JP2006330986A - 火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】火力発電所で発生した事故や故障に関する情報を有効活用することができる火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法を提供する。
【解決手段】火力設備事故分析管理支援システム1の支援サーバ10は、事故情報が火力設備事故分析管理システム20から送られてくると、この事故情報を事故情報データベース18に登録する事故情報登録部13と、事故情報が事故情報登録部13から送られてくると、この事故情報に含まれている発生設備に基づいて、設備情報データベース17に登録されている企業情報を検索して、同じ設備を使用している発電所があるか否かを調べ、同じ設備を使用している発電所がある場合には、事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とをこの発電所を所有する会社の火力設備事故分析管理システム30に送信する事故情報配信部15と備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法に関し、特に、火力発電所などにおいて発生する事故や故障の情報を他の電力会社などと共有するのに好適な火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法に関する。
電力会社などにおいては、たとえば、火力発電所で発生した事故や故障などのうち次のものに関する統計、紹介および分析業務を円滑に行うために、事故およびユニット運転状況を分類してコンピュータ管理し、必要な情報をいつでも検索および参照することができるようにしている。
(1)電気関係報告規則によるもの、運転状況に変化を与えた異常および水平展開を要する異常に関するもの
(2)ユニットの運転状況に関するもの。
(3)主要機器の修理事象に関するもの。
ここで、事故およびユニット運転状況の分類は、たとえば、程度や発生源によりそれぞれ次のように分類している。
(1)事故分類
a.程度による分類(事故取扱区分)
ア)主要電気工作物の損壊事故
イ)発電支障事故
ウ)供給支障事故
エ)出力制限
オ)その他
b.発生源による分類(事故分類)
ア)自所事故
イ)波及事故
(2)ユニット運転状況による分類
a.負荷制限の有無
ア)25%以下の出力制限あり
イ)25%を超え、75%未満の出力制限あり
ウ)75%以上の出力制限あり
b.ユニットの停止区分
ア)予備停止(純粋な給電バランス上、並列の必要がなく待機している停止で、給電指令にいつでも対応できる期間の状態)
イ)計画外停止(ア、ウ、エ、オ以外でユニットを停止した場合や、予備停止中に緊急を要する作業を行う場合、その停止した期間の状態)
ウ)移行可能停止(ユニット運転中に故障発生または機能低下のおそれがあるが、直ちに停止するに至らない場合や、その補修作業を7日未満の軽負荷時間帯または日曜、休祭日まで待って、ユニットを停止して補修作業を行う期間の状態)
エ)中間補修停止(停止前に発電機機能が維持できていて、少なくとも7日前に停電作業要求が受理されている前提で、ユニットを停止して補修作業を行う期間の状態および予備停止中に移行可能な作業を行う期間の状態)
オ)計画補修停止(年度または期程度のレベルで計画された点検や修理工事を実施するために、ユニットを停止して補修作業を行う期間の状態)
なお、下記の特許文献1には、複数の発電プラントからプラントの運転・保守フィールドデータをネットワークで保全サービス拠点に収集して運用性と経済性を向上させるために、プラントや機器の運転データが、監視手段で監視されると共に管理手段で管理され検索手段で検索閲覧され、送信手段が、発電プラントから保全サービスを提供する会社に運転データなどを送信し、保全サービス会社において受信した運転データが格納手段に格納され、サブ解析手段が、この格納手段に格納された運転データなどを用いてプラントや機器の異常、性能、劣化を評価して保全策を決定し、その解析結果やデータを通信手段にてサイトに提示する、発電プラントの監視・診断・検査・保全システムが開示されている。
また、下記の特許文献2には、電力系統監視制御システム内に支援機能を組み込まずに、このシステムと別に事故時運転支援装置を設けて、安価かつ容易に支援機能を実現するために、過去の事故などから各種事故発生パターンを支援データベースに予め登録すると共に、登録した事故パターンに対応する事故処理ガイダンスを予めファイルデータベースに登録しておき、電力系統監視制御システムの監視情報を情報入力装置が取得し、運転支援装置が、取得した監視情報から事故発生を検知すると、取得した監視情報に基づいて支援データベースの登録事故パターンを検索して該当の事故パターンを抽出し、抽出した事故パターンに対応する事故処理ガイダンスを支援データベースから検索して抽出し、CRTおよびスピーカーなどで運転員に適切なガイダンスを与える、事故時運転支援装置が開示されている。
