JP2009109552A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙が排紙トレイに排紙された後直ちに取り出されることを前提とした特定のジョブがある場合においても、ジョブ間の区切りを明確にして排紙し得る画像形成装置を提供する。
【解決手段】ジョブに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、搬送方向と直交する方向の複数の排紙位置の何れかに、画像形成された用紙をシフトするシフト手段と、画像形成後に排紙される用紙を積載する排紙トレイと、前記排紙位置の設定情報を記憶する記憶部と、前記設定情報に基づき、画像形成された用紙をシフトするように前記シフト手段を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、特定のジョブを実行する場合に、当該特定のジョブの前後のジョブの排紙位置の何れかと同一の排紙位置となるように用紙の排紙位置を制御することを特徴とする画像形成装置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年の一般的な画像形成装置には、ジョブオフセット機能が備えられている。ジョブオフセット機能とは、ジョブごとに用紙の排紙位置を交互にシフトさせて排紙させる機能をいう。このジョブオフセット機能を用いることで、複数のジョブを連続して画像形成するような場合であっても、異なるジョブ間の区切りが明確になって排紙される。よって、ユーザは排紙された用紙を取り出し易くなる。
しかし、ジョブオフセット機能を用いるジョブと用いないジョブとが混在した複数のジョブを連続して画像形成するような場合、必ずしもジョブ間の区切りが明確になるとは限らない。
特許文献1には、複数の排紙トレイを備えて構成される画像形成装置が開示されている。この特許文献1に記載の画像形成装置によれば、ジョブオフセット機能を用いるジョブと用いないジョブとで異なる排紙トレイに分別して用紙を排紙する制御が行われる。
ジョブオフセット機能の適用の有無により用紙の排紙先を分別することで、上述したようなジョブ間での区切りが不明確となる問題を解消することができる。
特開平11−116129号公報
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置では、ジョブオフセット機能により排紙されるジョブのうち、特定のジョブ、例えば画像確認等を目的としたジョブがある場合には上述の問題は解消されずにジョブ間の区切りが不明確となる。
画像確認等を目的としたジョブが実行された際に、排紙トレイに排紙された用紙は直ちに取り出されることとなる。よって、このジョブの用紙が取り出された後には、このジョブの前後で排紙位置が同一となるためジョブ間の区切りが不明確となってしまう。
本発明の目的は、用紙が排紙トレイに排紙された後直ちに取り出されることを前提とした特定のジョブがある場合においても、ジョブ間の区切りを明確にして排紙し得る画像形成装置を提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、
ジョブに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、
搬送方向と直交する方向の複数の排紙位置の何れかに、画像形成された用紙をシフトするシフト手段と、
画像形成後に排紙される用紙を積載する排紙トレイと、
前記排紙位置の設定情報を記憶する記憶部と、
前記設定情報に基づき、画像形成された用紙をシフトするように前記シフト手段を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、特定のジョブを実行する場合に、当該特定のジョブの前後のジョブの排紙位置の何れかと同一の排紙位置となるように用紙の排紙位置を制御することを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記ジョブの実行前に前記排紙位置の設定情報を変更してジョブを実行し、実行後のジョブが前記特定のジョブである場合には、前記排紙位置の設定情報を変更し、実行後のジョブが前記特定のジョブでない場合には、前記排紙位置の設定情報を変更しないことで、前記特定のジョブの次に実行されるジョブの排紙位置を、前記特定のジョブの排紙位置と同一とすることを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記ジョブが前記特定のジョブでない場合は、前記ジョブの実行前に前記排紙位置の設定情報を変更せず、前記ジョブが前記特定のジョブである場合は、前記特定のジョブの実行前に前記排紙位置の設定情報を変更することで、前記特定のジョブの排紙位置を前記特定のジョブの実行前に実行されたジョブの排紙位置と同一とすることを特徴とする画像形成装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記特定のジョブは、ジョブの画像を確認するための画像確認ジョブ、所定の画像を用いて画質を確認するための画質確認ジョブ、割り込んで実行される割り込みジョブの何れかであることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、予め定められた2つの排紙位置を交互に切り替え、実行したジョブの用紙を排紙トレイに排紙する。その際、特定のジョブの用紙の排紙位置は、その特定のジョブの前に実行したジョブ又は後に実行する予定のジョブの用紙の排紙位置と同一となる。
