JP5058838B2 - 情報処理装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象からの反射光の解析を行う装置および方法に関する。
物体表面からの反射光による散乱光分布を用いると、対象物体の質感を定量化することが出来る。質感を定量化することにより、印刷面などの光沢に関する解析や物体の見た目に解析を行うことが出来る。また、散乱光分布のデータをコンピュータグラフィックスに適用することで、対象物体の見え方や質感を適切に表現することが出来る。以上のように、散乱光分布のデータは適用範囲が広く、散乱光分布は様々な場合に必要となる。散乱光分布は、2種類の散乱光に分類することが出来る。
一つ目の散乱光は、対象物体に入射させる照明光の波長と同程度かそれ以下の構造に起因する散乱光である。入射させる照明光の波長にもよるが、可視光の波長範囲を400〜760nmとすれば、760nm程度の構造か、760nmよりも小さな構造がこれに該当する。このような散乱光は、照明光の波長オーダーの構造の表面粗さと波長に依存し、一般的には電磁場解析により導かれる。本願では、このような散乱光を、波動光学成分による散乱光もしくは散乱と呼ぶことにする。
二つ目の散乱光は、入射させる照明光の波長よりも大きな構造に起因する散乱光である。大きな構造としては、例えば、数μm〜数十μm程度の構造、あるいはそれよりも大きな構造がこれに該当する。このような散乱光は入射光の入射角と構造の傾き角に依存した乱反射により発生するもので、一般的な反射の法則により導かれる。よって、照明光の波長には依存せず、照明光の波長よりも大きなオーダーの物体表面の構造のみに依存する。本願では、このような散乱光を幾何光学成分による散乱光もしくは散乱と呼ぶことにする。
散乱光分布を取得するための手法として、特許文献1には、表面構造を示すパラメータと実効屈折率とを用いて、表面の鏡面光沢度を予測する方法が開示されている。
特開2003−329586
物体の質感は波動光学成分による散乱光と幾何光学成分による散乱光の組み合わせにより決まる。コンピュータグラフィックスの分野では幾何光学成分による散乱光に影響する構造データのみを変形させることが必要な場合がある。よって、散乱光の幾何光学成分と波動光学成分とを分離して取得する簡単な方法が求められている。
特許文献1に開示されている鏡面光沢度には波動光学成分と幾何光学成分とが考慮されている。しかし、幾何光学成分と分離して波動光学成分を抽出することは開示されていない。
本発明は、上記課題を鑑み、測定対象からの反射光の波動光学成分を示す情報を簡単に取得することを目的とする。
上記課題を鑑み、本発明は測定対象からの反射光の分布に関する第一の情報と、当該反射光の幾何光学成分に関する第二の情報とを取得する取得手段と、前記第一の情報と前記第二の情報とに基づき、前記反射光の分布の近似を示す第三の情報を算出する算出手段と、前記第三の情報に基づき、前記反射光の波動光学成分に関する情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、測定対象からの反射光の波動光学成分を示す情報を簡単に取得することが出来る。
(第一の実施形態)
図1は、本実施形態における測定装置の構成を示す図である。
測定対象物101は、本実施形態における測定装置で測定される測定対象である。
測定対象物101は、例えば、複写機などに搭載される帯電ローラー、カメラなどに搭載されるレンズなどである。これらは、表面にキズなどがあると製品機能に不具合が生じる可能性があるため、表面測定が必要になる。
照明部102は、測定対象物101を照明するための手段である。
光照射部103は、照明部102に搭載され、測定対象物101を照射する。光照明部103は、電球、ハロゲンランプ、球状ストロボXe管などを有する。
光特性設定部104は、光照明部103から照射される照明光の光特性を設定する。光特性は、ユーザーの測定要求、測定対象物101の表面上の微細構造に基づき設定される。光特性は、測定対象物101を測定する際に必要な測定精度に対応させる。本実施形態における光特性は、光の波長、光の偏光性、光の指向性である。ここで、測定対象物の測定精度と、照明光の光特性との関係について説明する。
最初に、光特性の一つである光の波長について説明する。
