JP2006349927A - 画像形成システム - Google Patents

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彰洋 佐藤
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Abstract

【課題】 混載時のシート出力時における生産性の向上を目的とする。
【解決手段】 混載原稿をページ順ではなく、各サイズごとに連続搬送し、シート一時格納部にシートを一時保管する。そして後から画像形成されたシートが搬送されてくると、シート一時格納部に保管されたシートを再給紙し、所定のページ順となるように再給紙されたシートを挿入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、混載した記録紙を搬送可能な複写機、プリンタ等の画像形成装置を含む画像形成システムに関するものである。
これまでの画像形成装置においては、混載原稿モードが選択できるようになっており、異なるサイズの原稿が含まれたような場合においても、原稿を1枚ずつ読み取り、記録紙へ順次記録することが可能であった。このことは原稿のみに限られることではなく、電子データにおいても、サイズ混載した記録紙への画像形成を順次行うことが可能である。
又、従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
特開平10−117273号公報 特開2001−13740号公報
しかしながら、上記のように混載した原稿を順次記録紙へ記録していく場合、サイズの異なる記録紙間における紙間は、同サイズの記録紙を搬送する場合の紙間と比較するとより大きく取る必要があるため、画像形成の生産性が著しく低下してしまっていた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、混載時においても生産性を低下させることのない画像形成システムを提供することである。
上記目的を達成するために本発明にあっては、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段より画像形成され搬送されてきた記録紙(挿入紙)を一時的に収納する一時収納手段と、前記一時収納手段から順次一枚づつ分離搬送する挿入紙搬送手段と、前記画像形成手段により画像形成された記録紙、及び、前記挿入紙搬送手段により搬送された挿入紙を任意の順序で搬送し、設定された後処理(ステイプル等)を行い、収納・積載する排紙積載手段と、少なくとも二つ以上の異なるサイズの記録紙に前記画像形成手段により画像形成を行う場合、少なくとも一つのサイズの記録紙に画像形成をし、前記一時収納手段に収納した後、残りの(少なくとも一つの)サイズの記録紙に画像形成を行いつつ、前記一時収納手段に収納した挿入紙を所定の記録紙の間に搬送する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明では、前記制御手段は、シート束内でシートの割合(枚数)が少ないサイズの記録紙を前記一時収納手段に収納することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明では、前記制御手段は、前記画像形成手段の動作時間を計算した後、最短時間で動作が終了するように前記一時収納手段に収納する記録紙のサイズを判別することを特徴とする。
以上説明したように本発明では、シートが混載している場合に、ページ順ではなくサイズごとに連続搬送し、シート一時格納部にシートを一時保管するようにしたので、トータル処理時間を短縮することが可能となり、生産性を低下させることのない画像形成システムを提供することが可能となる。
また、シートが混載している場合に、シート束内で割合の少ないサイズのシートを先に連続搬送し、シート一時格納部に一時保管するようにしたので、トータル処理時間を短縮することが可能となり、生産性を低下させることのない画像形成システムを提供することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
[画像形成システム全体構成]
まず、実施の形態の画像形成システムの全体構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す断面図である。図1において11はカラー画像形成装置であり、このカラー画像形成装置11は、カラープリンタ101とその上部に配置されたイメージリーダ201とから構成されている。
カラー画像形成装置11の下流側(図中左側)には、カラー画像形成装置11のカラープリンタ101により画像形成されたシートを一時的に貯蔵することが可能なシート格納部111を備えている。
