JP2006280535A - 携帯内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】送気用の気体が圧縮充填されたボンベを手元操作部に装着することによって、手元操作部を軽量化することができ、携帯性及び操作性に優れた内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡10の手元操作部14には、ボンベ74が取りつけられており、このボンベ74には、挿入部12の先端の送気・送水ノズル48に送気する気体が圧縮充填される。
【選択図】 図3

Description

本発明は携帯内視鏡に係り、特に挿入部の先端部からの送気を行う送気手段を備えた携帯内視鏡に関する。
内視鏡は、術者が把持する手元操作部を有し、この手元操作部に連設された挿入部を体腔内に挿入することによって体腔内を観察する装置である。手元操作部には、従来、ユニバーサルケーブルが延設されており、このユニバーサルケーブルの先端に設けられたコネクタ類が光源装置やプロセッサ等の周辺機器に接続されて使用される。このため、従来の内視鏡は、その使用範囲がユニバーサルケーブルの長さ制限を受けるため、内視鏡を使用しながら自由に移動することができないという問題があった。また、手元操作部の操作中にユニバーサルケーブルが絡んで邪魔になり、操作性が悪いという問題もあった。
このような問題を解消するため、周辺機器と内視鏡とを接続するケーブルのない携帯式の内視鏡が提案されている。例えば特許文献1及び2には、送気・送水用のポンプや送水タンク、さらにはポンプ駆動用のバッテリを手元操作部に取りつけた内視鏡が記載されている。
特開2003−52620号公報 特開2003−70737号公報
しかしながら、特許文献1及び2の内視鏡は、送気・送水用のポンプを駆動するためのバッテリーの消費量が大きく、大型のバッテリが必要になるという問題があった。また、大型のバッテリや送気・送水用のポンプによって手元操作部が重くなり、携帯性や操作性が悪くなるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、手元操作部を軽量化することができ、携帯性及び操作性に優れた携帯内視鏡を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、体腔内に挿入される挿入部と、前記挿入部の基端側に連設された手元操作部と、前記手元操作部に着脱自在に取り付けられ、前記挿入部の先端部に送気するための気体が圧縮充填されたボンベと、を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ボンベを手元操作部に取り付けて気体を送気するようにしたので、従来のように送気用のポンプと手元操作部とを接続するケーブルが不要になる。また、請求項1の発明によれば、気体が充填されたボンベを手元操作部に装着するだけなので、送気用のポンプを手元操作部に設けた場合に比べて、手元操作部を軽量化することができる。さらに、請求項1の発明によれば、ボンベによって気体を送気することができるので、送気時に電力が不要であり、内視鏡の消費電力を減少させることができる。よって、内視鏡の電力源として小型且つ軽量のバッテリを用いることができ、このバッテリを手元操作部に搭載した際に手元操作部を軽量化及び小型化することができる。このように、請求項1の発明によれば、手元操作部を軽量化及び小型化することができるので、携帯性及び操作性に優れた内視鏡を提供することができる。
請求項2に記載の発明は請求項1の発明において、前記手元操作部に着脱自在に取りつけられ、前記挿入部の先端部に送水するための液体が収容された送水ユニットを備え、該送水ユニットに前記ボンベの気体を送気することによって前記送水ユニットの液体を送水することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、手元操作部に送水ユニットを取りつけたので、従来のように送水ユニットと手元操作部とを接続するケーブルが不要になる。
また、請求項2の発明によれば、ボンベの気体を送水ユニットに送気することによって送水を行うので、送水用のポンプが不要になる。したがって、送水時に電力が不要になり、内視鏡の消費電力をより減少させることができる。これにより、小型且つ軽量のバッテリを用いることができるので、バッテリを搭載した手元操作部をより小型化及び軽量化することができる。
請求項3に記載の発明は請求項2の発明において、前記送水ユニットは、前記液体が満たされるとともに、その内容積が減少可能な袋状部材を有し、該袋状部材の外圧を前記ボンベの気体で高めることによって送水を行うことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、袋状部材の外圧を高めて送水を行うので、手元操作部の姿勢に関係なく常に送水を行うことができる。また、袋状部材に液体を満たすようにしたので、液体が空気に曝されて汚染されるおそれがない。
請求項4に記載の発明は請求項2又は3の発明において、前記ボンベと前記送水ユニットは送気・送水ユニットとして一体化され、前記手元操作部に同時に装着されることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、ボンベと送水ユニットを手元操作部に同時に装着することができる。また、ボンベと送水ユニットを送気・送水ユニットとして一体化することにより、ボンベの気体を送水ユニットに送気する配管を送気・送水ユニットに設けることができる。これにより、内視鏡の管路構成を簡略化することができる。
請求項5に記載の発明は請求項1〜4のいずれか1の発明において、前記ボンベと前記挿入部の先端部とを連通する送気管路にバルブが配設され、該バルブは無操作時に前記ボンベ側の送気管路を封止することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、無操作時にボンベ側の送気管路を封止したので、無操作時にボンベの気体が外部に流出することがない。よってボンベの気体が無駄に使用されることを防止できるので、容量の小さいボンベを使用することができ、手元操作部を小型化することができる。
本発明によれば、ボンベを手元操作部に取り付けて気体を送気するようにしたので、手元操作部から延設される送気用のケーブル類が不要になる。また、本発明によれば、送気時の電力が不要になるので、内視鏡の消費電力を減少させることができ、小型且つ軽量のバッテリを手元操作部に搭載して携帯性を高めることができる。
