JP2006272144A - 重金属不溶化材及び重金属処理方法 - Google Patents

重金属不溶化材及び重金属処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
重金属不溶化能力を保持しつつ、且つ取り扱いが容易な重金属不溶化材を提供する。
【解決手段】
300〜1100℃の温度でカルシウムアルミネート水和物を仮焼させて得られる仮焼カルシウムアルミネート粒子を含み、該粒子の表面に、水に難溶性のカルシウム塩が形成されることにより、該表面が改質されてなる重金属不溶化材を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、重金属不溶化材及び当該重金属不溶化材を用いた重金属処理方法に関する。
平成15年2月15日から土壌汚染対策法が施行され、六価クロム、砒素、鉛、水銀、カドミウム、フッ素、ホウ素、シアン、セレン、アンチモン、銅、亜鉛、ニッケル、モリブデン等の有害重金属類を含有する工場排水や鉱山廃水等の浄化、汚染土壌や各種廃棄物等の処理等、環境浄化に関するニーズはますます増大している。
このようなニーズに応えるために出願人は、特願2003−201580において、有害重金属類に汚染された土壌等から溶出する有害重金属を不溶化させる重金属不溶化材として、300〜1100℃の温度でカルシウムアルミネート水和物を仮焼することにより得られる反応性の高いカルシウムアルミネート粒子を含有する重金属不溶化材(カルシウムアルミネートとして12CaO・7Al23、CaO・Al23、CaO・2Al23、3CaO・Al23等を含有)を提案した。
該重金属不溶化材は、六価クロム、砒素、鉛、水銀、カドミウム、フッ素、ホウ素、シアン、セレン、アンチモン、銅、亜鉛、ニッケル、モリブデン等の有害重金属類を含有する汚染土譲と該重金属不溶化材とを十分に混合して固化させることにより、該汚染土譲からの有害重金属類の溶出を抑える不溶化能力に優れているものである。
しかしながら、前記重金属不溶化材は、粒子表面に反応性の高いカルシウムアルミネートが露出し又は反応性の高い酸化カルシウムが存在するため、水との反応性が非常に高いという性質を有している。
そのため、実際に汚染土壌等の処理対象物に該重金属不溶化材を添加すると、汚染土壌中の水分或いは汚染土壌と重金属不溶化材とを混合する際に加える水等により、汚染土壌と重金属不溶化材とが十分に混合される前に該重金属不溶化材が固化し始める。
それにより、汚染土壌と重金属不溶化材とが十分に混合されず、重金属を不溶化させる能力が低下するという問題がある。
また、該重金属不溶化材の保存中においては、空気中の水分等により該重金属不溶化材が固結してしまい、使用する際には、既に重金属不溶化能力が劣化しているという問題もある。
更に、急激な固化により、汚染土壌と重金属不溶化材との混合物の流動性が低下するため、取り扱いが困難になるという問題もある。
そのため、重金属不溶化能力を保持しつつ、且つ取り扱いが容易な重金属不溶化材が要望されている。
本発明は、上記問題点及び要望に鑑み、重金属不溶化能力を保持しつつ、且つ取り扱いが容易な重金属不溶化材を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記発明により上記課題が解決されることを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、300〜1100℃の温度でカルシウムアルミネート水和物を仮焼させて得られる仮焼カルシウムアルミネート粒子を含み、該粒子の表面に、水に難溶性のカルシウム塩が形成されることにより、該表面が改質されてなることを特徴とする重金属不溶化材を提供する。
仮焼カルシウムアルミネート粒子の表面に、水に難溶性のカルシウム塩が形成されることにより、該表面が改質され、該仮焼カルシウムアルミネート粒子の表面の反応性を抑制できる。
本発明の重金属不溶化材は、粒子表面が改質(例えば、該表面が水に難溶性の炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムで覆われている)されているため、汚染土壌と重金属不溶化材とを十分に混合させてから固化させることができる。従って、重金属類の不溶化能力も保持できる。
また、本発明の重金属不溶化材によれば、急激な固化による汚染土壌と重金属不溶化材との混合物の流動性の低下を防止でき、取り扱いが容易である。
