JP2006352553A - 車載通信システム及び車載ゲートウェイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信ネットワークにノードとして接続されている車載機器(ECU)を車載ゲートウェイ装置が確実に認識できるようにする。
【解決手段】通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されている各ECU10が自己の受信診断の結果として記憶している診断結果情報を読み出し、これら各ECU10から読み出した診断結果情報を車載ゲートウェイ装置20が統合的に解析して、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際にどのECU10が接続されているのかを認識する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載機器がノードとして接続される複数の通信ネットワークを車載ゲートウェイ装置で接続した車載通信システム、及びこの車載通信システムに用いられる車載ゲートウェイ装置に関する。
車両に搭載される各種車載電装品は、各種センサによって検出される車両の状態やドライバからの操作入力等に応じて、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれるコントローラによって電気的に動作制御されている。また、近年では、複数のECUを通信バスに接続して通信ネットワークを構築し、これら複数のECU間で通信を行って情報を共有する車載通信システムも提案されている。
このような車載通信システムにおいて、通信ネットワークのノードとして接続される各ECUは、一般に、通信ネットワークを介して自己が受信することとなっている他のECUからの送信フレームを実際に受信できたか否かの受信診断を行い、その結果を診断結果情報として記憶する機能を有している。このECUが記憶する診断結果情報は、後に、通信ネットワーク上に生じた故障を解析するための診断機が通信ネットワークに接続されたときに、当該診断機によって読み出される。診断機は、各ECUから読み出した診断結果情報を分析することによって、例えば通信バスの断線箇所の特定などを行う。
ところで、近年では、車両の電子化に伴って車両に搭載されるECUの数が増加傾向にあり、これら車両に搭載される全てのECUを1つの通信バスに接続して通信ネットワークを構築すると、通信バスの負荷が大きくなりすぎて、適切な通信が阻害される懸念がある。このため、通常は、1つの通信バスに接続するECUの数を制限し、その数を超えるECUを接続する場合には、複数の通信バスを用いてECUを分散させて接続し、複数の通信ネットワークを構築するようにしている。そして、これら複数の通信ネットワークを車載ゲートウェイ装置を用いて相互に接続することで、統合された車載通信システムとして構成するという対策が採られている。
このような複数の通信ネットワークが統合された車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置は、複数の通信ネットワーク間のフレーム転送処理を行う。すなわち、車載ゲートウェイ装置は、複数の通信ネットワーク間で転送すべきフレームの設定を行ってその情報を記憶しておき、一方の通信バス上に転送すべきフレームが流れると、そのフレームを取得して他方の通信バス上に流すという機能を有している。
車載ゲートウェイ装置における転送フレーム設定の手法としては、例えば、車載通信システムを構築する際に車載ゲートウェイ装置が転送すべきフレームを予め設定して、その情報を車載ゲートウェイ装置に記憶させておくという手法が考えられるが、この手法では、後に新たなECUをノードとして追加する場合に対応できない。そこで、新たなノードの追加にも適切に対応できるようにするために、ノードとして通信ネットワークに接続されたECUが設定情報などを車載ゲートウェイ装置に送信するようにし、車載ゲートウェイ装置が各ECUからの情報を受信することでこれらECUの存在を認識して、転送すべきフレームの設定などの処理を行うという手法も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−152244号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、例えば、ノードとして通信ネットワークに接続されたECUに何らかの通信障害が生じていて、当該ECUから車載ゲートウェイ装置に対して設定情報などの送信が行われない場合には、実際には当該ECUはノードとして通信ネットワークに接続されているにも拘わらず、車載ゲートウェイ装置は、当該ECUの存在を認識できず、転送フレームの設定を適切に行えないという問題が生じる。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、通信ネットワークにノードとして接続されている車載機器(ECU)を車載ゲートウェイ装置が確実に認識できるようにした車載通信システム、及び、通信ネットワークにノードとして接続されている車載機器(ECU)を確実に認識することができる車載ゲートウェイ装置を提供することを目的としている。
本発明は、前記目的を達成するために、車載ゲートウェイ装置が、車載機器が記憶している診断結果情報に基づいて、通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識する。通信ネットワークにノードとして接続される各車載機器は、自己が受信すべきフレームの受信診断を行ってその結果を診断結果情報として記憶する機能を有している。そして、ある車載機器が通信ネットワーク上の他の車載機器からのフレームを受信しようとしたときに、他の車載機器の通信障害などによりそのフレームの受信ができない場合には、当該車載機器の診断結果情報として、通信ネットワーク上の他の車載機器からのフレームの受信不良を示す情報が記憶される。この情報から、通信障害が生じている他の車載機器が通信ネットワークにノードとして接続されていることが分かるので、車載ゲートウェイ装置は、各車載機器の診断結果情報を集約することで、通信ネットワークのノードとしてどの車載機器が接続されているかを認識することができる。
本発明によれば、複数の通信ネットワーク間のフレーム転送処理を行う車載ゲートウェイ装置が、通信ネットワークにノードとして接続されている車載機器を確実に認識することができる。したがって、車載ゲートウェイ装置での転送フレームの設定などの処理を適切に行うことができる。
(システム概要)
本発明が適用される車載通信システムは、車両に搭載される車載機器としての複数のECU間で通信を行って情報を共有するものであり、例えば図1に示すように、複数の通信ネットワーク(図1に示す例では2つの通信ネットワークNT1,NT2)を車載ゲートウェイ装置20で結んで、統合された通信システムとして構成されたものである。この図1に示す車載通信システムでは、一方の通信ネットワークNT1の通信バスB1を流れるフレームの一部を車載ゲートウェイ装置20を介して他方の通信ネットワークNT2の通信バスB2に転送し、また、他方の通信ネットワークNT2の通信バスB2を流れるフレームの一部を車載ゲートウェイ装置20を介して一方の通信ネットワークNT1の通信バスB1に転送することで、一方の通信ネットワークNT1のノードとして通信バスB1に接続されているECU10A,10B,10C,10Dと、他方の通信ネットワークNT2のノードとして通信バスB2に接続されているECU10E,10F,10G,10Hとの間でフレームの送受信を行うことが可能とされている。