図2は、測定対象物101の表面構造を示した図である。図2(a)は、照明光の波長よりも大きいオーダーの検査対象物の表面構造を示した図である。図2(a)に示すように、一般的に検査対象物の表面には、多くの凹凸がある。図2(a)の凹凸は、十数μm程度から数十μm程度の構造である。反射面の凹凸の大きさと、光の波長とが同程度である場合、反射光の波の性質が顕在化し、乱反射する。しかし、光の波長は数百nm程度であるため、図2(a)に示される凹凸は、反射光の散乱にはあまり影響しない。
図2(b)は、照明光の波長と同程度の検査対象物の表面構造を示した図である。図2(b)の凹凸は、図2(a)の表面構造201の部分を拡大表示したものである。図2(b)に示される凹凸は数百nm程度の微細構造であり、光の波長と同程度である。従って、図2(b)に示される凹凸からの反射光は、乱反射する。
図3は、照明光の波長と反射光の散乱との関係を示した図である。図3(a)は、反射光の幾何光学成分を示した図である。反射光の幾何光学成分とは、測定対象物101の十数μm程度から数十μm程度の構造に起因する反射光成分を示す。これは、測定対象物101における光学現象を、幾何光学で説明することが出来るからである。図3(a)に示すように、反射光の幾何光学成分は、正反射する。
図3(b)は、反射光の波動光学成分を示した図である。反射光の波動光学成分とは、測定対象物101の数百nm程度の構造に起因する反射光成分を示す。これは、測定対象物101における光学現象を、波動光学で説明することが出来るからである。図3(b)に示すように、反射光の波動光学成分は、測定対象物101の数百nm程度の構造に起因し、主に正反射以外の方向に反射する。
以上、説明したように、測定対象物101からの反射光は、照射光に含まれる波長と測定対象物101の表面構造との関係に応じて、変化する。よって、光特性設定部104は、測定精度に応じた波長を含む照明光を設定する。
次に、光特性の内、光の偏光性について説明する。光の偏光性とは、光波の振動する方向の規則性を示すものである。
図4は、二種類の振動方向の波を有する照明光を示した図である。x軸は、光の照射方向を示している。
xy波401は、図4に示すxy平面上で振動する照明光の波を示している。xz波402は、図4に示すxz平面上で振動する照明光の波を示している。また、xy平面、xz平面以外の平面上で振動する照明光の波が照明光に含まれる場合もある。実際の照明光には、複数種類の波が含まれ、含まれる波の種類によって、反射光の強度分布が変化することがある。よって、光特性設定部104は、測定精度に応じた偏光性の照明光を設定する。
最後に、光特性の内、光の指向性について説明する。光の指向性とは、光照明部103から照射された光の広がり具合を表したものである。光の指向性が高いほど、平行光に近くなる。
図5は、照明光の指向性に応じた反射を示した図である。
図5(a)は、指向性が高い照明光を照射した場合を示した図である。照明光501は、指向性が高い照明光である。ポイント502は、照明光501が当たる測定対象物101上の場所である。照明光の指向性が高い場合、照明光501の発生源からポイント502方向へ照射された照明光501は、他方向にほとんど拡散しない。よって、ポイント501に照射される照明光502の同方向の光量が多くなり、正方向の反射光503の光量も多くなる。測定位置と反射光量との関係は、図5(c)のようになる。
図5(b)は、指向性が低い照明光を照射した場合を示す図である。照明光504は、指向性が低い照明光である。ポイント505は、照明光504が当たる測定対象物101上の場所である。照明光の指向性が低い場合、照明光504の発生源からポイント505方向へ照射された照明光501は、他の方向に拡散する。よって、ポイント505に照射される反射光502は、互いに異なる方向からの光量が多くなり、反射光506も拡散する。測定位置と反射光量との関係は、図5(d)のようになる。よって、光特性設定部104は、測定対象物101の構造に応じた指向性の照明光を設定する。以上が、光特性設定部104における光特性の設定である。
反射光測定部105は、測定対象物101からの反射光を測定し、反射光データを取得する。反射光測定部105は、測定対象物101からの反射光を検出する光センサなどを備える。尚、本実施形態における反射光データは、2値化された画像データなどで表される。
