JP2006319618A - インターホン応答システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建物の居住者がその居住者の顔や年齢、性別等の情報を知られることなく建物の訪問者に応答することができ、また、その居住者が外出中である場合でも建物の訪問者に応答することができるインターホン応答システム及び方法を提供する。
【解決手段】 インターホン親機1に設けられ、居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する記憶手段16と、呼出手段25から信号を受信した場合に、記憶手段16に記憶されている映像及び音声、又は、インターホン親機1から入力される映像及び音声を選択する指示入力手段19を有する。そして、指示入力手段19により選択された映像及び音声を表示手段21及び音声入出力手段24から出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の居住者がその居住者の情報を知られることなく、また、その居住者が外出中である場合でも建物の訪問者に応答することができるインターホン応答システム及び方法に関する。
従来から、防犯等の目的のため、建物への訪問者をその建物外に取り付けたカメラで予め撮影し、建物内のディスプレイで確認するインターホンの技術が知られている。このインターホンは、建物内に設置する親機と建物外に設置する子機を無線や有線で接続し、居住者が訪問者と直接顔を会わせることなく応答ができるようにするものである。
また、画像の情報を予めインターホンの親機に保存しておき、その保存された画像の情報に基づく画像を、建物外に設置したディスプレイにより再表示させるドアホン装置に関する技術が知られている(特許文献1参照)。
更に、最近では、携帯電話の普及によりインターホンと携帯電話を所定のネットワークで接続し、その携帯電話により遠隔操作を行うことによって、訪問者との応対を行うテレビドアホンシステムについての技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2005−39861号公報 特開2004−236083号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているドアホン装置では、インターホン親機に保存する画像は居住者についてのものであったため、その画像を利用して訪問者と応答を行うと、訪問者に居住者の容姿等が知られてしまい、盗難等のセキュリティ上望ましくないという問題があった。
また、特許文献2に記載されているテレビドアホンシステムでは、住居への訪問者の顔等の画像を、居住者の携帯電話のディスプレイに表示させて確認することは可能であったが、携帯電話の無線通信を利用して訪問者に対して応答を行うと、その居住者の顔、年齢、性別等が訪問者に知られてしまい、セキュリティ上望ましくないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、建物の居住者がその居住者の顔や年齢、性別等の情報を知られることなく建物の訪問者に応答することができ、また、その居住者が外出中である場合でも建物の訪問者に応答することができるインターホン応答システム及び方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機とからなるインターホン応答システムであって、前記親機に設けられ、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する記憶手段と、前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記親機から入力される映像及び音声を選択する選択手段とを有し、前記選択手段により選択された映像及び音声を前記出力手段から出力することを特徴とするインターホン応答システムである。
また、請求項2に記載の発明は、居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機と、前記訪問者が所持する携帯端末とからなるインターホン応答システムであって、前記親機に設けられ、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する記憶手段と、前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記携帯端末から入力される映像及び音声を選択する選択手段とを有し、前記選択手段により選択された映像及び音声を前記出力手段から出力することを特徴とするインターホン応答システムである。
また、請求項3に記載の発明は、居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機を利用したインターホン応答方法であって、前記親機に設けられる記憶手段に、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する第1のステップと、前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記親機から入力される映像及び音声を選択する第2のステップと、前記第2のステップで選択された映像及び音声を前記出力手段から出力する第3のステップとを有することを特徴とするインターホン応答方法である。
