JP2006293597A - 車載用無線通信装置および車載用無線通信用プログラム - Google Patents

車載用無線通信装置および車載用無線通信用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ETC処理装置4とETC車載器1とが通信を行うシステムにおいて、ICカード情報の読み取りの未完の原因となるETC車載器1の状態およびそのときに実行していたアプリケーションの情報を、ETC処理装置4が知ることができるようにする。
【解決手段】ETC車載器1とETC処理装置4との無線通信において、ETC車載器1が、ICカードの情報の送信時に、その送信のためのICカード情報の読み取りが完了していないとき(ステップ230)、その無線通信において実現すべき機能種別としてETCを示すデータ、および、ICカード読み取りの未完の原因となる自装置の状態の検出データを、通信開始時のVST情報中の1つのApplicationList型データに含めて、ETC処理装置4に送信する(ステップ250、260)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車載用無線通信装置に関する。
従来、DSRC(Dedicated Short Range Communications)の規格に則った通信を用いて、有料道路の入口ゲート、出口ゲートなどにあるETC処理装置と通信し、この入口ゲート、出口ゲートをノンストップで通過しながら入場、退場、料金支払いを行うETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。このETCのために車両に搭載されるETC車載器には、ETCカードと呼ばれるICカードを挿入することができるようになっている。そして、ETC車載器がETC処理装置と通信を行うときには、ETC車載器に挿入されたICカード内に記録されている情報(以下、カード情報という)がETC処理装置に送信され、この通信によってやりとりされた結果のデータが、挿入されたICカードに書き込まれるようになっている。
カード情報は、より具体的には、ETC車載器とETC処理装置との通信開始時に、VST情報としてETC車載器から送信される。しかし、このカード情報の送信が必ず成功するとは限らない。例えば、通信開始時に、ETC車載器がICカードからカード情報を読み出している最中である場合、ETC車載器にICカードが挿入されていない場合、ETC車載器に別の種類のカードが挿入されている場合等には、VST情報を送信するタイミングにおいても、カード情報の読み取りを完了することができなくなり、その結果カード情報の送信に失敗してしまう。
図8に、通信開始時にETC車載器が送信用のVST情報を作成する手順をフローチャートで示す。この図に示す通り、ETC車載器は、VST情報の作成時に、自装置の状態を特定し(ステップ310)、その状態がカード情報読み取り完了となっているか否かを判定し(ステップ320)、読み取り完了となっていれば、そのカード情報をVST情報中のparameter情報(以下VSTパラメータと記す)に含める(ステップ330)。また、読み取り完了となっていなければ、VSTパラメータの内容を空のままとする(ステップ340)。
このように、従来のETC車載器は、ETC処理装置との通信開始時に、カード情報の読み取りが完了していれば、そのカード情報を含めたVST情報を送信し、完了していなければ、そのカード情報を含まないVST情報を送信する。
このようなVST情報を受信する側のETC処理装置は、受信したVST情報にカード情報が含まれていることで、送信元のETC車載器においてETCの通信準備ができていることを確認することができる。
特開2000−132717号公報
しかし、ETC処理装置が受信したVST情報にカード情報が含まれていない場合は、どのようなETC車載器の状態が原因となってVST情報にカード情報が含まれなかったのかを知ることができない。DSRCの規定では、VST情報は、Obestatusと呼ばれる、車載器状態を格納するためのデータ領域を有しているので、このデータ領域にカード情報読み取り未完了の原因となる車載器状態を含めることも考えられる。しかし、Obestatusに、規格の意図の通り単に車載器情報を格納するだけでは、どのようなアプリケーションの実行中にそのような車載器状態となったのかを、ETC処理装置側は知ることできない。
このような問題は、ETC車載器に限るものではない。すなわち、路上機と車載用無線通信装置とが無線通信するシステムにおいて、車載用無線通信装置から路上機に情報が適切に送信できなかった等の不全がある場合に、路上機側で、車載用無線通信装置のどのような機能の実行中のどのような状態が原因となって、その不全が発生しているのかを、路上機側が知りたいという要請が一般的にある。
本発明は上記点に鑑み、路上機と車載用無線通信装置とが通信を行うシステムにおいて、車載用無線通信装置の機能の不全があった場合、その不全があったときに実現しようとしていた機能、およびその不全の原因となる当該装置の状態を、路上機が知ることができるようにすることを目的とする。
