JP2006335112A - コマンド入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドコマンドの認識率を向上させる。
【解決手段】
車両の乗員の手を含む所定の検出領域を2以上の異なる方向から撮像するカメラ10A,10Bと、撮像された2以上の撮像データに基づいて乗員の手の形状および/または手の動きを抽出する抽出手段21と、抽出された手の形状および/または手の動きに対応するハンドコマンドを判定する判定手段22と、判定されたハンドコマンドを実行させる実行手段23とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の乗員により表現されるハンドコマンドの入力を受け付けるコマンド入力装置に関し、特に、乗員の手等を2以上の方向から撮像するコマンド入力装置に関する。
車両に搭載される車載機器の多様化に伴い、乗員が行う入力操作は複雑化している。運転中の乗員の負担を軽減するため、乗員がステアリングを握りながら差し出した指の形状や動きをイメージセンサで認識し、指の形状や動きに応じたハンドコマンドを受け付ける非接触型の入力装置が提案されている(特許文献1参照)。これによれば、ハンドルを持ったままハンドコマンドの入力を行うことができる。
しかしながら、操作者が所定のハンドコマンドに対応する手の形状を示すため、指を1本、指を2本又は指を3本立てた場合、立てた指がすべて撮像に適した所定の方向に向いていることは稀であり、1本の指の方向は所定の方向を向いていても他の指は異なる方向を向いてしまうという問題があった。例えば、伸ばした指の本数に基づいてハンドコマンドを判定する場合、伸ばした指が撮像方向に向かって折れていると、その指が伸びているか否かを判断することが困難であるという問題があった。例えば、操作者が親指と人さし指を曲げてステアリングを握り、他の3本の指を伸ばした状態の手の形状が所定のハンドコマンドに対応する場合、この手の形状を掌側(この方向を仮に正面方向と仮定する)から見ると、3本の指がほぼ同じ方向に向かって自然に伸びている状態を観察することができるため、この方向から手を撮像すれば3本の指が伸ばされた手の形状を正確に認識することができる。しかしながら、実際には伸ばした3本の指は曲げている人さし指の方向に自然と曲がってしまう傾向があるため、この手の形状を正面方向以外の方向から観察する場合、特に手の形状を横から(掌側に対して約90度回転させた位置から)観察する場合には、何れの指が伸びているのかを正確に認識することができず、実際には3本の指が伸ばされている手の形状を、1本の指が伸ばされた手の形状又は2本の指が伸ばされた手の形状と誤認識してしまう可能性があるという問題があった。
特開2003−131785号公報
本発明は、乗員が示した手の形状等によるハンドコマンドの認識率を向上させることを目的とする。
この発明によれば、車両の乗員の手を含む所定の検出領域を2以上の異なる方向から撮像する撮像手段と、撮像された2以上の撮像データに基づいて乗員の手の形状および/または手の動きを抽出する抽出手段と、抽出された手の形状および/または手の動きに対応するハンドコマンドを判定する判定手段と、判定されたハンドコマンドを実行させる実行手段とを備えたコマンド入力装置が提供される。
複数の方向から手の形状を撮像するため、乗員が示した手の向き及び指の向きにかかわらず、示されたハンドコマンドを正確に認識することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態のコマンド入力装置100は車両に搭載され、図1に示すように乗員が車両のステアリングを握りながら手若しくは指の形態(差し出した指・差し出した指の本数など)又は手若しくは指の動作により表現したハンドコマンドの入力を受け付ける。本実施形態のハンドコマンドは、車両搭載のオーディオ装置、エアコン、ナビゲーション装置等の車載装置に対する制御命令である。
本実施形態のコマンド入力装置100は、乗員によって示されたハンドコマンドを2以上の異なる方向から撮像し、撮像された2以上の撮像データに基づいてハンドコマンドの抽出・判定を行う。図2に本実施形態のコマンド入力装置100のブロック構成を示した。図2に示すように、コマンド入力装置100は、第1カメラ10A及び第2カメラ10Bを含む撮像手段10と、入力制御装置20とを備えている。コマンド入力装置100は、外部の車載装置200と車載LANにより情報授受が可能なように接続されている。コマンド入力装置100は、車載LANを介して受け付けたハンドコマンドを車載装置200に向けて送出する。