以下添付図面に従って本発明に係る携帯内視鏡の好ましい実施の形態について詳述する。図1は本発明に係る携帯内視鏡の実施形態を示す構成図である。
図1に示すように、内視鏡10は主として、体腔内に挿入される挿入部12と、この挿入部12の基端側に連設される手元操作部14と、手元操作部14に装着される送気・送水ユニット16と、手元操作部14にチューブ17を介して接続される分離型の吸引ユニット18で構成される。
手元操作部14には、送気・送水ボタン20、吸引ボタン22、シャッターボタン24、及び機能切替ボタン26が並設されるとともに、一対のアングルノブ28、28、さらにはアングルノブ28をロックするロック摘まみ30、30が設けられる。また、手元操作部14の先端側には鉗子挿入部32が設けられ、手元操作部14の基端側には蓋34が開閉自在に取り付けられており、この蓋34の内側に小型バッテリ(不図示)を収容するバッテリ収容部が設けられる。なお、バッテリとしては、例えばガム型の充電式電池や燃料電池等が使用され、このバッテリによって後述のCCDやLED等に電力が供給される。
挿入部12は、手元操作部14側から順に軟性部36、湾曲部38、及び先端部40で構成され、湾曲部38は、手元操作部14のアングルノブ28、28を回動することによって遠隔的に湾曲操作される。これにより、先端部40を所望の方向に向けることができる。
図2に示すように、先端部40の先端面42には、観察光学系44、照明光学系46、46、送気・送水ノズル48、鉗子口50が設けられる。観察光学系44の後方(基端側)にはCCD(不図示)が配設されており、観察光学系44で取り込まれた観察像がCCDの受光面に結像されて電気信号に変換される。CCDは不図示の通信手段に接続されており、この通信手段によって、前記電気信号が無線でプロセッサ(不図示)に送信される。そして、プロセッサによって映像信号に変換され、プロセッサに接続されたモニタ(不図示)に観察画像が出力される。
照明光学系46、46の後方には不図示のLEDが配設される。このLEDは、手元操作部14内に収納したバッテリまで配線されており、バッテリの電力によってLEDが点灯し、照明光が照明光学系46、46の前方に照射される。
鉗子口50には、図3に示す吸引チューブ52Aが接続される。この吸引チューブ52Aには、鉗子チューブ58の先端が接続されており、鉗子チューブ58の他端は鉗子挿入部32に配設される。したがって、鉗子挿入部32から鉗子等の処置具を挿入することによって、処置具を鉗子口50から導出することができる。
また、吸引チューブ52Aは、手元操作部14に設けた吸引バルブ54に接続され、さらにこの吸引バルブ54には吸引チューブ52Bが接続される。吸引チューブ52Bの先端は、手元操作部14に設けた吸引コネクタ56に配置される。吸引コネクタ56には後述の吸引チューブ17を介して吸引ユニット18(図1参照)が接続され、吸引チューブ52Bに吸引力が付与されるようになっている。前記吸引バルブ54は吸引ボタン22によって操作され、この吸引バルブ54によって吸引チューブ52A、52Bの連通、遮断が切換操作される。したがって、吸引ボタン22を操作することによって、吸引チューブ52Bの吸引力が吸引チューブ52Aに伝達され、鉗子口50から体液や汚物等の被吸引物を吸引することができる。
一方、送気・送水ノズル48には、送気・送水チューブ60が接続される。送気・送水チューブ60は途中で送気チューブ62Aと送水チューブ63Aに分岐され、この送気チューブ62Aと送水チューブ63Aは送気・送水バルブ64に接続される。さらに送気・送水バルブ64には、送気チューブ62Bと送水チューブ63Bが接続され、この送気チューブ62Bと送水チューブ63Bの端部は送気・送水コネクタ66に配設される。
送気・送水コネクタ66には、送気・送水ユニット16が着脱自在に装着される。以下、送気・送水ユニット16の構成について説明する。
図4は送気・送水ユニット16を手元操作部14に装着した状態を示す側面図であり、図5は送気・送水ユニット16を示す斜視図である。
これらの図に示すように、送気・送水ユニット16は、全体が細長い矩形状に形成される。また、送気・送水ユニット16は、送気・送水コネクタ66に装着した際に、その長手方向が手元操作部14の長手方向に対して直交するように配置される。なお、送気・送水コネクタ66は、手元操作部14の基端側で、且つ、吸引ボタン22や送気・送水ボタン20の反対側に配置される。したがって、送気・送水コネクタ66に送気・送水ユニット16を装着することにより、送気・送水ユニット16は、手元操作部14を把持した術者の手の人指し指と親指の間に配置される。これにより、手元操作部14の操作時に送気・送水ユニット16が邪魔になることがない。なお、送気・送水ユニット16の装着位置、及び装着方向は、特に限定するものではないが、手元操作部14を把持した術者の手の邪魔にならない位置が選択される。したがって、例えば、手元操作部14の基端部に送気・送水コネクタ66を設け、この送気・送水コネクタ66に送気・送水ユニット16を手元操作部14の長手方向に沿って装着しても良い。
また、送気・送水ユニット16は主として、中空状のケース70と、このケース70の蓋となる連結部材72と、ケース70の内部に収容されるボンベ74及び送水ユニット76で構成される。ボンベ74及び送水ユニット76は、硬質の連結部材72に着脱自在に取りつけられ、この連結部材72の端部が送気・送水コネクタ66に着脱自在に装着される。
連結部材72と送気・送水コネクタ66の連結機構としては、例えばスナップフィットと呼ばれる機構が用いられる。この機構は、図5に示すように連結部材72の連結側端部に、爪72Bを外側に有する突起片72Aを設け、この突起片72Aの爪72Bが係合する凹部(不図示)を相手側の送気・送水コネクタ66に形成する。そして、連結部材72の突起片72Aの爪72Bを送気・送水コネクタ66の凹部に係合することによって、連結部材72と送気・送水コネクタ66とを連結する。これにより、連結部材72と送気・送水コネクタ66とが一定の引抜強度を確保した状態で連結される。なお、図4の送気・送水コネクタ66には解除レバー66Aが設けられており、この解除レバー66Aをスライド操作することによって、爪72Bが内側に押圧され、凹部との係合が解除される。これにより、送気・送水コネクタ66と連結部材72との連結を解除することができる。