以上のような目的を達成するための本発明の特徴は、路上機と無線通信を行うための無線通信回路を備えると共に自装置の機能の不全の原因となる自装置の状態を検出する車載用無線通信装置が、路上機との無線通信において、その無線通信において実現すべき機能種別のデータ、および、その無線通信において実現すべき機能の不全の原因となる自装置の状態の検出データを、無線通信回路に送信させることである。このような機能種別のデータおよび自装置の状態のデータを車載用無線通信装置が送信することで、路上機側は、車載用無線通信装置との無線通信の不全があったときに、どの機能の実現において不全があり、その不全となる車載用無線通信装置の状態が何であるかを知ることができる。そして路上機は、その機能や不全の原因に基づいた作動を行うことが可能となる。
ここで、機能種別としては、例えば、ETC処理、データダウンロード処理、駐車場入退場処理が考えられる。
また、車載用無線通信装置は、機能種別のデータおよび前記自装置の状態のデータの送信制御を、路上機との無線通信の開始時に行うようになっていてもよい。このようにすることで、路上機はいち早く車載用無線通信装置の状態を知ることができる。
また、車載用無線通信装置と路上機との無線通信がDSRCに従ったものである場合には、機能種別のデータおよび自装置の状態の検出データの組を、VST情報中の1つのApplicationList型データに含めるようになっていてもよい。ApplicationList型データは、比較的多くのデータを格納することができるようになっているので、このような、詳細な機能種別のデータおよび自装置の状態のデータを送信する用途に適している。なお、VST情報およびApplicationList型データは、DSRCの規格において定義されている。
また、車載用無線通信装置と路上機との無線通信がETCのための通信を行うことができ、車載用無線通信装置が、接続された外部記憶媒体に記録された情報を読み取る機能を備え、その外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を検出することができるようになっている場合は、車載用無線通信装置は、路上機とのETCのための無線通信において、機能種別としてETCを示すデータ、および、外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示す検出データを、無線通信回路に送信させるようになっていてもよい。
また、車載用無線通信装置と路上機との無線通信がDSRCに従ったものであり、車載用無線通信装置が、接続された外部記憶媒体に記録された情報を読み取って暗号化する機能を備え、その外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を検出することができるようになっており、路上機との無線通信の開始時において、外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了できていることに基づいて、この送信用の暗号化されたデータを、ApplicationList型データに含まれるparameter情報として送信するようになっている場合を考える。
このような場合、車載用無線通信装置は、路上機との無線通信の開始時において、外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了できていないことに基づいて、その読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータを、ApplicationList型データに含まれるparameter情報とし、機能種別のデータを、前記ApplicationList型データに含まれるaid情報としてもよい。このようにすることで、parameter情報を有効に活用することができる。ただし、外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了できている場合は、parameter情報には暗号化されたデータが入っているので、路上機側でparameter情報に暗号化されたデータが入っているのか車載用無線通信装置の状態のデータが入っているのかを明確に区別できるようにするための一つの方法として、外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了できていないことに基づいて、parameter情報には外部記憶媒体の情報が入っていない旨を示すデータを、ApplicationList型データに含まれるeid情報に含めるようになっていてもよい。
なお、parameter情報、aid情報、eid情報は、DSRCの規格において定義されている。
また、車載用無線通信装置が、接続された外部記憶媒体に記録された情報を読み取る機能を備え、自装置が外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因が、現在外部記憶媒体から送信用データを読み取り中であること、および、送信用データの読み取り完了に要する時間を検出するようになっている場合、この車載用無線通信装置は、自装置の状態のデータとして、現在外部記憶媒体から送信用データを読み取り中であることを示すデータ、および、送信用データの読み取り完了に要する時間を示す検出データを、無線通信回路に送信させるようになっていてもよい。このようになっていることで、この情報を受信した路上機側では、その読み取りに要する時間に基づいた時間だけ待機した後に、再度車載用無線通信装置との通信を試みるようにする等の対応をすることもできるようになる。
