JP2006347365A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動二輪車において、車体フレームの製造工数を軽減し、車両の低重心化と部品のレイアウトやデザインの自由度を向上させる。
【解決手段】車体フレームにリヤスイングアームブラケット70を介してリヤスイングアーム110の前端部が枢支され、リヤスイングアーム110の後端部に後輪が枢支されている。リヤスイングアーム110に、後輪を駆動するシャフトドライブ機構140が設けられている。リヤスイングアームブラケット70は、左右一対のフレーム部材71と、クロス部材72、73と、連結部74とを有し、右側開口部76において、フレーム部材71寄りにシャフトドライブ機構140の前端部が臨んでいる。連結部74は、車両長手方向軸線(中央)寄りに架設され、リヤスイングアーム110の前端部が、左側開口部において、フレーム部材71および連結部74にピボット軸とナット160によって締結されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、シャフトドライブ機構により後輪を駆動する自動二輪車に係り、特に、後輪を枢支するリヤスイングアームの前端部をピボット軸により枢支されるリヤスイングアームブラケットを備えた自動二輪車に関するものである。
従来、自動二輪車の後輪をシャフトドライブ機構を介して駆動走行する自動二輪車としては、例えば、特許文献1記載の技術(従来技術)が知られている。すなわち、特許文献1記載の技術は、後輪を支持するリヤスイングアームを有し、このリヤスイングアームは、左右のリヤスイングアームブラケットにブラケットを介してピポット軸によって軸着されるとともに、後輪懸架装置によって支持され、後輪がシャフトドライブ機構により駆動される。
前記ブラケットは、左右のフレーム部材の上部および下部にクロス部材が架設され、これらフレーム部材および上下部両クロス部材によって前後方向の開口部と、側方を開放した凹部とを設け、上記開口部に配置されたリヤスイングアームの前端部を、フレーム部材にピボット軸を介して揺動可能に連結し、上記凹部には、シャフトドライブ機構のユニバーサルジョイント部を配置している。そして、ブラケットの上連結部(上部クロス部材)と、下連結部(下部クロス部材)に取り付けたリンクとの間に、後輪懸架装置としてのショックアブソーバが取り付けられている。
そして、上記従来技術において、後輪懸架機構を組み立てる場合、まず、リヤスイングアームをピボット軸を介してボルト締結し、開口部に配設する。その後に、ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部を側方に開口した凹部に配置してエンジン側の出力軸に結合し、フートレストブラケットを締結具によりリヤスイングアームブラケットの側方からカバーして、組み立てられる。
特開2002−87364号公報
しかしながら、上記自動二輪車のリヤスイングアームブラケットにおいて、シャフトドライブ機構は、リヤスイングアームに一体的にサブアッセンブリされている。組み立て製造工程において、リヤスイングアームをリヤスイングアームブラケットに仮組み付けを行った場合には、上部クロス部材と下部クロス部材との間に架設される連結部が、車両長手方向軸線からシャフトドライブ機構側に極端に偏倚した位置にレイアウトされているため、連結部の貫通孔を貫通するピボット軸の軸端近傍は、シャフトドライブに接近した位置に配置される。
このように、ピボット軸の軸端と、シャフトドライブ機構との間のスペースが小さいため、ピボット軸にナット等の締結具を緊締するトルクレンチ等の締結工具類を差し込むスペースに乏しい。このため、シャフトドライブ機構と連結部との間のスペースに締結工具類を差し込んでピボット軸をナット等の締結具を締め付ける作業が困難となっていた。
また、これを回避するために、特許文献1に開示されているように、予め連結部にピボット軸の軸端に形成した雄ねじを螺合させる雌ねじをねじ切り加工により形成することが考えられるが、その場合だと、リヤスイングアームブラケットの製造に要する工数が増大するという課題がある。
本発明の技術的課題は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リヤスイングアームブラケットの製造工数を軽減することができる自動二輪車を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リヤスイングアームブラケットにリヤスイングアームの前端部がピボット軸によって枢支され、前記リヤスイングアームの後端部に枢支された後輪をシャフトドライブ機構で駆動し、前記リヤスイングアームを後輪懸架装置により支持した自動二輪車において、前記リヤスイングアームブラケットを、左右一対のフレーム部材と、これらフレーム部材間の上部および下部に架設された上下部両クロス部材と、前記上下部両クロス部材間