JP2006266763A - 評価方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主観的な光沢感と相関の高い光沢感評価値および光沢ムラ評価値を算出することができる評価方法及び装置を提供する。
【解決手段】 物体の変角反射光分布特性を測定装置によって測定する。その測定結果に基づいて、物体の光沢特性を評価するための評価パラメータを抽出する。抽出した評価パラメータに基づいて、前記物体の光沢特性を示す評価値を算出する。算出した評価値を、前記評価パラメータで規定される少なくとも2次元の空間上で可視表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物体の光沢感及び光沢ムラに関する評価値を算出する評価方法及び装置に関する。例えば、カラープリンタ等の画像出力装置で、印刷されたハードコピー等の印刷媒体について、画像観察者の主観的な光沢感と相関の高い評価値を算出するための評価方法及びその装置に関するものである。
カラープリンタ等の画像出力装置で、印刷された印刷媒体の光沢感は、写真印刷やドキュメント印刷において重要な画質因子であり、印刷媒体の品質管理項目の一つとして用いられている。印刷媒体では、印刷方式、色材、用紙等の違いにより、印刷媒体表面の光沢感が異なる。
印刷媒体の光沢感の評価方法には、一般的に、正反射光の強度を測定する鏡面光沢度測定方法(JIS Z 8741)に準拠した光沢度計の測定値が用いられる。また、自動車の外板等の高光沢物体の光沢感評価には、試料表面の曇り具合を測定するヘイズ測定方法(ISO 13803、ASTM E 430)や、試料表面に映り込んだ物体の像の鮮明度を測定する写像性測定方法(JIS K 7105、JIS H 8686)が用いられる。
また、色材に顔料トナーを用いる電子写真プリンタや、色材に顔料インクを用いたインクジェットプリンタ等の画像出力装置においては、顔料粒子が印刷媒体に浸透せず印刷媒体表面に残留する。このため、印刷媒体とは異なる屈折率を持つ色材の露出する割合や表面構造が、印刷媒体に定着させる色や濃度の相違によって異なり、光沢感に差異が現れる光沢ムラという現象が発生する。
そこで、このような環境において、物体の光沢感を評価する方法として、例えば、特許文献1がある。この特許文献1では、正反射光に基づいて得られる光沢指標値と、拡散反射光に基づいて得られる明度に関する指標値との線形和を光沢評価値とするものである。
特開2004−317131号公報
しかしながら、鏡面光沢度測定方法に基づいた光沢度計の測定値やヘイズ測定方法に基づいたヘイズメータ、写像性測定方法に基づいた写像性測定装置は、人間の目視評価と対応しない問題がある。
鏡面光沢度測定方法は、正反射光の強度のみを測定している。しかし、人間は正反射光の強度のみではなく、正反射近傍の空間的な反射光分布特性を加味して光沢感を評価している。そのため、評価対象とする印刷媒体に正反射近傍の反射光分布の広がりが広い試料と狭い試料とが含まれると、鏡面光沢度測定方法で測定した客観評価値と、主観評価値との相関が悪くなる。
反対に、ヘイズ測定方法や写像性測定方法では、正反射光の強度は測定しておらず、正反射近傍の反射光強度のみや正反射近傍の広がりに相当する成分のみを測定している。そのため、正反射光の強度の違いによる光沢感の差異は検出することができず、ヘイズ測定方法および写像性測定方法で測定した客観評価値と、主観評価値との相関が悪くなる。
つまり、一般に使われている測定方法では、光沢感の評価に十分な物理要素の測定が出来ていない。
さらに、光沢ムラの評価にも、鏡面光沢度測定方法で測定した客観評価値のみ、あるいは、ヘイズ測定方法および写像性測定方法で測定した客観評価値のみを使用している。そのため、上述した従来の光沢感評価値が人間の目視評価と対応しない理由と同一の理由で、これらの客観評価値と、人間の目視評価とが対応しない問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、主観的な光沢感と相関の高い光沢感評価値および光沢ムラ評価値を算出することができる評価方法及び装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による評価方法は以下の構成を備える。即ち、
画像処理装置によって、物体の光沢特性を評価する評価方法であって、
前記物体の変角反射光分布特性を測定装置によって測定する測定工程と、
前記測定工程による測定結果に基づいて、前記物体の光沢特性を評価するための評価パラメータを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程で抽出した評価パラメータに基づいて、前記物体の光沢特性を示す評価値を算出する算出工程と、
前記算出工程で算出した評価値を、前記評価パラメータで規定される少なくとも2次元の空間上で可視表示する表示工程と
を備える。
また、好ましくは、前記変角反射光分布特性は、正反射近傍における前記物体からの反射光強度の分布特性である。
また、好ましくは、前記測定装置は、
評価対象の物体を照明する光源と、
前記照明手段により照明される被測定部での反射光の空間的な分布を同一円周上から変角測定する受光器と
