JP2006268197A - 画像処理方法と画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で被写体の画像を処理する画像処理方法と画像処理プログラムとを提供しようとする。
【解決手段】
従来の被写体の画像を処理する画像処理方法にかわって、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する画像ファイル選択工程と、前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする画像アップロード工程とを、備えるものとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被写体の画像を処理する画像処理方法と画像処理プログラムとに係る。特に、被写体の状態を推定する画像選択工程に特徴のある画像処理方法と画像処理プログラムとに関する。
被写体を撮影した際に、画像をデジタル化した画像ファイルを取り扱うことが一般的である。
その際に画像ファイルに記録された画像の中の被写体の状態を知りたい場合がある。
例えば、画像ファイルに記録された画像に目的とする被写体が存在しているか、存在していないのかを知りたい場合がある。
例えば、画像ファイルに記録された画像中における被写体の占める割合が小さいか大きいかを知りたい場合がある。
従来、この様な要請があるばあい、画像ファイルの時系列な画像を所定のアルゴリズムで画像解析していた。例えば、画像の全体フレームの中の画素データの集まりを特定のアルゴリズムで処理する。
一方、被写体を撮影して画像ファイルを生成する際に、所定の圧縮処理アルゴリズムを用いてデジタル化処理をおこないファイルサイズの小さな画像ファイルを得ることが一般化している。ある動画の画像ファイルの圧縮処理アルゴリズムでは、時系列の画像の差分に注目して動画データを記録する。この様にすると、圧縮処理アルゴリズムを用いないでデジタル化をおこなって得た画像ファイルのファイルサイズに較べて、圧縮処理アルゴリズムを用いてデジタル化をおこなって得た画像ファイルのファイルサイズは小さくなる。
同じ圧縮処理アルゴリズムを用いてデジタル化を行なった場合でも、被写体の状態によって、時系列に並んだ画像のファイルサイズにバラつきが生ずる
特開2003−124914号
本発明は、上記の知見に基づき発案されたもので、簡易な構成で被写体の画像を処理する画像処理方法と画像処理プログラムとを提供しようとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る被写体の画像を処理する画像処理方法を、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する画像ファイル選択工程を、
備えるものとした。
上記本発明の構成により、被写体の状態に応じてデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズにバラつきが生じるので、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択すると、被写体の状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定できる。
以下に、本発明のいくつかの実施形態を説明する。本発明は、以下に記載の実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組合わされた態様を含む。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理方法は、前記特定画像ファイルに記録された画像を配信する画像配信工程、を備える。
上記実施形態の構成により、前記特定画像ファイルに記録された画像を配信するので、被写体の状態に対応した画像を配信することをできる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理方法は、前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする画像アップロード工程、を備える
上記実施形態の構成により、前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とするので、被写体の状態に対応した画像を閲覧可能にできる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理方法は、前記画像ファイル選択工程が、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイル又は小さい前記画像ファイルのうちの一方の中から特定画像ファイルを選択する。
上記本発明の構成により、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイル又は小さい前記画像ファイルのうちの一方の中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の多い状態または少ない状態の一方に対応した画像をもった画像ファイルを特定画像ファイルとして特定できる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理方法は、被写体が風景を含み、
前記画像ファイル選択工程が、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択する。
上記本発明の構成により、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の多い状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定でき、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の少ない状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定できる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理方法は、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景である。