シート格納部111の下流側には、カラー画像形成装置11のカラープリンタ101により画像形成されたシートに対して、後処理を施してシートを排出するシート後処理装置としてのフィニッシャー120を備えている。また、シート格納部111の上部には、ユーザーインターフェース(以下UI)54が備えられている。
[イメージリーダ構成]
次に、イメージリーダ201の構成について説明する。
イメージリーダ201は、原稿の画像を読み込むためのスキャナ部66と、セットした原稿を搬送しながらスキャナ部66に供給する原稿給送部63とを備え、原稿給送部63は、装置奥側に設けられたヒンジ(図示せず)によりスキャナ部66の上部に装着され、スキャナ部66に対して開閉可能に構成されている。原稿給送部63の詳細な構成および作用は従来周知のものと同様であるので詳しい説明を省略するが、その原稿積載トレイ64上にセットされた原稿束(図示せず)は、下側から1枚ずつコンタクトガラス上に搬送され、スキャナ部66による読み取り操作が終了した原稿は、原稿排出トレイ65上に排出される。
[カラープリンタ構成]
次に、カラープリンタ101の構成について説明する。
カラープリンタ101の中央部には画像形成部4が配置されており、この画像形成部4は周知の電子写真方式によるプリントエンジンとして構成され、電子写真プロセス手段152、定着装置153および図示しないレーザ書き込み装置等を内蔵している。ここで、画像形成部4に搬送されたシートは、感光ドラム43、44、45、46に形成されたトナー像を順次転写され、定着装置153へと搬送されていき、定着ローラ41により熱定着される。また、カラープリンタ101の下部には、上述の画像形成部4にシートを給送するシート給送部3が配置されている。このシート給送部3は、装置本体に対して引き出し可能に配置された上下2段のシート積載カセット29、30を備えている。また、カラープリンタ101は両面印刷が可能であり、画像形成部4の下方には両面反転パス50が水平方向に配置されており、その下方には両面反転パス50と接続され、かつ水平方向に配置された両面パス52が備えられている。また、カラープリンタ101のシート排出部8付近にはシート反転パス48が配置されている。
[カラープリンタの動作説明]
以下、カラープリンタ101における画像形成動作およびシート搬送動作について説明する。
カラープリンタ101においては、画像形成部4の露光制御部(不図示)で、スキャナ部66で生成された原稿の画像についての画像信号に応じたレーザ光が出力される。カラープリンタ101では、このレーザ光が感光ドラム43、44、45、46に照射され、それぞれの感光ドラム上に静電潜像が形成され、さらに、現像器(不図示)によってこの静電潜像がトナー像に現像される。
一方、カラープリンタ101では、上述したシート給送部3のシート積載カセット29、30のいずれかからシートが給送され、給送されたシートが搬送ローラにより画像形成部4へと搬送される。そして、感光ドラム43〜46上の現像剤(トナー)が転写器(不図示)によってシートに転写され、原稿の画像に基づく画像の転写処理が行われる。
現像剤が転写されたシートは、定着装置153へと搬送され、定着装置153で現像剤の定着処理が施される。定着ローラ41を通過したシートはシート排出部8へと搬送され、そしてシート格納部111へと搬送されていく。このとき画像形成面は上向きの状態(ファイスアップ)のままシート格納部111へと搬送されていくが、シートをカラープリンタ101から排出する前にシート反転パス48でシートを反転させることにより、画像形成面が下向きの状態(フェイスダウン)で排出することも可能となっている。シート格納部111へ搬送された後のシート搬送動作については後述する。
また、シートの両面に画像を形成する場合には、定着ローラ41を通過したシートを両面反転パス50へと導き、その後シートをスイッチバックさせて両面パス52へ導き、画像形成面を下側とした状態で再び画像形成部4に送り込み、2面目の画像形成の処理を終えたシートを上述のようにカラープリンタ101から排出する。
[シート格納部構成]
次に、シート格納部111の構成について説明する。