を備える。
また、好ましくは、前記評価パラメータは、正反射光強度と、正反射近傍光強度である。
また、好ましくは、前記評価パラメータは、正反射光強度と、正反射近傍の反射光分布の広がりである。
また、好ましくは、前記評価パラメータは、鏡面光沢度測定方法に基づき測定された鏡面光沢度の値と、ヘイズ測定方法に基づいて測定したヘイズの値である。
また、好ましくは、前記評価パラメータは、鏡面光沢度測定方法に基づき測定された鏡面光沢度の値と、写像性測定方法に基づき測定された像鮮明度の値である。
また、好ましくは、前記光沢特性は、前記物体の光沢感であって、前記算出工程は前記物体の光沢感についての評価値を算出する。
また、好ましくは、前記光沢特性は、複数の物体間の光沢ムラであって、前記算出工程は前記複数の物体間の光沢ムラについての評価値を算出する。
また、好ましくは、前記算出工程は、前記変角反射光分布特性から得られる、正反射光の強度と、正反射近傍の反射光の強度に基づき、以下の式を算出することによって、前記光沢感についての評価値を算出する。
Figure 2006266763
また、好ましくは、前記算出工程は、前記変角反射光分布特性から得られる、前記複数の物体における正反射光の強度と、正反射近傍の反射光の強度に基づき、以下の式を算出することによって、前記複数の物体間における光沢ムラについての評価値を算出する。
Figure 2006266763
また、好ましくは、前記算出工程は、前記変角反射光分布特性から得られる、前記複数の物体における正反射光の強度と正反射近傍の反射光の強度に基づき、以下の式を算出することによって、前記複数の物体間における前記正反射光の強度のムラ成分と前記正反射近傍の反射光の強度のムラ成分とを算出する。
Figure 2006266763
上記の目的を達成するための本発明による評価装置は以下の構成を備える。即ち、
物体の光沢特性を評価する評価装置であって、
前記物体の変角反射光分布特性を測定する測定手段と、
前記測定手段による測定結果に基づいて、前記物体の光沢特性を評価するための評価パラメータを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出した評価パラメータに基づいて、前記物体の光沢特性を示す評価値を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した評価値を、前記評価パラメータで規定される少なくとも2次元の空間上で可視表示する表示手段と
を備える。
本発明によれば、主観的な光沢感と相関の高い光沢感評価値および光沢ムラ評価値を算出することができる評価方法及び装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
[実施形態1]
まず、実施形態1の光沢感評価装置(画像処理装置)による光沢評価処理の概要について、図1を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態1の光沢評価処理の概要を示すフローチャートである。
尚、図1では、光沢感を評価するための2次元グラフに、評価対象とする印刷媒体の光沢感評価値を出力するまで処理を示している。
また、光沢感(光沢特性)評価対象となる物体である、印刷媒体とは、一般的な印刷装置で用いられている紙のみならず、広く布、プラスチックフィルム、金属板等、印刷装置で使用される記録剤を受容可能なものも言うものとする。
図1において、まず、評価対象とする印刷媒体の変角反射光分布特性を測光する(ステップS101)。次に、ステップS101で測光した変角反射光分布特性から評価パラメータを抽出する(ステップS102)。次に、ステップS102で抽出した評価パラメータを入力する(ステップS103)。次に、ステップS103で入力した評価パラメータを格納する(ステップS104)。次に、ステップS104で入力した評価パラメータを2次元グラフに表示する(ステップS105)。
次に、図1の各ステップの処理の内容について、図2から図9を参照して詳細に説明する。
図2Aは本発明の実施形態1の光沢感評価装置の全体構成の概略を示すブロック図である。
光沢感評価装置100は、受光信号処理部210、光沢感評価値算出処理部220、光沢感評価値出力部230とで構成される。
受光信号処理部210は、測光部211と評価パラメータ抽出部213とからなる。ステップS101の処理は、測光部211で行われ、測光部211の変角反射光分布特性測定部212で、被評価対象の印刷媒体表面の変角反射光分布特性を測定する。ステップS102の処理は、評価パラメータ抽出部213で行われ、変角反射光分布特性測定部212で測定された印刷媒体表面の変角反射光分布特性から、正反射光強度抽出部214と正反射近傍光強度抽出部215とそれぞれにおいて正反射光強度と正反射近傍光強度を抽出する。
光沢感評価値算出処理部220は、評価パラメータ入力部221と評価パラメータ格納部224とからなる。ステップS103の処理は、評価パラメータ入力部221で行われ、正反射光強度抽出部214で抽出された正反射光強度を正反射光強度入力部222で入力する。また、正反射近傍光強度抽出部215で抽出された正反射近傍光強度を、正反射近傍光強度入力部223で入力する。ステップS104の処理は、評価パラメータ格納部224で行われ、評価パラメータ入力部221で入力された正反射光強度と正反射近傍光強度とを、コンピュータのメモリ等の記憶媒体に格納する。