本実施形態の「撮像手段10」は、乗員の手を含む所定の検出領域を2以上の異なる方向から撮像する。本実施形態では2つの赤外線カメラを設けることにより、所定の検出領域を2つの異なる方向から撮像する。本例では、説明の便宜のため、2つのカメラを設けた例を説明するが、カメラの数及び撮像方向の数は2に限定されず、3以上のカメラを設けてもよい。撮像手段10は、乗員によりコマンドが示された手を撮像し、ハンドコマンドの抽出・判定処理ができる画像データを取得できればよく、赤外線カメラ、CCDカメラ、その他のデジタルカメラであってもよい。本例では夜間や暗い場所でも撮像データを取得してコマンドの抽出・判定を行う観点から、赤外線カメラを採用する。本装置が搭載される車両車内は、昼間は明るく夜は暗く、外光状態の変動が大きく、外光状態の影響により可視カメラで得られた画像は大きく変動するため、検出精度が低下する場合がある。本実施形態では、遠赤外線を検出する赤外線カメラを撮像手段として採用したため、熱を発する対象物のみを画像として捕らえ、外光状態にかかわらずコマンドを示す乗員の手7のみを検出することができる。
撮像手段10が撮像する所定の検出領域は、乗員がコマンドを示す位置として予め定義された入力領域を含むことが好ましい。本実施形態における入力領域9と検出領域6を図3(A)に示した。入力領域9はステアリング1付近に設けられ、この入力領域9を含むように検出領域6が設定されている。検出領域6をダッシュボード側から撮像する第2カメラ10Bは、ステアリング1の中心部分と入力領域とを通る帯状領域Tをステアリングコラムの延在方向に沿って投影した領域に設けられている。
図3(B)に示すように、入力領域9及び検出領域6は右ステアリングの右側(右手側)に設定されている。乗員はステアリング1を握ったまま、ステアリング1の奥側(フロントガラス側)へ指を伸ばすようにしてハンドコマンドに対応する手の形状等を示す。このような位置に入力領域9及び検出領域6を設けることにより、乗員は手7をステアリング1から離さずに自然な体勢で操作することができる。なお、左側ステアリングの車両の場合には、入力領域9、検出領域6、カメラ10Bを図3(A)(B)に示す例とは左右対称にすればよい。
第1実施形態の撮像手段10は、異なる位置に設けられた第1カメラ10A及び第2カメラ10Bを有し、これら第1カメラ10A及び第2カメラ10Bにより2つの異なる方向から所定の検出領域を撮像する。図4にステアリング1、ステアリングコラム2、ダッシュボード5、第1カメラ10A及び第2カメラ10Bの位置関係を示した。入力領域9はステアリング1の近傍に設けられ、この入力領域9を含むように検出領域6が設定されている。
図4に示すように、第1カメラ10Aは車両のステアリングコラム2の側面の第1撮像位置Pから入力領域9を含む所定の検出領域6を撮像する。第2カメラ10Bは入力領域9に対向するダッシュボード5(ステアリングコラム2と第1カメラ10Aが設けられた第1撮像位置Pに最も近いドアとの間にあるダッシュボード5)に設定された第2撮像位置Qから検出領域6を撮像する。第1カメラ10Aを車両のステアリングコラム2の側面の第1撮像位置Pに設けることにより、ドアの内壁面を背景としてステアリングに置かれた手を撮像するため、背景に乗員の身体が写りこまず、手を背景から正確に抽出することができる。
第2カメラ10Bは、ステアリング1の中心部分と入力領域9とを通る帯状領域Tを、ステアリングコラム2の延在方向(矢印R)に沿ってダッシュボードへ投影した領域の第2撮像位置Qに設けられている。本例では、入力領域9への撮像方向qがステアリングコラム2の延在方向に沿うように第2撮像位置Qの横位置及び高さを設定し、第2撮像位置Qに第2カメラ10Bを設けた。第2カメラ10Bを車両のダッシュボード5の第2撮像位置Qに設けることにより、ステアリング1の裏側を背景としてステアリングに置かれた手を撮像することができるため、背景に乗員の身体が写りこまず、手を背景から正確に抽出することができる。
特に限定されないが、ステアリングコラム側の位置Pから撮像する第1撮像方向(矢印p)とダッシュボード5側の位置Qから撮像する第2撮像方向(矢印q)とが検出領域6において略直交するように、第1撮像位置P及び第2撮像位置Qとを設定することが好ましい。
