JP2006293774A - 防災機器および防災情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供すること。
【解決手段】施設内の各箇所に設置された誘導灯10に取り付けられたRFIDタグ11が、無線通信により送信された防災に係る情報を記憶し、リーダ・ライタ搭載携帯端末12が、RFIDタグ11に記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取り、サーバ装置13が、RFIDタグ11から読み取られた情報に基づいて災害の状況判定をおこなって防災に係る情報を生成し、RFIDタグ11が、サーバ装置13により生成された防災に係る情報をリーダ・ライタ搭載携帯端末12を介して受信し、受信した情報を記憶することにより、その情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などがリーダ・ライタ搭載携帯端末12を用いて読み出せるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施設内に設置され、防災対策に用いられる防災機器および防災に係る情報を管理する防災情報管理システムおよび防災情報管理方法に関し、特に、導入コストが安く、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができる防災機器および防災情報管理システムに関する。
従来、人が多く集まるホテルや地下街などの施設において、火災などの災害が発生したような場合に避難口の位置や避難口までの経路を人に知らせ、人を安全に避難させる誘導灯が広く利用されている。
この誘導灯は、施設内の複数の箇所に設置されているが、たとえば、火災が発生したような場合には、必ずしもあらかじめ決められている避難経路のとおりに避難することが安全であるとは限らない。
すなわち、火災があらかじめ決められている避難経路の近くで発生した場合には、避難経路のとおりに避難することは極めて危険であり、火災の発生箇所に応じて避難経路を変更することが必要となる。
そのため、ホストコンピュータが、火災発生の状況に係る情報を収集し、収集した情報に基づいて最適な避難経路を判定し、その判定結果を施設の各所に配置された表示装置に表示して人に通知する技術が考案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
また、ホストコンピュータで集中的に周囲の状況判定をおこなうのではなく、施設の各地点に設置された装置が自律的に周囲の状況判定をおこない、その判定の結果に基づいて誘導灯などの装置に動作指示を与える技術が考案されている(たとえば、特許文献2を参照)。
特開平6−111172号公報 特開2002−298228号公報
しかしながら、上述した従来技術は、火災が発生した場合に人に避難経路を単に通知するだけであり、さらに詳細な情報を火災現場にいる避難者や消防士などに提供するものではなかった。
すなわち、上述した従来技術は、人の避難誘導に目的が特化されており、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供するものではなく、また、特別な装置を用いるため、システム導入にかかるコストが高くなるという問題があった。
そのため、システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供することができる技術の開発が重要な課題となってきている。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供することができる防災機器、防災情報管理システムおよび防災情報管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、施設内に設置され、防災対策に用いられる防災機器であって、無線通信により送信する防災に係る第1の情報または無線通信により受信した防災に係る第2の情報を記憶するRFIDタグを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、無線通信により送信した前記第1の情報に基づいて状況判定がなされることにより生成された情報を前記第2の情報として無線通信により受信して、受信した情報を記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、周囲状況に係る情報を取得するセンサをさらに備え、前記RFIDタグは、前記センサにより取得された周辺状況に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、各地点に設置された防災機器の位置に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなう通信装置の通信履歴に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、防災機器の維持または管理に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、避難経路に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、災害発生の状況に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなった各通信装置の位置に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、防災に係る情報を管理する防災情報管理システムであって、無線通信により送信する防災に係る情報を記憶するRFIDタグと、前記RFIDタグが取り付けられ、施設内の各箇所に設置された防災機器と、前記RFIDタグに記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取る情報読取手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、周囲状況に係る情報を取得するセンサをさらに備え、前記RFIDタグは、前記センサにより取得された周辺状況に係る情報を防災に係る情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記情報読取手段により読み取られた情報に基づいて状況判定をおこなう状況判定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、無線通信により受信した防災に係る情報をさらに記憶し、前記状況判定手段により判定された結果に基づいて生成された防災に係る情報をRFIDタグに送信することによりRFIDタグに当該情報を記憶させる情報送信手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、防災に係る情報を管理する防災情報管理方法であって、無線通信により送信する情報を記憶するRFIDタグに防災に係る情報を記憶する情報記憶工程と、前記RFIDタグに記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取る情報読取工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記情報記憶工程は、周囲状況に係る情報を取得するセンサにより取得された周辺状況に係る情報をRFIDタグに防災に係る情報として記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記情報読取工程により読み取られた情報に基づいて状況判定をおこなう状況判定工程をさらに含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記RFIDタグは、無線通信により受信した防災に係る情報をさらに記憶するものであり、前記状況判定工程により判定された結果に基づいて生成された防災に係る情報をRFIDタグに送信することによりRFIDタグに当該情報を記憶させる情報送信工程をさらに含んだことを特徴とする。
本発明によれば、施設内に設置され、防災対策に用いられる防災機器が、無線通信により送信する防災に係る第1の情報または無線通信により受信した防災に係る第2の情報を記憶するRFIDタグを備えたこととしたので、RFIDタグにさまざまな情報を記憶させ、その情報を読み出すことにより、システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、無線通信により送信した第1の情報に基づいて状況判定がなされることにより生成された情報を、第2の情報として無線通信により受信して、受信した情報を記憶することとしたので、災害状況の変化に応じてRFIDタグに記憶させる情報を更新することができ、防災に係る最新情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、周囲状況に係る情報を取得するセンサにより取得された周辺状況に係る情報を第1の情報として記憶することとしたので、センサにより取得された情報を他の装置に送信することができ、他の装置はその情報を災害の発生状況の判定に用いることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、各地点に設置された防災機器の位置に係る情報を第1の情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、避難者や消防士などが自分がいる位置を容易に確認することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなう通信装置の通信履歴に係る情報を第1の情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、誰がいつ防災装置付近を通過したかといった情報を消防士などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、防災機器の維持または管理に係る情報を第2の情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、防災機器の管理者が、防災機器の維持または管理を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、避難経路に係る情報を第2の情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、避難経路に係る情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、災害発生の状況に係る情報を第2の情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、火災の発生箇所や火災の消化状況などの災害発生の状況に係る情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなった各通信装置の位置に係る情報を第2の情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、各通信装置を有する所有者の位置の情報を消防士などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、無線通信により送信する情報を記憶するRFIDタグに防災に係る情報を記憶し、RFIDタグに記憶した防災に係る情報を無線通信により読み取ることとしたので、RFIDタグにさまざまな情報を記憶させ、その情報を読み出すことにより、システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、周囲状況に係る情報を取得するセンサにより取得された周辺状況に係る情報をRFIDタグに防災に係る情報として記憶することとしたので、センサにより取得された情報を他の装置に送信することができ、他の装置はその情報を災害の発生状況の判定に用いることができるようになるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグから読み取られた情報に基づいて状況判定をおこなうこととしたので、災害状況の判定を効率的におこなえるシステムを低コストで導入することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、状況判定の結果に基づいて生成された防災に係る情報を、無線通信により受信した防災に係る情報を記憶するRFIDタグに送信することによりRFIDタグに当該情報を記憶させることとしたので、その情報を読み出すことにより、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る防災機器および防災情報管理システムの好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本発明に係る防災情報管理処理の概念について説明する。図1は、本発明に係る防災情報管理処理の概念を示す図である。図1に示すように、この防災情報管理処理では、誘導灯10にRFID(Radio Frequency Identification)タグ11を取り付け、RFIDタグ11に防災に係るさまざまな情報を記憶させる。
