JP2006297852A - 印字ヘッド部のクリーニング部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造を簡素化することができ、かつ、小型化が可能な印字ヘッド部のクリーニング部材を提供する。
【解決手段】印字ヘッド部4cのクリーニングを行うためのクリーニング用部品8では、使用済のインクカートリッジ2に取り付けるための樹脂製の取付部8bと、クリーニング部8aとを含み、インクカートリッジ2を、印字ヘッド部4cにクリーニング用部品8を当接させるためのガイド部として利用する。そして、クリーニング部8aの当接面8cの少なくともインクカートリッジ2の挿入方向の端部には、面取り部8dが設けられている。インクカートリッジ2は、一対の連結部2cおよび2dのうちインクカートリッジ2の挿入方向先端部側の連結部2cに設けられ、クリーニング用部品8が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部2fを含み、クリーニング用部品8は、凹部2fに脱着可能に取り付けられる。
【選択図】図3
【解決手段】印字ヘッド部4cのクリーニングを行うためのクリーニング用部品8では、使用済のインクカートリッジ2に取り付けるための樹脂製の取付部8bと、クリーニング部8aとを含み、インクカートリッジ2を、印字ヘッド部4cにクリーニング用部品8を当接させるためのガイド部として利用する。そして、クリーニング部8aの当接面8cの少なくともインクカートリッジ2の挿入方向の端部には、面取り部8dが設けられている。インクカートリッジ2は、一対の連結部2cおよび2dのうちインクカートリッジ2の挿入方向先端部側の連結部2cに設けられ、クリーニング用部品8が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部2fを含み、クリーニング用部品8は、凹部2fに脱着可能に取り付けられる。
【選択図】図3
Description
この発明は、印字ヘッド部のクリーニング部材に関し、特に、印字ヘッド部のクリーニングを行うためのクリーニング用部品を備えた印字ヘッド部のクリーニング部材に関する。
従来、画像形成装置において、クリーニング部材が種々提案されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記特許文献1には、インクジェットプリンタ(画像形成装置)のインクカートリッジにヘッドワイパー清掃板を取り付け、そのヘッドワイパー清掃板を用いて、インクノズル(印字部)をクリーニングするためのヘッドワイパーを清掃する方法が開示されている。
また、上記特許文献2には、印字媒体とインク吐出手段との距離を一定に保つギャップ保持手段が有するコロ部材の外周面を清掃するように構成したインクジェット記録装置(画像形成装置)が開示されている。
また、従来、画像形成装置の一例として、サーマルヘッド(印字ヘッド)を用いて印字を行う熱転写プリンタが知られている。この従来の熱転写プリンタでは、印字ヘッド部はクリーニング部材を用いてクリーニングされる。図10は、従来の一例による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図11は、従来の一例による熱転写プリンタの印画時の状態を示した断面図である。図12は、従来の一例による熱転写プリンタの印字ヘッド部のクリーニング用部品の全体構成を説明するための斜視図である。図13は、従来の一例による熱転写プリンタの印字ヘッド部のクリーニング時の状態を示した断面図である。図10〜図13を参照して、従来の熱転写プリンタとクリーニング用部品との構造について説明する。
従来の一例による熱転写プリンタでは、図10に示すように、装置本体101の側部に設けられたインクカートリッジ挿入孔101aに、インクカートリッジ102が挿入される。また、装置本体101の側部には、インクカートリッジ102を挿入した状態で固定するための係合部材103が設けられている。また、インクカートリッジ102はインクリボン(インクシート)109(図11参照)が収納される一対のインクリボン収納部102aおよび102bと、一対のインクリボン収納部102aおよび102bを連結するための一対の連結部102cおよび102dと、連結部102dに設けられ、係合部材103に係合する凹状の係合部102eとを含んでいる。また、装置本体101の内部には、図11に示すように、印字を行うためのサーマルヘッド(印字ヘッド)104と、サーマルヘッド104に対向するように配置されたプラテンローラ105と、用紙110を搬送するための送りローラ106と、送りローラ106に対して所定の押圧力で押圧される押さえローラ107とが設けられている。
また、サーマルヘッド104は、支持軸104aと、アーム部104bと、印字ヘッド部104cとを有している。また、サーマルヘッド104は、装置本体101に支持軸104aを中心として回動可能に取り付けられている。
また、従来の熱転写プリンタにおいて、サーマルヘッド104の印字ヘッド部104cをクリーニングする際には、図12に示すようなクリーニング用部品108が用いられていた。このクリーニング用部品108は、フェルトなどからなるクリーニング部108a
と、樹脂製の一対のガイド部108bおよび108cとを有している。
と、樹脂製の一対のガイド部108bおよび108cとを有している。
次に、図11を参照して、従来の熱転写プリンタの印画動作を説明する。送りローラ106が図11の矢印F2方向に回転することによって、用紙110を用紙搬送方向(図11の矢印E2方向)に搬送する。このとき、インクカートリッジ102のインクリボン収納部102bから、インクリボン109が供給される。この用紙110およびインクリボン109を搬送しながら、印字ヘッド部104cが用紙110およびインクリボン109を介してプラテンローラ105に押圧されることによって、印画が行われる。