第1撮像位置Pに設けられた第1カメラ10A及び第2撮像位置Qに設けられた第2カメラ10Bは、ステアリング1を握りながらハンドコマンドを示す乗員の手7を略直交する2方向から撮像する。乗員がステアリング1を握ったまま指を立ててハンドコマンドを示す場合、各指は同じ方向ではなく異なる方向を向いてしまう。たとえば、ステアリング1を握りながら人指し指、中指、薬指の3本を立てた場合、図5に示すように、薬指と中指は65度程度の角度をもってしまう。このような場合、一方向から撮像すると薬指が立っていることは認識できても中指が立っていることは認識できない、又は中指が立っていることは認識できても薬指が立っていることは認識できないということとなり、誤検出を招くおそれがある。これに対し、本実施形態のコマンド入力装置100は、2以上の異なる方向から乗員の手を撮像するため、各指が異なる方向を向いていても、伸びているか否かを正確に検出することができる。
次に「入力制御装置20」について説明する。「入力制御装置20」は、抽出手段21と、判定手段22と、実行手段23とを備え、カメラ10により撮像された画像に基づいて乗員が示したハンドコマンドを実行させる。
本例の抽出手段21は、2のカメラ10A,10B(赤外線カメラ)により撮像された2以上の撮像データから、手の形状および/または手の動きを抽出する。抽出手法は特に限定されないが、本例では赤外線データに基づいて人間の手の表皮温度(24〜34℃)を基準とした温度帯域に含まれる温点の分布を抽出し、この分布から人間の手の形状および/または人間の手の動きを抽出する。
本実施形態の抽出手段21は、第1画像取得部211Aと、第1手形状検出部212Aと、第2画像取得部211Bと、第2手形状検出部212Bと、合成抽出部213とを有する。第1画像取得部211Aは第1カメラ10Aにより撮像された撮像データを取得し、第1手形状検出部212Aは第1画像取得部211Aにより取得された撮像データに基づいて乗員の手の形状および/または手の動きを抽出する。同様に、第2画像取得部211Bは第2カメラ10Bにより撮像された撮像データを取得し、第2手形状検出部212Bは第2画像取得部211Bにより取得された撮像データに基づいて乗員の手の形状および/または手の動きを抽出する。
乗員が3本の指を立ててハンドコマンドを示した状態を図6に示した。図6に示すように、人指し指、中指は略平行に撮像方向q方向へ向かって伸び、薬指は撮像方向pへ向かって曲がっている。このハンドコマンドについて、第1手形状検出部212Aおよび第2手形状検出部212Bの検出結果を図7(A)(B)に示した。
図7(A)は第1カメラ10Aにより撮像方向pで撮像された画像データに基づいて第1手形状検出部212Aが抽出した乗員の手の形状および/または手の動きであり、図7(B)は第2カメラ10Bにより撮像方向qで撮像された画像データに基づいて第2手形状検出部212Bが抽出した乗員の手の形状および/または手の動きである。
図7(A)に示すように、第1手形状検出部212Aは第1カメラ10Aにより撮像された画像データに基づいて人指し指と中指が伸びていることを検出するが、薬指が伸びていることは検出できない。他方、図7(B)に示すように、第2手形状検出部212Bは、第2カメラ10Bにより撮像された画像データに基づいて薬指が伸びていることを検出するが、人指し指と中指が伸びていることを検出できない。
合成抽出部213は、第1手形状検出部212Aの検出結果と第2手形状検出部212Bの検出結果に基づいて、乗員の手の形状および/または手の動きを抽出する。合成抽出部213は、各指を特定し、特定された指の長さに基づいてその指が伸びているか否かを判断する。
合成抽出部213は、検出された指の相対的位置に基づいて指を特定する。指の長さを参照して指を特定してもよい。指の長さの検出は取得した複数の画像データに基づいて行う。具体的に、図6及び図7を参照して説明する。手7を第1カメラ10Aで撮像方向pから撮像すると、人指し指Mの長さはLaと検出される(図7(A))。他方、第2カメラ10Bで撮像方向qから撮像すると、人指し指Mの長さはLbと検出され(図7(B))、カメラの位置によって検出結果が異なることがある。本実施形態では、第1カメラ10Aの撮像データと第2カメラ10Bの撮像データに基づいて、人差し指Mの長さを検出する。本例では、撮像方向pと撮像方向qとが直交するため、人指し指Mの実際の長さを√(La+Lb)として算出する。同様にして、合成抽出部213は検出された各指について指の長さを算出し、各指が伸びた状態にあるか否かを判断する。合成抽出部213はどの指が伸びているか、何本の指が伸びているかに基づいて、乗員が示した手の形状を抽出する。
このように、2以上の異なる方向から撮像された2つの画像データに基づいて手の形状等を抽出することにより、正確な指の長さを検出し、ハンドコマンドを正確に抽出することができる。つまり、1方向からの撮像データだけでは誤検知が生じてしまうような場合にあっても、正確に指が伸びているか否かを検出することができ、手の形状等の検出精度を向上させることができる。