光沢感評価値出力部230は、光沢感評価値ファイル出力部231と光沢感評価値モニタ表示部232とからなる。ステップS105の処理は、光沢感評価値出力部230で行われ、光沢感評価値ファイル出力部231では、評価パラメータ格納部224で格納した正反射光強度と正反射近傍光強度との組を、所定形式でファイルに出力する。光沢感評価値モニタ表示部232では、評価パラメータ格納部224で格納した正反射光強度と正反射近傍光強度との組、あるいはそれらによって得られる光学特性(光沢感評価値)を、例えば、コンピュータ等の端末のモニタ上で2次元グラフに表示する。
次に、光沢感評価装置を実現するハードウェア構成について、図2Bを用いて説明する。
図2Bは本発明の実施形態1の光沢感評価装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2Bにおいて、101はCPUであり、光沢感評価装置を構成する各種構成要素を制御する。102はメインメモリであり、RAMやROM等で構成され、RAMはデータ作業領域や一時待避領域として機能する。ROMは、本発明の各実施形態を実現するプログラムを含む各種制御プログラムを記憶している。
103はSCSIインタフェース(I/F)であり、SCSIデバイス(例えば、HDD105)との接続及びそれに対するデータ転送を制御する。104はネットワークインタフェース(I/F)であり、外部ネットワーク(ローカルエリアネットワーク113)との接続及びそれを介するデータ送受信を制御する。105はHDD(ハードディスクドライブ)であり、上記各種制御プログラム(OSや各種アプリケーション)や設定データ等の各種データを記憶する。
尚、本実施形態では、HDDは、SCSI形式のHDDを例に挙げて説明しているが、これに限定されず、IDE形式、SATA形式等の他の形式のHDDであっても構わない。その場合、各形式に応じたインタフェースが構成されることは言うまでもない。
106はグラフィックアクセラレータであり、カラーモニタ107に出力する画像(例えば、CPU101の制御によって生成される各種ユーザインタフェース)の表示を制御する。107はカラーモニタであり、例えば、液晶プロジェクタで構成される。
108はRS−232Cユニットであり、測定装置109との接続及びそれの制御を実行する。109は測定装置であり、処理対象の物体の変角反射光を測定する。110はキーボード/マウスコントローラであり、入力デバイス(キーボード111やマウス112)との接続及びそれらの制御を実行する。111はキーボード、112はマウスである。113はローカルエリアネットワークである。
115はUSBコントローラであり、USBデバイス(例えば、カラープリンタ1116)との接続及びそれの制御を実行する。116はカラープリンタであり、例えば、インクジェット方式やレーザビーム方式等の各種印刷方式がある。114はシステムバスであり、例えば、PCIバス、ISAバス等で構成され、光沢感評価装置を構成する各種構成要素を相互に接続する。
次に、変角反射光分布特性測光部212を実現する測定装置の全体構成及びその動作について、図3を用いて説明する。
図3は変角反射光分布特性測光部を実現する測定装置の全体構成及びその動作の概略を示す図である。
ここでは、ステップS101の変角反射光分布特性の測光方法について、図3を用いて説明する。光源31から評価対象とする印刷媒体表面33の被測定部34を照明すると、印刷媒体表面33の凹凸や表面物質の屈折率等が起因して、異なった形状の反射光分布35が発生する。この反射光分布35の空間的な強度特性を、被測定部34を中心とした同一円周上の複数の角度において受光器32で測光する。換言すれば、被測定部34での反射光の空間的な分布を同一円周上から変角測定する。
このように、測定装置では、印刷媒体33の法線方向から任意の角度θ傾いた方向から照明し、印刷媒体33の空間的な反射光分布の強度特性を取得できるように、受光器32を制御する。具体的には、印刷媒体33の法線方向から角度θ’傾いた複数の所定の方向で、各方向における印刷媒体33からの反射光を受光器32により受光する。
ここで、光源31は、例えば、ハロゲンである。但し、これに限定されるものではなく、その他にも、パルスキセノン等の他の光源を用いても良く、光源の種類は限定されない。受光器32は、光を検出するフォトダイオード等の検出器(光学機器)を備えて、これには、例えば、放射輝度計等がある。但し、これに限定されるものではなく、光強度を検出できる検出器であれば、その他の光センサ(光学機器)を用いても良く、受光器の種類は限定されない。
次に、ステップS102の評価パラメータ抽出処理、即ち、正反射光強度抽出部214と正反射近傍光強度215による、正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法についてのいくつかの例を、図2から図6を用いて説明する。