このように特定のジョブを実行した場合の用紙の排紙位置を制御することで、この特定のジョブの用紙が排紙後直ちに取り出されるような場合でも、ジョブ間の区切りを明確にした状態で排紙トレイに用紙を積載しておくことが可能となる。
〔第1の実施形態〕
以下、第1の実施形態における画像形成装置について最適な構成及び動作について図面を用いて詳細に説明する。なお、詳細は後述するが、第1の実施形態では、特定のジョブの排紙位置を前のジョブの排紙位置とは異なる排紙位置にシフトさせて用紙を排紙させる場合について説明する。
まず図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100について説明する。
画像形成装置100は、本体1と、これにオプション接続された後処理装置2及び大容量トレイユニット3により構成されている。本体1の上面には、入力部20及びADF(Auto Document Feeder)部40が設けられている。
図2に、画像形成装置100の機能的構成を示す。
図2に示す制御基板10、入力部20、スキャナ部30、ADF部40、プリンタ部50は、図1に示す本体1に含まれる機能である。以下、図2を参照して画像形成装置100を構成する各部について説明する。
制御基板10は、制御部11、プログラムメモリ12、記憶部13、不揮発メモリ14、読み取り処理部15、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC16、圧縮・伸長IC17、画像メモリ(DRAM)18及び書き込み処理部19を備えている。
制御部11は、プログラムメモリ12に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出して記憶部13に展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置100の各部の動作を制御する。
また、制御部11は、入力部20を介して入力されたジョブ設定情報を記憶部13に格納する。ジョブ設定情報には、例えばジョブオフセット機能が設定されているか否か、又は特定のジョブであるか否かについての情報が含まれる。
ここで、特定のジョブとは、実行して排紙トレイに排紙された用紙が直ちに取り出されることを前提としたジョブである。この特定のジョブには、例えばジョブに係る画像を確認するための画像確認ジョブ、所定のチャート等を用いて画質を確認するための画質確認ジョブ、割り込みジョブ等がある。
制御部11は記憶部13からジョブ設定情報を読み出してプリンタ部50又は後処理制御部71に通知し、ジョブ設定情報に基づいて、用紙の排紙位置をシフトする制御を行う。
プログラムメモリ12は、半導体等の不揮発性メモリ等により構成され、画像形成装置100に対応するシステムプログラム、及びシステムプログラム上で実行可能なジョブオフセット処理プログラムを始めとする各種処理プログラム等を記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11は、このプログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部13は、RAM(Random Access Memory)により構成される。記憶部13は、制御部11により実行制御される各種処理において、プログラムメモリ12から読み出されたプログラム、入出力データ及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
不揮発メモリ14は、画像形成装置100に係る各種設定データ等を記憶する。
読み取り処理部15は、スキャナ部30により読み取られたアナログ画像信号をデジタル画像データに変換してDRAM制御IC16へ出力する。
DRAM制御IC16は、制御部11からの制御に基づいて、読み取り処理部15から入力された画像データ、プリントコントローラ部60から入力された画像データを圧縮・伸長IC17により圧縮させ、圧縮された画像データを画像メモリ18の圧縮メモリ18aに書き込んで一時的に記憶させる。
DRAM制御IC16は、制御部11から画像データ出力の指示があると、圧縮メモリ18aに記憶されている出力指示された画像データを圧縮・伸長IC17により伸長させ、書き込み処理部19に出力する。
