JP4706321B2 - 特定の機能を要求するコマンドを無線受信したことに基づいて、その機能を実行する無線受信装置、および、この無線受信装置のためのプログラム - Google Patents

特定の機能を要求するコマンドを無線受信したことに基づいて、その機能を実行する無線受信装置、および、この無線受信装置のためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特定の機能を正常に実行できるようにするための処理を行うことのできる無線受信装置、および、この無線受信装置のためのプログラムに関し、ETC車載器に用いて好適である。
従来、DSRC(Dedicated Short Range Communications)の規格に則った通信を用いて、有料道路の入口ゲート、出口ゲートなどにあるETC処理装置と通信し、この入口ゲート、出口ゲートをノンストップで通過しながら入場、退場、料金支払いを行うETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。このETCのために車両に搭載されるETC車載器には、ETCカードと呼ばれるICカードを挿入することができるようになっている。そして、ETC車載器がETC処理装置と通信を行うときには、ETC車載器に挿入されたICカード内に記録されている情報がETC処理装置に送信され、この通信によってやりとりされた結果のデータが、挿入されたICカードに書き込まれるようになっている。なお、このICカードへの書き込みは、ETC処理装置から無線送信されるデータ書き込み要求コマンドによって実行されるようになっている。
ただし、ICカードは、セキュリティの確保のため、ETC車載器とICカードとの間で互いに正規の相手であることを確認する相互認証を経なければ、ICカード内に記録された個人情報のデータへのアクセス(読み出しや書き込み)を許可しないようになっている。また、ICカードは、一度ETC車載器から取り外されて電力供給源を失うと、ETC車載器と認証した旨の記録を失うようになっている。したがって、ETC車載器は、接続後の認証処理を経て初めてICカードの個人情報にアクセスすることができるようになる。
特開2000−132717号公報
このようなETC車載器およびICカードにおいては、以下のような問題が発生する場合がある。車両の振動等によってETC車載器とICカードとの接点が瞬間的に離れてしまうと、ICカードがETC車載器との認証記録を失ってしまう場合がある。このような認証記録を失った状態のままETC車載器がETC処理装置と通信すると、ETC車載器とICカードとの接続は復帰していたとしても、ICカードが相互認証ができていないと判断するので、ETC車載器がICカードにデータを書き込もうとしても拒否されてしまう。そして、この段階で相互認証を再度行っても、認証処理に数秒程度かかり、データ書き込みは、車両がETC処理装置を通過してしまった後になってしまう。
このような問題は、ICカードにデータアクセスするETC車載器のみならず、特定の機能の実行を要求するコマンドを受信することに基づいてその機能を実現する無線受信装置一般について起こりうる。すなわち、無線受信装置は、何らかの原因によってその特定の機能を正常に実現できないような状態になった場合、その機能の実行を要求するコマンドを受信するタイミングになって初めて異常を検知して正常化するのでは、その機能の実行タイミングが遅れてしまう場合がある。
本発明は上記問題点に鑑み、特定の機能の実行を要求するコマンドを受信することに基づいてその機能を実現する無線受信装置が、その機能を正常化するための処理を、実際にそのコマンドを受信するタイミングよりも早く行うことができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、無線受信装置が、ある機能Xの実行を要求するコマンドを送信することのないアンテナ(以下、トリガアンテナという)からの信号を無線受信回路が受信したことを検出することに基づいて、その機能Xを正常に実行できるようにするための処理を行うことである。
このように、無線受信装置は、トリガアンテナからの信号の受信をきっかけとして、機能Xを正常化するための処理を、実際に機能Xの実行を要求するコマンドを受信するタイミングよりも早く行うことができるようになる。したがって、当該コマンドを受信するタイミングになったとき、その機能Xが正常である確率が高くなる。