次に、図12および図13を参照して、従来の印字ヘッド部104cのクリーニング動作について説明する。従来では、図12に示したようなクリーニング用部品108を用いて、印字ヘッド部104cのクリーニングが行われる。具体的には、クリーニング用部品108を装置本体101の側部のインクカートリッジ挿入孔101aから挿入することにより、クリーニング用部品108の一対のガイド部108bおよび108cをガイドとして機能させることによって、図13に示すように、クリーニング部108aを印字ヘッド部104cに当接させる。そして、図13に示した状態で、図12のD方向へ往復移動させることによって、印字ヘッド部104cに付着した異物をクリーニング部108aにより拭き取る。このようにして、印字ヘッド部104cのクリーニングが行われていた。
特開2000−141672号公報
特開平10−6491号公報
図12および図13に示した従来の印字ヘッド部104cのクリーニング用部品108では、クリーニング部108aを印字ヘッド部104cに当接させるために、一対のガイド部108bおよび108cが必要であった。その結果、クリーニング用部品108の構造が複雑化するとともに、大型化するという問題点があった。
また、上記特許文献1に開示されたヘッドワイパー清掃板は、インクノズルをクリーニングするためのヘッドワイパーを清掃するための部材であるため、上記特許文献1では、インクノズル(印字部)を洗浄するヘッドワイパーとは別に、ヘッドワイパー清掃板を設ける必要があるという不都合がある。このため、クリーニング(清掃)部の構造が複雑化するとともに、部品点数が増加するという問題がある。
また、上記特許文献2に開示されたクリーニング部材は、インクジェットプリンタの印字部をクリーニングする部材ではなく、印字媒体とインク吐出手段との距離を一定に保つギャップ保持手段のコロ部材の外周を清掃するための部材である。したがって、上記特許文献2には、印字部をクリーニングする部材については何ら開示も示唆もされていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、構造を簡素化することができ、かつ、小型化が可能な印字ヘッド部のクリーニング部材を提供することである。
この発明の第1の局面における印字ヘッド部のクリーニング部材は、印字ヘッド部のク
リーニングを行うためのクリーニング用部品を備えた印字ヘッド部のクリーニング部材において、クリーニング用部品は、使用済のインクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、取付部に取り付けられ、印字ヘッド部に当接することにより印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含む。そして、インクカートリッジを、印字
ヘッド部にクリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用する。また、クリーニング部の当接面の少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部には、面取り部が設けられている。また、インクカートリッジは、一対のインクシート収納部と、一対のインクシート収納部を連結する一対の連結部と、一対の連結部のうちインクカートリッジの挿入方向先端部側の連結部に設けられ、クリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部とを含み、クリーニング用部品は、凹部に脱着可能に取り付けられる。
リーニングを行うためのクリーニング用部品を備えた印字ヘッド部のクリーニング部材において、クリーニング用部品は、使用済のインクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、取付部に取り付けられ、印字ヘッド部に当接することにより印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含む。そして、インクカートリッジを、印字
ヘッド部にクリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用する。また、クリーニング部の当接面の少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部には、面取り部が設けられている。また、インクカートリッジは、一対のインクシート収納部と、一対のインクシート収納部を連結する一対の連結部と、一対の連結部のうちインクカートリッジの挿入方向先端部側の連結部に設けられ、クリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部とを含み、クリーニング用部品は、凹部に脱着可能に取り付けられる。
この第1の局面による印字ヘッド部のクリーニング部材では、上記のように、使用済の