この車載通信システムにおいて、通信バスB1に接続されているECU10A,10B,10C,10D、及び、通信バスB2に接続されているECU10E,10F,10G,10H(以下、これらを特に区別しないときにはECU10と総称する)は、それぞれ、通信ネットワークNT1,NT2を介して自己が受信することとなっている他のECU10からの送信フレームを実際に受信できたか否かの受信診断を行い、その結果を診断結果情報として記憶する機能を有している。これら各ECU10が記憶する診断結果情報は、基本的には、通信ネットワークNT1,NT2に故障が生じたときなどに、診断機が接続されることで各ECU10から読み出され、例えば通信バスの断線箇所の特定などの故障解析に利用される。
本発明は、この各ECU10が記憶している診断結果情報を車載ゲートウェイ装置20での処理に利用するようにしたものであり、車載ゲートウェイ装置20が、これら各ECU10が記憶している診断結果情報に基づいて、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際にどのECU10が接続されているのかを認識するようにした点に大きな特徴を有する。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、各ECU10に対する診断結果情報の送信要求を車載ゲートウェイ装置20が行う例を第1の実施形態とし、各ECU10に対する診断結果情報の送信要求を診断機が行って、その診断機の送信要求に応じて各ECU10から送信される診断結果情報を車載ゲートウェイ装置20が受信する例を第2の実施形態とし、各ECU10から送信される診断結果情報を診断機が受信して、車載ゲートウェイ装置20が診断機に対して受信した診断結果情報の送信を要求する例を第3の実施形態とし、診断機が受信した診断結果情報に基づいて通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際にどのECU10が接続されているかを認識してノード情報として記憶し、車載ゲートウェイ装置20が診断機に対してこのノード情報の送信を要求する例を第4の実施形態として、これらの各実施形態を例示的に説明するが、本発明の技術的範囲は、これらの実施形態の説明で開示した内容に限定されるものではなく、これらの開示から容易に導き得る様々な代替技術も含まれることは勿論である。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態の車載通信システムにおいて、通信ネットワークNT1,NT2にノードとして接続される各ECU10、車載ゲートウェイ装置20は、例えば図2に示すような内部構成とされている。
すなわち、ECU10は、機能制御部11と、送信部12と、受信部13と、受信診断部14とを備える。
機能制御部11は、当該ECU10の機能を統括的に制御するものであり、当該ECU10に接続されている各種センサの検出値やドライバからの操作入力、他のECU10からデータフレームとして送信された各種情報などに基づいて、車載電装品の動作制御を実行する。また、この機能制御部11は、当該ECU10が取得した情報で他のECU10が要求する情報について、他のECU10に送信可能なデータフレームを作成する機能も有している。
送信部12は、機能制御部11で作成されたデータフレームや、受信診断部14で作成された診断結果フレームの送信処理を行うものである。この送信部12から送信されたデータフレームや診断結果フレームは、当該ECU10が接続されている通信バス(通信バスB1または通信バスB2)を流れることになる。受信部13は、当該ECU10が接続されている通信バス(通信バスB1または通信バスB2)を流れるフレームを監視して、他のECUから送信された自己宛のデータフレームや、車載ゲートウェイ装置20から送信された診断結果送信要求フレームが流れている場合に、これらを受信する。
受信診断部14は、当該ECU10が受信すべき他のECU10からのデータフレームを実際に受信できたか否かを診断するものである。この受信診断部14は、受信診断の結果を診断結果情報として記憶しており、受信部13が車載ゲートウェイ装置20から送信された診断結果送信要求フレームを受信したときには、この診断結果情報を示す診断結果フレームを作成する。この受信診断部14が作成した診断結果フレームは、送信部12から当該ECU10が接続されている通信バス(通信バスB1または通信バスB2)を介して車載ゲートウェイ装置20へと送信される。
なお、図2においては、ECU10Aの内部構成のみを図示しているが、他のECU10B〜10Hも同様の内部構成とされている。また、本実施形態の車載通信システムでは、これらECU10A〜10H以外に、ECU10IとECU10Jとが通信バスB1に接続可能とされ、ECU10Kが通信バスB2に接続可能とされているが、これらECU10I,10J,10Kは未接続の状態にあるものとする。
一方、車載ゲートウェイ装置20は、受信部21a,21bと、接続ノード認識部22と、転送フレーム設定部23と、転送処理部24a,24bと、診断結果送信要求部25a,25bと、送信部26a,26bとを備える。
受信部21aは、通信バスB1を流れる各種フレームを受信して当該車載ゲートウェイ装置20内部に取り込むものである。この受信部21aは、受信したフレームが通信バスB1に接続されたECU10からのデータフレームであれば、このデータフレームを転送処理部24aへと送り、受信したフレームが通信バスB1に接続されたECU10からの診断結果フレームであれば、この診断結果フレームを接続ノード認識部22へと送る。また、受信部21bは、通信バスB2を流れる各種フレームを受信して当該車載ゲートウェイ装置20内部に取り込むものである。この受信部21bは、受信したフレームが通信バスB2に接続されたECU10からのデータフレームであれば、このデータフレームを転送処理部24bへと送り、受信したフレームが通信バスB2に接続されたECU10からの診断結果フレームであれば、この診断結果フレームを接続ノード認識部22へと送る。
接続ノード認識部22は、当該車載ゲートウェイ装置20が送信した診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から送信された診断結果フレームに基づいて、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10を認識するものである。すなわち、この接続ノード認識部22は、通信バスB1に接続されたECU10から送信されて受信部21aによって受信された診断結果フレームを取り込むとともに、通信バスB2に接続されたECU10から送信されて受信部21bによって受信された診断結果フレームを取り込む。そして、これらの診断結果フレームを統合的に解析して、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続される可能性のあるECU10A〜10Kのうちで、実際にどのECU10が接続されているのかを認識する。