なお、送信用データの読み取り完了に要する時間としては、例えば、現在から送信用データの読み取りが完了するまでの時間、送信用データの読み取り開始から完了までの全体にかかる時間等がある。
また、上記のような本発明の特徴は、自装置の機能の不全の原因となる自装置の状態を検出する状態検出機能、ならびに、無線通信回路を用いた路上機との無線通信において、その無線通信において実現すべき機能種別のデータ、および、当該状態検出機能が検出した、その無線通信において実現すべき機能の不全の原因となる自装置の状態のデータを、当該無線通信回路に送信させる送信制御機能を、コンピュータに実現させる車載用無線通信用プログラムとしても捉えることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るETC車載器1を搭載した車両2が、ETCのシステムを備えた有料道路の入口料金所のゲートに進入する状態の側面図を示す。料金所は、路上アンテナ3、ETC処理装置4、車両検知器5、発信制御機6、表示器7、不正防止カメラ8を備えている。車両検知器5は、例えば赤外線センサ等から成り、車両の接近を検知すると、その旨の信号をETC処理装置4に出力する。
発信制御機6は、ETC処理装置4から入力された制御信号に基づいて、傾きの変化によって車両の通路の通行を遮り、あるいは開放するバーの挙動を制御する。
表示器7は、ETC処理装置4からの映像信号の入力に基づいて文字やグラフィック等を表示するディスプレイ、およびETC処理装置4からの音声信号の入力に基づいて音声を出力するスピーカから成る。
不正防止カメラ8は、不正にゲートを通過するものの監視のため、ゲートに進入する車両2の映像の信号をETC処理装置4に出力する。
ETC処理装置4(路上機に相当する)は、図示しないCPU、ROM、RAM、HDD(ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリを備えている。このCPUがROM、HDD等から動作用のプログラムを実行し、その実行の際にROM、RAM、フラッシュメモリから情報を読み出し、RAM、フラッシュメモリに対して情報の書き込みを行い、また車両検知器5、不正防止カメラ8から信号を受信し、発信制御機6、表示器7に信号を出力し、有線のネットワークを介して接続された、各ゲートの課金情報を統合的に管理する精算処理センターとデータの授受を行う。このようなCPUの動作により、ETC処理装置4は、後述するような当該課金ゲートに進入する車両2に搭載されたETC車載器1と有料道路の通行料金の徴収のための情報のやり取りを行う。
図2に、車両2に搭載されたETC車載器1の構成を示す。ETC車載器1は、無線部11、通信制御部12、マイコン13、HMI(Human Machine Interface)14、SAM(Secure Application Module)15、およびICカードインターフェース16を備えている。
無線部11は、アンテナを備え、このアンテナが受信した信号に対して増幅、周波数変換、復調、A/D変換等を施し、その結果のデータを通信制御部12に出力する。また無線部11は、通信制御部12から入力されたデータに対してD/A変換、変調、周波数変換、増幅等を施し、その結果の信号をこのアンテナに出力する。
通信制御部12は、無線部11から入力されたデータをマイコン13に出力し、またマイコン13から入力されたデータを、DSRCの規格に則ったタイミングで無線部11に出力する。また通信制御部12は、マイコン13からの制御により、送信タイミング等の通信パラメータの値を変更することができる。
マイコン13は、CPU31、RAM32、ROM33等を備えている。このCPU31は、ROM33から読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはRAM32、ROM33から情報を読み出し、RAM32に対して情報の書き込みを行い、必要に応じて通信制御部12、SAM15、HMI14と信号の授受を行う。
HMI14は、図示しない入力装置および報知装置を備えている。入力装置は、ボタン、スイッチ等を備え、これらへのユーザの操作に基づいた信号をマイコン13に出力する。報知装置は、マイコン13からの映像信号の入力に基づいて文字やグラフィック等を表示するディスプレイ、マイコン13の制御に基づいて点灯、点滅する複数の色の異なるLED、およびマイコン13からの音声信号の入力に基づいて音声を出力するスピーカ等から成る。
ICカードインターフェース16には、ETC用ICカード(外部記憶媒体に相当する)を抜き差し可能に(すなわち脱着可能に)挿入することができるようになっている。このICカードインターフェース16は、挿入されることで物理的、電気的に接続されたETC用ICカードに記録されたデータを読み出し、また当該ICカードにデータを書き込む。ここで、ETC用ICカードとは、課金を行うための認証情報、課金履歴の情報等を記憶するための、ユーザが個々に持ち運び可能なICカードである。