上記本発明の構成により、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であるので、打ち寄せる波の変化の状態に対応した画像を持った画像ファイルを特定できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る被写体の画像を処理する画像処理プログラムを、コンピュータに、
被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する画像ファイル選択機能、
を実現させるものとした。
上記本発明の構成により、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択すると、被写体の状態に応じてデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズにバラつきが生じるので、被写体の状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定画像ファイルとして特定できる。
以下に、本発明のいくつかの実施形態を説明する。本発明は、以下に記載の実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組合わされた態様を含む。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理プログラムは、前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする画像アップロード機能、を実現させる。
上記実施形態の構成により、前記特定画像ファイルに記録された画像を配信するので、被写体の状態に対応した画像を配信することをできる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理プログラムは、前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする画像アップロード機能と、を実現させる。
上記実施形態の構成により、前記特定画像ファイルの記録する画像を通信を通じて閲覧可能とするので、被写体の状態に対応した画像を閲覧可能にできる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理プログラムは、前記画像ファイル選択機能が、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルまたは小さい前記画像ファイルのうちの一方の中から特定画像ファイルを選択する。
上記実施形態の構成により、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルまたは小さい前記画像ファイルのうちの一方の中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の多い状態または少ない状態の一方に対応した画像をもった画像ファイルを特定画像ファイルとして特定できる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理プログラムは、被写体が風景を含み、前記画像ファイル選択機能が、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルから特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルから特定画像ファイルを選択する。
上記実施形態の構成により、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルから特定画像ファイルを選択して、被写体の変化の多い状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定でき、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルから特定画像ファイルを選択して、被写体の変化の少ない状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定できる。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理プログラムは、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景である。
上記実施形態の構成により、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であるので、打ち寄せる波の変化の状態に対応した画像を持った画像ファイルを特定できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る被写体の画像を処理する画像処理方法を、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定する状態推定工程、を備えるものとした。
上記本発明の構成により、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定するので、被写体の状態に応じてデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズにバラつきが生じ、簡易に被写体の状態を推定できる。
以下に、本発明の実施形態を説明する。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理方法は、前記状態推定工程が、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定する。
上記実施形態の構成により、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定するので、簡易に被写体の動きの少ない状態を推定できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る被写体の画像を処理する画像処理プログラムを、コンピュータに、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定する状態推定機能、