インクカートリッジを、印字ヘッド部にクリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用することによって、クリーニング用部品にガイド部を設ける必要がないので、クリーニング用部品の構造を簡素化することができるとともに、小型化を図ることができる。また、使用済のインクカートリッジをクリーニング部材のガイド部として利用することによって、使用済のインクカートリッジの再利用を図ることもできるとともに、ガイド部を別途設ける必要がない分、部品点数を削減することができる。また、クリーニング用部品を、使用済のインクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含むように構成することによって、フェルトなどからなるクリーニング部とは別に樹脂製の取付部が設けられるので、その樹脂製の取付部により、容易にクリーニング部をインクカートリッジに取り付けることができる。また、クリーニング部の当接面の少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部に面取り部を設けることによって、クリーニングを行う際にクリーニング用部品を印字ヘッド部に円滑に当接させることができる。また、インクカートリッジにクリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部を設けることによって、その凹部により、クリーニング用部品の取付位置がずれるのを抑制することができる。また、クリーニング用部品をインクカートリッジの凹部に脱着可能に構成することによって、消耗品であるクリーニング用部品を交換することができる。
インクカートリッジを、印字ヘッド部にクリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用することによって、クリーニング用部品にガイド部を設ける必要がないので、クリーニング用部品の構造を簡素化することができるとともに、小型化を図ることができる。また、使用済のインクカートリッジをクリーニング部材のガイド部として利用することによって、使用済のインクカートリッジの再利用を図ることもできるとともに、ガイド部を別途設ける必要がない分、部品点数を削減することができる。また、クリーニング用部品を、使用済のインクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含むように構成することによって、フェルトなどからなるクリーニング部とは別に樹脂製の取付部が設けられるので、その樹脂製の取付部により、容易にクリーニング部をインクカートリッジに取り付けることができる。また、クリーニング部の当接面の少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部に面取り部を設けることによって、クリーニングを行う際にクリーニング用部品を印字ヘッド部に円滑に当接させることができる。また、インクカートリッジにクリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部を設けることによって、その凹部により、クリーニング用部品の取付位置がずれるのを抑制することができる。また、クリーニング用部品をインクカートリッジの凹部に脱着可能に構成することによって、消耗品であるクリーニング用部品を交換することができる。
この発明の第2の局面による印字ヘッド部のクリーニング部材は、使用済のインクカートリッジと、インクカートリッジに取り付けられ、印字ヘッド部のクリーニングを行うためのクリーニング用部品とを備え、インクカートリッジを、印字ヘッド部にクリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用する。
この発明の第2の局面による印字ヘッド部のクリーニング部材では、上記のように、使用済のインクカートリッジを、印字ヘッド部にクリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用することによって、クリーニング用部品にガイド部を設ける必要がないので、クリーニング用部品の構造を簡素化することができるとともに、小型化を図ることができる。また、使用済のインクカートリッジをクリーニング部材のガイド部として利用することによって、使用済のインクカートリッジの再利用を図ることもできるとともに、ガイド部を別途設ける必要がない分、部品点数を削減することができる。
上記第2の局面による印字ヘッド部のクリーニング部材において、好ましくは、クリーニング用部品は、クリーニング用部品をインクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、取付部に取り付けられ、印字ヘッド部に当接することにより印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含む。このように構成すれば、フェルトなどからなるクリーニング部とは別に樹脂製の取付部が設けられるので、その樹脂製の取付部により、容易に、クリーニング部をインクカートリッジに取り付けることができる。
上記第2の局面による印字ヘッド部のクリーニング部材において、好ましくは、クリーニング部の当接面の少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部には、面取り部が設けられている。このように構成すれば、クリーニングを行う際にクリーニング用部品を印
字ヘッド部に円滑に当接させることができる。
字ヘッド部に円滑に当接させることができる。