表面構造測定部106は、測定対象物101の表面構造を測定する。測定対象物101の表面構造とは、例えば、測定対象物101の表面に形成されている凹凸などである。表面構造測定部106は、レーザー顕微鏡、レーザー変位計などの測定機から構成され、測定を行う。
表面構造測定部106により測定される測定対象物101の表面構造は、光照明部103から照射される照明光もしくは、反射光測定部105で測定される反射光の波長よりも大きいオーダーの形状である。しかし、波長のオーダーよりも小さい構造を測定することが出来る測定機器を用いてもよい。例えば、AFM(原始間力顕微鏡)、SEM(走査型電子顕微鏡)などの波長以下オーダーの構造を測定することが出来る測定機器を用いてもよい。このような測定機器を用いる場合、表面構造測定部106は、取得された構造データに対して平滑化処理を行い、波長よりも大きいオーダーの構造データに変換する。尚、平滑化処理は、後述する計算部107が行ってもよい。尚、本実施形態における構造データは、測定対象物101表面における複数の代表点の3次元座標値などで表される。
計算部107は、表面構造測定部106により測定された構造データと反射光測定部105により測定された反射光データとを用いて、波動光学成分による反射光を算出する。計算部107は、GPU(Graphics Processing Unit)、VRAM(Video RAM)などを備え、VRAMに格納された反射光測定部10の反射光データと表面構造測定部106の構造データとをGPUが解析する。解析の結果、波動光学成分による反射光が算出される。算出方法については、後述する。
出力部108は、計算部107による計算結果を出力する。出力部107は、計算結果を表示するためのモニタ、プリンタなどを有する。
記録部109は、計算部107による計算結果を記録するための手段である。記録部109は、計算結果のデータを記録するためのハードディスク、フラッシュメモリなどを備える。
制御部110は、照明部102、反射光測定部105、表面構造測定部106、計算部107、出力部108、記録部109の動作を制御する。制御部109は、CPU、RAM、各種制御プログラムが格納されたROMなどを備える。
ROMに格納された各種プログラムには、照明部102による照射光を制御するための制御プログラム、反射光測定部105を制御するための制御プログラム、表面構造測定部106を制御するための制御プログラムなどが含まれる。
また、各種プログラムには、計算部107を制御するための制御プログラム、出力部108を制御するための制御プログラム、記録部109を制御するための制御プログラムなどが含まれても良い。以上が、本実施形態における測定装置の構成である。尚、図1に示した構成の一部は、一般的なパーソナルコンピュータなどに置き換え可能である。
次に、本実施形態における測定装置の処理について説明する。
図6は、本実施形態における測定装置の処理を示す図である。以下に、各処理について説明する。以下の処理は、反射光の分布に関する第一の情報と、幾何光学成分に関する第二の情報とから、反射光の分布の近似を示し、波動光学成分を推定する処理である。
(ステップ601)ステップ601では、制御部110が、表面構造測定部106に測定対象物101の表面構造を測定させ、測定情報データを取得させる。尚、以下のステップ602とステップ603の処理は、ステップ601との並列処理で行っても良いし、本ステップの後に行っても良い。
(ステップ602)ステップ602では、制御部110が照明部102の照明を制御し、測定対象物101に対して照明光を照射する。制御部110は、照明部102の光特性などを制御し、測定に適した照明光を照射させる。また、不図示のユーザー指示装置から指示に基づき、適切な光特性を設定してもよい。
(ステップ603)ステップ603では、制御部110が、反射光測定部105に測定対象物101からの反射光を測定させ、輝度分布を示す反射光データを取得する。
(ステップ604)ステップ604では、計算部107がステップ601で取得された構造データに対して平滑化処理を行う。平滑化処理は、反射光の波動光学成分に寄与する数百nm程度の構造を表す測定データを除去し、幾何光学成分に影響するデータを取得するための処理である。平滑化処理の具体的な方法については、スプライン曲線を用いた方法など多くの方法が提案されているため、省略する。
尚、本ステップ603の平滑化処理は、計算部107ではなく表面構造測定部106が行ってもよい。