ここで、誘導灯10は、ホテルや地下街などの施設内の各箇所に設置され、火災などの災害発生時に人が避難するのを誘導する誘導灯である。また、RFIDタグ11は、データを記憶するメモリと、無線通信をおこなうためのアンテナおよび制御回路とを有する無線IC(Integrated Circuit)タグである。
なお、ここでは、RFIDタグ11を誘導灯10に取り付けることとしているが、これに限定されるものではなく、火災発生の検知に用いられる温度センサや湿度センサ、煙発生検知センサ、消火をおこなうスプリンクラーなどの他の防災機器にRFIDタグ11を取り付けることとしてもよい。
この防災情報管理処理においては、避難者や消防隊員はそれぞれ、リーダ・ライタ搭載携帯端末12を持っている。リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、RFIDタグ11との間で無線通信をおこない、RFIDタグ11にデータを記憶させたり、RFIDタグ11に記憶されたデータを読み取ったりするリーダ・ライタが搭載された携帯端末である。
また、携帯端末とは、無線通信をおこなって情報をサーバ装置13に送信する機能や、他の装置から受信した情報を内蔵ディスプレイに表示する機能を有する携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、無線機、PDA(Personal Digital Assistants)などの装置である。
避難者や消防隊員は、このリーダ・ライタ搭載携帯端末12を用いてRFIDタグ11に記憶された防災に係る情報を読み取り、携帯端末の内蔵ディスプレイに読み取った情報を表示させる。
ここで、防災に係る情報とは、誘導灯10の設置位置情報、温度情報、湿度情報、煙発生情報、防災機器の作動状況の情報、リーダ・ライタ搭載携帯端末12の通信履歴の情報、防災機器の維持・管理情報、避難誘導経路の情報、携帯端末の現在位置の情報などである。
誘導灯10の設置位置情報は、誘導灯10が設置された位置の情報である。温度情報、湿度情報、煙発生情報は、温度センサ、湿度センサ、煙発生検知センサ(図示せず)により検知された温度、湿度、煙発生の有無の情報である。
ここで、温度センサ、湿度センサ、煙発生検知センサは、無線電波により情報を送信する機能を有し、情報をRFIDタグ11に送信することによりRFIDタグ11に各情報を記憶させる。
防災機器の作動状況の情報は、誘導灯10やセンサが作動しているか否かを示す情報である。リーダ・ライタ搭載携帯端末12の通信履歴の情報は、RFIDタグ11とリーダ・ライタ搭載携帯端末12との間の通信履歴の情報である。この情報は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12により書き込まれるものである。
具体的には、リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、RFIDタグ11との間で通信をおこなった時刻の情報と、リーダ・ライタ搭載携帯端末12の所有者を識別する識別情報とをRFIDタグ11に記憶させる。
消防隊員は、火災などが発生した場合に、この情報をRFIDタグ11からリーダ・ライタ搭載携帯端末12を用いて読み取ることにより、いつ誰が誘導灯10付近を通過したかを把握することができる。
防災機器の維持・管理情報は、誘導灯10やセンサの製造年月日、誘導灯10やセンサに発生した故障や破損の情報、誘導灯10やセンサに対しておこなった修理の情報などを記憶したものである。
メインテナンス時には、防災機器の維持・管理情報が防災機器の管理者などによりリーダ・ライタ搭載携帯端末12を用いて読み取られ、その情報が参照される。
避難誘導経路の情報は、火災発生時における避難経路を示す情報である。具体的には、避難すべき方向、避難口までの距離などの情報を記憶したものである。避難者は、この情報をリーダ・ライタ搭載携帯端末12で読み取ることにより、避難経路を容易に把握することができる。
携帯端末の現在位置の情報は、RFIDタグ11と通信をおこなった各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の現在位置の情報である。この情報は、前述の誘導灯10の設置位置情報とリーダ・ライタ搭載携帯端末12の通信履歴の情報とを基にして得られる情報である。
具体的には、各RFIDタグ11に記憶された各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の通信履歴の情報から、各リーダ・ライタ搭載携帯端末12が最後に通信をおこなったRFIDタグ11がどれであるかを調べる。
そして、そのRFIDタグ11が取り付けられている位置を誘導灯10の設置位置情報に基づいて調べることにより、各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の所有者の現在位置が判定される。
また、図1に示すサーバ装置13は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12がRFIDタグ11から読み取った情報をリーダ・ライタ搭載携帯端末12から取得し、取得した情報の管理や誘導灯10が設置されている施設の監視、取得した情報の分析などをおこなう装置である。
このサーバ装置13は、情報を分析した後、分析結果をリーダ・ライタ搭載携帯端末12に送信する。そして、分析結果を受信したリーダ・ライタ搭載携帯端末12は、その分析結果を内蔵ディスプレイに表示して、避難者や消防隊員に通知する。
さらに、リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、分析結果をRFIDタグ11に送信し、RFIDタグ11に記憶させる。これにより、分析結果を受信した避難者あるいは消防隊員以外の人も、分析結果をRFIDタグ11からリーダ・ライタ搭載携帯端末12で読み取ることができるようになる。
また、図2は、火災発生時におこなわれる防災情報管理処理について説明する図である。図2に示すように、誘導灯10aの付近で火災が発生した場合、前述の温度センサ、湿度センサ、煙発生検知センサが、誘導灯10aに取り付けられたRFIDタグ11aに温度情報、湿度情報および煙検知情報を記憶させる。
そして、誘導灯10aの付近にいる避難者あるいは消防隊員が所持するリーダ・ライタ搭載携帯端末12aにより、RFIDタグ11aに記憶されている誘導灯10の設置位置情報や温度情報、湿度情報、煙検知情報、リーダ・ライタ搭載携帯端末12の通信履歴の情報などが読み出され、サーバ装置13にそれらの情報が送信される。