判定手段22は、抽出手段21により抽出された手の形状および/または手の動きに基づいてハンドコマンドの内容を判定する。判定の手法は特に限定されず、伸ばされた指の本数、伸ばされた指の別に基づいてハンドコマンド認識してもよいし、抽出された手の形状等に基づいてパターンマッチング手法により判定してもよい。
本実施形態では、伸ばされた指の本数と、各ハンドコマンドに予め対応づけられた手の形状および/または手の動きとを対比して、抽出された手の形状および/または手の動きのハンドコマンドを判定する。判定手段22は、ハンドコマンドの内容と手の形状および/または手の動きとを予め対応づけた対応情報を、読み込み可能な記憶手段(RAMまたはROM)から取得する。図8に手の形状等(伸ばされた指の本数)とハンドコマンドとを予め対応づけた対応情報の一例を示す。対応情報においては、手の形状および/または手の動きから予め対応づけられた所定のハンドコマンドが特定される。所定の手の形状(例えば指の本数)等と所定のハンドコマンド(例えば機器のON/OFF)とを対応づけてもよいし、ハンドコマンドの階層構造に応じて、所定の手の形状(例えば指の本数)等の組み合わせと、所定のハンドコマンド(例えばオーディオ選択後の音量UP/DOWN)とを対応づけてもよい。図8に示す例では、手の形状aはエアコンの起動命令に対応し、手の形状bはオーディオの起動命令に対応し、手の形状cはナビゲーション装置の起動命令に対応する。
実行手段23は、判定手段22により判定されたハンドコマンドを実行させる。実行手段23は、判定されたハンドコマンドが制御する装置へ向けて、そのハンドコマンドを送出する。ハンドコマンドを取得した各車載装置200は、取得したハンドコマンドを実行する。
次に本実施形態のコマンド入力装置100の制御手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。図9に示すように、起動後(S101)、第1カメラ10Aは、1の撮像方向pから所定の検出領域を撮像する(S102)。第1画像取得部211Aは第1カメラ10Aから第1画像データAを取得する(S103)。第1手形状検出部212Aは第1画像データにA基づいて手形状Aを検出する(S104)。S102からS104の処理と並行して、第2カメラ10Bは、1の撮像方向qから所定の検出領域を撮像する(S112)。第2画像取得部211Bは第2カメラ10Bから第2画像データBを取得する(S113)。第2手形状検出部212Bは第2画像データBに基づいて手形状Bを検出する(S114)。
合成抽出部213は、第1手形状検出部212Aが検出した手形状Aと第2手形状検出部212Bが検出した手形状Bに基づいて、手形状を抽出する。本例では、伸ばされた指の本数をカウントする(S105)。
判定手段22は抽出手段21の合成抽出部213により抽出された乗員の手の形状および/又は手の動きに対応するコマンドを判定する(S106)。
実行手段23は判定手段22により判定されたコマンドを車載装置200の制御手段に向けて出力する(S107)。車載装置200は、受け付けたコマンドに基づいて車載装置200を制御し(S108)、終了する。
本実施形態のコマンド入力装置100は、2以上の異なる方向から撮像された2以上の撮像データに基づいて手の形状等を抽出することにより、1方向だけから撮像した画像データに基づいての形状等を抽出するよりも、指の本数を含む手の形状を正確に抽出することができ、ハンドコマンドの認識率を向上させることができる。
従来、この種の装置において、一つのカメラから投光した光の反射光の輝度分布から立体情報を得て、指空間ベクトル情報を検出することにより指が伸びているかどうかを検出する手法が用いられていた。しかし、輝度分布を検出するには、カメラがこの輝度差を感じるだけの高感度性能を備えること、および照射光(例えば近赤外線)に対する指の反射率が均一であるということが必要となり、正確な検出を行うことが困難であった。また、レンズの被写体深度が有限であるため、指が曲がるとカメラから遠いところと近いところでは、画像に部分的なボケが生じて、輝度値が変化してしまい指の向きや長さを正確に検出することができないという問題があった。これに対し、本実施形態コマンド入力装置100は、このような問題を生じることなく、2以上の異なる方向から撮像された2以上の撮像データに基づいて手の形状等を抽出することにより、伸ばされた指の本数等の手の形状を正確に抽出することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態のコマンド入力装置100は、基本的な構成、作用及び効果は第1実施形態のコマンド入力装置と共通するが、第2カメラ10Cの配置位置が第1実施形態の第2カメラ10Bの配置位置と異なる。ここでは異なる点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