を実行させるものとした。
上記本発明の構成により、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定するので、被写体の状態に応じてデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズにバラつきが生じ、簡易に被写体の状態を推定できる。
以下に、本発明の実施形態を説明する。
さらに、本発明の実施形態に係る画像処理プログラムは、前記状態推定機能が、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定する。
上記実施形態の構成により、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定するので、簡易に被写体の動きの少ない状態を推定できる。
以上説明したように本発明に係る被写体の画像を処理する画像処理方法と画像処理プログラムは、その構成により、以下の効果を有する。
被写体を映写しデジタル化した複数の画像ファイルの中からファイルサイズを基にして特定画像ファイルを特定すると、被写体の状態に応じてデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズにバラつきが生じるので、被写体の状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定画像ファイルとして特定できる。
また、前記特定画像ファイルの記録する画像を配信するので、被写体の状態に対応した画像を配信することをできる。
また、前記特定画像ファイルの記録する画像を通信を通じて閲覧可能とするので、被写体の状態に対応した画像を閲覧可能にできる。
また、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルまたは小さい前記画像ファイルの一方の中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の多い状態または少ない状態の一方に対応した画像をもった画像ファイルを特定画像ファイルとして特定できる。
また、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きな前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の多い状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定でき、
風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さな前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択するので、被写体の変化の少ない状態に対応した画像をもった画像ファイルを特定できる。
被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であるので、打ち寄せる波の変化の状態に対応した画像を持った画像ファイルを特定できる。
被写体を映写しデジタル化した複数の画像ファイルの中からファイルサイズを基にして被写体の状態を推定すると、被写体の状態に応じてデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズにバラつきが生じるので、そのバラつきの様子から簡易に被写体の状態を推定できる。
また、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定するので、簡易に被写体の動きの少ない状態を推定できる。
従って、簡易な構成で被写体の画像を処理する画像処理方法と画像処理プログラムとを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
本発明の第一の実施形態に係る画像処理プログラムを、説明する。
最初に、画像処理プログラムを利用する画像処理装置を、図を基に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理システムの概念図である。
画像処理システムは、撮影機10とコンピュータ20とデータセンター30とで構成される。
撮影機10は、被写体を撮影する機器である。例えば、撮影機10は、デジタルカメラまたはアナログカメラである。
デジタルカメラは、被写体を撮影し所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して画像ファイルを生成し、時系列に送信する。
アナログカメラは、被写体を撮影しビデオ信号を出力する。ビデオ信号は、専用電子回路により所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して画像ファイルを生成し、時系列に送信される。
例えば、撮影機10は、被写体を一定時間だけ撮影しMPEG形式にデジタル化して画像ファイルを生成し、画像ファイルを電子通信回線を介してコンピュータ20へ順次に送信する。生成された画像ファイルのファイルサイズは、画像を単にデジタル化した場合のファイルサイズよりも小さい。
画像ファイルは、動画ファイルまたは静止画ファイルである。
画像は、動画または静止画である。
動画は、動画ファイルに記録された動画であってもよいし、複数の静止画ファイルに記録された静止画から生成した動画であってもよい。
静止画は、動画ファイルに記録された動画から生成した静止画であってもよいし、静止画ファイルに記録されたファイルであってもよい。
時系列に並べた複数の画像ファイルのファイルサイズは被写体の状態によってバラつく。
例えば、被写体の動きが大きい状態での画像ファイルのファイルサイズは、被写体の動きが少ない状態での画像ファイルのファイルサイズよりも大きい。
また、被写体の明度が高い状態での動画サイズのファイルサイズは、被写体の明度が低い状態での画像ファイルのファイルサイズよりも大きい。
また、被写体が風景であるばあい、風景中に動くものが多い状態での画像ファイルのファイルサイズは、風景中に動くものが少ない状態での画像ファイルのファイルサイズよりも大きい。
