JP4369414B2 - 画像形成装置及び中綴じ制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、中綴じ処理機能を備えた画像形成装置及び中綴じ制御プログラムに関する。
プリンタや複写機あるいは複合機等の画像形成装置には、用紙に所定の原稿画像を形成した後、さらに、この用紙に対して、自動的に中綴じ処理(ステープル処理)や中折り処理等の後処理(フィニッシュング処理)を行うための後処理装置(フィニッシャ)を備えたものがある。
後処理装置は、製本仕上げを可能とする中綴じユニットが設けられており、例えば、画像形成装置本体から搬送されてきた用紙に対して中綴じ処理、中折り処理を順に施し(以降、中綴じ、かつ、中折りすることを、中綴じ折りするという)、これら中綴じ折りされた用紙束を排出トレイに排出する。
従来、中綴じユニットは、図6に示すように、表紙ページが一番下に成るように印刷を行って印刷物を重ねていき、最後に印刷物に対して谷折りを行って、中央でステープルしていた(例えば、特許文献1、2参照)。
ところで、中綴じユニットを谷折りでなく山折りにした場合、山折りの中綴じ後処理装置をサポートする機種のドライバを用いれば、図7に示すように、問題なくユーザが意図する印刷物を得ることができる。
特開平6−276374号公報 特開2004−153574号公報
しかしながら、図8に示すように、山折りの中綴じ後処理装置をサポートする機種以外のドライバを使用してブックレット印刷を行った場合、ジョブのページは谷折りブックレット順に作成され、中綴じユニットで山折りされるので、得られる印刷物はページの順序が正しく並んでおらず、ユーザが意図する印刷物が出来上がらない問題が発生する。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、山折りの中綴じ後処理装置をサポートする機種以外のドライバを使用してブックレット印刷を行い、ページの順序が正しく並んだユーザが意図とする印刷物を得ることが出来るようにすることにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明では、図7のような山折りブックレット順にページが並んだジョブを生成することで課題を解決する。
すなわち、本発明に係る画像形成装置は、用紙に原稿画像を形成する画像形成部と、画像形成部より受け入れた用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で綴じる中綴じ処理部と、この用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で山折りする中折り処理部と、これらの動作を制御する制御部とを備え、上記制御部は、ジョブを受信すると、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブであるか否かを判定し、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブでない場合には、1部目の出力を停止し、受信したジョブの全ページの画像データを記憶手段に一旦保存して逆順ソートし、その後に上記記憶手段から読み出して画像データの印刷を行うことを特徴とする。
本発明は、用紙に原稿画像を形成する画像形成部と、画像形成部より受け入れた用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で綴じる中綴じ処理部と、この用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で山折りする中折り処理部と、これらの動作を制御する制御部とを備えてなる画像形成装置における上記制御部を構成するコンピュータにより実行される中綴じ制御プログラムであって、ジョブを受信すると、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブであるか否かを判定し、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブでない場合には、1部目の出力を停止し、受信したジョブの全ページの画像データを記憶手段に一旦保存して逆順ソートし、その後に上記記憶手段から読み出して画像データの印刷を行うことを特徴とする。
本発明によれば、山折りの中綴じ後処理装置をサポートする機種や山折りの中綴じ後処理装置をサポートしない機種の両方を利用し、山折りの中綴じ後処理装置をサポートしない機種のドライバを両機種で共通で使い、ユーザはドライバの種類やジョブにおけるページの並びを何も意識することなく中綴じ印刷を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構成の画像形成装置1に適用される。
