JP2008185674A - 偽造防止用icラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラベル基材7と、ラベル基材7に設けられ、支持体2に設けられたアンテナ3によってICチップ4に記憶された識別情報を無線で送信する非接触IC媒体1と、被貼付体に貼り付けるための粘着材8と、を備える偽造防止用ICラベル6であって、アンテナ3及びICチップ4の両方又は何れか一方が、接着剤20又は粘着剤を介してラベル基材7に接着されている。
【選択図】図1
Description
このような特徴により、偽造防止用ICラベルを被貼付体から剥離させ、ラベル基材から非接触IC媒体を剥がそうとすると、アンテナ自体、若しくはアンテナとICチップの接続部分が破壊される。
これにより、アンテナ自体が脆弱になるため、ラベル基材から非接触IC媒体を取り出そうとする際に、アンテナが破壊され易くなる。
これにより、非接触IC媒体のアンテナが脆弱性材料からなる支持体に支持されているため、ラベル基材から非接触IC媒体を剥がそうとする際に、アンテナが破壊され易くなる。
これにより、被貼付体に貼着された偽造防止用ICラベルを剥離させる際、ラベル基材が破損し易くなるとともにラベル基材に貼り付けられた非接触IC媒体のアンテナも破壊され易くなる。
これにより、剥離溶剤を用いて被貼付体から偽造防止用ICラベルを剥離させようとすると、溶剤検出部が溶解又は化学反応する。
これにより、偽造防止用ICラベルに搭載されたICチップの識別情報を読み取ることで、個々のICチップ(偽造防止用ICラベル)が判別される。
これにより、ラベル基材がカラーコピー等で複製されても、セキュリティ機能部を目視又は機械検知することで、複製されたラベル基材とオリジナルのラベル基材とが識別される。
これにより、カラーコピー等で複製されても、セキュリティ機能部が目視又は機械により検知される。
これにより、被貼付体に貼着された偽造防止用ICラベルを剥離させる際、ラベル基材が破損し易くなる。
図1、図2に示すように、偽造防止用ICラベル6は、シート状のラベル基材7を備えている。ラベル基材7の一方の面7aには、支持体2に設けられたアンテナ3によってICチップ4に記憶された識別ID(識別情報)を無線で送信するICインレット1が設けられている。ICインレット1の概略構成は、支持体2上にパターン化されたアンテナ3が形成され、このアンテナ3の略中央部分にICチップ4が実装された構成からなる。
ICチップ4としては、例えば、正方形状に形成され、その辺部の長さ寸法が0.5mm、高さ寸法が0.1mmのものを使用することができる。なお、ICチップ4の辺部の長さ寸法及び高さ寸法は、適宜変更可能である。辺部の長さ寸法は、0.05mm〜0.5mmの範囲内とすることが好ましい。下限である0.05mmは、物理的に回路形成可能な最小サイズである。また、ICチップ4の形状は、例えば長方形などのように、適宜変更可能である。この場合も、辺部の長さ寸法及び高さ寸法は、適宜変更可能であり、辺部の長さ寸法は、0.05mm〜0.5mmの範囲内とすることが好ましい。なお、このような寸法のICチップは、例えば幅0.4mm、奥行き0.4mm、高さ0.1mm程度という寸法にて、株式会社日立製作所の「ミューチップ」(登録商標)で既に実現されており、技術的にそのようなICチップを量産製造する事が可能であることが周知となっている。
まず、ICインレット1とラベル基材7とを用意する。このとき、ラベル基材7は、接着層8が設けられていないものを用意する。
次に、ICインレット1に接着剤20を設ける。例えば、ICインレット1に接着剤20を滴下する。或いは、ICインレット1に接着剤20(粘着剤)を塗布してもよい。接着剤20を滴下する場合、接着剤20は、流動性があり、接着後はラベル基材7及び支持体2と強固に接着するものが望ましい。また、接着剤20の粘着力は、被貼付体に貼り付けるための接着層8の粘着力よりも大きくしておく。接着剤20としては、例えば、ポリエチレン樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。また、接着剤20は、アンテナ3とICチップ4の両方に設けてもよく、或いは、アンテナ3又はICチップ4の何れか一方にのみ設けてもよい。また、接着剤20は、アンテナ3及び/又はICチップ4の全面に設けてもよく、或いは、アンテナ3及び/又はICチップ4の一部に設けてもよい。