また、請求項4に記載の発明は、居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機と、前記訪問者が所持する携帯端末を利用したインターホン応答方法であって、前記親機に設けられる記憶手段に、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する第1のステップと、前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記携帯端末から入力される映像及び音声を選択する第2のステップと、前記第2のステップで選択された映像及び音声を前記出力手段から出力する第3のステップとを有することを特徴とするインターホン応答方法である。
本発明では、子機で出力する映像や音声の情報を、親機等の指示入力手段から与えられる指示に基づいて、選択できるようにした。
これにより、建物の居住者は、訪問者に顔や声を知られずに、応答することができる。また、居住者が外出中で建物内にいない場合であっても、訪問者に外出中であることを知られることなく応答することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態によるインターホン応答システムについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるインターホン応答システムの構成を示すブロック図である。このインターホン応答システムは、インターホン親機1、インターホン子機2を有する。このインターホン応答システムは、インターホン親機1が建物10内に設置され、インターホン子機2が玄関前や門等の建物10外に設置される。
インターホン親機1は、表示手段11、親子機間送受信手段12、画像処理手段14、音声処理手段15、記憶手段16、撮像手段17、音声入出力手段18、指示入力手段19を有する。表示手段11は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置であり、インターホン子機2の撮像手段23が撮像する建物10への訪問者の顔の映像等を表示する。これにより、居住者は、建物10を訪ねてきた訪問者が誰であるかについて確認することができる。親子機間送受信手段12は、インターホン子機2の親子機間送受信手段22との間で有線又は無線によりデータの送受信を行う。
画像処理手段14は、指示入力手段19から入力される指示に基づいて、撮像手段17で撮像する映像、又は、記憶手段16に予め記録されている映像を、インターホン子機2の表示手段21に表示する。音声処理手段15は、指示入力手段19から入力される指示に基づいて、音声入出力手段18から入力される音声、又は、記憶手段16に予め記録されている音声を、インターホン子機2の音声入出力手段24から出力する。
記憶手段16は、居住者以外の動物や人のアニメーション等の映像や、合成音声などの情報を予め記録する。撮像手段17は、カメラ等により構成され、建物10内の居住者の顔等の映像を撮像する。また、記憶手段16に記憶される映像は、容易に居住者を連想するものでなければ、アニメーションに限らず静止画でもよく、風景画像等であってもよい。
音声入出力手段18は、マイクやスピーカ等から構成され、建物10内の居住者の音声をマイクにより取得したり、インターホン子機2の音声入出力手段24で取得された訪問者の音声をスピーカから出力するものである。
指示入力手段19は、0から9までの数字から構成されるテンキーを備える。テンキーの他にも、表示手段21で表示する映像を選択するための映像選択ボタンや、音声入出力手段24から出力する音声を選択するための音声選択ボタン等を設けてもよい。建物10内にいる居住者は、この指示入力手段19を操作することにより、インターホン親機1に対して指示を与える。なお、指示入力手段19をタッチ式パネルとして、表示手段11に表示して、居住者が表示手段11に触れることにより、指示を与えるようにしてもよい。インターホン子機2は、表示手段21、親子機間送受信手段22、撮像手段23、音声入出力手段24、呼出手段25を有する。
表示手段21は、LCD等の表示装置であり、インターホン親機1の撮像手段17が撮像する建物10にいる居住者の顔の映像や、記憶手段16から読み出される居住者以外の動物や人のアニメーション等の映像を表示する。
親子機間送受信手段22は、インターホン親機1の親子機間送受信手段12との間で有線又は無線によりデータの送受信を行う。撮像手段23は、カメラ等により構成され、建物10外の訪問者の顔等を撮像する。
音声入出力手段24は、マイクやスピーカ等から構成され、建物10外の訪問者の音声をマイクにより取得する。呼出手段25は、ボタン等により構成される。訪問者が呼出手段25のボタンを押すことにより、呼出信号がインターホン親機1に送信される。インターホン親機1は、呼出信号を受信した場合には、建物10内のチャイム等を鳴らす等の処理を行う。
図2は、本実施形態によるインターホン応答システムの処理の流れを示すフローチャートである。まず、建物10を訪ねてきた訪問者により、インターホン子機2の呼出手段25のボタンが押下されると、インターホン子機2からインターホン親機1に対して呼出信号が送信される(ステップS11)。これにより、チャイム等がなり、訪問者が訪ねてきたことが居住者に通知される。