なお、連結部材72と送気・送水コネクタ66との連結機構はスナップフィットに限定されるものではなく、一定の引抜強度を有する連結機構であればよい。したがって、例えばチューブフィッティング機構を用いても良い。チューブフィッティング機構は、筒状のハウジングの内周面から突出したロック爪がチューブに食い込むことによってチューブとの連結を確保し、ハウジング端部に設けた開放リングを押し込むことによって、開放リングがロック爪を外側に退避させ、ロック爪とチューブとの係合を解除するものである。このようなチューブフィッティング機構を用いて連結部材72と送気・送水コネクタ66とを連結するようにしてもよい。
図3に示すように連結部材72の内部には送気管路78と送水管路80が設けられる。送気管路78と送水管路80は、連結部材72を送気・送水コネクタ66に装着した際にそれぞれ、送気チューブ62B、送水チューブ63Bに連通される。また、送水管路80の先端は、後述の送水ユニット76の袋状部材92に連通され、送気管路78の先端はボンベ74に連通される。さらに送気管路78は連結部材72の内部で分岐され、その分岐管路78Aが送水ユニット76の収容ケース90の内部に連通される。
送気管路78と送水管路80には開閉バルブ82が配設されており、この開閉バルブ82によって送気管路78や送水管路80の連通、遮断が切換操作される。なお、開閉バルブ82の構成については後述する。
また、送気管路78にはレギュレータ84が設けられており、送気管路78を流れる気体の圧力を一定に保持できるようになっている。レギュレータ84には調整ねじ86が設けられており、この調整ねじ86を回動させることによって、送気管路78を流れる気体の圧力を調整することができる。送気管路78の先端には中空状のピン88が突設されており、この中空状のピン88の位置にボンベ74が螺合されて取りつけられる。
ボンベ74には、送気用の気体(例えば、N2 、CO2 等の不活性ガス、或いはエア)が圧縮されて充填されている。ボンベ74内の気体の容量は特に限定するものではないが、例えば4L程度の気体を充填したものが使用され、患者一人の処置が終了するごとに交換される。また、ボンベ74は、気体を充填して蓋(不図示)で密閉した状態で持ち運ばれ、このボンベ74を連結部材72に螺合することにより、中空状のピン88がボンベ74の蓋に刺入され、ボンベ74の内部がレギュレータ84に連通される。これにより、ボンベ74内の高圧の気体がレギュレータ84に送られ、この高圧の気体がレギュレータ84によって所望の圧力に調整される。そして、開閉バルブ82を開くことによって、その気体が送気管路78を介して送気チューブ62Bに送気されるとともに、分岐管路78Aを介して送水ユニット76に送られる。
図6及び図7に示すように、送水ユニット76は主として、中空状の収容ケース90と、この収容ケース90の内部に収容された袋状部材92とで構成される。袋状部材92の内部には、送水用の液体(例えば水、或いは滅菌水等)が満たされている。袋状部材92の材質としては、例えばアルミフィルム、プラスチックフィルム、ゴム等が用いられており、その内容積が減少可能なように構成される。すなわち、袋状部材92は、潰れたり、萎んだり、或いは収縮したりして変形することによって、その内容積が小さくなることができるように構成される。また、袋状部材92には、筒状部92Aが突出形成されており、この筒状部92Aの先端外周につば92Bが突設されている。つば92Bはゴム等の弾性部材によって形成することが好ましい。なお、上記の如く構成された袋状部材92は、液体を満たした状態で筒状部92Aの先端に蓋をして密閉した状態で持ち運ぶことが好ましい。そして、送水ユニット76を連結部材72に嵌合する際に袋状部材92の筒状部92Aの先端に孔が開くように構成することが好ましい。
一方、収容ケース90は、有底筒状のケース本体94と、このケース本体94の蓋となる蓋部材96と、蓋部材96の先端に取り付けられるキャップ部材98とによって構成される。ケース本体94、蓋部材96、及びキャップ部材98は、例えばプラスチック等によって十分な強度を有するように構成されており、前述の袋状部材92よりも変形しにくく構成されている。なお、収容ケース90は、袋状部材92よりも変形しにくく構成されていればよく、例えば袋状部材92と同じ材質で、且つ、袋状部材92よりも厚く形成した袋状のものを用いてもよい。
収容ケース90のケース本体94と蓋部材96は嵌合される。嵌合時、ケース本体94の外周面と蓋部材96の内周面とが一周にわたって接触するとともに、その接触面において気密が保持されるように構成される。なお、嵌合時に一定の引抜強度を確保できるように、上述したスナップフィット機構やチューブフィッティング機構を用いてケース本体94と蓋部材96とを連結するようにしてもよい。
図7に示すように、蓋部材96の端面の中央部には筒状部96Aが突出形成される。前述の袋状部材92の筒状部92Aは、この蓋部材96の筒状部96Aに嵌入される。また、蓋部材96の筒状部96Aの外周面にはねじが形成されており、キャップ部材98はこの筒状部96Aに螺合されて装着される。キャップ部材98は、その端面に通水孔98Aを有しており、この通水孔98Aを介して袋状部材92の内部に連通するようになっている。
また、蓋部材96の端面には、筒状部96Aの周辺位置に通気孔96B、96B…が形成されている。この通気孔96B、96Bは、収容ケース90の内外を連通するものであり、例えば図6に示す如く円弧状に形成されるとともに、90°間隔で四カ所に形成される。
上述した収容ケース90と袋状部材92は以下のようにして組み立てられる。すなわち、まず、袋状部材92の筒状部92Aを蓋部材96の筒状部96Aに嵌入する。このとき、袋状部材92の筒状部92Aのつば92Bを弾性変形させながら挿入する。挿入後、つば部92Bは元の形状に弾性復帰し、蓋部材96の筒状部96Aの端部に係合した状態になる。この状態で、蓋部材96にキャップ部材98を螺合する。これにより、つば92Bはキャップ部材98と蓋部材96とに挟圧されて固定されるとともに、つば92Bによってキャップ部材98と蓋部材96との気密が保持される。次に、袋状部材92をケース本体94に入れながら、ケース本体94と蓋部材96とを嵌合させる。これにより、ケース本体94、蓋部材96、キャップ部材98から成る収容ケース90が組み立てられるとともに、その収容ケース90の内部に袋状部材92が収容され、送水ユニット76が構成される。
