JP2009267663A - 撮像装置、撮像方法、撮像制御プログラム、及び携帯端末装置 - Google Patents

撮像装置、撮像方法、撮像制御プログラム、及び携帯端末装置 Download PDF

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大智 上浦
Masakiyo Nakanishi
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Abstract

【課題】 一方の携帯電話機21で撮像されている現在の被写体を、他方の携帯電話機22側で確認しながら、該一方の携帯電話機21を他方の携帯電話機22で遠隔操作して、所望の被写体の静止画像を撮像する。
【解決手段】 一方の携帯電話機21と他方の携帯電話機22との間で近距離無線通信ネットワーク23を形成し、一方の携帯電話機21で現在、撮像されている静止画像であるカメラスルー画像を他方の携帯電話機22に送信する。他方の携帯電話機22は、このカメラスルー画像を表示部に表示することで、該他方の携帯電話機22側のユーザが一方の携帯電話機21で現在、撮像されている静止画像を確認可能とする。そして、所望のタイミングで他方の携帯電話機22から一方の携帯電話機21にシャッタコマンドを送信し、これにより一方の携帯電話機21で撮像され送信された静止画像を、他方の携帯電話機22側で受信して保存する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カメラ機能、及び近距離無線通信機能を備えた、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、デジタルカメラ装置、デジタルビデオカメラ装置等の携帯機器に適用して好適な撮像装置、撮像方法、撮像制御プログラム、及び携帯端末装置に関し、特に一方の携帯機器を他方の携帯機器で遠隔操作して被写体の撮像を行う際に、他方の携帯機器側で、現在、一方の携帯機器で撮像されている被写体の確認を可能とした撮像装置、撮像方法、撮像制御プログラム、及び携帯端末装置に関する。
従来、カメラ装置による集合写真等の撮像は、シャッタボタンを押圧操作した時刻から所定時間経過後に撮像を行う、いわゆるセルフタイマ機能を用いて行うか、或いは当該カメラ装置に付属しているリモートコントロール装置を所望のタイミングで操作することで、カメラ装置を遠隔操作して該撮像を行うようになっていた。
ここで、今日において広く普及している携帯端末装置には、カメラ機能が設けられているものも多い。このため、この携帯端末装置に設けられたカメラ機能の遠隔操作を可能とする技術もいくつか提案がなされている。
例えば、特開2007−195200号の公開特許公報(特許文献1)に開示されている携帯電話端末の場合、携帯電話端末のカメラモジュールで撮影を行う際に、他のユーザの携帯電話端末を介して、当該撮影を行う携帯電話端末に対して電話を掛ける。撮影を行う携帯電話端末のCPUは、この他のユーザの携帯電話端末からの着信を検出すると、この着信をトリガとしてカメラモジュールを撮影制御する。これにより、他のユーザの携帯電話端末からの遠隔操作により、カメラモジュールを遠隔操作した撮影が可能となっている。
特開2007−195200号公報(第5頁〜第6頁、図1、図3)
しかし、この特許文献1に開示されている携帯電話端末を含め、カメラ機能を遠隔操作して撮像を行う場合、被写体が撮像領域内に位置しているか、或いは被写体の背景はどのようになっているか等の、撮像される画像自体の認識が困難となる問題がある(=携帯端末装置から離れた場所から遠隔操作を行うため、実際に撮像された静止画像を見るまで、被写体や背景等の状態を認識することができない問題がある。)。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、遠隔操作により被写体の撮像を行う場合に、当該遠隔操作を行うユーザ側で、事前に撮像される被写体を確認することができるような撮像装置、撮像方法、撮像制御プログラム及び携帯端末装置の提供を目的とする。
本発明に係る撮像装置は、上述の課題を解決するために、
被写体の撮像を行う撮像部と、
近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
上記撮像部を遠隔操作する側の機器から上記近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて上記撮像部を撮像制御する撮像制御部と、
上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信すると共に、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部が上記撮像部を撮像制御することで得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信する撮像画像送信部と
を有する。
また、本発明に係る撮像装置は、上述の課題を解決するために、
近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを上記近距離無線通信部を介して近距離無線送信する遠隔操作コマンド送信部と、
上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示する表示制御部と、
上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶する記憶制御部と
を有する。
また、本発明に係る撮像方法は、上述の課題を解決するために、
被写体の撮像を行う撮像部を遠隔操作する側の機器から近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて、撮像制御部が上記撮像部を撮像制御するステップと、
撮像画像送信部が、上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信するステップと、
撮像画像送信部が、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部で上記撮像部を撮像制御して得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信するステップと
を有する。
また、本発明に係る撮像方法は、上述の課題を解決するために、
