JPH106491A - インクジェット記録装置並びに該装置に用いるヘッドギャップ保持機構 - Google Patents

インクジェット記録装置並びに該装置に用いるヘッドギャップ保持機構

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JPH106491A
JPH106491A JP16634596A JP16634596A JPH106491A JP H106491 A JPH106491 A JP H106491A JP 16634596 A JP16634596 A JP 16634596A JP 16634596 A JP16634596 A JP 16634596A JP H106491 A JPH106491 A JP H106491A
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ink
ink jet
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jet recording
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JP16634596A
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Naoki Kawada
直樹 川和田
Tadao Iwaki
岩城  忠雄
Shige Sato
樹 佐藤
Koji Kawaguchi
幸治 川口
Satoshi Ohama
聡 大浜
Seiji Kuwabara
誠治 桑原
Hiroshi Okano
宏 岡野
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • B41J25/3082Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the print head carriage, e.g. for rotation around a guide bar or using a rotatable eccentric bearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

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  • Ink Jet (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品に高い加工精度や、高い組立精度を
要求しなくても、インクジェットヘッドと印字媒体との
ギャップ距離を一定に確保しつつ印字媒体を搬送するこ
と、及び、その状態を長期間に亙って維持することを課
題とする。 【解決手段】 インクジェットカートリッジ101本体
または、インクジェットカートリッジ101を搬送する
ためのヘッドキャリア109の紙送り上流面にガイドコ
ロ111を取付け、ガイドコロ111が印字媒体103
表面を走るような構造にした。また、ガイドコロ111
の外周面をクリーニングするためのブレードないしはス
ポンジローラなどをインクジェットカートリッジに取り
付ける構造にした。さらに、印字媒体を紙送りする際に
は、印字媒体の外側までインクジェットカートリッジを
退避させることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録液を印字媒体
に吐出、付着させ記録を行うインクジェットカートリッ
ジを備えたインクジェット記録装置、並びに該装置に用
いるインクジェットカートリッジと印字媒体とのギャッ
プ保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、色々な記録
液吐出方式、例えば、インクを静電気力によって吸引し
吐出させる方式、圧電素子を用いて記録液に機械的振動
または変位を与える方式、記録液を加熱して発泡させそ
の圧力を利用する方式など、インクの小滴を発生および
飛翔させ、それらの一部もしくは全部を紙等の印字媒体
上に付着させて記録を行うものである。
【0003】従来のインクジェット記録装置における紙
搬送機構を図面に基づいて説明する。図2においてイン
クジェットカートリッジ201はプラテン202と必要
なギャップgを保持して配置されている。プラテン20
2はゴムローラで回転可能になっているか、または摺動
性の良い樹脂で成形され若干湾曲した凸形状をしてお
り、印字媒体203が該プラテンの凸部の頂点に接する
ような位置関係にある。印字媒体203はキャプスタン
204とピンチローラ205に挟まれてインクジェット
カートリッジ201とプラテン202からなる印字領域
まで搬送される。この際、紙送りの精度を確保するため
にキャプスタン204はステンレスなど剛性の高い材質
で作成され、ピンチローラ205はゴムなど弾性材で作
成されていることが多い。
【0004】インクジェット記録装置としての動作を簡
単に説明すると、図3に示すように、記録装置302と
しては各要素に電源を供給する電源ユニット303、入
力された画像データに対して必要に応じてデータ変換を
