JP2006350447A - 携帯型メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラで撮像した画像データを、デジタルカメラと非接触な状態で格納可能な携帯型メモリを提供する。
【解決手段】
携帯型メモリ200は、外部装置(例えばデジタルカメラ10)からデータ(例えば画像データ)を無線送受信するための通信部212とメモリ部210と電源部220とを備える。これにより、デジタルカメラ10が撮影した画像データを非接触な状態で携帯型メモリ200に記録させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯型メモリに係り、特にデジタルカメラなどの撮像装置で生成した画像データを格納するための携帯型メモリに関する。
従来、無線タグ(「RFID」)を利用した種々の技術がある。例えば、特許文献1には、無線タグを携帯型機器のケース内に備え、該無線タグ(データキャリア)が送受信に利用する磁束の方向と、アンテナコイル等の磁束漏洩路を効果的に配置、形成して利用することにより送受信可能な磁束レベルを確実に確保して大容量の固有情報の通信を可能にした携帯型機器が開示されている。また、特許文献2には、無線タグリーダと、バッテリと通信手段とを備えたモバイルコンピュータが開示されている。更に、特許文献3には、無線タグを利用した電子機器の電源供給方法、電源供給システムおよびバッテリーユニットが開示されている。このバッテリーユニットでは、デジタルカメラに情報を送出する無線タグを備え、電池パックには情報を取得する無線タグリーダを備える。無線タグリーダが情報を取得すると電池パックはFETをオンして電力供給を行い、無線タグリーダが情報を取得できないときにはFETをオフして電池パックの出力手段を遮断し、電力供給を停止する。
一方、デジタルカメラで撮影して得られた画像データは、通常、デジタルカメラのカードスロットに挿入されたメモリカードに記録されている。
特開2001−14277号公報 特開2002−138605号公報 特開2003−97864号公報
デジタルカメラに挿入されたメモリカードの空き容量がなくなると、一旦カードスロットからメモリカードを取り出して、PCや電子アルバム装置などのメモリカードに記録された画像データを移動し、再度メモリカードをデジタルカメラに挿入する必要があった。上述の無線タグを利用すると無線によりデータの送受信が可能ではあるが、例えば特許文献2のモバイルコンピュータは、データを蓄えるメモリ装置を備えていないため、無線タグで受信したデータを記録しておくことができない。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、デジタルカメラで撮像した画像データを、デジタルカメラと非接触な状態で格納可能な携帯型メモリを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る携帯型メモリは、外部装置との間でデータを無線送受信するための通信部と、その通信部と一体に形成され、前記データを記録するメモリ部と、前記通信部及び前記メモリ部とは別体に形成され、前記通信部及び前記メモリ部に電源を供給するための電源部と、を備え、前記電源部は、前記通信部及び前記メモリ部に接続するための電源側接続部を備え、前記通信部及び前記メモリ部は、前記電源部に接続するためのメモリ側接続部を備え、前記電源部と前記通信部及び前記メモリ部とは、前記電源側接続部及び前記メモリ側接続部を介して着脱自在に接続される、ことを特徴とする。
これにより、携帯型メモリは、撮像装置で撮影した画像データを無線受信、すなわち非接触な状態で記録することができる。そのため、撮像装置に備えた画像データの記録装置、例えばメモリカードや不揮発性メモリの空き容量が少なくなった場合にも画像データを携帯型メモリにコピー又は移動させ、撮像装置の記録装置に更なる画像データを記録させることができる。また、電源部の電源残量が減った場合にも容易に電源部を交換することができる。
また、本発明に係る携帯型メモリは、外部装置から受信したデータを記録するメモリ部と、そのメモリ部と一体に形成され、電源を供給するための電源部と、前記メモリ部及び前記電源部とは別体に形成され、前記データを無線送受信するための通信部と、を備え、前記メモリ部及び前記電源部は、前記通信部に接続するためのメモリ側接続部を備え、前記通信部は、前記メモリ部及び前記電源部に接続するための通信側接続部を備え、前記メモリ部及び前記電源部と前記通信部とは、前記メモリ側接続部及び前記通信側接続部を介して着脱自在に接続される、ことを特徴とする。
これにより、携帯型メモリは、撮像装置で撮影した画像データを無線受信、すなわち非接触な状態で記録することができる。そのため、撮像装置に備えた画像データの記録装置、例えばメモリカードや不揮発性メモリの空き容量が少なくなった場合にも画像データを携帯型メモリにコピー又は移動させ、撮像装置の記録装置に更なる画像データを記録させることができる。また、通信部を取り替えることにより、異なる方式の通信(例えば、IrDAと無線タグ、ブルートゥースなど)を行なう。
また、本発明に係る携帯型メモリは、外部装置との間でデータを無線送受信するための通信部と、その通信部と一体に形成され、電源を供給するための電源部と、前記通信部及び前記電源部とは別体に形成され前記データを記憶するメモリ部と、を備え、前記通信部及び前記電源部は、前記メモリ部に接続するための通信側接続部を備え、前記メモリ部は、前記通信部及び前記電源部に接続するためのメモリ側接続部を備え、前記通信部及び前記電源部と前記メモリ部とは、前記通信側接続部と前記メモリ側接続部とを介して着脱自在に接続される、ことを特徴とする。
これにより、携帯型メモリは、撮像装置で撮影したデータを無線受信、すなわち非接触な状態で記録することができる。また、メモリ部を容易に交換できるため、メモリ部の空き容量が少なくなった場合にも他のメモリ部と交換し、画像データの受信及び記録を行うことができる。