また、DRAM制御IC16は、プリントコントローラ部60から入力された制御データを制御部11に出力する。
圧縮・伸長IC17は、DRAM制御IC16の制御により画像データの圧縮処理、伸長処理を行うICである。
画像メモリ18は、DRAMにより構成され、圧縮メモリ18aを有している。圧縮メモリ18aは、DRAM制御IC16の制御により、圧縮・伸長IC17で圧縮された画像データを一時的に記憶する。
書き込み処理部19は、圧縮・伸長IC17から入力される画像データに基づくPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、プリンタ部50へ出力する。
入力部20は、入力表示制御部21、LCD22を備えて構成されている。
入力表示制御部21は、制御部11からの表示信号を受信して、LCD22における表示制御を行う。また、LCD22上のタッチパネルから入力される操作信号を制御部11へ出力する。
LCD22は、入力表示制御部21から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種設定画面や画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。LCDの画面上は、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルが構成されており、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として入力表示制御部21に出力する。
ここで、図3を参照して、LCD22におけるジョブオフセット機能の設定をON/OFFする入力画面D1を示す。
入力画面D1には、用紙の排紙態様について設定するボタンが表示される。これらのボタンのうち、「仕分けソートB1」又は「仕分けグループB2」のボタンがユーザにより押下されると、ジョブオフセット機能がONに設定される。ここで設定された情報は制御部11によりジョブ設定情報に含められ、記憶部13に記憶されることとなる。
入力部20は、その他、図示しない数字ボタンや各種設定、動作モード等を切替える機能ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備えており、ボタン操作による操作信号を入力表示制御部21から制御部11に出力する。
スキャナ部30は、スキャナ制御部31と、スキャナ32を備えて構成されている。 スキャナ制御部31は、制御部11からの制御信号を受信して、スキャナ32各部を駆動制御する。スキャナ32は、プラテンガラスと、CCD(Charge Coupled Device)と、光源とを備え、光源から用紙へ照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより用紙の画像を読み取り、読み取ったアナログ画像信号を読み取り処理部15へ出力する。
ADF部40は、制御部11から入力される制御信号に基づきADF部40各部の制御を行うADF制御部41を備え、用紙トレイT1(図1参照)に載置された用紙をスキャナ部30のプラテンガラス上に1枚ずつ自動給送する。
プリンタ部50は、プリンタ制御部51、プリント部52を備えて構成されている。
プリンタ制御部51は、制御部11からの制御信号を受信して、プリント部52の各部の動作を制御する。また、プリンタ制御部51は、プリント部52内のジャムの発生、ジャム位置及びジャムの解除を検知し、このジャム検知情報を制御部11に出力する。また、プリンタ制御部51は、ジョブごとに給紙した用紙の枚数をカウントし、制御部11に出力する。更に、プリンタ制御部51は、制御部11及び後処理制御部71間のデータ通信の中継を行う。
プリント部52は、図1に示すように、LD(Laser Diode)81、感光体ドラム82、帯電器83、現像器84、転写部85及び定着器86から構成される画像形成手段、用紙を供給する給紙トレイ87、搬送経路(図1に太線で示す)に従って用紙を搬送するための給紙ローラ88の搬送手段、レジストローラ89をはじめとする各種ローラ、搬送路切換板90及び反転部91等を備えて構成されている。
プリント部52の搬送手段は、プリンタ制御部51からの制御に基づき、ジョブで使用される種類、サイズ、向きの用紙を対応する給紙トレイ87(87a〜87e)から給紙して、給紙された用紙を搬送経路上に搬送する。
また、画像形成においてはプリンタ制御部51の制御動作により次の処理が行われる。
帯電器83は、感光体ドラム82表面を帯電させる。そして、LD81は、書き込み処理部19から入力されたPWM信号に基づいて、感光体ドラム82表面にレーザ光を照射する。これにより静電潜像が形成する。
