極(1)において、
    電解質流体の流れるチャネル(2)を有する
    ことを特徴とする電気化学セル用電極。
  2. コーティングされたシート(5)を有しており、該コーティング部分がチャネル(2)を有する、請求項1記載の電極。
  3. チャネル(2)は電極(1)の表面の溝として構成されている、請求項1または2記載の電極。
  4. チャネル(2)は電極(1)に刻印されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の電極。
  5. コーティングされたシート(5)を有しており、チャネル(2)は該シートのコーティングされていない部分領域によって形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の電極。
  6. チャネル(2)は0.1〜1mmの幅(b)を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の電極。
  7. チャネル(2)は10〜200μmの深さ(t)を有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の電極。
  8. 電極の長手方向に対してチャネル(2)は横断方向に延在している、請求項1から7までのいずれか1項記載の電極。
  9. チャネル(2)はほぼ等間隔かつ相互に並列な直線として延在している、請求項1から8までのいずれか1項記載の電極。
  10. 電極の長手方向に対してチャネル(2)は斜め方向に延在している、請求項1から7までのいずれか1項記載の電極。
  11. チャネル(2)は相互に並列な曲線に沿って延在している、請求項1から8までのいずれか1項記載の電極。
  12. チャネル(2)は相互に交差している、請求項1から7までのいずれか1項または請求項10に記載の電極。
  13. 炭素粉末でコーティングされた金属シートを含む、請求項1から12までのいずれか1項記載の電極。
  14. 請求項1から13までのいずれか1項記載の電極(11,12)が複数の層として上下に配置されていることを特徴とする電極巻回体。
  15. 請求項1から13までのいずれか1項記載の電極(11,12)が2つ巻き回されている、請求項14記載の電極巻回体。
  16. 流体状の電解質(3)を備えた電気化学セルにおいて、
    請求項14または15記載の電極巻回体(8)を有する
    ことを特徴とする電気化学セル。
  17. 請求項1から13までのいずれか1項記載の電気化学セル用電極の製造方法において、
    コーティングされたシートを電極の刻印前に高温でつや出しする
    ことを特徴とする電気化学セル用電極の製造方法。
  18. 電極のつや出し工程を電極巻回体の製造の巻回し工程に組み入れる、請求項17記載の方法。
  19. 請求項1から13までのいずれか1項記載の電気化学セル用電極の製造方法において、
    電極の刻印された金属シートを活性炭素でコーティングする
    ことを特徴とする電気化学セル用電極の製造方法。
  20. 請求項1から13までのいずれか1項記載の電気化学セル用電極の製造方法において、
    電極を形成するための刻印されていない金属シートを均等に活性炭素でコーティングし、
    コーティングのかき落としを吸引しながら活性炭素層にチャネルを切り欠く
    ことを特徴とする電気化学セル用電極の製造方法。
  21. チャネル(2)の切り欠きを振動ドリルにより行う、請求項20記載の方法。
  22. 請求項1から13までのいずれか1項記載の電気化学セル用電極の製造方法において、
    チャネル(2)の形成のために設けられた金属シートの領域の厚さをコーティング中に活性炭素でパターン状に増大し、同時にコーティングされていない領域を形成し、そこにチャネル(2)を形成する
    ことを特徴とする電気化学セル用電極の製造方法。
JP2004566726A 2003-01-21 2003-12-23 電気化学セル用電極、電極巻回体、電気化学セルおよび電気化学セル用電極の製造方法 Pending JP2006513574A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10302119A DE10302119A1 (de) 2003-01-21 2003-01-21 Elektrode für eine elektrochemische Zelle, Elektrodenwickel und elektrochemische Zelle
PCT/DE2003/004288 WO2004066325A1 (de) 2003-01-21 2003-12-23 Elektrode für eine elektrochemische zelle, elektrodenwickel, elektrochemische zelle und verfahren zur herstellung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006513574A true JP2006513574A (ja) 2006-04-20

Family

ID=32602818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004566726A Pending JP2006513574A (ja) 2003-01-21 2003-12-23 電気化学セル用電極、電極巻回体、電気化学セルおよび電気化学セル用電極の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20060210874A1 (ja)
EP (1) EP1586100A1 (ja)
JP (1) JP2006513574A (ja)
CN (1) CN1742350A (ja)
DE (1) DE10302119A1 (ja)
WO (1) WO2004066325A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060130A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Fdk Corp 蓄電素子およびその製造方法
WO2011034163A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 ダイハツ工業株式会社 電気化学セルおよび電気化学キャパシタ
JP2011066324A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Daihatsu Motor Co Ltd 電気化学セル
KR101439834B1 (ko) 2012-11-08 2014-09-17 주식회사 엘지화학 플렉서블 젤리롤 타입 2차 전지
JP2014220042A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 日産自動車株式会社 電極、電極の製造方法及び電池
KR20170034724A (ko) * 2015-09-21 2017-03-29 주식회사 엘지화학 무지 부를 포함하는 리튬 이차전지용 음극 및 이를 포함하는 리튬 이차전지
KR20180106370A (ko) * 2017-03-20 2018-10-01 주식회사 엘지화학 전해액 함침성을 향상시키기 위한 전지셀의 제조방법
JP7454705B2 (ja) 2020-05-09 2024-03-22 ビーワイディー カンパニー リミテッド 電極シート、捲回式電池セル及び電池
JP7459300B2 (ja) 2020-05-09 2024-04-01 ビーワイディー カンパニー リミテッド 電極シート、捲回式電池セル及び電池