更に、本発明の重金属不溶化材によれば、保存中における固結を防止でき、重金属不溶化能力の劣化を防止できる。
本発明にかかる重金属不溶化材は、仮焼カルシウムアルミネート粒子を含み、該粒子の表面に、水に難溶性のカルシウム塩が形成されることにより、該表面が改質されてなるものである。
ここで、仮焼とは、カルシウムアルミネート水和物を種々の温度で加熱処理することであり、仮焼対象物中の水分(付着水や結晶水)又は炭酸ガスを飛散させる程度の温度で加熱処理することを目的とするものをいう。
また、改質とは、反応性を抑制させることをいう。
仮焼カルシウムアルミネート粒子の表面に、水に難溶性のカルシウム塩を形成させて、該表面を改質させる手段としては、前記仮焼カルシウムアルミネート粒子の表面に気体或いは液体を接触させる手段が挙げられる。
前記気体としては、例えば、二酸化炭素や二酸化硫黄含む気体(具体的には、工業用炭酸ガス、工業用二酸化硫黄ガス、燃焼ガス、火山性ガス等)が挙げられる。
また、前記液体としては、例えば、二酸化炭素や硫酸イオンを含む液体(具体的には、炭酸水、硫酸水溶液、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、硫酸カルシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム等の硫酸塩水溶液)が挙げられる。
前記粒子の表面の反応性を抑制させる手段としては、脂肪酸、油脂、鉱油等の油類や各種樹脂等でコーティング或いはポリマー等でマイクロカプセル化させる手段があるが、これらは高価であり、また大量に添加しないと粒子表面の反応性を抑制できないという問題がある。
本発明においては、該粒子の表面のカルシウムに着目し、該カルシウム自身を用いて反応性を抑制したものである。
また、該表面の反応性を抑制するために用いる前記気体或いは液体においても、安価に入手し得るものである。
尚、改質させる手段としては、例えば、気体を用いる場合、炭酸ガス単独を用いることもできるし、炭酸ガスと二酸化硫黄ガスとを併用することもできる。該併用する場合には、仮焼カルシウムアルミネート粒子表面には、炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムが形成される。
また、空気、排ガス、火山性ガス中の炭酸ガスや二酸化硫黄ガスを利用(回収)できるため、環境浄化にも役立つものである。
前記水に難溶性のカルシウム塩としては、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫化カルシウム、フッ化カルシウムから選ばれるものが挙げられる。これらの中でも、炭酸カルシウム、硫酸カルシウムが好適である。
前記粒子表面に炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムが形成されることで、該粒子表面の反応性が抑制される。それにより、汚染土壌と本発明にかかる重金属不溶化材とを十分に混合することができ、重金属の不溶化能力が低下することがない。即ち、汚染土壌中に含まれる水分により、該粒子表面に形成された炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムが徐々に溶解するが、溶解する時間内に汚染土壌と本発明にかかる重金属不溶化材とが十分に混合できる。
また、本発明にかかる重金属不溶化材は、粒子表面の炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムにより、団結を防止でき、長期保存が可能となる。
尚、粒子表面の反応性を抑制させる手段としては、脂肪酸、油脂、鉱油等の油類を使用した場合、環境中に油類が流失する虞があるが、本発明にかかる重金属不溶化材では、粒子表面に形成された炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムが水分により徐々に溶解しても、環境に与える影響は、殆どない。
改質させる際の前記仮焼カルシウムアルミネート粒子の粒径としては、1〜1000μmであり、好ましくは5〜500μmである。
仮焼カルシウムアルミネート粒子の粒径が1μm未満の場合には、気体や液体によって粒子表面を改質させる際に、粒子全体が(中心部まで)改質(例えば、炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウム)される虞がある。