送水ユニット76は、連結部材72に着脱自在に取り付けられる。図7に示すように、連結部材72には、送水ユニット76の取り付け位置に、蓋部材96が嵌入する第1凹部72Cと、この第1凹部72Cの中心位置に形成され、キャップ部材98が嵌入される第2凹部72Dとが設けられている。第1凹部72Cには送気管路78の分岐管路78Aが連通されており、第2凹部72Dには送水管路80が連通され、さらに、その連通位置に中空状のピン95が突設されている。したがって、送水ユニット76を連結部材72に嵌め込むと、ピン95がキャップ部材98の孔98Aを介して袋状部材92の内部に刺入されて、袋状部材72の内部が送水管路80に連通され、さらに、収容ケース90の内部が蓋部材96の通気孔96Bを介して送気管路78の分岐管路78Aに連通される。上記の如く連結を行った際、蓋部材96と連結部材72との隙間、及び、キャップ部材98と連結部材72との隙間はそれぞれ、Oリング97、99によって気密が保持される。なお、収容ケース90と連結部材72との間に一定の引抜強度を確保するために、上述したスナップフィット機構やチューブフィッティング機構等を用いて連結を行うようにしてもよい。
以上説明したように、ボンベ74と送水ユニット76は連結部材72に取りつけられる。そして、この連結部材72にケース70を取り付けることによって、送気・送水ユニット16が組み立てられる。送気・送水ユニット16は、連結部材72を送気・送水コネクタ66に連結することによって、手元操作部14に装着される。装着後、開閉バルブ82を操作することにより、送気管路78に気体が送気され、送水管路80に液体が送水される。
開閉バルブ82は、図7に模式的な構成を示すように、外周面に溝82B、82Cを有する弁体82Aを備え、この弁体82Aが弾性体82Dによって突出方向に付勢される。開閉バルブ82の無操作時には、弁体82Aの溝82B、82Cがそれぞれ、送気管路78、送水管路80とずれた位置に配置される。したがって、送気管路78、送水管路80が弁体82Aによって遮断される。また、開閉バルブ82を操作し、弁体82Aをスライドさせて溝82B、82Cの位置が送気管路78、送水管路80の位置に配置されると、送気管路78、送水管路80がそれぞれ、弁体82Aの溝82B、82Cを介して連通される。このような構成の開閉バルブ82を用いると、送気管路78、送水管路80の連通、遮断を同時に切り換えることができる。また、この開閉バルブ82を設けたことによって、ボンベ74や送水ユニット76の装着時に、ボンベ74の気体や袋状部材92の液体が無駄に流出することを防止できる。なお、開閉バルブ82の操作は手動で行うようにしてもよいし、送気・送水ユニット16を送気・送水コネクタ66に装着した際に自動的に行うようにしてもよい。ただし、開閉バルブ82を手動で操作する場合には、送気・送水ユニット16を送気・送水コネクタ66に装着するまで操作できなくなるような安全装置を設けることが好ましい。
上述した開閉バルブ82を、送気・送水ユニット16の装着後に操作すると、ボンベ74の気体が送気管路78を介して送気チューブ62Bに送られ、送気チューブ62Bに所定の圧力がかかった状態になる。同時に、ボンベ74の気体が分岐管路78Aを介して収容ケース90の内部(すなわち、収容ケース90と袋状部材92の間)に送気され、袋状部材92の外側に所定の圧力がかかった状態になる。これにより、袋状部材92の内部に満たされた液体が送水管路80を介して送水チューブ63Bに送られ、送水チューブ63Bに所定の圧力がかかった状態になる。このような状態で図3の送気・送水ボタン20を押下操作することによって、送気・送水バルブ64による管路の切換が行われ、送気・送水操作が行われる。
図8(A)〜図8(C)は送気・送水バルブ64の構成を示す断面図である。これらの図に示すように、送気・送水バルブ64は、手元操作部14に固定されるシリンダ部材100と、このシリンダ部材100に摺動自在に設けられる筒状の外ピストン部材102と、この外ピストン部材102の内部に設けられて摺動する内ピストン部材104によって構成される。外ピストン部材102の上端には孔106Aを有するキャップ106が取り付けられており、内ピストン部材104はこのキャップ106の孔106Aを通って突出した状態に配置されている。なお、上述した送気・送水ボタン20は、外ピストン部材102、内ピストン部材104、及びキャップ106によって構成されており、シリンダ部材100に着脱自在に取り付けられる。
シリンダ部材100は略円筒状に形成されており、その底部には送気チューブ62Aが接続される。また、シリンダ部材100の側面の所定の位置には、それぞれ送気チューブ62B、送水チューブ63A、送水チューブ63Bが接続される。
シリンダ100の上部にはスプリング108が設けられ、このスプリング108によって外ピストン部材102が上方に付勢される。外ピストン部材102の下端には、孔112Aを有する底板112が取り付けられる。底板112の上にはスプリング110が設けられ、このスプリング110によって内ピストン部材104が上方に付勢される。したがって、図8(A)に示す如くキャップ106から突出している内ピストン部材104を押下操作すると、スプリング110が縮まって内ピストン部材104が外ピストン部材106に対して摺動し、内ピストン部材104は図8(B)に示す如く外ピストン部材102の内部に収まる。さらに、内ピストン部材104を押下操作すると、スプリング108が縮まって、内ピストン部材104と外ピストン部材102が同時に下降し、図8(C)に示す如く外ピストン部材102がシリンダ部材100の内部に収納された状態になる。以下、図8(A)の状態を無操作状態、図8(B)の状態を第1押下状態、図8(C)の状態を第2押下状態という。
外ピストン部材102の外周面には、溝102Aが一周にわたって形成されている。この溝102Aは、図8(C)の第2押下状態の場合にのみ、送水チューブ63Aと送水チューブ63Bとを連通するように形成される。
また、外ピストン部材102の外周面には溝102Bが一周にわたって形成され、さらにこの溝102Bと外ピストン部材102の内周面とを貫通する貫通孔102Cが形成される。溝102Bは図8(A)の無操作状態、及び図8(B)の第1押下状態において、送気チューブ62Bに連通するように形成されている。
