JP2006329394A - 防振装置 - Google Patents
防振装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006329394A JP2006329394A JP2005157272A JP2005157272A JP2006329394A JP 2006329394 A JP2006329394 A JP 2006329394A JP 2005157272 A JP2005157272 A JP 2005157272A JP 2005157272 A JP2005157272 A JP 2005157272A JP 2006329394 A JP2006329394 A JP 2006329394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- rubber
- inner cylinder
- circumferential direction
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
【解決手段】内筒1と、外筒2と、一対のゴム状弾性体3と、第1空洞部4と、第2空洞部5と、第1ストッパゴム6と、第2ストッパゴム7とを備え、第1ストッパゴム6は、第1ストッパ部11と一対の第2ストッパ部12とから成り、第1ストッパ部11の全長L1が、第1ストッパ部11の突出量T1よりも長く設定され、第1ストッパ部11のストッパ面11Aが内筒1の外周面1Aに沿う円弧状に形成され、第2ストッパ部12の突出量T2が、第1ストッパ部11の突出量T1よりも長く設定され、第1ストッパ部11の全長L1が、第2ストッパ部12の全長L2よりも長く設定されている。
【選択図】 図5
Description
内筒と、
外筒と、
前記内筒を挟んで位置し、前記内筒と外筒を連結する一対のゴム状弾性体と、
前記内筒と外筒の間に形成され、前記内筒と一対のゴム状弾性体を挟んで位置する第1空洞部と第2空洞部と、
前記第1空洞部に形成された第1ストッパゴムと、
前記第2空洞部に形成された第2ストッパゴムとを備え、
前記第1ストッパゴムは、前記外筒の内周面に加硫成形された薄肉のゴム膜から前記内筒側に向って突出し、前記第2ストッパゴムは、前記外筒の内周面に加硫成形された薄肉のゴム膜から前記内筒側に向って突出している防振装置に関する。
内筒と、
外筒と、
前記内筒を挟んで位置し、前記内筒と外筒を連結する一対のゴム状弾性体と、
前記内筒と外筒の間に形成され、前記内筒と一対のゴム状弾性体を挟んで位置する第1空洞部と第2空洞部と、
前記第1空洞部に形成された第1ストッパゴムと、
前記第2空洞部に形成された第2ストッパゴムとを備え、
前記第1ストッパゴムは、前記外筒の内周面に加硫成形された薄肉のゴム膜から前記内筒側に向って突出し、前記第2ストッパゴムは、前記外筒の内周面に加硫成形された薄肉のゴム膜から前記内筒側に向って突出している防振装置であって、
前記第1ストッパゴムは、
前記内筒の中空孔に向って突出する第1ストッパ部と、
前記外筒の周方向で前記第1ストッパ部を挟んで位置し、前記内筒の中空孔に向って突出する一対の第2ストッパ部とから成り、
前記周方向で前記一対の第2ストッパ部は前記第1ストッパ部から離れて位置し、
前記周方向における前記第1ストッパ部の全長が、前記ゴム膜からの第1ストッパ部の突出量よりも長く設定され、前記第1ストッパ部のストッパ面が前記内筒の外周面に沿う円弧状に形成され、
前記ゴム膜からの第2ストッパ部の突出量が、前記ゴム膜からの前記第1ストッパ部の突出量よりも長く設定され、
前記周方向における前記第1ストッパ部の全長が、前記周方向における第2ストッパ部の全長よりも長く設定されている点にある。
前記第1空洞部と第2空洞部は内外筒の軸方向に貫通し、前記周方向における第1ストッパ部の中心が前記第1空洞部の前記周方向における中心に位置していると、第1ストッパ部側に向かって来る内筒を、第1ストッパ部で受止めるとともに、第1ストッパ部の両外方側の一対の第2ストッパ部で受止める。これにより、内筒を第1ストッパ部と一対の第2ストッパ部で安定的に受止めることができる。
前記第2ストッパゴムは、前記外筒の径方向内方側ほど前記周方向における長さが短くなるように形成されていると、第2ストッパゴムで内筒を安定的に受止めることができる。
一対のゴム状弾性体の耐久性の低下を回避できる構造でありながら、振幅の小さい振動に対する防振特性を十分に発揮できる防振装置を提供することができた。
図1〜図3に、自動車の車輪を支持するロアアームと車体側のメンバとの間に介在する円筒型の防振装置100を示してある。この防振装置100は、内筒1と、外筒2と、内筒1を挟んで位置し、内筒1と外筒2を連結する一対のゴム状弾性体3,3と、内筒1と外筒2の間に形成され、内筒1と一対のゴム状弾性体3,3を挟んで位置する第1空洞部4と第2空洞部5と、第1空洞部4に形成され、外筒2の内周面2Cに加硫成形された薄肉のゴム膜15から内筒1側に向って突出する第1ストッパゴム6と、第2空洞部5に形成され、前記ゴム膜15から内筒1側に向って突出する第2ストッパゴム7とを備えている。内外筒1,2はいずれも金属製で、内筒1は厚肉の横断面非円形の筒状に、外筒2は薄肉の円筒状にそれぞれ形成されている。前記ゴム膜15は外筒2の内周面2Cの全面にわたって均一な肉厚になるように成形されている。第1ストッパゴム6と第2ストッパゴム7がゴム膜15から突出することで、例えば第1ストッパゴム6と第2ストッパゴム7が外筒2の内周面2Cから突出する構造に比べて第1ストッパゴム6と第2ストッパゴム7の付け根に亀裂が入りにくくなっている。