また、本発明に係る携帯型メモリは、外部装置との間でデータを無線送受信するための通信部と、前記データを記録するメモリ部と、前記通信部及び前記メモリ部に電源を供給するための電源部と、を備え、前記通信部と前記メモリ部と前記電源部とは各々別体に形成され、前記通信部は、前記メモリ部及び前記電源部の少なくとも一方と接続するための通信側接続部を備え、前記メモリ部は、前記通信部及び前記電源部の少なくとも一方と接続するためのメモリ側接続部を備え、前記電源部は、前記メモリ部及び前記通信部の少なくとも一方と接続するための電源側接続部を備え、前記通信部と前記メモリ部と前記電源部とは、前記通信側接続部と前記メモリ側接続部と前記電源側接続部とを介して着脱自在に接続される、ことを特徴とする。
これにより、携帯型メモリは、撮像装置で撮影した画像データを無線受信、すなわち非接触な状態で記録することができる。更に、メモリ部、通信部、電源部がそれぞれ別体に形成されるため、各パーツ(メモリ部、通信部、電源部)の交換を容易に行うことができる。
また、前記データを記録する少なくとも一つの増設メモリ部を更に備え、前記増設メモリ部は、前記通信部と前記メモリ部と前記電源部とのうちの少なくとも一つと接続するための増設メモリ側接続部を備えてもよい。
これにより、メモリ容量を増やすことができる。
また、前記メモリ部及び前記増設メモリ部は、前記メモリ部及び前記増設メモリ部を識別するメモリ識別情報を備え、前記メモリ識別情報に基づいて、前記データの記録先を指定するためのメモリ指定手段を更に備えてもよい。
これにより、メモリ部又は増設用メモリ部を指定することができ、所望する画像データを指定したメモリ部又は増設用メモリ部に記録することができる。
前記メモリ部、前記通信部、及び前記電源部の少なくとも一つは、前記携帯型メモリを装着対象物に装着するための装着部を備えてもよい。
ここでいう「装着対象物」とは、衣服、かばん、デジタルカメラや携帯電話のストラップなど、携帯型メモリを装着する対象となるものをいう。
これにより、前記メモリ部、前記通信部、及び前記電源部を組み合わせて携帯型メモリを構成した状態で、装着部により装着対象物に固定することができ、携帯型メモリ持ち歩く際の便利性を向上することができる。
また、前記電源部と前記通信部と前記メモリ部とを接続した状態において略ペン型形状を構成し、前記装着部は、ポケットクリップとして構成し、前記ポケットクリップは、前記通信部に接続されたアンテナとして構成される。
これにより、クリップをポケットに挟み込むことができ、携帯型メモリの落下や紛失を防止しつつ携帯することができる。更にアンテナを表に出す(露出させる)ことができ、アンテナの受信感度を向上させることが出来る。
また、前記メモリ部は、カード状に構成され、前記通信部及び前記電源部は、前記カード状のメモリ部を収納可能なカードホルダーとして構成され、前記メモリ部は、前記カードホルダーに出し入れされることにより着脱自在に接続されてもよい。
これにより、携帯型メモリの厚さをより薄くすることができる。
また、前記カードホルダーは、前記メモリ部及び増設用の増設メモリ部を収納可能に構成されてもよい。
これにより、メモリ容量を増やすことができる。
また、前記通信部は、無線タグにより構成されてもよい。
また、前記メモリ部、前記通信部、又は前記電源部のうちの少なくとも一つに、前記メモリ部の空き容量、前記メモリ部の読み書き可能な残回数、前記メモリ部に記録されたデータのうち任意の画像データのサムネイル画像、電池残量、前記通信部が無線送受信可能な外部装置を識別するための情報、前記データの受信先として登録された前記外部装置を識別するための情報、のうちの少なくとも一つを表示するための表示部を備えてもよい。
上記「任意のデータ」とは、メモリ部に記録された画像データであればどの画像データでもよく、例えば、最も近い時刻において撮影または前記メモリ部に記録された画像データのサムネイル画像、メモリ部に記録された画像データを代表する画像データのサムネイル画像、ユーザが選択した画像データのサムネイル画像などでもよい。
これにより、携帯型メモリに記録された画像データや電池残量、無線通信する対象となる撮像装置などの情報を、ユーザが視認することができる。
本発明により、デジタルカメラで生成した画像データを、デジタルカメラと非接触な状態で格納可能な携帯型メモリを提供することができる。
以下添付図面に従って本発明に係る携帯型メモリの好ましい実施の形態について詳説する。
[システムの概略構成]
図1は、本発明に係る携帯型メモリ200とデジタルカメラ10との間で画像データを送受信する画像送受信システムの構成を示す概略構成図である。デジタルカメラ10のユーザは、デジタルカメラ10で撮影した画像データを、そのユーザが携帯している携帯型メモリ200に送信する。携帯型メモリ200とデジタルカメラ10とは、無線通信により画像データを送受信する。
[デジタルカメラ]
図2は図1のデジタルカメラ10を撮影者側からみた外観図である。
デジタルカメラ10は、その本体背面に撮影画角を確認するための表示部110と、上下左右キー81、電源スイッチ82、メニューボタン83、実行ボタン84、キャンセルボタン85を備える。本体上面には、モードダイヤル150、レリーズボタン22、アンテナ32を備える。本体正面には、図示していない撮像レンズ14を備える。表示部110には、カメラ10のモード(例えば「再生モード」)を選択すると、表示されている画像のユニークな情報であるコマ番号が表示される。
図3は、図1のデジタルカメラ10のブロック図である。まず、同図のカメラ10において、中央処理装置(CPU)112は、レリーズスイッチ22、モードダイヤル150等を含む操作部113の各種のボタンやキーからの入力に基づいてデジタルカメラ10内の各回路を統括制御する。CPU112の実行するプログラムはEEPROM119に記録される。