行う画像処理回路304、各ユニット間のデータのやり
取りや、動作シーケンスの制御をつかさどるコントロー
ラ305等から構成され、該コントローラ305の指示
によって、パーソナルコンピュータなどの外部装置30
1から入力された画像データを受取り、画像処理回路3
04において色変換、エッジ強調などのデータ変換を行
い、該変換データに応じてインクジェットヘッドユニッ
ト306からインクを吐出させ、印字媒体307上に画
像を形成させる。
【0005】ところで一般的には形成する画像は2次元
であり、インクジェットヘッドユニット306のインク
吐出口は1次元的に配置されているので全領域に印字を
行うためには、ヘッドユニット306および印字媒体3
07の双方を直交する方向に順送りして印字を繰り返す
ための紙送り手段308およびインクジェットヘッド搬
送手段(図示せず)が必要になる。しかも双方を動かし
て印字している際には、インクジェットヘッドと印字媒
体とのギャップ距離は一定に保持する必要がある。従来
は図2に示すようにインクジェットカートリッジ201
を取り付けたヘッドキャリア209にガイドコロ211
を取付け該ガイドコロ211をガイドレール208上を
滑らせることでその目的を果たしていた。なお、該ガイ
ドレール208は図示しないフレーム部材にネジ締結な
どで固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の従来のインクジェット記録装置にあっては、
ガイドレール208の摺動面212と印字面213との
平行度、およびガイドレール208の摺動面212その
ものの平面度などにある範囲での公差が必要である。摺
動面212および印字面213のベース211からの距
離をそれぞれa、bとすると、これらは例えば図4に示
すように必ずしも一定値ではないのでこのa,bの差で
あるlも一定値ではない。したがってlと同じばらつき
をギャップ距離gが持つことになる。実際には上述した
部品単体での形状公差に加えて、ガイドレール208の
取付公差など組立上の公差も加わり、ギャップgのばら
つきは比較的大きな数値、例えば0.1〜0.2mm程
度になってしまう。ギャップ距離のばらつきを小さくす
るにはガイドレール208など構成部品の加工精度や組
立精度を上げれば良いが、コストとの兼ね合いもあり必
ずしも得策ではない。
【0007】また、図5に示すように、インクジェット
カートリッジ501と対向電極503を設けて両者の間
に直流電源502による電界を加えて帯電したインク滴
505を飛翔させる場合には、インク滴505に作用す
る力はインクジェットカートリッジ501と対向電極5
03の間の電界強度に比例する。したがってギャップ距
離gの変動がインク滴505に作用する力の変動に直接
つながり、印字条件の変動による画質の低下をもたら
す。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、インクジェットカートリッジまたは該インクジェッ
トカートリッジを搬送するためのヘッドキャリアにガイ
ドコロを取付け、しかもその取付方向がインクジェット
カートリッジまたはヘッドキャリアの紙送り上流面にな
るように配設し、該ガイドコロが従来のようにガイドレ
ール上を走るのでなく印字媒体表面を走るような機構と
した。このような機構を用いることによりインクジェッ
トカートリッジは印字媒体表面の形状に倣うことにな
り、ガイドコロの真円度と取付時の偏芯についてだけ寸
法を厳しく縛れば他の構成部品の加工精度を下げてもギ
ャップ距離のばらつきはかなり小さい値に保つことが可
能となる。しかも、紙送り上流側の印字面をガイドコロ
が走るため、印字後のインクに触れないので印字面を汚
すこともない。
【0009】また、上記ガイドコロの外周面をクリーニ
ングするためのブレードないしはローラなどのクリーニ
ング手段をヘッドキャリアないしはインクカートリッジ
に取付ける構造にした。このような構造を用いることに
より、ガイドコロの外周面は該ブレードによる掻き取り
作用や、ローラの摺動により常にクリーニングされた状
態になっているので、ギャップ距離の変動が経時的に発
生することはない。特にインクカートリッジにクリーナ
ーを取り付けた場合は、インクカートリッジを交換すれ
ばブレードないしローラなどのクリーニング手段も同時
に交換されるために、ほぼ恒久的に一定のギャップ距離
が維持される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録装置
では、インクジェットカートリッジと印字媒体とのギャ
ップ距離を保持するためにインクジェットカートリッジ
またはヘッドキャリアにガイドコロを設けて印字媒体表
面を走らせる機構とし、しかも該コロは印字方向の上流
面に配置した。さらに該ギャップコロの外周面をクリー
ニングする手段を、インクジェットカートリッジ、ある
いはヘッドキャリアに取り付けた。
【0011】
【実施例】
(実施例1)本発明による実施例として帯電したインク
滴に電界を印加して飛翔させる場合(図5の様な場合)
を例にとって図面を基に説明する。図1において、イン
クジェットカートリッジ101はヘッドキャリア109
