JP5664346B2 - 画像処理装置、情報提供システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、情報提供システム及びプログラムに関する。
オブジェクトを検索するシステムとして、例えば、特許文献1では、オブジェクトに含まれる画像ブロックにおいては画像の色に関する色特徴量を、テキストブロックにおいてはテキストの文字列に関するテキスト特徴量を、それぞれ抽出してデータベース118に蓄積しておく。そして、検索を行う際、取り込んだ画像から色特徴量及びテキスト特徴量を抽出し、その抽出した各特徴量をデータベース118に蓄積している各特徴量と比較することで、抽出した画像に類似しているオブジェクトのリストを作成する技術が提案されている。
特開2005−352783号公報 特開2002−007432号公報
本発明は、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素の識別に必要な数の特徴点が含まれるような境界を画像に埋め込む際に、その境界の中心を、本構成を有しない場合に比して、当該画像要素の位置を特定する位置情報により特定される位置の近くに配置することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素を含む画像を取得する手段と、前記画像上における前記画像要素の位置を特定する位置情報を取得する手段と、前記位置情報により前記画像上に埋め込まれる位置が特定される埋込要素の埋込範囲を取得する手段と、前記画像上の特徴点の分布を求める手段と、前記画像要素の識別に必要な所定の数以上の特徴点を中に含む所定の形状の境界及び前記埋込要素を、前記画像上において前記埋込要素全体が前記境界の中に含まれるように前記画像に埋め込む埋込手段と、前記境界及び前記埋込要素が埋め込まれた画像のうち少なくとも前記境界の中の画像と、当該画像要素に関連付けるユーザに提供する情報を特定する情報とを関連付けて記憶手段に登録する登録手段と、を有し、前記埋込手段は、前記境界により囲まれた画像の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離の関係に応じて、取得した前記画像上において前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする。
また、前記埋込手段は、前記境界の大きさを表す指標と、前記境界の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離と、の和が最小となるように前記境界の中心位置及び大きさを調整しながら前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする。
また、前記埋込手段は、更に調整により画像上に配置された前記境界と前記画像の周縁との距離に応じて前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする。
本発明に係る情報提供システムは、ユーザ端末装置と、画像処理装置と、記憶装置と、を有し、前記ユーザ端末装置は、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像を特定する情報を前記画像処理装置へ送信する手段と、前記画像上の、前記ユーザに提供する情報を関連付ける画像要素の位置をユーザに指定させ、その指定された画像要素の位置を特定する位置情報を前記画像処理装置へ送信する手段と、を有し、前記画像処理装置は、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素を含む画像を取得する手段と、前記画像上における前記画像要素の位置を特定する位置情報を取得する手段と、前記位置情報により前記画像上に埋め込まれる位置が特定される埋込要素の埋込範囲を取得する手段と、前記画像上の特徴点の分布を求める手段と、前記画像要素の識別に必要な所定の数以上の特徴点を中に含む所定の形状の境界及び前記埋込要素を、前記画像上において前記埋込要素全体が前記境界の中に含まれるように前記画像に埋め込む埋込手段と、前記境界及び前記埋込要素が埋め込まれた画像のうち少なくとも前記境界の中の画像と、当該画像要素に関連付けるユーザに提供する情報を特定する情報とを関連付けて前記記憶装置に登録する登録手段と、を有し、前記埋込手段は、前記境界により囲まれた画像の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離の関係に応じて、取得した前記画像上において前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素を含む画像を取得する手段、前記画像上における前記画像要素の位置を特定する位置情報を取得する手段、前記位置情報により前記画像上に埋め込まれる位置が特定される埋込要素の埋込範囲を取得する手段、前記画像上の特徴点の分布を求める手段、前記画像要素の識別に必要な所定の数以上の特徴点を中に含む所定の形状の境界及び前記埋込要素を、前記画像上において前記埋込要素全体が前記境界の中に含まれるように前記画像に埋め込む埋込手段、前記境界及び前記埋込要素が埋め込まれた画像のうち少なくとも前記境界の中の画像と、当該画像要素に関連付けるユーザに提供する情報を特定する情報とを関連付けて記憶手段に登録する登録手段、として機能させ、前記埋込手段は、前記境界により囲まれた画像の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離の関係に応じて、取得した前記画像上において前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素の識別に必要な数の特徴点が含まれるような境界を画像に埋め込む際に、その境界の中心を、本構成を有しない場合に比して、当該画像要素の位置を特定する位置情報により特定される位置の近くに配置することができる。