いま、モードダイヤル150によって静止画撮影モードが設定されると、CPU112は、動画(スルー画)を表示部110に表示させ、撮影画角を確認可能にする。即ち、撮像レンズ14を通過した光は、固体撮像素子102aに入射する。固体撮像素子102aの受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、該受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、図示せぬドライバ回路から与えられるパルス信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、それぞれ撮像回路102bに加えられる。
撮像回路102bは、ゲイン調整回路を含み、得られた画像データは、それぞれ画像処理回路108及びハイパスフィルタ(HPF)125へ送られる。画像処理回路108は、A/D変換部108a、ホワイトバランス補正回路108b、ガンマ補正回路108c、YC処理回路108d、輝度・色差信号生成回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、撮影画像に対する輪郭補正を含む画像処理を行う輪郭処理部、画像のノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部等を含む画像処理手段であり、CPU112からのコマンドに従って画像信号を処理する。
画像処理回路108に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cl信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
一方、画像処理回路108のA/D変換部108aでデジタル信号に変換された画像データは、ハイパスフィルタ(HPF)125でG画素成分のみ抽出される。そして、積算処理回路126で抽出されたG画素成分に積算処理が施されてCPU112に送られる。CPU112は、積算処理回路126から送られた1画面分の64分割の画像データの内、上下左右キー81で任意に設定された被写体中心付近の4エリアの平均値を算出し、これをオートフォーカス(AF)評価値とする。AF評価値は、所定周期の経過毎に算出され、算出の度にメモリ127に更新記録される。CPU112は、AF評価値に従って被写体の合焦を判定する。その判断方法は任意であるが、例えばAF評価値が極大点の近傍に略到達しているか否かを判断し、極大点に略到達している場合は合焦していると判断し、その他の場合は合焦していないと判断する。あるいは、AF評価値が所定の閾値を超えていれば合焦していると判断することもできる。
撮影画像を表示部110にモニタ出力する場合、VRAM132からYC信号が読み出され、ビデオエンコーダ134に送られる。ビデオエンコーダ134は、入力されたYC信号を表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して表示部110に出力する。表示部110の駆動はドライバ111を介して行われる。
所定のフレームレートで処理された各フレームのYC信号は、VRAM132のA領域とB領域とに交互に書き込まれ、VRAM132のA領域及びB領域のうち、YC信号が書き込まれている方の領域以外の領域から、書き込まれているYC信号が読み出される。このようにしてVRAM132内のYC信号が定期的に書き換えられ、そのYC信号から生成される映像信号が表示部110に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに表示部110に表示される。ユーザは、表示部110に表示される映像(スルー)によって撮影画角を確認できる。
ここで、レリーズスイッチ22が半押しされると、AE及びAF処理が開始される。AE/AF処理が行われ、レリーズスイッチ22が全押しされることによって記録用の撮影動作がスタートする。レリーズスイッチ22全押しに応動して取得された画像データは画像処理回路108において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
VRAM132に格納されたY/C信号は、圧縮伸長処理回路144によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ146を介して記録媒体40にExif(Exchangeable Image File Format)ファイルとして記録される。画像はExifファイルのデータ部分に記録される。CPU112は上記Exifファイルのヘッダ部分の所定のタグ(Imagedescriptionタグなど)に撮影日時情報などを記録する。記録された画像は、通信インターフェース76を介して接続されたプリンタ200に送信することもできる。プリンタ200は、受信した画像をプリントする。
CPU112には、キセノン管からなるストロボ18の発光を制御するストロボ制御回路115も接続されており、静止画撮影において、低照度であることが検出された場合や、ストロボボタンによって発光が指示された場合や、強制発光モードが設定された場合にタイミングジェネレータ120によって発生されたタイミング信号に同期したタイミングで短時間(例えば1秒以上の短時間)発光するようにストロボ18を制御する。
モードダイヤル150によって動画撮影モードが設定されたときには、レリーズスイッチ22の全押し操作に連動して動画記録動作がスタートし、もう一度レリーズスイッチ22を押下すると動画記録動作が停止する。レリーズスイッチ22を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除によって録画を停止するようにしてもよい。動画データは、例えばモーションJPEG(MPEG)形式によって記録媒体40に記録される。