この画像形成装置1は、画像形成部100を備えた本体部10、本体部10の上方に設置された原稿給送部200及び原稿読取部300、本体部10の下部に設置された給紙部400、本体部10の一側辺部に設置された後処理部500、本体部10のフロント部に設置された操作表示部600並びに後述する検出部700を備えている。
ここで、本体部10と後処理部500とは別体でも一体でも構わないが、後処理部500は、別体とすることにより、オプションの後処理装置として提供することが出来る。
原稿読取部300は、原稿の読み取りを行って当該原稿に対応する画像データを生成するものである。原稿読取部300は、光学的に取得した原稿の画像から画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等を備えたスキャナ301などからなり、その上面にコンタクトガラス302とコンタクトガラス303とを備えている。原稿読取部300は、コンタクトガラス302上に載置された原稿、あるいは原稿給送部200によってコンタクトガラス303に接するようにして搬送される原稿を走査しつつ取得した画像データを後述する制御部20へ出力する。
原稿給送部200は、原稿読取部300へ原稿を給送するものである。原稿給送部200は、原稿載置部201、搬入ローラ等を備えた搬入駆動部202、搬送ローラ203、排出ローラ204、排紙台205、及び原稿の有無を検出する原稿検出スイッチ206を備えており、原稿載置部201に載置された原稿を自動的に1枚ずつコンタクトガラス303に接触させつつ搬送し、原稿の露光走査後に排紙台205に排出する。また、原稿給送部200は可倒式に構成されており、コンタクトガラス302の上面を開放するように上方に持ち上げることにより、コンタクトガラス302の上面に、読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を載置することが可能に構成されている。
給紙部400は、画像形成部100に対して用紙の給紙を行うものである。給紙部400は、各サイズの用紙(記録紙)が収納される給紙カセット401、402、及び本体部10の一側方部に開閉自在に構成された手差しトレイ4031等からなる手差し給紙部403を備えている。また、給紙部400は、給紙カセット401、402から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送経路404、手差し給紙部403から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送経路405を備えている。各給紙カセット401、402及び手差し給紙部403は、収納されている用紙を取り出すためのピックアップローラ406、407、408、用紙を1枚ずつ搬送経路に送り出す給紙ローラ409、410、411を備えている。
搬送経路404は、用紙を搬送する搬送ローラ412、413、及び搬送されてくる用紙を画像形成部100の手前で待機させるためのレジストローラ414を備えている。また、搬送経路405は、レジストローラ414の上流側で搬送経路404と合流している。
画像形成部100は、給紙部400によって搬送されてきた用紙に対して所定の画像形成(印刷)を行うものである。画像形成部100は、図1に示す矢印方向に回転可能に支持された感光体ドラム101、この感光体ドラム101の周囲に配設された帯電部102、現像部103、クリーニング部104、レーザ走査ユニット105、転写ローラ106及び定着ローラ107を備えている。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。レーザ走査ユニット105は、後述する画像記憶部30から送信された画像データに基づき、レーザービームを感光体ドラム101の表面に照射し、感光体ドラム101表面に静電潜像を形成するものである。現像部103は、静電潜像にトナーを付着させて画像(原稿画像)を顕在化させるものである。転写ローラ106は、搬送されてきた用紙を感光体ドラム101に押し付けた状態で、感光体ドラム101上に顕在化したトナー像をこの用紙に転写するものである。定着ローラ107は、用紙に転写されたトナー像を定着させるものである。定着ローラ107は、図示しないヒートローラ及び圧ローラからなり、このヒートローラの熱によって用紙上のトナーを溶かし、圧ローラによって圧力をかけてトナーを用紙上に定着させる。クリーニング部104は、用紙への画像の転写が終了した後、感光体ドラム101の表面に残留しているトナーを清掃するものである。