請求項2記載の発明によれば、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素の識別に必要な数の特徴点が含まれるような境界を画像に埋め込む際に、その境界の中心を、本構成を有しない場合に比して、当該画像要素の位置を特定する位置情報により特定される位置の近くに配置することができる。
請求項3記載の発明によれば、境界を画像の周縁に近付きすぎない位置に配置することができる。
請求項4記載の発明によれば、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素の識別に必要な数の特徴点が含まれるような境界を画像に埋め込む際に、その境界の中心を、本構成を有しない場合に比して、当該画像要素の位置を特定する位置情報により特定される位置の近くに配置することができる。
請求項5記載の発明によれば、ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素の識別に必要な数の特徴点が含まれるような境界を画像に埋め込む際に、その境界の中心を、本構成を有しない場合に比して、当該画像要素の位置を特定する位置情報により特定される位置の近くに配置することができる。
本発明に係るコンテンツ提供システムの一実施の形態を示した全体構成図である。 実施の形態1において、マーカが埋め込まれた画像がプリンタにより印刷されて作成された印刷物の要部を示した概念図である。 実施の形態1における画像処理装置を形成するコンピュータのハードウェア構成の一例を示した図である。 実施の形態1における画像処理装置のブロック構成の一例を示した図である。 実施の形態1の画像処理装置における処理を示したフローチャートである。 図5におけるマーカ形成処理の詳細を示したフローチャートである。 実施の形態1におけるマーカ形成処理においてスコアを計算する範囲を説明するために用いる特徴境界とアンカーとの位置関係を示した図である。 実施の形態1におけるマーカ形成処理において求めるスコアの計算式を説明するために用いる特徴境界とアンカーとの位置関係を示した図である。 実施の形態2におけるマーカ形成処理においてスコアを計算する範囲を説明するために用いる特徴境界とアンカーと印刷物の枠との位置関係を示した図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るコンテンツ提供システムの一実施の形態を示した全体構成図である。図1には、ユーザ端末装置1、画像処理装置30、データベースサーバ2及びプリンタ3がそれぞれネットワーク4に接続されている構成が示されている。ユーザ端末装置1は、印刷対象の画像にマーカを埋め込みたいユーザが使用するコンピュータである。画像処理装置30は、ユーザからの要求に応じて画像にマーカを埋め込み、また、マーカが関連付けられている位置の部分画像と、当該画像にコンテンツを関連付けたコンテンツ情報を生成する。プリンタ3は、ユーザからの要求に応じてマーカが埋め込まれた画像を紙媒体に印刷する。データベースサーバ2は、画像処理装置30により生成されたコンテンツ情報が蓄積される記憶装置であり、本実施の形態ではサーバコンピュータにより実現する。更に、図1には、プリンタ3により印刷された印刷物10と、カメラが搭載された携帯電話5と、が示されている。
図2は、マーカが埋め込まれた画像がプリンタ3により印刷されて作成された印刷物10の要部を示した概念図である。図2に例示した印刷物10には、複合機及び複合機の後方に冊子を持った女性の画像が印刷されている。そして、女性の画像にマーカ6が重畳して印刷されている。マーカ6は、印刷物10に印刷される画像又はその画像に含まれる画像要素にデジタルコンテンツを関連付ける目印であってアンカー7とメディアアイコン8と特徴境界9とで構成される。アンカー7は、デジタルコンテンツを関連付ける画像要素の位置を特定する位置情報である。図2では、冊子上にアンカー7を配置していることから、この冊子の記述内容に関連したデジタルコンテンツが取得されることが容易に想定しうる。あるいは、印刷された画像全体にデジタルコンテンツを関連付けたい場合に、その画像上の任意の位置として冊子上にアンカー7が配置される場合もあり得る。アンカーの位置は座標データにより表される。また、アンカー7は、印刷物10上におけるメディアアイコン8の表示位置を特定するための位置情報でもある。換言すると、埋込要素としてのメディアアイコン8を印刷物10に印刷する画像に埋め込む位置を特定するための位置情報でもある。メディアアイコン8は、デジタルコンテンツすなわちユーザに提供する情報の種類を識別可能に表示する情報である。