モードダイヤル150により再生モードが選択されると、記録媒体40に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸長処理回路144を介して非圧縮のYC信号に伸長され、VRAM132に保存される。VRAM132に保存されたYC信号は、ビデオエンコーダ134に加えられる。ビデオエンコーダ134は、入力するYC信号からNTSC方式のRGBカラー複合映像信号を作成し、これを表示部110に出力する。これにより、表示部110には記録媒体40に記録されている最終コマのコマ画像が表示される。
その後、上下左右キー81の右キーが押されると、順方向にコマ送りされ、上下左右キー81の左キーが押されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルが記録媒体40から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が表示部110に再生される。尚、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、記録媒体40に記録されている1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が表示部110に再生される。
表示部110は、カメラ10に内蔵されたLCD114、ファインダー又は映像出力端子等に接続された外部の表示装置に相当する。なお、CPU112は、OSD信号発生回路を含み、OSD信号発生回路はシャッタ速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告指示等の文字及びアイコン等の記号を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されて、LCD114に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字やアイコン等が合成された合成画像が表示される。
記録媒体40は、撮影で得た画像データを保持する手段であり、例えばxD-ピクチャーカードと呼ばれるメモリカードが使用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、もしくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式などに従って読み書き可能な媒体を用いることができる。異種・同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラに内蔵された記録媒体(不揮発性メモリ128)であってもよい。
CPU112は、デジタルカメラ10の各回路を統括制御する制御回路であり、レリーズスイッチ22、上下左右キー81、電源スイッチ82、モードダイヤル150、情報位置指定キー83あるいは図示しないストロボボタン、ズームキー、メニュー/実行ボタンその他を含む操作部113から受信する信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、表示部110における表示制御、ストロボ発光制御、オートフォーカス(AF)制御及び自動露出(AE)制御等を行う。
デジタルカメラ10の電源が電源スイッチ82でオンされる度に、カメラボディ内部に装着される電池からなる主要電源164から、デジタルカメラ10の各回路に電源が供給される。
画像処理回路108からの画像データは、測光処理部157にも送られる。この測光処理部157は、外光の光量を測定する手段の一例である。測光処理部157は、入力される各画像データと、固体撮像素子102aの電荷蓄積時間、すなわち電子シャッタのシャッタ秒時とに基づいて被写体輝度の測光値(EV値)を算出する測光値算出部により構成できる。これにより、固体撮像素子102aの駆動が調節される。なお、電子シャッタのシャッタ秒時とともに絞り値を変化させてもよい。絞り値を変化させる場合には、絞り値を加味して被写体輝度に応じた測光値を算出する。このように、測光処理部157は、固体撮像素子102aを受光センサとしてTTL(Through The Lens) 測光方式によって被写体の明るさ(被写体輝度)を検出する。測光処理部157は、フォトトランジスタで構成された測光センサであってもよく、測光が可能な手段であれば特に限定されない。
デジタルカメラ10は、無線タグリーダ50を備える。そして、携帯型メモリ200に備えられた無線タグの情報を読み取り、画像送信先として携帯型メモリを識別する。
デジタルカメラ10は、携帯型メモリ200に画像データの送信制御を行う通信部31を備える。通信部31は、アンテナ32に接続される。通信部31は、無線通信手段として構成され、無線タグ、Bluetooth、赤外線通信(IrDA)形式による無線通信制御を行う。
図4は、モードダイヤルの詳細を示す図である。モードダイヤル150は、「Play」(再生モード)、「Mov」(動画撮影モード)、「Cam」(静止画撮影モード)、「wireless」(無線通信モード)、「Setup」(セットアップモード)の例えば5つのモードを設定する。モードダイヤル150を回転させて所望するモードを決定位置151に位置させることにより、モード設定ができる。画像送信を行う場合には、モードダイヤル150を操作し「wireless」モードを選択する。
[携帯型メモリ]
次に図5に基づいて図1の携帯型メモリ200の構成について説明する。
携帯型メモリ(以下「メモリ」という。)200は、略ペン形状をしており、クリップをユーザの着衣に備えられた胸ポケットに挟むことにより、ポケットから落下することを防ぎ、かつ携帯することができる。