SAM15は、図示しないCPU、ROM、RAMを備え、CPUが、ROMから読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはROM、RAMから情報を読み出し、RAM、に対して情報の書き込みを行い、必要に応じてICカードインターフェース16に接続されたICカードに対して情報の書き込み、読み出しを行い、マイコン13と信号の授受を行うことで所定の動作を行う。
具体的には、SAM15は、ICカードインターフェース16にICカードが挿入されると、そのICカードに記録されているデータを読み出してRAM上に複写する。以下、SAM15によるこの複写を、ICカードの読み取りという。またSAM15は、マイコン13から暗号化されたデータが入力されるとそのデータを復号し、復号されたデータに記載されている命令に基づいて、復号されたデータをRAMに書き込み、また上記命令に基づいてRAM、ROMから読み出したデータをまとめたものを暗号化してマイコン13に出力する。
またSAM15は、ICカード未挿入であるか否か、ICカード読み取り中であるか否か、ICカード読み取り異常であるか否か、別カード挿入状態であるか否か、ICカード読み取りが完了したか否か等の、ICカード読み取りに関する状態を検出し、その検出結果をマイコン13に出力する。ここで、ICカード読み取り中であるとは、ICカードインターフェース16に挿入されたICカードの情報の、SAM15のRAMへの複写が進行中である場合をいう。また、ICカード読み取り異常であるとは、ICカードインターフェース16にICカードが挿入されているものの、SAM15がICカードを読み取ることに障害があることをいう。
また、別カード挿入状態とは、ICカードインターフェース16に、ETC用のICカード(すなわちETC車載器1が実行すべき機能用のアプリケーション)とは異なるカードが挿入されている状態をいう。この状態であるか否かは、例えば、ICカードインターフェース16に挿入されたカードが、自身がETC用のICカードであることを示すデータを記録しているか否かによって検出する。
ここで、マイコン13のCPU31が実行する、車載器状態(すなわち自装置の状態)の検出のためのプログラム100を、図3に示す。車載器状態検出プログラム100は、繰り返し(例えば1秒周期で)この車載器状態検出プログラム100を実行するようになっており、その1回の実行において、まずステップ105で、車載器状態を取得する。具体的には、SAM15が出力したICカード読み取りに関する状態の情報(以下カード状態情報という)を取得し、また、SAM15のCPUやCPU31自身が別途実行する故障検出プログラムの実行結果等を取得する。
続いてステップ110で、取得したカード状態情報に基づいて、ICカードが未挿入であるか否かを判定し、未挿入である場合、続いてステップ115で、RAM32中の車載器状態変数に、ICカード未挿入である旨の値を代入し、未挿入でない場合、続いてステップ120を実行する。
ステップ120では、取得したカード状態情報に基づいて、ICカード読み取り中であるか否かを判定し、読み取り中である場合、続いてステップ125で、車載器状態変数に、ICカード読み取り中である旨の値を代入し、読み取り中でない場合、続いてステップ130を実行する。
ステップ130では、取得したカード状態情報に基づいて、ICカード読み取り異常であるか否かを判定し、読み取り異常である場合、続いてステップ135で、車載器状態変数に、ICカード読み取り異常である旨の値を代入し、読み取り異常でない場合、続いてステップ140を実行する。
ステップ140では、取得したカード状態情報に基づいて、別カード挿入状態であるか否かを判定し、別カード挿入状態である場合、続いてステップ145で、車載器状態変数に、別カード挿入状態である旨の値を代入し、別カード挿入状態でない場合、続いてステップ150を実行する。
ステップ150では、故障検出プログラムの実行の結果に基づいて、自装置が故障しているか否かを判定し、故障している場合、続いてステップ155で、車載器状態変数に、自装置が故障している旨の値を代入し、故障していない場合、続いてステップ160を実行する。
ステップ160では、取得したカード状態情報に基づいて、ICカード読み取りを完了しているか否かを判定し、ICカード読み取りを完了している場合、続いてステップ165で、車載器状態変数に、ICカード読み取りを完了している旨の値を代入し、ICカード読み取りを完了していない場合、続いてステップ170で、車載器状態変数に、例外状態である旨の値を代入する。
ステップ115、125、135、145、155、165、170の後、車載器状態検出プログラム100の1回分の実行が終了する。このような車載器状態検出プログラム100をCPU31が実行することで、マイコン13は、ICカード読み取りの不全等の、自装置の機能の不全の原因となる自装置の状態を検出することができる。
ここで、図4に、ETC車載器1とETC処理装置4との通信およびETC車載器1からICカードへのデータの書き込みのタイミングを表すシーケンス図を示す。これらの図に沿って、ETC車載器1およびETC処理装置4の作動について説明する。