一方、内ピストン部材104の内部には、その外周面と底面とを連通する送気通路104Aが形成されている。この送気通路104Aは、図8(B)の第1押下状態の際に、外ピストン部材102の貫通孔102Cに連通されるように形成され、図8(A)の無操作状態では、貫通孔102Cが内ピストン部材104によって遮断されるようになっている。
上記の如く構成されたバルブ構造によれば、図8(A)の無操作状態では、送気チューブ62A、62B、送水チューブ63A、63Bのいずれの開口も、外ピストン部材102或いは内ピストン部材104によって封止されている。したがって、送気チューブ62B内の気体、及び送水チューブ63B内の液体は流出しないので、無操作時に気体や液体が無駄に流出することを防止できる。
図8(B)に示すように内ピストン部材104を押下操作して第1押下状態にすると、送気チューブ62Bが、外ピストン部材102の溝102B、貫通孔102C、内ピストン部材104の送気通路104A、及び底板112の孔112Aを介して送気チューブ62Aに連通される。このとき、送気チューブ62Bには、所定の圧力の気体が送気されているので、送気チューブ62B内の気体が送気チューブ62Aに送られる。これにより、送気チューブ62Aを介して送気・送水チューブ60の先端の送気・送水ノズル48から気体を噴射することができる。なお、第1押下状態では、送水チューブ63A、63Bは外ピストン部材102によって遮断されており、送水は行われない。
図8(C)に示すように内ピストン部材104及び外ピストン部材102を押下操作して第2押下状態にすると、外ピストン部材102の溝102Bの位置が送気チューブ62Bの位置からずれて送気操作が停止するともに、外ピストン102の溝102Aによって送水チューブ63A、63Bが連通される。前述したように、送水チューブ63Bには、所定の圧力の液体が送液されているので、送水チューブ63B内の液体は送水チューブ63Aに送られる。これにより、送水チューブ63Aを介して送液された液体が送気・送水チューブ60の先端の送気・送水ノズル48から噴射される。
ところで、上記の送水操作時において、袋状部材92の外側は常に、ボンベ74からの気体によって所望の圧力がかかった状態になっており、この状態で、袋状部材92の内部の圧力を送気・送水バルブ64の操作で開放することによって、袋状部材92は、外側の気体によって押圧されて徐々に潰され、その内容積が徐々に減少し、送水が行われる。以下に、送水操作時における袋状部材92の状態について説明する。
図9(A)〜図9(C)は、送水操作時における送水ユニット76の内部状況を模式的に示している。図9(A)に示すように、ボンベ74から送気された気体は、通気孔96Bを介して収容ケース90の内部(すなわち、収容ケース90の内側で、且つ、袋状部材92の外側の空間)に送気される。したがって、袋状部材92の外側には、ボンベ74からの気体によって所望の圧力がかかった状態になっている。よって、送気・送水バルブ64を第2押下状態に操作し、送水チューブ63Bと送水チューブ63Aを連通させて、袋状部材92の内部の圧力を開放すると、袋状部材92の内側と外側との間に圧力差が発生し、袋状部材92は外側の気体に押圧されて、図9(B)、さらには図9(C)に示すように徐々に潰されてその内容積が減少する。これにより、袋状部材92の内部に満たされた液体が絞り出されるようにして送水される。その際、袋状部材92の外側には、ボンベ74からの気体が常に供給されており、袋状部材92の外側には常に一定の圧力がかかっているので、袋状部材92の内部の液体は一定の流量で送水される。
このように袋状部材92の外側に送気することによって、袋状部材92に満たされた液体を送水するように構成すると、送水ユニット76の姿勢によらず、常に袋状部材92からの送水を行うことができる。したがって、送気・送水ユニット16を装着した手元操作部14の姿勢によらず、確実に送水操作を行うことができる。
また、上述した送水ユニット76によれば、袋状部材92の内部には液体が満たされており、この液体は外部の気体に接触することがなく、汚染されるおそれがない。したがって、袋状部材92の液体として滅菌水を用いた場合にも、液体の汚染が進行するおそれがなく、常に清潔な液体を送水することができる。
さらに、上述した送水ユニット76によれば、袋状部材92の内容積が減少して内部の液体を絞り出すようにしたので、袋状部材92内の液体を残さずに使用することができる。したがって、袋状部材92内に収容する液体の量を少なくすることができる。これにより、送水ユニット76を小型化且つ軽量化することができるので、手元操作部14を小型化且つ軽量化して、携帯性を高めることができる。
次に吸引ユニット18について説明する。図10は吸引ユニット18の管路を模式的に示す管路構成図である。同図に示すように吸引ユニット18は主として、ボンベ122、液溜タンク124、及びノズルユニット126で構成されており、これらがケース120に収容されてユニット化されている。
吸引ユニット18のケース120は、その姿勢が変わらないようにして保持されるのであればどこに配置してもよく、例えば術者のベルトに装着したり、術者のポケットに入れたり、検査台(ベッド)の係合部に吊るしたり、或いは検査台の上方に設けられたカーテンレールに懸吊したりすることが考えられる。
液溜タンク124の上部には二本のパイプ128、130が接続されている。パイプ128の上端部はケース120の外部に引き出されており、このパイプ128の上端部にチューブ17の端部が着脱自在に取り付けられる。チューブ17のもう一方の端部は、内視鏡10の手元操作部14の吸引コネクタ56に着脱自在に接続される。これにより、液溜タンク124の内部がパイプ128、チューブ17を介して吸引チューブ52Bに連通される。
一方、パイプ130は、ノズルユニット126の吸引ポート126Cに接続される。ノズルユニット126は、ベンチュリー効果を利用した真空発生装置であり、図11に示すように、ノズル部132とディフューザ部134とを有し、このノズル部132とディフューザ部134とが向き合った状態で所定の距離で配置される。ノズル部132の入口には給気ポート126Aが設けられ、ディフューザ部134の出口には排気ポート126Bが設けられる。また、ノズル部132とディフューザ部134との間の空間には、吸引ポート126Cが設けられる。