図4は本発明の実施形態1の正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の一例を説明するための図である。
図4は、図3の変角反射光分布特性部212で測定された、複数の受光角における反射光強度を、横軸に受光角、縦軸に受光反射光強度とした反射光分布を示している。ここで、図3の光源31に対する正反射の方向を原点Oとする。
図4において、変角反射光分布特性41は、図3における、被評価対象である印刷媒体33の反射光分布(反射光強度分布特性)35に対応する。正反射光強度42は、原点O、即ち、光源31(図3)に対する正反射方向で受光した光強度である。つまり、図2Aの正反射光抽出部214において抽出する正反射光強度は、図4の42に対応する。尚、正反射光抽出部214において抽出する正反射光強度は、変角反射光分布特性41から反射光強度の最大値を取得して決定しても良い。
これに対し、正反射近傍光強度は、図4の43に対応する。これは、原点O、即ち、光源31に対する正反射方向からある所定の角度ずれた角度θ1における反射光強度である。つまり、図2Aの正反射近傍光強度抽出部215において抽出する正反射近傍光強度は、図4の43に対応する。尚、正反射近傍光強度抽出部215において抽出する正反射近傍光強度は、原点Oからある所定の角度ずれた角度θ1での反射光の強度と、原点と反対方向に同角度θ1ずれた角度での反射光の強度の和あるいは平均値を取得して決定しても良い。
次に、正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の他の例について、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態1の正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の他の例を説明するための図である。
図5は、図4と同様に、図3の変角反射光分布特性部212で測定された、複数の受光角における反射光強度を、横軸に受光角、縦軸に受光反射光強度として反射光分布を示している。
幅指標値52は、変角反射光分布特性51の最大値の半値になるときの受光角の幅、即ち、半値全幅である。そして、図5では、正反射近傍光強度抽出部215において抽出する正反射近傍光強度は、幅指標値52を用いる例を示している。ここで、幅指標値52は、例えば、10分の1、100分の1になるときの幅等、任意の高さにおける幅(正反射近傍の反射光分布の広がり)を用いてもよい。さらに、半値半幅等、前述した全幅の半分に相当する幅を幅指標値52として設定してもよい。
次に、正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の他の例について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施形態1の正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の他の例を説明するための図である。
図6に破線で示す反射光強度の一次微分値61は、図4の複数の受光角における反射光強度の角度に対する一次微分値である。そして、正反射近傍光強度抽出部215において抽出する正反射近傍光強度は、図6では、所定の角度範囲における反射光強度の一次微分値61の標準偏差(正反射近傍の反射光分布の広がりに相当する値)を用いる例を示している。
一方、図6に示す実線は、図4の複数の受光角における反射光強度を角度に対する一次微分値の絶対値である。最大増加率63及び最大減少率64は、反射光強度の角度に対する変化の割合が最も大きい位置を示している。そして、正反射近傍光強度抽出部215において抽出する正反射近傍光強度は、最大増加率63及び最大減少率64を用いても良い。あるいは、最大増加率63及び最大減少率64の和、あるいはそれらの平均値を用いても良い。
尚、複数の受光角における反射光強度の角度に対する一次微分値によって正反射近傍光強度を抽出する場合には、その一次微分の際に、測定時のノイズを低減するために、所定のローパスフィルタを適用しても良い。
また、変角反射光分布特性から、正反射光強度あるいは正反射近傍光強度を抽出する際には、複数の受光角における測定データに対して所定の補間処理やフィッティング処理を施しても良い。
また、正反射光強度と正反射近傍光強度の抽出方法については、変角反射光分布特性を利用する方法以外にも、鏡面光沢度測定方法(JIS Z 8741)、ヘイズ測定方法(ISO 13803、ASTM E 430)、写像性測定方法(JIS K 7105、JIS H 8686)等の方法を用いても良い。
これらの方法を用いる場合の例として、鏡面光沢度測定方法とヘイズ測定方法を用いる場合には、評価パラメータは、鏡面光沢度測定方法に基づき測定された鏡面光沢度の値と、ヘイズ測定方法に基づいて測定したヘイズの値を利用して、所定の変換式から算出した値となる。
また、鏡面光沢度測定方法と写像性測定方法を用いる場合には、評価パラメータは、鏡面光沢度測定方法に基づき測定された鏡面光沢度の値と、写像性測定方法に基づき測定された像鮮明度の値を利用して、所定の変換式から算出した値となる。