乗員がステアリング1を操作しながら入力のために指を伸ばす場合、指の方向は乗員のステアリング1を握る位置、すなわち入力位置9の場所に応じて変化する。本実施形態では入力位置9の位置に応じて第2カメラ10Cを適切な位置に配置する。
図10(A)に示すように、入力位置9がステアリング1の中心に対して右側にある場合に、ステアリング1を握りながら指を伸ばすと、図10(B)に示すように、指はステアリング1の内側に向かって曲がる傾向がある。また、図11(A)に示すように、入力位置9がステアリング1の中心に対して右下側にある場合に、ステアリング1を握りながら指を伸ばすと、図11(B)に示すように、指はステアリング1の内側に向かって曲がる傾向がある。このようにハンドコマンドを示す指がステアリングの内側に曲がり、ステアリングコラム2の延在方向に対して垂直方向に指が向くことは少ない場合には、ダッシュボード5の延在面から垂直方向に入力領域9を撮像するよりも、ステアリング2よりも外側から斜めの撮像方向で入力領域9を撮像する方が、曲がった指を確実に2方向から撮像できる。
本実施形態では、ステアリング中心部分と入力領域9とを通る帯状領域を、ステアリングコラム2の延在方向に沿ってダッシュボード5へ投影した領域であって、ステアリング1の外延(輪郭)をステアリングコラム2の延在方向に沿ってダッシュボード5へ投影したステアリング領域よりも外側の領域に第2撮像位置を設け、この第2撮像位置に第2カメラ10Cを設けた。第2カメラ10Cは、ステアリング領域よりも外側からステアリング1の近傍乃至内側の入力領域9を撮像する。
図12にステアリング1、ステアリングコラム2、ダッシュボード5、第1カメラ10A及び第2カメラ10Cの位置関係を示した。図12に示すように、第1カメラ10Aは車両のステアリングコラム2の側面の第1撮像位置Pから入力領域9を含む所定の検出領域6を撮像する。第2カメラ10Cは入力領域9に対向するダッシュボード5(ステアリングコラム2と第1カメラ10Aが設けられた第1撮像位置Pに最も近いドアとの間にあるダッシュボード5)に設定された第2撮像位置Sから検出領域6を撮像する。第2カメラ10Cは、ステアリング1の中心部分と入力領域9とを通る帯状領域を、ステアリングコラム2の延在方向(矢印R)に沿ってダッシュボードへ投影した領域の第2撮像位置Sに設けられている。
本実施形態では、図12に示すように、ステアリングコラム側から撮像する第1撮像方向(矢印p)とダッシュボード5側から撮像する第2撮像方向(矢印s)とが検出領域6において120度で交差するように、第1撮像位置P及び第2撮像位置Sとを設定した。第1撮像方向(矢印p)と第2撮像方向(矢印s)との角度は、特に限定されず、100〜130度の角度で交差させてもよい。
ステアリング1の中心高さにある右端を持ったまま、人差し指、中指及び薬指の3本を伸ばすと、薬指がハンドルの内側に大きく曲がる傾向がある。薬指を曲げることができる角度は、指の付け根からぴんと伸ばした指に対して0〜90度までの範囲であるが、薬指とともに伸ばした中指、人差し指に対しては大体10〜65度の範囲で曲がることが多い。そのため、ダッシュボード5面から垂直に撮像するよりも、ステアリング外周位置よりも外側のダッシュボード5面からステアリングコラム2に対して30度程度の入射角を有する撮像方向で撮像したほうが、垂直に撮像するよりも曲がった薬指を明確に撮像することが出来る。
これにより、ステアリング1の内側方向に曲がった手の指を、ダッシュボード側及びステアリングコラム側の両方から確実に撮像することができ、ハンドコマンドを正確に認識することができる。
図13(A)に示すように、入力位置9がステアリング1の中心に対して右上側にある場合に、ステアリング1を握りながら指を伸ばすと、図13(B)に示すように、指はステアリング1の外側に向かって伸びる傾向がある。
本実施形態では、ステアリング中心部分と入力領域9とを通る帯状領域を、ステアリングコラム2の延在方向に沿ってダッシュボード5へ投影した領域であって、ステアリング1の外延(輪郭)をステアリングコラム2の延在方向に沿ってダッシュボード5へ投影したステアリング領域よりも内側の領域に第2撮像位置を設け、この第2撮像位置に第2カメラ10Cを設けた。第2カメラ10Cは、ステアリング領域よりも内側からステアリング1の近傍乃至内側の入力領域9を撮像する。