シート格納部111の中央部には、カラープリンタ101により画像形成されたシートが送り込まれる搬送パス93が配置されている。搬送パス93の下流側は、垂直方向に配置された搬送パス92、94と水平方向に配置された搬送パス97とに分岐している。また、搬送パス94の下流側でかつ搬送パス97の上方には、第1シートトレイ23および第2シートトレイ24が備えられている。この第1シートトレイ23および第2シートトレイ24は、シート格納部111の装置本体に対して手前側に引き出し可能に構成されている。第1シートトレイ23および第2シートトレイ24の下流側かつシート格納部111の左方には、垂直方向に配置された搬送パス95が設けられており、その下流側はフィニッシャー120へ接続された搬送パス96へと接続されている。また、搬送パス94の下流側でかつ搬送パス97の下方には、第3シートトレイ25および第4シートトレイ26が備えられている。この第3シートトレイ25および第4シートトレイ26は、シート格納部111の装置本体に対して手前側に引き出し可能に構成されている。第3シートトレイ25および第4シートトレイ26の下流側かつシート格納部111の左方には、垂直方向に配置された搬送パス93が設けられており、その下流側は、搬送パス95と同様にフィニッシャー120へ接続された搬送パス96へと接続されている。
また、第1シートトレイ23へカラー画像形成済みのシートを排出する排出ローラ98および第2シートトレイ24へカラー画像形成済みのシートを排出する排出ローラ99が、搬送パス94の下流側に配置されている。搬送パス92の下流側には、第3シートトレイ25へカラー画像形成済みのシートを排出する排出ローラ81および第4シートトレイ26へカラー画像形成済みのシートを排出する排出ローラ82が配置されている。第1シートトレイ23の下流側には、第1シートトレイ23に積載されたシートを順次1枚ずつ給紙する給紙ローラ131が備えられている。同様に第2シートトレイ24の下流側には、第2シートトレイ24に積載されたシートを順次1枚ずつ給紙する給紙ローラ132が備えられている。また第3シートトレイ25および第4シートトレイ26に積載されたシートを順次1枚ずつ給紙する給紙ローラ83、84がそれぞれ備えられている。
[シート格納部動作説明]
以下、シート格納部111のシート搬送動作について説明する。搬送パス93に送られてきたシートは、通常は搬送パス97を経由して搬送パス96へと送られ、フィニッシャー120へとシートを排出する。また、搬送パス93に送られてきたシートは、カラーCPU回路部241(図2)からの命令に応じて搬送パス94または搬送パス92へと搬送される。そして搬送パス94へ搬送されてきたシートは排出ローラ98または排出ローラ99により、シート格納部111の第1シートトレイ23または第2シートトレイ24のいずれかへ排出される。搬送パス92へ搬送されてきたシートは排出ローラ81または排出ローラ82により、シート格納部111の第3シートトレイ25または第4シートトレイ26のいずれかへ排出される。
第1シートトレイ23に積載されたシートは給紙ローラ131により順次1枚ずつ給送され、搬送パス95から搬送パス96へと送られた後、フィニッシャー120へとシートを排出する。また、第2シートトレイ24に積載されたシートは給紙ローラ132により順次1枚ずつ給送され、搬送パス95から搬送パス96へと送られた後、フィニシャー120へとシートを排出する。第3シートトレイ25に積載されたシートは給紙ローラ83により順次1枚ずつ給送され、搬送パス93から搬送パス96へと送られた後、フィニッシャー120へとシートを排出する。また、第4シートトレイ26に積載されたシートは給紙ローラ84により順次1枚ずつ給送され、搬送パス93から搬送パス96へと送られた後、フィニシャー120へとシートを排出する。
[フィニッシャー構成]
次に、フィニッシャー120の構成について説明する。
フィニッシャー120は、画像形成済みのシートが送り込まれる搬送パス71が右方に配置され、その下流側でかつ装置左方にシートの整合等を行う処理トレイ(不図示)を含むシート処理トレイ部5が配置されている。またその近傍にはステイプルユニット31が配置されており、処理トレイに載置されたシートに対して針綴じ処理を行うようになっている。処理トレイの下流側には排出ローラ36が配置されている。
また搬送パス71の下流側でかつ装置下方には、シートの折り畳み処理を行うシート折り畳み部6が配置されており、その下流側には排出ローラ37が配置されている。シート折り畳み部6の上流側には、ステイプルユニット38が配置されている。
排出ローラ36、37の下流側でフィニッシャー120の左方には、スタックトレイ27、28が配置されており、シート処理トレイ部5およびシート折り畳み部6により後処理されたシートが排出されるようになっている。
[フィニッシャー動作説明]
以下、フィニッシャー120の基本的なシート搬送動作について説明する。シート格納部111より排出されたシートは、搬送パス71よりシート処理トレイ部5へと送られた後、整合、およびステイプルユニット31による針綴じ等の処理を行った後、排出ローラ36によりスタックトレイ27上に排出される。また、フィニッシャー120により折り畳み処理が行われる場合には、シート格納部111より排出されたシートは、整合、およびスイテプルユニット38による針綴じ等の処理を行った後、シート折り畳み部6に送られ、所定の動作により折り畳まれた後、排出ローラ37によりスタックトレイ28上に排出される。