ここで、RFIDタグ11aは、記憶している情報を定期的に送信するアクティブ型のRFIDタグであってもよいし、RFIDタグ11aは、リーダ・ライタ搭載携帯端末12aから定期的に発信される情報送信要求に応じて情報を送信するパッシブ型のRFIDタグでもよい。
アクティブ型のRFIDタグの場合は、無線通信をおこなうために電力を消費するが、RFIDタグ11a〜11cを、火災などの非常時であっても停電しない電源とを有する誘導灯10a〜10cに取り付けることにより、非常時でも安定的に稼動させることができる。
また、アクティブ型、パッシブ型にかかわらず、強固な筐体を有する誘導灯10a〜10cの内側などにRFIDタグ11a〜11cを取り付けることにより、RFIDタグ11a〜11cが損傷するのを防止することができる。
一方、サーバ装置13は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12aから誘導灯10の設置位置情報や温度情報、湿度情報、煙検知情報を取得すると、取得した情報を基にして火災の発生箇所を判定する。そして、サーバ装置13は、消防隊員が有するリーダ・ライタ搭載携帯端末12aには、火災の発生箇所までの経路の情報を送信する。
この情報を受信したリーダ・ライタ搭載携帯端末12aは、内蔵ディスプレイに火災の発生箇所までの経路の情報を表示し、また、他の誘導灯10bに取り付けられているRFIDタグ11bに火災の発生箇所の情報を記憶させる。
また、サーバ装置13は、火災の発生箇所を判定した後、あらかじめ設定してある避難経路が火災の発生箇所の近くを通っている場合には、別の避難経路を設定し、避難者が有するリーダ・ライタ搭載携帯端末12bに避難経路の情報(たとえば、「誘導灯10c方向へ避難せよ。」など)を送信する。
この情報を受信したリーダ・ライタ搭載携帯端末12bは、ディスプレイに避難経路を表示し、また、他の誘導灯10b,10cに取り付けられているRFIDタグ11b,11cに避難経路の情報を記憶させる。
また、サーバ装置13は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12aから取得した温度情報、湿度情報、煙検知情報を基にして火災の消化状況を判定する。そして、サーバ装置13は、避難者や消防隊員が有するリーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bに火災の消化状況の情報を送信する。
さらに、サーバ装置13は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12aにより受信した情報を基にして、RFIDタグ11と通信をおこなった各リーダ・ライタ搭載携帯端末12aの所有者の現在位置を判定する。
具体的には、サーバ装置13は、各RFIDタグ11a〜11cに記憶されたリーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bの通信履歴の情報から、各リーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bが最後に通信をおこなったRFIDタグ11a〜11cがどれであるかを調べる。
そして、サーバ装置13は、そのRFIDタグ11a〜11cが取り付けられている位置を誘導灯10a〜10cの設置位置情報を基にして調べることにより、各リーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bの所有者の現在位置を判定し、各リーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bの所有者の現在位置の情報を各リーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bに送信する。
この情報を受信したリーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bは、ディスプレイに各リーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bの所有者の現在位置を表示し、また、誘導灯10a〜10cに取り付けられているRFIDタグ11a〜11cに各リーダ・ライタ搭載携帯端末12a,12bの所有者の現在位置の情報を記憶させる。
また、火災が発生した場合には、サーバ装置13は、ネットワークを介して接続された消防署の火災監視装置(図示せず)などに火災の発生情報を送信することとしてもよい。さらに、この火災監視装置が、消防車などに火災の発生情報を通知し、消防車を火災現場に急行させることとしてもよい。
さらに、サーバ装置13は、ネットワークを介して接続された防火扉の制御システム(図示せず)に火災の発生情報を送信し、防火扉を作動させて火災の延焼を防ぐこととしてもよい。
このように、本防災情報管理処理では、コストが安いRFIDタグ11に防災に係るさまざまな情報を記憶し、その情報を避難者や消防隊員、防災機器の管理者にリーダ・ライタ搭載携帯端末12で読み取らせることとしているので、システムの導入コストが安くなり、また、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供することができるようになる。
つぎに、本実施例に係る防災情報管理システムの構成について説明する。図3は、本実施例に係る防災情報管理システムの構成について説明する図である。
図3に示すように、この防災情報管理システムは、誘導灯10、RFIDタグ11、リーダ・ライタ搭載携帯端末12、サーバ装置13、センサ14、クライアント装置15、消防署火災監視装置16、消防車無線装置17からなる。
誘導灯10およびRFIDタグ11は、図1で説明したような誘導灯およびRFIDタグである。また、センサ14は、温度、湿度、煙発生の有無などを検知する温度センサ、湿度センサ、煙発生検知センサなどのセンサであり、誘導灯14に取り付けられているものである。
この誘導灯10およびセンサ14は、誘導灯10およびセンサ14が作動しているか否かを示すデータを無線通信によりRFIDタグ10に送信し、RFIDタグ10に記憶させる装置(図示せず)を備えている。
RFIDタグ11は、通信部110、記憶部111および制御部112を有する。通信部110は、誘導灯10やセンサ14、リーダ・ライタ搭載携帯端末12との間で無線通信をおこなう。記憶部111は、誘導灯10やセンサ14、リーダ・ライタ搭載携帯端末12から受信したデータを記憶するメモリなどの記憶デバイスである。
この記憶部111は、IDデータ111a、誘導灯位置データ111b、センサ取得データ111c、防災機器作動状況データ111d、携帯端末通信履歴データ111e、防災機器維持管理データ111f、避難経路データ111g、災害状況データ111hおよび携帯端末現在位置データ111iを記憶している。