本体部10の上部には、用紙排出部108が設けられており、定着ローラ107から搬送されてきた用紙は、排出ローラ109によってこの用紙排出部108に排出される。また、定着ローラ107から搬送されてきた用紙は、排出ローラ110によって後処理部500へ排出される。なお、用紙の搬送方向は、排出分岐ガイド111によって、排出ローラ109側と排出ローラ110側とに切り換え可能に構成されている。
操作表示部600は、ユーザの操作に応じて所定の指示入力を行うものである。操作表示部600は、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー601と、印刷部数等を入力するためのテンキー602と、各種複写動作の設定等を入力するための操作ガイド情報等を表示すると共に、パンチ処理、中綴じ処理及び中折り処理といった後処理の設定を入力するためのパンチ設定ボタン、中綴じ設定ボタン及び中折り設定ボタン等種々の操作ボタン等が表示される液晶表示器(LCD)等からなる表示器603とを備えている。
また、操作表示部600は、所定の情報を表示するものである。操作表示部600は、上記表示器603等に、後述するオーバーフロー状態となっていることを報知する所定の情報(例えばメッセージ文)を表示する。
後処理部500は、本体部10において印刷処理された用紙に対してステープル処理や中折り処理等の後処理を行うものである。後処理部500は、排出ローラ110によって当該後処理部500に搬入(排出)されてきた用紙に対してパンチ処理を行うパンチ処理部501、当該搬入された用紙を下流側に搬送する中間ローラ502、用紙束の排出に適した基準位置に位置調整するべく昇降機構503によって昇降可能にされたメイントレイ504、後処理部500の上部一側面側に配設されたサブトレイ505、パンチ処理部501から搬送されてきた用紙をメイントレイ504に排出する排出ローラ506、パンチ処理部501から搬送されてきた用紙をサブトレイ505に排出する排出ローラ507、中間ローラ502からの用紙の搬送方向をメイントレイ504側とサブトレイ505側と後述するステープル処理部510側とのいずれかに切り替える搬送分岐ガイド508、509、さらに、ステープル処理部510、中折り処理部520、用紙束排出トレイ530、及びセンサ部540を備えている。
ステープル処理部510は、中間ローラ502を経由して搬送されてきた用紙に対して中綴じ処理等のステープル処理を行うものである。ステープル処理部510は、搬送されてきた用紙を用紙束として一時的にストックする綴じ用受台511、綴じ用受台511の上面に対して突没自在に設けられ、当該綴じ用受台511に搬入されてきた用紙の搬送を一時的に停止させるストッパ512、及び綴じ用受台511上の用紙束に対して綴じ処理を行うステイプラ513を備えている。
綴じ用受台511に搬入されてきた用紙は、その先端部がストッパ512に衝突して停止する。続いて搬入されてきた用紙も同じくストッパ512に衝突して停止する。このようにして所定枚数の用紙が綴じ用受台511に順次重ねられて用紙束となる。そして、この用紙束に対し、ステイプラ513によって、当該用紙束の搬送方向中央部にステープル止めを行う中綴じ処理が行われる。なお、ステープル処理部510は、ステイプラ513によって用紙束の搬送方向先端部にステープル止めを行う先端綴じ処理を行うことも可能に構成されている。この場合、ステイプラ513に対して、用紙束を載置した綴じ用受台511が、用紙束の搬送方向に平行に移動し(ステイプラ513に対して綴じ用受台511が相対的に移動し)、当該中綴じ又は先端綴じを行うための位置決めが行われてもよい。このようにして綴じ処理が行われた後、当該用紙束は中折り処理部520へ搬送される。
中折り処理部520は、ステープル処理部510によってステープル処理が施された用紙束に対して山折りによる中折り処理を行うとともに、用紙束排出トレイ530へこの用紙束の排出を行うものである。用紙束排出トレイ530は、中折り処理部520から排出された用紙束を積載して貯めておく(収納しておく)ことが可能に構成された箱状のトレイである。センサ部540は、中折り処理部520へ排出される用紙束の有無の検出するセンサ、あるいは中折り処理部520各部の動作の検出を行うセンサ等からなるセンサ群である。
ここで、図2に、中折り処理部520、用紙束排出トレイ530及びセンサ部540の拡大詳細図を示す。図2に示すように、中折り処理部520は、搬送されてきた用紙束を一時的にストックする中折り用受台521、ステープル処理部510から搬送されてきた用紙束を中折り処理部520に搬入させる搬送ローラ522、中折り用受台521上に搬入されてきた用紙束の搬送を一時的に停止させるストッパ523、用紙束に対して曲げを与えるための折りブレード524、折りブレード524を駆動させるブレードモータ525、折りブレード524によって折り曲げられた用紙束を挟み込んで曲げ癖を付けるための折りローラ526、折りローラ526から搬送されてきた用紙束を用紙束排出トレイ530に向けて搬送するための排出経路527、及び排出経路527を搬送された用紙束を用紙束排出トレイ530へ排出する排出ローラ528を備えている。