特開2003−114294号公報 特開2002−142362号公報
このような火力発電所で発生した事故や故障に関する情報は、似たような設備(ユニット)を用いて運転している他の発電所にとっても、同じような事故や故障が発生する危険性が高いため、非常に重要な情報である。
しかしながら、上記したようなコンピュータ管理は火力発電所ごとに行われているため、ある火力発電所において発生した事故や故障に関する情報は、当該火力発電所においては検索および参照することはできるが、自社の火力発電所であっても、他の火力発電所においては検索および参照することはできないという問題がある。
また、他の電力会社や他の発電会社においても、似たようなユニットを用いて運転している場合があるので、ある電力会社において発生した事故や故障に関する情報を共有できることが望ましい。
本発明の目的は、火力発電所で発生した事故や故障に関する情報を有効活用することができる火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法を提供することにある。
本発明の火力設備事故分析管理支援システム(1)は、支援サーバ(10)と、該支援サーバと通信ネットワーク(41〜43)を介して相互接続された火力設備事故分析管理システム(20,30)とを具備し、前記支援サーバが、事故情報が前記火力設備事故分析管理システムから前記通信ネットワークを介して送られてくると、該送られてきた事故情報を事故情報データベース(18)に登録する事故情報登録部(13)と、事故情報が前記事故情報登録部から送られてくると、該事故情報に含まれている発生設備に基づいて、設備情報データベース(17)に登録されている企業情報を検索して、同じ設備を使用している発電所があるか否かを調べ、同じ設備を使用している発電所がある場合には、該事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを前記通信ネットワークを介して、該発電所を所有する会社の他の火力設備事故分析管理システム(20,30)に送信する事故情報配信部(15)と備えることを特徴とする。
ここで、前記支援サーバの事故情報登録部が、前記送られてきた事故情報に含まれている事故およびユニット運転状況の分類をコード化して、該事故情報を前記事故情報データベースに登録してもよい。
前記事故情報配信部が、前記事故情報が前記事故情報データベースに登録されると、該事故情報に基づいて事故情報レポートを作成して、該作成した事故情報レポートを前記通信ネットワークを介して前記火力設備事故分析管理システムおよび前記他の火力設備事故分析管理システムに送信してもよい。
前記支援サーバが、企業情報を作成して、該作成した企業情報を会社データベース(16)に登録する会員企業登録部(11)と、設備情報が前記火力設備事故分析管理システムから前記通信ネットワークを介して送られてくると、該送られてきた設備情報に基づいてユニットテーブルを作成して、該作成したユニットテーブルを前記設備情報データベースに登録する設備情報登録部(12)とをさらに備えてもよい。
前記火力設備事故分析管理システムが、設備情報を設備情報データベース(23)に登録すると、該設備情報を前記支援サーバに送信する情報管理部(21)を備えてもよい。
前記情報管理部が、新たな事故情報を事故情報データベース(24)に登録すると、該事故情報を前記支援サーバに送信してもよい。
本発明の火力設備事故分析管理支援方法は、事故情報を火力設備事故分析管理システム(20)から通信ネットワーク(41,43)を介して支援サーバ(10)に送信するステップ(S11)と、前記支援サーバの事故情報登録部(13)が、前記送信されてきた事故情報に含まれている事故およびユニット運転状況の分類をコード化して、該事故情報を事故情報データベース(18)に登録するステップ(S12)と、前記支援サーバの事故情報配信部(15)が、事故情報が前記事故情報登録部から送られてくると、該事故情報に基づいて、設備情報データベース(17)に登録されている企業情報を検索して、同じ設備を使用している発電所があるか否かを調べるステップ(S13)と、前記事故情報配信部が、同じ設備を使用している発電所がある場合には、該事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを通信ネットワーク(42,43)を介して、該発電所を所有する会社の他の火力設備事故分析管理システム(30)に送信するステップ(S14)とを具備することを特徴とする。