遠隔操作コマンド送信部が、遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを近距離無線通信部を介して近距離無線送信するステップと、
表示制御部が、上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示するステップと、
記憶制御部が、上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶するステップと
を有する。
また、本発明に係る撮像制御プログラムは、上述の課題を解決するために、
被写体の撮像を行う撮像部を遠隔操作する側の機器から近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて上記撮像部を撮像制御する撮像制御部としてコンピュータを機能させ、
上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信するように上記近距離無線通信部を制御すると共に、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、コンピュータを上記撮像制御部として機能させることで上記撮像部から得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信するように上記近距離無線通信部を制御する撮像画像送信部としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る撮像制御プログラムは、上述の課題を解決するために、
遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを近距離無線送信するように近距離無線通信部を制御する遠隔操作コマンド送信部としてコンピュータを機能させ、
上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示する表示制御部としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記遠隔操作コマンド送信部として機能させた際に、上記遠隔操作する撮像部を有する機器に対してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、該遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶する記憶制御部としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するために、
被写体の撮像を行う撮像部と、
近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
上記撮像部を遠隔操作する側の機器から上記近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて上記撮像部を撮像制御する撮像制御部と、
上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信すると共に、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部が上記撮像部を撮像制御することで得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信する撮像画像送信部と
を有する。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを上記近距離無線通信部を介して近距離無線送信する遠隔操作コマンド送信部と、
上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示する表示制御部と、
上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶する記憶制御部と
を有する。
このような本発明は、撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信することで、撮像部を遠隔操作する側の機器において、遠隔操作している機器で、現在、撮像されている撮像画像を確認可能とする。
また、本発明は、近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される、上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示することで、撮像部を遠隔操作する側の機器において、遠隔操作している機器で、現在、撮像されている撮像画像を確認可能とする。
本発明は、遠隔操作により被写体の撮像を行う場合に、当該遠隔操作を行う機器側で、事前に撮像される被写体を確認可能とすることができる。
本発明は、カメラ機能及び近距離無線通信機能を備えた携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
まず、図1に、この実施の形態の携帯電話機のブロック図を示す。この図1に示すように、この実施の形態の携帯電話機は、基地局との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ(Web:World Wide Web)等の無線通信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声等を出力するためのスピーカ部3と、上記送話音声等を集音するためのマイクロホン部4と、後述する他の携帯電話機から近距離無線送信されたカメラスルー画像、当該他の携帯電話機のカメラ部を操作するための操作メニュー、所望の静止画像や動画像、或いは電子メール等を表示するための表示部5とを有している。
また、この携帯電話機は、十字キー、決定キー、数字キー等の各種操作キーが設けられた操作部6と、発着信等をユーザに光で通知するための発光部7(LED)と、所望の被写体の静止画像或いは動画像を撮像するためのカメラ部8と、当該携帯電話機の筐体を振動させて発着信等をユーザに通知するためのバイブレーションユニット9と、時刻をカウントするタイマ10とを有している。