転送フレーム設定部23は、接続ノード認識部22の認識結果に基づいて、当該車載ゲートウェイ装置20が通信ネットワークNT1と通信ネットワークNT2との間で転送すべきデータフレームの設定を行うものである。すなわち、この転送フレーム設定部23は、予め通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続される可能性のあるECU10A〜10Kに関連するフレームリスト(ECU10A〜10Kが送信するデータフレームであって転送が必要とされるデータフレームのリスト)を保持しており、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際にどのECU10が接続されているのかが接続ノード認識部22によって認識されると、その情報を読み込んで、フレームリストに登録されているデータフレームのうちで、実際に通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10に関連するデータフレームを、転送すべきフレームであると認識して、そのID(識別番号)を記憶する。
転送処理部24aは、通信バスAに接続されたECU10から送信されて受信部21aで受信されたデータフレームのうちで、転送が必要なデータフレームを選別して送信部26bに送るものである。すなわち、この転送処理部24aは、転送フレーム設定部23によって転送フレームとして設定されたデータフレームのIDに基づいて、受信部21aが受信したデータフレームをフィルタリングして、転送が必要なデータフレームに対してのみ送信部26bに送り、転送が必要でないデータフレームは破棄する。また、転送処理部24bは、通信バスBに接続されたECU10から送信されて受信部21bで受信されたデータフレームのうちで、転送が必要なデータフレームを選別して送信部26aに送るものである。すなわち、この転送処理部24bは、転送フレーム設定部23によって転送フレームとして設定されたデータフレームのIDに基づいて、受信部21bが受信したデータフレームをフィルタリングして、転送が必要なデータフレームに対してのみ送信部26aに送り、転送が必要でないデータフレームは破棄する。
診断結果送信要求部25は、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されている各ECU10に対して、各ECU10の受信診断部14が記憶している診断結果情報の送信を要求するための診断結果送信要求フレームを作成するものである。この診断結果送信要求部25により作成された診断結果送信要求フレームは、送信部26aから通信バスB1に接続されている各ECU10へと送信され、送信部26bから通信バスB2に接続されている各ECU10へと送信される。
送信部26aは、転送処理部24bで転送が必要なデータフレームとして選別されたデータフレームや、診断結果送信要求部25で作成された診断結果送信要求フレームの送信処理を行うものである。この送信部26aでの送信処理により、通信バスB2に接続されたECU10からのデータフレームが通信バスB1側へと転送されて、通信バスB1に接続されたECU10によって受信されることになる。また、送信部26bは、転送処理部24aで転送が必要なデータフレームとして選別されたデータフレームや、診断結果送信要求部25で作成された診断結果送信要求フレームの送信処理を行うものである。この送信部26bでの送信処理により、通信バスB1に接続されたECU10からのデータフレームが通信バスB2側へと転送されて、通信バスB2に接続されたECU10によって受信されることになる。
以上のように構成される本実施形態の車載通信システムでは、例えばシステム起動時等において、車載ゲートウェイ装置20により図3に示すような手順に従って転送フレームの設定が行われる。すなわち、本実施形態の車載通信システムが起動されると、まずステップS1において、車載ゲートウェイ装置20の診断結果送信要求部25が、診断結果送信要求フレームを作成する。この診断結果送信要求部25により作成された診断結果送信要求フレームは、送信部26aから通信バスB1上に送出されて、通信バスB1に接続されている各ECUによって受信されるとともに、送信部26bから通信バスB2上に送出されて、通信バスB2に接続されている各ECU10によって受信される。
次に、ステップS1で送信した診断結果送信要求フレームに対する応答として、各ECU10から診断結果フレームが送信されると、ステップS2において、これら各ECU10からの診断結果フレームを受信部21a,21bが受信して、接続ノード認識部22へと送る。そして、ステップS3において、接続ノード認識部22が、これら各ECU10からの診断結果フレームを統合的に解析して、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10を認識する処理を行う。
具体的な例を挙げて説明すると、例えば図2に示したシステム構成で、通信ネットワークNT1のノードとして実際に通信バスB1に接続されているECU10A,10B,10C,10Dの他に、ECU10I,10Jが通信ネットワークNT1のノードとして通信バスB1に接続される可能性があるものとする。また、通信ネットワークNT2のノードとして実際に通信バスB2に接続されているECU10E,10F,10G,10Hの他に、ECU10Kが通信ネットワークNT2のノードとして通信バスB2に接続される可能性があるものとする。そして、ECU10AはECU10B,10E,10Hからのデータフレーム、ECU10BはECU10A,10E,10Gからのデータフレーム、ECU10CはECU10B,10E,10Hからのデータフレーム、ECU10DはECU10A,10E,10F,10Gからのデータフレーム、ECU10EはECU10B,10Gからのデータフレーム、ECU10FはECU10B,1010E,10Hからのデータフレーム、ECU10GはECU10A,10D,10Eからのデータフレームをそれぞれ受信することになっており、ECU10Hは何らかの送信障害が発生してフレームの送信が行えない状態になっているものとする。
この場合、診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から送信された診断結果フレームを統合的に解析すると、図4に示すような解析結果が得られる。この図4に示す各ECU10の受信診断結果のうち、「正常」は当該ECU10が受信すべき他のECU10からのデータフレームを正常に受信できたことを示し、「異常」は当該ECU10が受信すべき他のECU10からのデータフレームを正常に受信できなかったことを示し、「未診断」は受信診断を行っていないことを示している。
ステップS3の接続ノードの認識処理では、まず、接続ノード認識部22が、診断結果フレームの送信元となっているECU10については通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に接続されていることを認識する。図4の例では、接続ノード認識部22は、受信した診断結果フレームの送信元であるECU10A〜10Gについて、これらECU10A〜10Gが通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に接続されていることを認識する。