ここで、前記事故情報配信部が、前記事故情報が前記事故情報データベースに登録されると、該事故情報に基づいて事故情報レポートを作成して、該作成した事故情報レポートを前記通信ネットワークを介して前記火力設備事故分析管理システムおよび前記他の火力設備事故分析管理システムに送信してもよい。
本発明の火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法は、発電所ごとに管理されていた事故情報を共有化することができるので、火力発電所で発生した事故や故障に関する情報を有効活用することができる。
火力発電所で発生した事故や故障に関する情報を有効活用するという目的を、支援サーバの事故情報配信部が、事故情報が事故情報登録部から送られてくると、この事故情報に基づいて、同じ設備を使用している発電所があるか否かを調べ、同じ設備を使用している発電所がある場合には、この事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを、この発電所を所有する会社の火力設備事故分析管理システムに送信することにより実現した。
以下、本発明の火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施例による火力設備事故分析管理支援システム1は、図1に示すように、支援サーバ10と、A電力会社の本社に設けられた、かつ、A電力会社のa発電所およびb発電所にそれぞれ設けられた情報端末装置25,26が社内LANなどの第1の通信ネットワーク41を介して接続された第1の火力設備事故分析管理システム20と、B発電会社の本社に設けられた、かつ、B発電会社のc発電所およびd発電所にそれぞれ設けられた情報端末装置35,36が社内LANなどの第2の通信ネットワーク42を介して接続された第2の火力設備事故分析管理システム30とを具備する。
ここで、支援サーバ10と第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30とは、第1および第2の通信ネットワーク41,42と接続されたインターネットなどの第3の通信ネットワーク43を介して相互接続されている。
支援サーバ10は、会員企業登録部11と、設備情報登録部12と、事故情報登録部13と、送受信部14と、事故情報配信部15とを備えている。
会員企業登録部11は、図2に示すような企業テーブル名、発電所テーブル名およびユニットテーブル名を階層的に並べた企業情報を作成して、作成した企業情報を会社データベース(会社DB)16に登録する。
また、会員企業登録部11は、会員企業を示す企業テーブルを作成して、作成した企業テーブルを会社データベース16に登録する。ここで、企業テーブルは、表1に一例を示すように、企業番号、企業名称、契約者名、契約者所属、契約者役職、契約者郵便番号、契約者住所、契約者電話番号、契約者FAX番号、契約者電子メールアドレスなどの項目からなる。
Figure 2006330986
さらに、会員企業登録部11は、各企業が所有する発電所を示す発電所テーブルを作成して、作成した発電所テーブルを会社データベース16に登録する。ここで、発電所テーブルは、表2に一例を示すように、発電所番号、発電所名称、所在地郵便番号、所在地住所、所在地代表電話番号、所在地FAX番号、連絡者名、連絡者電話番号、連絡者FAX番号、連絡者電子メールアドレスなどの項目からなる。
Figure 2006330986
ユニットテーブルは、各発電所が保有するユニットの詳細を示したものであり、後述するように、設備情報登録部12により作成されて設備情報データベース(設備情報DB)17に登録される。ここで、ユニットテーブルは、表3に一例を示すように、ユニット番号、名称、型式、製造メーカ、製造年、最大出力、容量、使用燃料の種類、使用燃料の銘柄、使用燃料の混燃有無などの項目からなる。
Figure 2006330986
会員企業登録部11は、第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30から送受信部14を介して企業番号などの企業識別子(企業ID)が送信されてくると、企業識別子に基づいて会社データベース(会社DB)16を検索して、企業識別子が示す企業を特定することにより、認証処理も行う。
