JP2006248108A - 光学部品の成形型及び成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成又は手順により、キャビティ内に充填した樹脂材料の液漏れを阻止して、バリの発生を有効に防止することができる光学部品の成形型及び成形方法を提供する。
【解決手段】 液体の樹脂材料をキャビティC内に充填して光学部品を成形する成形型1において、可動側型板10と固定側型板20の各パーティング面11,21、入子15及びその収容部14、樹脂注入孔16の、成形面12,13,22との境界を包囲するように、樹脂材料の付着防止材11a,14a,15a,16a,21aからなる被膜又は層を形成して、光学部品を成形することとしている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、光学部品を液体の樹脂材料により型成形する成形型及び成形方法に関する。
レンズ,ミラー又はプリズムといった光学部品を成形する成形型や成形方法は、これまでに数多く提案されている。従来の光学部品の成形型は、一般に複数の構成部材でキャビティを形成している。また、従来の光学部品の成形方法の一つとして、紫外線硬化樹脂等の液体の樹脂材料により光学部品を成形する方法がある。この場合、キャビティを形成する構成部材どうしの接触面間に樹脂材料が漏れ、最終的な成形品にバリが発生することがあった。このようなバリの発生を防止するため、従来から種々の光学部品の成形方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、次のような光学部品の成形方法が提案されている。成形型は、固定金型と可動金型とを備え、固定金型(固定側型板又はその入子に相当)に第1のパーティング面が設けてあるとともに、可動金型(可動側型板又はその入子に相当)第2のパーティング面が設けてある。まず、第1のパーティング面に第2のパーティング面を当接させてキャビティを画成する。そして、キャビティ内に、エネルギー硬化型樹脂を注入する。次いで、第1及び第2のパーティング面近傍部に位置するエネルギー硬化型樹脂のみを硬化させる。最後に、キャビティ内のエネルギー硬化型樹脂全体を硬化させる。
このような光学部品の成形方法によれば、キャビティ内の、第1及び第2のパーティング面近傍に位置するエネルギー硬化型樹脂を先に硬化させることになる。これにより、硬化したエネルギー硬化型樹脂を、第1及び第2のパーティング面近傍のシール材として機能させることができる。その結果、第1及び第2のパーティング面からの樹脂の漏れを防止できるので、バリのない成形品が製造可能となる。
特許第3347839号公報
しかし、上述した従来の光学部品の成形方法では、パーティング面近傍のエネルギー硬化型樹脂を硬化させてから、エネルギー硬化型樹脂全体を硬化させる2工程を要し、製造タクトタイムが長くなってしまうという問題があった。また、1回目の硬化から2回目の硬化に移る際に、遮光板の挿脱が必要となる。この場合、遮光板を所定位置に所定タイミングで移動させるための構成及び制御が必要となる。よって、成形装置の構成が複雑化してしまうという問題があった。
さらに、樹脂材料の外周側のみを先に硬化させると、樹脂材料の全体を硬化させる際に、樹脂材料が収縮することができず、その結果として中心部に引張応力が発生してしまう。そのため、環境試験において、成形品たる光学部品が破損しやすくなるという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成又は手順により一回の工程で光学部品を成形することができ、製造タクトタイムの短縮を図り、成形後の破損が少ない光学部品の成形型及び成形方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学部品の成形型は、液体の樹脂材料をキャビティ内に充填して光学部品を成形する成形型において、前記キャビティを形成する成形面に連続する面に、前記樹脂材料の付着を防止する被膜又は層を形成した構成としてある。
好ましくは、可動側型板と固定側型板を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、前記可動側型板と前記固定側型板の少なくとも一方のパーティング面である構成とする。又は、前記可動側型板に組み込まれた可動側入子を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、前記可動側型板と前記可動側入子とが互いに接触する面である構成としてもよい。