図2に例示したメディアアイコン8には、デジタルコンテンツが動画像であることを知らせるためにビデオカメラの形状の画像が含まれているが、その他にも音、静止画像等の情報であることを知らせるようなスピーカやカメラの形状の画像を含めるようにしてもよい。メディアアイコン8は、前述したデジタルコンテンツの種類を伝える画像に加えて、この画像の周囲にメディアアイコン8の範囲、すなわち形状及び大きさを特定するための境界を表す画像で形成される。本実施の形態では、メディアアイコン8の形状を全体を円形とする、アンカー7から吹き出した形状としたが、その他の形状で形成してもよい。特徴境界9は、所定の数以上の特徴点を含む領域を特定する所定の形状を有する境界であって、後述するようにカメラで撮影するおおよその範囲を撮影者に示すための線画像である。所定の数以上の特徴点というのは、コンテンツが関連付けられている画像要素を識別するために最低限必要な数以上からなる特徴点ということである。つまり、特徴境界9に囲まれる範囲、換言するとマーカ6全体が撮影されれば、コンテンツが関連付けられている画像要素を識別するのに十分な 特徴点が少なくともキャプチャーされることになる。本実施の形態では、特徴境界9により特定される領域の形状を円形としたが、他の形状で形成してもよい。
マーカ6は、重畳する画像を視認可能とするために透明若しくは半透明で生成される。透明の場合でも、少なくとも特徴境界9及びメディアアイコン8の境界を表す線の画像、またメディアアイコン8に含まれるビデオカメラなどのメディア形状は視認できるように印刷される。
ここで、図1及び図2を用いて、本実施の形態のコンテンツ提供システムを利用して、ユーザが印刷物10に関連付けられているデジタルコンテンツを取得する処理の流れについて説明する。
まず、本システムがコンテンツを提供するサービスを提供する事前準備として、マーカ6を含む画像と、当該マーカ6に関連付けるデジタルコンテンツとを対応付けて生成したコンテンツ情報をデータベースサーバ2に登録させておく。なお、デジタルコンテンツを関連付ける画像要素というのは、本実施の形態の冊子のように印刷物10の一部の画像要素としてもよいし、印刷された画像全体としてもよい。この登録処理に関しては、後述する。
印刷物10を取得したユーザは、携帯電話5に搭載されたカメラを用いて印刷物10に形成されたマーカ6を撮影する。この際、ユーザは、印刷物10上の特徴境界9を含むマーカ6全体を少なくとも撮影範囲として撮影する。なお、印刷物10に複数のマーカ6が存在する場合、ユーザは、取得したいデジタルコンテンツを関連付けたマーカ6全体を撮影する。マーカ6が撮影されると、携帯電話5は、その撮像データをデータベースサーバ2へ送信する。
携帯電話5でキャプチャーされた画像データが送信されてくると、データベースサーバ2は、その画像データに基づき内部に蓄積しているコンテンツ情報の画像データを検索する。具体的には、受信した画像データと、コンテンツ情報に含まれる各画像データとの特徴点 を比較、照合する。そして、受信した画像データと最も類似する 画像データに対応付けられているデジタルコンテンツを取り出して、携帯電話5へ返信する。なお、画像データに、ユーザに提供する情報を特定する情報としてURLなどデジタルコンテンツの格納先を特定する情報が対応付けされて登録されている場合には、対応するURLに基づきデジタルコンテンツを取得して送信するようにしてもよい。あるいは、URLを送信してもよい。
デジタルコンテンツが送信されてくると、携帯電話5は、画面に表示するなどしてデジタルコンテンツを参照する。URLが送信されてきた場合には、URLにより特定される格納先からデジタルコンテンツを取得して画面に表示する。このようにして、ユーザは、携帯電話5を利用して、印刷物10の画像要素に関連付けられているデジタルコンテンツを取得して参照する。
以上説明したように、図1に示したコンテンツ提供システムは、ユーザが携帯電話5を用いた撮影行為に応じて、印刷物10に関連付けられているデジタルコンテンツをユーザに提供することになるが、本実施の形態は、印刷物10に埋め込むマーカ6を形成する処理に特徴を有している。ここで、マーカ6を形成する処理を実施する画像処理装置30の構成について以下に説明する。
図3は、本実施の形態における画像処理装置30を形成するコンピュータのハードウェア構成の一例を示した図である。本実施の形態において画像処理装置30を形成するコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図3に示したようにCPU11、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ(HDD)14を接続したHDDコントローラ15、入力手段として設けられたマウス16とキーボード17、及び表示装置として設けられたディスプレイ18をそれぞれ接続する入出力コントローラ19、通信手段として設けられたネットワークコントローラ20を内部バス21に接続して構成される。ユーザ端末装置1及びデータベースサーバ2も同じコンピュータであることから画像処理装置30と同様に構成してもよい。