図5(a)に示すとおり、携帯型メモリ200は、主にペンのキャップ部に相当する部分にあるメモリ部210と、キャップ部にねじ機構により連結され、電池222を収納する電源部220とを備える。メモリ部210は、図5(a)では図示しない記録部211及び無線タグ(RFID)212と、クリップとして構成されたアンテナ213と、サムネイル画像や電源の残量などを表示するための表示部214と、キャップ215とを備える。メモリ部210のキャップ215とは反対側の端部には、ねじ溝217が設けられている。また、メモリ部210は、表示部214の表示内容を切り替える指示を入力するためのスイッチ218を備える。
電源部220は、電池222を収納するための中空部を備えたバッテリ部カバー221を備える。バッテリ部カバー221の一端部には、ねじ溝217と係合するためのねじ部223が設けられている。
図5(b)は、メモリ200の各構成要素が分解可能であることを示す図である。
アンテナ213とキャップ215とは、メモリ部210から分離可能である。アンテナ213のリングをメモリ部210の突起部216にはめ込み、更にキャップ215を突起部216に設けられたねじ溝にはめ込むことにより、アンテナ213とキャップ215とはメモリ部210から着脱自在に固定することができる。
また、メモリ部210と電源部220とは、メモリ部210のねじ溝217とバッテリ部カバー221のねじ部223とをはめあわすことにより着脱可能に連結することができる。電源部220に電池222を挿入した状態でバッテリ部カバー221とメモリ部210とを連結させると、メモリ部210の内部に備えられた接点に電池222が当接し、メモリ部210に備えられた記録部211及び無線タグ212に電源供給が可能になる。
図6は、携帯型メモリ200の電気的構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯型メモリ200は、主として制御部201、記録部211、表示部214、操作部218、通信部タグ212、アンテナ213、電源制御部219、電池222で構成されている。
制御部201は、CPUとRAMとROMとを備えており、所定の制御プログラムに従って携帯型メモリ200全体の動作を統括制御する。
表示部214は、液晶ディスプレイ、TFT、電子ペーパなどにより構成される。この表示部214は、制御部201による制御の下、その表示面に所定の情報を表示し、また、その表示された情報を消去する。制御部201は、記録部211に記録されたExif形式の画像データからサムネイル画像を読み出し、表示部214に表示する。このサムネイル画像は、ユーザが選択したコマ画像のサムネイル画像でもよいし、直近に撮影または記録された画像データのサムネイル画像でもよい。また、記録部211に記録された画像データを代表するサムネイル画像でもよい。例えば、旅行中に撮影した一連の画像データのうち、旅行先を把握するために適した風景写真などをユーザが指定して表示させてもよい。また、制御部201は、電源制御部219を介して電池222の残量を表示部214に表示する。また制御部201は、記録部211の空き容量、読み書き可能な残回数を表示部214に表示させてもよい。更に、通信部212を介して無線受信可能なデジタルカメラ10の名称や、画像データの受信先として登録されたデジタルカメラ10の名称を表示してもよい。
操作部218は、ゴムスイッチにより構成される。このゴムスイッチを押し下げることにより、表示部214に表示させる情報を指示したり、携帯型メモリ200の電源のON/OFFを切り替えたりすることができる。
電源制御部219は、制御部201による制御の下、電池222から携帯型メモリ200の各構成要素に対して電源を供給する。
通信部212は、無線タグにより構成され、制御部201による制御の下、デジタルカメラ10と無線通信路を確立し、携帯型メモリ200の識別情報を送信すると共にデジタルカメラ10から画像データを受信する。無線タグは、アンテナ213に接続される。通信部212は、無線タグに代えてIrDA,Bluetoothなど他の無線通信手段により構成しても良い。
記録部211は、不揮発性メモリにより構成され、制御部201による制御の下、通信部212を介して受信した画像データを記録する。
なお、本実施の形態においては、略ペン形状の携帯型メモリ200のキャップ相当部分をメモリ部210とし、ペンに相当する部分を電源部220として構成したが、キャップ相当部分を電源部220とし、ペンに相当する部分をメモリ部210として構成してもよい。またアンテナ213をクリップとして構成したが、携帯型メモリ200の外表面全体をアンテナとして構成してもよい。
次に、図7に従って、画像を送受信する処理の流れについて説明する。図7は、デジタルカメラ10が撮影して生成した画像データを携帯型メモリ200に送信する処理の流れを説明するためのフローチャートである。以下図7の各ステップ順に説明する。
(ステップS1)
デジタルカメラ10が画像送信モードに設定される(S1)。S1では、デジタルカメラ10のユーザがモードダイヤル150を操作してワイヤレスモードを選択し、図8に示すような無線通信機能の選択画面を表示する。そして、画像送信モードを選択する。図8においては、選択されたモードを白黒反転表示して表示する。なお、携帯型メモリ200に予め画像受信先となるデジタルカメラ10を登録させる機能がある場合には、ユーザは、S1でデジタルカメラ10を操作して画像送信先を設定するに先立ち,携帯型メモリ200のスイッチ218を押し、表示部214に画像受信先のデジタルカメラの名称(識別情報)を表示させてもよい。これにより、ユーザは、デジタルカメラ10の画像データを携帯型メモリ200に記録させることができることを確認した上で、画像送信処理を進めることができる。
(ステップS2)
デジタルカメラ10が、携帯型メモリ200の無線タグ情報を読む(S2)。デジタルカメラ10は、画像送信モードに設定されると、無線タグリーダ50がデジタルカメラ10から無線通信範囲内にある無線タグから発信された無線タグ情報を読み取る。デジタルカメラ10のCPU112は、読み取った無線タグ情報に基づいて表示部110に通信可能な通信機器を表示する。図9にその画面表示例を示す。デジタルカメラ10が名称「Hiroshi」の携帯型メモリ200と通信可能であることを表示部110に表示することによりユーザに通知する。