図14にステアリング1、ステアリングコラム2、ダッシュボード5、第1カメラ10A及び第2カメラ10Cの位置関係を示した。図14に示すように、第1カメラ10Aは車両のステアリングコラム2の側面の第1撮像位置Pから入力領域9を含む所定の検出領域6を撮像する。第2カメラ10Cは入力領域9に対向するダッシュボード5(ステアリングコラム2と第1カメラ10Aが設けられた第1撮像位置Pに最も近いドアとの間にあるダッシュボード5)に設定された第2撮像位置Sから検出領域6を撮像する。第2カメラ10Cは、ステアリング1の中心部分と入力領域9とを通る帯状領域を、ステアリングコラム2の延在方向(矢印R)に沿ってダッシュボードへ投影した領域内の第2撮像位置Sに設けられている。
本実施形態では、図14に示すように、ステアリングコラム側から撮像する第1撮像方向(矢印p)とダッシュボード5側から撮像する第2撮像方向(矢印s)とが検出領域6において60度で交差するように、第1撮像位置P及び第2撮像位置Sとを設定した。第1撮像方向(矢印p)と第2撮像方向(矢印s)との角度は、特に限定されず、50〜70度の角度で交差させてもよい。これにより、ステアリング1の内側方向に曲がった手の指を、ダッシュボード側及びステアリングコラム側の両方から確実に撮像することができ、ハンドコマンドを正確に認識することができる。
本実施形態は、乗員がハンドコマンドを示す際、入力領域の位置に応じて指の曲がる方向が異なる点を考慮し、入力領域の位置に応じてカメラ10の設置位置を決定することにより、曲がった指を複数の方向から確実に撮像し、指の位置及び指の長さを正確に認識することができる。
本実施形態によれば、ステアリング1の外側方向に曲がった手の指を、ダッシュボード側及びステアリングコラム側の両方から確実に撮像することができ、ハンドコマンドを正確に認識することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態のコマンド入力装置100は、基本的な構成、作用及び効果は第1実施形態のコマンド入力装置と共通するが、入力領域9がステアリングコラム2とステアリング1とに連なるスポーク3近傍に設けられ、スポーク3の幅が所定値以上である点が異なる。ここでは異なる点を中心に説明し、重複した説明は省略する。
図15(A)には、スポーク3近傍に入力領域9が設けられ、その幅が所定値以上のXaであるステアリング1を示した。スポークの幅は人の一般的な掌の幅(例えば10〜15cm)以上であることが好ましい。乗員は入力領域9に含まれるスポーク3に指をかけて、所定の手の形状(ハンドコマンド)を示す。この入力領域9を含むように検出領域6を設定する。
図15(B)は他のステアリング1の例である。図15(A)に示した例と同様に、スポーク3近傍に入力領域9が設けられ、その幅は所定値(人の一般的な掌の幅(例えば10〜15cm))以上のXbである。乗員は入力領域9に含まれるスポーク3に指をかけて、所定の手の形状(ハンドコマンド)を示す。この入力領域9を含むように検出領域6を設定する。
検出領域6をダッシュボード5側から撮像した場合に、ステアリングの隙間から乗員の身体が背景として映り込むと、乗員の手と乗員の身体(背景)との区別ができず、手の形状等の抽出が正確にできない。本実施形態ではスポーク3の幅を手の幅よりも太くすることにより、ステアリング1の隙間から乗員の身体が撮像されないようにした。これにより乗員の手と身体とが重ならず、背景から乗員の手を正確に抽出して、示されたコマンドを正確に認識することができる。
スポーク3に入力領域9を設定し、スポーク3に手をかけてハンドコマンドを示した場合、乗員の手等の背景は車両のウィンドガラスやドアとなり、乗員の身体が背景として映り込むことを防止することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態のコマンド入力装置200は、基本的な構成、作用及び効果は第1実施形態のコマンド入力装置と共通するが、撮像手段10がその撮像領域を分割するミラーを有し、撮像領域を分割することにより検出領域を2以上の異なる方向から撮像する点が異なる。ここでは異なる点を中心に説明し、重複した説明は省略する。
第4実施形態のコマンド入力装置100の構成を図16に示した。本実施形態の撮像手段10はカメラ10Dとミラー11を備える。その他の点は第1実施形態のコマンド入力装置と共通する。
図17にカメラ10D及び3つのミラー11a,ミラー11b,ミラー11c、ステアリング1、及びダッシュボード5の配置を示した。ミラーはアルミなどの反射率の高い材料により作られたものである。第1実施形態と同様に、ステアリング1上に入力領域9が設定され、この入力領域9を含むように検出領域6を設定されている。特に限定されないが、本例では、1つの赤外線カメラ10Dをステアリングコラム2の側面であってステアリング1の根元に設けた。赤外線カメラ10Dはドア4の方向を向き、ステアリング1上の入力領域9においてハンドコマンドを示す手7を撮像する。