図4は、本実施の形態における画像処理装置30のブロック構成の一例を示した図である。本実施の形態における画像処理装置30は、画像送受信部31、特徴点分布計算部32、アンカー位置受付部33、マーカ埋込部34、コンテンツ特定情報取得部35、コンテンツ情報生成部36及びコンテンツ情報登録部37を有している。画像送受信部31は、デジタルコンテンツが関連付けられる画像要素を含む画像を取得する。また、マーカ6を埋め込んだ画像をユーザ端末装置1へ送信する。特徴点分布計算部32は、取得した画像の特徴点の分布を計算により求める。アンカー位置受付部33は、ユーザにより指定された画像上のアンカーの位置を示す座標データを取得する。マーカ埋込部34は、画像にマーカ6を埋め込む。コンテンツ特定情報取得部35は、画像要素に関連付けるコンテンツを特定する情報を取得する。コンテンツを特定する情報として、本実施の形態ではURL(Uniform Resource Locator)を用いる。コンテンツ情報生成部36は、マーカ6が埋め込まれた画像のうち少なくとも特徴境界9の中の画像と、当該画像要素に関連付けるデジタルコンテンツを特定する情報とを関連付けてコンテンツ情報を生成する。コンテンツ情報登録部37は、生成されたコンテンツ情報をデータベースサーバ2へ送信することによって登録させる。
画像処理装置30における各構成要素31〜37は、画像処理装置30を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU11で動作するプログラムとの協調動作により実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムがコンテンツを提供するサービスを提供する事前準備として、デジタルコンテンツを関連付ける画像にマーカ6を埋め込み、コンテンツ情報をデータベースサーバ2に登録するまでの処理について図5に示したフローチャートを用いて説明する。
ユーザ端末装置1において、ユーザがデジタルコンテンツを関連付けたい画像要素を含む画像を選択し、ディスプレイに表示するなどして確認した後、画像処理装置30へ送信する。
画像処理装置30において、画像送受信部31がユーザ端末装置1から送信されてきた画像を受信することで取得する(ステップ100)。画像を特定する情報としてユーザ端末装置1から画像データそのものではなく、画像の格納先を特定する情報が送信されてきた場合には、その格納先へアクセ スすることで画像を取得する。特徴点分布計算部32は、その受信した画像の特徴点分布 、つまりその画像から抽出したすべての特徴点の位置情報を計算により求める(ステップ200)。計算の方法は周知の方法を用いてよい。
一方、ユーザ端末装置1においては、ユーザは、ディスプレイに表示された画像上においてコンテンツを関連付けたい画像要素の表示位置を指定する。この操作は、画像上におけるアンカー7の位置を指定する操作といってもよい。この位置の指定操作は、マウス等のポインティングデバイスを用いて行う。例えば、画像上の冊子の位置にデジタルコンテンツを関連付けたい場合、ユーザは、マウスカーソルを冊子上に合わせ所定の確定操作を行うことでアンカー7の位置を指定する。
なお、デジタルコンテンツを関連付ける画像要素は、特徴境界9の中に含まれる特徴点によって識別され、また、特徴境界9は、マーカー7の位置によって画像上におけるおおよその配置が決まるので、ユーザは、可能であれば特徴点が数多く分布されていると考えられる近辺にアンカー7を指定するのが、マーカ6の大きさをより小さくできる可能性が高くなるので好適である。
ユーザ端末装置1においてアンカー7が指定されると、画像処理装置30におけるアンカー位置受付部33は、その指定されたアンカー7の位置を特定する座標データを受け付ける(ステップ300)。アンカー7は、デジタルコンテンツを関連付ける画像要素を含む画像の左上の頂点等の所定の位置をXY座標系の原点(0,0)とした場合に表される2次元の座標データによって位置が特定される。
以上のようにして、デジタルコンテンツが関連付けられる画像とアンカー7の位置を特定する座標データを取得すると、マーカ埋込部34は、詳細は後述するマーカ6の大きさや埋め込む位置を決定するマーカ形成処理を実施する(ステップ400)。そして、マーカ埋込部34は、形成したマーカ6を、決定した画像上の位置に埋め込むことでマーカ6の埋込画像を生成する(ステップ500)。
画像送受信部31が以上の処理により生成されたマーカ6の埋込画像をユーザ端末装置1へ送信すると(ステップ600)、ユーザは、そのマーカ6の埋込画像を表示して確認する。そして、この画像と関連付けるデジタルコンテンツの格納先情報としてURLを画像処理装置30へ送信する。
コンテンツ特定情報取得部35がユーザ端末装置1から送信されてきたURLを受け付けることで取得すると(ステップ700)、コンテンツ情報生成部36は、マーカ埋込部34により生成された画像からマーカ6付近の画像を抽出し、その抽出した画像データと取得したURLとを関連付けることでコンテンツ情報を生成する(ステップ800)。抽出する画像には、少なくともマーカ6が含まれていればよく、マーカ6のみの画像とする必要はない。マーカ6の特徴境界9の中には画像データを識別しうる数の特徴点が含まれているので、マーカ6付近の画像も合わせて抽出すれば、抽出した画像に含まれる特徴点の数が更に増える。また、任意の形状のマーカ6のみを抽出するより、例えばマーカ6を含む矩形形状の画像を抽出する方が処理は簡単である。そして、コンテンツ情報登録部37は、生成されたコンテンツ情報をデータベースサーバ2へ送信することで、コンテンツ情報を登録させる(ステップ900)。