次に、ICインレット1に滴下或いは塗布された接着剤20を介してICインレット1をラベル基材7の一方の面7aに貼り付ける。
以上の手順によって偽造防止用ICラベル6が製作される。
図3、図4に示すように、ICインレット1の支持体2は、PENやPET等と比較して低強度で切れ易い脆弱性材料からなるシート部材であることが好ましい。支持体2を構成する脆弱性材料としては、例えば上質紙や中質紙、微塗工紙、コート紙、アート紙、キャスト塗被紙、ガラス質の含浸紙、クラフト紙、合成紙などの紙類を使用することができる。
これにより、偽造防止用ICラベル6からICインレット1を剥し取ろうとする際に、アンテナ3が破壊され易くなる。よって、ICチップ4からの情報読み出しが正常に行なわれなくなり、偽造防止用ICラベル6の破壊や剥離を試みようとした履歴を残すことが可能となる。また、アンテナ3が破壊されるため、ICインレット1の使い回しによる偽造を不可能にすることが可能である。
アンテナ3は、導電性材料からなる粒子をバインダー中に溶解又は分散した導電性ペーストからなるアンテナであることが好ましい。上記した導電性材料としては銀系が好ましく、導電性ペーストとしてはバインダーの樹脂、溶剤及び銀粉を含みそれらの接触により導電性を得る蒸発乾燥型の銀ペーストが挙げられる。ただし、導電性材料は、銀系に限らず、例えば、銅やニッケルなどの金属粉末や、導電性カーボン粉末、導電性繊維、導電性ウィスカーなどを樹脂バインダーとともに溶媒に溶解又は分散したものを使用できる。
これにより、支持体2からアンテナ3が剥がれ易くなる。支持体2から剥がれたアンテナ3は破壊され易いため、上記したアンテナ3によってICインレット1の使い廻しを防ぐことができる。
上記したICチップ4に記憶された情報を読み取り専用とすることが好ましい。すなわち、ICチップ4に、読み取り専用(書き換え不能)のメモリが設けられ、この読み取り専用メモリに識別IDなどが記憶される。
このようにした場合、偽造防止用ICラベル6が被貼付体に貼り付けられ、かつICチップ4のメモリに識別IDを記録した後は、偽造防止用ICラベル6が被貼付体から剥がされて識別IDが被貼付体から分離したり、識別IDが改変される事もなく、さらにラベル基材7の表面のコピー等による偽造ラベルの防止が可能となる。
これにより、常に識別IDの真正性が確保されるという効果がある。
なお、識別IDの真正性や妥当性を確保することは、ICチップ3からの識別IDの読み出しの精度を高める事を意味し、即ち識別IDが読み取れなくなる事の検出の精度を高める事を意味し、よって、先に述べた偽造防止効果や犯罪防止効果を更に改善するという意味合いを有する。
識別IDを唯一無二の番号とするためには、下記のような管理方法が考えられる。
なお、ここではID管理者又はID管理委託先という人間イメージでの説明を実施したが、これは人間ではなくても、注文に応じて自動的にID発行機にID発行を指示する指示装置、指示プログラム、或いは指示システムで有ってもかまわない。
すなわち、識別IDが、被貼付体を管理する管理情報と紐付けられている。
オペレーターが、偽造防止用ICラベル6のICチップ4に格納された識別ID等の情報を情報読取装置によって読む。データ管理装置は、識別ID等の情報を基にデータベース上の管理情報を検索する。得られた管理情報はデータ管理装置又は情報読取装置に戻される。
これによりオペレーターは、データベース上に登録されている情報である偽造防止用ICラベル6が貼られた被貼付体の形状、色、型番、管理番号等を得る。得られた情報と、現状の偽造防止用ICラベル6が貼られた被貼付体の形状、色、型番、管理番号等を比較する事により、偽造防止用ICラベル6が貼り替えられていないか、又は偽造防止用ICラベル6が貼られた被貼付体に偽造等が無いか、チェックする事が可能である。