また、この携帯電話機は、当該携帯電話機の周囲に存在する携帯電話機との間で、例えば無線LAN(LAN:Local Area Network)によるアドホックネットワークや、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)のネットワーク等の、近距離無線通信ネットワークを形成して近距離無線通信を行うための近距離無線通信アンテナ11及び近距離無線通信ユニット12と、上記基地局を介した無線通信処理を行うためのコミュニケーションプログラムや上記近距離無線通信ユニット12による近距離無線通信処理を行うための近距離無線通信制御プログラム、及び各種アプリケーションプログラムの他、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ等が記憶されたメモリ13と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部14とを有している。
メモリ13には、上記コミュニケーションプログラム及び近距離無線通信制御プログラムの他、カメラ部8の撮像制御を行うためのカメラ制御プログラムと、後述する他の携帯電話機から近距離無線送信されたカメラ画像(静止画像)から、電話帳に登録されているユーザと同一のユーザを検出するために顔認識処理を行う顔認識処理プログラムと、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムとが記憶されている。
また、メモリ13には、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、コミュニケーションネットワークやインターネット等の所定のネットワーク上に設けられたサーバ装置上で公開されているWebページを閲覧するためのWebブラウジングプログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽データの再生を行うための音楽プレーヤプログラム等が記憶されている。
また、メモリ13には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等のユーザ名、静止画像(顔写真等)、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日等のユーザ情報が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽データと、カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像データ及び動画像データと、送受信された電子メールコンテンツと、電話及び電子メールの発着信履歴等が記憶されている。
[カメラ部の遠隔操作]
〔遠隔操作の概要〕
この実施の形態の携帯電話機は、図2に示すように被写体を撮像する側の携帯電話機21を、他の携帯電話機22(=遠隔操作を行う側の携帯電話機)から、近距離無線通信ネットワーク23を介して遠隔操作することで、携帯電話機21で撮像されている現在の撮像画像を、他の携帯電話機22で確認しながら、該携帯電話機21で所望の被写体を撮像可能となっている。
具体的には、被写体を撮像する側の携帯電話機21は、現在、撮像しているカメラ画像(CCDイメージセンサやCMOSセンサ等の撮像部から所定時間毎に略々連続的に取得される静止画像=メモリ13に保存される前の静止画像=カメラスルー画像)を、近距離無線通信ネットワーク23を介して他の携帯電話機22に近距離無線送信する。
他の携帯電話機22は、この近距離無線通信ネットワーク23を介して携帯電話機21から送信されたカメラスルー画像を表示部に表示する。他の携帯電話機22のユーザは、この表示部に表示される上記被写体を撮像する側の携帯電話機21からのカメラスルー画像を見ることで、該携帯電話機21で現在撮像されている被写体の状態を認識する。そして、所望のタイミングで、撮像を指示するシャッタコマンドを近距離無線送信操作する。
被写体を撮像する側の携帯電話機21は、他の携帯電話機22から撮像を指示するシャッタコマンドを受信すると、このタイミングでカメラ部8で撮像された静止画像をメモリ13に保存する。また、携帯電話機21は、カメラ部8で撮像された静止画像を近距離無線通信ネットワーク23を介して他の携帯電話機22に近距離無線送信する。他の携帯電話機22は、この近距離無線送信された上記携帯電話機21からの静止画像を表示部に表示する(及びメモリに保存する。)。
これにより、被写体を撮像する側の携帯電話機21で撮像されている現在の撮像画像(カメラスルー画像)を他の携帯電話機22側で確認しながら、被写体を撮像する側の携帯電話機21のカメラ部8を遠隔操作して、所望の被写体を撮像することが可能となっている。
〔遠隔操作時における被写体を撮像する側の携帯電話機の動作〕
図3のフローチャートに、このような遠隔操作時における被写体を撮像する側の携帯電話機21の動作の流れを示す。当該実施の形態の携帯電話機の場合、カメラ部8を起動する際に、当該カメラ部8を遠隔操作して撮像を行う「遠隔操作モード」、或いは該カメラ部8を自分で操作して撮像を行う「通常撮像モード」のうち、いずれかのモードを選択操作するようになっている。携帯電話機21の制御部24は、ユーザにより「遠隔操作モード」が選択操作されたことを検出すると、メモリ13に記憶されているカメラ制御プログラムに基づいて、この図3のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS1では、制御部14が、図2を用いて説明したように周囲の携帯電話機(他の携帯電話機22)との間で上記無線LANによるアドホックネットワーク等の近距離無線通信ネットワーク23を形成するように、メモリ13に記憶されている近距離無線通信制御プログラムに基づいて近距離無線通信ユニット12を制御して処理をステップS2に進める。
他の携帯電話機22のユーザは、この近距離無線通信ネットワーク23が形成されると、被写体を撮像する側の携帯電話機21に対してカメラ機能の起動指示コマンドを近距離無線送信操作する。携帯電話機21の制御部14は、ステップS2において、この他の携帯電話機22からのカメラ機能の起動指示コマンドの受信の有無を監視し、該カメラ機能の起動指示コマンドの受信を検出したタイミングで処理をステップS3に進め、カメラ部8を起動制御する。
次に、携帯電話機21の制御部14は、ステップS4において、カメラ部8で撮像されているカメラスルー画像(上記撮像部から所定時間毎に略々連続的に取得される静止画像)を取得すると共に、このカメラスルー画像に対してフレームレートの所定の低減処理を施す。一例ではあるが、例えばカメラスルー画像の元のフレームレートが30fpsであった場合、制御部14は、このフレームレートを10fps等に低減処理して、処理をステップS5に進める。これにより、後述するように他の携帯電話機22に送信するカメラスルー画像の送信データ量の低減を図ることができる。