このようにして、コンテンツ情報がデータベースサーバ2に保存されることで、前述したように、マーカ6の画像を含む印刷物10の撮像データが携帯電話5から送信されてくると、データベースサーバ2は、その撮像データと類似する 画像データに対応付けられているURLを取り出し、そのURLを携帯電話5へ送信する。あるいは、URLから特定される格納先からデジタルコンテンツを取得して、携帯電話5へ送信するようにしてもよい。これにより、携帯電話5のユーザは、印刷物10又は印刷物10に含まれている特定の画像要素に関連付けられているデジタルコンテンツを参照することになる。
なお、画像に複数のマーカ6を設定する場合には、前述したステップ300〜900の処理を繰り返し実行すればよい。
以上のようにして、本実施の形態においては、ユーザにデジタルコンテンツを提供するが、上記処理手順は一例であって、図5に例示した手順に限定されない。例えば、画像処理装置30は、ユーザ端末装置1から画像とアンカー7の位置とURLを最初にまとめて受け取るようにしてもよい。つまり、画像とアンカー7の位置は、マーカ形成処理の前までに取得していればよく、URLは、コンテンツ情報を生成する処理の前までに取得していればよい。
続いて、本実施の形態において特徴的なマーカ埋込部34によるマーカ6の形成処理について図6に示したフローチャートを用いて説明する。このマーカ形成処理は、マーカ6の大きさとして特徴境界9の半径と、画像にマーカ6を埋め込む位置として円形の特徴境界9の中心点の位置座標を決定する処理であり、図5におけるステップ400の詳細な処理の説明に相当する。
まず、マーカ埋込部34は、メディアアイコン8の大きさを取得する(ステップ401)。本実施の形態では、説明の簡略化のためにメディアアイコン8の大きさは既知であり、またアンカー7に対して表示される方向は固定されているものとして説明する。
マーカ埋込部34は、まず特徴境界の取りうる最大半径ur及び最小半径lrの各値を初期化する(ステップ402)。すなわち、求めるべき特徴境界9の半径が最大半径と最小半径との間に存在するものとして、最大半径と最小半径とを処理の範囲として設定する。基本的には、最大半径に特徴境界9の半径としてあり得ない大きな数値を、最小半径に特徴境界9の半径としてあり得ない小さい数値を設定する。ただ、処理の効率化や現実性からすると、特徴境界9が取りうる最大の半径は、印刷物10の短い辺の長さの半分なので、最大半径には、印刷物10の短い辺の長さの半分くらいの値を初期値として設定するのが好適である。また、特徴境界9の中にメディアアイコン8が含まれることがマーカ6の体裁からして適切であるので、最小半径には、ステップ401で取得したメディアアイコン8の埋込範囲から特定される半径を初期値として設定する。メディアアイコン8の埋込範囲から特定される半径というのは、本実施の形態の場合、厳密に言うと円形状であるメディアアイコン8そのものの半径に、アンカー7からの吹き出しの長さを加算した値となる。いずれにしても、最小半径には、メディアアイコン8全体が特徴境界9に囲まれることになる値を初期値として設定する。
更に、マーカ埋込部34は、この処理において決定すべき特徴境界9の半径brと特徴境界9の中心点の座標(x、y)となるときのスコアbestに無効な値で初期化する(ステップ403)。無効な値というのは、あり得ない値で、例えば、負の数を設定するなどしておけばよい。スコアに関しては後述する。そして、最適と考えられる特徴境界9の大きさと位置が得られるまで以下の処理を繰り返し実行する。
まず、現時点における最大半径urと最小半径lrとの差と所定の閾値とを比較する。そして、差が閾値より大きい場合(ステップ404でY)、特徴境界9の半径として仮設定する半径crに、最大半径urと最小半径lrとの和を2で除算した値を設定する(ステップ405)。所定の閾値は、適切な特徴境界の大きさと位置が得られたと判断する基準となる値である。この閾値に関しては、追って詳細を説明する。
そして、ユーザから指定されたアンカー7の位置(x、y)を特徴境界9の中に含み、かつデジタルコンテンツが関連付けられた画像要素を識別するために必要十分な数の特徴点を含む、半径がcrである特徴境界のうち最もスコアが高くなる特徴境界の中心点の座標を求める(ステップ406)。この処理について、図7及び図8を用いて詳述する。
図7には、画像上にユーザにより指定されたアンカー7と仮設定された半径crの特徴境界9と、特徴境界9の中心点41とが示されている。また、図8には、特徴境界9の中心点41とアンカー7との距離をdで表すことが示されている。ここで、ステップ406においてはスコアsを算出するが、本実施の形態では、このスコアsを、特徴境界9の半径crと距離dとを加算した逆数で求めることにする。すなわち、s=1/(cr+d)という式にてスコアは算出される。この式によると、特徴境界9の半径crが小さいほどスコアsの値が大きく なる。つまり、ステップ406において特徴境界9の中心座標(x、y)を求める際の条件の一つとして設定されている所定の数以上の特徴点が含まれていれば、仮設定した特徴境界9の半径crが小さいほど特徴境界9の半径として最終的に選ばれる可能性が高くなる。また、距離dも短いほどスコアsの値が大きく なる。つまり、特徴境界9の中心点41とアンカー7との距離が近いほど中心点41を中心とする特徴境界9が最終的に選ばれる可能性が高くなる。本実施の形態では、このように特徴境界9の大きさと、特徴境界9とアンカー7との距離の相互関係によって特徴境界9を最終的に決定する。