なお、ここでいう「ある機能Xの実行を要求するコマンドを送信することのないアンテナ」とは、無線受信装置とそのアンテナとの間の通信開始から通信終了までの一群のデータのやりとりにおいて、当該コマンドを送信することがないようなアンテナである。
また、この正常化は、トリガアンテナからの信号受信があったときに、機能Xが正常に実行されうる状態にないことを診断したことに基づいて行うようになっていれば、正常化の処理を効率的に行うことができる。
また、無線受信装置が、接続後の認証処理を経ることで接続相手のデータアクセスを許可するようになる記憶装置(以下、認証付き記憶装置という)を脱着可能に接続するためのインターフェースを備えている場合、機能Xは、そのインターフェースに接続された認証付き記憶装置へのデータアクセスとし、機能Xの正常化の処理を、上記の認証処理としてもよい。このようになっていることで、当該コマンドを受信するタイミングになったとき、データアクセスできず、再度認証処理を行わなければならなくなる確率が低くなり、それゆえ、データアクセスに遅れる可能性が低くなる。
また、当該無線受信装置が車両に搭載されている場合、トリガアンテナは、機能Xの実行を要求するコマンドを送信する、道路付近のアンテナの、道路に沿った手前にあるようになっていてもよい。このようになっていることで、無線受信装置は、機能Xの実行を要求するコマンドを送信するアンテナの手前で、機能Xの正常化を行うことができる。したがって、当該コマンドを受信するタイミングになったとき、その機能Xが正常である確率が更に高くなる。
また、トリガアンテナからの信号を無線受信回路が受信したことの検出は、無線受信装置が記憶媒体に記録している識別情報に基づいて、前記無線受信回路が受信した信号が前記トリガアンテナからのものであることを検出することで、実現するようになっていてもよい。
また、本発明の特徴は、無線受信回路が、トリガアンテナから信号を受信したことを検出する受信検出手段、およびこの受信検出手段の検出に基づいて、機能Xを正常に実行できるようにするための処理を行う正常化手段として、コンピュータを機能させるプログラムとしても実現可能である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るETC車載器1が搭載された車両2が道路3を走行している状態を示す。この俯瞰図において、車両2の進行方向の先には、有料道路の入場ゲートに設置されたETC処理装置4〜6がある。ETC処理装置4〜6は、ETC車載器1と有料道路走行の課金情報のやりとりを行うための路上無線通信装置である。また、車両2の前方かつETC処理装置4〜6の数百メートル手前には、カード未挿入お知らせアンテナまたは予告アンテナ7がある。カード未挿入お知らせアンテナや予告アンテナは、ETC車載器1にICカードが挿入されているか否かをETC車載器1に通知するための路上無線通信装置が、無線電波の送信および受信に用いるアンテナである。以下、カード未挿入お知らせアンテナおよび予告アンテナを総称してトリガアンテナという。
本実施形態のETC車載器1は、以下詳述する通り、トリガアンテナ7に接近して通信を行った直後、自身に挿入されたICカードにアクセスし、そのアクセスに失敗したら、ICカードの活性化および認証を行うようになっている。
図2に、このETC車載器1のハードウェア構成を示す。このETC車載器1は、無線部11、通信制御部12、マイコン13、HMI(Human Machine Interface)14、SAM(Secure Application Module)15、およびICカードインターフェース16を備えている。
無線部11は、アンテナを備え、このアンテナが受信した信号に対して増幅、周波数変換、復調、A/D変換等を施し、その結果のデータを通信制御部12に出力する。また無線部11は、通信制御部12から入力されたデータに対してD/A変換、変調、周波数変換、増幅等を施し、その結果の信号をこのアンテナに出力する。
通信制御部12は、無線部11から入力されたデータをマイコン13に出力し、またマイコン13から入力されたデータを、DSRCの規格に則ったタイミングで無線部11に出力する。また通信制御部12は、マイコン13からの制御により、送信タイミング等の通信パラメータの値を変更することができる。このような機能により、無線部11および通信制御部12は、ETC処理装置4〜6およびトリガアンテナ7とマイコン13との間の通信を媒介することができる。