なお、この例では、このようなフレームレートの低減処理を行うこととしたが、当該低減処理を行うことなく、そのままのデータ量で他の携帯電話機22にカメラスルー画像を送信してもよい。また、制御部14は、前フレームのカメラスルー画像と、現在フレームのカメラスルー画像との差分を示す差分情報を形成し、この差分情報を上記他の携帯電話機22に送信してもよい。この場合、さらなる送信データ量の低減を図ることができる。
次に、制御部14は、ステップS5において、遠隔操作コマンド情報を形成する。この遠隔操作コマンド情報は、例えば操作部6の各操作キーに割り当てられたカメラ部8の操作メニューを示す情報であり、例えばカメラ部8のシャッタを切る動作が、操作部6の決定キーの押圧操作に割り当てられており、カメラ部8のズームアップ動作が、操作部6の十字キーの上キーの押圧操作に割り当てられており、カメラ部8のズームダウン動作が、操作部6の十字キーの下キーの押圧操作に割り当てられている等の情報である。
なお、このようなカメラ部8の操作メニューを示す情報は、現在撮像中のカメラスルー画像と共にアイコンや文字等により表示部5に表示されるようになっている。このため、この表示部5の表示画面を取得して上記遠隔操作コマンド情報としてもよい。
制御部14は、ステップS5において、このような遠隔操作コマンド情報を、上述のようにフレームレートの低減処理を施したカメラスルー画像と共に、図2に示す近距離無線通信ネットワーク23を介して他の携帯電話機22に近距離無線送信する。
後述するが、他の携帯電話機22側では、このカメラスルー画像及び遠隔操作コマンド情報を表示部に表示する。他の携帯電話機22側のユーザは、上記カメラスルー画像と共に表示部に表示される遠隔操作コマンド情報に基づいて、該携帯電話機22を操作する。例えば、他の携帯電話機22側のユーザが、当該携帯電話機22の十字キーの上キーを押圧操作すると、ズームアップ動作を指示する遠隔操作コマンドが携帯電話機21側に送信され、これにより、携帯電話機21の制御部14がズームアップを行うようにカメラ部8を制御し、当該ズームアップで撮像されたカメラスルー画像を、他の携帯電話機22に送信する。同様に、例えば、他の携帯電話機22側のユーザが、当該携帯電話機22の十字キーの下キーを押圧操作すると、ズームダウン動作を指示する遠隔操作コマンドが携帯電話機21側に送信され、これにより、携帯電話機21の制御部14がズームダウンを行うようにカメラ部8を制御し、当該ズームダウンで撮像されたカメラスルー画像を、他の携帯電話機22に送信する。
他の携帯電話機22のユーザは、このように携帯電話機21を遠隔操作しながら、当該他の携帯電話機22の表示部に表示されるカメラスルー画像を見ることで、現在、携帯電話機21側で撮像されている被写体を確認する。そして、所望のタイミングで、他の携帯電話機22の操作部に設けられている決定キーを押圧操作する。この例の場合、決定キーが押圧操作されると、当該他の携帯電話機22は、携帯電話機21のカメラ部8に対してシャッタを切る動作を指示するための遠隔操作コマンド(シャッタコマンド)を、該携帯電話機21側に近距離無線送信する。
図3のフローチャートのステップS6では、携帯電話機21の制御部14が、他の携帯電話機22から上記シャッタコマンドを受信したか否かを判別する。そして、シャッタコマンドを受信するまでの間、上記ステップS4及びステップS5の各処理を繰り返し実行し、シャッタコマンドを受信したタイミングで処理をステップS7に進める。
ステップS7では、携帯電話機21の制御部14が、シャッタコマンドを受信したタイミングで、上記カメラ部8により撮像された静止画像をメモリ13に保存する。そして、ステップS8において、携帯電話機21の制御部14は、上記シャッタコマンドを受信したタイミングで上記カメラ部8により撮像された静止画像を、他の携帯電話機22に近距離無線送信して、この図3のフローチャートに示す全処理を終了する。
なお、この例では、シャッタコマンドを受信したタイミングで、上記カメラ部8により撮像された静止画像をメモリ13に保存することとしたが、この保存を行う前に、携帯電話機21側から他の携帯電話機22に対して、カメラ部8により撮像された静止画像を送信すると共に、例えば「この画像を保存しますか?」等の保存の是非を問うメッセージを送信し、該他の携帯電話機22から保存を指示する遠隔操作コマンドを受信した場合に、携帯電話機21側において上記カメラ部8により撮像された静止画像をメモリ13に保存するようにしてもよい。
〔遠隔操作時における他の携帯電話機の動作〕
次に、図4のフローチャートに、このような遠隔操作時における他の携帯電話機22(被写体の撮像を行う携帯電話機21を遠隔操作する側の携帯電話機)の動作の流れを示す。他の携帯電話機22の制御部14は、携帯電話機21の近距離無線通信ユニット12から近距離無線通信要求信号を受信すると、メモリ13に記憶されているカメラ制御プログラムに基づいて「遠隔操作モード」に移行し、この図4のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS11では、他の携帯電話機22の制御部14が、図2を用いて説明したように被写体の撮像を行う携帯電話機21との間で上記無線LANによるアドホックネットワーク等の近距離無線通信ネットワーク23を形成するように、メモリ13に記憶されている近距離無線通信制御プログラムに基づいて近距離無線通信ユニットを制御して処理をステップS12に進める。
ステップS12では、他の携帯電話機22の制御部14が、携帯電話機21から送信される上述のカメラスルー画像、及び遠隔操作コマンド情報を表示部5に表示制御して、処理をステップS13に進める。他の携帯電話機22のユーザは、この表示部5に表示された遠隔操作コマンド情報に基づいて、携帯電話機21を遠隔操作し、カメラスルー画像に基づいて、現在、携帯電話機21側で撮像されている被写体を認識して、所望のタイミングでシャッタコマンドの送信操作を行う。ステップS13では、他の携帯電話機22の制御部14が、このシャッタコマンドを近距離無線送信したか否かを判別しており、シャッタコマンドを近距離無線送信したタイミングで処理をステップS14に進める。