(ステップ605)ステップ605では、計算部107がステップ604で平滑化処理された測定データに基づき、反射光の幾何光学成分を示す散乱光分布関数を算出する。
図7は、入射光に対する幾何光学成分に起因する反射光を示す図である。図7に示すように、幾何光学成分のみを考慮した場合、入射光と反射光との関係は正反射となる。反射光の幾何光学成分を示す散乱光分布関数は、正反射のみを考慮すれば良いため、平滑化された測定データから容易に算出することが出来る。散乱光分布関数は、入射光の角度と反射光の角度との対応に基づき反射光の分布を表す関数である。散乱光分布関数は、一般的に以下の式1によって表される。
反射光の幾何光学成分=Fcal(θ,φ,θ,φ) (式1)
θ,φは、入射角を表すパラメータであり、θ,φは、反射角を表すパラメータである。三次元空間上における所定の方向は、二つの角度で表すことが出来る。よって、三次元空間上における入射光および反射光それぞれの方向を表すために、入射角、反射角それぞれに対して二つの角度を表すパラメータが設定されている。
また、算出された幾何光学成分を示す散乱光分布関数の分布は、ステップ603で取得された反射光データの散乱光分布とは異なる分布になる。
図8は、幾何光学成分を示す散乱光分布関数の分布と、ステップ603で取得された反射光データの散乱光分布との関係を示す図である。図8に示すように、光照射部103と反射光測定部105との位置関係が正反射に近い測定位置801に対しては、ほぼ同じ輝度値になっている。しかし、正反射方向の位置から離れた測定位置802〜803に関しては、反射光データの散乱光分布の輝度値が大きくなっている。これは、反射光データの散乱光分布には、反射光の幾何光学成分の他に、波動光学成分が含まれているためである。
(ステップ606)ステップ606では、計算部107が、波動光学成分に起因する反射光の分布を示す関数の初期散乱モデルを選択する。散乱モデルとしては、ガウス散乱、CosN乗散乱などの複数の散乱モデルを用意しておくと好適である。いずれのモデルも釣鐘形状のモデルであり、波動光学成分に起因する反射光の分布を表すには適している。尚、本実施形態では、釣鐘形状のモデルを用いたが、別の形状のモデルを用いても良い。ここで、ガウス散乱のモデルについて説明する。ガウス散乱のモデルは、以下の式2で表すことが出来る。
Figure 0005058838
上記式2のσθ、σφを変化させると、上記式で表されるモデル形状も変化する。
図9は、σθ、σφの内、σθを変化させた場合の1次元モデル形状を示す図である。図9に示すように、σθを大きくすることにより釣鐘形状の幅が広がる。σφを変化させることによって、2次元形状のモデルも同様に変化させることも可能である。
次に、CosN乗散乱のモデルについて説明する。CosN乗散乱のモデルは、以下の式3で表すことが出来る。
P(θ,φ)=PcosNθ(θ)cosNφ(φ) (式3)
上記式3のパラメータNθ、Nφを変化させると、上記式3で表されるモデル形状も変化する。図10は、Nθ、Nφの内、Nθを変化させた場合の1次元モデル形状を示す図である。図10に示すように、Nθを大きくすることにより釣鐘形状の幅が狭まっていく。また、Nφを変化させることによって、2次元形状のモデルを変化させることも可能である。
上記いずれかのモデルを選択することによって、初期散乱モデルの選択がなされる。
本ステップでは、上記ガウス散乱、CosN乗散乱のモデルを用いたが、他の釣鐘形状を表すモデルを用いても良い。
(ステップ607)ステップ607では、計算部107が初期散乱モデルに対する初期値パラメータを設定する。例えば、初期散乱モデルがガウス散乱のモデルである場合、σθ、σφに対して初期値パラメータを設定する。初期値パラメータに設定する値、パラメータを変化させる範囲、変化幅などは、ユーザーの指示やシステム要件などに応じて適宜設定すれば良い。
(ステップ608)ステップ608では、計算部107が、コンボリューション演算処理を行い、合成関数を算出する。コンボリューション演算処理は、以下の式4に基づき行われる。
Figure 0005058838
図11は、上記式4によるコンボリューション処理の概要を示す図である。
1101は、幾何光学成分を示す関数の分布である。
1102は、波動光学成分を示す関数の分布である。
