JP2006338563A - 難燃性タグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子レンジや加熱装置に使用した場合でも、難燃性であって発火の危険が少なく、かつ廃棄処理時に人体に有害なガス発生の少ない難燃性タグを提供する。
【解決手段】 本発明の難燃性タグ10は、ベースフィルム11面に、アンテナ構造12と当該アンテナ構造に結合した非接触通信機能部、制御部およびメモリを備えるICチップ13と、を有し、当該アンテナ構造とICチップが表面保護シート14で被覆されている非接触ICタグにおいて、当該非接触ICタグのベースフィルム11または表面保護シート14の少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする。難燃性タグは、同様に1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されている共振タグや磁気タグとしてもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、難燃性タグに関する。詳しくは、非接触ICタグや共振タグ、あるいは磁気タグにおいて、ベースフィルム、表面保護シート等の構成のうち、少なくとも1の構成層が難燃性材料で構成されているため、難燃性が高く火災に対して安全なタグに関する。
本発明の難燃性タグは、通常のタグとして用いられるが、電子レンジや加熱装置、火気の多い場所の工程管理等にも好適に利用できるものである。
本発明の技術分野はタグの製造や利用に関し、主要な利用分野は、一般家庭、工場製造現場の工程管理、運送や流通、在庫管理、等となる。
非接触ICタグや共振タグ、磁気タグは、情報を記録したり特定の信号に対して感応するため、運送や物流等における認識媒体として、あるいは商品の品質管理、在庫管理、盗難予防等の各種目的に多用されるようになってきている。特に非接触型ICタグは情報を多量に記憶できる簡易な情報記録媒体として、ますます広範な使用が見込まれる。
しかし、非接触ICタグを例えば、食品の包装材料に使用した場合、誤って電子レンジで加熱すると非接触ICタグは金属材料を使用しているので、当該部分が加熱されて発火することが考えられる。非接触ICタグのベースフィルムが燃焼性の場合は、食品材料と共に燃焼して、最悪の場合は火災が発生することも想定しなければならない。このような状態は非接触ICタグの使用を躊躇させ、広範な普及を妨げるものである。
また、非接触ICタグが火の気の多い場所に使用されることを前提としない場合であっても、万一の自然災害による火災に対しても安全であることが、情報データの不滅の観点から望ましいことである。特に重要なデータを永久的に保存したい場合は、記憶メモリの不消滅と共に媒体自体の不燃性または難燃性が要求される。共振タグや磁気タグは用途が限定されるが、金属材料を使用しており難燃性であることは同様に要求される。
そこで、本発明は、非接触ICタグや共振タグ、あるいは磁気タグにおいて、ベースフィルム、表面保護シート等の少なくとも1の構成層が難燃性材料で構成されている難燃性タグの実現を目的とするものである。また、難燃性であって人体に安全なタグをも目的とするものである。従来、フッ素系や塩素系の材料、例えば、ポリ四フッ化エチレンをベースフィルムに使用する例は、特許文献1や特許文献2のように公知文献が存在する。
しかし、組成中にハロゲン原子を含む場合は燃焼や火災の際に、ハロゲンガスやハロゲン化水素ガスを発生し、あるいはダイオキシンの発生など人体への影響が懸念される。
なお、難燃性ラベル用積層体に関し特許文献3の先行文献を挙げることができる。
特開2002−312747号公報 特開2003−196630号公報 特開平7−101021号公報
従来技術では例えば、非接触ICタグはベースフィルムにプラスチックフィルムや紙基材を使用することが行われているが、特にタグ自体の材料が難燃性であって、かつ人体に対して安全であることが考慮された提案はされていない。
一方、上記のように非接触ICタグの広範な利用過程においては、電子レンジでの使用等においても安全であり、かつ万一燃焼した場合にも人体に影響するガスを発生しない材料を考慮する必要がある。そこで、本発明は非ハロゲン系の材料からなる難燃性タグの実現を図るべく研究して本発明の完成に至ったものである。