[UI構成]
次に、UI54の構成について説明する。
UI54は、対話型タッチ画面53、キーボード(不図示)、およびマウス(不図示)から構成される統合オペレータ制御装置/CRTディスプレイを有する。UI54はオペレータと、カラー画像形成装置11およびフィニッシャー120およびシート格納部111とをインターフェースし、オペレータがシステムオペレーティング情報、命令、プログラミング情報、診断情報などを得るためプリントジョブや他の命令をプログラミングできるようにする。画面53に表示された項目を指でタッチするか、またはマウスを使ってカーソルを選択した項目に向けてマウスのボタンを押せば、タッチ画面53に表示された項目は起動されるようになっている。
[画像形成システム制御部構成]
次に、本実施例における画像形成システムの制御部について説明する。図2は、画像形成システムの制御ブロックを示す回路構成図である。この画像形成システムは、ROM242、RAM243等を備えたCPU回路部241と、上述したイメージリーダ201の原稿給送部63の制御を行うカラー用原稿給送制御部222と、イメージリーダ201のスキャナ部66の制御を行うイメージリーダ制御部215と、カラー用イメージリーダ201で生成する画像信号についての制御を行う画像信号制御部213と、上述したカラープリンタ101の制御を行うカラープリンタ制御部217と、シート格納部111の制御を行うシート格納部制御部113と、フィニッシャー120を制御するフィニッシャー制御部121とにより、制御部が構成される。
CPU回路部241にはUI54が接続され、UI54による操作入力信号に基づいて画像形成システムの各部が動作するようになっている。
CPU回路部241は、カラー画像形成装置11およびシート格納部111の制御を行うためのものであり、ROM242に格納されたプログラムおよびUI54の設定に基づいて、カラー用原稿給送制御部222、カラー用イメージリーダ制御部215、画像信号制御部213、カラープリンタ制御部217、シート格納部制御部113、フィニッシャー制御部121、および画像信号制御部213に接続された外部I/F212の動作を司る。CPU回路部241のRAM243は、制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。
カラー画像形成装置11では、スキャナ部66のイメージセンサ58で読み取られた画像の情報がイメージリーダ制御部215から画像信号制御部213へと出力され、画像信号制御部213で所定の処理が施された後にカラープリンタ制御部217へ出力される。
また、実施の形態の画像形成システムにおいては、ホスト端末機としてのコンピュータ211を外部I/F212を介して画像信号制御部213に接続することにより、プリンタとしても使用できるようになっている。この場合には、イメージリーダ制御部215が使用されず、コンピュータ211から出力されるプリントデータが外部I/F212を介して画像信号制御部213へと出力され、画像信号制御部213で所定の処理が施された後にカラープリンタ制御部217へ出力される。
なお、画像信号制御部213には図示しないハードディスクを有しており、ページ順を入れ替えるときなどに必要に応じて用いられる。
[混載時の搬送動作説明]
次に混載時のシート搬送動作について図3を参照しながら説明する。
図3において原稿または電子データによる画像データは、A4サイズとA3サイズが交互に並んでいる。詳しくは(1)A4→(2)A3→(3)A4→(4)A3→(5)A4→(6)A3というようになっている。画像データ情報がカラープリンタ101のCPU回路部241に入力されると、まず、RAM243において画像形成におけるトータルの動作時間を算出する。
まずはじめに、画像データをその順番通りに画像形成した場合の動作時間を算出する。A4サイズとA3サイズを連続で搬送した場合、その間にかかる時間はT1となる。T1は紙間時間とカセット切り替え時間の和となっている。カセット切り替え時間とは、この場合、A4サイズが積載されているシート積載カセット29とA3サイズが積載されているシート積載カセット30を切り替える時間のことである。図3の場合、紙間が5回あるので、T1×5が(1)〜(6)の各シートを搬送する時間を除いたトータル時間となる。次にRAM243は、A4サイズの画像形成をすべて先に行い、その後A3サイズの画像形成を行う場合におけるトータルの動作時間を算出する。この場合、画像形成順は
(5)A4→(3)A4→(1)A4→(2)A3→(4)A3→(6)A3