1103は、コンボリューション処理により生成された合成関数の合成分布である。図11に示すように、幾何光学成分を示す関数1101と波動光学成分を示す関数1102とに対してコンボリューション処理することにより、幾何光学成分と波動光学成分とを有する合成関数の分布1103を得ることが出来る。本実施形態におけるコンボリューション処理は、例えば、畳み込み積分を行うことによって達成される。
(ステップ609)ステップ609では、計算部107が、ステップ608で算出された合成関数の分布1103と、反射光データの散乱光の分布との一致度を算出する。一致度の算出には、以下の式5を用いる。
S=1/|Fmea(θ)−Fcon(θ) (式5)
ここで、Fmeaは、反射光データの散乱光の分布を示す関数である。上記式5の一致度を表すSは、合成関数の分布と反射光データの散乱光の分布が近いほど、大きな値になる。
(ステップ610)ステップ610では、計算部107が、ステップ609で算出された一致度が候補値よりも大きいか否かを判断する。ここで用いる候補値は、ステップ609ですでに算出された一致度の中で最も大きい一致度である。ただし、すでに算出された一致度がない場合は、候補値を0に設定する。一致度が候補値よりも大きい場合、判定に用いている合成関数は、すでに算出された合成関数の中で、最も反射光データの散乱光の分布に近いとみなすことが出来る。よって、一致度と候補値との比較の結果、一致度が候補値よりも大きい場合、合成関数および候補値を更新するためにステップ611に処理を進める。一致度が候補値以下である場合、他のパラメータを適用するため、残存パラメータの有無を判定するステップ612に処理を進める。
(ステップ611)ステップ611では、計算部107が合成関数およびステップ610で用いる候補値を更新する。本ステップで更新された合成関数は、ステップ610で判定された合成関数の中で、最も反射光データの散乱光の分布に近い分布を表す関数である。更新処理後、残存パラメータの有無を判定するために、ステップ612に処理を進める。
(ステップ612)ステップ612では、計算部107が残存パラメータの有無を判定する。残存パラメータの有無とは、ステップ607で設定されたパラメータを変化させる範囲内で適用可能なパラメータが存在するか否かを示す。適用可能なパラメータが存在するか否かは、ステップ607で設定された変化幅、すでに判定済のパラメータなどの情報に基づき判定される。残存パラメータがある場合、現在のパラメータを残存パラメータに変更するためにステップ613に処理を進める。一方、残存パラメータがない場合、設定されている散乱モデル以外の散乱モデルの有無を判定するために、ステップ614に処理を進める。
(ステップ613)ステップ613では、計算部107がパラメータを変更する。本ステップでは、散乱モデルに適用されているパラメータが、ステップ612で判定の対象となった残存パラメータに更新される。本ステップでパラメータの更新がなされた後は、更新されたパラメータの散乱モデルに基づくコンボリューション演算処理を行うために、ステップ608に処理を進める。
(ステップ614)ステップ614では、計算部107が残存散乱モデルの有無を判定する。残存散乱モデルの有無とは、すでに適用された散乱モデルの他に適用可能な散乱モデルがあるか否かを示す。残存する散乱モデルがある場合、適用されている散乱モデルを残存する散乱モデルに変更するために、ステップ615に処理を進める。残存する散乱モデルが存在しない場合、ステップ616に処理を進める。
(ステップ615)ステップ615では、計算部107が散乱モデルを変更する。本ステップでは、適用されている散乱モデルを、ステップ614で残存していると判定された散乱モデルに変更する。散乱モデルの変更後、変更された散乱モデルの関数に初期値パラメータを設定するために、ステップ607に処理を進める。
(ステップ616)ステップ616では、計算部107が、測定対象物101の表面の散乱光を表すために適した散乱モデルとパラメータを決定する。ステップ607から614までの繰り返し処理により、ステップ610における一致が最も大きい散乱光の分布を表す散乱モデルとパラメータが適用されている。よって、本ステップで適用されている散乱モデルとパラメータが、測定対象物101の表面の散乱光を表すために適した散乱モデルとパラメータとして決定する。決定された散乱モデルとパラメータは、出力部108に出力されるか、もしくは記録部109に記録される。