マイコン13は、CPU31、RAM32、ROM33等を備えている。このCPU31は、ROM33から読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはRAM32、ROM33から情報を読み出し、RAM32に対して情報の書き込みを行い、必要に応じて通信制御部12、SAM15、HMI14と信号の授受を行う。
HMI14は、図示しない入力装置および報知装置を備えている。入力装置は、ボタン、スイッチ等を備え、これらへのユーザの操作に基づいた信号をマイコン13に出力する。報知装置は、マイコン13からの映像信号の入力に基づいて文字やグラフィック等を表示するディスプレイ、マイコン13の制御に基づいて点灯、点滅する複数の色の異なるLED、およびマイコン13からの音声信号の入力に基づいて音声を出力するスピーカ等から成る。
ICカードインターフェース16には、ETC用のICカード(外部記憶媒体に相当する)を抜き差し可能に(すなわち脱着可能に)挿入することができるようになっている。このICカードインターフェース16は、挿入されることで物理的、電気的に接続されたETC用のICカードに記録されたデータを読み出し、また当該ICカードにデータを書き込む。ここで、ETC用のICカードとは、課金を行うための認証情報、課金履歴の情報等を記憶するための、ユーザが個々に持ち運び可能なICカードである。
また、ICカードは、CPU、RAM、ROM、EEPROM等を有し、このCPUがこのROM内のプログラムを実行することで、ICカードインターフェース16を介してSAM15からの読み出しコマンドや書き込みコマンド等に応じて、EEPROM上の各種情報の出力およびEEPROMへの各種情報の書き込み等を行う。
SAM15は、図示しないCPU、ROM、RAMを備え、CPUが、ROMから読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはROM、RAMから情報を読み出し、RAM、に対して情報の書き込みを行い、必要に応じてICカードインターフェース16に接続されたICカードに対して情報の書き込み、読み出しを行い、マイコン13と信号の授受を行うことで動作する。
具体的には、SAM15は、ICカードインターフェース16にETC用のICカードが挿入されると、そのICカードに記録されているデータを読み出してRAM上に複写する。図3に、ICカードインターフェース16にこのICカードが挿入されてから、RAM上にデータが複写されるまでの期間における、ETC車載器1とICカートとの間の信号のやりとりをシーケンス図として示す。この図に示す通り、ICカードインターフェース16にICカードが挿入されると、ETC車載器1の図示しない電源部からICカードに電力が供給され、またSAM15がICカードをリセットするための信号を出力するこことで、ICカードが活性化する(信号310に相当する)。そしてICカードが、活性化した旨の通知をSAM15に出力すると(信号320に相当する)、次にSAM15はICカードに対してカード種類読み出しコマンドを出力し(信号330に相当する)、ICカードはそのコマンドに応じてカード種類の情報をSAM15に出力する(信号340に相当する)。
続いてSAM15とICカードは、相互認証のための複数のデータのやりとり(信号350に相当する)を行う。相互認証の方式としては、チャレンジ/レスポンス認証方式を用いる。
相互認証によって互いに正規の相手であることが確かめられると、続いてSAM15はICカードに対して個人情報等のICカード内の情報の読み出しコマンドを送信する(信号360に相当する)。そしてICカードは、そのコマンドに応じてデータをSAM15に出力する(信号370に相当する)。
このようにして、SAM15によるデータ読み出しが実現する。なお、上述の相互認証が成功しないと、ICカードは、SAM15からの個人情報関連のデータの読み出しおよび書き込みのコマンドに対して拒否信号を返すようになっている。したがって、ETC車載器1は、相互認証を経ることで初めて、ICカードに対してデータの書き込みおよび読み出しといったデータアクセスを行うことができるようになる。なお、カード種類の情報等、認証を経る前にICカードから読み出せる情報も例外的にある。以下、SAM15によるこの複写を、ICカードの読み取りという。