(ステップS3)
画像の送信先を選択する(S3)。ユーザは、モードダイヤル150を操作して名称「Hiroshi」の携帯型メモリ200を選択する。デジタルカメラ10は、選択された携帯型メモリ200との間で無線通信路を確立する。無線通信路が確立すると、携帯型メモリ200の表示部214に無線通信が可能な通信機器としてデジタルカメラ10の名称を表示させてもよい。
(ステップS4)
画像データを送信する(S4)。ユーザは、モードダイヤル150を操作して図10に示す「Wireless Mode」の機能選択画面を表示する。そして、デジタルカメラ10の不揮発性メモリ128に記録された画像データを一括して送信する「画像送信(自動)モード」と、その画像データのうちコマ選択をした画像データのみを送信する「画像送信(コマ選択)モード」とを選択する。画像送信モードが選択されると、デジタルカメラ10は、選択された画像送信モードに従って画像データを送信する。なお、画像データの送信モードとして、画像データの「移動」または「コピー」を選択させてもよい。この場合、「移動」を選択させると携帯型メモリ200に送信した後は、送信したデータを自動的にデジタルカメラ10から削除し、「コピー」を選択させると携帯型メモリ200に送信した後も送信したデータがデジタルカメラ10に保存される。
(ステップS5)
携帯型メモリ200が画像データを受信し、記録する(S5)。携帯型メモリ200は、アンテナ213及び通信部212を介して画像データを受信し、記録部211に記録する。画像データの送受信が終了すると、本フローの処理を終了する。
携帯型メモリ200は、画像データの受信及び記録が終了すると、その携帯型メモリ200に記録された画像データの内容をユーザに知らせるために、記録部211に記録された画像データを代表するサムネイル画像を表示部214に表示してもよい。記録部211に記録された画像データを代表するサムネイル画像とは、例えば、最後に記録した画像データやユーザが指定した画像データのサムネイル画像である。
本実施の形態により、デジタルカメラ10と非接触な状態で携帯型メモリ200に画像データを記録させることができる。これにより、デジタルカメラ10の不揮発性メモリ128や記録媒体(メモリカード)30の空き容量がなくなった場合にも、携帯型メモリ200に画像データを移動させ、デジタルカメラ10の不揮発性メモリ128や記録媒体30に再び画像データを記録させることができる。また、デジタルカメラ10の不揮発性メモリ128や記録媒体(メモリカード)30から携帯型メモリ200に画像データをコピーさせることにより、空き容量の大小に関わらず携帯型メモリ200に画像データのバックアップコピーを生成させることができ、画像データの保存安全性を向上させることができる。
なお、携帯型メモリ100から画像データを取り出す場合には、通信部から画像データを他の携帯型メモリや電子アルバム、パソコンなどに送信してよい。また、USBケーブルなどの機器間接続ケーブル用の端子を備えてもよい。
略ペン状の携帯型メモリ200の別態様として、図11に示す板状の携帯型メモリ200aでもよい。携帯型メモリ200aは、主にメモリ部210aと電源部220aとを備える。メモリ部210aは、略ペン状の携帯型メモリ200と同様、クリップ状のアンテナ213を備える。電源部220aは、図11(b)に示すようにガム型の電池222aとそのガム型の電池222aを収納可能なバッテリ部カバー221aとを備える。なお、表示部214は、バッテリ部カバー221aに備えたが、上記略ペン状の携帯型メモリ200のようにメモリ部210に備えてもよい。その他の構成は略ペン状の携帯型メモリ200と同様である。
<第二実施形態>
図12は、第二実施形態に係る携帯型メモリ300を示す外観構成図である。図12(a)は、携帯型メモリ300の構成部分を連結しない状態を示した図、図12(b)は、携帯型メモリ300の構成部分を連結した状態を示した図である。
図12の携帯型メモリ300は、四角柱状の携帯型メモリ300であって、第一実施形態と同様、ポケットに固定するためのクリップを備える。
携帯型メモリ300は、主にメモリ部310、通信部312、電源部320、及び増設用メモリ部350により構成される。メモリ部310、通信部312、電源部320、及び増設用メモリ部350は各々別体に形成される。
メモリ部310は、第一実施形態と同様、表示部314と操作ボタン318とを備える。メモリ部310における一端部には、USBコネクタ319a及びUSBポート319bを備える。
通信部312は、クリップ状に形成されたアンテナ部313と、USBポート312bとを備える。通信部312の内部には、図示しないものの無線タグを備える。
電源部320は、USBコネクタ320aを備える。電源部320は、ガム型の電池を収納しており、この電池からUSBコネクタ320aを介して携帯型メモリ300の各構成要素に電源を供給する。
増設用メモリ350は、USBコネクタ350a及びUSBポート350bを備える。USBポート350bに電源部320のUSBコネクタ320aが挿入され、増設用メモリ350のUSBコネクタ350aをメモリ部310のUSBポート319bに挿入することにより、メモリ部310と増設用メモリ部350と電源部320とは電気的に接続される。その他の構成は、第一実施形態の携帯型メモリ200と同様である。
メモリ部310と増設用メモリ部350とは、それぞれメモリ部310及び増設用メモリ部350を識別するための識別情報を有する。そして、操作部318のボタンを押すことにより、受信する画像データの記録先としてメモリ部310又は増設用メモリ部350のどちらか一つを選択することができる。表示部314には、メモリ部310又は増設用メモリ部350のいずれが選択されているかを示す表示画像が表示される。メモリ部310に備えられた通信部を介してデジタルカメラ10から受信した画像データは、選択されているメモリ部310又は増設用メモリ部350に記録される。