に架設され、左右並列に開口部を仕切って形成する連結部とで形成し、一方の前記開口部に前記シャフトドライブ機構の前端部を、他方の前記開口部に前記リヤスイングアームの前端をそれぞれ臨ませ、前記連結部に、前記ピボット軸を挿通する貫通孔を設け、前記連結部は、その車幅方向で車両の中心線と重なる範囲内に配置され、かつ、前記シャフトドライブ機構の前端部が臨む側の開口部を形成するフレーム部材寄りに配置されていることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記貫通孔の前記リヤスイングアーム前端が臨む開口側の周囲に凹部を有し、この凹部に前記リヤスイングアーム前端の一部が位置するようにしたことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記連結部には、前記後輪懸架装置の上端を取り付ける取付ブラケット部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記取付ブラケット部は、車両上下方向において、前記上部クロス部材と前記貫通孔との間に設けられていることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記取付ブラケット部は、前記貫通孔の斜め後上方で、かつ、前記上部クロス部材の斜め後下方に配置されていることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記左右一対のフレーム部材間の上部に架設された上部クロス部材は、後方に向けて下り斜面を有する断面三角形に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、連結部に凹部を設け、リヤスイングアーム前端と凹部とが車幅方向において一部が重なるように配置した構成とすることにより、リヤスイングアームのピボット軸の軸長を長く維持しながら、連結部を架設する位置をできるだけ車体幅方向で中央寄りに設けることができるので、リヤスイングアームを枢支するピボット軸の軸端とシャフトドライブ機構との間に、ボルト・ナット等の締結具を填め込んで作業するスペースを十分に確保することができる。したがって、締結工具類を差し込んで行う締め付け作業が可能となり、その結果、リヤスイングアームブラケットのフレーム部材にピボット軸を螺合させるようなねじ切り工程をなくすことができるので、製造工数を軽減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態に係るリヤスイングアーム取付構造を備えた自動二輪車1を例示した全体概略側面図、図2は、そのフレームを側方から視たフレームの側面図である。図1には自動二輪車1がスタンド200によって支持された状態が図示されている。以下においては、まず自動二輪車の構成の概要を説明する。
図1に示されるように、自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2の前端部に回動可能に支持された左右一対のフロントフォーク3と、これらフロントフォーク3の上端部に取り付けられた操舵用のハンドル4と、フロントフォーク3に回転自在に支持された前輪5と、車体フレーム2に揺動可能に支持されたリヤスイングアーム(「スイングアーム」ともいう)110と、このリヤスイングアーム110の後端部に回転自在に支持された後輪7と、車体フレーム2に支持されたエンジン8と、車体フレーム2の上部に配設された燃料タンク9と、この燃料タンク9の後方に設けられて運転者が着座する運転者用シート10と、運転者用シート10の後方に設けられて乗員が着座する乗員用シート11と、運転者用ステップ12と、乗員用ステップ13と、車体後部の左右に取り付けられているサイドトランク14と、車体のほぼ全体を覆うカウリング15とを備えている。
エンジン8の気筒部には排気管8Aが接続され、排気管8Aのそれぞれは下方に延びてからエンジン8下方にて屈曲し、その後方に配置されているマフラ8Bに接続されている。
カウリング15は、車体前部を覆うフロントカウル17と、シート10、11の下の部分である車体後部を覆うリヤカウル18とからなっている。さらにフロントカウル17は、車体前端に設けられたアッパーカウル19と、エンジン8の側部を覆うミドルカウル20と、エンジン8の下部(排気管8Aの下部)を覆うアンダーカウル21とから構成されている。
フロントカウル17のうち、高さ方向中央部には第1開口部22が形成されており、下部には第2開口部23が形成されている。第1開口部22および第2開口部23のそれぞれを介してカウリング内部と外部との間で空気(走行風)が出入りする。第1開口部22からはエンジン8のヘッドカバーが露出している。また、フロントカウル17のうちミドルカウル20の前方にはカウリング内に走行風を取り入れるための走行風取入口20Aが設けられており、ミドルカウル20の下部左右には車体外側に膨出する膨出パネル20Bが設けられている。