またSAM15は、マイコン13から暗号化されたデータが入力されるとそのデータを復号し、復号されたデータに記載されている命令に基づいて、復号されたデータをRAMに書き込み、また上記命令に基づいてRAM、ROMから読み出したデータをまとめたものを暗号化してマイコン13に出力する。
以上のような構成のETC車載器1がETC処理装置4〜6のいずれかの付近を通過するときに、ETC車載器1と当該ETC処理装置とが行う通信の手順を、図4にシーケンス図として示す。この図に沿って、ETC処理時におけるETC車載器1および当該ETC処理装置の作動について説明する。
まずETC車載器1のSAM15は、上述した通り、あらかじめICカードインターフェース16にICカードが挿入されたときに、ICカードのデータを読み取る(信号401に相当する)。続いてマイコン13は、当該ETC処理装置から送信されるFCM(Flame Control Message)を受信し(信号405に相当する)、それが正規なFCMであると、ETC処理装置4とのリンク確立のためのデータのやりとり(FCMC信号405、ACTC信号410、BST信号415、VST信号420に相当する)を、通信制御部12、無線部11を介して行う。ここまでのマイコン13の処理が成功すると、続いてETC通信処理が始まる。
ETC通信処理においてマイコン13は、図4に示す通り、当該ETC処理装置との課金のためのデータのやりとりを、通信制御部12、無線部11を介して行う。具体的には、ETC処理装置4から送信されるAction1.req信号425、Action2.req信号435、Action3.req信号445、Action4.req信号455を受信し、それぞれに応じてAction1.res信号430、Action2.res信号440、Action3.res信号450、Action4.res信号460を送信する。ここで、Action1.req信号425、Action1.res信号430のやりとりは、ETC車載器1とETC処理装置4との相互認証のためのデータのやりとりであり、Action2.req信号435、Action2.res信号440のやりとりは、ETC車載器1からETC処理装置4への車両保有情報の送信のためのデータのやりとりであり、Action3.req信号445、Action3.res信号450のやりとりは、ETC処理装置4からETC車載器1への料金所情報の送信のためのデータのやりとりであり、Action4.req信号455、Action4.res信号460のやりとりは、ETC車載器1とETC処理装置4とのETC処理結果通知のためのデータのやりとりである。
そして、Action4.req信号455には、ETC処理結果のデータをICカードに書き込むことを要求する書き込みコマンドが含まれている。マイコン13は、この書き込みコマンドに基づいて、ETC処理結果のデータをICカードに書き込むよう、SAM15に命令を出力する。そしてSAM15は、この命令に基づいて、ETC処理結果のデータと、そのデータを書き込むよう要求するコマンドを、ICカードに出力する(信号458に相当する)。
そしてその後、当該ETC処理装置から送信されるEventReport.req信号465をマイコン13が受信することで、ETC処理のための一群の通信が終了する。
なお、ICカードの挿入以降、ETC車載器1とICカードとの接続が保たれていた場合は、信号458によってICカードにETC処理結果が記録されることになる。しかし、それ以外の場合には、必ずしもICカードにETC処理結果が記録されるとは限らない。ICカードにETC処理結果が記録されない場合としては、例えば、ICカードの挿入以降、車両の振動による接触不良等によって、ETC車載器1とICカードとの接続が一時的に途切れ、その後上述のETC処理のための通信時には、その接続が回復している場合がある。この場合、接続が一時的に途切れたことで、ETC車載器1からICカードへの電力供給が一時的に途絶える。この場合、ICカードのRAM中の、ETC車載器1との認証が成功した旨の記録が消去されるので、それ以後は、ICカードのCPUにとっては、ETC車載器1との認証がまだ成功していない状態となる。