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006035468A1 (de) * 2006-11-29 2008-06-05 Dilo Trading Ag Modifizierte Elektroden für elektrische Energiespeicher
US8598073B2 (en) 2009-04-20 2013-12-03 Corning Incorporated Methods of making and using activated carbon-containing coated substrates and the products made therefrom
US9209464B2 (en) * 2009-09-24 2015-12-08 Corning Incorporated Current collectors having textured coating
DE102011012274A1 (de) * 2010-03-18 2011-09-22 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zum drucktechnischen Erzeugen einer strukturierten Fläche
WO2013125613A1 (ja) * 2012-02-21 2013-08-29 日本ケミコン株式会社 電解コンデンサ
DE102013108266A1 (de) * 2013-08-01 2015-02-05 Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa Verfahren und Anlage zur Herstellung einer Elektrodenplatte, Elektrodenplatte und elektrochemischer Akkumulator
CN109390558B (zh) * 2018-09-29 2021-01-01 华中科技大学 一种锂离子电池极片及其制造方法
CN112542616A (zh) * 2020-12-04 2021-03-23 东莞新能安科技有限公司 电化学装置和电子装置
JP7286696B2 (ja) * 2021-03-15 2023-06-05 本田技研工業株式会社 電池用部材の製造方法及び製造装置
CN114203970B (zh) * 2021-11-30 2024-04-19 华中科技大学 一种改善锂电池电解液浸润性的电极极片及其制备方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE607863C (de) * 1931-09-09 1935-01-09 Elek Zitaets Akt Ges Hydrawerk Elektrischer Kondensator mit getraenktem Faserstoffdielektrikum
CH254657A (de) * 1944-05-19 1948-05-15 Philips Nv Elektrolytischer Kondensator, bei dem mindestens eine der gewickelten Elektroden aus gewellter Folie besteht.
US3746953A (en) * 1972-05-19 1973-07-17 Mc Graw Edison Co Electrical capacitor
DE2725760C2 (de) * 1977-06-07 1982-10-28 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Walze zum faltenfreien Führen von Aluminium-Folien für Kondensatoren
US4348712A (en) * 1978-10-18 1982-09-07 General Electric Company Capacitor with embossed electrodes
DE3005370A1 (de) * 1980-02-13 1981-08-20 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Wickel-elektrolytkondensator und verfahren zu seiner herstellung
DE3108241A1 (de) * 1981-03-05 1982-09-16 Varta Batterie Ag, 3000 Hannover Separator fuer akkumulatoren, insbesondere bleiakkumulatoren aus einer poroesen platte mit ausgepraegten erhebungen
US4439812A (en) * 1981-11-02 1984-03-27 General Electric Company Impregnated capacitor foil
DE3325343A1 (de) * 1983-07-13 1985-01-24 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Elektrischer kondensator mit ueberdruckabreisssicherung
DE3817187A1 (de) * 1988-05-20 1989-11-23 Prufrex Elektro App Kondensatorzuendanlage
DE3817903A1 (de) * 1988-05-26 1989-11-30 Siemens Ag Elektrischer kondensator
US5415768A (en) * 1990-04-23 1995-05-16 Andelman; Marc D. Flow-through capacitor
JP4029468B2 (ja) * 1998-05-22 2008-01-09 宇部興産株式会社 電池の電解液供給方法および装置
JP2001006749A (ja) * 1999-06-25 2001-01-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc リチウム二次電池
DE19961840C1 (de) * 1999-12-21 2001-07-05 Epcos Ag Verfahren zur Herstellung eines regelmäßigen Mehrschichtsaufbaus für insbesondere elektrische Doppelschichtkondensatoren und Vorrichtung dafür
DE10039436C2 (de) * 2000-08-11 2003-01-16 Epcos Ag Elekrochemischer Doppelschichtkondensator
DE10060653A1 (de) * 2000-12-06 2002-06-20 Epcos Ag Elektrischer Doppelschicht-Kondensator
DE10103994B4 (de) * 2001-01-30 2005-04-28 Epcos Ag Elektrolytlösung für elektrochemische Doppelschichtkondensatoren
DE10128581B4 (de) * 2001-06-13 2005-04-07 Epcos Ag Elektrolytlösung für elektrochemische Kondensatoren
WO2003077328A2 (de) * 2002-03-08 2003-09-18 Epcos Ag Verfahren und vorrichtung zum einfüllen flüchtiger flüssigkeiten in gehäuse elektrischer bauelemente und zum verschliessen der gehäuse
DE20204027U1 (de) * 2002-03-13 2002-06-06 Epcos Ag Becherförmiges Gehäuse und Kondensator mit dem Gehäuse
DE10212609B4 (de) * 2002-03-21 2015-03-26 Epcos Ag Elektrolytlösung und deren Verwendung
US6798638B2 (en) * 2002-03-29 2004-09-28 Epcos Ag Pot-shaped housing and cover for capacitors
DE10248752A1 (de) * 2002-10-18 2004-05-13 Epcos Ag Kondensator, dessen Verwendung sowie ein Verfahren zur Erhöhung der maximalen Ladungen von Kondensator-Elektroden
DE10339156B3 (de) * 2003-08-26 2005-03-17 Epcos Ag Schaltungsanordnung mit mehreren Kapazitäten