以上の方法により、偽造防止用ICラベル6及び偽造防止用ICラベル6が貼り付けられた被貼付体の管理方法を構築する事が出来る効果がある。
上記したラベル基材7は、脆性(脆弱性)を有していることが好ましい。
すなわち、ラベル基材7は、脆性を有するフィルムや紙によって形成されている。
ラベル基材2の材料としては、例えば、カオリン、炭酸カルシウムなどの可塑剤を適量混合して脆質化した脆性塩化ビニル、脆性ポリエステルなどの合成樹脂フィルムや、又は、セルロースアセテート、低密度ポリエチレン、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイドなどの高結晶性プラスチック素材を溶液成膜により形成したフィルムなどがあげられる。その他の材料として、UV硬化法合成樹脂又はカオリン、炭酸カルシウムなどの粉体を適量混合したUV硬化型合成樹脂を用い、その樹脂薄膜をUV照射により硬化乾燥させて成膜したフィルムなどがあげられる。また、合成繊維での不織布、又は、アート紙、コート紙、上質紙などの用紙があげられる。
これにより、被貼付体に貼り付けられたラベル基材7を引き剥がそうとした場合、その引き剥がそうとする力により、ラベル基材7は容易に破断する。そのため、ラベル基材7の形態をそのまま維持しながら、そのラベル基材7を剥がすことを防止することができ、偽造防止効果を奏することができる。
なお、スリット13、14の形状は、必要に応じて適宜変更可能であり、直線的でも曲線でもよい。さらに、支持体2にも一定間隔にスリット16を設けることにより、偽造防止用ICラベル6を剥がすとき、アンテナ3も同時にさらに破断し易くすることができる。これにより、スリット15、16を起点としてラベル基材7及びアンテナ3が切断され、完全に非接触ICラベルとしての機能を破壊することができる。また、スリット16をアンテナ3に設けることなく、支持体2に設けることにより、アンテナ3の効率の低下を防止しつつ、アンテナ3を破断し易くすることも可能である。
なお、スリット16をアンテナ3にまで設けることもできる。この場合、アンテナ3をさらに容易に破断することができる。
また、上記した接着層8の粘着力は、JIS Z0237により、8000mN/25mmに設定されていることが好ましい。
これにより、被貼付体に貼り付けられたラベル基材7を引き剥がそうとした場合に、ラベル基材7を確実に破断させることができる。
ここで、偽造防止用ラベルにおいて、ICインレット1を被覆した接着層8には、被貼付体からラベル基材7を剥がそうとした際に、ラベル基材7が破断するようにするために、ラベル基材7の破断力よりも被貼付体と接着剤8との粘着力を強くする必要がある。
したがって、接着層8には、JIS Z0237により、粘着力が、8000mN/25mm以上30000mN/25mm以下の強度を持つ材料を選定する。接着層8の粘着力はラベル基材7の破断強度より大きいことが望まれるが、実際の剥離作業においてスリット13〜16等で脆弱化したラベル基材7は8000mN/25mm以上の粘着力があれば剥離の痕跡を残すことができる。
ところで、上記した偽造防止用ICラベル6をめくって剥そうとするとアンテナ3が破壊されるため、被貼付体に貼り付けられたラベル基材7を剥離するための剥離溶剤を用いて偽造防止用ICラベル6を剥離することが想定される。
そこで、図1、図2に示すように、ラベル基材7の他方の面7bに、溶剤発色層12(溶剤検出部)が設けられていることが好ましい。溶剤発色層12は、被貼付体に貼り付けられたラベル基材7を剥離するための剥離溶剤と化学反応する性質のものからなる。剥離溶剤としては、エチルアルコールやアセトンなどの溶解性の弱い有機溶剤や市販のシール剥し液などがある。溶剤発色層12は、水不溶性で且つ剥離溶剤に対し可溶性の染料粒子を樹脂バインダー中に体質顔料等と分散状態で保持した構造をとる。