上述のように、被写体を撮像している携帯電話機21側では、このシャッタコマンドを受信したタイミングで、カメラ部8により撮像された静止画像を取り込み、これを他の携帯電話機22側に送信するようになっている(図3のフローチャートのステップS6〜ステップS8)。このため、ステップS14では、他の携帯電話機22の制御部14が、上記携帯電話機21から送信された静止画像を受信して処理をステップS15に進める。
〔静止画像に対するユーザ情報の挿入動作〕
ここで、他の携帯電話機22の制御部14は、携帯電話機21により撮像された静止画像を受信すると、メモリ13に記憶されている顔認識処理プログラムに基づいて、該受信した静止画像上に人物が写っているか否かを判別する。そして、受信した静止画像上に人物が写っていないものと判別した場合、処理をステップS18に進め、この場合は、そのまま上記受信した静止画像をメモリ13に保存して、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。
これに対して、上記受信した静止画像上に人物が写っているものと判別した場合、他の携帯電話機22の制御部14は、ステップS16に処理を進め、上記顔認識処理プログラムに基づいて、メモリ13内の電話帳に登録されている各ユーザの顔写真と、上記受信した静止画像上に写っている人物の顔画像とをマッチング処理することで、受信した静止画像上に写っている人物と同一の人物を、電話帳に登録されている各ユーザの中から検出する。そして、受信した静止画像上に写っている人物に対応するユーザ情報を、上記電話帳から取得して処理をステップS17に進める。
ステップS17では、他の携帯電話機22の制御部14が、電話帳から取得したユーザ情報を、上記受信した静止画像上の対応する人物上に表示した、ユーザ情報入りの静止画像を形成し、これをステップS18においてメモリ13に保存して、この図4のフローチャートの全処理を終了する。
図5に、このユーザ情報入りの静止画像の一例を示す。この図5に示す例は、ユーザ情報としてユーザ名を上記電話帳から取得して、上記受信した静止画像に挿入した例である。この場合、例えば3人の各人物像上に、ユーザA、ユーザB、ユーザCA等の各ユーザ名が表示された静止画像が形成されることとなる。なお、この例では、電話帳からユーザ名を取得することとしたが、この他、対応するユーザの電話番号、電子メールアドレス、住所等を取得して、該各ユーザの人物像上に表示してもよい。
このように、上記受信した静止画像に写っている人物の顔画像と、電話帳に登録されている各ユーザの顔写真とをマッチング処理し、静止画像に写っている人物に対応するユーザ情報を電話帳から取得することで、該各人物のユーザ情報が挿入された静止画像を自動的に形成することができ、利便性の向上を図ることができる。
なお、この例では、ステップS15〜ステップS17の各処理を他の携帯電話機22側で行うこととしたが、このステップS15〜ステップS17の各処理を携帯電話機21側で行ってもよい。この場合、図3のフローチャートのステップS7及びステップS8の各処理の間に、このステップS15〜ステップS17の各処理が実行されることとなる。
また、このステップS15〜ステップS17の各処理を携帯電話機21側及び他の携帯電話機22側の両方で行うようにしてもよい。この場合、携帯電話機21側の電話帳、及び他の携帯電話機22側の電話帳がそれぞれ参照されて上記同一ユーザの検出が行われるため、より多くの同一ユーザの検出を可能とすることができ、撮像された静止画像上に、より多くのユーザ情報を表示可能とすることができる。
〔パノラマ合成動作〕
次に、この実施の形態の携帯電話機の場合、複数の携帯電話機21でそれぞれ撮像された静止画像を、他の携帯電話機22側でパノラマ合成することも可能となっている。図6に示す例は、1台の遠隔操作を行う側の携帯電話機22が、7台の被写体を撮像する側の携帯電話機21a〜21gを遠隔操作し、該各携帯電話機21a〜21gにより撮像された静止画像を、遠隔操作を行う側の携帯電話機22でパノラマ合成して、該各携帯電話機21a〜21gに返信する例である。
図7のフローチャートに、周囲の複数の携帯電話機21を遠隔操作することで得られた各静止画像に基づいてパノラマ合成を行う携帯電話機22のパノラマ合成動作の流れを示す。このパノラマ合成を行う場合、ユーザは、上記「遠隔操作モード」を選択操作すると共に、「パノラマ合成」のメニューを選択操作する。パノラマ合成を行う携帯電話機22の制御部14は、この「パノラマ合成」のメニューの選択操作を検出すると、メモリ13に記憶されているカメラ制御プログラムに基づいて、この図7のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS21では、携帯電話機22の制御部14が、図6に示すように周囲の各携帯電話機21a〜21gの間で上記無線LANによるアドホックネットワーク等の近距離無線通信ネットワーク23を形成するように、メモリ13に記憶されている近距離無線通信制御プログラムに基づいて近距離無線通信ユニット12を制御して処理をステップS22に進める。
各携帯電話機21a〜21gは、各カメラ部8でそれぞれ連続する空間領域を撮像し、このカメラスルー画像を、携帯電話機22にそれぞれ近距離無線送信する。なお、各携帯電話機21a〜21gは、カメラスルー画像のフレームレートを低減処理することや、カメラスルー画像と共に遠隔操作コマンド情報を送信することは上述のとおりである。
携帯電話機22の制御部14は、ステップS22において、各携帯電話機21a〜21gから近距離無線送信された静止画像をそれぞれ受信すると共に、該各カメラスルー画像のサムネイル画像を形成する。そして、この各サムネイル画像を上記遠隔操作コマンド情報にと共に表示部5に表示する。これにより、ユーザは、各携帯電話機21a〜21gで、現在、撮像されている被写体をそれぞれ認識することができる。
なお、このステップS22における各カメラスルー画像のサムネイル画像の形成処理は省略してもよい。このサムネイル画像の形成処理を省略することで、携帯電話機22の負担を軽減することができる。
携帯電話機22のユーザは、表示部5に表示された上記遠隔操作コマンド情報に基づいて、各携帯電話機21a〜21gのカメラ部8を遠隔操作する。これにより、表示部5には、この遠隔操作に対応した各携帯電話機21a〜21gからのサムネイル画像が表示されることとなる。そして、携帯電話機22のユーザは、この各サムネイル画像を見ることで、現在、各携帯電話機21a〜21g側で撮像されている被写体を確認し、所望のタイミングで、携帯電話機22の操作部6に設けられている決定キーを押圧操作する。