また、正反射光強度は、物体表面への照明の映り込みの明るさを示す指標値、正反射近傍光強度は物体表面への照明の映り込みの鮮明さを示す指標値であることが望ましい。また、正反射光強度と正反射近傍光強度に対しては、評価パラメータ入力部221に入力する前に、人間の感性に対応するように所定の尺度校正を行うことが望ましい。
以上、図4〜図6の説明は、評価パラメータとして、単に、反射光強度を抽出する例を挙げて説明したが、反射率、輝度、明度等の反射光の強度に基づく指標値(光学特性値)であれば、これらを評価パラメータとして抽出しても良い。
次に、ステップS103の評価パラメータ入力処理及びステップS104の評価パラメータ格納処理について、図2A及び図2B、図7、図8を用いて説明する。
図7は本発明の実施形態1の評価値入力/格納/表示処理を実現するためのGUI(グラフィックユーザインタフェース)の例を示す図である。図8は本発明の実施形態1の評価パラメータ入力処理及び格納処理を示すフローチャートある。
図2Aの評価パラメータ入力部221及び評価パラメータ格納部224の処理は、評価パラメータ入力部710で実現される。また、光沢感評価値ファイル出力部231の処理は、評価結果ファイル出力ボタン716を操作することで実現される。光沢感評価値モニタ表示部232の処理は、評価結果表示ボタン715を操作することで実現される。
評価パラメータの入力は、手動、または、評価パラメータ呼出ボタン714を操作することで、予め評価パラメータ(所定形式で予め記憶されている、正反射光強度の値と正反射近傍光強度の値)が入力された評価パラメータ記述ファイルを呼び出し自動的に行われる。
そこで、まず、評価パラメータの入力方法が手動であるか否かを判定する(ステップS801)。評価パラメータが手動で入力される場合(ステップS801でYES)、評価試料名入力部711に、評価対象となる印刷媒体の識別名を入力する(ステップS802)。
次に、正反射光強度の値を入力する(ステップS803)。これは、正反射光強度入力部222の処理として、例えば、正反射光強度入力部712のテキストボックスに正反射光強度抽出部214で抽出された正反射光強度の値を入力することで実現される。
次に、正反射近傍光強度の値を入力する(ステップS803)。これは、正反射近傍光強度入力部223の処理として、例えば、正反射近傍光強度入力用テキストボックス713に正反射光近傍強度抽出部215で抽出された正反射近傍光強度の値を入力することで実現される。
ステップS802〜ステップS804で入力された評価対象の印刷媒体の識別名及び、正反射光強度の値と正反射近傍光強度の値(評価パラメータ(GX,GY))を、メインメモリ102に格納する(ステップS805)。
一方、評価パラメータ呼出ボタン714が操作された場合(ステップS801でNO)、指定された評価パラメータ記述ファイルを、HDD105等の記憶媒体から呼び出す(ステップS806)。そして、評価対象の印刷媒体の識別名及び、このファイルに記述された正反射光強度の値と正反射近傍光強度の値(評価パラメータ(GX,GY))を、メインメモリ102に格納する(ステップS805)。
尚、図7のグラフィックユーザインタフェースを構成する各種コントロール(ボタン、テキストボックス等)に対する操作は、キーボード111やマウス112等の入力デバイスを用いて実行する。そして、ユーザはこれらの入力デバイスを用いてユーザインタフェース上で用意された各種コントロールを操作することによって、所望の操作を実現することができる。
次に、ステップS105の評価パラメータ表示処理について、図7、図9を用いて説明する。
図9は本発明の実施形態1の評価パラメータ表示処理を示すフローチャートである。
尚、図9は、評価パラメータ格納部224で格納された評価対象となる印刷媒体の評価パラメータに基づく光沢感評価値を、カラーモニタ107上に表示する光沢感評価値モニタ表示部232と、その光沢感評価値を所定の形式でファイル出力する光沢感評価値ファイル出力部231とにおける処理を示すものである。
この図9の処理は、図7のGUI上で評価結果表示ボタン715が押下されることにより実行される。
まず、評価パラメータ(GX,GY)として、メインメモリ102に格納された正反射光強度の値と正反射近傍光強度の値との組と、対応する評価対象の印刷媒体の識別名を呼び出す(ステップS901)。次に、呼び出した(GX,GY)を、光沢感評価値表示部720の正反射光強度GY、正反射近傍光強度GXを軸とする2次元評価グラフ上に、光沢感評価値722としてプロットする(ステップS902)。
また、ステップS901で呼び出した対応する評価対象の印刷媒体の識別名を、光沢感評価値表示部720にプロットされた光沢感評価値722を示す点の近傍に、試料名ラベル721として表示する(ステップS903)。
図7に示す2次元評価グラフでは、横軸については値が0に近づく程、物体表面に映り込む照明の像や別の物体の像が鮮明であることを示している。また、縦軸については値が大きくなるほど物体表面に映り込む照明の像が明るいことを示している。
従って、図7に示す例においては、サンプルBよりサンプルAの方が物体表面に映り込む照明の像や別の物体の像が鮮明であり、かつ、明るいことを示す。そのため、サンプルBと比べサンプルAの方が光沢感が高いことがわかる。