次に、接続ノード認識部22は、診断結果フレームを送信していない(車載ゲートウェイ装置20が受信していない)にも拘わらず、他のECU10の受信診断結果に受信診断を行った結果が残っているECU10があるかどうかを確認し、このようなECU10があれば、このECU10についても通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に接続されているものと認識する。図4の例では、車載ゲートウェイ装置20がECU10Hからの診断結果フレームを受信していないが、他のECU10A〜10Gから送信された診断結果フレームを確認すると、ECU10A,10C,10Fの受信診断結果としてECU10Hの「異常」を示す診断結果が残っている。つまり、ECU10Hは、フレームの送信が行えない状態にあるが、通信ネットワークNT1のノードとして接続されていると判断できる。したがって、接続ノード認識部22は、ECU10A〜10Gの他、ECU10Hについても、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に接続されているものと認識する。
一方、接続ノード認識部22は、診断結果フレームを送信しておらず、且つ、他のECU10の受信診断結果に受信診断を行った結果も残っていないECU10については、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続される可能性はあるが、実際には接続されていないものと判断する。図4に示す例では、車載ゲートウェイ装置20がECU10I,10J,10Kからの診断結果フレームを受信しておらず、且つ、他のECU10A〜10Gから送信された診断結果フレームを確認しても、これらECU10I,10J,10Kに対しては全て「未診断」となっているので、接続ノード認識部22は、これらECU10I,10J,10Kについては、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されていないと判断する。
ステップS3で接続ノード認識部22により接続ノードの認識処理が行われると、次に、ステップS4において、転送フレーム設定部23が、接続ノード認識部22の認識結果に基づいて、当該車載ゲートウェイ装置20が通信ネットワークNT1と通信ネットワークNT2との間で転送すべきデータフレームを設定する処理を行う。
具体的には、転送フレーム設定部23は、例えば図5に示すように、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続される可能性のあるECU10A〜10Kに関連するフレームリストを保持している。このフレームリストには、ECU10A〜10Kが送信するデータフレームであって転送が必要とされるデータフレーム全てのIDが登録されている。転送フレーム設定部23は、接続ノード認識部22により接続ノードの認識処理が行われると、その認識結果に基づき、このフレームリストに登録されているデータフレームのうちで、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に接続されているECU10に関連するもののみを、転送フレームとしてそのIDを記憶する。
上述した例では、ECU10A〜10Hが接続ノード認識部22により接続ノードとして認識されたので、転送フレーム設定部23は、通信バスB1側から通信バスB2側に転送すべき転送フレームとして、データフレームA−1のID、データフレームA−2のID、データフレームA−3のID、データフレームB−1のID、データフレームB−2のID、データフレームC−1のID、データフレームC−2のID、データフレームD−1のIDをそれぞれ記憶し、通信バスB2側から通信バスB1側に転送すべき転送フレームとして、データフレームE−1のID、データフレームE−2のID、データフレームF−1のID、データフレームF−2のID、データフレームF−3のID、データフレームG−1のID、データフレームH−1のID、データフレームH−2のIDをそれぞれ記憶する。
本実施形態の車載通信システムでは、以上のようにして車載ゲートウェイ装置20における転送フレームの設定処理が行われると、その後、通信バスB1に接続されているECU10A〜10Dから送信されたデータフレームのうちで、通信バスB2に接続されたECU10E〜10H宛のデータフレームは、車載ゲートウェイ装置20の転送処理部24aでの処理によりバスB2側に転送され、宛先のECU10E〜10Hによって受信されることになる。また、通信バスB2に接続されているECU10E〜10Gから送信されたデータフレームのうちで、通信バスB1に接続されたECU10A〜10D宛のデータフレームは、車載ゲートウェイ装置20の転送処理部24bでの処理によりバスB1側に転送され、宛先のECU10A〜10Dによって受信されることになる。
以上、具体的な例を挙げて詳細に説明したように、本実施形態の車載通信システムでは、例えばシステム起動時等の所定のタイミングで、車載ゲートウェイ装置20の診断結果送信要求部25が診断結果送信要求フレームを作成し、この診断結果送信要求フレームを送信部26a,26bを介して通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されている各ECU10に送信するようにしている。そして、診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から送信された診断結果フレームを受信部21a,21bで受信して、受信した各ECU10からの診断結果フレームに基づいて、接続ノード認識部22が通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に通信バスB1,B2にどのECU10が接続されているかを認識するようにしている。そして、接続ノード認識部22の認識結果に基づいて、転送フレーム設定部23が通信ネットワークNT1の通信バスB1と通信ネットワークNT2の通信バスB2との間で転送すべきデータフレームを転送フレームとして設定するようにしている。したがって、この車載通信システムによれば、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10のうちの何れかに通信障害が生じているような状況であっても、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10を確実に認識して、転送フレームの設定などの処理を適切に行うことができる。
また、本実施形態の車載通信システムによれば、ノードとして通信ネットワークNT1,NT2に接続された各ECU10が設定情報などを車載ゲートウェイ装置20に送信することなく、その存在を車載ゲートウェイ装置20が認識できるので、ECU10の構成を簡素化することができる。
なお、以上説明した車載通信システムでは、車載ゲートウェイ装置20の転送処理部24a,24bがデータフレームの転送処理のみを行うようにしているが、この車載ゲートウェイ装置20の転送処理部24a,24bに、ECU10と同様の受信診断を行う機能を持たせるようにしてもよい。この場合、車載ゲートウェイ装置20の転送処理部24a,24bは、例えば図6に示すように、転送フレーム選別部27と受信診断部28とを備える構成とされる。そして、受信部21a,21bで車載ゲートウェイ装置20内部に取り込まれたECU10からのデータフレームが、転送フレーム選別部27において、転送フレーム設定部23の情報に基づいてフィルタリングされ、転送フレームのみが、受信診断部28での受信診断実行後に転送される。受信診断部28では、転送フレーム設定部23で転送フレームとして設定された全てのデータフレームに対する受信診断を行い、その結果を診断結果情報として記憶する。この診断結果情報は、ECU10の診断結果情報と同様に、診断機が接続されることで読み出されて故障解析などに利用される。