次にこの赤外線カメラ10Dの撮像領域を分割するため、ミラー11aをカメラ10Dの直前に設置する。赤外線カメラ10Dの撮像領域のうち下側半分は撮像方向pの方向を撮像し、画像Aを取得する。またミラー11aにより分割された撮像領域のうち上側半分は、ステアリングコラム2の付け根に配置されたミラー11b、ステアリングコラム2とドア4(カメラ11bに最も近いドア)の間のダッシュボード5上に置かれたミラー11cを介して撮像方向qの方向を撮像し、画像Bを取得する。
撮像方向p,qから手7を撮像するための赤外線カメラ10、ミラー11の配置例は図17に示すものに限定されず、図18に示すものであってもよい。本例の赤外線カメラ10Eは、ステアリングコラム2の根元に設置され、カメラ10Eの直前に置かれたミラーeとミラーdにより撮像方向pからの画像Aと、ミラーfにより撮像方向qからの画像Bを得る。なお、本例ではミラー11の枚数は3枚、赤外線カメラ10は1台の場合を例にして説明したが、それぞれの数について限定するものではない。
以上のような構成において、乗員が人差し指、中指、薬指の3本を伸ばしている場合に取得した各画像を図19(A)(B)に示す。図19(A)は撮像方向pから取得した画像Aであり、図19(B)は撮像方向qから取得した画像Bである。本実施形態では、ミラー11により撮像領域を分割したため、赤外線カメラ10D,10Eにより撮像方向の異なる画像Aと画像Bを取得でき、2以上の画像を用いることにより、1枚の画像を用いた場合よりも、手7の形状等を正確に抽出することができる。抽出手段21、判定手段22の動作は第1実施形態と共通する。
図20に第2実施形態のコマンド入力装置200の制御手順を示す。本実施形態の制御手順は、図9に示した第1実施形態の制御手順と基本的に共通する。
カメラ10D,10E(第1カメラ)は、直接又はミラー11群を介して2以上の異なる撮像方向から検出領域6を撮像する。カメラ10D,10Eは撮像方向pで直接検出領域を撮像する(S102)。第1画像取得部211Aは、撮像方向pで撮像された画像Aを取得する(S103)。第1手形状検出部212Aは画像Aに基づいて手の形状等を検出する(S104)。S102〜S104と並行して、カメラ10D(第1カメラ)は、ミラー11群を介して撮像方向qで間接的に検出領域を撮像する(S112)。第2画像取得部211Bは、撮像方向qで撮像された画像Bを取得する(S113)。第2手形状検出部212Bは画像Bに基づいて手の形状等を検出する(S114)。
本実施形態によれば、1のカメラで2以上の異なる方向から検出領域を撮像することができるため、カメラ設置のコストを抑制しつつ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本例では1のカメラ10Dと3枚のミラー11により2以上の異なる方向から検出領域を撮像する構成を例に説明したが、カメラ及びミラーの数は限定されない。
<第5実施形態>
第5実施形態のコマンド入力装置200は、基本的な構成、作用及び効果は第4実施形態のコマンド入力装置200と共通するが、ミラー11が所定の曲率を有する点が異なる。ここでは異なる点を中心に説明し、重複した説明は省略する。
図17に示すようにミラー11を配置した場合、撮像方向pで撮像する場合のカメラ11Dから撮像対象となる手7までの光学的距離Yaと、撮像方向qで撮像する場合のカメラ11Dから手7までの光学的距離Ybとの差が大きい。このような場合、撮像方向pで撮像した画像Aと撮像方向qで撮像した画像Bとの縮尺に無視できない違いが生じるため、これを補正する処理が必要となる。
本実施形態では、図21に示すようにミラー11iとミラー11jに曲率を持たせた。ミラーの曲率はカメラから撮像対象までの距離に応じて適宜設定すればよい。ミラーと凹凸レンズの組み合わせとすることで、撮像方向pの光学的距離Yaと撮像方向qの光学的距離Ybとの差による縮尺の違いを補正することができる。これにより平板ミラーだけを用いた時よりも手の解像度が上がるので手の形状を正確に検出することができる。このように、本実施形態によれば、撮像方向ごとに光学的距離が異なる場合でもミラーの曲率を変えるだけで縮尺の調整を容易に行うことが出来る。これによりミラーの配置の自由度を向上させることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