前記穴部14は有底の穴であってもよい。穴部14の数は1個だけであってもよく、3個以上であってもよい。第1空洞部4と第1ストッパゴム6が前記前後方向で後側に、第2空洞部5と第2ストッパゴム7が前記前後方向で前側に位置していてもよい。
1A 内筒の外周面
2 外筒
2C 外筒の内周面
3 ゴム状弾性体
4 第1空洞部
5 第2空洞部
6 第1ストッパゴム
7 第2ストッパゴム
8 中空孔
9 周方向における第1ストッパ部の中心
11 第1ストッパ部
11A 第1ストッパ部のストッパ面
12 第2ストッパ部
15 ゴム膜
19 第1空洞部の周方向における中心
100 防振装置
d 周方向における長さ(周方向における第2ストッパゴムの長さ)
J 内外筒の軸方向
K2 外筒の径方向内方側
L1 第1ストッパ部の全長
L2 第2ストッパ部の全長
S 外筒の周方向
T1 第1ストッパ部の突出量
T2 第2ストッパ部の突出量
Claims (3)
- 内筒と、
外筒と、
前記内筒を挟んで位置し、前記内筒と外筒を連結する一対のゴム状弾性体と、
前記内筒と外筒の間に形成され、前記内筒と一対のゴム状弾性体を挟んで位置する第1空洞部と第2空洞部と、
前記第1空洞部に形成された第1ストッパゴムと、
前記第2空洞部に形成された第2ストッパゴムとを備え、
前記第1ストッパゴムは、前記外筒の内周面に加硫成形された薄肉のゴム膜から前記内筒側に向って突出し、前記第2ストッパゴムは、前記外筒の内周面に加硫成形された薄肉のゴム膜から前記内筒側に向って突出している防振装置であって、
前記第1ストッパゴムは、
前記内筒の中空孔に向って突出する第1ストッパ部と、
前記外筒の周方向で前記第1ストッパ部を挟んで位置し、前記内筒の中空孔に向って突出する一対の第2ストッパ部とから成り、
前記周方向で前記一対の第2ストッパ部は前記第1ストッパ部から離れて位置し、
前記周方向における前記第1ストッパ部の全長が、前記ゴム膜からの第1ストッパ部の突出量よりも長く設定され、前記第1ストッパ部のストッパ面が前記内筒の外周面に沿う円弧状に形成され、
前記ゴム膜からの第2ストッパ部の突出量が、前記ゴム膜からの前記第1ストッパ部の突出量よりも長く設定され、
前記周方向における前記第1ストッパ部の全長が、前記周方向における第2ストッパ部の全長よりも長く設定されている防振装置。 - 前記第1空洞部と第2空洞部は内外筒の軸方向に貫通し、前記周方向における第1ストッパ部の中心が前記第1空洞部の前記周方向における中心に位置している請求項1記載の防振装置。
- 前記第2ストッパゴムは、前記外筒の径方向内方側ほど前記周方向における長さが短くなるように形成されている請求項1又は2記載の防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005157272A JP2006329394A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005157272A JP2006329394A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 防振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006329394A true JP2006329394A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37551280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005157272A Pending JP2006329394A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006329394A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020197229A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用防振装置 |
JP2021050762A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 株式会社ブリヂストン | サスペンションブッシュ |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149216A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Nissan Motor Co Ltd | Vibration-proof device |
JPS6439941U (ja) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | ||
JPH0368645U (ja) * | 1989-11-09 | 1991-07-05 | ||
JPH0368647U (ja) * | 1989-11-09 | 1991-07-05 | ||
JPH06147245A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-27 | Bridgestone Corp | 防振ゴム |
JPH10274267A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JP2000088026A (ja) * | 1998-09-14 | 2000-03-28 | Tokai Rubber Ind Ltd | ゴムブッシュおよびその製造方法 |