上記課題を解決する本発明の要旨の第1は、ベースフィルム面に、アンテナ構造と当該アンテナ構造に結合した非接触通信機能部、制御部およびメモリを備えるICチップと、を有し、当該アンテナ構造とICチップが表面保護シートで被覆されている非接触ICタグにおいて、当該非接触ICタグのベースフィルムまたは表面保護シートの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする難燃性タグ、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第2は、表裏の表面保護シート間に、ベースフィルムに形成された捲線状コイルとコンデンサパターンによる共振回路を有する共振タグにおいて、当該共振タグの表面保護シートまたはベースフィルムの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする難燃性タグ、にある。
上記課題を解決する本発明の要旨の第3は、表面保護シートとベースフィルムの間に感磁性ワイヤを有する磁気タグにおいて、当該磁気タグの表面保護シートまたはベースフィルムの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする難燃性タグ、にある。
上記難燃性タグにおいて、非ハロゲン系の難燃材が、リン系または無機系材料であることが好ましい。難燃効果が高いからである。また、目的によって、難燃グレードのプラスチックフィルムまたはシートを併用してもよい。製造コストや材料の選択性の幅を広げるためである。ただし、難燃性タグの構成層全体が、フッ素および塩素を含まないか、ハロゲン元素を含まないプラスチックフィルムまたはシートからなること、が人体への安全上好ましい。
難燃性タグ
本発明の難燃性タグは、少なくとも1の構成層材料中に非ハロゲン系の難燃性材料からなる材料を使用しているので、電子レンジ等における扱いにおいて発火し難く、また、廃棄物の燃焼処理において、人体に悪影響を与えるガス発生の危険性がない。
本発明は難燃性タグに関し、非接触ICタグ、共振タグ、磁気タグの各形態のものを包含するが、以下図面を参照して順次説明する。
図1は、本発明の難燃性タグが非接触ICタグ形態の場合の平面図、図2は、図1の断面図、図3は、同共振タグ形態の場合の分解斜視図、図4は、同磁気タグ形態の場合の分解斜視図、図5は、磁気タグをラベル化した状態の平面図、である。
本発明の難燃性タグ10が非接触ICタグ形態の場合は、図1のようにベースフィルム11にアンテナコイル12を形成しアンテナコイルの両端部12a,12bにICチップ13が結合している。アンテナ構造は、図1のような電磁誘導型のアンテナコイル12に限定されず、ダイポール型アンテナやパッチアンテナ等であってもよい。ICチップ13は、非接触通信機能部とメモリ、およびそれらの制御部を有する通常のものである。
難燃性タグ10の断面図は、図2のようになる。アンテナコイル12を形成したベースフィルム(これを一般に「インレットベースフィルム」という場合もある。)11の上面を接着剤層15を介して表面保護シート14で被覆する。アンテナコイル12やICチップ13が損傷しないようにし、かつ表面の表示印刷等を可能にするためでもある。
図示の都合上、接着剤層15とベースフィルム11間は隙間が空いているうように図示されているが、実際は接着剤層15とベースフィルム11またはアンテナコイル12との間は密着しているものである。
ベースフィルム11の被着体側となる面には粘着剤層17を有している。当該粘着剤層17は、一般的にはセパ紙と呼ばれる離型面を有する剥離紙18に、あらかじめ粘着剤層17を塗工しておき、これをICタグのベースフィルム11に貼着させる場合が多い。
このようなラベル体はICタグラベルとも呼ばれる。剥離紙18はICタグを使用する際は粘着剤層から剥離して除去するので、被着体に貼着した後のタグの燃焼性に影響を与えるものではない。従って、剥離紙自体は本発明でいう1の構成層材料には含まないものとする。後述する共振タグや磁気タグの場合も同様である。
非接触ICタグはラベル体に限らず、ベースフィルム11と上記表面保護シート14に代替する表示体を本来的に接着したカード状のものもある。このものは貼着して使用するものではないので粘着剤層17を持たない。このようなものはラミカードとも呼ばれるが、本発明はいずれの形態の難燃性タグにも実用できるものである。