以上の処理により、ステップ603で測定された反射光の分布を近似した分布関数を取得することが出来る。また、反射光に含まれる波動光学成分を推定することも可能である。例えば、ベルベット、サテン、エナメルなどの異方性のある材質の質感をコンピュータグラフィックスで再現する際には、高精度の波動光学成分が必要になるため、上記方法による推定は非常に有効である。また、接触方式による測定と異なり、測定対象物101の表面に損傷を与えずに波動光学成分を取得することが出来るという利点もある。
また、以上の処理により得られたデータは、様々な解析に用いることが可能である。例えば、測定対象物101上に照明光の波長よりも大きなオーダーの形状変化があった場合の反射光を、シミュレーション処理することが可能である。
シミュレーション処理するためには、まず、照明光の波長よりも大きなオーダーの表面構造の変化があった場合、測定対象物101の表面構造の変化を反映させることにより、Fcal(θ,φ,θ,φ)を変更する。構造の変化の反映は、図7で示した正反射のみを考慮すれば良いので、容易に行うことが出来る。そして、変更されたFcal(θ,φ,θ,φ)と上記処理により得られた波動光学成分を表す散乱モデルとで、コンボリューション処理を行う。コンボリューション処理の結果、照明光の波長よりも大きなオーダーの構造変化があった場合の測定対象物101からの反射光を表す関数が算出される。算出された関数に対して、測定対象物101への照明環境、撮像環境を設定することにより、測定対象物101からの反射光をシュミレーションすることが出来る。
また、本実施形態においては、説明を簡略化するために、散乱光分布関数は、上記式1を用いた。しかし、一般的には、入射角θ、入射方位角φ、受光角θ、受光方位角φ、入射光の波長λの5変数の関数で定義される。
散乱光角度分布≡F(θ,λ) (式6)
上記式6を用いて散乱光分布関数を用いる場合、光特性設定部104で所定の波長を設定し、反映させることが必要になる。波長成分を考慮することにより、より高精度な処理を行うことが出来る。
尚、本実施形態においては散乱光分布関数の引数として、角度を用いた。しかし、実際に直交座標系を用いた処理を行う場合も多い。
図12は、本実施形態における角度座標から直交座標への変換方法を示す図である。図12(a)、(b)には、入射方位角θ、入射方位角φ、受光角θ、受光方位角φが表す角度とxyz座標との関係が示されている。図12(a)に示すように、測定対象物101の測定面はxy平面と平行かつz=0の位置になるように配置されている。xyz座標の原点を中心とする半球の半径をrとしたとき、xyz座標とθ、φ、θ、φの関係は以下の関係式(7.1)、(7.2)で表される。
Figure 0005058838
Figure 0005058838
入射方角φ=0°、受光方位角φ=0°とした1次元の反射率分布関数も同様の処理で算出することが出来る。上記式(7.1)、(7.2)を用いることにより、角度座標から直交座標への変換を容易に行うことが出来る。
尚、以上の処理では、波長オーダー以上の構造に起因する散乱光の成分と、波長よりも小さいオーダーの構造に起因する散乱光の成分とを分離した。しかし、分離する閾値を、表面構造測定部106の測定精度に応じて変化させても良い。例えば、表面構造測定部106の測定精度の限界よりも小さいオーダーの構造に起因する散乱成分を、上記ステップ606で説明した散乱モデルを用いて推測する。このような処理により、測定精度が低い表面構造測定部106であっても、幾何光学成分および波動光学成分を含む散乱光の分布を推定することが出来る。
尚、以上の処理は、図1に示す測定装置の各構成が行うものとして説明したが、上記処理の一部を各種処理プログラムを実行可能なPC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理装置で代用することも可能である。また、計算処理をハードウェア化した専用の情報処理装置を用いても良い。
(第二の実施形態)
図13は、本実施形態に関わる測定装置の外観図を示したものである。
本実施形態における測定装置は、第一の実施形態の図1における反射光測定部105と表面構造測定部106との機能を有する。つまり、本実施形態における測定装置は、測定対象物101の形状データと散乱光分布との測定を同時に行うことが出来る。
本実施形態における測定装置は、照明部1301と受光部1302とから構成される。照明部1301から測定対象物101に対して照明光を照射し、受光部1302が測定対象物101からの反射光を検知する。