また、仮焼カルシウムアルミネート粒子の粒径が1000μmを超える場合には、得られる重金属不溶化材の比表面積が著しく小さくなり、また、処理対象物と均質に混合することが困難となり重金属不溶化能力が低下する虞がある。
尚、該仮焼カルシウムアルミネート粒子の粒径は、例えば、ボールミル等を用いて調整することができる。該粒径は、実施例記載の方法により測定される。
前記仮焼カルシウムアルミネート粒子の表面を改質させる際のガス濃度としては、適宜調整することができる。例えば、二酸化炭素ガスを1〜100容量%混合した空気を導入させることもできる。また、石炭石油等の燃焼排ガス(排ガス中には、二酸化炭素ガス及び二酸化硫黄ガスを含有)を直接導入させることもできる。
同様に前記仮焼カルシウムアルミネート粒子の表面を改質させる際の溶液濃度としては、適宜調整することができる。例えば、炭酸イオン或いは硫酸イオンを0.01〜10モル/l混合した水溶液を吹き付けることもできる。
前記ガス或いは溶液を導入させる(吹き付ける)際の、温度条件も適宜調整することができる。例えば、常温で導入させることもできるし、また、石炭石油等の燃焼排ガスの場合には、100〜800℃の温度でも導入させることができる。また、前記燃焼排ガスは、繰り返し循環させて再利用することもできる。
尚、前記ガス或いは溶液を導入させる(吹き付ける)際の時間も適宜調整することができる。
気体を用いて改質する場合には、例えば、気体導入口と気体排出口での導入気体の濃度を測定し、該気体濃度が減少しなくなるまで反応させることで反応の進行度を確認することが可能である。尚、粒子表面が改質されたかどうかは、粒子表面の組成を分析できる公知の手段、例えば粉末X線回折装置等で測定することが可能である。
本発明で用いられる仮焼カルシウムアルミネート粒子は、カルシウムアルミネート水和物を300〜1100℃の温度で仮焼させて得られるものである。
前記カルシウムアルミネート水和物としては、水酸化カルシウム(又は酸化カルシウム)と水酸化アルミニウムと水とから合成される合成カルシウムアルミネート水和物、或いはカルシウムアルミネートを含有するセメント又はクリンカを水和させて得られるものが使用できる。
前記合成カルシウムアルミネート水和物の原料となる水酸化カルシウム又は酸化カルシウムは、工業用生石灰又は工業用消石灰等の高純度で粒度が小さく比表面積の大きい反応性の高いものが好ましいが、有害重金属類を含有していない水酸化カルシウムや酸化カルシウムであれば、ケイ素、アルミニウム、鉄、マグネシウム等の多少の不純物を含有していても使用できる。
同様に、前記合成カルシウムアルミネート水和物の原料となる水酸化アルミニウムも、工業用水酸化アルミニウムのような高純度で粒度が小さく比表面積の大きな反応性の高いものが好ましいが、有害重金属類を含有していない水酸化アルミニウムであれば、ケイ素、カルシウム、鉄、マグネシウム等の多少の不純物を含んでいても問題なく使用できる。
前記水酸化カルシウム又は酸化カルシウムと前記水酸化アルミニウムとを混合するにあたり、水酸化カルシウム又は酸化カルシウムをカルシウムに、水酸化アルミニウムをアルミニウムに換算して、所定のモル比、好適にはモル比2:1〜1:2で、例えば、50℃の水中で反応させると、ハイドロガーネット(3CaO・Al23・6H2O)やハイドログロシュラー(3CaO・Al23・6H2O)等の種々のカルシウムアルミネート水和物を得ることができ、特にカルシウムアルミネート水和物としては、3CaO・Al23・6H2Oを使用することが、より低い仮焼温度で重金属不溶化能力が発現する点から望ましい。
前記カルシウムアルミネート水和物を合成するには、公知の方法を使用することができ、例えば、水酸化カルシウム又は酸化カルシウムに約10〜20倍容量の清浄な水、好ましくは熱水を加えてスラリーとし、当該スラリーに水酸化アルミニウムを少しずつ添加して撹拌しながら反応させてカルシウムアルミネート水和物を合成する方法を好適に使用することができる。
前記合成において、反応系中の水酸化カルシウム又は酸化カルシウムと水酸化アルミニウムとの水和反応が完全に終了した後のスラリーを、約50〜100℃で数時間〜数日間養生することで合成カルシウムアルミネート水和物が得られる。かかる養生時間を短縮したい場合には、オートクレーブ等で100〜300℃の高温高圧養生を数十分〜数時間で行うことも可能である。