このように車載ゲートウェイ装置20の転送処理部24a,24bに受診診断を行う機能を持たせた場合には、ECU10の診断結果情報と合わせてこの車載ゲートウェイ装置20の診断結果情報を用いて故障解析を行うことで、故障解析の精度を向上させることが可能となる。具体的な例を挙げて説明すると、例えば上述したように通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されている一部のECU10(上述した例ではECU10H)に通信障害が生じてデータフレームの送信ができない状態となっている場合、他のECU10(例えばECU10A)の受信診断の結果として「異常」を示す診断結果が残るが、この診断結果情報を参照しただけでは、故障箇所が通信バスB1,B2のどちら側なのか、または車載ゲートウェイ装置20の故障なのかを判断できず、故障箇所の特定が困難である。これに対して、各ECU10の診断結果情報に合わせて車載ゲートウェイ装置20の診断結果情報を用いて故障解析を行えば、より詳細な解析が可能となり、上述した例では、ECU10Hの通信障害を一意に特定することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の車載通信システムは、各ECU10に対する診断結果情報の送信要求を診断機が行って、診断機の送信要求に応じて各ECU10から送信される診断結果情報を車載ゲートウェイ装置20が受信して接続ノードの認識及び転送フレームの設定を行うようにした例である。なお、本実施形態の車載通信システムにおけるその他の基本的な構成は上述した第1の実施形態と同様であるので、以下、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明し、第1の実施形態と同様の部分については、図中同一の符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態の車載通信システムでは、図7に示すように、通信ネットワークNT1の通信バスB1、或いは通信ネットワークNT2の通信バスB2の何れか一方(図7に示す例では通信バスB1)に診断機30が接続されている。この診断機30は、通常は通信ネットワークNT1,NT2上に生じた故障を解析するために用いられるものであるが、本実施形態の車載通信システムでは、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に通信バスB1,B2に接続されているECU10を車載ゲートウェイ装置20に認識させるために、この診断機30を用いるようにしている。
診断機30は、図7に示すように、機能制御部31と、送信部32と、受信部33と、診断結果送信要求部34とを備える。
機能制御部31は、当該診断機30の機能を統括的に制御するものであり、診断対象となる通信ネットワークNT1,NT2上の各ECU10から診断結果フレームとして送信された診断結果情報に基づいて、通信ネットワークNT1,NT2上に生じた故障の解析を行う。また、この機能制御部31は、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に通信バスB1,B2に接続されているECU10を車載ゲートウェイ装置20に認識させる処理(以下、コンフィグレーションと呼ぶ)を実行する機能を有し、このコンフィグレーションを実行する際には、コンフィグレーションの開始を車載ゲートウェイ装置20に知らせるためのコンフィグスタートコマンドを作成する。
送信部32は、機能制御部31で作成されたコンフィグスタートコマンドや、診断結果送信要求部34で作成された診断結果送信要求フレームの送信処理を行うものである。この送信部12から送信されたコンフィグスタートコマンドは、車載ゲートウェイ装置20により受信される。また、この送信部12から送信された診断結果送信要求フレームは、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に通信バスB1,B2に接続されているECU10により受信される。
受信部33は、診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から送信された診断結果フレームを受信するものである。この受信部33によって受信された各ECU10からの診断結果フレームは、機能制御部21へと送られて故障の解析に用いられる。
診断結果送信要求部34は、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されている各ECU10に対して、各ECU10の受信診断部14が記憶している診断結果情報の送信を要求するための診断結果送信要求フレームを作成するものである。この診断結果送信要求部34による診断結果送信要求フレームの作成は、機能制御部31で故障解析を行うときだけでなく、機能制御部31でコンフィグレーションを実行する際にも作成される。なお、本実施形態の車載通信システムでは、診断機30が診断結果送信要求部34を備えているので、車載ゲートウェイ装置20の診断結果送信要求部25は不要とされている。
本実施形態の車載通信システムでは、例えばシステム起動時等の所定のタイミングで、診断機30により図8に示す手順に従ってコンフィグレーションが実行され、これと連動して、車載ゲートウェイ装置20により図9に示す手順に従って転送フレームの設定が行われる。
すなわち、診断機30側では、まずステップS11において、機能制御部31がコンフィグスタートコマンドを作成する。この機能制御部31が作成したコンフィグスタートコマンドは、送信部32から車載ゲートウェイ装置20へと送信される。次に、ステップS21において、機能制御部31による制御のもとで、診断結果送信要求部34が診断結果送信要求フレームを作成する。この診断結果送信要求部34が作成した診断結果送信要求フレームは、送信部32から各ECU10へと送信される。
一方、車載ゲートウェイ装置20側では、まずステップS21において、診断機30から送信されたコンフィグスタートコマンドを、受信部21aまたは受信部21bが受信する。その後、診断機30から送信された診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から診断結果フレームが送信されると、ステップS22において、通信バスB1,B2上に流れるECU10からの診断結果フレームを、受信部21a,21bが取り込んで接続ノード認識部22へと送る。そして、ステップS23において、接続ノード認識部22が、上述した第1の実施形態と同様の手法で、これら各ECU10からの診断結果フレームを統合的に解析して、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10を認識する処理を行う。そして、ステップS24において、転送フレーム設定部23が、接続ノード認識部22の認識結果に基づいて、上述した第1の実施形態と同様の手法により、当該車載ゲートウェイ装置20が通信ネットワークNT1と通信ネットワークNT2との間で転送すべきデータフレームを設定する処理を行う。