また、被写体の形状、色彩が複雑な状態での画像ファイルのファイルサイズは、被写体の形状、色彩が単調な状態での画像ファイルのファイルサイズよりも大きい。
これは、デジタル化する際の圧縮処理アルゴリズムのしくみに関係するものと思われる。
コンピュータ20は、CPUと内部記憶装置と外部記憶装置とキーボードとモニタと各種インターフェースをもった計算機であって、例えば、パーソナルコンピュータである。
コンピュータは、画像処理プログラムにより画像処理機能を実現する。
コンピュータ20は、インターフェースを介して電子通信回線に通信可能であり、撮影機10、データセンター30、顧客40、その他とデータ交換をすることをできる。
電子通信回線は、インターネット、電話回線、携帯電話無線、一般無線等である。
データセンター30は、データを保存し通信することをできるコンピュータである。
例えば、データセンター30は、インターネットに接続されてWEBサーバの役割をするコンピュータである。
顧客40は、パソコンや携帯端末や携帯電話を持っている。
顧客40は、パソコンや携帯端末や携帯電話によりコンピュータ20からデータを受け取ったり、データセンター30にアクセスしてデータをダウンロードできる。
以下に、第一の実施形態に係る画像処理プログラムを、図を基に説明する。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
画像処理プログラムは、被写体の画像を処理するために、コンピュータ20に画像処理機能F10を実行させるプログラムである。
コンピュータ20は、被写体を撮影する撮影機10と通信可能である。
画像処理機能F10は、画像ファイル取得機能F11とファイル保存機能F12と画像ファイル選択機能F13と画像配信機能F14と画像アップロード機能F15とで構成される。
画像ファイル取得機能F11は、撮影機から被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルを取得する機能である。
画像ファイル取得機能F11は、撮影機から被写体を撮影し所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して時系列に並んだ複数の画像ファイルを取得する機能であってもよい。
例えば、デジタルカメラ10に設定指令をおくる。設定指令は、映写アングル、映写時間、映写サンプリング時間、圧縮処理アルゴリズムのパラメータ等を設定する指令である。
コンピュータ20は、デジタルカメラ10から複数の画像ファイルを映写サンプリング時間毎に受信する。
ファイル保存機能F12は、複数の画像ファイルを外部記憶装置に保存する機能である。
コンピュータ20は、受信した画像ファイルを時系列にコンピュータ20の外部記憶装置に保存する。
画像ファイル選択機能F13は、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する機能である。
例えば、画像ファイルのファイルサイズの大小を基にして、複数の画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択する機能である。
時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きい画像ファイルから特定画像ファイルを選択してもよい。例えば、複数の画像ファイルの中から最大のファイルサイズの画像ファイルを特定画像ファイルとする。また、例えば、複数の画像ファイルの中から最大のファイルサイズ以下の所定のサイズ幅の中に入る画像ファイルを選定し、その画像ファイルのなかから所定のルールにより選択した画像ファイルを特定画像ファイルとする。この様にすると、複数の画像ファイルのなかから被写体の動きの多い画像ファイルを特定画像ファイルとして選定できる。また、複数の画像ファイルの中から被写体の明度が高い画像ファイルを特定画像ファイルを選定できる。
時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの小さい画像ファイルから特定画像ファイルを選択してもよい。例えば、複数の画像ファイルの中から最小のファイルサイズの画像ファイルを特定画像ファイルとする。また、例えば、複数の画像ファイルの中から最小のファイルサイズ以上の所定のサイズ幅の中に入る画像ファイルを選定し、その画像ファイルのなかから所定のルールにより選択した画像ファイルを特定画像ファイルとする。この様にすると、複数の画像ファイルのなかから被写体の動きの少ない画像ファイルを特定画像ファイルとして選定できる。また、複数の画像ファイルの中から被写体の明度が低い画像ファイルを特定画像ファイルを選定できる。
被写体が風景を含むときに、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択してもよい。この様にすると、気象条件の変化に従って、異なる状態の画像ファイルを選択できる。ここで、第一気象条件と第二気象条件とは同一でない。特に第一気象条件と第二気象条件とは同時に発生しない気象条件であってもよい。
例えば、被写体が風景を含むときに、風景を撮影した時の気象条件が特定の気象条件でないときは、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きな画像ファイルから特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が特定の気象条件であるときは、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの小さな画像ファイルから特定画像ファイルを選択してもよい。この様にすると、気象条件の変化に従って、異なる状態の画像ファイルを選択できる。
被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であってもよい。この様にすると、海岸に打ち寄せる波の状態の変化に対応して、複数の画像ファイルを選択できる。
例えば、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であって、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルから画像ファイルを選択してもよい。この様にすると、海岸に打ち寄せる波の大きな、または波の多い画像を含む画像ファイルを特定画像ファイルとして選択できる。