これにより、剥離溶剤を用いて偽造防止用ICラベル6の剥離を試みると、溶剤発色層12に分散状態で保持した顔料が溶解し、ラベル基材7に発色として痕跡が残る。すなわち、溶剤発色層12は、溶剤発色機能を有するものである。なお、上記した染料粒子としては、例えばロイコ染料や蛍光増白剤等の染料を使用することができる。
そこで、溶剤発色層12の材料に、熱刺激により発色するサーマル発色材料を使用することが好ましい。例えば、ロイコ染料と合わせて、熱刺激によってロイコ染料と結合する顕色剤を分散させる。この場合、ロイコ染料は通常無色か淡色の材料が使用され、サーマルで反応した際に色調として顕在化するものが適している。
これにより、溶剤発色層12がサーマル発色機能を有し、熱で接着層8を軟化させて剥がそうとすると、溶剤発色層12が発色して痕跡が残る。
なお、溶剤発色層12は、上記した溶剤発色機能又はサーマル発色機能の少なくとも一方の機能を有していればよい。
また、図1、図2に示すように、ラベル基材7に、ラベル基材7の複製を防止するためのセキュリティ機能層11(セキュリティ機能部)が設けられていることが好ましい。セキュリティ機能層11は、例えば、上記した溶剤発色層12の表面に設けられた印刷層10の表面に設けられる。セキュリティ機能層11としては、目視により、又は簡単な機器を用いることにより、真偽判定が可能な材料を用いることが好ましい。このような材料としては、例えば、(1)OVD機能材料、(2)蛍光材料若しくは蓄光材料、又は(3)液晶材料などがあげられる。
以下では、(1)OVD機能材料、(2)蛍光材料若しくは蓄光材料、又は(3)液晶材料について、順に説明する。
OVD(Optical Variable Device)とは、光の干渉を利用した画像であり、立体画像の表現や見る角度により色が変化するカラーシフトを生じる表示体であって、目視により真偽判定が可能な媒体である。その中でホログラムや回折格子などのようなOVDとしては、光の干渉縞を微細な凹凸パターンとして平面に記録するレリーフ型や、体積方向に干渉縞を記録する体積型が挙げられる。
また、ホログラムや回折格子とは手法が異なるが、光学特性の異なるセラミックスや金属材料の薄膜を積層した多層膜方式や、或いは液晶材料等による見る角度により色の変化(カラーシフト)を生じる材料もその例である。これらOVDは、立体画像やカラーシフトといった独特な印象を与え、また高度な製造技術を要することから、偽造防止の有効な手段と言える。
まず、レリーフ型ホログラムについて述べる。
このレリーフ型ホログラム又はレリーフ型回折格子は、それぞれホログラム又は回折格子を成す微細な凹凸パターンからなるレリーフ型のプレス版を用いて量産を行う。すなわち、このプレス版でOVD形成層を加熱・加圧して、微細な凹凸パターンを複製する。
なお、ホログラムはICインレット1の通信に影響を及ぼすことがないように、金属蒸着の部分を特定するか、又は非金属蒸着材料による透明ホログラムを用いることが望ましい。
多層薄膜方式を用いる場合、前述したように、OVD形成層は、異なる光学適性を有する多層薄膜層からなり、金属薄膜、セラミックス薄膜又はそれらを併設してなる複合薄膜として積層形成される。例えば,屈折率の異なる薄膜を積層する場合、高屈折率の薄膜と低屈折率の薄膜を組み合わせても良く、また特定の組み合わせを交互に積層するようにしてもよい。それらの組み合わせにより、所望の多層薄膜を得ることができる。
先ず、セラミックスとしては、Sb2O3(3.0=屈折率n:以下同じ)、Fe2O3(2.7)、TiO2(2.6)、CdS(2.6)、CeO2(2.3)、ZnS(2.3)、PbCl2(2.3)、CdO(2.2)、Sb2O3(2.0)、WO3(2.0)、SiO(2.0)、Si2O3(2.5)、In2O3(2.0)、PbO(2.6)、Ta2O3(2.4)、ZnO(2.1)、ZrO2(2.0)、MgO(1.6)、SiO2(1.5)、MgF2(1.4)、CeF3(1.6)、CaF2(1.3〜1.4)、AlF3(1.6)、Al2O3(1.6)、GaO(1.7)等がある。