また、ステップ406において特徴境界9の中心座標(x、y)を求める際の条件の一つとして設定されているアンカー7の位置(x、y)を特徴境界9の中に含めるという条件を満たすためには、図7に示したように、2の平行根(ルート2)と半径crとを乗算した値を一辺の長さとする正方形で表される領域42の中を、半径crの特徴境界9の中心点41を移動させながら上記スコアsをその都度算出する。スコアsは、特徴境界9を移動させた回数だけ算出されることになるので、その算出されたものの中から最高値となるスコアsを、ステップ405において仮設定した半径crの特徴境界9におけるスコアsとする。そして、最高値のスコアsとなったときの特徴境界9の中心点41の座標を(x、y)として得る。
領域42の中における特徴境界9の中心点41を1画素ずつずらしながらしらみつぶしにスコアsを求めてもよいが、処理の効率化、高速化の観点から数画素ずつとばしながら求めるようにしてもよい。また、ステップ406におけるアンカー7の位置(x、y)を特徴境界9の中に含めるという条件を満たすのは、厳密には、アンカー7を中心とする半径crの円で示される領域であることから、この半径crの円で示される領域の中においてスコアsを求めるようにしてもよい。ただ、本実施の形態では、処理の効率化、高速化の観点からアンカー7の位置から45度方向に各頂点を持つ正方形42の領域の中においてスコアsを算出するようにした。
ステップ406では、以上のようにして、仮設定した半径crの特徴境界9におけるスコアs及び中心座標(x、y)を求める。ここで、仮設定した半径crが小さすぎて所定数以上の特徴点が特徴境界9で示される領域内に存在しなかったなどの理由で、ステップ406に示した条件を満たす特徴境界9が存在しなかった場合(ステップ407でN)、仮設定した半径crを最小半径lrに代入し(ステップ411)、ステップ404に戻る。すなわち、ステップ405において仮設定した半径crが小さすぎた可能性があるため、最小半径lrに半径crを設定し、ステップ405において改めて仮設定される半径crが直前の半径crより大きくなるようにしてステップ406を再度試みてみることになる。
また、ステップ406に示した条件を満たす特徴境界9が存在した場合でも(ステップ407でY)、特徴境界9の半径crが大きかったなどの理由で、ステップ406で求めたスコアsが、現時点で有効なスコアbestより大きい値でなかった場合(ステップ408でN)、仮設定した半径crを最大半径urに代入し(ステップ412)、ステップ404に戻る。すなわち、ステップ405において仮設定した半径crが大きかった可能性があるため、最大半径urに半径crを設定し、ステップ405において改めて仮設定される半径crが直前の半径crより小さくなるようにしてステップ406を再度試みてみることになる。
また、ステップ406で求めたスコアsが、現時点で有効なスコアbestより大きい値であった場合(ステップ408でY)、スコアbestをスコアsで更新する(ステップ409)。また、スコアsが最高値となったときの特徴境界9の中心点の座標(x、y)で(x、y)を、半径crでbrを、それぞれ更新することによって最高のスコアのときの座標データ及び半径を一時保持する(ステップ410)。そして、更に最高スコアとなる特徴境界9を見つけ出すためには、特徴境界9の半径crを小さくしてスコアの計算を試みてみるのが望ましいことから、仮設定した半径crを最大半径urに代入し(ステップ412)、ステップ404に戻る。
以上説明したステップ404〜412の処理を、現時点における最大半径urと最小半径lrとの差が閾値以下になるまで(ステップ404でN)、繰り返し実行することになる。
本実施の形態では、以上のようにして最大半径ur又は最小半径lrの値を仮設定した特徴境界9の半径crで置換していくことによって最大半径urと最小半径lrとの差を小さくする、換言すると、最大半径urと最小半径lrとの間を狭めていき、最大半径urと最小半径lrとの間隔が所定の閾値以内になったときに、一時保持していた半径brを特徴境界9の半径brとして決定する。
ところで、ステップ405に示した半径crの算出式からわかるように、本実施の形態では、最大半径urと最小半径lrとの差を半分ずつ縮めて絞り込みながら好適な特徴境界9の半径brを決定している。最大半径urと最小半径lrとの間隔を 少しずつ狭めていく、あるいは 最大半径urと最小半径lrとがほぼ一致するまで処理を繰り返して特徴境界9の半径brを決定するのが最適であるようにも考えられる。しかしながら、特徴境界9というのは、そもそもデジタルコンテンツを取得するためにユーザが撮影する最小限の範囲を指定するためのものである。最適解を求めるために必要以上に特徴境界9の半径を狭めても、その狭めた範囲は撮影範囲に含まれることになるので、処理の効率化、高速化の観点から最適解を求めることにそれほどの意味はないと考えられる。つまり、ステップ404において用いる所定の閾値というのは、特徴境界9の大きさの許容範囲を設定した値ということができる。