ステープル処理部510から搬送されてきた用紙束は、中折り用受台521上に搬入され、当該用紙束の搬送方向の先端部がストッパ523に衝突することによって搬送が停止される。ストッパ523は、中折り用受台521に対して用紙束の搬送方向に平行(符号5231に示す矢印方向)に移動可能となっており、これにより、折りブレード524に対して用紙束が相対移動され、用紙束の折り曲げ位置が調整される。
中折り用受台521の略中央部には、スリット5211が形成されており、このスリット5211に対応した中折り用受台521の下方部に、折りブレード524が設けられている。折りブレード524は、中折り用受台521に対し、符号5241に示す矢印方向(中折り用受台521に対して略垂直方向)に突没自在に設けられている。折りローラ526は、中折り用受台521を挟んで折りブレード524に対向する位置に設けられている。ブレードモータ525によって、折りブレード524が中折り用受台521の用紙束載置面から突出されることにより、中折り用受台521上に停止されている用紙束は、折りブレード524とともに、折りローラ526に挟まれた状態で当該折りローラ526間を移動する。これによって、用紙束に曲げ癖が付けられる(曲げが与えられる)。曲げ癖の付いた用紙束は、折りローラ526によって排出経路527へ搬送される。一方、折りブレード524は、所定位置まで突出した後、ブレードモータ525によって折りローラ526間から引き出され、突出する以前の元の位置まで戻される。排出経路527に搬入された用紙束は、排出ローラ528によって用紙束排出トレイ530に排出される。用紙束排出トレイ530に排出された用紙束は、用紙束531に示すように中折りされた状態で当該用紙束排出トレイ530に順次積載される。
センサ部540は、図2に示すように、用紙束排出トレイ530へ排出される用紙束の有無を検出する排出センサ541、用紙束排出トレイ530における用紙束の有無を検出する用紙センサ542、中折り用受台521に対するストッパ523の位置を検出する位置センサ543、及び中折り用受台521に搬送されてきた用紙束の有無の検出を行う搬入センサ544を備えている。
排出センサ541は、排出経路527における排出ローラ528近傍に設けられており、例えば、排出経路527を横切る光を出射する光源と、当該光源から出射された光を受ける受光素子とで構成されている。この光源と受光素子との間に用紙束が搬送されてきた場合には、当該光源から出射された光が用紙束によって遮られ、用紙束が下流に向けて通過した後は、光源から出射された光が再び受光素子によって受光される。このことを利用して、用紙束排出トレイ530に排出される用紙束の有無の検出が行われる。
用紙センサ542は、例えば用紙束排出トレイ530の上面側(底部)に設けられており、排出センサ541と同様に、例えば、用紙束排出トレイ530上を横切る光を出射する光源と、当該光源から出射された光を受ける受光素子とで構成されている。この光源と受光素子との間に用紙束が排出されてきた場合には、光源から出射された光が当該用紙束によって遮られ、用紙束が取り除かれた場合には、光源から出射された光が再び受光素子によって受光される。このことを利用して、用紙束排出トレイ530における用紙束の有無の検出が行われる。上記センサ部540(センサ541〜544)から出力された検出信号は、後述する制御部20に入力される。
なお、本体部10から後処理部500に排出されてきた用紙に対して、パンチ処理のみを行う場合には、用紙を本体部10から後処理部500へ順次搬入させ、パンチ処理部501によって当該用紙に対するパンチ処理を行った後、中間ローラ502を経由して、メイントレイ504又はサブトレイ505に排出する構成であってもよい。また、パンチ処理を行った後に、ステープル処理や中折り処理を行う場合には、後処理部500に順次搬入されてきた用紙に対して順次パンチ処理を行った後、ステープル処理部510及び中折り処理部520へ搬送し、各処理部において所定の後処理を行う構成としてもよい。また、パンチ処理を行わずに、ステープル処理や中折り処理を行ってもよい。
ここで、この画像形成装置1のハードウエア構成の概略を図3のブロック図に示す。