尚、ステップS801で選択された評価パラメータの入力方法が自動である場合、評価パラメータ記述ファイル格納部224には、複数の評価パラメータ(GX,GY)の組が格納されている可能性がある。そのため、この場合、評価パラメータ記述ファイル格納部224で格納されている評価パラメータ(GX,GY)の組が全て表示されているかどうかを確認し、全ての評価パラメータ(GX,GY)の組が表示されるまで、ステップS901〜ステップS903の処理を繰り返す(ステップS904)。
また、評価対象の印刷媒体の光沢特性である光沢感評価値Gは、評価パラメータ記述ファイル格納部224に格納されている評価パラメータに対して、予め決定した所定重み係数を付加した線形和である以下の(1)式によって算出する。
Figure 2006266763
最後に、評価結果ファイル出力ボタン716が押下されることにより、評価パラメータ(GX,GY)、評価対象とする印刷媒体の識別名、2次元評価グラフを、所定の形式でファイルに出力し、HDD105等の外部記憶媒体に保存する(ステップS905)。
以上説明したように、実施形態1によれば、物体の光沢感の評価指標となる、評価パラメータである正反射光強度の値と正反射近傍光強度の値を、その評価パラメータで規定される少なくとも2次元の空間上で表現して提示することで、従来の手法と比べ、物体の光沢感の高低を人間の主観的な光沢感と相関良く定量評価することが可能となる。
[実施形態2]
以下、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2における光沢感および光沢ムラ評価値装置の構成は、実施形態1に示す図2Aの受光信号処理部210は、同様である。従って、実施形態2においては、特に、実施形態1との相違点である評価値の算出部と出力部についてのみ説明する。
図10は実施形態2の評価対象とする印刷媒体の光沢感及び光沢ムラの評価値を表示/出力処理を示すフローチャートである。
まず、評価対象とするパッチの数を入力する(ステップS1001)。次に、評価対象とする任意のパッチを所望の画像出力装置(例えば、プリンタ116)で出力する(ステップS1002)。次に、出力した各パッチの変角反射光分布特性を測光する(ステップS1003)。次に、測光した変角反射光分布特性から各パッチの評価パラメータ(GX,GY)を抽出する(ステップS1004)。次に、抽出した評価パラメータ(GX,GY)を、メインメモリ102に格納する(ステップS1005)。
次に、メインメモリ102に格納された評価パラメータ(GX,GY)の組の個数が、入力したパッチ数を満たしているか否かを判定する。つまり、入力したパッチ数分の評価パラメータ(GX,GY)の組が全てメインメモリ102に格納されたか否かを判定する(ステップS1006)。
全てメインメモリ102に格納されていない場合(ステップS1006でNO)、評価パラメータ(GX,GY)の組が全てメインメモリ102に格納されるまで、ステップS1003〜S1005の処理を繰り返す。
一方、評価パラメータ(GX,GY)の組が全てメインメモリ102に格納された場合(ステップS1006でYES)、メインメモリ102に格納された全評価パラメータ(GX,GY)の組から、GXのばらつき、GYのばらつき、(GX,GY)のばらつきを計算する(ステップS1007)。
次に、算出されたGXのばらつき、GYのばらつき、(GX,GY)のばらつきをメインメモリ102に格納する(ステップS1008)。次に、メインメモリ102に格納された全評価パラメータ(GX,GY)を、実施形態1と同様にして、2次元評価グラフをプロットし、プロットされた点を各パッチの光沢感評価値に設定する(ステップS1009)。
次に、プロットされた各点から、等密度線を計算し、2次元評価グラフに表示する(ステップS1010)。最後に、評価パラメータ(GX,GY)を光沢感評価値、GX、GY、(GX,GY)のばらつきを光沢ムラとして、所定の形式でファイルに出力する(ステップS1012)。
次に、各ステップの処理の内容について、図11を参照して詳細に説明する。
図11は本発明の実施形態2における光沢感および光沢ムラ評価装置の全体構成の概略を示すブロック図である。
尚、前述したとおり、実施形態1の図2Aの受光信号処理部210と図11の受光信号処理部1110は同様の構成で実現される。また、光沢感評価値算出処理部1120、光沢感評価値出力部1130もほぼ同様の構成で実現されるため、実施形態1との相違点である光沢ムラ評価値算出処理部1140と光沢ムラ評価値出力部1150についてのみ詳細に説明する。
まず、光沢ムラ評価値算出処理部1140は、評価パラメータ入力部1141と、評価パラメータ格納部1144と、光沢ムラ評価値演算部1145とからなる。評価パラメータ入力部1141は、評価パラメータ抽出部1113で抽出された2種類以上のパッチに対する正反射光強度と正反射近傍光強度を入力する正反射光強度入力部1142と正反射近傍光強度1143とからなる。