コマンド入力装置の使用例を示す図である。 第1実施形態のコマンド入力装置のブロック構成図である。 (A)(B)は第1実施形態のカメラと入力領域の位置関係の第1の例を示す図である。 第1実施形態のカメラ10の第1の配置例を示す図である。 第1実施形態のハンドコマンドを示す乗員の手の状態を示す図である。 第1実施形態のハンドコマンドを示す乗員の手を撮像する撮像方向を説明するための図である。 (A)は第1実施形態の撮像方向pの撮像データを示し、(B)は第1実施形態の撮像方向qの撮像データを示す。 第1実施形態の乗員の手の形状とコマンド内容を対応づけた対応データの例を示す図である。 第1実施形態のコマンド入力装置の制御手順を示すフローチャート図である。 (A)(B)は第2実施形態のカメラと入力領域の位置関係の第1の例を示す図である。 (A)(B)は第2実施形態のカメラと入力領域の位置関係の第2の例を示す図である。 第2実施形態におけるカメラ10の第1の配置例を示す図である。 (A)(B)は第2実施形態におけるカメラと入力領域の位置関係の第3の例を示す図である。 第2実施形態におけるカメラ10の第2の配置例を示す図である。 (A)(B)は第3実施形態のスポークの例である。 第4実施形態のコマンド入力装置のブロック構成図である。 第4実施形態のカメラ10とミラーの第1の配置例を示す図である。 第4実施形態のカメラ10とミラーの第2の配置例を示す図である。 (A)は第4実施形態における撮像方向pの撮像データを示し、(B)は第4実施形態における撮像方向qの撮像データを示す。 第4実施形態のコマンド入力装置の制御手順を示すフローチャート図である。 第5実施形態のカメラ10とミラーの配置例を示す図である。
符号の説明
100…コマンド入力装置
10…カメラ(赤外線カメラ)
10A,10C,10D…第1カメラ
10B…第2カメラ
20…入力制御装置
21…抽出手段
211A…第1画像取得部
211B…第2画像取得部
212A…第1手形状検出部
212B…第2手形状検出部
213…合成抽出部
22…判定手段
23…実行手段
1…ステアリング
2…ステアリングコラム
3…スポーク
4…フロントドア
5…ダッシュボード
7…乗員の手
200・・・車載装置

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、車両の乗員の手の形状および/または手の動きにより表現されるコマンドの入力を受け付けるコマンド入力装置であって、
    前記乗員の手を含む所定の検出領域を2以上の異なる方向から撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された2以上の撮像データに基づいて乗員の手の形状および/または手の動きを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された手の形状および/または手の動きに対応するハンドコマンドを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたハンドコマンドを実行させる実行手段と、を備えたことを特徴とするコマンド入力装置。
  2. 前記撮像手段は、2以上のカメラを有する請求項1に記載のコマンド入力装置。
  3. 前記撮像手段は、当該撮像手段の撮像領域を分割するミラーを備えた請求項1に記載のコマンド入力装置。
  4. 前記ミラーは所定の曲率を有する請求項3に記載のコマンド入力装置。
  5. 前記撮像手段は、前記車両のステアリングコラム側面の第1撮像位置から前記車両のステアリング付近に設けられた入力領域を含む所定の検出領域を撮像するとともに、前記入力領域に対向するダッシュボードの第2撮像位置から前記検出領域を撮像することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコマンド入力装置。
  6. 前記第2撮像位置は、前記ステアリング中心部分と前記入力領域とを通る帯状領域を、前記ステアリングコラムの延在方向に沿ってダッシュボードへ投影した領域に設定されたことを特徴とする請求項5に記載のコマンド入力装置。
  7. 前記入力領域は前記ステアリングコラムと前記ステアリングとに連なるスポーク近傍に設けられ、当該スポークの幅が所定値以上であることを特徴とする請求項6に記載のコマンド入力装置。
  8. 前記撮像手段は赤外線カメラであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコマンド入力装置。

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