本発明の難燃性タグ10の特徴は、当該非接触ICタグのベースフィルム11または表面保護シート14の少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることにある。1の構成層材料が難燃性材料であることにより、タグ全体の難燃性を高めることができる。少なくとも1の構成層材料であるから双方の材料が難燃性材料入りであっても勿論構わない。
図3は、難燃性タグが共振タグ形態の場合の分解斜視図である。
共振タグにも各種の形態があるが、一般的には、誘電体としてのベースフィルム21の両面に、アルミニウム箔等の金属箔を貼り合わせしてから、フォトエッチングして、回路を形成する。回路は、図3のように、その片側の金属箔22は、螺旋状のパターンの回路であって、該螺旋状パターンによりコイル221を形成すると共に、コンデンサ電極板部222と回路端子部223とを両側に有する回路となる。この金属箔22と反対側の金属箔23は、コンデンサ電極板232と回路端子部233とを有する。
共振回路を形成するため、片側の金属箔22の螺旋状パターンの回路における回路端子部223と、反対側の金属箔23の回路端子部233とを接続する。接続方法としては、両方の金属箔を圧接することにより金属箔どうしを接触させて短絡させる圧接方等が採用される。この短絡により、抵抗R、インダクタンスLおよび静電容量Cの3要素からなる共振回路が形成され、共振周波数を持つことになる。
ただし、反対側の金属箔23にも螺旋状パターンを形成する場合もあり、1枚のベースフィルムに平行して螺旋状パターンを並べて形成してからベースフィルムを2つの螺旋状パターンの間で折り畳んで使用する場合もあり、各種各様の形態がある。
表面側の螺旋状パターンからなるコイル221と裏面側のコンデンサ電極板232の面は、接着剤層25,26付きの表面保護シート24a,24bを被覆して保護するのが通常である。さらに、下側の表面保護シート24bの下面に粘着剤層付き剥離紙を設ける場合もある。
共振タグは、情報記憶性はないが、所定の周波数の電波に共振して感応するので、物品にタグとして貼着しておけば、当該共振周波数の電波を発振するゲートを通過する際に、タグを検出することができ、盗難の予防等に従来から利用されている。
本発明の難燃性タグ20の特徴は、当該共振タグのベースフィルム21または表面保護シート24a,24bの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることにある。少なくとも1の構成層材料であるから双方の材料が難燃性材料入りであっても勿論構わない。
磁気タグとは、感磁性ワイヤを使用するもので、感磁性ワイヤから発生する磁界変化を磁気システムが検知して警告を発するものである。このような感磁性ワイヤは大バルクハウゼン効果を利用するもので、外部磁界の変化に応じて急峻な磁化反転が磁性ワイヤ内に生じることから、検出用コイルに急峻で大きな電圧パルスが発生する。これによりワイヤ入りラベルの貼着された物品が探知領域を通過する際に警報を発するようにしてあり、盗難を未然に防止することに利用できる。
このような感磁性ワイヤ入りタグは、硬質の金属細線が支持体であるラベルに挟持され、さらに剥離紙に保持された形態とされている。
図4は、同磁気タグ形態の場合の分解斜視図である。図4のように、難燃性タグ30である感磁性ワイヤ入りタグは、直線状の針金である感磁性ワイヤ33を有し、当該感磁性ワイヤ33は、ベースフィルム31の両面に塗工された粘着剤371,372の371面に固定されている。さらに、磁性ワイヤ33は上面側を表面保護シート34の粘着剤層35により挟持されている。粘着剤372の面は剥離紙38により保護されている。
図5は、磁気タグをラベル化した状態の平面図である。感磁性ワイヤ33は幅W1(長さL1)のベースフィルム31と、それよりは広い幅W2(長さL2)の表面保護シート34の双方の粘着剤層371,35に挟持された形態となり、ベースフィルム31の裏面側の粘着剤層372は剥離紙(紙またはフィルム)38に保護されている。
このような磁気タグの加工は、剥離紙38付き両面粘着ベースフィルム31と感磁性ワイヤ33とを連続的に供給しながらワイヤを所定長にする打ち抜きを行い、さらに粘着剤層35付きの表面保護シート34を供給して貼り合わせてから、2回目の打ち抜き加工を行って製造する。感磁性ワイヤ33の鋭利で硬い先端により扱う人の手指を傷つけないように、小孔39a,39bの形成も2回目の打ち抜き加工時に行われる。
なお、このような磁気タグとその製造方法の例は、特開2002−245559号公報にも記載されている。