まずETC車載器1のSAM15は、上述した通り、ICカードインターフェース16に挿入されたICカードのデータを読み取る(図4のステップ401)。続いてマイコン13は、ETC処理装置4から送信されるFCM(Flame Control Message)を受信し(図4の信号405)、それが正規なFCMであると、ETC処理装置4とのリンク確立のためのデータのやりとりを、通信制御部12、無線部11を介して行う。具体的には、ETC車載器1とETC処理装置4との通信リンク確立のためのDSRCに規定されたACT(Activation)信号(信号410)を送信し、そのACT信号に応じてETC処理装置4が送信するDSRCに規定されたBST(Beacon Service Table)の信号415を受信し、続いてSAM15が読み取って暗号化したICカードの情報を含むVST(Vehicle Service Table)の信号420を送信する。ここまでのマイコン13の処理が成功すると、続いてETC通信処理が始まる。
ETC通信処理においてマイコン13は、図4に示す通り、ETC処理装置4との課金のためのデータのやりとりを、通信制御部12、無線部11を介して行う。具体的には、上述したVST信号を受信したETC処理装置4から送信されるAction1.req信号425、Action2.req信号435、Action3.req信号445、Action4.req信号455を受信し、それぞれに応じてAction1.res信号430、Action2.res信号440、Action3.res信号450、Action4.res信号460を送信する。ここで、Action1.req信号425、Action1.res信号430のやりとりは、ETC車載器1とETC処理装置4との相互認証のためのデータのやりとりであり、Action2.req信号435、Action2.res信号440のやりとりは、ETC車載器1からETC処理装置4への車両保有情報の送信のためのデータのやりとりであり、Action3.req信号445、Action3.res信号450のやりとりは、ETC処理装置4からETC車載器1への料金所情報の送信のためのデータのやりとりであり、Action4.req信号455、Action4.res信号460のやりとりは、ETC車載器1とETC処理装置4とのETC処理結果通知のためのデータのやりとりである。
以上のような作動をマイコン13が行うために、CPU31がROM33から読み出して実行するETCメイン処理用プログラム200を、図5に示す。CPU31は、このETCメイン処理用プログラム200の実行において、ステップ210の前処理で、上述のFCMC受信、ACTC送信、BST受信を行う。BSTの受信を行うと、続いてステップ220〜260で、VST情報の送信を行い、その後ステップ270の後処理で、可能であればETC通信処理を行い、何らかの機能不全等によりETC通信処理が不能であれば、通信を中断する等の不全に対応した処理を行う。
ステップ220〜260のVST情報の送信のための処理においては、まずステップ220で、車載器状態を検出する。具体的には、RAM32中の車載器状態変数を読み出す。なお、CPU31は、このステップ22において、車載器状態検出プログラム100を1回実行するようになっていてもよい。
続いてステップ230で、読み出した車載器状態が、ICカード読み取り完了を示しているか否かを判定し、読み取り完了を示していれば続いてステップ240を実行し、読み取り完了を示していなければ、すなわちICカード読み取りの不全があれば、続いてステップ250を実行する。
ステップ240では、SAM15が読み出して暗号化したICカードの情報を、VST情報に含める。ステップ250では、RAM32中の車載器状態変数の値、および今回の無線通信において実現すべき機能種別(ここではETC)を示すデータを、VST情報に含める。
ステップ240、250に続いては、ステップ260で、作成したVST情報を、無線部11および通信制御部12を用いてETC処理装置4に送信する。
ここで、ステップ240および250における、VST情報に情報を含める処理の詳細について説明する。図6に、VST情報のデータ構造を、ASN.1形式で示す。VST情報は、この図に示す通り、4ビットの固定値(ゼロ)であるfill情報、通信のバージョンを示すprofile情報、application情報、およびアプリケーションの種類に関わりない車載器情報を示すobeConfiguration情報から成る。
application情報は、ETC車載器1が実現するアプリケーション毎の情報を格納するための、Application型のデータである。Application型は、DSRCの規格において定義されたデータ型であり、図6に示す通り、対象とするアプリケーションを指定するaid情報、アプリケーションを構成する要素を示すeid情報、およびparameter情報から成る組を1組以上有する構造となっている。
ステップ240においては、ETCを示す値をaid情報とし、SAM15が読み取って暗号化したICカードの情報をparameter情報とする組を有するapplication情報を作成することで、VST情報にカード情報を含める。