以上説明したように、本実施形態の車載通信システムでは、診断機30から送信された診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から送信される診断結果フレームを車載ゲートウェイ装置20が受信して、受信した各ECU10からの診断結果フレームに基づいて、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に通信バスB1,B2にどのECU10が接続されているかを認識するようにしている。そして、その認識結果に基づいて、通信ネットワークNT1の通信バスB1と通信ネットワークNT2の通信バスB2との間で転送すべきデータフレームを転送フレームとして設定するようにしている。したがって、この車載通信システムによれば、上述した第1の実施形態と同様に、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10のうちの何れかに通信障害が生じているような状況であっても、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10を確実に認識して、転送フレームの設定などの処理を適切に行うことができる。
また、本実施形態の車載通信システムでは、診断結果送信要求フレームの送信を行うのが診断機30のみとなるため、車載ゲートウェイ装置20と診断機30の双方が診断結果情報の要求を行った場合に懸念される診断結果送信要求の衝突といった問題も未然に回避される。
さらに、本実施形態の車載通信システムでは、通信ネットワークNT1,NT2にノードとして接続された各ECU10が、診断機30からの診断結果送信要求に応じる構成とされていればよく、車載ゲートウェイ装置20からの要求に応じるための変更を施す必要がないので、ECU10の構成を更に簡素化することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の車載通信システムは、各ECU10から送信される診断結果情報を診断機30が受信して車載ゲートウェイ装置20に送り、車載ゲートウェイ装置20が診断機30から送信された診断結果情報に基づいて接続ノードの認識及び転送フレームの設定を行うようにした例である。なお、本実施形態の車載通信システムにおけるその他の基本的な構成は上述した第1の実施形態及び第2の実施形態と同様であるので、以下、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明し、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の部分については、図中同一の符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態の車載通信システムでは、診断機30が各ECU10に対して診断結果送信要求フレームを送信し、その応答として各ECU10から送信される診断結果フレームを診断機30自身が受信するようにしている。そして、診断機30は、各ECU10から受診した診断結果フレームをまとめて機能制御部31内部のメモリ等に記憶しておくようにしている。また、車載ゲートウェイ装置20には、図10に示すように、診断機30が記憶しているECU10からの診断結果フレームの送信を要求する診断結果送信要求部41が設けられている。
本実施形態の車載通信システムでは、診断機30により図11に示す手順に従って各ECU10からの診断結果フレームの収集が行われ、車載ゲートウェイ装置20により図12に示す手順に従って転送フレームの設定が行われる。
すなわち、診断機30側では、まずステップS31において、機能制御部31による制御のもとで、診断結果送信要求部34が診断結果送信要求フレームを作成する。この診断結果送信要求部34が作成した診断結果送信要求フレームは、送信部32から各ECU10へと送信される。そして、ステップS31で送信した診断結果送信要求フレームに対する応答として、各ECU10から診断結果フレームが送信されると、ステップS32において、これら各ECU10からの診断結果フレームを受信部33が受信して、機能制御部31へと送る。そして、ステップS33において、機能制御部31が各ECU10からの診断結果フレームを記憶する。その後、機能制御部31による制御のもとで、車載ゲートウェイ装置20から診断結果送信要求フレームの送信があったかどうかを受信部33が監視し(ステップS34)、車載ゲートウェイ装置20から診断結果送信要求フレームの送信があった場合には、ステップS35において、この車載ゲートウェイ装置20からの診断結果送信要求フレームに対する応答として、機能制御部31が、記憶している各ECUからの診断結果フレームをまとめて読み出して、送信部32から車載ゲートウェイ装置20へと送信する。
一方、車載ゲートウェイ装置20側では、まずステップS41において、診断結果送信要求部41が診断結果送信要求フレームを作成する。この診断結果送信要求部41が作成した診断結果送信要求フレームは、送信部26aから診断機30へと送信される。そして、ステップS41で送信した診断結果送信要求フレームに対する応答として、診断機30から各ECU10の診断結果フレームがまとめて送信されると、これら各ECU10の診断結果フレームを受信部21aが受信して接続ノード認識部22へと送る。そして、ステップS43において、接続ノード認識部22が、上述した第1の実施形態と同様の手法で、これら各ECU10からの診断結果フレームを統合的に解析して、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10を認識する処理を行う。そして、ステップS44において、転送フレーム設定部23が、接続ノード認識部22の認識結果に基づいて、上述した第1の実施形態と同様の手法により、当該車載ゲートウェイ装置20が通信ネットワークNT1と通信ネットワークNT2との間で転送すべきデータフレームを設定する処理を行う。
以上説明したように、本実施形態の車載通信システムでは、診断機30から送信された診断結果送信要求フレームに対する応答として各ECU10から送信される診断結果フレームを診断機30自身が受信して、これら各ECU10からの診断結果フレームをまとめて車載ゲートウェイ装置20に送り、車載ゲートウェイ装置20が診断機30から送信された各ECU10からの診断結果フレームに基づいて、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして実際に通信バスB1,B2にどのECU10が接続されているかを認識するようにしている。そして、その認識結果に基づいて、通信ネットワークNT1の通信バスB1と通信ネットワークNT2の通信バスB2との間で転送すべきデータフレームを転送フレームとして設定するようにしている。したがって、この車載通信システムによれば、上述した第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10のうちの何れかに通信障害が生じているような状況であっても、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10を確実に認識して、転送フレームの設定などの処理を適切に行うことができる。
また、本実施形態の車載通信システムでは、通信ネットワークNT1,NT2にノードとして接続された各ECU10が、診断機30からの診断結果送信要求に応じる構成とされていればよく、車載ゲートウェイ装置20からの要求に応じるための変更を施す必要がないので、上述した第2の実施形態と同様に、ECU10の構成を更に簡素化することができる。