一方、ETC車載器1側は、ICカード挿入時にICカードの情報を読み出したまま保持しているので、ICカード内の情報を使用するときには、直接ICカードにデータアクセスすることなく、読み出した情報を用いることができる。しかし、ICカードにデータを書き込む必要があるとき、例えば、上述の信号455に含まれる書き込みコマンドを受信した場合に、そのままSAM15がICカードに書き込みを要求するコマンドを出力しても、ICカードは拒否信号を返すことになる。この書き込みを成功させるには、その書き込みの前に、そのデータに再度SAM15とICカードとの間の相互認証処理を成功させる必要がある。この相互認証処理には、通常数秒程度の時間がかかるので、例えばSAM15が信号458を送信して拒否信号が返ってきた後に相互認証を開始すると、その相互認証の終了時には、車両2が当該ETC処理装置の通信可能範囲から抜けてしまっていることになる。
そこで、本実施形態のETC車載器1は、ETC処理装置4〜6の手前にあるトリガアンテナ7との通信時に相互認証を行うようになっている。このために、マイコン13のCPU31は、図5にフローチャートとして示すカードアクセス確認プログラム100を、無線通信が始まる度に(または実行の終了から開始までの途切れ時間がほとんど無いように)実行するようになっている。マイコン13のCPU31は、このカードアクセス確認プログラム100の実行において、まずステップ110で、何らかの処理のための一群の無線通信が完了するまで待ち、終了すると、続いてステップ120で、その完了した通信の相手がトリガアンテナ7であったか否かを判定する。
本実施形態においては、トリガアンテナ7としてはカード未挿入お知らせアンテナと予告アンテナとがある。ここで、ETC車載器1とカード未挿入お知らせアンテナとの通信処理について説明する。図6に、この処理におけるカード未挿入お知らせアンテナ、ETC車載器1間の信号のやりとりの手順を、シーケンス図として示す。
まずETC車載器1のマイコン13は、カード未挿入お知らせアンテナから送信されるFCMを受信し(信号605に相当する)、それが正規なFCMであると、ETC処理装置4とのリンク確立のためのデータのやりとり(FCMC信号605、ACTC信号610、BST信号615、VST信号620に相当する)を、通信制御部12、無線部11を介して行う。なお、ETC車載器1がICカードの情報を用いることができる場合は、マイコン13はVST信号にそのカード情報を含めるが、上述した通り、ETC車載器1は挿入時にICカードの内容を読み出して保持しているので、ここで送信されるVST信号620にも、ICカードの内容が含まれることになる。
カード未挿入お知らせアンテナに接続された路上通信装置は、そのVST信号中にICカードの内容が含まれていれば、通信相手のETC車載器1にはICカードが挿入されていると判定し、通信終了を示すEventReport.req信号615をカード未挿入お知らせアンテナに送信させる。なお、当該路上通信装置は、そのVST信号中にICカードの内容が含まれていなかった場合は、通信相手のETC車載器1にはICカードが挿入されていないと判定し、その旨を知らせる信号をカード未挿入お知らせアンテナに送信させるようになっている。
このようになっているので、カード未挿入お知らせアンテナとの通信のみでは、挿入されているICカードにおいて相互認証の記録が失われていることは検出できない。また、カード未挿入お知らせアンテナからは有料道路走行に付随する課金に関するカード書き込みコマンドが送信されない。
次に、ETC車載器1と予告アンテナとの通信手順について説明する。図7に、この処理における予告アンテナ、ETC車載器1間の信号のやりとりの手順を、シーケンス図として示す。
予告アンテナとETC車載器1との間の通信の手順は、ETC車載器1から予告アンテナに送信されるBST信号715に含まれるカード情報に異常がない場合は、図7中の信号705、710、715、720、725、730、735、740、745、750、765の内容は、それぞれ図4に示した信号405、410、415、420、425、430、435、440、445、450、465と同じである。なお、BST信号中のカード情報に異常がある場合(例えばカード情報が空の場合、カード有効期限の情報が、すでに期限切れであることを示している場合)は、予告アンテナに接続された路上通信装置がそれを検出し、異常である旨の情報を含む信号を予告アンテナに送信させる。
しかし、予告アンテナは、図4のAction4.req信号455に相当する信号を送信しない。すなわち、予告アンテナからは有料道路走行に付随する課金に関するカード書き込みコマドが送信されない。このようになっているので、予告アンテナとの通信のみでは、挿入されているICカードにおいて相互認証の記録が失われていることは検出できない。