JP2003090375A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-28 | Tokai Rubber Ind Ltd | 筒型防振装置 |
JP2003240037A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-27 | Tokai Rubber Ind Ltd | ディファレンシャルマウント |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005157272A patent/JP2006329394A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149216A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Nissan Motor Co Ltd | Vibration-proof device |
JPS6439941U (ja) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | ||
JPH0368645U (ja) * | 1989-11-09 | 1991-07-05 | ||
JPH0368647U (ja) * | 1989-11-09 | 1991-07-05 | ||
JPH06147245A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-27 | Bridgestone Corp | 防振ゴム |
JPH10274267A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JP2000088026A (ja) * | 1998-09-14 | 2000-03-28 | Tokai Rubber Ind Ltd | ゴムブッシュおよびその製造方法 |
JP2003090375A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-28 | Tokai Rubber Ind Ltd | 筒型防振装置 |
JP2003240037A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-27 | Tokai Rubber Ind Ltd | ディファレンシャルマウント |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020197229A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用防振装置 |
JP7263647B2 (ja) | 2019-05-31 | 2023-04-25 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用防振装置 |
JP2021050762A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 株式会社ブリヂストン | サスペンションブッシュ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4203063B2 (ja) | 防振装置 | |
JP2003014035A (ja) | 制振装置 | |
US11028894B2 (en) | Tubular vibration-damping device | |
JP3951274B1 (ja) | 防振ブッシュの製造方法 | |
JP4095085B2 (ja) | 防振装置 | |
US9505285B2 (en) | Anti-vibration device | |
JP2010060022A (ja) | 防振ブッシュ | |
JP2006329394A (ja) | 防振装置 | |
JP2008089127A (ja) | 防振ブッシュ | |
JP2007292150A (ja) | ゴムマウント | |
JP4833883B2 (ja) | 防振装置 | |
JP2017096321A (ja) | ブラケット付き防振装置 | |
JP2007263148A (ja) | メンバマウントおよびその製造方法 | |
JP2006322552A (ja) | 防振装置 | |
JPH09280314A (ja) | 防振装置 | |
JP2017166661A (ja) | プロペラシャフト用ダイナミックダンパ | |
JP2001193781A (ja) | サスペンション用アッパサポート | |
JP2003090375A (ja) | 筒型防振装置 | |
JP2019203566A (ja) | 液封入式防振装置 | |
JP2001173699A (ja) | 防振ブッシュ | |
JP2008240987A (ja) | 防振装置 | |
JP5396252B2 (ja) | 筒形防振装置 | |
JP4633751B2 (ja) | 防振装置 | |
JP2010060023A (ja) | 防振ブッシュ | |
JP2008256101A (ja) | 防振ブッシュ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080415 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20081210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100209 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100608 |