このようにして得られたカルシウムアルミネート水和物を多量に含むスラリーを、デカンタやろ過器等を使用して余分な水分を分離した後、例えば、約50〜200℃で乾燥する。次いで、乾燥したカルシウムアルミネート水和物を、空気中で300〜1100℃の温度範囲で仮焼することで仮焼カルシウムアルミネート粒子が得られる。尚、前記カルシウムアルミネート水和物は、乾燥後いったん解砕してから仮焼してもよく、或いは未解砕のブロック状乾燥ケーキを仮焼してもよい。
このように仮焼することにより、仮焼カルシウムアルミネート粒子の有害重金属類に対する不溶化能力が著しく向上改善される。かかる仮焼によるカルシウムアルミネート水和物の変化や重金属不溶化原理はまだ十分に解明できていないが、カルシウムアルミネート水和物中の水分子が失われ、極めて多孔質で比表面積の大きな12CaO・7Al23やCa12Al1433などの各種カルシウムアルミネートが生成することで、重金属類に対する吸着能力が向上することも1つの要因と考えられる。
前記仮焼温度は、少なくとも300℃以上であることが、得られる仮焼カルシウムアルミネート粒子の重金属類の不溶化性能を向上させる点から望ましく、これは、300℃未満では重金属不溶化能力が十分に改善されないからである。一方、1100℃を超える温度での仮焼は、得られる仮焼カルシウムアルミネート粒子が溶融または焼結するおそれがある上に、加熱エネルギーが過大となりコスト的にも好ましくない。カルシウムアルミネートが一旦溶融したり、または焼結すると、得られる仮焼カルシウムアルミネート粒子が重金属類を有効に不溶化することができなくなるためである。
仮焼を終了した仮焼物は、その後急冷あるいは徐冷しても良い。このようにして得られた仮焼カルシウムアルミネート粒子は、反応性が高いため、粒子表面を改質させる必要がある。
次に、本発明にかかる重金属不溶化材を用いた重金属類の処理方法について説明する。
本発明にかかる重金属不溶化材は、有害重金属類を含む排水、廃液、焼却灰、汚染土壌等の広範な処理対象物に直接適用することにより、有効に重金属類を不溶化することができる。
該重金属不溶化材の使用量は、汚染土壌(処理対象物)中に含有される重金属の種類、量によって異なるが、例えば、通常、処理対象物100重量部に対して、該重金属不溶化材を10〜100重量部混合することで、十分に重金属類を不溶化することができる。
また、重金属類を含有する排水、廃液、焼却灰、汚染土壌等を処理するにあたっては、本発明にかかる重金属不溶化材を、粉末状で散布混合したり、スラリー状にして混合する方法等、従来の混合方法を使用することで、十分に重金属類を不溶化することができる。
即ち、本発明にかかる重金属不溶化材は、粒子表面が水に難溶性のカルシウム塩(炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウム)で改質されているため、水分等が存在しても、該重金属不溶化材同士で急速に固化することがない。
そのため、重金属類を含有する汚染土壌と重金属不溶化材とを十分に混合することができ、該汚染土壌と重金属不溶化材とが均一な状態になる。
その後、次第に前記粒子表面のカルシウム塩(炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウム)が、汚染土譲中の水分或いは混合する際に加えた水分により溶解し、徐々に固化が始まり、均一な状態で前記汚染土壌が固化され、該汚染土壌中の重金属類が不溶化される。
また、本発明にかかる重金属不溶化材は、処理対象となる汚染土壌、焼却灰、排水、廃液などの性状に応じて、様々な不溶化助剤を更に混合添加することができる。
前記不溶化助剤としては、そのものから有害重金属類が環境基準値を越えて溶出しない材料である限り特に限定されず種々のものが使用できるが、例えば、カルサイト、アラゴナイト、マグネサイト、ドロマイト、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト、仮焼ハイドロタルサイト、水酸化セリウム、炭酸セリウム、酸化セリウム、合成ゼオライト、人工ゼオライト、天然ゼオライト、二水石膏、半水石膏、無水石膏、アルミナセメント、ポルトランドセメント、ポルトランドセメントクリンカ、高炉水砕スラグ、高炉除冷スラグ、転炉スラグ、石炭フライアッシュ、珪酸カルシウム水和物、シリカヒューム、非晶