携帯電話機22の制御部14は、この決定キーが押圧操作されると、各携帯電話機21a〜21gのカメラ部8に対してシャッタを切る動作を指示するための遠隔操作コマンド(シャッタコマンド)を、該各携帯電話機21a〜21gに近距離無線送信する。図7のフローチャートのステップS23では、携帯電話機22の制御部14が、このシャッタコマンドを、該各携帯電話機21a〜21gに近距離無線送信したか否かを判別し、該シャッタコマンドを各携帯電話機21a〜21gに近距離無線送信したものと判別したタイミングで処理をステップS24に進める。
各携帯電話機21a〜21gの制御部14は、携帯電話機22から上記シャッタコマンドを受信したタイミングで、各カメラ部8で撮像された静止画像をメモリ13に保存すると共に、携帯電話機22に近距離無線送信する。携帯電話機22の制御部14は、各携帯電話機21a〜21gから各静止画像を受信すると、ステップS24において、この各静止画像を連結処理するパノラマ合成処理を行い、ステップS25に処理を進める。
ステップS25では、携帯電話機22の制御部14が、このパノラマ合成処理により形成した撮像画像上に人物が写っているか否かを判別する。そして、人物が写っていないものと判別した場合、処理をステップS28に進め、このパノラマ合成処理により形成した撮像画像をメモリ13に保存すると共に、各携帯電話機21a〜21gに近距離無線送信して、この図7のフローチャートに示す全処理を終了する。これにより、例えば山頂に立った各ユーザが各携帯電話機21a〜21gで、該山頂の周囲の景色をそれぞれ撮像することで得られた、当該山頂の周囲360度の景色のパノラマ静止画像を得ることができる。
一方、上記ステップS25において、携帯電話機22の制御部14が、上記パノラマ合成処理により形成した撮像画像上に人物が写っているものと判別した場合、処理をステップS26に進める。ステップS26では、携帯電話機22の制御部14が、メモリ13に記憶されている顔認識処理プログラムに基づいて、図4のフローチャートのステップS16の説明と同様に、パノラマ合成した静止画像に写っている人物と同一の人物を、電話帳に登録されている各ユーザの顔写真に基づいて検出し、このパノラマ合成した静止画像に写っている人物と同一の人物のユーザ情報を電話帳から取得して、処理をステップS27に進める。
ステップS27では、携帯電話機22の制御部14が、図4のフローチャートのステップS17の説明と同様に、パノラマ合成した静止画像に写っている人物像上に、上記電話帳から取得したユーザ名や電話番号等のユーザ情報を表示したユーザ情報入りのパノラマ静止画像を形成し、これをステップS28においてメモリ13に保存すると共に、各携帯電話機21a〜21gに近距離無線送信して、この図7のフローチャートの全処理を終了する。これにより、例えば山頂に立った各ユーザが各携帯電話機21a〜21gで、該山頂の周囲の景色をそれぞれ撮像することで得られた、当該山頂の周囲360度の景色、及びそこに写る各人物のユーザ情報が挿入されたパノラマ静止画像を得ることができる。
なお、この例では、携帯電話機22側で、各携帯電話機21a〜21gで撮像された静止画像をパノラマ合成し、このパノラマ静止画像を、該各携帯電話機21a〜21gに送信することとしたが、携帯電話機21aは、他の携帯電話機21b〜21gに対して当該携帯電話機21aで撮像した静止画像を送信すると共に、該他の携帯電話機21b〜21gで撮像された静止画像を受信する等のように、各携帯電話機21a〜21g間において撮像した静止画像を互いに送受信し、該各携帯電話機21a〜21gそれぞれにおいて、自機で撮像した静止画像及び他の携帯電話機から受信した静止画像に基づいてパノラマ合成処理を行うようにしてもよい。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、一方の携帯電話機21と他方の携帯電話機22との間で近距離無線通信ネットワーク23を形成し、一方の携帯電話機21で現在、撮像されている静止画像であるカメラスルー画像、及び当該一方の携帯電話機21を遠隔操作するための遠隔操作コマンド情報を、近距離無線通信ネットワーク23を介して他方の携帯電話機22に送信する。
他方の携帯電話機22側では、この一方の携帯電話機21から送信されたカメラスルー画像、及び遠隔操作コマンド情報を表示部5に表示する。他方の携帯電話機22のユーザは、この表示部5に表示されたカメラスルー画像に基づいて、一方の携帯電話機21で現在、撮像されている被写体を認識する。そして、上記カメラスルー画像と共に表示部5に表示されている遠隔操作コマンド情報に基づいて、所望のタイミングでシャッタボタンの押圧操作を行う。これにより、他方の携帯電話機22から一方の携帯電話機21に対してシャッタコマンドが近距離無線送信される。一方の携帯電話機21は、このシャッタコマンドを受信したタイミングでカメラ部8で撮像されている静止画像をメモリ13に保存すると共に、該静止画像を他方の携帯電話機22に近距離無線送信する。
これにより、一方の携帯電話機21で撮像されている現在の被写体を、他方の携帯電話機22側で確認しながら、該一方の携帯電話機21を他方の携帯電話機22で遠隔操作して、所望の被写体の静止画像を撮像することができる。
また、一方の携帯電話機21から他方の携帯電話機22にカメラスルー画像を送信する際に、このカメラスルー画像のフレームレートを低減処理して近距離無線送信するようになっているため、一方の携帯電話機21から他方の携帯電話機22に近距離無線送信するカメラスルー画像の送信データ量の低減を図ることができ、ネットワーク帯域を有効に活用して、円滑な近距離無線通信を可能とすることができる。
また、一方の携帯電話機21で撮像された静止画像上に人物が写っていた場合、この人物に対応するユーザ情報を、メモリ13に記憶されている電話帳から取得して、該静止画像に写っている人物像上に表示したユーザ情報入りの静止画像を形成するようになっているため、ユーザ情報が付加された静止画像を自動的に形成することができ、利便性の向上を図ることができる。
また、複数の携帯電話機を遠隔操作することで、該各携帯電話機で撮像された各静止画像をそれぞれ受信し、これらの静止画像を連結処理することでパノラマ静止画像を形成することができる。
[変形例]
上述の実施の形態は、静止画像の撮像を遠隔操作することとして説明したが、動画像の撮像を遠隔操作してもよい。この場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