ステップ120におけるCPU31によるトリガアンテナ7であるか否かの判定は、ROM33中に記録されている識別情報と、ステップ110で完了した無線通信相手からの信号の内容とを比較することで実現する。この識別情報はカードアクセス確認プログラム100内に命令の一部として記述されていてもよいし、カードアクセス確認プログラム100とは別のデータとして記録されていてもよい。具体的な識別情報としては、受信したFCMC信号605、607中に含まれるアンテナ種別のデータが、広域を示しているという情報を用いる。これによって、トリガアンテナ7から送信されるFCMC信号には、アンテナ種別が広域である旨のデータが含まれるようになっており、ETC処理装置から送信されるFCMC信号には、アンテナ種別が広域である旨のデータが含まれるようになっているという事実を利用して、通信相手がトリガアンテナ7であるかETC処理装置であるかを判定することができる。
また、具体的な識別情報としては、受信した信号のフレームフォーマットが、所定のトリガアンテナ用のフォーマットであるという情報であってもよい。これによって、ETC処理装置から送信される信号のフレームフォーマットと異なっていることを利用して、通信相手がトリガアンテナ7であるかETC処理装置であるかを判定することができる。
通信相手がトリガアンテナ7である場合は、続いてステップ130を実行し、トリガアンテナ7でない場合はカードアクセス確認プログラム100の1回分の実行を終了する。
続いてステップ130では、SAM15にICカードへのデータアクセスを行わせる。具体的には、ICカードのデータをICカードから直接読み出すよう要求する信号、または、データをICカードに書き込むすよう要求する信号をSAM15に出力する。これによってSAM15は、ICカードに対してデータアクセスを要求するコマンドを出力する。ここで、データアクセスとしては、例えば利用履歴情報の読み出しを用いる。
続いてステップ140では、ICカードへのデータアクセスに成功したか否かを判定する。ICカードから拒否信号が返ってきた場合は、データアクセスに失敗したと判定し、続いてステップ150を実行する。また、ICカードから要求したデータを受けた場合、および書き込みが拒否信号を受けることなく終了した場合、データアクセスに成功したと判定し、その後カードアクセス確認プログラム100の1回分の実行を終了する。
ステップ150では、ICカードの活性化を行う。具体的には、SAM15を制御して、ICカードをリセットさせるための信号を出力させる。続いてステップ160では、SAM15を制御して、SAM15とICカードとの相互認証を行わせる。ステップ160の後、カードアクセス確認プログラム100の1回分の実行が終了する。
以上のようなカードアクセス確認プログラム100をCPU31が実行することで、ETC車載器1は、無線通信終了後(ステップ110参照)、その通信相手がトリガアンテナ7である場合(ステップ120参照)、ICカードにデータアクセスを試み(ステップ130参照)、それが成功したか否かを判定する(ステップ140参照)ことで、データアクセス機能が正常に実行できるような状態にあるか否かを診断する。そして、データアクセス機能が正常に実行できるような状態にない場合は、そのICカードを活性化し(ステップ150参照)、その後にICカードとの相互認証処理を実行する(ステップ160参照)。
このように、ETC車載器1は、トリガアンテナ7からの信号の受信をきっかけとして、ICカードへのデータアクセス機能(機能Xに相当する)を正常化するための活性化および相互認証処理を、ETC通信処理によってICカードにETC処理結果を記録するための書き込みコマンドを受信する位置のすぐ手前で行うことができるようになる。したがって、当該書き込みコマンドを受信するタイミングになったとき、再度相互認証を行う必要が発生する可能性が低くなるので、ICカードへの書き込みを正常に行える確率が高くなる。
また、この正常化は、トリガアンテナ7からの信号受信があったときに、データアクセス機能が正常に実行されうる状態にないことを診断したことに基づいて行うようになっているので、正常化の処理を効率的に行うことができる。