例えば、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であって、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルから画像ファイルを選択してもよい。この様にすると、海岸に打ち寄せる波の小さい、または波の少ない画像を含む画像ファイルを特定画像ファイルとして選択できる。
例えば、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であって、特定の気象条件が撮影地点沖合いに台風のいる状態である。この場合、強く大きなウネリが海岸に届いている。
例えば、風景を撮影した時に台風がいないときは、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きな画像ファイルから特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時に台風が来ているときは、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの小さな画像ファイルから特定画像ファイルを選択してもよい。この様にすると、波浪が小さいときは、波浪の比較的多い画像を撮影した画像ファイルを特定画像ファイルとして選定し、波浪が大きいときは、波浪の比較的少ない画像を撮影した画像ファイルを特定画像ファイルとして選択できる。
この様にすると、台風が来ていないときは、なるべく波の多い風景または波の大きい風景を特定でき、台風が来ているときは、なるべく波の少ない風景または波の小さい風景を特定できる。従って、サーフィン等のマリンレジャーに適した波の写った画像を特定できる。
また例えば、特定の気象条件が海からの強い風(海風)が吹いている状態でもよい。この場合の風速は、例えば、風速8m以上である。
サーフィンなどのマリンレジャーを楽しむための画像を配信する場合、通常は、より大きな波がより多く海岸に届いて崩れる様子を写した画像を選択して配信するのが好ましい。そのために、ファイルサイズの大きな画像ファイルを選択する。しかし、風向きが海から岸に向かって吹いてると波頭が崩れて、グシャグシャとして三画波で波高が高くなる。このような場合は。ファイルサイズの小さい画像ファイルを選択することで、穏やかなタイミングの波をサーファー向けに配信するのが好ましい。
画像配信機能F14は、特定画像ファイルに記録された画像を配信する機能である。
画像は、動画または静止画である。
画像ファイルは、動画ファイルまたは静止画ファイルである。
例えば、特定画像ファイルを顧客40のパソコン、携帯端末、携帯電話等に送信する。
例えば、特定画像ファイルから新たな画像ファイルを取得し、その画像ファイルを顧客40のパソコン、携帯端末、携帯電話等に送信する。
例えば、特定画像ファイルに含まれる静止画像を顧客40のパソコン、携帯端末、携帯電話等に送信する。
画像アップロード機能F15は、特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする機能である。
画像は、動画と静止画とを含む。
例えば、特定画像ファイルをデータセンター30にアップロードする。
例えば、特定画像ファイルから新たな画像ファイルを取得し、その画像ファイルをデータセンター30にアップロードする。
例えば、特定画像ファイルに含まれる静止画像を画像ファイルとして、その画像ファイルをデータセンター30にアップロードする。
データセンター30は、WEBサーバである。
顧客40は、パソコン、携帯端末。携帯電話等により特定画像ファイル、画像ファイル、画像ファイルをダウンロードして、特定画像ファイルの記録する画像を閲覧できる。
次に、本発明の第一の実施形態に係る画像処理方法を、図を基に説明する。
図3は、本発明の第一の実施形態に係る画像処理方法の手順図である。
画像処理方法S10は、被写体の画像を処理する方法であって、画像ファイル取得工程S11と画像ファイル選択工程S12と画像配信工程S13と画像アップロード工程S14とで構成される。
画像ファイル取得工程S11は、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルを取得する工程である。
画像ファイル取得工程S11は、被写体を撮影し所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して時系列に並んだ複数の画像ファイルを取得する工程であってもよい。
被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であってもよい。
例えば、デジタルカメラにより被写体を撮影し、所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタッル化して画像ファイルに変換する。所定のサンプリングタイム毎に、この工程を繰り返し、時系列に並んだ複数の画像ファイルを取得する。
画像ファイル選択工程S12は、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する工程である。
画像ファイルのファイルサイズの大小を基にして複数の画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択してもよい。
時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きな画像ファイルまたは小さな画像ファイルの一方の中から特定画像ファイルを選択してもよい。
被写体が風景を含むときに、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択してもよい。この様にすると、気象条件の変化に従って、異なる状態の画像ファイルを選択できる。ここで、第一気象条件と第二気象条件とは同一でない。特に第一気象条件と第二気象条件とは同時に発生しない気象条件であってもよい。