その後、現像器84は、感光体ドラム82表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させる。そして、転写部85は、給紙トレイ87から搬送された用紙にトナーを転写して画像を形成する。定着器86は画像を定着させ、排紙ローラ94は画像形成済みの用紙を後処理装置2へ送出する。
両面印刷を行う場合、搬送路切換板90は片面が印刷された用紙を反転部91に搬送する。反転部91は表裏を反転して感光体ドラム82に再搬送する。その後、上述した処理によりプリンタ制御部51は各部を制御して反転後の表面の画像を形成して定着後、排出ローラにより後処理装置2へ送出する。
プリント部52の搬送経路上には、複数のセンサ(図示省略)が設けられている。これらのセンサは、用紙が通過する際にセンサ信号を発生させてプリンタ制御部51に出力する。プリンタ制御部51は、用紙が一のセンサを通過後に次に検知するはずのセンサ信号が一定時間を経過してもONしない場合に、2つのセンサ間でジャムが発生したことを検知してこの情報を制御部11に出力する。
また、プリンタ制御部51は、ジョブごとに給紙ローラ付近に設けられたセンサから出力されるセンサ信号をカウントすることにより給紙した用紙の枚数をカウントし、制御部11に出力する。
後処理装置2は、プリンタ制御部51を介して制御部11から入力される制御信号に基づいて後処理装置2の各部の制御を行う後処理制御部71、シフト手段、後処理部104、排紙ローラ105、第1排紙トレイTa1及び第2排紙トレイTa2を備える。
後処理部104は、用紙にステープル処理やパンチ処理を行う。シフト手段は、中間スタッカ101と整合板からなるシフト部材102及び搬送ローラ103を有する。シフト部材102は、搬送方向と直交する方向の両端部に設けられ、中間スタッカ101で一時停止している用紙の端部に突き当てられ、用紙の曲がりを修正すると共に、搬送方向と直交する方向の左側又は右側の所定の位置に用紙をシフトする。シフトされた用紙は搬送ローラ103により搬送される。第1排紙トレイTa1には、排紙されて積載されている用紙の有無を検知するセンサSEを有する。
後処理制御部71は、制御部及び後処理装置2に対応するシステムプログラムや実行可能な各種処理プログラムを記憶するプログラムメモリと、RAMを備えて構成される。
後処理制御部71の制御部は、入力された制御信号に基づきプログラムメモリに記憶されたプログラムとの協働により各部を駆動制御する。そして、ステープル処理、中綴じ処理、中折り処理等の後処理を行い、指示された排紙トレイTa(第1排紙トレイTa1又は第2排紙トレイTa2)に用紙を排紙する。
後処理装置2の搬送経路上には、図1に示すように複数のセンサが設けられており、プリンタ制御部51と同様、後処理制御部71はセンサによりジャムを検知してこの情報をプリンタ制御部51へ出力する。
プリントコントローラ部60は、I/F61、データ変換部62等を備えて構成されている。I/F61は、NIC(Network Interface Card)やモデム等の、通信ネットワークNに接続するための通信用インターフェースであり、ホスト装置200とのデータの送受信を行う。データ変換部62は、I/F61を介して入力された印刷データを所定のページ記述言語によって画像形成装置100で印刷可能なデータ形式の画像データに変換し、制御データとともにDRAM制御IC16に出力する。
ここで、図4に、ホスト装置200におけるジョブオフセット機能の設定をON/OFFする入力画面D2を示す。
図3の入力画面D1と同様に、入力画面D2において、ユーザは用紙の排紙態様について設定することができる。ユーザは、表示された設定項目のうち、「オフセット」のチェックボックスをマウス等によりクリックしてチェックすることで、ジョブオフセット機能をONとすることができる。なお、入力画面D1と同様、ここで設定された情報はジョブ設定情報に含められ、記憶部13に記憶される。
図3、図4に示す入力画面D1、D2によりジョブオフセット機能をONにすることで、制御部11により後述する図5に示すような排紙制御が行われることとなる。
以下、図5を参照して、第1の実施形態における排紙制御について説明する。
図5に、第1の排紙制御の処理動作を説明するフローチャートを示す。
なお、図5に示す処理を実行することで、後述する図6に示した排紙イメージが実現される。また、図5に示す処理は、複数のジョブが実行される際の各ジョブについて行われる処理である。
まず、制御部11はジョブの実行の開始処理を行う(ステップS1)。
ジョブの実行の開始処理では、例えば制御部11は記憶部13に一時的に記憶されているジョブ設定情報を読み出す。
ジョブ設定情報にはジョブオフセット機能のON/OFFに関する設定情報や排紙枚数に関する設定情報等が含まれる。
このジョブ設定情報に基づいて、制御部11は以降の処理で給紙処理、画像形成処理及び排紙処理等を行うこととなる。