また、低屈折率の有機ポリマーとしては、例えば、ポリエチレン(1.51)、ポリプロピレン(1.49)、ポリテトラフロロエチレン(1.35)、ポリメチルメタアクリレート(1.49)、ポリスチレン(1.60)等が挙げられる。
なお、金属から構成される薄膜は、構成材料の状態や形成条件などにより、屈折率などの光学特性が変わってくるため、本願では一定の条件における値を示している。
これらOVDを非常に薄い箔状にして、偽造防止用ICラベル6に転写するか、又はラベルに漉き込むか、又は微細化したOVD箔を樹脂バインダー中に分散してインキ化し印刷するかによって、偽造防止用ICラベル6を剥がして再利用することが不可能になる。
蛍光材料又は蓄光材料として、管理がされているインキ、又は入手が困難な特殊なインキを、偽造防止用ICラベル6に印刷法によって設けることで、目視によって、又は簡易検証器を用いることによって真贋判定が可能となる。
例えば、光学的な効果をもたらすものとしては、紫外線や赤外光を照射すると発光するインキや蛍光インキ、蛍光繊維などを印刷したり、紙に漉き込んだりする手法があげられる。
蛍光体には、紫外線発光蛍光体及び赤外線発光蛍光体があり、以下にはその例を挙げる。
紫外線蛍光体は紫外線を照射することにより、可視波長領域の光を発光するもので、例えばCa2B5O3Cl:Eu2+,CaWO4,ZnO:Zn2SiO4:Mn,Y2O2S:Eu,ZnS:Ag,YVO4:Eu,Y3O3:Eu,Gd2O2S:Tb,La2O2S:Tb,Y3Al5O12:Ce等がある。
これら蛍光体の添加量は、ブラックライトを照射した際の発光が目視で碓認できるか、又は検出器の受光素子にて蛍光が検知可能となるようにする。
前者のものとして、例えばYF3:YB,Er,ZnS:CuCo等がある。
また後者のものとして、例えばLiNd0.9Yb0.1P4O12,LiBi0.2Nd0.7Yb0.1P4O12,Nd0.9Yb0.1Nd5(MoO4)4,NaNb0.3Yb0.1P4O12,Nd0.8Yb0.2Na5(WO4)4,Nd0.8Yb0.2Na5(Mo0.5WO0.5)4,Ce0.05Gd0.05Nd0.75Yb0.25Na5(W0.7Mo0.3O4)4,Nd0.3Yb0.1Al3(BO3)4,Nd0.9Yb0.1Al2.7Cr0.3(BO3)4,Nd0.4P5O4,Nd0.8Yb0.2K3(PO4)2等がある。後者のものは、赤外線の波長800nm近辺の光を照射することにより、980nm〜1020nmに発光スペクトルのピークを有する赤外線を発光する。
インキ中の赤外線発光蛍光体の添加量は、発光が目視で確認できるか、又は検出器の受光素子が蛍光を検出可能となるようにする。
液晶材料としては、例えばコレステリック液晶が挙げられる
コレステリック液晶は、螺旋状に配向する液晶で、特定の波長の右又は左の円偏光を反射する偏光分離能を持つ。反射する波長は、螺旋周期のピッチにより決まり、また、円偏光の左右は、螺旋の方向によって決まる。通常の観察光では偏光の左右光が混在しているため画像の確認は出来ないが、偏光フィルタをかざすことによって偏光の一方のみを取り出すことが出来、画像として認識できるものである。つまり、潜像技術と言われるものであり、コレステリック液晶は、反射光が角度により反射波長が変化すため、一見、カラーシフトインキとして用いられ、カモフラージュすることができる。
なお、液晶材料としては、コレステリック液晶に限定されるものではなく同様の効果を発揮するものであればよい。
また、セキュリティ機能層11が備えられていると、上記したICインレット1による電気的な確認と、セキュリティ機能層11による視覚的な確認との二重のセキュリティ管理を行うことができ、高精度な真贋判定を行うことができる。
また、図1、図2に示すように、印刷層10の表面に、光学的に読み取り可能な光学識別ID(光学識別情報)が刻印されたナンバリング印字部(光学識別部)17が設けられていることが好ましい。