なお、以上説明した例では、車載ゲートウェイ装置20が診断機30に対して診断結果送信要求フレームを送信し、診断機30が車載ゲートウェイ装置20からの診断結果送信要求フレームを受信したときに、各ECU10からの診断結果フレームを車載ゲートウェイ装置20に送信するようにしているが、診断機30が任意のタイミングで各ECU10からの診断結果フレームを車載ゲートウェイ装置20に送信するようにしてもよい。この場合には、車載ゲートウェイ装置20の診断結果送信要求部41は不要とされる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態の車載通信システムは、各ECU10から送信される診断結果情報を診断機30が受信して接続ノードの認識を行い、その結果をノード情報として車載ゲートウェイ装置20に送信し、車載ゲートウェイ装置20が診断機30から送信されたノード情報に基づいて転送フレームの設定を行うようにした例である。なお、本実施形態の車載通信システムにおけるその他の基本的な構成は上述した第1の実施形態乃至第3の実施形態と同様であるので、以下、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明し、第1の実施形態乃至第3の実施形態と同様の部分については、図中同一の符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態の車載通信システムにおいては、図13に示すように、診断機30に接続ノード認識部51が設けられている。この接続ノード認識部51は、上述した第1の実施形態乃至第3の実施形態における車載ゲートウェイ装置20の接続ノード認識部22と同様に、ECU10からの診断結果フレームに基づいて、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10を認識するものである。この接続ノード認識部51での認識結果は、当該接続ノード認識部51或いは機能制御部31内部のメモリ等にノード情報として記憶される。
また、本実施形態の車載通信システムにおいては、車載ゲートウェイ装置20に、診断機30が記憶しているノード情報の送信を要求するノード情報送信要求部42が設けられている。なお、本実施形態の車載通信システムでは、診断機30が接続ノード認識部51を備えているので、車載ゲートウェイ装置20の接続ノード認識部22は不要とされている。
本実施形態の車載通信システムでは、診断機30により図14に示す手順に従って接続ノードの認識が行われ、車載ゲートウェイ装置20により図15に示す手順に従って転送フレームの設定が行われる。
すなわち、診断機30側では、まずステップS51において、機能制御部31による制御のもとで、診断結果送信要求部34が診断結果送信要求フレームを作成する。この診断結果送信要求部34が作成した診断結果送信要求フレームは、送信部32から各ECU10へと送信される。そして、ステップS51で送信した診断結果送信要求フレームに対する応答として、各ECU10から診断結果フレームが送信されると、ステップS52において、これら各ECU10からの診断結果フレームを受信部33が受信して、接続ノード認識部51へと送る。そして、ステップS53において、接続ノード認識部51が、上述した第1の実施形態における車載ゲートウェイ装置20の接続ノード認識部22と同様の手法で、これら各ECU10からの診断結果フレームを統合的に解析して、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして接続されているECU10を認識する処理を行い、ステップS54において、ステップS53での認識結果をノード情報として記憶する。その後、機能制御部31による制御のもとで、車載ゲートウェイ装置20からノード情報送信要求フレームの送信があったかどうかを受信部33が監視し(ステップS55)、車載ゲートウェイ装置20からノード情報送信要求フレームの送信があった場合には、ステップS56において、この車載ゲートウェイ装置20からのノード情報送信要求フレームに対する応答として、記憶しているノード情報を、送信部32から車載ゲートウェイ装置20へと送信する。
一方、車載ゲートウェイ装置20側では、まずステップS61において、ノード情報送信要求部42がノード情報送信要求フレームを作成する。このノード情報送信要求部42が作成したノード情報送信要求フレームは、送信部26aから診断機30へと送信される。そして、ステップS61で送信したノード情報送信要求フレームに対する応答として、診断機30からノード情報送信されると、この診断機30からのノード情報を受信部21aが受信して転送フレーム設定部23へと送る。そして、ステップS63において、転送フレーム設定部23が、診断機30からのノード情報に基づいて、上述した第1の実施形態と同様の手法により、当該車載ゲートウェイ装置20が通信ネットワークNT1と通信ネットワークNT2との間で転送すべきデータフレームを設定する処理を行う。
以上説明したように、本実施形態の車載通信システムでは、診断機30が各ECU10から送信された診断結果フレームに基づき接続ノードの認識処理を行ってその認識結果をノード情報として記憶し、車載ゲートウェイ装置20からのノード情報送信要求フレームに対する応答として、このノード情報を車載ゲートウェイ装置20に送り、車載ゲートウェイ装置20が診断機30から送信されたノード情報に基づいて、通信ネットワークNT1の通信バスB1と通信ネットワークNT2の通信バスB2との間で転送すべきデータフレームを転送フレームとして設定するようにしている。したがって、この車載通信システムによれば、上述した第1の実施形態乃至第3の実施形態と同様に、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10のうちの何れかに通信障害が生じているような状況であっても、通信ネットワークNT1,NT2のノードとして通信バスB1,B2に接続されているECU10を確実に認識して、転送フレームの設定などの処理を適切に行うことができる。
また、本実施形態の車載通信システムでは、通信ネットワークNT1,NT2にノードとして接続された各ECU10が、診断機30からの診断結果送信要求に応じる構成とされていればよく、車載ゲートウェイ装置20からの要求に応じるための変更を施す必要がないので、上述した第2の実施形態や第3の実施形態と同様に、ECU10の構成を更に簡素化することができる。
なお、以上説明した例では、車載ゲートウェイ装置20が診断機30に対してノード情報送信要求フレームを送信し、診断機30が車載ゲートウェイ装置20からのノード情報送信要求フレームを受信したときに、記憶しているノード情報を車載ゲートウェイ装置20に送信するようにしているが、診断機30が任意のタイミングでノード情報を車載ゲートウェイ装置20に送信するようにしてもよい。この場合には、車載ゲートウェイ装置20のノード情報送信要求部42は不要とされる。