また、ステップ250においては、ETCを示す値をaid情報とし、「parameter情報には外部記憶媒体の情報が入っていない」旨を示すための、ステップ240において作成されるeid情報の値とは異なる値をeid情報とし、RAM32中の車載器状態変数の値をparameter情報とする組を有するapplication情報を作成することで、VST情報に、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態、および、その時に実現しようとしていた機能種別(すなわちETC)を示すデータを含める。ApplicationList型データには、比較的多くのデータを格納することができるようになっているので、このようなデータの送信に適している。
なお、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータをparameter情報に含める場合の、parameter情報の構造は、例えば図7に示すような、DSRCの試験規格に定義され、Systemid情報と文字列から成るparameter情報を有するSystem−ContextMark型を用いるようにしてもよい。
以上のようなETC車載器1の作動により、ETC車載器1とETC処理装置4との無線通信において、ICカードの情報の送信時に、その送信のためのICカード情報の読み取りが完了していないとき、その無線通信において実現すべき機能種別としてETCを示すデータ、および、その無線通信において実現すべき機能の不全の原因となる自装置の状態の検出データが、通信開始時のVST情報中の1つのApplicationList型データとして、ETC処理装置4に送信される。これにより、ETC処理装置4側は、ETC車載器1との無線通信の不全があった(具体的にはICカードの読み取りが未完了であった)ときに、ETCの機能の実現において不全があり、その不全となる車載用無線通信装置の状態が何であるかを知ることができる。そして、ETC処理装置4はそれを知ることで、その原因に応じた作動を行うことができる。
例えばICカード未挿入が原因であれば、カード挿入を促す指示をETC車載器1に送信し(または表示器7に表示させ)、ICカード読み取り異常が原因であれば、ICカード再挿入を促す指示をETC車載器1に送信する(または表示器7に表示させる)ことで、ユーザに適切な処置を通知するようにしてもよい。また、ICカード読み取り中が原因であれば、ある時間経過後に、再度ETC車載器1とのETC処理を試みるようにしてもよい。
また、暗号化されたICカードの情報がparameter情報に含まれる場合と、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータをparameter情報に含める場合とで、そのparameter情報と組になるeid情報の内容が異なるようになっているので、ETC処理装置4側で、parameter情報に暗号化されたデータが入っているのかETC処理装置4の状態のデータが入っているのかを明確に区別できるようになる。
また、VST情報に含める、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータが、現在ICカードから送信用のデータを読み取り中である旨のデータである場合、このparameter情報に、さらに送信用データの読み取り完了に要する時間(現在からデータの読み取りが完了するまでの時間、データの読み取りの開始から完了までの全体にかかる時間等)を付加するようになっていてもよい。このようになっていることで、この情報を受信したETC処理装置4は、その読み取りに要する時間に基づいた時間だけ待機した後に、再度車載用無線通信装置との通信を試みる(例えばETC車載器1宛に送信したBSTと同じ内容のBSTを再度送信する)ようにする等の対応をすることができる。このように、VST情報には、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータに加え、その原因の回復のための付加情報を含めてもよい。
また、VST情報に含める、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータが、別カードが挿入されている旨のデータである場合、このparameter情報に、さらにその挿入されているカードの情報(種類等)を付加するようになっていてもよい。
また、VST情報に含める、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータが、自装置が故障している旨のデータである場合、このparameter情報に、さらにその故障箇所を示す情報を付加するようになっていてもよい。
なお、上記の実施形態において、ETC車載器1が車載用無線通信装置に相当し、無線部11および通信制御部12が無線通信回路に相当し、SAM15およびICカードインターフェース16が読み取り手段に相当する。また、CPU31が、車載器状態検出プログラム100を実行することで、状態検出手段として機能し、ETCメイン処理用プログラム200のステップ220〜260を実行することで、送信制御手段として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、SAM15は、読み取って暗号化したICカードのデータを、その暗号化を行った直後にマイコン13に出力するようになっていてもよいし、マイコン13のCPU31がETCメイン処理用プログラム240を実行するときに、マイコン13に出力するようになっていてもよい。