質シリカ、シリカゲル、酸性白土、活性白土、セピオライト、アタパルジャイト、ベントナイト、カオリン、メタカオリン、バーミキュライト、アロフェン、イモゴライト、アパタイト、骨灰、貝灰、水酸化アルミナゲル、ベーマイト、ギブサイト、活性アルミナ、塩化アルミニウム、アルミン酸塩、活性炭、重金属吸着キレート剤、金属アルミニウム粉、鉄粉からなる群より選ばれる少なくとも一種以上を、所望する性状に応じて任意の量で混合することができ、ポルトランドセメントとしては、処理対象となる土壌の性状や施工コストを考慮した上で、普通、早強、超早強、中庸熱、耐硫酸塩などの各種ポルトランドセメントから任意に一種以上を選択することができる。
本発明にかかる重金属不溶化材と前記不溶化助剤との配合量は、処理対象となる土壌の性状等に併せて適宜調整できるものであり、例えば、本発明にかかる重金属不溶化材100重量部に対して不溶化助剤1〜100重量部であり、コスト的に、又は、汚染土壌等の処理対象物との均一な混合を行うためには不溶化助剤5〜50重量部が好ましい。
尚、重金属不溶化材と不溶化助剤とを混合する手段は、特に限定されず、均一に混合できれば任意の手段を用いることができる。
本発明にかかる重金属不溶化材は、前記不溶化助剤と併用する場合でも、重金属類の不溶化能力に優れるものである。
即ち、上記で説明したのと同様に、該重金属不溶化材は、粒子表面が水に難溶性のカルシウム塩(炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウム)で改質されているため、水分等が存在しても、重金属類を含有する汚染土壌と重金属不溶化材とを十分に混合することができ、該汚染土壌と重金属不溶化材とが均一な状態になる。その後、次第に前記粒子表面のカルシウム塩(炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウム)が、汚染土譲中の水分或いは混合する際に加えた水分により溶解し、徐々に固化が始まり、均一な状態で前記汚染土壌が固化され、該汚染土壌中の重金属類が不溶化される。更に前記不溶化助剤と併用で重金属類の不溶化能力に優れるものとなる。
また、本発明にかかる重金属不溶化材を長期に保存する場合においても、該粒子表面には、水に難溶性のカルシウム塩が形成されているため、粒子同士が固化することがなく、重金属不溶化能力の低下が防止される。
本発明を以下の実施例及び比較例を示して更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(粒径の測定方法)
マイクロトラック(日機装社製、機種名:MICROTRAC SRA)を用いて、50%径を測定し、これを対象物の粒径とした。
(模擬汚染土の作成)
含水比60%に調整した試薬カオリン粘性土に試薬重クロム酸カリウムと試薬亜砒酸を添加し、カオリン粘性土(乾燥土換算)1kgあたり六価クロム250mg及びヒ素150mgを含む模擬汚染土を調整した。
(六価クロム及び砒素の溶出試験方法)
平成3年環境庁告示第46号に準拠して溶出試験を行った。
(カルシウムアルミネート水和物及びその仮焼品の調整)
ガラスビーカーに入れた試薬水酸化カルシウム(キシダ化学株式会社製)に、該水酸化カルシウムに対して20倍容量の90℃に熱した蒸留水を添加して攪拌し、スラリー状にした。当該スラリーを温度90℃に保持しながら、該スラリーに試薬水酸化アルミニウム(キシダ化学株式会社製)を、水酸化カルシウムをカルシウムに、水酸化アルミニウムをアルミニウムに換算して、カルシウムとアルミニウムとのモル比が1:1となるように少しづつ添加し、時計皿でフタをしてホットスターラー上で煮沸しながら、3時間撹拌混合して反応させた。
得られたスラリーを100℃で16時間かけて養生しながら乾燥させた。次いで、粒径125μm以下になるまで解砕してカルシウムアルミネート水和物を得た。得られたカルシウムアルミネート水和物をアルミナ製ルツボに入れて電気炉内で1時間、仮焼温度を800℃として仮焼し、仮焼後は空気中で放冷して仮焼カルシウムアルミネート(仮焼品)を調製した。
(重金属不溶化材Aの調整)
縦置きした直径100mm、長さ600mmの円筒管に前記仮焼品を1kg充填し、パイプ下方から工業用炭酸ガスを10%容量混合した常温空気を毎分10Lで24時間導入し、該仮焼品の粒子表面に炭酸カルシウムを形成させた重金属不溶化材Aを得た。
(重金属不溶化材Bの調整)