に脱着可能に取り付けられており、インクを使いきった
ら該カートリッジごと新品のカートリッジに交換する
か、一旦はずしてインクを補充してから再度、取り付け
る構造になっている。このヘッドキャリア109はガイ
ドシャフト110にガイドされて紙面に垂直な方向の往
復移動とガイドシャフト回りの回動ができるようになっ
ている。この往復移動はインクジェットカートリッジ1
01へのデータの転送に同期させるためパルスモータ
(図示せず)などにより行われる。また、ヘッドキャリ
ア全体の重心がガイドシャフト110の左側にあるの
で、ヘッドキャリア全体には反時計回りの重力によるモ
ーメントが作用するために、ガイドコロ111は印字媒
体103の表面をなぞりながら走ることになる。
【0012】印字媒体103の裏側には対向電極113
が設けられており、インクジェットカートリッジ101
のインク吐出面に対向する位置だけでなく、ガイドコロ
111に対向する位置までの領域をカバーできる大きさ
を持つように形成されている。
【0013】図1の構成の印字部を上から見たのが図6
で、印字媒体603のヘッドキャリア609より右側に
は印字画像が既に形成された状態である。ヘッドキャリ
ア609はそのホームポジションがE点になるように設
計されている。印字媒体603はピンチローラ605側
から給紙され、C方向に搬送される。また、インクジェ
ットカートリッジ601およびヘッドキャリア609は
A、B方向に往復移動出来るようになっている。
【0014】実際の印字動作は、インクジェットヘッド
601のインク吐出口の数によって1ラインまたは数ラ
イン同時に、ヘッドキャリア609がA方向に移動しな
がら行われる。この際、印字媒体603は停止した状態
にある。1ラインまたは数ラインの印字が終了すると、
ヘッドキャリアは一旦、ホームポジションEに退避し、
その間に印字媒体603をC方向に印字したライン数分
だけ順送りする。その後ヘッドキャリア609をB方向
に戻しA方向に移動しながら次の1ラインまたは数ライ
ンの印字を行う。ここで、ガイドコロ611の転がり方
向(A、B方向)と印字媒体の搬送方向(C方向)が直
交するため、印字媒体603を紙送りする際にヘッドキ
ャリア609をホームポジションEに退避させないと、
印字媒体603の搬送がスムーズに行われなくなり、場
合によっては紙送り精度を低下させてしまう。
【0015】次にギャップ距離が一定に保たれる理由を
説明する。図6をピンチローラ605側からみたものが
図7である。従来例でも同様のことを述べたが、対向電
極713の形状は必ずしも完全な平面ではなく多少のう
ねりや傾きを持っているのが一般的である。例えば図7
に示すように最大でδのうねりを持っており、この値は
印字幅がA3の短辺210mmを印字する場合に対して
0.3〜0.6mm程度はあると考えられる。図1で説
明したようにヘッドキャリアはガイドシャフトの周りに
回転できるだけのクリアランスが与えられているので、
0.3〜0.6mm程度の上下方向の変動であればヘッ
ドキャリア709はガイドシャフト710の周りに回動
して印字媒体703の表面形状を倣って走行することが
可能になる。インクジェットカートリッジ701はヘッ
ドキャリア709に取り付けられているから、上記の理
由によりヘッドの吐出面と対向電極713との距離は常
に一定に保たれることになる。
【0016】本実施例では、インク吐出手段を構成する
インクジェットカートリッジと印字媒体との距離を一定
に保つギャップ保持手段として、1個のガイドコロを有
する構成を示したが、複数個のコロ部材を有するように
してもギャップ保持手段を構成できる。
【0017】ところでギャップを維持するためのガイド
コロなどのギャップコロは上述した通り印字媒体表面を
走行するために、印字枚数が増えるに伴って紙粉などに
よってギャップコロの外周面が汚れてくる場合も想定さ
れる。その場合には図8に示すようなクリーニング機構
を持たせることが有効である。ほとんどの構成部品は今
まで述べた内容と同じであるが、図8(b)に示すよう
にインクジェットカートリッジ801からアーム812
が伸びており、このアーム812の先端に図8(a)に
示すように板バネ814およびブレードゴム815、8
16が取り付けられた構造になっている点が異なってい
る。ヘッドキャリア809がA方向に移動しながら印字
を行うと、ガイドコロ811はC方向に回転するのでブ
レードゴム815によってガイドコロ811の外周面に
付着した汚れが掻き取られることになる。また、一回の
走査が終了して、再度、印字開始位置に戻るためB方向
に移動する際は、上記とは逆のブレードゴム816によ
ってクリーニングが行われることとなる。本実施例の場
合は、インクジェット内のインクを使いきって新しいイ
ンクジェットカートリッジ装着すると、クリーニングブ
レードも同時に交換されるため、ブレードゴムの摩耗に
よるクリーニング不良が防止される。
【0018】このクリーニング機構の別の実施例を図9
(a)(b)に示す。図8と異なるのはブレードによる
掻き取りではなく、発泡性のスポンジなどで作られたク
リーニングローラ914をガイドローラ911の外周面
に押し当てて摺動させ汚れを拭き取るものである。特