また、図3の車載器状態検出プログラム100は、SAM15のCPUが実行し、その結果をマイコン13に通知するようになっていてもよい。
また、マイコン13とSAM15とが一体となっていてもよい。すなわち、マイコン13およびSAM15の代わりに、1つのRAM、1つのROM、およびCPU31およびSAM15のCPUの両方の処理を実行する1つのCPUから成るモジュールを、ETC車載器1が有するようになっていてもよい。この場合、上記の各実施形態におけるSAM15とマイコン13との間のデータの授受は、上述のモジュールのCPU内の処理間のデータの受け渡しに置き換わるようになっていればよい。
また、上記実施形態においては、ETCメイン処理用プログラム200のステップ240でeidに含められる値と、ステップ250でeidに含められる値とは異なるようになっているが、この2つの値は同じであってもよい。その場合、例えばETC処理装置4は、受信したVST情報中のparameter情報に対して復号を試み、その復号が成功したか否かで、そのparameter情報に含まれるデータが、ICカードから読み取られた情報であるか否かを区別するようになっていればよい。すなわち、ETC処理装置4が、受信したparameter情報に含まれるデータが、ICカードから読み取られた情報であるか否かを区別することができるようになっていれば足りる。
また、上記実施形態においては、外部記憶媒体の一例としてICカードが示されているが、外部記憶媒体としては、ICカード以外にも、USBメモリ、メモリスティック、スマートメディア、外付けハードディスクドライブ等、どのような記憶媒体であっても構わない。
また、上記実施形態においては、ETC車載器1は、アプリケーションとして、ETCの処理を実現するようになっているが、ETC車載器1は、ETCに加え、ETC以外のアプリケーションも実現可能なように構成されていてもよい。ETC以外のアプリケーションとしては、例えば、ファストフード店に設置されたドライブスルー用路上機と通信することで、メニュー選択や自動料金支払いを実現するようなドライブスルー機能、有料駐車場の入退出口の路上機と通信することで、駐車時間に応じた料金自動詞払いを実現するような自動駐車料金支払い機能等がある。そしてETC車載器1は、路上機との通信の不全があったときに、その不全時において実現しようとしていた機能種別の情報として、それらのアプリケーションのうち、現在実行していたアプリケーションを特定する情報を採用するようになっていればよい。
また、本実施形態においては、本発明に係る車載用無線通信装置の一例としてETC車載器1を示したが、車載用無線通信装置は、必ずしもETC車載器である必要はない。例えば、上述のドライブスルー機能等を実現することのできるカーナビゲーション装置であってもよい。すなわち、車載用無線通信装置は、路上機と無線通信を行うことで目的とする機能を実現できるようになっていれば足りる。
また、上記の実施形態では、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を検出し、その検出結果のデータを路上機に送信しているが、検出して送信するのは、必ずしもICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態である必要はなく、車載用無線通信装置は、無線送信時に、その無線通信において実現すべき機能(具体的にはアプリケーション)の不全の原因となる自装置の状態を検出し、送信するようになっていれば足りる。
また、上記の実施形態ではETC車載器1は、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態のデータを1度に1つだけ送信するようになっているが、ICカードの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を一時期に2つ以上検出することができ、複数の状態(例えばICカード未挿入かつ車載器故障)を検出した場合には、は、その複数の状態のデータを1つのApplicationListに含めて路上機に送信するようになっていてもよい。
本発明の実施形態に係るETC車載器1を搭載した車両2が、ETCのシステムを備えた有料道路のゲートに進入する状態の側面図である。 ETC車載器1の構成を示す図である。 CPU31が実行する車載器状態検出プログラム100のフローチャートである。 ETC車載器1とETC路側機4との通信の内容を示すシーケンス図である。 CPU31が実行するETCメイン処理用プログラム200のフローチャートである。 VST情報のデータ構成を示す図である。 SystemContextMarkのデータ構成を示す図である。 従来のETC車載器がETC処理装置との通信開始時にVST情報を作成する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ETC車載器、2…車両、3…路上アンテナ、4…ETC処理装置、