設備情報登録部12は、A電力会社およびB発電会社の各発電所が保有する設備(ユニット)の情報(以下、「設備情報」と称する。)が第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30から送受信部14を介して送られてくると、送られてきた設備情報に基づいて、表3に示したようなユニットテーブルを作成して、作成したユニットテーブルを設備情報データベース17に登録する。
なお、設備情報登録部12は、第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30から設備情報を定期的に送信するように要求することにより、設備情報を収集してもよい。
事故情報登録部13は、A電力会社およびB発電会社でそれぞれ発生した事故や故障の内容を示す情報(以下、「事故情報」と称する。)が第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30から送受信部14を介して送られてくると、送られてきた事故情報を事故情報データベース18に登録する。
ここで、事故情報は、たとえば、件名、発生日時、発生設備(発生ユニット)、事故およびユニット運転状況の分類などを含むが、事故情報登録部13は、事故情報の統一化を図るために、事故およびユニット運転状況の分類を表4から表7に示すようなコード表に従ってコード化したのちに、事故情報を事故情報データベース18に登録する。
表4は、事故の程度による分類である事故取扱区分をコード化するのに使用される事故取扱区分コード表の一例を示す。
Figure 2006330986
表5は、事故の発生源による分類である事故分類をコード化するのに使用される事故分類コード表の一例を示す。
Figure 2006330986
表6は、ユニットの運転状況による分類である負荷制限の有無をコード化するのに使用される負荷制限有無コード表の一例を示す。
Figure 2006330986
表7は、ユニットの運転状況による分類である停止区分をコード化するのに使用される停止区分コード表の一例を示す。
Figure 2006330986
なお、事故情報登録部13は、事故情報に燃料区分が含まれている場合には、表8に一例を示すような燃料区分コード表に従って燃料区分をコード化したのちに、事故情報を事故情報データベース18に登録してもよい。
Figure 2006330986
また、事故情報登録部13は、第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30から事故情報を定期的に送信するように要求することにより、事故情報を収集してもよい。
送受信部14は、支援サーバ10と第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30との間における通信回線40を介した各種情報などの送受信を行う。
事故情報配信部15は、事故情報が事故情報登録部13から送られてくると、この事故情報に含まれている発生設備に基づいて、設備情報データベース17に登録されているユニットテーブルと会社データベース16に登録されている企業情報を検索して、同じ設備(ユニット)を使用している他の発電所があるか否かを調べる。その結果、同じ設備を使用している発電所がある場合には、この事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを、送受信部14に第1乃至第3の通信ネットワーク41〜43を介してその発電所を所有する会社の火力設備事故分析管理システムに送信させる。
また、事故情報配信部15は、この事故情報に基づいて事故情報レポートを作成して、作成した事故情報レポートを送受信部14に第1乃至第3の通信ネットワーク41〜43を介して会員企業の火力設備事故分析管理システムに送信させる。
第1の火力設備事故分析管理システム20は、情報管理部21と、送受信部22とを備えている。
ここで、情報管理部21は、A電力会社の設備情報を設備情報データベース23に登録するとともに、新たな設備情報を設備情報データベース23に登録すると、その設備情報を送受信部22に第1および第2の通信ネットワーク41,42を介して支援サーバ10に送信させる。また、情報管理部21は、A電力会社が所有する発電所において発生した事故および故障に関する事故情報を事故情報データベース24に登録するとともに、新たな事故情報を事故情報データベース24に登録すると、その事故情報を送受信部22に第1および第2の通信ネットワーク41,42を介して支援サーバ10に送信させる。
送受信部22は、第1の火力設備事故分析管理システム20と支援サーバ10との間における第1および第2の通信ネットワーク41,42を介した各種情報などの送受信を行う。
第2の火力設備事故分析管理システム30は、情報管理部31と、送受信部32とを備えている。情報管理部31および送受信部32は、上述した第1の火力設備事故分析管理システム20の情報管理部21および送受信部22と同様に構成されている。