上記第2の局面による印字ヘッド部のクリーニング部材において、好ましくは、インクカートリッジは、一対のインクシート収納部と、一対のインクシート収納部を連結する一対の連結部と、一対の連結部のうちインクカートリッジの挿入方向先端部側の連結部に設けられ、クリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部とを含み、クリーニング用部品は、凹部に脱着可能に取り付けられる。このように構成すれば、取付位置の位置決めとなる凹部により、クリーニング用部品の取付位置がずれるのを抑制することができる。また、脱着可能なクリーニング用部品により、消耗品であるクリーニング用部品を交換することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの全体構成を示した斜視図である。図2は、本発明の一実施形態による印字ヘッド部のクリーニング用部材の全体構成を説明するための斜視図である。図3〜図6は、図2に示した本発明の一実施形態による印字ヘッド部のクリーニング用部材の詳細構造を説明するための図である。図7は、本発明の一実施形態による印画時の状態を説明するための断面図である。図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態による印字ヘッド部のクリーニング用部材の構造について説明する。
本発明の一実施形態による熱転写プリンタでは、図1に示すように、装置本体1の側部に設けられたインクカートリッジ挿入孔1aに、インクカートリッジ2が挿入される。また、装置本体1の側部には、インクカートリッジ2を挿入した状態で固定するための係合部材3が設けられている。また、図2に示すように、インクカートリッジ2は、インクリボン(インクシート)9(図7参照)が収納される一対のインクリボン収納部2aおよび2bと、一対のインクリボン収納部2aおよび2bを連結するための一対の連結部2cおよび2dと、連結部2dに設けられた係合部材3に係合する凹状の係合部2eとを含んでいる。
ここで、本実施形態では、インクカートリッジ2の挿入方向先端部側の連結部2cには、図2および図3に示すように、クリーニング用部品8を取り付けるための凹部2fが設けられている。この凹部2fは、その凹部2fに取り付けられたクリーニング用部品8がB方向にずれることがないようにB方向の長さを有する。つまり、凹部2fは、クリーニング用部品8の取付位置の位置決め部としても機能する。また、本実施形態では、使用済のインクカートリッジ2をクリーニング用部品8のガイド部として利用する。
また、装置本体1の内部には、図7に示すように、印字を行うためのサーマルヘッド(印字ヘッド)4と、サーマルヘッド4に対向するように配置されたプラテンローラ5と、用紙10を搬送するための送りローラ6と、送りローラ6に対して所定の押圧力で押圧される押さえローラ7とが設けられている。また、サーマルヘッド4は、支持軸4aと、アーム部4bと、印字ヘッド部4cとを有している。また、サーマルヘッド4は、装置本体1に支持軸4aを中心として回動可能に取り付けられている。
また、本実施形態では、クリーニング部材は、使用済のインクカートリッジ2と、クリーニング用部品8とによって構成される。クリーニング用部品8は、フェルトなどからなるクリーニング部8aと、樹脂製の取付部8bとを有している。クリーニング部8aには、図3および図4に示すように、印字ヘッド部4cとの当接面8cのインクカートリッジ2の挿入方向の端部および挿入方向と直交する方向の端部に、面取り部8dおよび8eが設けられている。クリーニング部8aの当接面8cとは反対側の面は、両面テープなどに
より、樹脂製の取付部8bに取り付けられている。また、取付部8bは、図4に示すように、コの字形状を有するとともに、コの字形状の先端部に、インクカートリッジ2の凹部2fに係合可能で、かつ、弾性変形可能な一対のフック形状部8fが設けられている。この弾性変形可能な一対のフック形状部8fにより、クリーニング用部品8をインクカートリッジ2に対して脱着可能に取り付けることが可能になる。
より、樹脂製の取付部8bに取り付けられている。また、取付部8bは、図4に示すように、コの字形状を有するとともに、コの字形状の先端部に、インクカートリッジ2の凹部2fに係合可能で、かつ、弾性変形可能な一対のフック形状部8fが設けられている。この弾性変形可能な一対のフック形状部8fにより、クリーニング用部品8をインクカートリッジ2に対して脱着可能に取り付けることが可能になる。
図8および図9は、本発明の一実施形態によるクリーニング部材を用いた印字ヘッド部のクリーニング動作を説明するための図である。次に、図2、図3、図5、図6、図8および図9を参照して、本発明の一実施形態による印字ヘッド部のクリーニング動作について説明する。本実施形態による印字ヘッド部4cのクリーニングを行う際には、まず、図2に示すように、使用済のインクカートリッジ2を装置本体1から矢印A方向に抜き取る。その後、図2および図3に示すように、クリーニング用部品8をインクカートリッジ2の凹部2fに取り付ける。これにより、図5、図6および図8に示した状態になる。そして、クリーニング用部品8を取り付けたインクカートリッジ2を装置本体1の側部1aから挿入することにより、図9に示すように、インクカートリッジ2をガイドとしてクリーニング部8aを印字ヘッド部4cに当接させる。そして、図9に示した状態で、図8のC方向へ往復移動させることによって、印字ヘッド部4cに付着した異物をクリーニング部8aにより拭き取る。このようにして、本実施形態によるクリーニング動作が行われる。
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態による熱転写プリンタの印画動作を説明する。送りローラ6が図7の矢印F1方向に回転することによって、用紙10を用紙搬送方向(図7の矢印E1方向)に搬送する。このとき、インクカートリッジ2のインクリボン収納部2bから、インクリボン9が供給される。この用紙10およびインクリボン9を搬送しながら、印字ヘッド部4cが用紙10およびインクリボン9を介してプラテンローラ5に押圧されることによって、印画が行われる。