本発明の難燃性タグ30の特徴は、当該難燃性タグ30のベースフィルム31または表面保護シート34の少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることにある。少なくとも1の構成層材料であるから双方の材料が難燃性材料入りであっても勿論構わない。
以上は難燃性タグの形態について説明したが、以下は使用材料について説明する。
非ハロゲン系の難燃性材とは、具体的にはリン系のものと無機系のものが挙げられる。リン元素を含む化合物としてはリン酸エステル系化合物、ポリリン酸塩系化合物がある。無機系のものには、三酸化アンチモン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸亜鉛、酸化スズ水和物などの難燃性化合物となるアンチモン、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、スズなどの元素であってもよい。
従来、塩素系、臭素系、含ハロゲンリン酸エステル系などのハロゲン系元素が多用されているが、廃棄物の燃焼処理時に塩素ガス、塩化水素ガス、臭化水素ガス、ダイオキシン等の発生する問題がある。本発明では、少なくとも1の構成層材料にはこれらを使用しない。またより好ましくは、難燃性タグの層構成全体としても、これらを使用しないか極力使用しないようにして、有害ガスの発生をも抑制する。
非ハロゲン系の難燃材は化合物としてプラスチック材料に共重合しているものか、混合物であってもよい。前記引用文献3には、リン系またはハロゲン化合物からなる難燃剤が、芳香族ジカルボン酸を主とする酸成分とグリコール成分とからなる線状ポリエステルと共重合したポリエステルを提案している。これらのうち、リン系難燃剤からなるポリエチレンテレフタレートなども本発明の難燃性タグには好適に使用できる。好ましいリン化合物として、エステル形成性官能基を2個有するリン化合物で特定のホスフェート、ホスフィネート、ホスフィンオキシドなどが挙げられている。難燃元素は、プラスチックの全量に対して0.5〜5.0重量%程度添加するのが好ましい。
リン酸エステル系の難燃剤は、樹脂中に混練するものであってもよく、その場合の混合量は、1〜10重量%とする。1重量%未満では難燃性が不十分となり、10重量%を超えるとプラスチックとしての特性が低下する問題がある。リン酸エステル系難燃剤の市販品としては、大八化学工業株式会社の「PX200」、旭電化工業株式会社の「アデカスタブ」などが挙げられる。
紙基材の場合は、セルロースを主成分とする基紙に難燃処理剤を含浸加工することによって得られるが、通常の難燃紙では表面性が良好でないことが多い。そこで、通常の難燃紙に顔料とバインダー等からなる塗工液を塗布した難燃紙、あるいは、無機化合物粉末を大量に含有した原紙およびこの原紙に難燃処理剤を含浸した基紙に、無機化合物粉末とバインダー等よりなる塗工層を設け、全体として難燃性とした紙基材等がある。
あるいは、原紙の片面もしくは両面に、顔料と難燃化処理剤を主成分とする塗工液を塗工した難燃紙も提案されている(特開平6−287892号公報)。
紙の場合の難燃化剤(無機系顔料)には水酸化アルミニウムが好ましく用いられる。当該水酸化物は燃焼の際、水を生じるので自己消化性が高くなるからである。他にはクレー、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン等の無機粉末が用いられる。水酸化アルミニウムの場合、紙中に10〜30重量%程度となるように塗工される。
難燃処理剤には、スルファミン酸グアニジン、そのメチロール化物、リン酸グアニジン、スルファミン酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等の水溶液のいずれかを選択もしくは併用して使用できる。
塗工液中には、デンプン、PVA、CMC、カゼイン等の水溶性高分子、SBR、NBR、MBR等のゴムラテックス、あるいはアクリルエマルジョン、酢酸ビニルエマルジョン、およびこれらの共重合エマルジョンをバインダーとして添加し、無機粉末の接着強度を高めることができる。塗工液は、2−ロールサイドプレスやゲートロールサイドプレス、ブレードメタリングサイドプレス、その他のオンマシンコーター、エアナイフコーター、ブレードコーター、等を用いて原紙の片面もしくは両面に塗工して難燃紙を得ることができる。