また、上述の実施の形態は、本発明を携帯電話機に適用した例であったが、本発明を、この他、例えばPHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、デジタルカメラ装置、デジタルビデオカメラ装置等の携帯機器に適用してもよい。いずれの場合も、上述と同じ効果を得ることができる。
最後に、本発明は、一例として説明した上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機を用いて一方の携帯電話機と他の携帯電話機との間で近距離無線通信ネットワークを形成し、一方の携帯電話機を他の携帯電話機で遠隔操作して、該一方の携帯電話機で所望の被写体を撮像する様子を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における被写体の撮像を行う際の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機における遠隔操作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機における遠隔操作で撮像された静止画像に、電話帳に登録されているユーザ情報を表示する動作を説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機におけるパノラマ合成動作を説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機におけるパノラマ合成動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 タイマ、11 近距離無線通信アンテナ、12 近距離無線通信ユニット、13 メモリ、14 制御部、21 被写体を撮像する側の携帯電話機、21a〜21g 被写体を撮像する側の携帯電話機、22 遠隔操作を行う側の携帯電話機

Claims (15)

  1. 被写体の撮像を行う撮像部と、
    近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    上記撮像部を遠隔操作する側の機器から上記近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて上記撮像部を撮像制御する撮像制御部と、
    上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信すると共に、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部が上記撮像部を撮像制御することで得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信する撮像画像送信部と
    を有する撮像装置。
  2. 各ユーザの顔画像を含む所定のユーザ情報が該各ユーザ毎に記憶されたユーザ情報記憶部と、
    上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部が上記撮像部を撮像制御することで得られた撮像画像に写っているユーザの顔画像に基づいて上記ユーザ情報記憶部に記憶されている各ユーザの顔画像を参照することで、該ユーザ情報記憶部から、該撮像画像に写っているユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得部とを有し、
    上記撮像画像送信部は、上記撮像制御部が上記撮像部を撮像制御することで得られた撮像画像に写っているユーザのユーザ像に対して、上記ユーザ情報取得部により上記ユーザ情報記憶部から取得されたユーザ情報を付加したユーザ情報付き撮像画像を形成し、これを上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記撮像画像送信部は、上記現在の撮像画像を近距離無線送信する際に、当該現在の撮像画像のフレームレートを所定のフレームレートに低減処理して、上記撮像部を操作する側の機器に対して近距離無線送信する
    請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 上記撮像画像送信部は、上記現在の撮像画像と共に、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンド情報を、上記撮像部を操作する側の機器に対して近距離無線送信する
    請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを上記近距離無線通信部を介して近距離無線送信する遠隔操作コマンド送信部と、
    上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示する表示制御部と、
    上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶する記憶制御部と
    を有する撮像装置。
  6. 各ユーザの顔画像を含む所定のユーザ情報が該各ユーザ毎に記憶されたユーザ情報記憶部と、
    上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像に写っているユーザの顔画像に基づいて上記ユーザ情報記憶部に記憶されている各ユーザの顔画像を参照することで、該ユーザ情報記憶部から、該撮像画像に写っているユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得部とを有し、
    上記記憶制御部は、上記撮像画像に写っているユーザのユーザ像に対して、上記ユーザ情報取得部により上記ユーザ情報記憶部から取得されたユーザ情報を付加したユーザ情報付き撮像画像を形成し、これを上記記憶部に記憶する
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 上記遠隔操作コマンド送信部は、上記遠隔操作する撮像部を有する複数の機器に対してそれぞれシャッタコマンドを近距離無線送信し、
    上記記憶制御部は、上記遠隔操作コマンド送信部を介して上記複数の機器にシャッタコマンドを近距離無線送信することで該複数の機器からそれぞれ近距離無線送信される各撮像画像を合成処理することで1枚の撮像画像を形成し、これを上記記憶部に記憶する
    請求項5又は請求項6に記載の撮像装置。