5…車両検知器、6…発信制御機、7…表示器、8…不正防止カメラ、11…無線部、
12…通信制御部、13…マイコン、14…HMI、15…SAM、
16…ICカードインターフェース、31…CPU、32…RAM、33…ROM、
100…車載器状態検出プログラム、200…ETCメイン処理用プログラム。

Claims (7)

  1. 路上機と無線通信を行うための無線通信回路と、
    自装置の機能の不全の原因となる自装置の状態を検出する状態検出手段と、
    前記路上機との無線通信において、その無線通信において実現すべき機能種別のデータ、および、前記状態検出手段が検出した、その無線通信において実現すべき機能の不全の原因となる自装置の状態のデータを、前記無線通信回路に送信させる送信制御手段と、を備えた車載用無線通信装置。
  2. 前記送信制御手段は、前記路上機との無線通信の開始時において、前記機能種別のデータおよび前記自装置の状態のデータを、前記無線通信回路に送信させることを特徴とする請求項1に記載の車載用無線通信装置。
  3. 前記送信制御手段は、前記路上機とのDSRC(Dedicated Short Range Communications)のための無線通信において、前記機能種別のデータおよび前記自装置の状態のデータの組を、VST(Vehicle Service Table)情報中の1つのApplicationList型データとして、前記無線通信回路に送信させることを特徴とする請求項1または2に記載の車載用無線通信装置。
  4. 接続された外部記憶媒体に記録された情報を読み取る読み取り手段を備え、
    前記状態検出手段は、前記読み取り手段が前記外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を検出し、
    前記送信制御手段は、前記路上機とのETC(Electronic Toll Collection)のための無線通信において、機能種別としてETCを示すデータ、および、前記状態検出手段が検出した、前記外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータを、前記無線通信回路に送信させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車載用無線通信装置。
  5. 接続された外部記憶媒体に記録された情報を読み取って暗号化する読み取り手段を備え、
    前記状態検出手段は、前記読み取り手段が前記外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を検出し、
    前記送信制御手段は、
    前記路上機との無線通信の開始時において、前記外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了できていることに基づいて、この送信用の暗号化されたデータを、前記ApplicationList型データに含まれるparameter情報として送信し、
    さらに、前記路上機との無線通信の開始時において、前記外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了できていないことに基づいて、その読み取りを完了することができなかった原因となる自装置の状態を示すデータを、前記ApplicationList型データに含まれるparameter情報とし、前記機能種別のデータを、前記ApplicationList型データに含まれるaid情報とし、parameter情報には前記外部記憶媒体の情報が入っていない旨を示すデータを、前記ApplicationList型データに含まれるeid情報として、前記無線通信回路に送信させることを特徴とする請求項3に記載の車載用無線通信装置。
  6. 接続された外部記憶媒体に記録された情報を読み取る読み取り手段を備え、
    前記状態検出手段は、自装置が前記外部記憶媒体から送信用のデータの読み取りを完了することができなかった原因が現在前記外部記憶媒体から前記送信用データを読み取り中であることを検出すると共に前記送信用データの読み取り完了に要する時間を検出し、
    前記送信制御手段は、前記状態検出手段の検出に基づいて、自装置の状態のデータとして、現在前記外部記憶媒体から前記送信用データを読み取り中であることを示すデータ、および、前記送信用データの読み取り完了に要する時間を示すデータを、前記無線通信回路に送信させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車載用無線通信装置。
  7. 自装置の機能の不全の原因となる自装置の状態を検出する状態検出手段、ならびに、
    無線通信回路を用いた路上機との無線通信において、その無線通信において実現すべき機能種別のデータ、および、前記状態検出手段が検出した、その無線通信において実現すべき機能の不全の原因となる自装置の状態のデータを、前記無線通信回路に送信させる送信制御手段として、コンピュータを機能させる車載用無線通信用プログラム。
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