次に、本実施例による火力設備事故分析管理支援システム1の動作(本発明の一実施例による火力設備事故分析管理支援方法)について、平成17年2月20日にA電力会社のa発電所のユニット番号“1”のユニットで、25%以下の出力制限で予備停止した自所事故による発電支障事故が発生した場合を例として、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
A電力会社のa発電所の担当者は、発生した発電支障事故の内容を示す事故情報を、a発電所に設けられた情報端末装置25に入力する。この事故情報は、情報端末装置25から第1の通信ネットワーク41を介して第1の火力設備事故分析管理システム20に入力される。情報管理部21は、入力された事故情報を事故情報データベース24に登録するとともに、この事故情報を送受信部22に第1および第2の通信ネットワーク41,42を介して支援サーバ10に送信させる(ステップS11)。
支援サーバ10の送受信部14は、第1の火力設備事故分析管理システム20から受信した事故情報を事故情報登録部13に送る。
事故情報登録部13は、送受信部14から送られてきた事故情報に含まれている事故およびユニット運転状況の分類を事故取扱区分コード表(表4)、事故分類コード表(表5)、負荷制限有無コード表(表6)および停止区分コード表(表7)に従ってコード化したのち、事故情報を事故情報データベース18に登録する(以上、ステップS12)。
すなわち、この事故情報に含まれている事故取扱区分「発電支障事故」に基づいて事故取扱区分コードを“2”とし、この事故情報に含まれている事故分類「自所事故」に基づいて事故分類コードを「1」とし、この事故情報に含まれている負荷制限の有無「25%以下の出力制限」に基づいて負荷制限有無コードを「0」とし、この事故情報に含まれている停止区分「予備停止」に基づいて停止区分コードを「1」として、この事故情報を事故情報データベース18に登録する。
その後、事故情報配信部15は、この事故情報が事故情報登録部13から送られてくると、この事故情報に含まれている発生設備(ユニット番号“1”のユニット)に基づいて、設備情報データベース17に登録されているユニットテーブルと会社データベース16に登録されている企業情報を検索して、同じ設備(ユニット)を使用している発電所があるか否かを調べる(ステップS13)。
その結果、B発電会社のc発電所が同じ設備(ユニット)を使用している場合には、事故情報配信部15は、この事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを送受信部14に第2および第3の通信ネットワーク42,43を介して第2の火力設備事故分析管理システム30に送信させる(ステップS14)。
第2の火力設備事故分析管理システム30の送受信部32は、この事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを受信すると、受信した事故情報および警告情報を情報登録部31に送る。情報登録部31は、送受信部32から受け取った事故情報および警告情報を事故情報データベース34に登録する(ステップS15)。
なお、支援サーバ10は、会員企業登録部11、設備情報登録部12、事故情報登録部13、送受信部14および事故情報配信部15を備えたアプリケーションサーバと、会社データベース16、設備情報データベース17および事故情報データベース18を備えたデータベースサーバとで構成してもよい。
同様に、第1および第2の火力設備事故分析管理システム20,30はそれぞれ、情報管理部22および送受信部22を備えたアプリケーションサーバと、設備情報データベース17および事故情報データベース18を備えたデータベースサーバとで構成してもよい。
以上説明したように、本発明の火力設備事故分析管理支援システムおよび火力設備事故分析管理支援方法は、たとえば、火力発電所などにおいて発生する事故や故障の情報を他の電力会社などと共有するのに利用することができる。
本発明の一実施例による火力設備事故分析管理支援システムの構成を示す図である。(実施例1) 企業情報の一例を示す図である。(実施例1) 図1に示した火力設備事故分析管理支援システム1の動作を説明するためのフローチャートである。(実施例1)
符号の説明
1 火力設備事故分析管理支援システム
10 支援サーバ
11 会員企業登録部
12 設備情報登録部
13 事故情報登録部
14,22,32 送受信部
15 事故情報配信部
20,30 火力設備事故分析管理システム
21,31 情報管理部