ナンバリング印字部17は、レーザー刻印などによって形成されるものであり、印刷インキをレーザー照射により飛ばして、その印刷インキを削ることによって文字などを形成するものである。そのため、光学識別IDの改ざん防止効果を向上させることができる。
このような光学識別IDとしては、目視も可能な例として単純な英数字などがあり、機械的な読取りの例として1次元バーコード、2次元バーコード、電子透かし等の技術により識別IDが重畳された任意の画像、ドットや記号の配列、等がある。
すなわち、データベース上での光学識別IDと、ICチップ4の識別IDとの関連付けとして、ICチップ4の識別IDから光学識別IDをデータ変換で生成し、光学識別IDからICチップ4の識別IDをデータ変換で生成する。データ変換の例として、CRCやハッシュなどを含む関数変換、対称暗号化、非対称暗号化、などを用いる事が出来る。
このように、識別IDと光学識別IDとの少なくとも一部が互いに対応付けられていることにより、目視又は光学的読取装置によって簡便にICラベル1の真正性を確認することの出来る効果がある。
これにより、一度にナンバリング印字部17及びセキュリティ機能層11を読み取ることが可能となり、また、偽造防止用ICラベル6の写真的なコピーを防止する事の出来るという効果がある。
[実施例1]
支持体2として、コート紙85g/m2(ミューホワイト 北越製紙株式会社製)の片面に銀ペーストをスクリーン印刷(350メッシュ)にて印刷し、60℃30秒遠赤外線乾燥後、60℃で20分乾燥を温風乾燥機にて行い、その周囲に4mm間隔にスリットを入れて、印刷アンテナを得た。このアンテナに0.4mm角のICチップの2つの端子をACP(異方導電性ペースト)により接合し、紙ベースのICインレットを得た。得られたICインレットは、ICリーダーライターで読み取りが可能であった。
また、前記実施例1と同様のラベル基材の上にオフセット印刷により絵柄を印刷、さらに波長780nmの赤外線を照射することによって発色する特殊なインキを印刷して、二重のセキュリティ機能層を形成した。前記紙ベースのICインレットの全面に、12000mN/25mmの粘着力を持つアクリル系の粘着剤を塗布し、前記ラベル基材の他方の主面に積層し、その上にさらに、前記アクリル系粘着剤を塗布してICインレットを封入した。最後に、クラフト紙の片面にポリエチレンをラミネートし、その上にシリコン処理を施したセパレータ(厚さ112μm)を仮粘着して、ICラベルBを作製した。
[比較例1]
38μmのPETフィルムの上に、アルミニウム薄膜のアンテナをエッチングにて形成した。また、脆弱性のフィルム基材上に絵柄を印刷し、他方の主面に前記ICインレットを積層形成した。その際、フィルム基材の周囲にのみスリットを設け、セキュリティ機能層のないICラベルCを作製した。
前記PETフィルムベースのICインレットの周囲に4mm間隔にスリットを入れた。脆弱性のフィルム基材に絵柄を印刷し、他方の主面に前記PETフィルムベースのICインレットを積層形成した。その上に接着強度の弱い8000mN/25mm以下の粘着力を持つ接着層を設け、ICラベルDを作製した。
例えば、上記した実施の形態では、アンテナ3が接着剤20を介してラベル基材7に接着されているが、本発明は、ICチップ4が接着剤又は粘着剤を介してラベル基材7に接着されていてもよく、或いは、アンテナ3及びICチップ4が接着剤又は粘着剤を介してラベル基材7に接着されていてもよい。
仮に、アンテナ3の一部だけが接着剤20を介してラベル基材7に接着されている場合、ラベル基材7からICインレット1を剥がしたときにアンテナ3の一部分だけが破壊されて他の部分がそのままの状態で残る可能性がある。この場合、取り出されたICインレット1は、通信距離が短くなるだけで情報読み取りが可能である。
これに対し、ICチップ4がラベル基材7に接着されると、ラベル基材7からICインレット1を剥がそうとしたときに、アンテナ3とICチップ4の接続部分が破壊されることになる。これにより、情報読み取りが完全に不可能になり、ICインレット1の不正使用を確実に防止することができる。