アッパーカウル19の内側には、速度計やエンジン回転計等が取り付けられたメータユニット(図示せず)が配置されている。また、アッパーカウル19の前面には前照灯24が設けられており、アッパーカウル19の両側面にはバックミラーカバー25が膨出するように設けられている。バックミラーカバー25の内部にはバックミラーが設けられている。また、バックミラーカバー25のそれぞれの前面には方向指示器26が設けられている。アッパーカウル19の上部には、前方視野用のための透明合成樹脂製のウインドスクリーン27が設けられている。
前記リヤカウル18は、シート10、11の下方から後方に亘って形成され、その後部にはシート11の後方部分を覆うテール部18aを一体に有している。このリヤカウル18の後端には、後輪7の上方後部を覆うリヤフェンダ7Aが取り付けられている。
前輪5は、軸心に車軸28aが設けられたホイール28の外周にタイヤ29が装着されてなるもので、車軸28aの左右両側が各フロントフォーク3下端部に支持されている。なお、この左右のフロントフォーク3には、前輪5の上方を覆うフロントフェンダ5Aが取り付けられている。前輪5のホイール28の左右両側には、フロントディスクブレーキ装置30を構成するロータ30Aがホイール28と同軸的かつ一体に固定されている。フロントディスクブレーキ装置30は、このロータ30Aと、作動状態においてロータ30Aを挟んでその回転を摩擦力により制動するブレーキキャリパ30Bとを有している。
後輪7は前輪5と同様に、軸心に車軸31Aが設けられたホイール31と、ホイール31の外周に装着されたタイヤ32とを有している。後輪7にも、前輪5のフロントディスクブレーキ装置30と同様の、ロータ、ブレーキキャリパからなるリヤディスクブレーキ装置が装備されているが、ここではその説明を省略する。
車体フレーム2は、図2に示すように、前端に設けられたヘッドパイプ34と、このヘッドパイプ34より後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム16と、メインフレーム16の上部より車体後方へ延びるシートフレーム(第1フレーム)35と、メインフレーム16の下部より車体後方へ延びるステッププレート(第2フレーム)36と、車体後部側においてシートフレーム35とステッププレート36との各後方で連結されるリアフレーム(第3フレーム)37と、メインフレーム16後方で結合されるリヤスイングアームブラケット70とを有してなる。
ヘッドパイプ34は前輪5を支持しているフロントフォーク3を操舵可能に支持するものである。また、ヘッドパイプ34には前方に延びるステーが取り付けられており、速度計やエンジン回転計等のメータユニットを支持する。さらに、ヘッドパイプ34に取り付けられたステーにはブラケット(図示せず)が連結されており、フロントカウル17を支持する。
メインフレーム16は、図3に示すように、車体本体の基本を形成する車体構成部材であって、外側へ緩やかに出っ張るように湾曲する左右一対のメインフレーム部16aで形成される。このメインフレーム16は、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。また、メインフレーム16はその上部で燃料タンク9を支持する。また、車体フレーム2のうち、ヘッドパイプ34とメインフレーム16との間からはエンジンハンガ38が下方へ延びるように形成されており、メインフレーム16はエンジンハンガ38を介してエンジン8を支持する。
そして、メインフレーム16の後端には、後で詳述するリヤスイングアームブラケット70が溶接により結合される。
シートフレーム35は左右一対のメインフレーム16のそれぞれの上部から後方に延びるように左右一対に設けられている。これら左右一対のシートフレーム35は運転者用シート10および乗員用シート11を支持するものであって、テール部18a近傍まで延びており、後端側で接続する。シートフレーム35もメインフレーム16同様、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。
ステッププレート36は左右一対のメインフレーム16のそれぞれの下部から後方に延びるように左右一対に設けられている。ステッププレート36の外側前方には運転者用ステップ12が設けられ、リアフレーム37の下方には乗員用ステップ13が設けられている。すなわち、剛性部材としてのステッププレート36およびリアフレーム37はステップホルダとしての機能を有している。ステッププレート36もメインフレーム16同様、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。