25,26,35,36 情報端末装置
41〜43 通信ネットワーク
S11〜S15 ステップ

Claims (8)

  1. 支援サーバ(10)と、
    該支援サーバと通信ネットワーク(41〜43)を介して相互接続された火力設備事故分析管理システム(20,30)と、
    を具備し、
    前記支援サーバが、
    事故情報が前記火力設備事故分析管理システムから前記通信ネットワークを介して送られてくると、該送られてきた事故情報を事故情報データベース(18)に登録する事故情報登録部(13)と、
    事故情報が前記事故情報登録部から送られてくると、該事故情報に含まれている発生設備に基づいて、設備情報データベース(17)に登録されている企業情報を検索して、同じ設備を使用している発電所があるか否かを調べ、同じ設備を使用している発電所がある場合には、該事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを前記通信ネットワークを介して、該発電所を所有する会社の他の火力設備事故分析管理システム(20,30)に送信する事故情報配信部(15)と備える、
    ことを特徴とする、火力設備事故分析管理支援システム。
  2. 前記支援サーバの事故情報登録部が、前記送られてきた事故情報に含まれている事故およびユニット運転状況の分類をコード化して、該事故情報を前記事故情報データベースに登録することを特徴とする、請求項1記載の火力設備事故分析管理支援システム。
  3. 前記事故情報配信部が、前記事故情報が前記事故情報データベースに登録されると、該事故情報に基づいて事故情報レポートを作成して、該作成した事故情報レポートを前記通信ネットワークを介して前記火力設備事故分析管理システムおよび前記他の火力設備事故分析管理システムに送信することを特徴とする、請求項1または2記載の火力設備事故分析管理支援システム。
  4. 前記支援サーバが、
    企業情報を作成して、該作成した企業情報を会社データベース(16)に登録する会員企業登録部(11)と、
    設備情報が前記火力設備事故分析管理システムから前記通信ネットワークを介して送られてくると、該送られてきた設備情報に基づいてユニットテーブルを作成して、該作成したユニットテーブルを前記設備情報データベースに登録する設備情報登録部(12)とをさらに備える、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の火力設備事故分析管理支援システム。
  5. 前記火力設備事故分析管理システムが、設備情報を設備情報データベース(23)に登録すると、該設備情報を前記支援サーバに送信する情報管理部(21)を備えることを特徴とする、請求項4記載の火力設備事故分析管理支援システム。
  6. 前記情報管理部が、新たな事故情報を事故情報データベース(24)に登録すると、該事故情報を前記支援サーバに送信することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の火力設備事故分析管理支援システム。
  7. 事故情報を火力設備事故分析管理システム(20)から通信ネットワーク(41,43)を介して支援サーバ(10)に送信するステップ(S11)と、
    前記支援サーバの事故情報登録部(13)が、前記送信されてきた事故情報に含まれている事故およびユニット運転状況の分類をコード化して、該事故情報を事故情報データベース(18)に登録するステップ(S12)と、
    前記支援サーバの事故情報配信部(15)が、事故情報が前記事故情報登録部から送られてくると、該事故情報に基づいて、設備情報データベース(17)に登録されている企業情報を検索して、同じ設備を使用している発電所があるか否かを調べるステップ(S13)と、
    前記事故情報配信部が、同じ設備を使用している発電所がある場合には、該事故情報と事故の危険性を警告する警告情報とを通信ネットワーク(42,43)を介して、該発電所を所有する会社の他の火力設備事故分析管理システム(30)に送信するステップ(S14)と、
    を具備することを特徴とする、火力設備事故分析管理支援方法。
  8. 前記事故情報配信部が、前記事故情報が前記事故情報データベースに登録されると、該事故情報に基づいて事故情報レポートを作成して、該作成した事故情報レポートを前記通信ネットワークを介して前記火力設備事故分析管理システムおよび前記他の火力設備事故分析管理システムに送信することを特徴とする、請求項7記載の火力設備事故分析管理支援方法。
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