上記の如く構成されたノズルユニット126によれば、給気ポート126Aから気体が給気されると、ノズル部132から気体が噴射されてディフューザ部134に流入するとともに、その際に周囲の気体がディフューザ部134に引き込まれ、吸引ポート126Cから気体が吸引される。これにより、吸引ポート126Cに吸引力を発生させることができる。なお、ディフューザ部134に流入した気体は、排気ポート126Bから外部に排気される。
図10に示すように、ノズルユニット126の排気ポート126Bは、外部に向けて形成されている。また、吸引ポート126Aは電磁弁136、レギュレータ138を介してボンベ122に連通される。電磁弁136は、後述の吸引バルブ54のセンサ140に電気的に接続されており、吸引バルブ54が吸引ボタン22によって操作された際にセンサ140がこれを検知して電磁弁136を開くように構成される。レギュレータ138は、管路を流れる気体の圧力を一定に保持するためのものであり、調整ねじ142によってその圧力を調整することができる。ボンベ122には、気体(例えば、N2 、CO2 等の不活性ガス、或いはエア)が圧縮されて充填されている。ボンベ122は、前述した送気用のボンベ74と同じ種類のものを用いてもよいし、別の種類のものを用いてもよい。また、ボンベ122は、気体を充填して蓋(不図示)により密閉した状態で持ち運ばれる。そして、ボンベ122が螺合されて装着された際に、中空状のピン144がボンベ122の蓋に刺入されることによってボンベ122の内部が連通される。このとき、電磁弁136が閉じられているので、ボンベ122内の気体が無駄に漏出することがない。そして、電磁弁136が操作されることによって、ボンベ122の気体がノズルユニット126の給気ポート126Aに送気され、ノズルユニット126の吸引ポート126Cに吸引力が発生する。この吸引力はパイプ130、液溜タンク124、パイプ128、チューブ17を介して吸引チューブ52Bに伝達される。そして、操作された状態の吸引バルブ54を介して吸引チューブ52Aに伝達される。
図12(A)、図12(B)は吸引バルブ54の構成を示す断面図である。これらの図に示すように、吸引バルブ54は、手元操作部14に固定されるシリンダ部材150と、このシリンダ部材150に摺動自在に設けられるピストン部材152とで構成される。ピストン部材152の上端にはキャップ154が取り付けられており、このキャップ154とピストン部材152とによって前述の吸引ボタン22が構成され、シリンダ部材150に着脱自在に取り付けられる。
シリンダ部材150は略円筒状に形成されており、その底部には吸引チューブ52Aが接続される。また、シリンダ部材150の側面の所定の位置には吸引チューブ52Bが接続される。シリンダ部材150の上部にはスプリング156が設けられ、このスプリング156によってピストン部材152が上方に付勢される。したがって、図12(A)に示すように、無操作時にはピストン部材152が上方に位置した状態になっており、このピストン部材152を押下操作することによって、図12(B)に示すようにピストン部材152がシリンダ部材150の内部に押し込まれた状態になる。
ピストン部材152の内部には、流路152Aが形成されている。この流路152Aはピストン部材152の底面から軸方向に形成され、さらにピストン部材152の側面に連通するように形成される。また、流路152Aは、図12(B)の押下操作状態で吸引チューブ52Bに連通するように形成されており、図12(A)の無操作状態では、吸引チューブ52Bをピストン部材152で遮断するように構成される。なお、図12(A)の符号155はOリングであり、このOリング155によってシリンダ部材150の内周面とピストン部材152の外周面との間の気密が保持される。
吸引バルブ54には、ピストン部材152が押されたことを検出するセンサ140が設けられる。センサ140は、例えば接触センサ140A、140Bで構成され、接触センサ140Aはピストン部材152の下端部に取りつけられ、接触センサ140Bはシリンダ部材150の底部に取りつけられる。この接触センサ140A、140Bは、図12(B)の押下操作状態で接触し、両者の接触によってピストン部材152の押下操作が検知される。なお、センサ140の構成や種類は特に限定するものではなく、ピストン部材152の押下操作を検知するものであればよい。
上述したように、センサ140は図10の電磁弁136に接続されており、センサ140がピストン部材152の押下操作を検知した際に電磁弁136が操作され、ノズルユニット126の給気ポート126Aに気体が供給される。そして、ノズルユニット126の吸引ポート126Cに発生した吸引力が吸引チューブ52Bに伝達される。このとき、図12(B)に示すように吸引チューブ52Bはピストン部材152の流路152Aを介して吸引チューブ52Aに連通されているので、吸引チューブ52B内の吸引力が吸引チューブ52Aに伝達される。これにより、吸引チューブ52Aの先端の鉗子口50からの吸引が行われ、体液や汚物等の被吸引物を吸引することができる。吸引された被吸引物は、吸引チューブ52A、52B、さらにはチューブ17を介して吸引ユニット18の液溜タンク124内に吸引される。その際、パイプ130が液溜タンク124の上部に接続されているので、パイプ130に被吸引物が入り込むことを防止することができ、ノズルユニット126に被吸引物が入り込むことを防止できる。
次に上記の如く構成された内視鏡10の作用について説明する。
図3に示すように本実施の形態の内視鏡10は、手元操作部14に送気・送水ユニット16が装着され、この送気・送水ユニット16にボンベ74が取りつけられている。そして、ボンベ74に圧縮充填された気体を用いて送気・送水操作が行われ、挿入部12の先端の送気・送水ノズル48から気体、或いは液体が噴射される。すなわち、送気操作時には、ボンベ74の気体がそのまま噴射され、送水操作時には、ボンベ74の気体が送水ユニット76に送られ、この気体で袋状部材92の外圧を高めることによって袋状部材92内の液体が送水されて噴射される。したがって、本実施の形態によれば、手元操作部14に取りつけたボンベ74によって送気・送水操作を行うことができ、従来のような送気・送水用のポンプが不要になる。すなわち、本実施の形態によれば、大型で重量物のポンプを使用することなく、小型で軽量のボンベ74を用いて送気・送水操作を行うことができる。そして、本実施の形態では、このボンベ74を手元操作部14に取りつけているので、ポンプを手元操作部14に取りつけた場合に比べて、手元操作部14を軽量化、且つ小型化することができる。