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060130A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Fdk Corp 蓄電素子およびその製造方法
WO2011034163A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 ダイハツ工業株式会社 電気化学セルおよび電気化学キャパシタ
JP2011066324A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Daihatsu Motor Co Ltd 電気化学セル
US8691435B2 (en) 2009-09-18 2014-04-08 Daihatsu Motor Co., Ltd. Electrochemical cell and electrochemical capacitor
US9478824B2 (en) 2012-11-08 2016-10-25 Lg Chem, Ltd. Flexible jelly-roll type secondary battery
KR101439834B1 (ko) 2012-11-08 2014-09-17 주식회사 엘지화학 플렉서블 젤리롤 타입 2차 전지
JP2014220042A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 日産自動車株式会社 電極、電極の製造方法及び電池
KR20170034724A (ko) * 2015-09-21 2017-03-29 주식회사 엘지화학 무지 부를 포함하는 리튬 이차전지용 음극 및 이를 포함하는 리튬 이차전지
KR102103895B1 (ko) * 2015-09-21 2020-04-24 주식회사 엘지화학 무지 부를 포함하는 리튬 이차전지용 음극 및 이를 포함하는 리튬 이차전지
KR20180106370A (ko) * 2017-03-20 2018-10-01 주식회사 엘지화학 전해액 함침성을 향상시키기 위한 전지셀의 제조방법
KR102265221B1 (ko) * 2017-03-20 2021-06-16 (주)엘지에너지솔루션 전해액 함침성을 향상시키기 위한 전지셀의 제조방법
JP7454705B2 (ja) 2020-05-09 2024-03-22 ビーワイディー カンパニー リミテッド 電極シート、捲回式電池セル及び電池
JP7459300B2 (ja) 2020-05-09 2024-04-01 ビーワイディー カンパニー リミテッド 電極シート、捲回式電池セル及び電池

Also Published As

Publication number Publication date
DE10302119A1 (de) 2004-07-29
CN1742350A (zh) 2006-03-01
EP1586100A1 (de) 2005-10-19
US20060210874A1 (en) 2006-09-21
WO2004066325A1 (de) 2004-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006513574A (ja) 電気化学セル用電極、電極巻回体、電気化学セルおよび電気化学セル用電極の製造方法
EP0112923B1 (en) Double electric layer capacitor
CN1192445C (zh) 电极、发电元件和电池
US8411413B2 (en) High voltage EDLC cell and method for the manufacture thereof
EP1911053B1 (en) Multilayered electrochemical energy storage device and method of manufacture thereof
US6714402B2 (en) Microfabricated electrochemical device separators
EP2749394B1 (en) Electrode structures manufactured by co-extrusion printing
JP2009117590A (ja) 固体電解コンデンサ、固体電解コンデンサ素子およびその製造方法
WO2010029598A1 (ja) コンデンサ用電極箔とそれを用いた電解コンデンサ、およびコンデンサ用電極箔の製造方法
JP2013134977A (ja) 電極、二次電池、電極の製造方法及び車両
JP2019057700A (ja) 容量性エネルギー貯蔵デバイス及び同デバイスを作製する方法
JP2007067285A (ja) 電気二重層キャパシタ
JP2007273738A (ja) 多孔質絶縁膜、分極性電極ならびにその製造方法、電気二重層キャパシタ
JP2002304988A (ja) 電池電極の製造方法
AU2018329871B2 (en) Capacitive energy storage device and method of producing the same
JPH097893A (ja) 電気二重層キャパシタ及びその製造方法
JP5294809B2 (ja) ニッケル焼結基板の製造方法
DE10333550B4 (de) Elektrochemischer Doppelschichtkondensator und Verfahren zur Imprägnierung eines Doppelschichtkondensators
JPH0298914A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP4041926B2 (ja) 電解コンデンサおよびその製造方法
JP2004228345A (ja) 分極性電極とそれを用いた積層型電気二重層キャパシタ
EP3525266B1 (en) Battery electrode structure for interdigitated finger co-extrusion
WO2023153447A1 (ja) 二次電池および二次電池の製造方法
JP2006324322A (ja) 電気化学素子およびその処理方法
JP2020161670A (ja) 電気化学デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100303