不燃紙の市販品としては、王子特殊紙「OKコスモ」、リンテック株式会社「セラフォーム」、難燃紙としてリンテック株式会社「防炎紙」がある。紙基材を不燃化したものではないが、ガラス繊維紙なども市販されている。実施品としては、不燃紙、難燃紙、防炎紙として評価されたものが好ましい。
本発明の難燃性タグは、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料からなる1の構成層材料に対して、難燃グレードのプラスチックフィルムまたはシートを併用してもよい。難燃性でないプラスチックフィルム等を併用する場合よりも全体としての難燃性を高めることができるからである。もちろん、全構成層が非ハロゲン系難燃材入りの難燃性材料から構成されれば最も好ましいが、製造コストや材料選択の範囲が制限される問題を生じる場合がある。そこで、ハロゲンを含む難燃グレードのプラスチック材料や上記難燃性紙基材を併用することも考えられる。一般にプラスチック材料の難燃グレードとしては、ポリ四フッ化エチレンやABS樹脂がある。
ポリ四フッ化エチレン(一般に「テフロン」(商標))は極めて燃焼し難いとされるが、高温になれば有害ガスを発生して燃焼すると言われる。したがって、フッ素および塩素を含まないプラスチックフィルムまたはシートのみからなるのが好ましい。
ABS樹脂も難燃グレードと言われるものには難燃剤入りのものもある。ABS樹脂に臭素系難燃剤を使用したものは、かなりの難燃性がある。例えば、USラバー社のABS樹脂「AN−450」等ではEL規格でV−0を達成できるものがある。ABS樹脂に非ハロゲン系の難燃剤を使用したものは、EL規格でV−2程度とされている。このものには、同じくUSラバー社の「AN−435」等がある。
信越ポリマー株式会社の難燃シート(「PSZ950」、「PSZ951」等)は、ポリカーボネート(PC)樹脂とABS樹脂のポリマーアロイからなり、PCにアンチモンを含むが、ハロゲンを使用しない非ハロゲン系難燃グレードである。これらはオレフィン系材料より高い難燃性を示している。
非ハロゲンであって、UL規格94V−0を取得したシートで、三菱樹脂株式会社製のポリフェニレンエーテル(PPE)シート(「ダイアニウムMS9002」(商標))がある。東レ株式会社製の非ハロゲン難燃ポリエステルフィルム(「ルミラーZV10」)は、UL規格、難燃性UL94V−0とされる。難燃性ポリエステル系フィルム(三菱樹脂株式会社製「ダイアラミー」(商標))は、塩素系難燃剤を含むが、UL規格VTM−0の認定である。
UL(Under Writers Laboratories Inc)規格は、米国・デラウェア州の法律に基づき「公衆の安全の試験」を目的とする非営利機関として認可を受け、独自に「新しい電気製品、部品、および材料に関する試験評価、安全規格の制定」を行ったものである。プラスチック材料の燃焼性の規格としては、UL94(1994年改訂)が採用される。特定の条件で燃焼するバーナーの炎にサンプル(5本1組)を10秒間接炎後、炎を放し、燃焼時間を計るものである。判定基準として、難燃性の高い順から、94V−0、94V−1、94V−2の判定がされる。
(1)ベースフィルム
プラスチックフィルムを幅広く各種のものを使用でき、以下に挙げる単独フィルムあるいはそれらの複合フィルムであって、上記難燃処理のされたものを使用できる。
ポリエチレンテレフタレート(PET)、PET−G(テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体)、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン系、ABS、ポリアクリル酸エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、等である。
(2)表面基材
プラスチックフィルムや紙基材を幅広く各種のものを使用できる。プラスチックフィルムとしては、上記に挙げたものの難燃グレードを使用でき、紙基材としては、以下のものまたは難燃加工した難燃紙、ガラス繊維紙、を使用できる。
上質紙、コート紙、クラフト紙、グラシン紙、合成紙、ラテックスやメラミン含浸紙。
(3)接着剤、粘着剤
本明細書で接着剤という場合は、溶剤型や重合型、紫外線硬化型、エマルジョン型、熱溶融型等の各種のものをいい、いわゆる粘着剤型のものをも含むものとする。いずれであっても、双方の材料間を接着すれば目的を達成できるからである。ただし、接着剤、粘着剤も難燃型のものの使用が好ましい。
なお、本明細書で粘着剤という場合は、徐々に粘度が顕著に上昇することなく、いつまでも中間的なタック状態を保つものをいうものとする。