なお、上記の実施形態において、ETC車載器1が無線受信装置に相当し、無線部11および通信制御部12が無線受信回路に相当し、ICカードインターフェース16がインターフェースに相当し、RAM32およびROM33が記憶媒体に相当し、カードアクセス確認プログラム100が特許請求の範囲のプログラムに相当する。また予告アンテナ7がトリガアンテナに相当し、ICカードが認証付き記憶装置に相当し、機能XがICカードへのデータ書き込みに相当し、機能Xの実行を要求するコマンドが書き込み要求コマンドに相当する。
また、マイコン13が、カードアクセス確認プログラム100のステップ110および120を実行することで、受信検出手段として機能し、ステップ130および140を実行することで、診断手段として機能し、ステップ150および160を実行することで、正常化手段として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能Xを実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、認証付き記憶装置は、ICカードに限らず、接続後の認証処理を経ることで接続相手のデータアクセスを許可するようになる記憶装置であればどのようなものでもよい。また、ここでいう認証は、相互認証でなくともよく、ICカードにとって、装着された機器が正当であることを認証する片側認証であってもよい。
また、上記実施形態においては、トリガアンテナから信号を受信したときに診断および正常化する機能Xの一例として、有料道路走行による課金に関する情報のICカードへの書き込みという、ICカードアクセスが例示されているが、機能Xは、このようなものに限らず、ナビゲーション装置等の車内装置との接続状況の確認機能であってもよいし、SAM、マイコン、HMI等の要素の診断機能であってもよい。
また、トリガアンテナは、カード未挿入お知らせアンテナや予告アンテナに限らず、機能Xの実行を要求するコマンドを送信することのないものならどのようなものでもよい。
例えば、トリガアンテナは、ETC処理装置の手前近傍にある必要はなく、ETC処理装置から遠い位置にあってもよい。その場合にそのトリガアンテナとの通信によって、少なくともその通信を行った位置ではICカードの認証が成功した状態になるので、ETC処理装置の位置においてICカードの認証ができている状態にある可能性が高まる。
また、トリガアンテナは、道路沿いに固定されている必要はなく、動いていてもよい。例えば、トリガアンテナは、ETC車載器1を搭載した車両以外の車両に搭載されたものであってもよい。この場合は、ETC車載器1は、車車間通信をトリガにして機能Xの正常化を行うことになる。
また、トリガアンテナは、機能Xの実行を要求するコマンドを送信することが恒久的にないものに限らない。すなわち、トリガアンテナは無線受信装置とそのアンテナとの間の通信開始から通信終了までの一群のデータのやりとり(例えば1回の入場ゲート通過時におけるETC車載器とETC処理装置との間の一群のデータのやりとり)において、当該コマンドを送信することがないようなアンテナであれば足りる。
また、トリガアンテナさえ当該コマンドを送信しなければよいのであって、ある無線送信装置が離れた位置にある2つの送信用アンテナを有しており、一方のアンテナには機能Xの実行を要求するコマンドを送信させ、他方のアンテナには機能Xの実行を要求するコマンドを送信させない場合は、その他方のアンテナがトリガアンテナとなる。
また、CPU31による、ステップ120の、トリガアンテナか否かの判定は、受信データと識別情報に基づいた判定である必要はない。例えば、ETC車載器1とアンテナとの間の通信開始から通信終了までの一群のデータのやりとりにおいて、そのアンテナから一度も機能Xの実行を要求するコマンドが送信されなかったことに基づいて、そのアンテナがトリガアンテナであると判定するようになっていてもよい。
また、本発明の無線受信装置は、ETC車載器1である必要はなく、他の車載無線受信装置であってもよいし、車載用ではない受信装置であってもよい。例えば、無線受信装置は移動しなくてもよい。その場合その無線受信装置が固定された位置において、ある時期にはトリガアンテナからの信号を受信でき、別の時期には機能Xの実行を要求するコマンドXを送信するアンテナからの信号を受信できるようになっていればよい。
また、上記実施形態においては、CPU31は、ステップ140を実行せず、ステップ130に続いてステップ150以下の活性化および相互認証を実行してもよい。すなわち、ETC車載器1は、機能Xの診断を経ずに、機能Xが正常であると異常であるとに関わらず、その機能Xの正常化を行ってもよい。