照明部1301は、アフォーカル照明系として構成される。照明部1301は、光を発生する点光源1303、コリメータレンズ1304、前側レンズ1305、アパーチャ1306、後側レンズ1307などから構成される。点光源1303は、白熱電球、ハロゲンランプ、LEDなどから構成される。照明部1301から照射される照明光は、アパーチャ1306の直径により制御され、平行光が照射される。また、照明部1301は、不図示の駆動機構を備えており、例えば、θi1の位置とθi2との位置との間で移動する。
また、受光部1302は、CMOS、CCDなどのイメージセンサ、結像レンズ1309などからなどから構成される。また、受光部1302は、照明部1301と同様に、不図示の駆動部を備えており、例えば、θcap=0°となる位置からθcapがθcap1となる位置へ移動する。
続いて、図13のような測定装置を用いた測定対象物101の表面構造の測定について説明する。図14は、本実施形態における表面構造の測定方法を示した図である。測定対象物101の測定点Mにおける表面構造データを測定するとする。測定点Mにおける表面構造は、照明光の波長オーダーよりも大きい構造である。表面構造データを測定するために、受光部1302で反射光を測定する。
受光部1302の角度をθcap=0°とすると、測定対象物101上の測定点Mは、受光部1302の結像レンズ1309によりイメージセンサ1308上の位置mに結像される。位置mはセンサ中心からx軸のプラス方向にXだけ離れた位置にある。このとき受光部1302の撮像角はθcap=0°だが、結像位置mにおける光の取り込み角θは以下の式8で表される。
Figure 0005058838
上記式8の取り込み角を考慮しつつ、照明部1301からの照明光の入射角θiを−90°〜90°まで所定の角度刻みで変化させていき、受光部1302による反射光の測定を所定角度ごとに行う。
図15は、受光部1302が取得した反射光の輝度値を示した図である。
画像位置mの輝度値に着目すると、図15に示すように、輝度値は角度機刻みに応じて変化していき、ピークとなる入射角θ peakで最大の輝度値となる。
画像の輝度が最大となるのは、入射角θ peakと、受光角θ、測定点Mにおける構造の傾き角ψが正反射条件を満たすときだと考えられるため、構造の傾き角ψは以下の式9で求めることができる。
Figure 0005058838
このような処理を測定対象物の全域で行うことで測定対象物の構造傾き角のデータψ(x)が計算される。傾き角のデータψ(x)を形状の傾きに変換するためには傾き角の正接を計算すればよい。よって、測定対象物の構造傾きデータI(x)は以下の式10で計算される。
I(x)=tan(ψ(x)) (式10)
構造データは傾きの積分値であるため、以下の式11により、形状データG(x)が取得される。
G(x)=∫I(x)dx (式11)
以上の手順を2次元に拡張すれば、3次元構造を示すG(x,y)の取得が可能になる。
図13のような測定装置を用いた測定対象物101の散乱光特性の測定について説明する。図16は、本実施形態における散乱光特性の測定方法を示した図である。散乱光特性を取得する際には、例えば、照明入射角θ、φを所定の値で固定し、受光部1302の撮像角θcap、φcapを−90°〜+90°まで変化させていくことにより、散乱光角度特性を取得することが出来る。
このとき取得される画像の全画素の輝度値の総和はレンズのF値で決まる取り込み角で取り込んだ光量の総和であるといえる。したがって、測定対象領域からの光量の総和は画像中の測定対象領域が撮像されている画素の輝度値の総和により計算できる。
つまり、受光部1302による撮影画像中の特定領域の輝度値の総和をとることは、変角光度計における受光部の役割と等価であるとみなせ、Fmea(θ,φ,θ,φ)を測定することができる。
この方法は変角光度計に比べて、光量の総和をとりたい領域を画像を見て選択可能であり、余計な領域からの光量を足し合わせることなく、散乱光角度分布を測定することが可能である。
本実施形態における測定装置では、以上の原理で画像情報から測定対象物の構造データG(x,y)と散乱光角度分布Fmea(θ,φ,θ,φ)を同時に測定することが出来る。
以上の処理で取得された構造データと散乱光角度分布とは、第一の実施形態における図6の処理と同様の処理で利用される。