また、本実施の形態によれば、手元操作部14に送気・送水用のボンベ74を取りつけたので、手元操作部14と送気・送水用の周辺機器とを接続するケーブル類が不要になる。
さらに本実施の形態によれば、ボンベ74によって送気・送水操作を行うので、送気・送水時に電力が不要となる。したがって、内視鏡10全体での電力消費量を減少させることができ、手元操作部14に搭載するバッテリを、容量の小さい小型且つ軽量のものにすることができる。これにより、本実施の形態は手元操作部14を小型化及び軽量化することができる。
このように本実施の形態によれば、手元操作部14を軽量化且つ小型化することができるとともに、手元操作部14から引き出されるケーブルを無くしたので、携帯性に優れた内視鏡10を提供することができる。
また、本実施の形態によれば、送気・送水バルブ64として、送気・送水ボタン20の無操作時に気体のリークのない構造を用いたので、ボンベ74の気体の消費量を減少させることができる。したがって、容量の小さい小型且つ軽量のボンベ74を使用することができ、手元操作部14をさらに小型化且つ軽量化することができる。
さらに本実施の形態によれば、ボンベ74と送水ユニット76とを一体化して送気・送水ユニット16を形成するようにしたので、送気用の管路と送水用の管路とを同時に接続することができる。また、ボンベ74と送水ユニット76を送気・送水ユニット16として一体化することによって、ボンベ74から送水ユニット76に送気する気体の管路(すなわち分岐管路78A)を送気・送水ユニット16に設けることができるので、内視鏡10側の管路構成を簡略化することができ、掃除や滅菌処理等のメンテナンスを容易に行うことができる。
なお、上述した実施の形態では、送気・送水用のボンベ74(図3参照)と吸引用のボンベ122(図10参照)とを別々に設けたが、一つのボンベで兼用してもよい。例えば図13に示す内視鏡は、送気・送水用のボンベ74を吸引用のボンベとして兼用した例である。同図に示す内視鏡は、吸引チューブ52Bの端部が送気・送水コネクタ66に配設されている。そして、この送気・送水コネクタ66に、吸引手段を有する送気・送水ユニット160が装着される。
送気・送水ユニット160は主として、ケース70と、このケース70の蓋となる連結部材72と、ケース70の内部に収容されるボンベ74、送水ユニット76、ノズルユニット126、及び液溜タンク124で構成される。
連結部材72内の送気管路78は、前述したレギュレータ84よりもボンベ74側で分岐され、この分岐管路78Bにはレギュレータ161と電磁弁136が配設される。電磁弁136は、吸引バルブ54のセンサ140に電気的に接続されており、吸引バルブ54が操作された際に電磁弁136が開かれ、分岐管路78Bが連通した状態になる。なお、レギュレータ84は、管路を流れる気体を送気操作に適した圧力に調節し、レギュレータ161は、管路を流れる気体を吸引操作に適した圧力に調節する。
分岐管路78Bの先端は、ノズルユニット126の給気ポート126Aに接続される。ノズルユニット126は、排気ポート126Bが外部に向かって形成されており、吸引ポート126Cはパイプ130を介して液溜タンク124に接続される。液溜タンク124にはパイプ128が連通されており、このパイプ128は手元操作部14の吸引チューブ52Bに接続される。したがって、ノズルユニット126の吸引ポート126Cに吸引力が発生すると、パイプ130、液溜タンク124、及びパイプ128を介して吸引チューブ52Bに吸引力が付与される。なお、液溜タンク124の内部には、気液分離フィルタ162が設けられ、ノズルユニット126に液体が流入しないようになっている。
上記の如く構成された内視鏡は、吸引ボタン22によって吸引バルブ54が操作されると、センサ140がこれを検知し、開閉バルブ136が開かれる。これにより、ボンベ74の気体がノズルユニット126の給気ポート126Aに送気され、吸引ポート126Cに吸引力が発生する。そして、この吸引力が吸引チューブ52Bに伝達され、さらに吸引チューブ52Aに伝達されて、先端の鉗子口50から体液や汚物等の被吸引物が吸引される。これにより、液溜タンク124に被吸引物が吸引される。
このように図13の内視鏡によれば、送気・送水操作を行うボンベ74によって、吸引操作も行うことができる。また、この内視鏡によれば、送気・送水ユニット160に吸引手段が設けられるので、送気・送水ユニット160を送気・送水コネクタ66に装着することによって、送気用の管路と、送水用の管路と、吸引用の管路とを同時に接続することができる。なお、図13の内視鏡において、液溜タンク124を送気・送水ユニット160から分離し、チューブ等を用いて液溜タンク124と送気・送水ユニット160とを接続するようにしてもよい。
図14は、送気・送水用のボンベ74を吸引用のボンベとして兼用した別構成の内視鏡である。同図に示す内視鏡は、手元操作部14にノズルユニット126が設けられる。ノズルユニット126の排気ポート126Bは、手元操作部14の基端に形成した排気口に連通される。また、ノズルユニット126の吸引ポート126Cには、吸引チューブ52Cが接続され、この吸引チューブ52Cの端部は吸引コネクタ56に配置される。吸引コネクタ56には、二つの管路を有するチューブ164が接続され、このチューブ164の他端は、液溜タンク124に接続される。なお、チューブ164は二重管構造のものを用いてもよい。
一方、ノズルユニット126の給気ポート126Aには、送気チューブ62Cが接続されており、この送気チューブ62Cは吸引バルブ166に接続されている。吸引バルブ166には、送気チューブ62Bが分岐されて接続されており、吸引バルブ166を操作することによって、送気チューブ62Bと送気チューブ62Cとが連通される。
図15(A)、図15(B)は吸引バルブ166の構成を示す断面図である。これらの図に示すように、吸引バルブ166は、手元操作部14に固定されるシリンダ部材170と、このシリンダ部材170に摺動自在に設けられるピストン部材172とで構成される。ピストン部材172の上端にはキャップ174が取り付けられており、このキャップ174とピストン部材172とによって吸引ボタン22が構成される。