に、クリーニングローラ914とガイドコロ911の周
速度に差を持たせて接触面で摺動させるようにするとよ
り効果的である。この場合もインクジェットカートリッ
ジの交換によってクリーニングローラの交換が同時に行
われるのでほぼ恒久的にクリーニング機能が維持される
ことになる。
【0019】なお本実施例ではブレードゴムまたはクリ
ーニングローラを用いたものを示したが、この方式に限
定されず、他の方式でも同様の効果を奏することは言う
までもない。 (実施例2)本発明による第二の実施例として、インク
ジェットカートリッジにギャップ保持手段も内蔵させた
場合の例を図面を基に説明する。図10に示すようにイ
ンクジェットカートリッジ1001にはガイドコロ10
11が組み込まれており、該ガイドコロ1011は回転
軸1114の周りに回転できるようになっている。この
インクジェットカートリッジ1001はヘッドキャリア
1009に脱着可能に取り付けられており、インクを使
い切ったら該カートリッジごと新品のカートリッジに交
換するか、一旦はずしてインクを補充してから再度取り
付ける構造になっている。本実施例に示した構造の場
合、インクジェットカートリッジ1001とヘッドキャ
リア1009との取付公差に左右されずにギャップ距離
を維持できるので、上述した(実施例1)よりもギャッ
プ距離のばらつきを小さくすることができる。
【0020】また図11に示すようにギャップ維持のた
めのガイドコロ1111だけでなく、該ガイドコロ11
11の外周面をクリーニングする手段としてクリーニン
グスポンジ1115を組み込んでも良い。図11(a)
はAA断面図であるが、ガイドコロ1111の外周面を
摺動して紙粉などの汚れを拭き取る構造になっている。
【0021】なお、動作およびギャップ距離が一定に保
たれる理由などは前述の実施例で説明したので省略す
る。本実施例ではクリーニングスポンジを用いたものを
示したが、この方式に限定されず、前述の実施例で示し
た方式など他の方式でも同様の効果を奏することは言う
までもない。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。インク
ジェットカートリッジないしはヘッドキャリアに印字媒
体とのギャップ距離を規制させるためのガイドコロを取
付け、印字媒体の表面を走らせる構造にしたので、イン
クジェットカートリッジないしはヘッドキャリアは、印
字面の表面形状を倣うことになってインクの吐出面と印
字面とのギャップ距離は常に一定に保たれる。この結
果、全印字領域に渡ってインクの吐出状態が均一化して
印字される画像が安定し、濃度のムラ、位置ズレ、色ズ
レ等が発生しにくくなる。特にインク滴を帯電させて静
電気力で加速する場合にはこの効果が大きい。
【0023】また、上記ガイドコロは紙送り上流側に位
置しており、印字媒体を紙送りするときにはガイドコロ
を取り付けたインクジェットカートリッジないしはヘッ
ドキャリアを印字媒体の外側に退避させるようにしたの
で、紙送り精度に悪影響を与えずに印字媒体を搬送する
ことができる。該ガイドコロは印字後のインク面に触れ
ない構造になっているので画像を汚す危険性も回避でき
る。
【0024】さらに、上記ガイドコロの外周面をクリー
ニングするためにブレードゴムやスポンジローラをイン
クカートリッジに一体に構成したので、ギャップ距離を
ばらつかせる原因となる汚れなどは常に除去されること
になる。また、インクカートリッジを交換すると上記の
クリーニング手段も同時に交換され、クリーニング性能
が劣化することもない。
【0025】加えて、ギャップコロの加工精度およびそ
の取付に対してのみクリアランスを多少厳しくすれば、
それ以外の構成部品や組立上の公差を緩めても所望のギ
ャップ距離は確保できるので、装置全体で考えたときの
部品コスト、組立コストとも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置においてヘッ
ドキャリアにガイドコロを設けた場合の実施例を示す側
面図である。
【図2】従来のインクジェット記録装置の特に印字部を
表す側面図である。
【図3】インクジェット記録装置の動作説明のブロック
図である。
【図4】ガイドレールの摺動面および印字面のベースか
らの距離と主走査方向のヘッド位置との関係を示す概略
図である。
【図5】帯電したインク滴に電界を印加する場合の動作
を説明する概略図である。
【図6】本発明によるインクジェット記録装置の動作を
説明する上面図である。
【図7】本発明によるインクジェット記録装置において
ギャップ距離が一定に保たれることを説明する概略図で
ある。
【図8】本発明によるインクジェット記録装置のガイド
コロのクリーニング手段の一実施例を示す概略図であ
る。
【図9】本発明によるインクジェット記録装置のガイド
コロのクリーニング手段の他の実施例を示す概略図であ
る。
【図10】本発明のインクジェット記録装置においてイ
ンクジェットカートリッジにガイドコロを設けた場合の
実施例を示す側面図である。
【図11】本発明のインクジェット記録装置においてイ
ンクジェットカートリッジにガイドコロとクリーニング