ステッププレート36の前部には、リヤスイングアーム110を揺動自在に支持するリヤスイングアームブラケット70(リヤスイングアームブラケット70の詳細構造については、後で詳述する)が配置され、そこにステッププレート36が結合されている。また、このリヤスイングアーム110は、図5、図6に示すように、その前端をピボット部152を介してリヤスイングアームブラケット70に取り付けられ、同ピボット部152から後方に延びている。ピボット部152が、ステッププレート36の前部に回動可能に支持されることにより、ピボット部152、より具体的には、ピボット軸150(図4参照)を中心にして上下方向に揺動する。
リヤフレーム37は左右一対設けられており、その上端をシートフレーム35の車体前後方向の略中央部に連結し、下端をステッププレート36の後部に連結している。リヤフレーム37も、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。
そして、車体フレーム2は、メインフレーム16後端に結合されたリヤスイングアームブラケット70と、シートフレーム35と、ステッププレート36と、リヤフレーム37とで形成される空間の側面視形状が、四角形状になるように設定されている。具体的には、前記空間の側面視形状は、下辺側(ステッププレート36側)が上辺側(シートフレーム35側)より短い等脚台形状となっている。そして、互いに連結されたメインフレーム16、リヤスイングアームブラケット70、シートフレーム35、ステッププレート36、リヤフレーム37のそれぞれは、車体全体の強度を維持する強度部材としての機能を有している。
このように、車体フレーム2を、メインフレーム16と、このメインフレーム16に結合したリヤスイングアームブラケット70と、メインフレーム16の上部および下部のそれぞれから後方へ延びるシートフレーム35およびステッププレート36と、シートフレーム35およびステッププレート36を連結するリヤフレーム37とで構成し、これら各フレームによって形成される空間の側面視が略四角形状になるように設定したので、他の補強部材を必要とすることなく高い剛性が得られる。そして、他の補強部材を不要とし、全体の部材数が低減されたので、低コスト化が実現されるとともに、フレーム内側の空間の有効利用ができる。
後輪100は、図5、図6に示される後輪懸架機構により支持される。この後輪懸架機構は、リヤスイングアームブラケット70と、このリヤスイングアームブラケット70に揺動するようにそのピボット部152を枢支させたリヤスイングアーム110と、このリヤスイングアーム110とリヤスイングアームブラケット70との間に介装され、車両走行時における走行振動を吸収させる緩衝手段としてのショックアブソーバ(以下、「後輪懸架装置」という)90等とで構成される。以下において、リヤスイングアームブラケット70、それに枢支されるリヤスイングアーム110の順に説明していくこととする。
まず、図3、図4、図7において、後輪懸架機構の一構成要素であり、本発明の必須構成要素でもあるリヤスイングアームブラケット70を説明する。リヤスイングアーム(スイングアーム)110のピボット部152が取り付けられる車体フレーム2の一構成要素であるリヤスイングアームブラケット70は、左右のフレーム部材71を、左右一対のメインフレーム部16aの後端部と溶接により結合して、車体フレーム2の一部として形成される(図3参照)。これにより、メインフレーム16とリヤスイングアームブラケット70とで一体化された車体フレーム2は、車体長手方向の中心軸線Lに対して左右対称な形態を呈する。
そして、リヤスイングアームブラケット70は、略縦方向に配向された左右一対のフレーム部材71と、これらフレーム部材71間の上部および下部に架設された上部クロス部材72と下部クロス部材73と、これらクロス部材72、73間に架設された連結部74とを有している。上部クロス部材72は、後方に向けて下り斜面を有する断面三角形に形成される。この連結部74が架設される位置は、連結部74の車幅方向における中心を上記車体長手方向の中心軸線Lから若干右側のフレーム部材71寄りに偏倚させた位置にオフセット配置させている。換言すれば、連結部74は、リヤスイングアームブラケットの車幅方向における中心軸線L(上記車体長手方向の中心軸線とも一致する)が、連結部74の車幅方向における幅寸法の範囲内に存在する位置関係となり、かつ、連結部74は、右側のフレーム部材71側へ偏倚されるように配置される。
こうして、連結部74の左側には、連結部74、上部クロス部材72、左側のフレーム部材71、および下部クロス部材73により左側開口部75が、また、連結部74の右側には、連結部74、上部クロス部材72、右側のフレーム部材71、および下部クロス部材73により右側開口部76が設けられる。これにより、連結部74を境にして左側開口部75と右側開口部76とが、車体前後方向に開口する状態で並列配置される。左側開口部75は、右側開口部76よりも大きく開口しており、左側開口部75には、リヤスイングアーム110のピボット部152が配置され、右側開口部76には、例えば、シャフトドライブのヨークジョイント部142が配置される(図4参照)。そして、ヨークジョイント部142は、具体的には、右側のフレーム部材71側に偏倚した位置に配置するようにし、同ジョイント部142と連結部74との間のスペースができるだけ大きくなるようにレイアウトされる。これにより、図5に示すように、ピボット軸150にナット160を締結するトルクレンチ等の締結工具類170の差し込みを容易にして、そのハンドルを角度Aの範囲で揺動して締結作業を行い易くなるようにしている。