現時点における最大半径urと最小半径lrとの差が閾値以下になると(ステップ404でN)、マーカ埋込部34は、ステップ410において一時保持しておいた半径brと中心点の座標(x、y)とで特徴境界9の大きさ及び画像上における位置を決定する(ステップ413)。
以上のようにして特徴境界9の大きさと画像上において配置する位置が決定されると、この特徴境界9及び既知であるアンカー7及びメディアアイコン8の位置に基づき画像上における特徴境界9とメディアアイコン8との位置関係が決定されると同時にマーカ6の大きさと埋込位置が決定される。そして、前述したように、ステップ500において、マーカ埋込部34は、アンカー7の座標データ(x、y)及び特徴境界9の中心点の座標データ(x、y)を参照して、アンカー7により決定される位置にメディアアイコン8の画像及び特徴境界9の画像を、デジタルコンテンツを関連付ける画像上に配置することで当該画像にマーカ6を埋め込む。
画像に埋め込まれたマーカ6において、特徴境界9の中心とアンカー7とは近い位置にあるので、アンカー7により埋込範囲が特定されるメディアアイコン8は、特徴境界9の中において特徴境界9の中心に近い体裁の良い位置に埋め込まれる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、マーカ形成処理において最小半径lrの初期値にメディアアイコン8の大きさを設定することで、特徴境界9はメディアアイコン8より大きいサイズで形成され、また、メディアアイコン8は特徴境界9の中心に近い位置に配置されることになり、メディアアイコン8が特徴境界9からはみ出すことのない体裁の良いマーカ6が形成されることになる。ただ、特徴境界9とメディアアイコン8との位置関係はよくても、マーカ6自体が印刷物10の周縁のすぐ近くに埋め込まれ、画像全体としての体裁が良くない印刷物10が出力されてしまう可能性が生じてくる。そこで、本実施の形態では、マーカ6自体の埋込位置まで考慮してマーカ6を形成していることを特徴とする。
図9は、実施の形態1においてスコアsの計算を説明するために用いた図8に相当する図であるが、本実施の形態では、スコアを計算する際に、特徴境界9の半径cr及び特徴 境界9の中心点とアンカー7の位置との距離dに加え、印刷物10の周縁と特徴境界9の外周との最短距離eを計算式に加えてスコアsを算出することになる。
本実施の形態におけるスコアsの計算式は、s=1/{cr+d+(T−e)}とする。ここで、eは、上記最短距離であり、Tは定数である。そして、e<Tのときに上記式が適用され、そうでない場合には実施の形態1と同じs=1/(cr+d)を用いる。
e<Tのときに上記式を用いるということは、定数Tというのは、特徴境界9の外周がどれくらい印刷物10の周縁に近づいた場合にスコアsの計算にeという変数を考慮するかということを意味する。定数Tの値が大きければ大きいほど、算出されるスコアsの値は小さくなるので、印刷物10の周縁に近い位置の特徴境界9は選ばれにくくなる。一方、定数Tの値が小さければ小さいほど、算出されるスコアsの値は大きくなるので、定数Tが大きい場合に比して印刷物10の周縁に近い位置の特徴境界9は選ばれやすくなる。もちろん、e≧Tのときには、印刷物10の周縁と特徴境界9の外周との距離は実施の形態1と同様に考慮しないので、印刷物10の周縁と特徴境界9の外周との距離に関係なく特徴境界9の半径crと特徴境界9の中心点とアンカー7との距離dによって特徴境界9の位置は決定される。
本実施の形態は、実施の形態1とはステップ406のスコアsの算出方法が異なるだけで、それ以外の処理内容、また構成等は実施の形態1と同じでよいので説明を省略する。
なお、上記各実施の形態においては、メディアアイコン8の大きさやアンカー7に対する位置を固定して説明したが、例えば、特徴境界9を決めた後にメディアアイコン8のアンカー7に対する位置を調整してメディアアイコン8が特徴境界9から更に離れた位置に配置して、マーカ65の体裁を更に良くするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、アンカー7により表示位置が決定される埋込要素としてコンテンツの種類を表すメディアアイコン8を特徴境界9の中に表示するようにしたが、特徴境界9の中に表示するのは、メディアの種類を特定するメディアアイコン8に限らず、他のアイコンや異なる情報を提供する埋込要素でもよい。
また、本実施の形態では、特徴境界9を円形状としたので、特徴境界9の大きさを表す指標として半径を用いたが、例えば特徴境界9が矩形形状の場合は一辺の長さや辺の合計値など他の指標を用いて特徴境界9の大きさを表してよい。また、円や正方形等の対称の形状でない場合の特徴境界9の中心は、例えば、特徴境界9を囲む矩形形状の中心を、その特徴境界9の中心とするなどして中心点を求めるようにしてもよい。
また、ユーザに提供する情報として、本実施の形態では、デジタルコンテンツを例にして説明したが、他の種類の情報を画像に関連付けるようにしてもよい。更に、本実施の形態では、画像を印刷することにより作成された印刷物10を携帯電話5のカメラ機能を利用して撮影したが、撮影対象とするのは、必ずしもプリンタ3にて印刷用紙に印刷された印刷物10に限定する必要はなく冊子上の画像やディスプレイに表示された画像であってもよい。