接着剤、粘着剤の樹脂組成物としては、天然ゴム系、ニトリルゴム系、エポキシ樹脂系、酢酸ビニルエマルジョン系、アクリル系、アクリル酸エステル共重合体系、ポリビニルアルコール系、フェノール樹脂系、等の各種材料を使用できる。
以下、実際の実施形態について実施例を用いて説明する。
非接触ICタグラベルのベースフィルム11として、厚み50μmのABS樹脂系(ABSとPC(ポリカーボネート)のアロイシート)非ハロゲン難燃シート(信越ポリマー株式会社製「PSZ950」)に25μm厚のアルミニウム箔をドライラミネートした基材を使用し、これに感光性レジストを塗布した後、アンテナコイルパターンを有するフォトマスクを露光して感光させた。露光現像後、フォトエッチングして図1のようなアンテナコイル12を有するインレットベースフィルムを完成した。なお、アンテナコイル12は外形が、ほぼ45mm×76mmの大きさとなるようにした。
上記インレットベースフィルム11のアンテナコイル両端部12a,12bに、平面サイズが1.0mm角、厚み150μmであるICチップ13をフェイスダウンの状態で熱圧をかけて装着した。次に、エポキシ系接着剤を介し、厚み50μmでベースフィルム11と同一材料の基材(信越ポリマー株式会社製「PSZ950」)からなる表面保護シート14を積層した。最後にベースフィルム11の背面に、32μmの粘着剤層17を介して剥離紙18を積層する粘着剤加工をし、大きさ54mm×86mmに断裁して剥離紙付き難燃性タグ10を完成した。
ICタグラベルのベースフィルム11として、厚み40μmの非ハロゲン難燃ポリエステルフィルム(東レ株式会社製「ルミラーZV10」)に25μm厚のアルミニウム箔をドライラミネートした基材を使用し、これに感光性レジストを塗布した後、アンテナコイルパターンを有するフォトマスクを露光して感光させた。
露光現像後、フォトエッチングして図1のようなアンテナコイル12を有するインレットベースフィルムを完成した。なお、アンテナコイル12は外形が、ほぼ45mm×76mmの大きさとなるようにした。
上記インレットベースフィルム11のアンテナコイル両端部12a,12bに、平面サイズが1.0mm角、厚み150μmであるICチップ13をフェイスダウンの状態で熱圧をかけて装着した。次に、エポキシ系接着剤を介し、厚み40μmの難燃紙(リンテック株式会社製「防炎紙」)からなる表面保護シート14を積層した。最後にベースフィルム11の背面に、32μmの粘着剤層17を介して剥離紙18を積層する粘着剤加工をし、大きさ54mm×86mmに断裁して剥離紙付き難燃性タグ10を完成した。
ICタグラベルのベースフィルム11として、厚み100μmの難燃化変性ポリフェニレンエーテルフィルム(三菱樹脂株式会社製「ダイアニウムMS9002」)に25μm厚のアルミニウム箔をドライラミネートした基材を使用し、これに感光性レジストを塗布した後、アンテナコイルパターンを有するフォトマスクを露光して感光させた。
露光現像後、フォトエッチングして図1のようなアンテナコイル12を有するインレットベースフィルムを完成した。なお、アンテナコイル12は外形が、ほぼ45mm×76mmの大きさとなるようにした。
上記インレットベースフィルム11のアンテナコイル両端部12a,12bに、平面サイズが1.0mm角、厚み150μmであるICチップ13をフェイスダウンの状態で熱圧をかけて装着した。次に、エポキシ系接着剤を介し、厚み40μmの非ハロゲン難燃ポリエステルフィルム(東レ株式会社製「ルミラーZV10」)からなる表面保護シート14を積層した。最後にベースフィルム11の背面に、32μmの粘着剤層17を介して剥離紙18を積層する粘着剤加工をし、大きさ54mm×86mmに断裁して剥離紙付き難燃性タグ10を完成した。
ICタグラベルのベースフィルム21として、厚み40μmの非ハロゲン難燃ポリエステルフィルム(東レ株式会社製「ルミラーZV10」)の両面に25μm厚のアルミニウム箔をドライラミネートした基材を使用し、これに感光性レジストを両面塗布した後、コイルとコンデンサパターンを有するフォトマスクを両面に露光して感光させた。
露光現像後、フォトエッチングして図3のようなコイル221とコンデンサパターン222,232を有するインレットベースフィルム21を完成した。その後、コイル221の中心部と裏面側のコンデンサパターン232間(図3の223と233の部分間)を導通させる処理を行った。