IDデータ111aは、RFIDタグ11を識別する識別情報である。誘導灯位置データ111bは、RFIDタグ11が取り付けられている誘導灯10の位置座標のデータである。
センサ取得データ111cは、センサ14により取得された温度データや湿度データ、煙の発生を検知したか否かを示すデータなどである。防災機器作動状況データ111dは、センサ14や誘導灯10が作動しているか否かを示すデータである。このデータは、RFIDタグ11が誘導灯10やセンサ14と通信をおこなうことにより取得する。
携帯端末通信履歴データ111eは、RFIDタグ11がリーダ・ライタ搭載携帯端末12との間で通信をおこなった場合に、リーダ・ライタ搭載携帯端末12から送信されたリーダ・ライタ搭載携帯端末12の所有者を識別する識別情報を通信時刻と対応付けて記憶したデータである。
火災発生時には、この携帯端末通信履歴データ111eを、消防隊員が有するリーダ・ライタ搭載携帯端末12を用いて読み出すことにより、避難者がいつ誘導灯10の付近を通過したかを把握することができるようになる。
防災機器維持管理データ111fは、誘導灯10やセンサ14の製造年月日のデータ、過去に発生した故障や破損状況のデータ、修理をおこなった際の修理内容などのデータを記憶したものである。この防災機器維持管理データ111fは、誘導灯10やセンサ14のメインテナンス時に、リーダ・ライタ搭載携帯端末12により適宜更新される。
避難経路データ111gは、火災発生時の避難経路を記憶したデータである。具体的には、誘導灯10のある位置からの避難すべき方向などの情報が記憶されている。この避難経路のデータは、施設が改築された場合や火災発生時の火災の発生箇所に応じて、リーダ・ライタ搭載携帯端末12により適宜更新される。
災害状況データ111hは、火災発生時の火災の発生場所や火災の消化状況など、火災の状況に係るデータであり、サーバ装置13による火災の状況判定の結果をリーダ・ライタ搭載携帯端末12を介して受信し、記憶したものである。
携帯端末現在位置データ111iは、RFIDタグ11と通信をおこなった各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の現在位置の情報であり、サーバ装置13による現在位置の判定の結果をリーダ・ライタ搭載携帯端末12を介して受信し、記憶したものである。
制御部112は、RFIDタグ11を全体制御する制御部であり、機能部間のデータの授受などを司る。
リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、図1で説明したように、リーダ・ライタを搭載した携帯端末である。このリーダ・ライタ搭載携帯端末12には、所有者を識別する識別情報が記憶されており、RFIDタグ11あるいはサーバ装置13に適宜送信される。
サーバ装置13は、図1で説明したようなサーバ装置であり、施設の複数の地点に設置された誘導灯10のRFIDタグ11から、IDデータ111a、誘導灯位置データ111b、センサ取得データ111c、防災機器作動状況データ111d、携帯端末通信履歴データ111e、防災機器維持管理データ111fなどを取得し、取得したデータの管理や誘導灯10が設置された施設の監視、および、取得した情報の分析をおこなう。
このサーバ装置13は、通信部130、入力部131、表示部132、記憶部133、状況判定部134および制御部135を有する。
通信部130は、ネットワーク18を介して、後に説明するクライアント装置15や消防署火災監視装置16との間で通信をおこなう。入力部131は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。表示部132は、ディスプレイなどの表示デバイスである。
記憶部133は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部133は、IDデータ133a、誘導灯位置データ133b、センサ取得データ133c、防災機器作動状況データ133d、携帯端末通信履歴データ133e、防災機器維持管理データ133f、避難経路データ133g、災害状況データ133hおよび携帯端末現在位置データ133iを記憶している。
IDデータ133aは、各誘導灯10に取り付けられたRFIDタグ11の識別情報を記憶したデータである。誘導灯位置データ133bは、RFIDタグ11の識別情報とRFIDタグが取り付けられている誘導灯10の位置座標とを対応付けて記憶したデータである。
センサ取得データ133cは、各RFIDタグ11の識別情報と、センサ14により各RFIDタグ11に記憶された温度データや湿度データ、煙の発生を検知したか否かを示すデータとを対応付けて記憶したデータである。
防災機器作動状況データ133dは、各RFIDタグ11の識別情報と、各RFIDタグ11に記憶され、誘導灯10やセンサ14が作動しているか否かを示すデータとを対応付けて記憶したデータである。
携帯端末通信履歴データ133eは、RFIDタグ11がリーダ・ライタ搭載携帯端末12との間で通信をおこなった場合の、RFIDタグ11の識別情報、リーダ・ライタ搭載携帯端末12の識別情報、通信時刻を対応付けて記憶したデータである。
防災機器維持管理データ133fは、RFIDタグ11の識別情報、誘導灯10やセンサ14の製造年月日、誘導灯10やセンサ14に過去に発生した故障や破損状況のデータ、修理をおこなった際の修理内容などのデータを対応付けて記憶したデータである。
この避難経路データ133gは、誘導灯10やセンサ14のメインテナンス時に適宜更新され、リーダ・ライタ搭載携帯端末12を介してRFIDタグ12に送信されることによりRFIDタグ12に記憶される。
避難経路データ133gは、各RFIDタグ11の識別情報と、各RFIDタグ11が取り付けられた誘導灯10の位置における災害時の避難方向のデータとを対応付けて記憶したデータである。
この避難経路データ133gは、施設が改築された場合や火災発生時の火災の発生箇所に応じて適宜更新され、リーダ・ライタ搭載携帯端末12を介してRFIDタグ12に送信されることによりRFIDタグ12に記憶される。
災害状況データ133hは、火災発生時の火災の発生場所や火災の消化状況など、火災の状況を判定した結果を記憶したデータである。
携帯端末現在位置データ133iは、各RFIDタグ11と通信をおこなったリーダ・ライタ搭載携帯端末12の現在位置を判定した結果を記憶したデータである。