好ましくは、前記固定側型板に組み込まれた固定側入子を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、前記固定側型板と前記固定側入子との互いに接触する面である構成とする。又は、前記可動側型板又は固定側型板の少なくとも一方に穿設された孔を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、該孔の内周面である構成としてもよい。
より好ましくは、前記被膜又は層の材料が、撥水性コート剤又は離型剤である構成、又は、前記可動側入子と前記固定側入子の少なくとも一方に、遮光手段を設けた構成としてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の光学部品の成形方法は、液体の樹脂材料を成形型のキャビティ内に充填して光学部品を成形する成形方法において、前記キャビティを形成する成形面に連続する面に、前記樹脂材料の付着を防止する被膜又は層を形成してから前記光学部品の成形を行うようにしてある。
本発明の光学部品の成形型及び成形方法によれば、キャビティを形成する成形面に連続する面に、樹脂材料の付着を防止する被膜又は層を形成するといった簡単な構成又は手順により、キャビティ内に樹脂材料を充填した状態で、樹脂材料の液漏れを阻止することができる。これにより、一回の工程で光学部品の成形ができる。また、充填した樹脂材料を均等に硬化させることができるので、成形後の破損を防ぐことができる。さらに、樹脂材料の液漏れがないので、バリの発生を有効に防止することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態に係る光学部品の成形型及び成形方法について、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る成形型の概略構成図である。図2は上記成形型を構成する可動側型板の正面図である。
これら図面において、本実施形態に係る光学部品の成形型1は、紫外線硬化型の樹脂材料を用いて、光学部品である両凸レンズを成形するためのものである。この成形型1は、パーティング面11を有する可動側型板10と、パーティング面21を有する固定側型板20とを備えた構成となっている。これらパーティング面11,21を突き合わせることにより、両凸レンズを成形するキャビティCが形成される。
可動側型板10は、鋳鋼製の金型であり、その中央に設けた収容部14に入子15を組み込んだ構成としてある。収容部14の内周面と入子15の凹面とは、鏡面仕上げの成形面13,12となっている。この成形面13,12は、両凸レンズの外周側部及び片側凸面形状(光学機能面)を精密転写した面である。また、可動側型板10の上部には、成形面13に連通する樹脂注入孔(孔)16が穿設してある。このような可動側型板10は、図示しない油圧シリンダ等の駆動源と接続してあり、固定側型板20と接離可能としてある。
一方、固定側型板20は、全体が石英ガラスからなる。そして、パーティング面21の中央には、鏡面仕上げの成形面22が形成してある。成形面22は、両凸レンズの他の片側凸面形状(光学機能面)を精密転写した面である。
ここで、本実施形態では、可動側型板10において、成形面13に連続する面であるパーティング面11に、それぞれ被膜又は層(以下、単に被膜という)11aを形成した構成としてある。なお、本実施形態において「成形面に連続する面」とは、少なくとも一端がキャビティC(キャビティCの外周)と接する面をいう。
図2に示すように、被膜11aは、成形面13との境界を包囲するように形成してある。具体的に、被膜11aは、可動側型板10におけるパーティング面11の一部の面に形成してある。パーティング面11は、形成面13の一端と接しているので、「成形面に連続する面」である。
このような被膜11aとしては、樹脂材料の付着を防止する性質(特性)を有する材料(付着防止材)を用いる。付着防止材としては、市販されているフッ素系等の撥水性コート剤又は離型剤、例えば、住友スリーエム(株)製のノベックEGC-1720、デュポン(株)製のゾニールTC-20といった撥水性コート剤、又は山一化学工業(株)製のセパラックPF-300Aといった離型剤を用いることができる。
また、撥水性コート剤又は離型剤からなる被膜11aの形成方法としては、成形面12,13をマスキングして、パーティング面11を、撥水性コート剤又は離型剤に浸漬して乾燥及び放置する方法、又はスプレーにより吹き付ける方法等がある。さらに、被膜11aは、パーティング面11の全体に形成してもよく、又は、本実施形態の如く成形面13との境界近傍のみに形成してもよい。
なお、成形型1による光学部品の成形を繰り返すと、付着防止材の効果が低下することが考えられるが、このような場合には、上述した浸漬又はスプレーによる吹き付けといった方法により再度、被膜11aを形成する。