次に制御部11は、排紙トレイTa1に用紙が積載されているか否かを判定する(ステップS2)。制御部11は、排紙トレイTa1に用紙が積載されていないと判定した場合(ステップS2;NO)、デフォルトの排紙位置、例えば「右側」の排紙位置の設定情報を記憶部13に記憶して設定し(ステップS5)、ステップS6へ移行する。
一方、制御部11は、排紙トレイTa1に用紙が積載されていると判定した場合(ステップS2;YES)、読み出したジョブ設定情報からジョブオフセット機能がONであるか否かについて判定する(ステップS3)。
ジョブオフセット機能がONでない場合(ステップS3;NO)、つまりOFFである場合、制御部11はステップS6へ移行して給紙処理を行う(ステップS6)。
一方、ジョブオフセット機能がONである場合(ステップS3;YES)、制御部11は、前回処理したジョブの排紙位置と異なる排紙位置の設定情報を記憶部13に記憶する(ステップS4)。なお、前回処理したジョブとは、複数のジョブで構成される一連の連続ジョブのうち、今回処理するジョブより以前に実行済みである直近のジョブをいう。
このステップS4において排紙位置の設定情報を変更することで、制御部11は前回処理したジョブと今回処理するジョブとで異なる排紙位置に用紙をシフトして排紙することとなる。
制御部11は、記憶部13に排紙位置の情報を設定記憶した後、用紙を給紙トレイ87から給紙する給紙処理を行う(ステップS6)。
そして、制御部11は、給紙した用紙に対してジョブに係る画像の画像形成処理を行う(ステップS7)。
制御部11は、排紙位置の設定情報に基づいて、画像形成した用紙を排紙トレイTa1に排紙する(ステップS8)。なお、排紙位置の設定情報は、ステップS5又はS4においてける処理で記憶部13に記憶した設定情報が用いられる。
次に、制御部11は、ジョブの全ての排紙が完了したか否かについて判断する(ステップS9)。
全ての排紙が完了していない場合(ステップS9;NO)、制御部11は、ステップS6に移行して、全ての排紙が完了するまでステップS6〜S9の処理を繰り返してジョブを実行する。
全ての排紙が完了している場合(ステップS9;YES)、制御部11は、今回実行したジョブが特定のジョブであったか否かについて判断する(ステップS10)。
特定のジョブであるか否かの判断については、制御部11がジョブ設定情報に基づいて、画像確認ジョブ、画質確認ジョブ、割り込みジョブの何れかの特定ジョブであるか否かを判断する。
今回実行したジョブが特定のジョブであった場合(ステップS10;YES)、制御部11は、今回のジョブと異なる排紙位置、即ち前回処理したジョブと同一の排紙位置となるように記憶部13の排紙位置の設定情報を変更して記憶し(ステップS11)、次のステップS12へ移行する。
一方、今回実行したジョブが特定のジョブでなかった場合(ステップS10;NO)、制御部11は、記憶部13に記憶している排紙位置の設定情報を変更せず現状のままにしてステップS12に移行し、次のジョブがあるか否かを判定する(ステップS12)。次のジョブがある場合(ステップS12;YES)、ステップS1に移行し引き続き同様のフローにて次のジョブを実行する。次のジョブがない場合(ステップS12;NO)、終了処理を行って(ステップS13)、本処理のフローを終了する(END)。
なお、終了処理には、例えば制御部11がプリンタ部50又は後処理制御部71にジョブお終了を通知したり、ジョブ設定情報を記憶部13から消去したりする処理が含まれる。
ここで、今回処理したジョブが特定のジョブであった場合のステップS10〜S11における処理により、排紙位置の設定情報は、前回処理したジョブの排紙位置と同一の排紙位置に変換されとして記憶部13に記憶されている。これにより、次回処理するジョブの排紙位置は、ステップS4において更に変更されて特定のジョブと同一の排紙位置となる。
以下、図6を参照して、特定のジョブを含む複数のジョブで構成される一連の連続ジョブにおいて、排紙される用紙の排紙イメージについて説明する。
図6に、画像形成装置100により用紙が排紙された場合の第1の排紙イメージを示す。
なお、図6に示す排紙イメージは、ジョブオフセット機能を用いてジョブJ1〜J4の順でジョブが実行された場合の排紙トレイTa1における用紙の排紙イメージを示している。また、ジョブJ1〜J4が実行された際に記憶部13に記憶されている排紙位置の設定情報を同図の右側に示す。
ジョブJ1の用紙は、排紙位置の設定情報がデフォルト値の右に設定された後、排紙トレイTa1に排紙される。
ジョブJ2の用紙は、排紙位置の設定情報が右から左に変更された後、排紙トレイTa1に排紙される。
ここまでで、排紙トレイTa1において、ジョブJ1及びジョブJ2の用紙はジョブ間の区切りが明確にされて排紙トレイTa1に積載された状態となっている。
ジョブJ2の用紙が排紙された後、画像確認ジョブ、画質確認ジョブ又は割り込みジョブ(特定のジョブ)J3の用紙が排紙される。