縦置きした直径100mm、長さ600mmの円筒管に前記仮焼品を1kg充填し、パイプ下方から140℃の石炭燃焼排ガスを毎分10Lで6時間導入し、仮焼品の粒子表面に炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムを形成させた重金属不溶化材Bを得た。
(実施例1)
模擬汚染土(乾燥土換算)100重量部に対して10重量部の重金属不溶化材Aを粉体のまま添加し、20℃恒温室内においてソイルミキサーで3分間×2回混合して不溶化処理を行った。処理済みの模擬汚染土はビニール袋に密封し、20℃恒温室内で養生した。
養生7日後、六価クロム及び砒素の溶出量を測定した。
また、20℃恒温室内において使用時のハンドリングを評価するため、重金属不溶化材A300重量部に純水600重量部を加えてスラリー化し、流動性が失われないかどうか確認した。その結果を表1に示した。
(実施例2)
重金属不溶化材Aに代えて重金属不溶化材Bを用いて実施例1と同様の試験を行った。
その結果を表1に示した。
(比較例1)
重金属不溶化材Aに代えてカルシウムアルミネート水和物を800℃の温度で仮焼させて得られる仮焼カルシウムアルミネート(粒子表面未改質)を用いて実施例1と同様の試験を行った。その結果を表1に示した。
(比較例2)
重金属不溶化材Aに代えてカルシウムアルミネート水和物を用いて実施例1と同様の試験を行った。その結果を表1に示した。
(比較例3)
重金属不溶化材Aに代えて試薬水酸化カルシウムと試薬水酸化アルミニウムとを1:1の重量割合(カルシウムとアルミニウムとのモル比が1:1)で単純混合した粉体を用いて実施例1と同様の試験を行った。
その結果を表1に示した。
(比較例4)
重金属不溶化材Aに代えて試薬水酸化カルシウムのみを用いて実施例1と同様の試験を行った。その結果を表1に示した。
(比較例5)
重金属不溶化材Aに代えて試薬水酸化アルミニウムのみを用いて実施例1と同様の試験を行った。その結果を表1に示した。
Figure 2006272144
参照値1:模擬汚染土そのものの重金属溶出量である。
参照値2:土壌汚染対策法における六価クロム及び砒素の溶出量基準値である。
参照値3:土壌汚染対策法における六価クロム及び砒素の第二溶出量基準値である。
実施例1、2より本発明の重金属不溶化材を用いた場合は、スラリーの流動性が損なわれることなく、模擬汚染土中の六価クロム及び砒素を土壌環境基準値まで不溶化できることが判明した。

Claims (4)

  1. 300〜1100℃の温度でカルシウムアルミネート水和物を仮焼させて得られる仮焼カルシウムアルミネート粒子を含み、該粒子の表面に、水に難溶性のカルシウム塩が形成されることにより、該表面が改質されてなることを特徴とする重金属不溶化材。
  2. 前記水に難溶性のカルシウム塩が、炭酸カルシウム及び/又は硫酸カルシウムであることを特徴とする請求項1記載の重金属不溶化材。
  3. 更にカルサイト、アラゴナイト、マグネサイト、ドロマイト、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト、仮焼ハイドロタルサイト、水酸化セリウム、炭酸セリウム、酸化セリウム、合成ゼオライト、人工ゼオライト、天然ゼオライト、二水石膏、半水石膏、無水石膏、アルミナセメント、ポルトランドセメント、ポルトランドセメントクリンカ、高炉水砕スラグ、高炉除冷スラグ、転炉スラグ、石炭フライアッシュ、珪酸カルシウム水和物、シリカヒューム、非晶質シリカ、シリカゲル、酸性白土、活性白土、セピオライト、アタパルジャイト、ベントナイト、カオリン、メタカオリン、バーミキュライト、アロフェン、イモゴライト、アパタイト、骨灰、貝灰、水酸化アルミナゲル、ベーマイト、ギブサイト、活性アルミナ、塩化アルミニウム、アルミン酸塩、活性炭、重金属吸着キレート剤、金属アルミニウム粉、鉄粉からなる群より選ばれる少なくとも一種の不溶化助剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の重金属不溶化材。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の重金属不溶化材を、重金属を含有する処理対象物に混合することを特徴とする重金属処理方法。
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