評価パラメータ格納部1144では、評価パラメータ入力部1141で入力された正反射光強度と正反射近傍光強度を一対の組にして格納する。評価パラメータ格納部1144で、ステップS1001で入力されたパッチ数と対応する数の正反射光強度と正反射近傍光強度の組が格納された後、光沢ムラ評価値演算部1145で、ステップS1007の所定の演算処理を実行する。
この所定の演算処理とは、複数のパッチに対する正反射光強度のムラ成分σ(GY)と、正反射近傍光強度のムラ成分σ(GX)と、光沢ムラ評価値σ(GX,GY)とを算出する以下の(2)式に基づく演算処理である。
Figure 2006266763
尚、後述するが、各パッチの光沢感評価値から等密度線を計算し、等密度線の勾配から光沢ムラ評価値σ(GX,GY)を算出しても良い。
光沢ムラ評価値出力部1150は、光沢ムラ評価値ファイル出力部1151、光沢ムラ評価値モニタ表示部1152で構成される。光沢ムラ評価値ファイル出力部1151においては、光沢ムラ評価値演算部1145における上記(2)式で算出された光沢ムラ評価値σ(GX,GY)と正反射光強度のムラ成分σ(GY)と正反射近傍光強度のムラ成分σ(GX)とを組として、所定の形式でファイルに出力する。
また、光沢ムラ評価値モニタ表示部1152による表示処理を実現するためのGUIの例を、図12を用いて説明する。
図12は本発明の実施形態2の表示処理を実現するためのGUIの例を示す図である。
図12では、実施形態1と同様に、光沢ムラを視覚的に把握するためのGUIである。
図12では、カラーモニタ107上の2次元評価グラフに各パッチの光沢感評価値として(GX,GY)をプロットし、プロットされた各点から等密度線を計算し、2次元評価グラフに表示している。
1201は、ある試料群Aの光沢ムラの様子を示す等密度線であり、●は試料群Bの各パッチの光沢感評価値を示している。
また、1202は、試料群Bについての光沢ムラ、×は試料群Bの各パッチの光沢感評価値を示している。
また、1203は、試料群Cについての光沢ムラ、▲は試料群Cの各パッチの光沢感評価値を示している。
図12によれば、試料群Bに比べ試料群Aの方が光沢感評価値(GX,GY)が広く分布しているため、試料群Aの方が試料群Bより光沢ムラが大きいことが読み取れる。また、試料群Bは、比較的縦軸の方向に分布しており、正反射光強度についてのムラが大きいことがわかる。一方、試料群Cは、比較的横軸の方向に分布しており、正反射近傍光強度についてのムラが大きいことがわかる。
以上説明したように、実施形態2によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、等密度を表す線の間隔から光沢ムラを視覚的に把握することができる。
尚、上記実施形態1や2では、評価パラメータで規定される2次元空間上で、物体の光学特性を評価するための情報を提示する構成としているが、使用する評価パラメータを3つ構成して、これらで規定される3次元空間上で、物体の光学特性を評価するための情報を提示する構成としても良い。例えば、オレンジピール(ゆず肌)成分をパラメータとして加えることで3次元構成にしても良い。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態1の光沢評価処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の光沢感評価装置の全体構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の光沢感評価装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 変角反射光分布特性測光部を実現する測定装置の全体構成及びその動作の概略を示す図である。 本発明の実施形態1の正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態1の正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の他の例を説明するための図である。 本発明の実施形態1の正反射光強度と正反射光近傍強度との抽出方法の他の例を説明するための図である。 本発明の実施形態1の評価値入力/格納/表示処理を実現するためのGUI(グラフィックユーザインタフェース)の例を示す図である。 本発明の実施形態1の評価パラメータ入力処理及び格納処理を示すフローチャートある。 本発明の実施形態1の評価パラメータ表示処理を示すフローチャートである。 実施形態2の評価対象とする印刷媒体の光沢感及び光沢ムラの評価値を表示/出力処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における光沢感および光沢ムラ評価装置の全体構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態2の表示処理を実現するためのGUIの例を示す図である。
符号の説明
100 光沢感評価装置
210 受光信号処理部
211 測光部
213 評価パラメータ抽出部
214 正反射光強度抽出部
215 正反射近傍光強度抽出部
220 光沢感評価値算出処理部
221 評価パラメータ入力部
222 正反射光高度入力部
223 正反射近傍光強度入力部
224 評価パラメータ格納部
230 光沢感評価値出力部