さらに、リヤスイングアームブラケット70について説明する。連結部74の左側開口部75に面した側面には、図4、図7、図8に示すように、凹部74aが設けられる。この凹部74aは、ボルトでなるピボット軸150を挿通する貫通孔74c周囲に周壁74a1と底部74a2とを有する陥没した構造であり、周壁74a1の深さは連結部74の車幅方向において略半分の寸法Dに設定される(図4参照)。この深さ寸法D、つまり凹部74aを設けることにより、リヤスイングアーム110前端のピボット部152右側端部が、凹部74aに入り込むことになり、連結部74と一部分において重なるように配置されるようになる。そして、この凹部74aに、貫通孔74cが設けられる。貫通孔74cの開口端面は、底部74a2に臨む。こうして、連結部74に凹部74aを設けることで、ピボット部152の長さを十分に確保しつつ、連結部74を車幅方向の中央寄りに配置でき、右側開口部76への締結工具類170の差し込むためのスペースを確保するのに有利となる。
また、凹部74aの周壁74a1は、その側面視において、車両後方に向かって、例えば角度θで末広がり状に形成される。したがって、リヤスイングアーム110をリヤスイングアームブラケット70に組み込む場合に、凹部74aは、リヤスイングアーム110前端のピボット部152を貫通孔74cに位置決めし易いように案内するガイドとしての役割を有する。また、角度θを設けることで、リヤスイングアーム110が上下方向に揺動する場合に、リヤスイングアームと干渉するのを回避するようにしている。なお、左側のフレーム部材71にも、上記貫通孔74cと同様の貫通孔74cが同軸線上に設けられている(図3参照)。
また、連結部74には、後輪懸架装置90上方端を枢支する取付ブラケット部74eが形成され、そこに後輪懸架装置90を取り付ける取付孔74bが設けられる。より具体的には、上部クロス部材72の斜面と連続する斜面74dを有し、その斜面74dにおける左側縁は、上記凹部74aの周壁74a1と連続している。取付孔74bは、側面視においては、貫通孔74cの斜め後上方であって、上部クロス部材72の斜め後下方の位置に配設され、上下方向において上部クロス部材72と貫通孔74cとの間に存するように設定される。これにより、後輪懸架装置90の上端が上部クロス部材72の下方にくるので、後輪懸架装置90の上端周辺の空間を利用でき、締結工具類170の揺動範囲が確保しやすくなるとともに、締結作業が行いやすくなる。
こうして、凹部74aに案内されたリヤスイングアーム110を左側開口部75に配置し、連結部74にリヤスイングアーム110がピボット軸150を介して枢支される場合、リヤスイングアーム前端のピボット部152右側端部は、凹部74a内に入り込んでピボット部152の一部と連結部74の一部が重なるように取り付けられる。このとき、車体長手方向中心線L、すなわち、リヤスイングアームブラケット70の車幅方向における中心軸線Lは、リヤスイングアーム110の右側端部が凹部74aに入り込んで重なる部分を通過するような形態で存在し、しかも、連結部74が全体として右側のフレーム部材71寄りに配置されることで、リヤスイングアームブラケット70単体が構成されることとなる。
次に、図5、図6において、後輪懸架機構を構成するリヤスイングアーム110を説明する。
リヤスイングアーム110は、左側開口部75に配置される前端のピボット部152と、後方に延びるアーム部111と、クロス部112と、クロス部112に結合され、上記アーム部111と略平行に配設されたシャフトドライブ機構140としての中空円形断面のシャフトハウジング141とで形成される。このシャフトハウジング141の後端には、不図示の傘歯車等でなる歯車機構を収納した歯車ボックスに結合されるフランジ部143が設けられる。また、シャフトハウジング141内には、前端にエンジン8(図1参照)の出力軸に連結した自由継手のヨークジョイント部142(図4参照)が、後端に不図示の上記傘歯車を結合する中空円形断面のシャフト144が格納されている。
そして、後輪100は、リヤスイングアーム110の右側に配置された上記歯車機構と、左側に配置されたアーム部111との間にその車軸31Aを介して枢支される(図5参照)。
こうして、シャフトドライブ機構140により、エンジン出力がヨークジョイント部142、シャフト144から、不図示の傘歯車等の歯車機構を介して車軸31Aに伝達され、後輪100が駆動して車両が走行できるようになる。なお、図5、図6における符号113は、ピボット部152とクロス部112とを結合する強度部材としての延出部を示す。