また、CPU31は、ステップ150の活性化を行わずにステップ160の相互認証を行ってもよい。
また、CPU31は、ステップ150および160の処理に代えて、カードアクセス機能を正常化させるための処理として、カードアクセス異常である旨のユーザに対する警告表示をHMI14の報知装置に行わせるようになっていてもよい。
ETC車載器1が搭載された車両2が走行する道路3上のETC処理装置4〜6、および予告アンテナ7の配置を示す俯瞰図である。 ETC車載器1のハードウェア構成図である。 ICカード挿入時のICカードとETC車載器1との間のやりとりを示すシーケンス図である。 ETC車載器1がETC処理装置4〜6と通信するときの、ETC車載器1、ETC処理装置4〜6、およびICカードの間のやりとりを示すシーケンス図である。 CPU31が実行するカードアクセス確認プログラム100のフローチャートである。 ETC車載器1がカード未挿入お知らせアンテナ7と通信するときの、ETC車載器1、カード未挿入お知らせアンテナ7、およびICカードの間のやりとりを示すシーケンス図である。 ETC車載器1が予告アンテナと通信するときの、ETC車載器1、予告アンテナ、およびICカードの間のやりとりを示すシーケンス図である。
符号の説明
1…ETC車載器、2…車両、3…道路、4〜6…ETC処理装置、
7…トリガアンテナ、11…無線部、12…通信制御部、13…マイコン、
14…HMI、15…SAM、16…ICカードインターフェース、31…CPU、
32…RAM、33…ROM、100…カードアクセス確認プログラム。

Claims (5)

  1. 無線受信回路と、
    前記無線受信回路が、ある機能Xの実行を要求するコマンドを送信することのないアンテナ(以下、トリガアンテナという)からの信号を受信したことを検出する受信検出手段と、
    前記受信検出手段の検出に基づいて、前記機能Xを正常に実行できるようにするための処理を行う正常化手段と
    前記受信検出手段の検出に基づいて、前記機能Xが正常に実行されうる状態にないことを診断する診断手段と、を備え、
    前記正常化手段は、前記診断手段の診断に基づいて、前記機能Xを正常に実行できるようにするための処理を行うことを特徴とする無線受信装置。
  2. 接続後の認証処理を経ることで接続相手のデータアクセスを許可するようになる記憶装置(以下、認証付き記憶装置という)を脱着可能に接続するためのインターフェースを備え、
    前記機能Xは、前記インターフェースに接続された前記認証付き記憶装置へのデータアクセスであり、
    前記正常化手段が行う、前記機能Xを正常に実行できるようにするための処理は、前記認証処理であることを特徴とする請求項に記載の無線受信装置。
  3. 当該無線受信装置は車両に搭載され、
    前記トリガアンテナは、前記機能Xの実行を要求するコマンドを送信する、道路付近のアンテナの、当該道路に沿った手前にあることを特徴とする請求項1または2に記載の無線受信装置。
  4. 前記トリガアンテナを識別するための識別情報を記憶する記憶媒体を備え、
    前記受信検出手段は、前記記憶媒体が記憶する前記識別情報に基づいて、前記無線受信回路が受信した信号が前記トリガアンテナからのものであることを検出することで、前記トリガアンテナから信号を受信したことを検出することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の無線受信装置。
  5. 無線受信回路が、ある機能Xの実行を要求するコマンドを送信することのないアンテナから信号を受信したことを検出する受信検出手段
    前記受信検出手段の検出に基づいて、前記機能Xを正常に実行できるようにするための処理を行う正常化手段、および
    前記受信検出手段の検出に基づいて、前記機能Xが正常に実行されうる状態にないことを診断する診断手段、として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記正常化手段は、前記診断手段の診断に基づいて、前記機能Xを正常に実行できるようにするための処理を行うことを特徴とするプログラム。

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