画像形成装置1は、装置全体の動作制御を司るCPUを中心とする制御部20を備えている。この制御部20は、プリンタコントローラ50、レーザ走査ユニット105や定着ローラ107等からなる画像形成部100、原稿載置部201や搬送ローラ203等からなる原稿給送部200、スキャナ301やコンタクトガラス302等からなる原稿読取部300、給紙カセット401、402や搬送経路404、405等からなる給紙部400、ステープル処理部510や中折り処理部520等からなる後処理部500、スタートキー601や表示器603等からなる操作表示部600、排出センサ541等のセンサ部540等からなる検出部700、画像記憶部30及び画像処理部40などが接続されている。
画像記憶部30は、原稿読取部300によって読み取られた原稿の画像データや図略のネットワークI/F部等を介して外部装置から送信されてきた画像データを一時的に記憶するメモリである。
画像処理部40は、上記画像データに対する各種画像処理を行うものである。画像処理部40は、例えば、複数の原稿画像を1つの用紙に集約させる画像処理、すなわち、原稿画像の画像サイズを拡大又は縮小する拡大縮小処理や、複数の原稿画像を1つの用紙に配置するレイアウト処理を行う。例えば、画像処理部40は、A4サイズの4つの原稿画像をそれぞれB5サイズまで縮小し、これら縮小された4つのB5サイズの原稿画像を、A3サイズの用紙の裏表両面に配置する(B5サイズの原稿画像を片面に2つ配置する)といった画像処理を行う。
制御部20は、図4に示すように、画像形成装置1の制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)20A、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)20B及び制御プログラム等を上記ROM20Aから読み出して実行するマイクロコンピュータ20C等からなり、操作表示部600等において入力された所定の指示情報や、本装置の各所に設けられた各種センサからの検出信号に応じて装置全体の制御を行うものである。制御部20は、枚数算出部21、枚数設定部22、部数設定部23、重み値設定部24、判別部26、表示制御部27、後処理駆動制御部28及び後処理情報設定部29を備えている。
枚数算出部21は、原稿読取部300によって読み取られた原稿の枚数情報に基づいて、当該原稿から得られた原稿画像を集約して印刷するための用紙の所要枚数を算出(特定)するものである。枚数算出部21は、例えば、複数枚の原稿を用いて週刊誌を印刷する(週刊誌綴じを行う)といった場合の、この週刊誌を構成する用紙枚数の算出を行う。この場合、原稿画像は、週刊誌の左右ページ及び裏表両面に印刷されるため、用紙1枚に対して4枚の原稿が用いられる。したがって、枚数算出部21は、原稿枚数を「M」、用紙枚数を「S」とすると、例えば、S=(M+3)/4(算出されたSの値の小数点以下切り捨て)といった演算式を用いて用紙枚数の算出を行う。なお、この演算式に関する情報は、枚数算出部21に予め設定されている。
また、枚数算出部21は、原稿読取部300によって読み込まれた原稿枚数が所定枚数より多い場合に、原稿枚数オーバーを示す情報を表示制御部27に送信する。例えば、上記週刊誌綴じにおいて、一度にステープル処理あるいは中折り処理が可能な(用紙束の)用紙枚数の上限値が例えば16枚であるとすると、この16枚の用紙に対して印刷を行うための原稿画像数(原稿枚数)は、64枚(64=16×4;1枚の用紙に対して4枚の原稿を要する)となるため、読み込まれた原稿枚数がこの64枚より多くなった場合に、枚数算出部21は、上記原稿枚数オーバーを示す情報を表示制御部27に送信する。
枚数設定部22は、枚数算出部21によって算出された用紙枚数の情報(「S」の値)を設定するものである。例えば、枚数算出部21によって用紙枚数が5枚であると算出された後、枚数設定部22は、当該5枚に関する情報の設定を行う。なお、枚数設定部22は、後述するように、部数設定部23において設定された用紙束の部数の値がカウントダウンされてゼロの値となった場合、すなわち、用紙束に対する所定部数分の印刷が終了した場合に、枚数設定部22に設定されている用紙枚数の情報の設定を解除する。
部数設定部23は、操作表示部600におけるテンキー602等の押下による入力に応じて、枚数算出部21によって算出された用紙枚数からなる用紙束に対する部数(印刷部数)「B」に関する情報の設定を行うものである。また、部数設定部23は、排出センサ541によって用紙束の用紙束排出トレイ530への排出が検出される毎に、当該部数設定部23に設定された部数の値を、初期値まで減少させていく所謂カウントダウンを行う。例えば、部数設定部23に例えば10部と部数が設定されるとすると、用紙束が排出される毎に、10、9、8、7・・・というように、「10」の値から「1」ずつ減算し、初期値、例えばゼロの値までカウントダウンが行われる。