第一の実施形態における測定装置の構成を示す図である。 測定対象物の表面構造を示した図である。 照明光の波長と反射光の散乱との関係を示した図である。 二種類の振動方向の波を有する照明光を示した図である。 照明光の指向性に応じた反射を示した図である。 第一の実施形態における測定装置の処理を示す図である。 入射光に対する幾何光学成分に起因する反射光を示す図である。 幾何光学成分を示す散乱光分布関数の分布と反射光データの散乱光分布との関係を示す図である。 ガウス散乱のモデルのσθを変化させた場合の1次元モデル形状を示す図である。 CosN乗散乱のモデルのNθを変化させた場合の1次元モデル形状を示す図である。 コンボリューション処理の概要を示す図である。 第一の実施形態における角度座標から直交座標への変換方法を示す図である。 第二の実施形態における測定装置の外観を示す図である。 第二の実施形態における測定対象の表面構造の測定方法を示す図である。 受光部が取得した反射光の輝度値を示した図である。 第二の実施形態における散乱特性の測定方法を示した図である。

Claims (10)

  1. 測定対象からの反射光の分布に関する第一の情報と、当該反射光の幾何光学成分に関する第二の情報とを取得する取得手段と、
    前記第一の情報と前記第二の情報とに基づき、前記反射光の分布の近似を示す第三の情報を算出する算出手段と、
    前記第三の情報に基づき、前記反射光の波動光学成分に関する情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第一の情報は、前記測定対象に照明光を照射したときの反射光の輝度分布を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第二の情報は、前記測定対象の表面構造の測定情報を平滑化した情報であることを特徴とする請求項1もしくは2のいずれかに記載の情報処理装置。
  4. 前記算出手段は、前記第二の情報における幾何光学成分と前記第一の情報における反射光の分布とを比較することにより、前記第三の情報を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記算出手段は、前記反射光の幾何光学成分と釣鐘形状の散乱光分布とを合成することにより合成分布を生成し、前記反射光の分布の近似を示す第三の情報を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記算出手段は、前記釣鐘形状の散乱光分布を変化させることにより、前記合成分布を前記第一の情報における反射光の分布に近似させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得手段は、前記測定対象に対する照明光の入射角と前記測定対象からの反射光の分布との関係から、前記第一の情報と前記第二の情報とを取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 取得手段が、測定対象からの反射光の分布に関する第一の情報と、当該反射光の幾何光学成分に関する第二の情報とを取得する取得工程と、
    算出手段が、前記第一の情報と前記第二の情報とに基づき、前記反射光の分布の近似を示す第三の情報を算出する算出工程と、
    出力手段が、前記第三の情報に基づき、前記反射光の波動光学成分に関する情報を出力する出力工程とを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータを、
    測定対象からの反射光の分布に関する第一の情報と、当該反射光の幾何光学成分に関する第二の情報とを取得する取得手段と、
    前記第一の情報と前記第二の情報とに基づき、前記反射光の分布の近似を示す第三の情報を算出する算出手段と、
    前記第三の情報に基づき、前記反射光の波動光学成分に関する情報を出力する出力手段として機能させるためのプログラム。
  10. 測定対象からの反射光の分布に関する情報と、
    前記反射光の分布の近似に基づいて、前記反射光の分布に含まれる測定対象の構造に関する情報を算出する算出手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
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