撮像手段23は、訪問者の顔等の映像を撮像し、その映像の情報を親子機間送受信手段22から、親子機間送受信手段12へ送信し、表示手段11に訪問者の顔等の映像を表示する(ステップS12)。
居住者は、表示手段21で表示する映像を「撮像手段17で撮像している映像」とするか、「記憶手段16に記録されている映像」とするかについて、指示入力手段19から指示を与える(ステップS13)。画像処理手段14は、指示入力手段19により与えられた指示に基づき映像の情報を取得し、親子機間送受信手段12を介して、インターホン子機2に対して送信する。これにより、表示手段21の表示画面には、指示入力手段19で与えられた指示による映像が表示される。
また、居住者は、音声入出力手段24から出力する音声を「音声入出力手段18で取得する音声」とするか、「記憶手段16に記録されている音声」とするかについて、指示入力手段19から指示を与える(ステップS14)。音声処理手段15は、指示入力手段19により与えられた指示に基づき音声の情報を取得し、親子機間送受信手段12を介して、インターホン子機3に対して送信する。これにより、音声入出力手段24のスピーカからは、指示入力手段19で与えられた指示による音声が出力される。
ステップS11〜S14で行われた処理に基づいて、建物10内にいる居住者と、建物10外にいる訪問者との通話が開始される(ステップS15)。
図3は、本実施形態によるインターホン応答システムの利用例を示す図である。建物10内にいる居住者4と、建物10を訪れた訪問者5は、それぞれインターホン親機1、インターホン子機2を介して通話を行う。居住者4は、撮像手段23により撮像される訪問者の顔等の映像5aを、表示手段11によって確認することにより、訪問者が誰であるのかを確認することができる。
一方、訪問者5が視聴する表示手段21には、状況に応じて異なった映像や音声が出力される。例えば、居住者4が表示手段21に「パターンA」の映像を表示させることを、指示入力手段19により選択した場合には、訪問者5が視聴する表示手段21には何も表示しない。これにより、居住者4と訪問者5の間では、音声入出力手段24から入出力される音声のみによる通話が行われる。
一方、居住者4が表示手段21に「パターンB」の映像を表示させることを、指示入力手段19により選択した場合、訪問者5が視聴する表示手段21には、撮像手段17により撮像される居住者の顔等の映像4aが表示される。これにより、居住者4と訪問者5の間では、双方の顔と声を確認しながら通話を行うことができる。
一方、居住者4が表示手段21に「パターンC」の映像を表示させることを、指示入力手段19により選択した場合には、訪問者5が視聴する表示手段21に、予め記憶手段16に記録してある居住者以外の動物や人のアニメーション等の映像6aが表示される。これにより、居住者4は訪問者5の顔と声を確認しながら、訪問者5には居住者4の顔を知られることなく通話を行うことができる。
なお、上述した図3の「パターンA」、「パターンB」、「パターンC」の場合において、居住者4の声をそのまま音声入出力手段24から出力すると、居住者4の年齢や性別等が訪問者5に知られる可能性が大きいため、音声処理手段15によって居住者4の音声を合成音声に加工して出力することもできる。また、予め記憶手段16に別人の音声を記録しておき、居住者が指示入力手段19によりその別人の音声を選択して、音声入出力手段24から出力することにより、訪問者5と通話を行うこともできる。
上述したように本実施形態によれば、例えば、訪問者5が知り合いである場合には、居住者4は撮像手段17で撮像される居住者4の顔の映像を表示手段21に表示することにより、居住者4も訪問者5もお互いの顔や声を確認しながら通話を行うことができる。
一方、訪問者5がセールスマン等の他人である場合には、居住者4は記憶手段16に記録されている居住者以外の動物や人のアニメーション6a等の映像を表示手段21に表示させることにより、居住者4は訪問者5の顔や声を確認しながら、訪問者5には居住者4の顔や声を知られることなく通話を行うことができる。よって、本実施形態によるインターホン応答システムを利用すれば、防犯等のためのセキュリティを向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態によるインターホン応答システムについて説明する。
図4は、本実施形態によるインターホン応答システムの構成を示すブロック図である。本実施形態が第1の実施形態(図1参照)と同じ構成を採る部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。このインターホン応答システムは、インターホン親機1、インターホン子機2、携帯端末3を有する。携帯端末3は、居住者が外出時に所持する携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の端末である。
インターホン親機1は、携帯端末3と通信を行う通信手段13を有する点において、第1の実施形態によるインターホン親機1と相違する。また、記憶手段16は、携帯端末3の電話番号を記録している。