例えば、被写体が風景であるときに、風景を撮影した時の気象条件が特定の気象条件でないときは、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きな画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が特定の気象条件であるときは、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの小さな画像ファイルの中から画像ファイルを選択してもよい。
画像ファイル選択工程S12は、コンピュータ20が画像ファイル選択機能F13を実現した際の工程と同じなので、その詳細な説明を省略する。
画像配信工程S13は、特定画像ファイルに記録された画像を配信する工程である。
画像配信工程S13は、コンピュータ20が画像配信機能F14を実現した際の工程と同じなので、その詳細な説明を省略する。
画像アップロード工程S14は、特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする工程である。
画像アップロード工程S14は、コンピュータ20が画像アップロード機能F15を実現した際の工程と同じなので、その詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第二の実施形態に係る画像処理プログラムを、図を基に説明する。
画像処理プログラムを利用する画像処理装置は、第一の実施形態に係る画像処理プログラムにおいて説明したものと同じなので、説明を省略する。
図4は、本発明の第二の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
画像処理プログラムは、被写体の画像を処理するために、コンピュータ20に画像処理機能F20を実行させるプログラムである。
画像処理機能F20は、画像ファイル取得機能F21とファイル保存機能F22と状態推定機能F23と状態通信機能F24と状態アップロード機能F25とで構成される。
画像ファイル取得機能F21とファイル保存機能F22とは、第一の実施形態に係る画像処理機能F10で説明したものと同じなので、説明を省略する。
状態推定機能F23は、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定する機能である。
複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定してもよい。
例えば、被写体が住居人の一人住まいの住居の屋内の様子であったとすると、複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに住居人の動きが少ないと推定してもよい。
複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より大きいときに被写体の動きが多いと推定してもよい。
例えば、被写体が留守の住居の屋内の様子であったとすると、複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より大ききなったときに不審者が動いていると推定してもよい。
状態通信機能F24は、状態に対応した通信を行なう機能である。
予め準備された複数のメッセージの中から状態に対応したメッセージを顧客40のパソコン、形態端末、形態電話等に送信する。
状態アップロード機能F25は、状態に対応した通信ファイルを通信を通じて閲覧可能とする機能である。
予め準備された複数のメッセージの中から状態に対応したデータセンター30にアップロードする。
次に、本発明の第二の実施形態に係る画像処理方法を、図を基に説明する。
図5は、本発明の第二の実施形態に係る画像処理方法の手順図である。
画像処理方法S20は、被写体の画像を処理する方法であって、画像ファイル取得工程S21と状態推定工程S22と状態通信工程S23と状態アップロード工程S24とで構成される。
画像ファイル取得工程S21は、第一の実施形態に係る画像処理方法のものと同じなので、説明を省略する。
状態推定工程S22は、被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定する工程である。
状態推定工程S22は、コンピュータ20が状態推定機能F23を実現した際の工程と同じなので、その詳細説明を省略する。
状態通信工程S23は、状態に対応した通信を行なう機能である。
状態通信工程S23は、コンピュータ20が状態通信機能F24を実現した際の工程と同じなので、その詳細説明を省略する。
状態アップロード機能S24は、状態に対応した通信ファイルを通信を通じて閲覧可能とする機能である。
状態アップロード機能S24は、コンピュータ20が状態アップロード機能F25を実現した際の工程と同じなので、その詳細説明を省略する。
次に、本発明の実施形態に係る画像処理方法の実施例を説明する。
図6は、本発明の第一の実施形態に係る画像処理方法の実施例である。
図6は、海岸に打ち寄せる波を含む風景を撮影した際の動画ファイルである。
各々の撮影条件を以下に示す。
CASE1〜CASE9(C1〜C9)は、2005年2月3日11:00と14:00と2005年2月4日14:00の特定の海岸線(由比ヶ浜、江ノ島、青島)の近景または遠景を撮影して得た画像ファイルのファイルサイズである。画像ファイルはMPEG形式によりデジタル化されたものである。
以下に、CASE1〜CASE9での状態を示す。
CASE1:由比ヶ浜、近景、晴れ、うねりあり、波頭が崩れる。
CASE2:由比ヶ浜、近景、明るい晴れ、うねりあり、波頭が崩れる。
CASE3:由比ヶ浜、近景、明るい晴れ、うねりあり、波頭が崩れる。
CASE4:江ノ島、近景、晴れ、うねりあり、波頭が崩れず。
CASE5:江ノ島、近景、晴れ、うねりあり、波頭が崩れず。
CASE6:江ノ島、近景、晴れ、うねりなし、波頭が崩れず。
CASE7:青島、遠景、曇り、うねりあり、波頭が崩れる。
CASE8:青島、遠景、晴れ、うねりあり、波頭が崩れる。
CASE9:青島、遠景、曇り、うねりあり、波頭が崩れる。
実施例1の結果から、以下の事が判明した。
(1)うねりがあるとファイルサイズが大きくなる。
(2)波頭が崩れるとファイルサイスが大きくなる。
(3)風景の明度差、色調。コントラスト等が異なると、ファイルサイズが変化する。
(4)遠景であると、ファイルサイズの変化が小さくなる。
次に、デジタルカメラで撮影した静止画のファイルサイズについて説明する。