更に操作部318のボタンを押すと、バックアップモードに切り替えることができる。これにより、メモリ部310の画像を増設用メモリ部350に、又は増設用メモリ部350の画像をメモリ部310にコピーして画像データをバックアップすることができる。
本実施の形態により、携帯型メモリ300に増設メモリ部350を追加することができ、携帯型メモリ300の記録容量を増すことができる。なお、図12では、増設メモリ部350を一つだけメモリ部310に接続したが、増設メモリ部350は、複数あってもよい。この場合にも、操作部318のボタンを押し下げることにより選択されているメモリ部310、複数の増設用メモリ部350のうちのいずれか一つを確認するための表示画像を表示部314に表示させることができる。
なお、本実施の形態では、通信部312、メモリ部310、増設メモリ部350、電源部320の順に接続したが、接続順序はこれに限らず、通信部312、増設メモリ部350、メモリ部310、電源部320でもよい。更に、電源部320や通信部312の端部にUSBポートやUSBコネクタを備え、通信部312、メモリ部310、増設メモリ部350、電源部320の各パーツを所望の順に組み合わせてもよい。
なお、メモリ部310のUSBコネクタ319aや増設用メモリ350のUSBコネクタ350aを他の携帯型メモリや電子アルバム、パソコンにUSBポートに差し込むことにより、携帯型メモリ300の画像データを取り出すことができる。
<第三実施形態>
図13に基づいて第三実施形態に係る携帯型メモリ400について説明する。図13(a)は、携帯型メモリ400の外観を示す全体斜視図である。図13(b)は、携帯型メモリ400を構成する示す断面図である。図13(c)は、携帯型メモリ400を構成するカードホルダーを示す上面図である。
携帯型メモリ400は、カード状のメモリ部410と、通信部及び電源部を備えたカードボルダー420とを備える。カードホルダー420は、支持板421と、その支持板の一方端に備えられカード状のメモリ部410を差し込み可能なカードポケット422とを備える。カードポケット422は、図13(b)及び(c)に示すように、内側が支持板421により分割され、二枚のメモリ部410を差し込み可能に構成される。カードポケット422の内側には、メモリ部410と電気的に接続するための端子423が備えられる。メモリ部410の一端部には、カードホルダー420の端子423に接続する端子413を備える。図13のカードホルダー420は操作ボタン及び表示部を備えていないが、第一実施形態及び第二実施形態と同様、操作ボタン及び表示部を備え、メモリ部410に記録された画像データを代表する画像や電池残量などを表示させてもよい。
本実施の形態によれば、カード状のメモリ部410を二枚重ねてカードホルダー420に収納でき、カード状のメモリ部を積層させた状態でメモリを増設することができる。
なお、メモリ部410他の携帯型メモリや電子アルバム、パソコンのカードスロットに差し込むことにより、携帯型メモリ400の画像データを取り出すことができる。
<第四実施形態>
図14に基づいて第四実施形態に係る携帯型メモリ500について説明する。図14(a)は、携帯型メモリ500の外観を示す全体斜視図である。図14(b)は、携帯型メモリ500を構成する示す断面図である。
携帯型メモリ500は、カード状のメモリ部510と、通信部520と、電源部530とにより構成される。通信部520及び電源部530は、勘合させることにより内部にメモリ部510を収納可能なカードボルダーを構成する。
メモリ部510は、通信部520及び電源部530と電気的に接続するための端子512を備える。
通信部520は、他の記録装置と電気的に接続し、メモリ部510に記録された画像データを送受信するためのコネクタ521と、メモリ部510に接続するための端子522を備える。また、図示しないが、通信部520は、無線タグを内蔵する。通信部520は、この無線タグ又はコネクタ521を介してデータを送受信する。
電源部530は、ガム型のバッテリ531を内蔵する。また、メモリ部510に接続するための端子532を備える。
本実施形態により、別体に形成されたカード状のメモリ部、通信部、及び電源部を組み合わせて、携帯型メモリを構成することができる。
上記実施形態に係る携帯型メモリの他、携帯型メモリをひもやリング付のスティック状に形成し、デジタルカメラ10のストラップに携帯型メモリをぶらさげてもよい。
更に、通信部、メモリ部、電源部の全てを一体に構成し、撮像装置から無線通信により画像データを受信及び記録してもよい。
なお、上記実施の形態では、撮像装置と携帯型メモリとの間で画像データの送受信を行なったが、外部装置は撮像装置に限らない。例えばPCやPDA等のデータ処理装置との間で、画像データ、テキストデータ、各種アプリケーションソフトウェアに対応した形式のデータ(ファイル)を送受信し、携帯型メモリに記録してもよい。
携帯型メモリ200とデジタルカメラ10との間で画像データを送受信する画像送受信システムの構成を示す概略構成図 デジタルカメラ10を撮影者側からみた外観図 デジタルカメラ10のブロック図 モードダイヤルの詳細を示す図 第一実施形態に係る携帯型メモリの構成を示す外観構成図 携帯型メモリの電気的構成を示すブロック図 デジタルカメラから携帯型メモリへ画像データを送信する処理の流れを示すフローチャート 無線通信機能の選択画面例を示す図 画像送信先を表示した画面表示例を示す図 Wireless Modeの機能選択画面例を示す図 第一実施形態の別態様に係る携帯型メモリの構成を示す外観構成図 第二実施形態に係る携帯型メモリを示す外観構成図 第三実施形態に係る携帯型メモリを示す外観構成図 第四実施形態に係る携帯型メモリを示す外観構成図
符号の説明