となる。A4サイズのシートを連続して搬送した場合、その間にかかる時間はT2となる。また、A3サイズのシートを連続して搬送した場合には、その間にかかる時間はT2となっている。ここでT2とは紙間時間となっている。なおここで、T1>T2となる。A4サイズからA3サイズに切り替える場合((1)A4→(2)A3)には、その間にかかる時間は、上述したのと同様にT1となる。各サイズのシートを搬送する時間を除いたトータル時間は、T1+T1+T2+T1+T2となる。
ここで算出したそれぞれの値を比較し、トータル処理時間の短い画像形成順および後述するシート格納部111のシートトレイへ一時的に排出するシートのサイズを判別する。この場合、各サイズのシートを連続して搬送した場合の方が、トータルの動作時間が短いと判別されるため、画像形成順は(5)A4→(3)A4→(1)A4→(2)A3→(4)A3→(6)A3というように、先にA4サイズのシートを搬送し、その後A3サイズのシートの搬送を行う。なおこの場合、A3サイズを先に連続搬送し、その後A4サイズを搬送するようにしてもよい。また、ここではA4サイズのシートを先に連続して搬送し、その後A3サイズのシートを連続して搬送する場合についてのトータル時間を算出したが、それぞれのサイズの連続搬送時の紙間時間が異なる場合には、A3サイズのシートを先に連続して搬送する場合についてもトータル時間を算出し、比較を行う。
画像形成順が決定されると、カラープリンタ101におけるシート搬送動作および画像形成動作が開始される。シート積載カセット29からA4サイズのシートが給紙される。そしてカラー画像形成部4において(5)A4→(3)A4→(1)A4という順に画像形成動作が行われる。ここで、先に搬送および画像形成されるA4サイズのシートの画像形成順はラストページからとなっている。これは、後述するシート格納部111のシートトレイ内にA4サイズのシートを積載した場合、特にそのシート枚数が非常に多い場合には、下分離給紙を行うことが困難なため、ラストページからシートトレイ内に積載し、先頭ページから再給紙を行うためである。画像形成の終了した各A4サイズのシートは、シート格納部111の例えば第3シートトレイ25へ順に排出される。(1)A4の画像形成が終了するとシート積載カセット30から給紙されたA3サイズのシートへの画像形成が開始される。そしてカラー画像形成部4において(2)A3→(4)A3→(6)A3という順に画像形成が行われていく。画像形成の終了したA3サイズのシートはシート格納部111へと搬送されていく。すると、第3シートトレイ25に積載されている(1)A4が給紙ローラ83により給紙され、搬送パス93から搬送パス96へと搬送されていく。そしてカラープリンタ101から搬送されてきた(2)A3の前に挿入される。その後第3シートトレイ25に積載されている(3)A4が給紙ローラ83により給紙され、(2)A3と(4)A3の間に挿入される。同様にして(5)A4が(4)A3と(6)A3の間に挿入され、所定のページ順である(1)A4→(2)A3→(3)A4→(4)A3→(5)A4→(6)A3というように各シートは並べられ、順にフィニッシャー120へと搬送されていく。そしてフィニッシャー120において、フィニッシャー120の動作説明で説明したようなシート後処理を行った後、排出トレイ27または排出トレイ28へと排出される。
なお、ここでは画像形成装置としてカラー画像形成装置を使用して説明を行ったが、白黒画像形成装置でも同様であることは言うまでもない。
また、ここではA4サイズとA3サイズのシートが混載した場合について説明したが、3種類以上のサイズが混載している場合についても同様である。その場合には、各サイズのシートはシート格納部111のシートトレイに、サイズごとに積載される。また、A系列のシートとB系列のシートといったように、異系列サイズのシートが混載した場合についても同様である。
また、上述した説明においては、シート片面の画像形成についての説明であるが、シート両面への画像形成についても動作は同様であり、この場合には、両面パス52から搬送されてきたシートとシート積載カセットから搬送されてきたシートが合流することによる待機時間の関係で、サイズごとに画像形成を行うことによるトータル処理時間の効果がさらに大きくなる。
また、シート後処理装置としてZ折り可能なZ折り機がシート格納部111とフィニッシャー120の間に配置されている場合には、ラージサイズのシートをZ折りしている間は、その上流のシートは全て待機してしまうため、サイズごとに画像形成を行う場合のトータル処理時間の効果はさらに大きくなる。
(第2の実施の形態)
[混載時の搬送動作説明]
ここでは、混載時の搬送動作について第2の実施の形態を説明する。その他詳細については第1の実施の形態と同様であるため説明は省略する。