何もない机上を撮影した画像:215Kバイト
机上にあるボールペンを遠景で撮影した画像:226Kバイト
机上にあるボールペンを近景で撮影した画像:424Kバイト
机上にあるケースに入った色鉛筆を遠景で撮影した画像:101Kバイト
机上にあるケースに入った色鉛筆を近景で撮影した画像:147Kバイト
机上にあるケースに入った色鉛筆を接近して撮影した画像:174Kバイト
細く崩れた2本の白い波のある海岸を撮影した画像:378Kバイト
広く崩れた2本の白い波のある海岸を撮影した画像:397Kバイト
細く崩れた3本の白い波のある海岸を撮影した画像:399Kバイト
実施例2の結果から、以下の事が判明した。
(1)被写体の形状、色彩、明暗差が複雑な場合は、ファイルサイズが大きくなる。
(2)被写体の有無、大きさでファイルサイズが変化する。
このことから、交差点における車の台数変化やある画面での被写体の有無によりファイルサイズが変化することが推測される。
(3)波の大きさであるスープ(白い泡の部分)やうねりの明暗差によりファイルサイズが変化する。
上記の実施例から、被写体を撮影し所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して時系列に並んだ複数の画像ファイルを取得し、画像ファイルのファイルサイズを基にして複数の画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択すると、特定の状態にある画像を含んだ画像ファイルを選択することができることが判明した。
また上記の実施例から、被写体を撮影し所定の圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して時系列に並んだ複数の画像ファイルを取得し、画像ファイルのファイルサイズを基にして、被写体の状態を推定することのできることが判明した。
上述の実施形態の画像処理方法と画像処理プログラムを用いれば、以下の効果を発揮する。
被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択するので、ファイルサイズに影響を与える被写体の状態に対応した映像ファイルを選択できる。
撮影機により被写体を撮影し、その画像を圧縮処理アルゴリズムによりデジタル化して画像ファイルを生成することを繰り返して、時系列にならんだ複数の画像ファイルを取得し、その複数の画像ファイルのなかからファイルサイズを基に特定画像ファイルを選定し、その特定画像ファイルに記録された画像を顧客に配信し、またはデータセンターにアップロードするので、顧客はパソコン、携帯端末、携帯電話等を用いてその画像を閲覧できる。
また、被写体の動きが大きいまたは被写体の明度が高い等の状態であると画像ファイルのファイルサイズが大きくなるので、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの大きい画像ファイルうちから特定画像ファイルを選択すると、被写体の動きの大きい画像または被写体の明度の高い画像を含んだ画像ファイルを選択できる。
また、被写体の動きが少ないまたは被写体の明度が低い等の状態であると画像ファイルのファイルサイズが小さくなるので、時系列に並んだ複数の画像ファイルのうちファイルサイズの小さい画像ファイルうちから特定画像ファイルを選択すると、被写体の動きの小さい画像または被写体の明度の低い画像を含んだ画像ファイルを選択できる。
また、被写体が風景であって、風景を撮影した際の気象条件によって、大きいファイサイズの画像ファイルまたは小さいファイルサイズの画像ファイルのどちらかを選択する様にしたので、気象条件によって、被写体の動きの大きいまたは小さい画像の一方または被写体の明度の高いまたは低い画像をの一方含んだ画像ファイルを選択できる。
また、被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景であるので、画像ファイルのファイルサイズを基にして複数の画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択すると、海岸に打ち寄せる波の大きさや多さに対応して画像を選ぶことをできる。
また、特定画像ファイルや画像ファイルや画像を顧客のパソコン、携帯端末、携帯電話等に配信するので、顧客は自分の興味に合わせた画像を閲覧できる。
また、特定画像ファイルや画像ファイルや画像をデータセンターにアップロードする様にしたので、顧客は自分の興味に合わせた画像をダウンロードして閲覧できる。
また、被写体の動きが少ないと画像ファイルのファイルサイズが小さくなり、被写体の動きが大きいと画像ファイルのファイルサイズが大きくなり、被写体の明度が高いと動画サイズのファイルサイズが大きくなり、被写体の明度が低いと画像ファイルのファイルサイズが小さくなるので、複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化から被写体の状態を推定すると、ファイルサイズを比較する等の簡易な手順で被写体の状態を推定できる。
また、複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定するので、簡易な手順で被写体の動きを推定できる。
また、推定した状態を顧客のパソコン、携帯端末、携帯電話等に配信するので、顧客は被写体の状態を知ることをできる。
また、推定した状態をデータセンターにアップロードするので、顧客は被写体の状態を知ることをできる。
また、画像そのものを配信することなく、被写体の状態を知らせることができるので、被写体が人間である場合に、人間のプライバシーを保護するのを容易にする。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
画像処理方法において、画像配信工程と画像アップロード工程との両方を実施する例で説明したが、これに限定されず、画像配信工程と画像アップロード工程との一方のみを実施してもよい。
また、画像処理方法において、状態通信工程と状態アップロード工程との両方を実施する例で説明したが、これに限定されず、状態通信工程と状態アップロード工程との一方のみを実施してもよい。
また、画像ファイル取得工程がカメラの撮影した画像ファイルを受信する例で説明したがこれに限定されず、何らなの手段により予め画像ファイルを準備してもよい。