なお、上記のようにカウントダウンではなく、カウントアップすることにより、所定部数分の用紙束の排出をカウントする構成であってもよい。この場合、例えば部数が10部と設定されると、用紙束が排出される毎に、1、2、3、4・・・、10というように「1」から「10」までカウントアップしてもよい。
重み値設定部24は、枚数算出部21によって算出された各用紙枚数「S」の情報に基づいて、各用紙枚数(綴じ枚数の異なる各用紙束)に応じた重み値を用紙束毎に設定する(重み付けを行う)ものである。例えば、綴じ枚数の異なる用紙束が混在して用紙束排出トレイ530に排出される場合の、用紙束排出トレイ530がオーバーフロー状態となる積算値の最大値を例えば100(100%)とすると、重み値設定部24は、枚数算出部21によって算出された用紙束の用紙枚数「S」が1〜5枚の場合には、重み値が2(2%)、用紙枚数「S」が6〜10枚の場合には、重み値が3(3%)、用紙枚数「S」が11〜16枚の場合には、重み値が5(5%)といったように各用紙枚数に応じた重み付けを行う。
この画像形成装置1の制御部20は、プリンタコントローラ50には、プリンタケーブルあるいはネットワークケーブルを介して、操作端末であるパーソナルコンピュータ(PC: Personal Computer)70が接続されている。
そして、この画像形成装置1における複写作業では、原稿読取部300で読み取られた画像データが制御部20を介して画像記憶部30に取り込まれ、プリンタコントローラ50からの指示と操作表示部600からの指示と、ROM20Aに格納された制御プログラムとに従って、制御部20が画像形成装置本体を作動させて、画像形成が行なわれる。また、上記制御部20からの指示に従って後処理部500が作動し、上記したような綴じ処理、山折りによる折り処理が行なわれる。
すなわち、この画像形成装置1における制御部20は、図5のフローチャートに示すように、ジョブを受信すると(ステップS1)、まず、図7に示すように、山折りブックソートされたジョブであるか否かを判定する(ステップS2)。
このステップS2における判定結果が「NO」、すなわち、山折りブックソートされたジョブでない場合、具体的には、図8に示すように、操作端末であるパーソナルコンピュータ70においてドライバで生成された谷折りブックレットソートされた画像データを印刷するジョブの場合には、1部目の出力を停止する(ステップS3)。
そして、上記谷折りブックレットソートされたジョブのページを描画し、その画像データを画像記憶部30に保存する処理をページ数分繰り返し行い、上記谷折りブックレットソートされたジョブの全ページの画像データを画像記憶部30に一旦保存する(ステップS4)。
次に、上記画像記憶部30に保存した上記谷折りブックレットソートされたジョブの全ページの画像データについて、山折りブックレットソート(逆順ソート)を実行することにより(ステップS5)、図7のような山折りブックレット順にページが並んだジョブを生成し、その後に上記画像記憶部30から画像データを読み出して印刷を行う(ステップS6)。
なお、上記ステップS2における判定結果が「YES」、すなわち、図7に示すように、山折りブックソートされたジョブである場合には、直ちに印刷を行う(ステップS6)。
すなわち、この画像形成装置1では、操作端末であるパーソナルコンピュータ70においてドライバで生成された谷折りブックレットソートされたジョブの全ページの画像データを画像記憶部30に一旦保存してから逆順ソートを実行することにより、図7のような山折りブックレット順にページが並んだジョブを生成し、その後に画像記憶部30から画像データを読み出して印刷を行う。これによって、ドライバで生成された谷折りブックレットソートされたジョブが送信されても、画像形成装置1内部で山折りブックレットソートすることができる。
さらに、ブックレット指定されているか否かを判定し(ステップS7)、その判定結果が「NO」、すなわち、ブックレット指定されていない場合には直ちにジョブを終了し、また、その判定結果が「YES」、すなわち、ブックレット指定されている場合には、山折り中綴じ処理を実行してから(ステップS8)、ジョブの処理を終了する。
したがって、山折りの中綴じ後処理装置をサポートする機種や山折りの中綴じ後処理装置をサポートしない機種の両方を利用し、山折りの中綴じ後処理装置をサポートしない機種のドライバを両機種で共通で使い、ユーザはドライバの種類やジョブにおけるページの並びを何も意識することなく中綴じ印刷を行うことができる。