次に、図5、図6、図9に基づいて、後輪懸架機構の一構成要素であるダンパー手段としての後輪懸架装置90を説明する。なお、図9は、後輪懸架装置を搭載した状態を示す左側面図である。下部クロス部材73の下方には、ブラケット91が突設され、そのブラケット91に回動自在にクッションアーム92(車幅方向に一対設ける)が枢支される。このクッションアーム92の略中間部位に一端を枢着された一対の連結棒94の他端が、リヤスイングアーム110下方に突設したブラケット93に回動自在に枢着される。クッションアーム92の後方端には、後輪懸架装置90の下方端がピン部材95を介して回動可能に枢着される一方、後輪懸架装置90の上方端は、連結部74の取付ブラケット部74eに穿たれた取付孔74bにピン部材96を介して回動可能に枢着される。こうして、後輪懸架装置90の上方端は、車両の上下方向において、上部クロス部材72とピボット軸150との間に配置されることとなる。なお、図9中における符号Gは、走行路面を示す。
次に、本実施の形態に係る自動二輪車の組み立てラインにおける後輪懸架機構の組み立て手順の一例を説明する。まず、リヤスイングアームブラケット70に対して、左側開口部75にリヤスイングアーム110側が、また、右側開口部76にシャフトハウジング141側がそれぞれ配置されるようにして差し込む。このとき、リヤスイングアームのピボット部152は、連結部74に形成した凹部74aのガイド機能により案内され、仮り位置決め状態となる。この状態で、シャフトドライブ機構140のヨークジョイント部142を、エンジン8側の出力軸にヨーク結合する。次いで、左側のフレーム部材71の貫通孔74c、ピボット部152、および連結部74に形成した貫通孔74cにピボット軸150を挿通して仮組みする。その後、ナット160をピボット軸150に仮組みし、ボルトとしてのピボット軸150を締め付ける。そして、連結部74とヨークジョイント部142の間のスペースからトルクレンチ170を差し込んでトルクチェックを行いながらナット160を締め付けていき、所定のトルクに到達することで、リヤスイングアーム110の組み立てが完了する。次いで、後輪懸架装置90を、クッションアーム92と取付ブラケット部74eとの間に装着することにより、後輪懸架機構の組み立てが完了する。
このように、本実施の形態に係る自動二輪車1によれば、シャフトドライブ機構140をブラケット70の右側のフレーム部材71寄りに配置し、リヤスイングアーム110の連結部74を車幅方向の中央寄りに配置したので、リヤスイングアーム110の連結部74とシャフトドライブ機構140との間に、締結工具類170を差し込む作業スペースが確保される。したがって、リヤスイングアーム110がボルト150とそれに螺合されるナット160で締結可能になるので、ブラケット70にねじ切り加工の工程をなくすことができる。しかも、図5に示すように、ピボット部152とクロス部112とを結合する強度部材として延出部113が形成されているため、ピボット部152とシャフトハウジング141を連結することなくリヤスイングアーム110の剛性を高めうることから、従来技術と異なり、リヤスイングアーム110に後輪懸架装置90を通す貫通孔が不要となる。これらの結果、製造工数および労力の軽減が可能となり、作業性が向上する。
また、この場合、リヤスイングアーム110のピボット軸152を連結部74に凹部74aを設けたので、ピボット軸152の軸長を確保することができる。すなわち、リヤスイングアーム110の側縁が寸法Dだけ凹部74aに入り込み、リヤスイングアーム110側縁と連結部74とが一部分重なるような配置関係となる(図4参照)。このため、ピボット部152の長さを十分に確保しつつ、連結部74を車幅方向の中央寄りに配置できるので、右側開口部76への締結工具類170の差し込むためのスペースを確保する点で有利となり、また、ピポット部152の長さを十分に確保できるため、リヤスイングアーム110前端の剛性を維持できるようになる。
また、連結部74に設けた凹部74aは、後方に向かうに応じて角度θ(図8参照)をなして末広がり状に形成されている。このため、リヤスイングアーム110をリヤスイングアームブラケット70に取り付ける際に、ガイドとしての機能を有し、組み立て作業の能率を向上できる。
また、連結部74に設けられる取付ブラケット部74eの位置は、上部クロス部材72と貫通孔74aとの間に存するように設定したので、後輪懸架装置90を、上部クロス部材72より下方に取り付けることが可能となり、車両の低重心化を図れる。また、後輪懸架装置90の上方にスペースが確保され、他部品の配置の自由度が向上し、それに伴いさらなる低重心化も図れる。
また、取付ブラケット部74eは、貫通孔74aの斜め後上方で、かつ、上部クロス部材72の斜め後下方に位置するように配置したので、後輪懸架装置90の上方に作業スペースを確保でき、締結工具類170のハンドルを図5の二点鎖線で示すように、角度Aの範囲で揺動することができ、締結具の緊締を能率的に行える利点がある。