手段を設けた場合の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
101、201、501、601、701、801、9
01、1001 インクジェットカートリッジ 103、203、504、603、703、803、9
03、1003 印字媒体 109、209、609、709、809、909、1
009 ヘッドキャリア 111、211、611、711、811、911、1
011 ガイドコロ 113 503、613、713、813、913、1
013 対向電極 815、816 ブレードゴム 914 クリーニングローラ 1115 クリーニングスポンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 幸治 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子工業株式会社内 (72)発明者 大浜 聡 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子工業株式会社内 (72)発明者 桑原 誠治 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子工業株式会社内 (72)発明者 岡野 宏 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに応じて記録液を
    印字媒体上に吐出して画像を記録するインク吐出手段
    と、該印字媒体と該インク吐出手段との距離を一定に保
    つギャップ保持手段と、該印字媒体の紙送り手段と、該
    印字媒体の紙送り方向とほぼ直交する方向に該インク吐
    出手段を搬送するヘッド搬送手段を備えたことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ギャップ保持手段は一つまたは複数
    個のコロ部材を有し、前記インク吐出手段あるいは前記
    ヘッド搬送手段の紙送り上流面に取り付けられた構成で
    ある請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ギャップ保持手段の前記コロ部材は
    前記印字媒体の印字面上を走るように構成された請求項
    2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記コロ部材は、前記インク吐出手段に
    取り付けられた構成である請求項2ないし3記載のイン
    クジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記コロ部材は、前記ヘッド搬送手段に
    取り付けられた構成である請求項2ないし3記載のイン
    クジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ギャップ保持手段が、前記コロ部材
    の外周面をクリーニングするクリーニング手段を有する
    構成である請求項2ないし5記載のインクジェット記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド搬送手段は、印字媒体を紙送
    りする際には、該印字媒体の外側に前記インク吐出手段
    を退避させる請求項1ないし6記載のインクジェット記
    録装置。
  8. 【請求項8】 入力された画像データに応じて記録液を
    印字媒体上に吐出して画像を記録するインク吐出手段
    と、該印字媒体の紙送り手段と、該印字媒体の紙送り方
    向とほぼ直交する方向に該インク吐出手段を搬送するヘ
    ッド搬送手段とを具備するインクジェット記録装置のギ
    ャップ保持機構であって、前記インク吐出手段または前
    記ヘッド搬送手段に回転軸を介して回転可能に取り付け
    られたコロ部材が該印字媒体上を回転して移動可能に構
    成され、該印字媒体と該インク吐出手段との距離を一定
    に保つことを特徴とするギャップ保持機構。
JP16634596A 1996-06-26 1996-06-26 インクジェット記録装置並びに該装置に用いるヘッドギャップ保持機構 Pending JPH106491A (ja)

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JP16634596A JPH106491A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 インクジェット記録装置並びに該装置に用いるヘッドギャップ保持機構
EP97304272A EP0816109A1 (en) 1996-06-26 1997-06-18 Ink jet recording apparatus and head gap retaining mechanism for use therein

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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