231 光沢評価値ファイル出力部
232 光沢感評価値モニタ表示部

Claims (15)

  1. 画像処理装置によって、物体の光沢特性を評価する評価方法であって、
    前記物体の変角反射光分布特性を測定装置によって測定する測定工程と、
    前記測定工程による測定結果に基づいて、前記物体の光沢特性を評価するための評価パラメータを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出した評価パラメータに基づいて、前記物体の光沢特性を示す評価値を算出する算出工程と、
    前記算出工程で算出した評価値を、前記評価パラメータで規定される少なくとも2次元の空間上で可視表示する表示工程と
    を備えることを特徴とする評価方法。
  2. 前記変角反射光分布特性は、正反射近傍における前記物体からの反射光強度の分布特性である
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  3. 前記測定装置は、
    評価対象の物体を照明する光源と、
    前記照明手段により照明される被測定部での反射光の空間的な分布を同一円周上から変角測定する受光器と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  4. 前記評価パラメータは、正反射光強度と、正反射近傍光強度である
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  5. 前記評価パラメータは、正反射光強度と、正反射近傍の反射光分布の広がりである
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  6. 前記評価パラメータは、鏡面光沢度測定方法に基づき測定された鏡面光沢度の値と、ヘイズ測定方法に基づいて測定したヘイズの値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  7. 前記評価パラメータは、鏡面光沢度測定方法に基づき測定された鏡面光沢度の値と、写像性測定方法に基づき測定された像鮮明度の値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  8. 前記光沢特性は、前記物体の光沢感であって、前記算出工程は前記物体の光沢感についての評価値を算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の評価方法。
  9. 前記光沢特性は、複数の物体間の光沢ムラであって、前記算出工程は前記複数の物体間の光沢ムラについての評価値を算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の評価方法。
  10. 前記算出工程は、前記変角反射光分布特性から得られる、正反射光の強度と、正反射近傍の反射光の強度に基づき、以下の式を算出することによって、前記光沢感についての評価値を算出する
    Figure 2006266763
    ことを特徴とする請求項8に記載の評価方法。
  11. 前記算出工程は、前記変角反射光分布特性から得られる、前記複数の物体における正反射光の強度と、正反射近傍の反射光の強度に基づき、以下の式を算出することによって、前記複数の物体間における光沢ムラについての評価値を算出する
    Figure 2006266763
    ことを特徴とする請求項9に記載の評価方法。
  12. 前記算出工程は、前記変角反射光分布特性から得られる、前記複数の物体における正反射光の強度と正反射近傍の反射光の強度に基づき、以下の式を算出することによって、前記複数の物体間における前記正反射光の強度のムラ成分と前記正反射近傍の反射光の強度のムラ成分とを算出する
    Figure 2006266763
    ことを特徴とする請求項9に記載の評価方法。
  13. 物体の光沢特性を評価する評価装置であって、
    前記物体の変角反射光分布特性を測定する測定手段と、
    前記測定手段による測定結果に基づいて、前記物体の光沢特性を評価するための評価パラメータを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した評価パラメータに基づいて、前記物体の光沢特性を示す評価値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出した評価値を、前記評価パラメータで規定される少なくとも2次元の空間上で可視表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする評価装置。
  14. 評価装置を制御することによって、請求項1乃至請求項12記載の評価方法を実行することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項14に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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