ジョブJ3の用紙は、排紙位置の設定情報が左から右に変更された後、排紙トレイTa1に排紙される。なお、ジョブJ3による用紙は排紙された後、直ちに排紙トレイTa1から取り出されることとなる。
ジョブJ3の用紙が排紙された後に排紙位置の設定情報は、右から左に変更される。
ジョブJ4の用紙は、排紙位置の設定情報が左から右に変更せれた後、排紙トレイTa1に排紙される。
よって、結果的にジョブJ3の用紙と同一の排紙位置に排紙されることとなる。ジョブJ1〜J4が実行された後、排紙トレイTa1にはジョブJ1、ジョブJ2及びジョブJ4の用紙が積載された状態となる。
図6に示すように、ジョブJ3の用紙が取り出された後であっても、各ジョブ間による区切りは明確になっている。
以上のように、第1の実施形態によれば、予め定められた2つの排紙位置を交互に切り替えて実行したジョブの用紙を排紙トレイTa1に排紙する。そして、特定のジョブを実行した場合に排紙される用紙の排紙位置は、その特定のジョブの前に実行したジョブの排紙位置とは別にして、後に実行するジョブの排紙位置と同一とする。
このように特定のジョブを実行した場合の用紙の排紙位置を制御することで、この特定のジョブの用紙が排紙後直ちに取り出されるような場合でも、ジョブ間の区切りを明確にした状態で排紙トレイTaに用紙を積載しておくことが可能となる。
〔第2の実施形態〕
以下、第2の実施形態における画像形成装置について最適な構成及び動作について図面を用いて詳細に説明する。なお、第2の実施形態では、特定のジョブの排紙位置を前のジョブの排紙位置からシフトさせずに用紙を排紙させる場合について説明する。また、第2の実施形態は、第1の実施形態において説明した画像形成装置100や本体1等の構成は同一であるため、ここでの説明は省略する。
図7を参照して、第2の排紙制御の処理動作について説明する。
まず、制御部11はジョブの実行の開始処理を行う(ステップS21)。
ここでの処理については、図5におけるステップS1と同様であるため説明は省略する。
次に制御部11は、排紙トレイTa1に用紙が積載されているか否かを判定する(ステップS22)。制御部11は、排紙トレイTa1に用紙が積載されていないと判定した場合(ステップS22;NO)、デフォルトの排紙位置、例えば「右側」の排紙位置の設定情報を記憶部13に記憶して設定し(ステップS26)、ステップS27へ移行する。
一方、制御部11は、排紙トレイTa1に用紙が積載されていると判定した場合(ステップS22;YES)、読み出したジョブ設定情報からジョブオフセット機能がONであるか否かについて判定する(ステップS23)。
ジョブオフセット機能がONでない場合(ステップS23;NO)、つまりOFFである場合、制御部11はステップS27へ移行して給紙処理を行う(ステップS27)。
一方、ジョブオフセット機能がONである場合(ステップS23;YES)、制御部11は、今回処理するジョブが特定のジョブであるか否かについて判断する(ステップS24)。
なお、特定のジョブであるか否かについての判断処理は、図5におけるステップS10と同様である。
今回処理するジョブが特定のジョブでない場合(ステップS24;NO)、制御部11は、前回処理したジョブの排紙位置と異なる排紙位置の設定情報に変更して記憶部13に記憶する(ステップS25)。
一方、今回処理するジョブが特定のジョブである場合(ステップS24;YES)、制御部11は、今回処理するジョブの排紙位置を変更せず、ステップS27に移行して前回処理したジョブの排紙位置の設定情報に基づく排紙処理を行う。つまり、前回処理したジョブの排紙位置と同一の排紙位置に用紙を排紙することとなる。
制御部11は、ステップS24又はステップS25の処理の後、用紙を給紙トレイ87から給紙する給紙処理を行う(ステップS27)。
そして、制御部11は、給紙した用紙に対してジョブに係る画像の画像形成処理を行う(ステップS28)。
制御部11は、排紙位置の設定情報に基づいて、画像形成した用紙を排紙トレイTa1に排紙する(ステップS29)。
また、制御部11はジョブ設定情報に基づいて、ジョブの全ての排紙が完了したか否かについて判断する(ステップS30)。
ジョブの全ての排紙が完了していない場合(ステップS30;NO)、制御部11は、ステップS27に移行して、全ての排紙が完了するまでステップS27〜S30の処理を繰り返す。
ジョブの全ての排紙が完了している場合(ステップS30;YES)、制御部11は、次のステップS12へ移行し、次のジョブがあるか否かを判定する(ステップS31)。次のジョブがある場合(ステップS31;YES)、ステップS21に移行し、引き続き同様のフローにて次のジョブを実行する。次のジョブがない場合(ステップS31;NO)、終了処理を行って(ステップS32)、本処理のフローを終了する(END)。
以下、図8を参照して、特定のジョブを含む複数のジョブで構成される一連の連続ジョブにおいて、排紙される用紙の排紙イメージについて説明する。