また、上記した実施の形態では、アンテナ3として印刷方式で形成される導電性ペーストが用いられているが、本発明は、印刷方式以外の方式で形成されるアンテナを用いることも可能である。例えば、アルミニウムや銅をエッチング方式で設けることもできる。
また、本発明は、個々のICチップ4に格納された識別ID(識別情報)が固有識別IDであることに限定されず、各ICチップ4に共通の識別IDが格納されていてもよく、或いは複数種類の識別IDの中から何れか1つの識別IDが選定されて格納されていてもよい。
さらに、本発明は、上記したセキュリティ機能層11(セキュリティ機能部)や溶剤発色層12(溶剤検出部)、ナンバリング印字部(光学識別部)17等が設けられていない構成とすることも可能である。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
2 支持体
3 アンテナ
4 ICチップ
6 偽造防止用ICラベル
7 ラベル基材
8 接着層(粘着材)
11 セキュリティ機能層(セキュリティ機能部)
12 溶剤発色層(溶剤検出部)
20 接着剤
Claims (9)
- ラベル基材と、
該ラベル基材に設けられ、支持体に設けられたアンテナによってICチップに記憶された識別情報を無線で送信する非接触IC媒体と、
被貼付体に貼り付けるための粘着材と、
を備える偽造防止用ICラベルであって、
前記アンテナ及び前記ICチップの両方又は何れか一方が、接着剤又は粘着剤を介して前記ラベル基材に接着されていることを特徴とする偽造防止用ICラベル。 - 導電性材料からなる粒子をバインダー中に溶解又は分散した導電性ペーストを用いて、前記支持体に前記アンテナが形成されることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止用ICラベル。
- 前記支持体が、脆弱性材料からなることを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の偽造防止用ICラベル。
- 前記ラベル基材が、脆性を有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の偽造防止用ICラベル。
- 前記ラベル基材に、前記被貼付体に貼り付けられた前記ラベル基材を剥離するための剥離溶剤に溶解する溶剤検出部、又は、前記剥離溶剤と化学反応する溶剤検出部のうちの少なくとも一方が設けられていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の偽造防止用ICラベル。
- 前記ICチップには、個々のICチップごとの固有の識別情報が格納されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の偽造防止用ICラベル。
- 前記ラベル基材に、目視或いは機械検知が可能なセキュリティ機能部を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の偽造防止用ICラベル。
- 前記セキュリティ機能部が、
前記セキュリティ機能部に対する入射光源の入射角に応じて、又は前記セキュリティ機能部に対する観察者の視点の位置に応じて、色調が変化するOVD機能材料と、
特定波長の電磁波によって励起し、前記特定波長と異なった波長の電磁波を放射する蛍光材料又は蓄光材料と、
特定パターンに偏光性を持たせ、特定偏光を取り出すことによりパターンを表示する液晶材料と
の少なくともいずれか一つの材料からなることを特徴とする請求項7に記載の偽造防止用ICラベル。 - 前記粘着材の粘着力が、8000mN/25mm以上であることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の偽造防止用ICラベル。
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