本発明が適用される車載通信システムの概要を説明する図である。 第1の実施形態の車載通信システムにおけるECU及び車載ゲートウェイ装置の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置が転送フレームの設定を行う際の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態の車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置の接続ノード認識部がECUからの診断結果フレームに基づいて接続ノードの認識を行う手法を説明する図である。 第1の実施形態の車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置の転送フレーム設定部が接続ノード認識部の認識結果に基づいて転送フレームの設定を行う手法を説明する図である。 車載ゲートウェイ装置の転送処理部の変形例を示すブロック図である。 第2の実施形態の車載通信システムにおける車載ゲートウェイ装置及び診断機の内部構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の車載通信システムにおいて、診断機がコンフィグレーションを実行する際の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態の車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置が転送フレームの設定を行う際の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態の車載通信システムにおける車載ゲートウェイ装置及び診断機の内部構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の車載通信システムにおいて、診断機がECUからの診断結果フレームの収集を行う際の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態の車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置が転送フレームの設定を行う際の処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施形態の車載通信システムにおける車載ゲートウェイ装置及び診断機の内部構成を示すブロック図である。 第4の実施形態の車載通信システムにおいて、診断機が接続ノードの認識を行う際の処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施形態の車載通信システムにおいて、車載ゲートウェイ装置が転送フレームの設定を行う際の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10(10A〜10K) ECU
20 車載ゲートウェイ装置
22 接続ノード認識部
23 転送フレーム設定部
24a,24b 転送処理部
25 診断結果送信要求部
27 転送フレーム選別部
28 受信診断部
30 診断機
31 機能制御部
34 診断結果送信要求部
41 診断結果送信要求部
42 ノード情報送信要求部
51 接続ノード認識部

Claims (8)

  1. 自己が受信すべきフレームの受信診断を行ってその結果を診断結果情報として記憶する機能を有する車載機器がノードとして接続される複数の通信ネットワークと、これら複数の通信ネットワーク間のフレーム転送処理を行う車載ゲートウェイ装置とを備える車載通信システムにおいて、
    前記車載ゲートウェイ装置が、前記車載機器が記憶している前記診断結果情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識することを特徴とする車載通信システム。
  2. 前記車載ゲートウェイ装置が、
    前記車載機器に対して前記診断結果情報の送信を要求する診断結果情報要求手段と、
    前記車載機器から送信される前記診断結果情報を取得する診断結果情報取得手段と、
    前記診断結果情報取得手段により取得された前記診断結果情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識する接続ノード認識手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車載通信システム。
  3. 前記車載機器が記憶している診断結果情報を取得して前記通信ネットワークの故障を解析する診断機を備え、
    前記車載ゲートウェイ装置が、
    前記診断機からの要求に応じて前記車載機器から送信される前記診断結果情報を取得する診断結果情報取得手段と、
    前記診断結果情報取得手段により取得された前記診断結果情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識する接続ノード認識手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車載通信システム。
  4. 前記車載機器が記憶している診断結果情報を取得して前記通信ネットワークの故障を解析する診断機を備え、
    前記車載ゲートウェイ装置が、
    前記診断機に対して、当該診断機が前記車載機器から取得した前記診断結果情報の送信を要求する診断結果情報要求手段と、
    前記診断機から送信される前記診断結果情報を取得する診断結果情報取得手段と、
    前記診断結果情報取得手段により取得された前記診断結果情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識する接続ノード認識手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車載通信システム。
  5. 前記車載機器が記憶している診断結果情報を取得して前記通信ネットワークの故障を解析する診断機を備え、
    前記診断機が、
    前記車載機器から取得した前記診断結果情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識して、その情報をノード情報として記憶するノード情報記憶手段を備え、
    前記車載ゲートウェイ装置が、
    前記診断機に対して、前記ノード情報記憶手段に記憶されたノード情報の送信を要求するノード情報要求手段と、
    前記診断機から送信された前記ノード情報を取得するノード情報取得手段と、
    前記ノード情報取得手段により取得された前記ノード情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識するノード認識手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の車載通信システム。
  6. 前記車載ゲートウェイ装置が、
    前記ノード認識手段による認識結果に基づいて、前記複数の通信ネットワーク間で転送すべきフレームの設定を行う転送フレーム設定手段を備えることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の車載通信システム。
  7. 前記車載ゲートウェイ装置が、
    前記ノード認識手段による認識結果に基づいて、前記複数の通信ネットワーク間で転送すべきフレームの受信診断を行う受信診断手段を備えることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の車載通信システム。
  8. 自己が受信すべきフレームの受信診断を行ってその結果を診断結果情報として記憶する機能を有する車載機器がノードとして接続される複数の通信ネットワークを相互に接続し、これら複数の通信ネットワーク間のフレーム転送処理を行う車載ゲートウェイ装置において、
    前記車載機器が記憶している前記診断結果情報に基づいて、前記通信ネットワークにノードとして接続されている各車載機器を認識することを特徴とする車載ゲートウェイ装置。
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