上記インレットベースフィルム21の両面に、エポキシ系接着剤を介し、厚み40μmの不燃紙(リンテック株式会社製「セラフォーム」)からなる表面保護シート24a,24bを積層して共振タグからなる難燃性タグ20を完成した。大きさは、60mm×60mm程度のものとなった。
磁気タグ30のベースフィルム31として、厚み50μmのABS樹脂系(ABSとPC(ポリカーボネート)のアロイシート)非ハロゲン難燃シート(信越ポリマー株式会社製「PSZ951」)の両面に強粘着剤による粘着加工を行ったもの(剥離紙38付きのもの)を使用し、表面保護シート34として、片面粘着加工した厚み50μmの上記と同一の難燃シート(信越ポリマー株式会社製「PSZ951」)を使用した。剥離紙38としては、厚み50μmのPET/シリコン付きフィルムを使用した。感磁性ワイヤ33には、Co−Fe−V合金からなる、直径250μm×長さ50mmのものを使用した。
これらの材料を使用し所定の加工装置を用いて加工し、図4または図5図示のような構成の磁気タグからなる難燃性タグ30を完成した。
実施例1、実施例2、実施例3の非接触ICタグからなる難燃性タグ10を、被着体に装着し、13.56MHzのICタグリーダライタ(株式会社ウェルキャット製「RCT−200−01」)による読み取り試験を行い、通常のように非接触通信が可能であることが確認できた。実施例4の難燃性タグ20、実施例5の難燃性タグ30も万引き防止タグシステムに用いて所定の動作を行うことが確認できた。
また、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5の各難燃性タグは、難燃性試験で、UL94V−2の判定基準を満たすことが社内試験で確認できた。
本発明の難燃性タグが非接触ICタグ形態の場合の平面図である。 図1の断面図である。 同共振タグ形態の場合の分解斜視図である。 同磁気タグ形態の場合の分解斜視図である。 磁気タグをラベル化した状態の平面図である。
符号の説明
10,20,30 難燃性タグ
11,21,31 ベースフィルム
12 アンテナコイル
13 ICチップ
14,24,34 表面保護シート
15,25,26 接着剤層
17 粘着剤層
18,38 剥離紙
22,23 金属箔
33 感磁性ワイヤ

Claims (7)

  1. ベースフィルム面に、アンテナ構造と当該アンテナ構造に結合した非接触通信機能部、制御部およびメモリを備えるICチップと、を有し、当該アンテナ構造とICチップが表面保護シートで被覆されている非接触ICタグにおいて、当該非接触ICタグのベースフィルムまたは表面保護シートの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする難燃性タグ。
  2. 表裏の表面保護シート間に、ベースフィルムに形成された捲線状コイルとコンデンサパターンによる共振回路を有する共振タグにおいて、当該共振タグの表面保護シートまたはベースフィルムの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする難燃性タグ。
  3. 表面保護シートとベースフィルムの間に感磁性ワイヤを有する磁性タグにおいて、当該磁性タグの表面保護シートまたはベースフィルムの少なくとも1の構成層材料が、非ハロゲン系の難燃材入りの難燃性材料から構成されていることを特徴とする難燃性タグ。
  4. 非ハロゲン系の難燃材が、リン系または無機系材料であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1の請求項に記載の難燃性タグ。
  5. 難燃グレードのプラスチックフィルムまたはシートを併用していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1の請求項に記載の難燃性タグ。
  6. 難燃性タグの構成層全体が、フッ素および塩素を含まないプラスチックフィルムまたはシートからなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1の請求項に記載の難燃性タグ。
  7. 難燃性タグの構成層全体が、ハロゲン元素を含まないプラスチックフィルムまたはシートからなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1の請求項に記載の難燃性タグ。
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