状況判定部134は、各RFIDタグ11から取得した情報に基づいて、火災発生時の火災の発生場所や火災の消化状況、最適な避難経路、RFIDタグ11と通信をおこなった各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の現在位置などの判定をおこない、判定結果を消防署火災監視装置16やリーダ・ライタ搭載携帯端末12に出力する判定部である。
クライアント装置15は、誘導灯10が設置されている施設に備えられた装置であり、無線通信によりリーダ・ライタ搭載携帯端末12との間で無線通信をおこない、また、ネットワーク15を介してサーバ装置13との間で有線通信をおこなう。
これにより、クライアント装置15は、避難者あるいは消防隊員などが所有するリーダ・ライタ搭載携帯端末12とサーバ装置13との間の通信を中継する。
消防署火災監視装置16は、消防署に設置され、火災発生の通報をサーバ装置13から受け付ける装置である。この消防署火災監視装置16は、火災発生の通報を受け付けた場合に、消防車無線装置17に無線で火災発生情報を通報する。消防車無線装置17は、消防車に搭載された無線通信装置である。
つぎに、本実施例に係る防災情報管理処理の処理手順について説明する。図4は、本実施例に係る防災情報管理処理の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、RFIDタグ11の通信部110は、記憶部111に記憶された防災に係る情報を、リーダ・ライタ搭載携帯端末12に送信する(ステップS101)。
ここで、防災に係る情報とは、図3に示したIDデータ111a、誘導灯位置データ111b、センサ取得データ111c、防災機器作動状況データ111d、携帯端末通信履歴データ111e、あるいは、防災機器維持管理データ111fなどの情報である。
そして、リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、その防災に係る情報を受信し(ステップS102)、受信した情報をディスプレイに表示する(ステップS103)。その後、リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、防災に係る情報をサーバ装置に送信する(ステップS104)。
続いて、サーバ装置13の通信部130は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12により送信された防災に係る情報を受信する(ステップS105)。
そして、サーバ装置13の記憶部133は、防災に係る情報を記憶して管理するとともに、状況判定部134は、防災に係る情報に基づいて火災発生時の火災の発生場所や火災の消化状況、最適な避難経路、RFIDタグ11と通信をおこなった各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の現在位置などの状況の監視・分析をおこなう(ステップS106)。
その後、サーバ装置13の通信部130は、分析結果をリーダ・ライタ搭載携帯端末12に送信し(ステップS107)、サーバ装置13の処理を終了する。
一方、リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、サーバ装置13により送信された分析結果を受信し(ステップS108)、ディスプレイにその分析結果を表示する(ステップS109)。
そして、リーダ・ライタ搭載携帯端末12は、分析結果をRFIDタグ11に送信し(ステップS110)、このリーダ・ライタ搭載携帯端末12の処理を終了する。
その後、RFIDタグ11の通信部110は、リーダ・ライタ搭載携帯端末12により送信された分析結果の情報を受信し(ステップS111)、RFIDタグ11の記憶部111は、分析結果を避難経路データ111g、災害状況データ111hあるいは携帯端末現在位置データ111iとして記憶して(ステップS112)、RFIDタグ11の処理を終了する。
なお、ここでは、リーダ・ライタ搭載携帯端末12を用いてRFIDタグ11にデータを書き込み、また、RFIDタグ11からデータを読み込むこととしているが、誘導灯10の近辺に固定的に設置されているリーダ・ライタ搭載通信端末を用いてデータの書き込み、または、読み込みをおこなうこととしてもよい。
図5は、誘導灯10の近辺にリーダ・ライタ搭載固定端末20が設置された場合の防災情報管理処理について説明する図である。ここでは、RFIDタグ11に図3で説明した防災機器維持管理データ111fを書き込む場合について説明する。
図5に示すように、この防災情報管理処理では、リーダ・ライタ搭載携帯端末12が誘導灯10に取り付けられたRFIDタグ11に、防災機器維持管理データ111fを書き込む代わりに、リーダ・ライタ搭載固定端末20が防災機器維持管理データ111fをRFIDタグ11に書き込む。
ここで、リーダ・ライタ搭載固定端末20は、RFIDタグ11との間で無線通信をおこない、RFIDタグ11にデータを記憶させたり、RFIDタグ11に記憶されたデータを読み取ったりするリーダ・ライタが搭載され、誘導灯10の近辺に固定的に設置された通信端末である。
このリーダ・ライタ搭載固定端末20は、無線通信をおこなうことにより、クライアント装置15を介してサーバ装置13と通信をおこなう。そして、サーバ装置13が管理している防災機器維持管理データ133fを取得して、防災機器維持管理データ133fをRFIDタグ11に書き込む。
このように、誘導灯10の近辺に固定的に設置されたリーダ・ライタ搭載固定端末20を用いてRFIDタグ11にデータを書き込むことにより、誘導灯10の近辺にリーダ・ライタ搭載携帯端末12を携帯する人がいない場合でも、RFIDタグ11にリアルタイムでデータを書き込むことができる。
上述してきたように、本実施例では、施設内の各箇所に設置された誘導灯10が、無線通信により送信する防災に係る情報または無線通信により受信した防災に係る情報を記憶するRFIDタグ11を備えたこととしたので、RFIDタグ11にさまざまな情報を記憶させ、その情報を読み出すことにより、システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士、防災機器の管理者などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、無線通信により送信した防災に係る情報に基づいて、サーバ装置13により状況判定がなされることにより生成された情報を、防災に係る情報として無線通信により受信して、受信した情報を記憶することとしたので、火災の状況の変化に応じてRFIDタグ11に記憶させる情報を更新することができ、防災に係る最新情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、周囲状況に係る情報を取得するセンサ14により取得された周辺状況に係る情報を防災に係る情報として記憶することとしたので、センサ14により取得された防災に係る情報をサーバ装置13に送信することができ、サーバ装置13はその情報を災害の発生状況の判定に用いることができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、誘導灯位置データ111bを防災に係る情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、避難者や消防士などが自分がいる位置を容易に確認することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、RFIDタグ11との間で通信をおこなう携帯端末通信履歴データ111eを防災に係る情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、誰がいつ誘導灯10付近を通過したかといった情報を消防士などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、防災機器維持管理データ111fを防災に係る情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、防災機器の管理者は、誘導灯10またはセンサ14の維持または管理を効率的におこなうことができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、避難経路データ111gを防災に係る情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、避難経路に係る情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、災害状況データ111hを防災に係る情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、火災の発生箇所や火災の消化状況などの災害発生の状況に係る情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11は、RFIDタグ11との間で通信をおこなった各リーダ・ライタ搭載携帯端末12の位置に係る情報を防災に係る情報として記憶することとしたので、その情報を読み出すことにより、各リーダ・ライタ搭載携帯端末12を有する所有者の位置の情報を消防士などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ11が、無線通信により送信された防災に係る情報を記憶し、リーダ・ライタ搭載携帯端末12が、RFIDタグ11に記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取ることとしたので、RFIDタグ11にさまざまな情報を記憶させ、その情報を読み出すことにより、導入コストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができる。
また、本実施例では、サーバ装置13が、RFIDタグ11から読み取られた情報に基づいて状況判定をおこなうこととしたので、災害状況の判定を効率的におこなえるシステムを低コストで導入することができる。
また、本実施例では、サーバ装置13が、状況判定の結果に基づいて生成された防災に係る情報を、無線通信により受信した情報を記憶するRFIDタグ11に送信することによりRFIDタグ11に防災に係る情報を記憶させることとしたので、その情報を読み出すことにより、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士などに効率的に提供することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。
すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)施設内に設置され、防災対策に用いられる防災機器であって、
無線通信により送信する防災に係る第1の情報または無線通信により受信した防災に係る第2の情報を記憶するRFIDタグ
を備えたことを特徴とする防災機器。
(付記2)前記RFIDタグは、無線通信により送信した前記第1の情報に基づいて状況判定がなされることにより生成された情報を前記第2の情報として無線通信により受信して、受信した情報を記憶することを特徴とする付記1に記載の防災機器。
(付記3)周囲状況に係る情報を取得するセンサをさらに備え、前記RFIDタグは、前記センサにより取得された周辺状況に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とすることを特徴とする付記1または2に記載の防災機器。
(付記4)前記RFIDタグは、各地点に設置された防災機器の位置に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とする付記1、2または3に記載の防災機器。
(付記5)前記RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなう通信装置の通信履歴に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の防災機器。
(付記6)前記RFIDタグは、防災機器の維持または管理に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする付記1〜5のいずれか1つに記載の防災機器。
(付記7)前記RFIDタグは、避難経路に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする付記1〜6のいずれか1つに記載の防災機器。
(付記8)前記RFIDタグは、災害発生の状況に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする付記1〜7のいずれか1つに記載の防災機器。
(付記9)前記RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなった各通信装置の位置に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載の防災機器。
(付記10)防災に係る情報を管理する防災情報管理システムであって、
無線通信により送信する防災に係る情報を記憶するRFIDタグと、
前記RFIDタグが取り付けられ、施設内の各箇所に設置された防災機器と、
前記RFIDタグに記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取る情報読取手段と、