図4において原稿または電子データによる画像データは、A4サイズとA3サイズが画像データ順に示すような順番で並んでいる。これらの画像データ情報がカラープリンタ101のCPU回路部241に入力されると、まず、データ内の各シートサイズの枚数を算出する。この場合、A4サイズのシートは7枚、A3サイズのシートは3枚となっている。そして、各サイズのシート枚数を比較し、画像データ内で割合の少ないサイズを判別する。この場合には、A3サイズが判別される。すると、その情報がRAM243に記憶される。そしてその情報に従って画像形成順が決定され、カラープリンタ101におけるシート搬送動作および画像形成動作が開始される。ここで画像形成順は図4に示す通りとなっている。シート積載カセット30からA3サイズのシートが給紙され、カラー画像形成部4において画像形成動作が行われる。なお、ここで画像形成されるシート順は、ラストページからとなっている。すなわち(10)A3→(6)A3→(4)A3となる。これについては第1の実施の形態において説明したのと同様の理由による。画像形成の終了した各A3サイズのシートは、シート格納部111の例えば第2トレイ24へ順に排出される。(4)A3の画像形成が終了すると、シート積載カセット29から給紙されたA4サイズのシートへの画像形成が開始される。そしてカラー画像形成部4において(1)A4→(2)A4→(3)A4→(5)A4→(7)A4→(8)A4→(9)A4という順に画像形成が行われていく。画像形成の終了したA4サイズのシートはシート格納部111へと搬送されていく。そしてそれらのシートが搬送パス97から搬送パス96へと搬送されていく。(1)A4→(2)A4→(3)A4が搬送パス96へと搬送されると、第2シートトレイ24に積載されている(4)A3のシートが給紙ローラ132によって給紙されていく。そして(3)A4のシートの後に(4)A3のシートは挿入される。第2シートトレイ24に積載されているシートは、その後順次給紙され、所定の順通りに搬送パス96直前の合流部において挿入されていく。その後、所定のページ順に並べられたシートはフィニッシャー120へと搬送され、シート後処理を行った後、排出トレイ27または排出トレイ28へと排出される。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す断面図である。 画像形成システムの制御ブロックを示す回路構成図である。 混載時のシート搬送動作についての説明図である。 混載時のシート搬送動作についての説明図である。
符号の説明
3 シート給送部
11 カラー画像形成装置
13 カラー画像形成装置
23 第1シートトレイ
24 第2シートトレイ
25 第3シートトレイ
26 第4シートトレイ
54 ユーザーインターフェース(UI)
66 スキャナ部
101 カラープリンタ
111 シート格納部
120 フィニッシャー
201 カラー用イメージリーダ

Claims (3)

  1. 記録紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段より画像形成され搬送されてきた記録紙を一時的に収納する一時収納手段と、
    前記一時収納手段から順次一枚づつ分離搬送する挿入紙搬送手段と、
    前記画像形成手段により画像形成された記録紙、及び、前記挿入紙搬送手段により搬送された挿入紙を任意の順序で搬送し、設定された後処理(ステイプル等)を行い、収納・積載する排紙積載手段と、
    少なくとも二つ以上の異なるサイズの記録紙に前記画像形成手段により画像形成を行う場合、少なくとも一つのサイズの記録紙に画像形成をし、前記一時収納手段に収納した後、残りの(少なくとも一つの)サイズの記録紙に画像形成を行いつつ、前記一時収納手段に収納した挿入紙を所定の記録紙の間に搬送する制御手段と
    を備えたこと、を特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、シート束内でシートの割合(枚数)が少ないサイズの記録紙を前記一時収納手段に収納すること、を特徴とする。
  3. 請求項1の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、前記画像形成手段の動作時間を計算した後、最短時間で動作が終了するように前記一時収納手段に収納する記録紙のサイズを判別すること、を特徴とする。
JP2005175145A 2004-09-16 2005-06-15 画像形成システム Withdrawn JP2006349927A (ja)

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