本発明を適用した画像形成装置の内部構成を概略的に示す断面図である。 上記画像形成装置における中折り処理部、用紙束排出トレイ及びセンサ部の拡大詳細図である。 上記画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 上記画像形成装置における制御部の基本構成を示すブロック図である。 上記画像形成装置における制御部の動作を示すフローチャートである。 従来の谷折りの中綴じ後処理装置の機能を模式的に示す図である。 山折りの中綴じ後処理装置の機能を模式的に示す図である。 山折りの中綴じ後処理装置をサポートする機種以外のドライバを使用して谷折りブックレットソートされたジョブを実行した結果を模式的に示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 本体部
20 制御部
20A ROM
20B RAM
20C マイクロコンピュータ
21 枚数算出部
22 枚数設定部
23 部数設定部
24 重み値設定部
26 判別部
27 表示制御部
28 後処理駆動制御部
29 後処理情報設定部
40 画像処理部
50 プリンタコントローラ
70 パーソナルコンピュータ
100 画像形成部
300 原稿読取部
500 後処理部
510 ステープル処理部
520 中折り処理部
524 折りブレード
525 ブレードモータ
526 折りローラ
527 排出経路
528 排出ローラ
530 用紙束排出トレイ
531 用紙束
540 センサ部
541 排出センサ
542 用紙センサ
600 操作表示部
601 スタートキー
602 テンキー

Claims (6)

  1. 用紙に原稿画像を形成する画像形成部と、
    画像形成部より受け入れた用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で綴じる中綴じ処理部と、
    この用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で山折りする中折り処理部と、
    これらの動作を制御する制御部とを備え、
    上記制御部は、ジョブを受信すると、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブであるか否かを判定し、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブでない場合には、1部目の出力を停止し、受信したジョブの全ページの画像データを記憶手段に一旦保存して逆順ソートし、その後に上記記憶手段から読み出して画像データの印刷を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記制御部は、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブである場合には、直ちに印刷を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記制御部は、さらに、ブックレット指定されているか否かを判定し、ブックレット指定されている場合には、山折り中綴じ処理を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  4. 用紙に原稿画像を形成する画像形成部と、画像形成部より受け入れた用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で綴じる中綴じ処理部と、この用紙を積載された状態でその受け入れ方向中央で山折りする中折り処理部と、これらの動作を制御する制御部とを備えてなる画像形成装置における上記制御部を構成するコンピュータにより実行される中綴じ制御プログラムであって、
    ジョブを受信すると、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブであるか否かを判定し、受信したジョブが山折りブックソートされたジョブでない場合には、1部目の出力を停止し、受信したジョブの全ページの画像データを記憶手段に一旦保存して逆順ソートし、その後に上記記憶手段から読み出して画像データの印刷を行うことを特徴とする中綴じ制御プログラム。
  5. 受信したジョブが山折りブックソートされたジョブである場合には、直ちに印刷を行うことを特徴とする請求項4に記載の中綴じ制御プログラム。
  6. 上記制御部は、さらに、ブックレット指定されているか否かを判定し、ブックレット指定されている場合には、山折り中綴じ処理を実行することを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれか1項に記載の中綴じ制御プログラム。
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