10…デジタルカメラ、200…携帯型メモリ、200a…携帯型メモリ、300…携帯型メモリ、400…携帯型メモリ、500…携帯型メモリ

Claims (12)

  1. 外部装置との間でデータを無線送受信するための通信部と、
    その通信部と一体に形成され、前記データを記録するメモリ部と、
    前記通信部及び前記メモリ部とは別体に形成され、前記通信部及び前記メモリ部に電源を供給するための電源部と、を備え、
    前記電源部は、前記通信部及び前記メモリ部に接続するための電源側接続部を備え、
    前記通信部及び前記メモリ部は、前記電源部に接続するためのメモリ側接続部を備え、
    前記電源部と前記通信部及び前記メモリ部とは、前記電源側接続部及び前記メモリ側接続部を介して着脱自在に接続される、
    ことを特徴とする携帯型メモリ。
  2. 外部装置から受信したデータを記録するメモリ部と、
    そのメモリ部と一体に形成され、電源を供給するための電源部と、
    前記メモリ部及び前記電源部とは別体に形成され、前記データを無線送受信するための通信部と、を備え、
    前記メモリ部及び前記電源部は、前記通信部に接続するためのメモリ側接続部を備え、
    前記通信部は、前記メモリ部及び前記電源部に接続するための通信側接続部を備え、
    前記メモリ部及び前記電源部と前記通信部とは、前記メモリ側接続部及び前記通信側接続部を介して着脱自在に接続される、
    ことを特徴とする携帯型メモリ。
  3. 外部装置との間でデータを無線送受信するための通信部と、
    その通信部と一体に形成され、電源を供給するための電源部と、
    前記通信部及び前記電源部とは別体に形成され前記データを記録するメモリ部と、を備え、
    前記通信部及び前記電源部は、前記メモリ部に接続するための通信側接続部を備え、
    前記メモリ部は、前記通信部及び前記電源部に接続するためのメモリ側接続部を備え、
    前記通信部及び前記電源部と前記メモリ部とは、前記通信側接続部と前記メモリ側接続部とを介して着脱自在に接続される、
    ことを特徴とする携帯型メモリ。
  4. 外部装置との間でデータを無線送受信するための通信部と、
    前記データを記録するメモリ部と、
    前記通信部及び前記メモリ部に電源を供給するための電源部と、を備え、
    前記通信部と前記メモリ部と前記電源部とは各々別体に形成され、
    前記通信部は、前記メモリ部及び前記電源部の少なくとも一方と接続するための通信側接続部を備え、
    前記メモリ部は、前記通信部及び前記電源部の少なくとも一方と接続するためのメモリ側接続部を備え、
    前記電源部は、前記メモリ部及び前記通信部の少なくとも一方と接続するための電源側接続部を備え、
    前記通信部と前記メモリ部と前記電源部とは、前記通信側接続部と前記メモリ側接続部と前記電源側接続部とを介して着脱自在に接続される、
    ことを特徴とする携帯型メモリ。
  5. 前記データを記録する少なくとも一つの増設メモリ部を更に備え、
    前記増設メモリ部は、前記通信部と前記メモリ部と前記電源部とのうちの少なくとも一つと接続するための増設メモリ側接続部を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の携帯型メモリ。
  6. 前記メモリ部及び前記増設メモリ部は、前記メモリ部及び前記増設メモリ部を識別するメモリ識別情報を備え、
    前記メモリ識別情報に基づいて、前記データの記録先を指定するためのメモリ指定手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯型メモリ。
  7. 前記メモリ部、前記通信部、及び前記電源部の少なくとも一つは、前記携帯型メモリを装着対象物に装着するための装着部を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6に記載の携帯型メモリ。
  8. 前記電源部と前記通信部と前記メモリ部とを接続した状態において略ペン型形状を構成し、
    前記装着部は、ポケットクリップとして構成し、
    前記ポケットクリップは、前記通信部に接続されたアンテナとして構成される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯型メモリ。
  9. 前記メモリ部は、カード状に構成され、
    前記通信部及び前記電源部は、前記カード状のメモリ部を収納可能なカードホルダーとして構成され、
    前記メモリ部は、前記カードホルダーに出し入れされることにより着脱自在に接続される、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の携帯型メモリ。
  10. 前記カードホルダーは、前記メモリ部及び増設用の増設メモリ部を収納可能に構成する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯型メモリ。
  11. 前記通信部は、無線タグにより構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一つに記載の携帯型メモリ。
  12. 前記メモリ部、前記通信部、又は前記電源部のうちの少なくとも一つに、前記メモリ部の空き容量、前記メモリ部の読み書き可能な残回数、前記メモリ部に記録されたデータのうち任意の画像データのサムネイル画像、電池残量、前記通信部が無線送受信可能な外部装置を識別するための情報、前記データの受信先として登録された前記外部装置を識別するための情報、のうちの少なくとも一つを表示するための表示部を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一つに記載の携帯型メモリ。
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