本実施形態では、上記のように、使用済インクカートリッジ2を、印字ヘッド部4cにクリーニング用部品8を当接させるためのガイド部として利用することによって、クリーニング用部品8にガイド部を設ける必要がないので、クリーニング用部品8の構造を簡素化することができるとともに、小型化を図ることができる。また、使用済のインクカートリッジ2をガイド部として利用することによって、使用済のインクカートリッジ2の再利用を図ることもできるとともに、ガイド部を別途設ける必要がない分、部品点数を削減することができる。
また、本実施形態では、クリーニング用部品8を、使用済のインクカートリッジ2に取り付けるための樹脂製の取付部8bと、印字ヘッド部4cをクリーニングするためのクリーニング部8aとを含むように構成することによって、フェルトなどからなるクリーニング部8aとは別に樹脂製の取付部8bが設けられるので、その樹脂製の取付部8bにより、容易に、クリーニング部8aをインクカートリッジ2に取り付けることができる。
また、本実施形態では、クリーニング部8aの当接面8cの少なくともインクカートリッジ2の挿入方向の端部に、面取り部8dを設けることによって、クリーニングを行う際にクリーニング用部品8を印字ヘッド部4cに円滑に当接させることができる。
また、本実施形態では、インクカートリッジ2に、クリーニング用部品8が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部2fを設けることによって、その凹部2fにより、クリーニング用部品8の取付位置がずれるのを抑制することができる。また、クリーニング用部品8を、インクカートリッジ2の凹部2fに脱着可能に構成することによって、消耗品であるクリーニング用部品8を交換することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例としての熱転写プリンタの印字ヘッド部のクリーニング部材に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、印字を行うための印字ヘッド部を有する画像形成装置であれば、熱転写プリンタ以外の他の画像形成装置の印字ヘッド部のクリーニング部材にも適用可能である。
また、上記実施形態では、クリーニング用部品をインクカートリッジに脱着可能に取り付ける例を示したが、本発明はこれに限らず、両面テープ(粘着テープ)などにより、クリーニング用部品を脱着不可能にインクカートリッジに固着するようにしてもよい。
2 インクカートリッジ
2a、2b インクリボン収納部(インクシート収納部)
2c、2d 連結部
2f 凹部
4c 印字ヘッド部
8 クリーニング用部品
8a クリーニング部
8b 取付部
2a、2b インクリボン収納部(インクシート収納部)
2c、2d 連結部
2f 凹部
4c 印字ヘッド部
8 クリーニング用部品
8a クリーニング部
8b 取付部
Claims (5)
- 印字ヘッド部のクリーニングを行うためのクリーニング用部品を備えた印字ヘッド部のクリーニング部材において、
前記クリーニング用部品は、
使用済のインクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、
前記取付部に取り付けられ、前記印字ヘッド部に当接することにより前記印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含み、
前記インクカートリッジを、前記印字ヘッド部に前記クリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用し、
前記クリーニング部の当接面の、少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部には、面取り部が設けられ、
前記インクカートリッジは、一対のインクシート収納部と、前記一対のインクシート収納部を連結する一対の連結部と、前記一対の連結部のうち前記インクカートリッジの挿入方向先端部側の連結部に設けられ、前記クリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部とを含み、
前記クリーニング用部品は、前記凹部に脱着可能に取り付けられる、印字ヘッドのクリーニング用部材。 - 使用済のインクカートリッジと、
前記インクカートリッジに取り付けられ、印字ヘッド部のクリーニングを行うためのクリーニング用部品とを備え、
前記インクカートリッジを、前記印字ヘッド部に前記クリーニング用部品を当接させるためのガイド部として利用する、印字ヘッド部のクリーニング部材。 - 前記クリーニング用部品は、
前記クリーニング用部品を前記インクカートリッジに取り付けるための樹脂製の取付部と、
前記取付部に取り付けられ、前記印字ヘッド部に当接することにより前記印字ヘッド部をクリーニングするためのクリーニング部とを含む、請求項2に記載の印字ヘッド部のクリーニング部材。 - 前記クリーニング部の当接面の少なくともインクカートリッジの挿入方向の端部には、面取り部が設けられている、請求項2または3に記載の印字ヘッド部のクリーニング部材。
- 前記インクカートリッジは、一対のインクシート収納部と、前記一対のインクシート収納部を連結する一対の連結部と、前記一対の連結部のうち前記インクカートリッジの挿入方向先端部側の連結部に設けられ、前記クリーニング用部品が取り付けられるとともに取付位置の位置決めとなる凹部とを含み、
前記クリーニング用部品は、前記凹部に脱着可能に取り付けられる、請求項2〜4のいずれか1項に記載の印字ヘッド部のクリーニング部材。
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