本発明の実施形態に係る画像処理システムの概念図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像処理方法の手順図である。 本発明の第二の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の第二の実施形態に係る画像処理方法の手順図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像処理方法の実施例である。
符号の説明
10 撮影機
20 コンピュータ
30 データセンター
40 顧客
F10 画像処理機能
F11 画像ファイル取得機能
F12 ファイル保存機能
F13 画像ファイル選択機能
F14 画像配信機能
F15 画像アップロード機能
S10 画像処理方法
S11 画像ファイル取得工程
S12 画像ファイル選択工程
S13 画像配信工程
S14 画像アップロード工程
F20 画像処理機能
F21 画像ファイル取得機能
F22 ファイル保存機能
F23 状態推定機能
F24 状態通信機能
F25 状態アップロード機能
S20 画像処理方法
S21 画像ファイル取得工程
S22 状態推定工程
S23 状態通信工程
S24 状態アップロード工程

Claims (16)

  1. 被写体の画像を処理する画像処理方法であって、
    被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する画像ファイル選択工程を、
    備えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記特定画像ファイルに記録された画像を配信する画像配信工程、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする画像アップロード工程、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. 前記画像ファイル選択工程が、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイル又は小さい前記画像ファイルのうちの一方の中から特定画像ファイルを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  5. 被写体が風景を含み、
    前記画像ファイル選択工程が、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルの中から特定画像ファイルを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  6. 被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  7. 被写体の画像を処理する画像処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルの中から、それぞれのファイルサイズを基にして特定画像ファイルを選択する画像ファイル選択機能、
    を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。
  8. 前記特定画像ファイルに記録された画像を配信する画像配信機能、
    を実現させることを特徴とする請求項7に記載の画像処理プログラム。
  9. 前記特定画像ファイルに記録された画像を通信を通じて閲覧可能とする画像アップロード機能、
    を実現させることを特徴とする請求項7に記載の画像処理プログラム。
  10. 前記画像ファイル選択機能が、時系列に並んだ複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルまたは小さい前記画像ファイルのうちの一方の中から特定画像ファイルを選択する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理プログラム。
  11. 被写体が風景を含み、
    前記画像ファイル選択機能が、風景を撮影した時の気象条件が第一気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの大きい前記画像ファイルから特定画像ファイルを選択し、風景を撮影した時の気象条件が第二気象条件であるときは、複数の前記画像ファイルのうちファイルサイズの小さい前記画像ファイルから特定画像ファイルを選択する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理プログラム。
  12. 被写体が海岸に打ち寄せる波を含む風景である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理プログラム。
  13. 被写体の画像を処理する画像処理方法であって、
    被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定する状態推定工程、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  14. 前記状態推定工程が、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 被写体の画像を処理する画像処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    被写体を撮影しデジタル化した複数の画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の様子から被写体の状態を推定する状態推定機能、
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  16. 前記状態推定機能が、複数の前記画像ファイルのファイルサイズの時系列の変化の幅が所定の値より小さいときに被写体の動きが少ないと推定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理プログラム。
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