携帯端末3は、表示手段31、撮像手段32、音声入出力手段33、通信手段34、携帯電話機能部35を有する。表示手段31は、LCD等の表示装置であり、携帯端末3に電話を掛けてきた相手の電話番号や時刻等の情報を表示する。
撮像手段32は、携帯端末3に内蔵される小型カメラ等により構成され、居住者の顔等の映像を撮像する。音声入出力手段33は、マイクやスピーカ等から構成され、居住者が電話で通話する際の音声をマイクにより取得したり、電話の通話相手の音声をスピーカから出力したりする。
通信手段34は、携帯端末3のネットワークを介して、インターホン親機1の通信手段13との間で通信を行う。携帯電話機能部35は、携帯端末3を携帯電話として利用する場合において、通話を行う際の発信機能や着信機能等を実現する。
携帯端末3の表示手段31に表示される画面の表示に従って携帯電話機能部35を操作することにより、携帯端末3の撮像手段32及び音声入出力手段33から入力される映像及び音声が、インターホン親機1を介してインターホン子機2へ送信され、インターホン子機2の表示手段21及び音声入出力手段24からその映像及び音声が出力される。また、インターホン子機2の撮像手段23及び音声入出力手段24から入力される映像及び音声が、インターホン親機1を介して携帯端末3へ送信され、携帯端末3の表示手段31及び音声入出力手段33からその映像及び音声が出力される。
図5は、本実施形態によるインターホン応答システムの処理の流れを示すフローチャートである。始めに、建物10を訪ねてきた訪問者により、インターホン子機2の呼出手段25のボタンが押下されると、インターホン子機2からインターホン親機1に対して呼出信号が送信される(ステップS21)。これにより、チャイム等が鳴り、訪問者が訪ねてきたことが居住者に通知される。
撮像手段23は、訪問者の顔等の映像を撮像し、その映像の情報を親子機間送受信手段22から、親子機間送受信手段12へ送信する。通信手段13は、記憶手段16の記憶手段16に記録されている携帯端末3の電話番号の情報に基づいて、その映像の情報を携帯端末3のネットワークを介して携帯端末3に送信する(ステップS22)。
表示手段31は、訪問者の顔等の映像を表示する(ステップS23)。居住者は、表示手段21で表示する映像を「撮像手段32で撮像している映像」とするか、「記憶手段16に記録されている映像」とするかについて、携帯電話機能部35のボタンを押下することにより指示を与える(ステップS24)。
また、居住者は、音声入出力手段24から出力する音声を「音声入出力手段33で取得する音声」とするか、「記憶手段16に記録されている音声」とするかについて、携帯電話機能部35から指示を与える(ステップS25)。ステップS24及びS25で与えられた指示の情報は、通信手段34によりネットワークを介してインターホン親機1に対して送信される(ステップS26)。
画像処理手段14は、携帯電話機能部35により与えられた指示に基づいて、撮像手段32が撮像する映像、又は、記憶手段16に記憶されている映像の情報を、親子機間送受信手段12を介して、インターホン子機3に送信する。これにより、表示手段21の表示画面には、携帯電話機能部35で指示された映像が表示される。
また、音声処理手段15は、携帯電話機能部35により与えられた指示に基づいて、音声入出力部33又は記憶手段16から、居住者の音声の情報を取得し、親子機間送受信手段12を介して、インターホン子機3に送信する。これにより、音声入出力手段24のスピーカからは、指示入力手段19で指示された音声が出力される。
ステップS21〜S26で行われた処理に基づいて、外出している居住者と、建物10外にいる訪問者との通話が開始される(ステップS27)。
図6は、本実施形態によるインターホン応答システムの利用例を示す図である。建物10内にいる居住者4と、建物10を訪れた訪問者5は、携帯端末3とインターホン子機2間で、インターホン親機1を介して通話を行う。居住者4は、撮像手段23により撮像される訪問者の顔等の映像5bを、表示手段31によって確認することにより、訪問者が誰であるのかを確認することができる。
表示手段21に表示させる「パターンD」、「パターンE」、「パターンF」の映像の表示方法については、図3と同様であるのでその説明を省略する。表示手段21で「パターンD」、「パターンE」、「パターンF」のいずれを表示手段21で表示するのかについての指示を、インターホン親機1の指示入力手段19から与えるのではなく、携帯端末3の携帯電話機能部35から与える点が図3の場合と相違している。
上述したように本実施形態によれば、居住者が外出しており建物10内にいない場合であっても、携帯端末3を利用して、建物10の訪問者と応答することができる。このため、建物10内に誰もいない場合であっても、インターホン子機2の表示手段21に「パターンE」に示すように、携帯端末3の撮像手段32により撮像した居住者の顔の映像4bを表示させることができるため、建物10内に居住者4が不在であることを訪問者に知られることなく応対することができる。
また、インターホン子機2の表示手段21に「パターンF」に示すように、記憶手段16に記録されている居住者以外の動物や人のアニメーション6b等の映像を表示させることができるため、建物10内に居住者がいるのか否か、建物10の居住者がどのような人物であるのか(年齢、性別等)についての情報を訪問者に知られることなく応対することもできる。よって、本実施形態によるインターホン応答システムを利用すれば、防犯等のセキュリティを向上させることができる。