上記構成からなる成形型1により、光学部品を成形する過程について説明する。まず、可動側型板10と固定側型板20とを突き合わせてキャビティCを形成する。次いで、可動側型板10の上部に穿設した樹脂注入孔16に、図示しないシリンジのノズルを挿入して、シリンジ内の紫外線硬化型の樹脂材料をキャビティC内に充填する。
次いで、固定側型板20の背面23から紫外線25を照射して、キャビティC内の樹脂材料を硬化させる。その後、可動側型板10を駆動源により後退させる。これにより、成形品たる光学部品を、可動側型板10及び固定側型板20の各成形面12,13,22から離型させる。
このような本実施形態の光学部品の成形型及び成形方法によれば、成形面13に連続するパーティング面11に、樹脂材料の付着を防止する被膜11aを形成するといった簡単な構成又は手順を行うだけでよい。このとき、パーティング面11は、形成面13に連続する面であるので、被膜11aにより、各成形面13,22との境界を包囲することができる。
よって、両パーティング面11,21の境界面において、キャビティC内に充填した樹脂材料の液漏れを阻止することができる。これにより、光学部品の成形に際しては、一回の充填と一回の硬化を行えばよい。すなわち、一回の工程で光学部品を成形することができる。また、充填した樹脂材料を均等に硬化させることができるので引張応力が発生することがなく、成形後における成形品の破損を防ぐことができる。また、樹脂材料の液漏れがないので、バリの発生を有効に防止することができる。
なお、本実施形態では、可動側金型10のパーティング面11のみに、被膜11aを形成したが、これに限定されるものではない。例えば、固定側金型20のパーティング面21にも、被膜11aと同様の被膜21aを形成してもよい。固定側金型20のパーティング面21は形成面22の一端と接しているので、「形成面に連続する面」である。よって、被膜21aにより、各成形面13,22との境界を包囲することができる。その結果、パーティング面11とパーティング面21の境界面において、樹脂材料の液漏れをより確実に防止することができる。
また、被膜21aは、パーティング面21の全体に形成してもよく、成形面22との境界近傍のみに形成してもよい。さらに、固定側型板20をガラス製としてあるので、付着防止材等からなる被膜21aの効果が低下した場合には、固定側型板20を交換することとしてもよい。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る光学部品の成形型及び成形方法について、図面を参照しつつ説明する。図3は本発明の第2の実施形態に係る成形型の概略構成図である。図4は上記成形型を構成する可動側型板のA−A断面図である。なお、上述した第1の実施形態と同様の箇所については同一番号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態では、収容部14と入子(可動側入子)15が接触する面に、被膜14a,15aを形成した構成としてある。被膜14aは収容部14側に形成してあり、被膜15aは入子15側に形成してある。
被膜14a,15aを形成した各接触面は、キャビティCの形成面12,13の一端と接している。すなわち、各接触面は「形成面に連続する面」である。よって、これら被膜14a,15aにより、各成形面12,13との境界を包囲することができる。この結果、収容部14と入子15が接触する境界において、樹脂材料の液漏れを確実に防止することができる。また、それぞれの被膜14a,15aは、各接触面の全体に形成してもよく、又は、各接触面のうちの成形面12,13との境界近傍のみに形成してもよい。
ここで、本実施形態では、金属製の型板10を可動側とし、ガラス製の型板20を固定側としてある。このため、入子15は可動側入子となるが、これに限らず、金属製の型板10を固定側とし、ガラス製の型板20を可動側としてもよい。この場合、入子15は固定側入子になるので、被膜14aは固定側入子に形成されていることになる。
このような本実施形態の光学部品の成形型及び成形方法によれば、第1の実施形態と同様に、被膜14a,15aを形成したことによって、一回の工程で光学部品を成形することができるとともに、成形後における成形品の破損を防ぐことができ、また、樹脂材料の液漏れがないので、バリの発生を有効に防止することができる。