また、フレーム部材71間の上部に架設された上部クロス部材72は、後方に向けて下り斜面74d(図8参照)を有する断面三角形に形成されたので、上部クロス部材後方にさらに、スペースを確保できる。
また、本実施の形態によれば、リヤスイングアームブラケットを、左右一対のフレーム部材と、これらフレーム部材間に横架した上部クロス部材および下部クロス部材と、上下部両クロス部材間に架設した連結部とで形成したので、リヤスイングアームブラケットの剛性が高められ、ピボット軸を介して揺動自在に結合されるリヤスイングアームの支持剛性を向上できる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、前記実施の形態記載に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施の形態では、左側開口部75を右側開口部76よりも大きく形成したが、いずれの開口部も等しい大きさに形成するようにしてもよい。
また、上記では、一本のピボット軸150を用いてリヤスイングアーム110を枢支するようにしたが、リヤスイングアームの左右から別々のピボット軸、つまりボルトを使用し、ピボット部152と螺合して枢支する態様にしてもよいのは言うまでもない。
本発明に係る自動二輪車の一実施形態における側面図である。 一実施の形態に係る自動二輪車の車体フレームにおける側面図である。 上記車体フレームの平面図である。 一実施の形態におけるリヤスイングアームブラケットを背面から視た背面図である。 図4に示すリヤスイングアームブラケットに、リヤスイングアームを組み込んだ後輪懸架機構の外観斜視図である。 図5の後輪懸架機構を背面から視た外観図である。 リヤスイングアームブラケットの左側外観図である。 リヤスイングアームブラケットの部分縦断面図である。 後輪懸架装置を搭載した状態を示す左側面図である。
符号の説明
16 メインフレーム
70 リヤスイングアームブラケット
71 フレーム部材
72 上部クロス部材
73 下部クロス部材
74 連結部
74a 凹部
74b 取付孔
74c 貫通孔
74d 斜面
74e 取付ブラケット部
75 左側開口部
76 右側開口部
90 後輪懸架装置
92 クッションアーム
94 連結棒
100 後輪
110 リヤスイングアーム
140 シャフトドライブ機構
150 ピボット軸
152 ピボット部

Claims (6)

  1. リヤスイングアームブラケットにリヤスイングアームの前端部がピボット軸によって枢支され、前記リヤスイングアームの後端部に枢支された後輪をシャフトドライブ機構で駆動し、前記リヤスイングアームを後輪懸架装置により支持した自動二輪車において、
    前記リヤスイングアームブラケットを、左右一対のフレーム部材と、これらフレーム部材間の上部および下部に架設された上下部両クロス部材と、前記上下部両クロス部材間に架設され、左右並列に開口部を仕切って形成する連結部とで形成し、
    一方の前記開口部に前記シャフトドライブ機構の前端部を、他方の前記開口部に前記リヤスイングアームの前端をそれぞれ臨ませ、
    前記連結部に、前記ピボット軸を挿通する貫通孔を設け、
    前記連結部は、その車幅方向で車両の中心線と重なる範囲内に配置され、かつ、前記シャフトドライブ機構の前端部が臨む側の開口部を形成するフレーム部材寄りに配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記貫通孔の前記リヤスイングアーム前端が臨む開口側の周囲に凹部を有し、この凹部に前記リヤスイングアーム前端の一部が位置するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記連結部には、前記後輪懸架装置の上端を取り付ける取付ブラケット部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記取付ブラケット部は、車両上下方向において、前記上部クロス部材と前記貫通孔との間に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車。
  5. 前記取付ブラケット部は、前記貫通孔の斜め後上方で、かつ、前記上部クロス部材の斜め後下方に配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の自動二輪車。
  6. 前記左右一対のフレーム部材間の上部に架設された上部クロス部材は、後方に向けて下り斜面を有する断面三角形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の自動二輪車。
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