を備えたことを特徴とする防災情報管理システム。
(付記11)周囲状況に係る情報を取得するセンサをさらに備え、前記RFIDタグは、前記センサにより取得された周辺状況に係る情報を防災に係る情報として記憶することを特徴とすることを特徴とする付記10に記載の防災情報管理システム。
(付記12)前記情報読取手段により読み取られた情報に基づいて状況判定をおこなう状況判定手段をさらに備えたことを特徴とする付記10または11に記載の防災情報管理システム。
(付記13)前記RFIDタグは、無線通信により受信した防災に係る情報をさらに記憶し、前記状況判定手段により判定された結果に基づいて生成された防災に係る情報をRFIDタグに送信することによりRFIDタグに当該情報を記憶させる情報送信手段をさらに備えたことを特徴とする付記12に記載の防災情報管理システム。
(付記14)防災に係る情報を管理する防災情報管理方法であって、
無線通信により送信する情報を記憶するRFIDタグに防災に係る情報を記憶する情報記憶工程と、
前記RFIDタグに記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取る情報読取工程と、
を含んだことを特徴とする防災情報管理方法。
(付記15)前記情報記憶工程は、周囲状況に係る情報を取得するセンサにより取得された周辺状況に係る情報をRFIDタグに防災に係る情報として記憶することを特徴とする付記14に記載の防災情報管理方法。
(付記16)前記情報読取工程により読み取られた情報に基づいて状況判定をおこなう状況判定工程をさらに含んだことを特徴とする付記14または15に記載の防災情報管理方法。
(付記17)前記RFIDタグは、無線通信により受信した防災に係る情報をさらに記憶するものであり、前記状況判定工程により判定された結果に基づいて生成された防災に係る情報をRFIDタグに送信することによりRFIDタグに当該情報を記憶させる情報送信工程をさらに含んだことを特徴とする付記16に記載の防災情報管理方法。
以上のように、本発明に係る防災機器および防災情報管理システムは、システム導入のコストを安くし、防災に係るさまざまな情報を避難者や消防士などに効率的に提供することが必要な防災システムに有用である。
本発明に係る防災情報管理処理の概念を示す図である。 火災発生時におこなわれる防災情報管理処理について説明する図である。 本実施例に係る防災情報管理システムの構成について説明する図である。 本実施例に係る防災情報管理処理の処理手順を示すフローチャートである。 誘導灯10の近辺にリーダ・ライタ搭載固定端末20が設置された場合の防災情報管理処理について説明する図である。
符号の説明
10,10a〜10c 誘導灯
11,11a〜11c RFIDタグ
110 通信部
111 記憶部
111a IDデータ
111b 誘導灯位置データ
111c センサ取得データ
111d 防災機器作動状況データ
111e 携帯端末通信履歴データ
111f 防災機器維持管理データ
111g 避難経路データ
111h 災害状況データ
111i 携帯端末現在位置データ
112 制御部
12,12a,12b リーダ・ライタ搭載携帯端末
13 サーバ装置
130 通信部
131 入力部
132 表示部
133 記憶部
133a IDデータ
133b 誘導灯位置データ
133c センサ取得データ
133d 防災機器作動状況データ
133e 携帯端末通信履歴データ
133f 防災機器維持管理データ
133g 避難経路データ
133h 災害状況データ
133i 携帯端末現在位置データ
134 状況判定部
135 制御部
14 センサ
15 クライアント装置
16 消防署火災監視装置
17 消防車無線装置
18 ネットワーク
20 リーダ・ライタ搭載固定端末

Claims (10)

  1. 施設内に設置され、防災対策に用いられる防災機器であって、
    無線通信により送信する防災に係る第1の情報または無線通信により受信した防災に係る第2の情報を記憶するRFIDタグ
    を備えたことを特徴とする防災機器。
  2. 前記RFIDタグは、無線通信により送信した前記第1の情報に基づいて状況判定がなされることにより生成された情報を前記第2の情報として無線通信により受信して、受信した情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の防災機器。
  3. 周囲状況に係る情報を取得するセンサをさらに備え、前記RFIDタグは、前記センサにより取得された周辺状況に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載の防災機器。
  4. 前記RFIDタグは、各地点に設置された防災機器の位置に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とする請求項1、2または3に記載の防災機器。
  5. 前記RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなう通信装置の通信履歴に係る情報を前記第1の情報として記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の防災機器。
  6. 前記RFIDタグは、防災機器の維持または管理に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の防災機器。
  7. 前記RFIDタグは、避難経路に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の防災機器。
  8. 前記RFIDタグは、災害発生の状況に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の防災機器。
  9. 前記RFIDタグは、RFIDタグとの間で通信をおこなった各通信装置の位置に係る情報を前記第2の情報として記憶することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の防災機器。
  10. 防災に係る情報を管理する防災情報管理システムであって、
    無線通信により送信する防災に係る情報を記憶するRFIDタグと、
    前記RFIDタグが取り付けられ、施設内の各箇所に設置された防災機器と、
    前記RFIDタグに記憶された防災に係る情報を無線通信により読み取る情報読取手段と、
    を備えたことを特徴とする防災情報管理システム。
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