1 ユーザ端末装置、2 データベースサーバ、3 プリンタ、4 ネットワーク、5 携帯電話、11 CPU、12 ROM、13 RAM、14 ハードディスクドライブ(HDD)、15 HDDコントローラ、16 マウス、17 キーボード、18 ディスプレイ、19 入出力コントローラ、20 ネットワークコントローラ、21 内部バス、30 画像処理装置、31 画像送受信部、32 特徴点分布計算部、33 アンカー位置受付部、34 マーカ埋込部、35 コンテンツ特定情報取得部、36 コンテンツ情報生成部、37 コンテンツ情報登録部。

Claims (5)

  1. ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素を含む画像を取得する手段と、
    前記画像上における前記画像要素の位置を特定する位置情報を取得する手段と、
    前記位置情報により前記画像上に埋め込まれる位置が特定される埋込要素の埋込範囲を取得する手段と、
    前記画像上の特徴点の分布を求める手段と、
    前記画像要素の識別に必要な所定の数以上の特徴点を中に含む所定の形状の境界及び前記埋込要素を、前記画像上において前記埋込要素全体が前記境界の中に含まれるように前記画像に埋め込む埋込手段と、
    前記境界及び前記埋込要素が埋め込まれた画像のうち少なくとも前記境界の中の画像と、当該画像要素に関連付けるユーザに提供する情報を特定する情報とを関連付けて記憶手段に登録する登録手段と、
    を有し、
    前記埋込手段は、前記境界により囲まれた画像の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離の関係に応じて、取得した前記画像上において前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記埋込手段は、前記境界の大きさを表す指標と、前記境界の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離と、の和が最小となるように前記境界の中心位置及び大きさを調整しながら前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記埋込手段は、更に調整により画像上に配置された前記境界と前記画像の周縁との距離に応じて前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. ユーザ端末装置と、
    画像処理装置と、
    記憶装置と、
    を有し、
    前記ユーザ端末装置は、
    ユーザに提供する情報が関連付けられる画像を特定する情報を前記画像処理装置へ送信する手段と、
    前記画像上の、前記ユーザに提供する情報を関連付ける画像要素の位置をユーザに指定させ、その指定された画像要素の位置を特定する位置情報を前記画像処理装置へ送信する手段と、
    を有し、
    前記画像処理装置は、
    ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素を含む画像を取得する手段と、
    前記画像上における前記画像要素の位置を特定する位置情報を取得する手段と、
    前記位置情報により前記画像上に埋め込まれる位置が特定される埋込要素の埋込範囲を取得する手段と、
    前記画像上の特徴点の分布を求める手段と、
    前記画像要素の識別に必要な所定の数以上の特徴点を中に含む所定の形状の境界及び前記埋込要素を、前記画像上において前記埋込要素全体が前記境界の中に含まれるように前記画像に埋め込む埋込手段と、
    前記境界及び前記埋込要素が埋め込まれた画像のうち少なくとも前記境界の中の画像と、当該画像要素に関連付けるユーザに提供する情報を特定する情報とを関連付けて前記記憶装置に登録する登録手段と、
    を有し、
    前記埋込手段は、前記境界により囲まれた画像の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離の関係に応じて、取得した前記画像上において前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とする情報提供システム。
  5. コンピュータを、
    ユーザに提供する情報が関連付けられる画像要素を含む画像を取得する手段、
    前記画像上における前記画像要素の位置を特定する位置情報を取得する手段、
    前記位置情報により前記画像上に埋め込まれる位置が特定される埋込要素の埋込範囲を取得する手段、
    前記画像上の特徴点の分布を求める手段、
    前記画像要素の識別に必要な所定の数以上の特徴点を中に含む所定の形状の境界及び前記埋込要素を、前記画像上において前記埋込要素全体が前記境界の中に含まれるように前記画像に埋め込む埋込手段、
    前記境界及び前記埋込要素が埋め込まれた画像のうち少なくとも前記境界の中の画像と、当該画像要素に関連付けるユーザに提供する情報を特定する情報とを関連付けて記憶手段に登録する登録手段、
    として機能させ、
    前記埋込手段は、前記境界により囲まれた画像の中心の位置と前記位置情報により特定される位置との距離の関係に応じて、取得した前記画像上において前記境界の埋め込む位置及び大きさを決定することを特徴とするプログラム。
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