シリンダ部材170は略円筒状に形成されており、その底部には吸引チューブ52Aが接続される。また、シリンダ部材170の側面の所定の位置には吸引チューブ52B、送気チューブ62B、送気チューブ62Cが接続される。シリンダ部材170の上部にはスプリング176が設けられ、このスプリング176によってピストン部材172が上方に付勢される。したがって、図15(A)に示すように、無操作時にはピストン部材172が上方に位置した状態になっており、このピストン部材172を押下操作することによって、図15(B)に示すようにピストン部材172がシリンダ部材170内に押し込まれる。
ピストン部材172の内部には、流路172Aが形成される。この流路172Aはピストン部材172の底面から軸方向に形成され、ピストン部材172の側面に連通される。また、流路172Aは、図15(B)の押下状態の時に吸引チューブ52Bに連通するように形成されており、図15(A)の無操作状態では、吸引チューブ52Bがピストン部材172で遮断されるように構成される。
また、ピストン部材172の外周面には、溝172Bが一周にするように形成されている。この溝172Bは、図15(B)の押下状態の際に、送気チューブ62Bと送気チューブ62Cとを接続するように構成される。なお、符号177、178、179はOリングであり、それぞれシリンダ部材170の内周面とピストン部材172の外周面との間の気密を保持している。
上記の如く構成された吸引バルブ166によれば、図15(A)の無操作状態の際に、送気チューブ62B、62C、吸引チューブ52A、52Bのいずれの開口もピストン部材172によって封止されている。したがって、送気チューブ62Bに送気された高圧の気体は外部に流出しないので、無操作時にボンベ74の気体が無駄に消費されることがない。
図15(B)に示すようにピストン部材172を押下操作すると、送気チューブ62Bと送気チューブ62Cとが溝172Bを介して連通され、吸引チューブ52Aと吸引チューブ52Bとが流路172Aを介して連通される。送気チューブ62Bと送気チューブ62Cとが連通することによって、送気チューブ62B内の高圧の気体が送気チューブ62Cに送られる。これにより、図14のノズルユニット126の給気ポート126Aに気体が送気されるので、吸引ポート126Cに吸引力が発生する。そして、この吸引力がチューブ52C、チューブ164、及び液溜タンク124を介して吸引チューブ52Bに伝達される。このとき、図15(B)に示すように、吸引チューブ52Bと吸引チューブ52Aが連通されているので、吸引チューブ52Aに吸引力が伝わり、吸引チューブ52Aの先端の鉗子口50から体液や汚物等の被吸引物が吸引される。吸引された被吸引物は、吸引チューブ52A、52B、さらにはチューブ164を介して液溜タンク124に送られて貯留される。
上記の如く構成された図14の内視鏡によれば、吸引バルブ166による管路の切換だけで吸引操作を行うことができる。したがって、吸引バルブ166にセンサを設ける必要がない。
なお、上述した実施形態の内視鏡10は、ボンベ74を、連結部材72を介して手元操作部14に取り付けるようにしたが、ボンベ74を手元操作部14に直接取り付けるようにしてもよい。また、上述した実施形態は、手元操作部14の外部にボンベ74を取りつけるようにしたが、手元操作部14の内部にボンベ74を取りつけるようにしてもよい。さらに、上述した実施形態は、ボンベ74と送水ユニット76とを送気・送水ユニット16として一体的に手元操作部14に取り付けるようにしたが、これに限定するものではなく、ボンベ74と送水ユニット76とを別々に手元操作部14に取り付けるようにしてよい。
また、上述した実施形態は、送気手段と送水手段の両方を備えた内視鏡の例であるが、気管支内視鏡のように送気手段のみを備えた内視鏡に本発明を適用することもできる。
本発明に係る内視鏡の構成図 内視鏡の挿入部の先端部を示す斜視図 内視鏡の管路構成図 送気・送水ユニットの側面図 送気・送水ユニットの斜視図 送水ユニットの斜視図 送水ユニットの分解図 送気・送水バルブの構成を示す断面図 送水ユニットの作用を示す説明図 吸引ユニットの管路を示す管路構成図 ノズルユニットの構成を示す断面図 吸引バルブの構成を示す断面図 送気・送水ユニットと吸引ユニットとを一体化した内視鏡の管路構成図 図13と異なる構成の内視鏡を示す管路構成図 図14の吸引バルブの構成を示す断面図
符号の説明
10…内視鏡、12…挿入部、14…手元操作部、16…送気・送水ユニット、18…吸引ユニット、48…送気・送水ノズル、50…鉗子口、72…連結部材、74…ボンベ、76…送水ユニット、90…収容ケース、92…袋状部材、122…ボンベ、124…液溜タンク、126…ノズルユニット

Claims (5)

  1. 体腔内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の基端側に連設された手元操作部と、
    前記手元操作部に着脱自在に取り付けられ、前記挿入部の先端部に送気するための気体が圧縮充填されたボンベと、
    を備えたことを特徴とする携帯内視鏡。
  2. 前記手元操作部に着脱自在に取りつけられ、前記挿入部の先端部に送水するための液体が収容された送水ユニットを備え、
    該送水ユニットに前記ボンベの気体を送気することによって前記送水ユニットの液体を送水することを特徴とする請求項1に記載の携帯内視鏡。
  3. 前記送水ユニットは、前記液体が満たされるとともに、その内容積が減少可能な袋状部材を有し、該袋状部材の外圧を前記ボンベの気体で高めることによって送水を行うことを特徴とする請求項2に記載の携帯内視鏡。
  4. 前記ボンベと前記送水ユニットは送気・送水ユニットとして一体化され、前記手元操作部に同時に装着されることを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯内視鏡。
  5. 前記ボンベと前記挿入部の先端部とを連通する送気管路にバルブが配設され、該バルブは無操作時に前記ボンベ側の送気管路を封止することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の携帯内視鏡。
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