なお、以上説明した実施形態において、図1、図4の画像処理手段14、音声処理手段15、指示入力手段19、入力手段25等の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりインターホン応答システムの制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の第1の実施形態によるインターホン応答システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態によるインターホン応答システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態によるインターホン応答システムの利用例を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるインターホン応答システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態によるインターホン応答システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態によるインターホン応答システムの利用例を示す図である。
符号の説明
1・・・インターホン親機、2・・・インターホン子機、3・・・携帯端末、4・・・居住者、5・・・訪問者、11・・・表示手段、12・・・親子機間送受信手段、13・・・通信手段、14・・・画像処理手段、15・・・音声処理手段、16・・・記憶手段、17・・・撮像手段、18・・・音声入出力手段、19・・・指示入力手段、21・・・表示手段、22・・・親子機間送受信手段、23・・・撮像手段、24・・・音声入出力手段、25・・・呼出手段、31・・・表示手段、32・・・撮像手段、33・・・音声入出力手段、34・・・通信手段、35・・・携帯電話機能部

Claims (4)

  1. 居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機とからなるインターホン応答システムであって、
    前記親機に設けられ、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する記憶手段と、
    前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記親機から入力される映像及び音声を選択する選択手段とを有し、
    前記選択手段により選択された映像及び音声を前記出力手段から出力することを特徴とするインターホン応答システム。
  2. 居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機と、前記訪問者が所持する携帯端末とからなるインターホン応答システムであって、
    前記親機に設けられ、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する記憶手段と、
    前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記携帯端末から入力される映像及び音声を選択する選択手段とを有し、
    前記選択手段により選択された映像及び音声を前記出力手段から出力することを特徴とするインターホン応答システム。
  3. 居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機を利用したインターホン応答方法であって、
    前記親機に設けられる記憶手段に、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する第1のステップと、
    前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記親機から入力される映像及び音声を選択する第2のステップと、
    前記第2のステップで選択された映像及び音声を前記出力手段から出力する第3のステップと、
    を有することを特徴とするインターホン応答方法。
  4. 居住者に訪問者の訪問を通知するための呼出手段、映像及び音声を出力する出力手段を有する子機と、前記子機に入力される訪問者の映像及び音声を出力する親機と、前記訪問者が所持する携帯端末を利用したインターホン応答方法であって、
    前記親機に設けられる記憶手段に、前記居住者以外の動物や人のアニメーションの映像及び音声についての情報を記憶する第1のステップと、
    前記呼出手段から信号を受信した場合に、前記記憶手段に記憶されている映像及び音声、又は、前記携帯端末から入力される映像及び音声を選択する第2のステップと、
    前記第2のステップで選択された映像及び音声を前記出力手段から出力する第3のステップと、
    を有することを特徴とするインターホン応答方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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