図8に、第2の排紙イメージを示す。
なお、図8に示す排紙イメージは、ジョブオフセット機能を用いてジョブJ11〜J44の順でジョブが実行された場合の排紙トレイTa1における用紙の排紙イメージを示している。また、ジョブJ11〜J44が実行された際に記憶部13に記憶されている排紙位置の設定情報を同図の右側に示す。
ジョブJ11の用紙は、排紙位置の設定情報がデフォルト値の右に設定された後、排紙トレイTa1に排紙される。
ジョブJ22の用紙は、排紙位置の設定情報が右から左に変更された後、排紙トレイTa1に排紙される。
ここまでで、排紙トレイTa1において、ジョブJ11及びジョブJ22の用紙はジョブ間の区切りが明確にされて排紙トレイTa1に積載された状態となっている。
ジョブJ22の用紙が排紙された後、画像確認ジョブ、画質確認ジョブ又は割り込みジョブ(特定のジョブ)J33の用紙が排紙される。
ジョブJ33の用紙は、排紙位置の設定情報が左のまま排紙トレイTaに排紙される。よって、ジョブJ33の用紙はジョブJ22の用紙と同一の排紙位置に排紙されることとなる。なお、ジョブJ33による用紙は排紙された後、直ちに排紙トレイTa1から取り出されることとなる。
ジョブJ33の用紙が排紙された後、排紙位置の設定情報は左のままである。
ジョブJ44の用紙は、排紙位置の設定情報を左から右に変更した後、排紙トレイTa1に排紙される。
ジョブJ11〜J44が実行された後、排紙トレイTa1にはジョブJ11、ジョブJ22及びジョブJ44の用紙が積載された状態となる。
図8に示すように、ジョブJ33の用紙が取り出された後であっても、各ジョブ間による区切りは明確になっている。
以上のように、第2の実施形態によれば、予め定められた2つの排紙位置を交互に切り替え、実行したジョブの用紙を排紙トレイTa1に排紙する。そして、特定のジョブを実行した場合に排紙される用紙の排紙位置は、その特定のジョブの前に実行したジョブの排紙位置と同一とする。
このように特定のジョブを実行した場合の用紙の排紙位置を制御することで、この特定のジョブの用紙を排紙後直ちに取り出すような場合でも、ジョブ間の区切りを明確にした状態で排紙トレイTa1に用紙を積載しておくことが可能となる。
画像形成装置の概要構成図である。 画像形成装置の機能ブロック図である。 入力画面の一例を示す図である。 入力画面の一例を示す図である。 第1の排紙制御を説明するフローチャートである。 第1の排紙イメージを示す図である。 第2の排紙制御を説明するフローチャートである。 第2の排紙イメージを示す図である。
符号の説明
100 画像形成装置
10 制御基板
20 入力部
11 制御部
13 記憶部
1 本体

Claims (4)

  1. ジョブに基づき用紙に画像を形成する画像形成部と、
    搬送方向と直交する方向の複数の排紙位置の何れかに、画像形成された用紙をシフトするシフト手段と、
    画像形成後に排紙される用紙を積載する排紙トレイと、
    前記排紙位置の設定情報を記憶する記憶部と、
    前記設定情報に基づき、画像形成された用紙をシフトするように前記シフト手段を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、特定のジョブを実行する場合に、当該特定のジョブの前後のジョブの排紙位置の何れかと同一の排紙位置となるように用紙の排紙位置を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記ジョブの実行前に前記排紙位置の設定情報を変更してジョブを実行し、実行後のジョブが前記特定のジョブである場合には、前記排紙位置の設定情報を変更し、実行後のジョブが前記特定のジョブでない場合には、前記排紙位置の設定情報を変更しないことで、前記特定のジョブの次に実行されるジョブの排紙位置を、前記特定のジョブの排紙位置と同一とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記ジョブが前記特定のジョブでない場合は、前記ジョブの実行前に前記排紙位置の設定情報を変更せず、前記ジョブが前記特定のジョブである場合は、前記特定のジョブの実行前に前記排紙位置の設定情報を変更することで、前記特定のジョブの排紙位置を前記特定のジョブの実行前に実行されたジョブの排紙位置と同一とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定のジョブは、ジョブの画像を確認するための画像確認ジョブ、所定の画像を用いて画質を確認するための画質確認ジョブ、割り込んで実行される割り込みジョブの何れかであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
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