  8. 上記表示制御部は、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、送信される、所定のフレームレートに低減処理された現在の撮像画像を上記表示部に表示する
    請求項5から請求項7のうち、いずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 上記遠隔操作コマンド送信部は、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、上記現在の撮像画像と共に近距離無線送信された上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンド情報に基づいて、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを近距離無線送信する
    請求項5から請求項8のうち、いずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 被写体の撮像を行う撮像部を遠隔操作する側の機器から近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて、撮像制御部が上記撮像部を撮像制御するステップと、
    撮像画像送信部が、上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信するステップと、
    撮像画像送信部が、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部で上記撮像部を撮像制御して得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信するステップと
    を有する撮像方法。
  11. 遠隔操作コマンド送信部が、遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを近距離無線通信部を介して近距離無線送信するステップと、
    表示制御部が、上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示するステップと、
    記憶制御部が、上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶するステップと
    を有する撮像方法。
  12. 被写体の撮像を行う撮像部を遠隔操作する側の機器から近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて上記撮像部を撮像制御する撮像制御部としてコンピュータを機能させ、
    上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信するように上記近距離無線通信部を制御すると共に、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、コンピュータを上記撮像制御部として機能させることで上記撮像部から得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信するように上記近距離無線通信部を制御する撮像画像送信部としてコンピュータを機能させる
    撮像制御プログラム。
  13. 遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを近距離無線送信するように近距離無線通信部を制御する遠隔操作コマンド送信部としてコンピュータを機能させ、
    上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示する表示制御部としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記遠隔操作コマンド送信部として機能させた際に、上記遠隔操作する撮像部を有する機器に対してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、該遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶する記憶制御部としてコンピュータを機能させる
    撮像制御プログラム。
  14. 被写体の撮像を行う撮像部と、
    近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    上記撮像部を遠隔操作する側の機器から上記近距離無線通信部を介して受信された、上記撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドに応じて上記撮像部を撮像制御する撮像制御部と、
    上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して、上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信すると共に、上記撮像部を遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、上記撮像制御部が上記撮像部を撮像制御することで得られた撮像画像を、上記近距離無線通信部を介して上記撮像部を遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信する撮像画像送信部と
    を有する携帯端末装置。
  15. 近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    遠隔操作する撮像部を有する機器に対して、該撮像部を遠隔操作するための遠隔操作コマンドを上記近距離無線通信部を介して近距離無線送信する遠隔操作コマンド送信部と、
    上記近距離無線通信部を介して上記遠隔操作する撮像部を有する機器から、順次、受信される上記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を表示部に表示する表示制御部と、
    上記遠隔操作コマンド送信部を介してシャッタコマンドを近距離無線送信することで、上記遠隔操作する撮像部を有する機器から近距離無線送信される撮像画像を記憶部に記憶する記憶制御部と
    を有する携帯端末装置。
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