なお、図3には、上述した第1実施形態の被膜11a,21aが示されていないが、これら被膜11a,21aをパーティング面11,21に形成してもよい。このような構成とした場合は、樹脂材料の液漏れをより確実に防止することができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る光学部品の成形型及び成形方法について、図面を参照しつつ説明する。図5は本発明の第3の実施形態に係る成形型の概略構成図である。図6は上記成形型を構成する可動側型板のB−B断面図である。なお、上述した第1及び第2の実施形態と同様の箇所については同一番号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態では、樹脂注入孔(孔)16の内周面に被膜16aを形成した構成としてある。樹脂注入孔16の内周面は、キャビティCの形成面13の一端と接している。すなわち、内周面は「形成面に連続する面」である。そこで、被膜16aにより成形面13との境界を包囲し、キャビティC側の開口部の境界における樹脂材料の付着を防止している。なお、被膜16aは、樹脂注入孔16の内周面の全体に形成してもよく、又は、樹脂注入孔16の内周面のうち、キャビティC側の開口部近傍のみに形成してもよい。
ここで、被膜16aとしての付着防止材は、紫外線により劣化してしまう場合がある。そこで、被膜16aの劣化を防止するために、本実施形態では、固定側型板20の背面23に遮光手段24を設けてある。遮光手段24は、紫外線硬化型の樹脂材料を硬化させるための紫外線を一部遮蔽する形状となっている。すなわち、遮光手段24の中央には、成形面22よりも直径の小さい円形の紫外線照射窓24aが形成してある。遮光手段24としては、例えば、紫外線照射窓24aを除いて固定側型板20の背面を非透光の塗料で塗装した構成とすることができる。又は、薄板状部材の中央に紫外線照射窓24aを穿設し、薄板状部材を固定側型板20の背面に貼付した構成としてもよい。
このような構成によれば、固定側型板20の背面23から紫外線25を照射して、キャビティC内に充填した樹脂材料を硬化させる際に、紫外線25の一部が遮光手段24により遮蔽され、被膜16aの紫外線による劣化を防止することができる。
このような本実施形態の光学部品の成形型及び成形方法によれば、第1及び第2の実施形態と同様に、被膜16aを形成したことによって、一回の工程で光学部品を成形することができるとともに、成形後における成形品の破損を防ぐことができ、また、樹脂材料の液漏れがないので、バリの発生を有効に防止することができる。
なお、図7に示すように、被膜16aとともに、上述した第1及び第2実施形態の被膜11a,21a,14a,15aをパーティング面11,21、及び収容部14と入子15の接触面にそれぞれに形成してもよい。このような構成とした場合は、樹脂材料の液漏れをより確実に防止することができる。
なお、本発明の光学部品の成形型及び成形方法は、上述した第1〜第3の実施形態に限定されるものではない。例えば、第1の実施形態で述べたように、固定側型板20をガラス製としてあるので、鋳鉄製の金型と比較して製造が容易でコストが安い。よって、第2及び第3実施形態においても、被膜14a,15a,16aとしての付着防止材の効果が低下した場合には、付着防止材からなる被膜を形成した新たな固定側型板20と交換すれば、容易に付着防止材の効果を維持することができる。
また、第3の実施形態における遮光手段24は、本発明の光学部品の成形型及び成形方法を実施するうえで必須のものではない。逆に、第1及び第2の実施形態における固定側型板20に遮光手段24を設けてもよい。
その他、本発明の光学部品の成形型及び成形方法は、可動側型板と固定側型板とに限らず、成形型の構成部材のうち、成形面に連続する面を有するものに適用することができる。また、樹脂材料は、紫外線硬化型樹脂に限らず、粘性の低いエネルギー硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等であっても、本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る成形型の概略構成図である。 上記成形型を構成する可動側型板の正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る成形型の概略構成図である。 上記成形型を構成する可動側型板のA−A断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る成形型の概略構成図である。 上記成形型を構成する可動側型板のB−B断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る成形型に、第1及び第2の実施形態の被膜を形成した形成型の概略構成図である。
符号の説明
1 成形型
10 可動側型板
11 パーティング面
11a 被膜又は層(付着防止材)
12,13 成形面
14 収容部
14a 被膜又は層(付着防止部材)
15 入子
15a 被膜又は層(付着防止部材)
16 樹脂注入孔(孔)
16a 被膜又は層(付着防止部材)
20 固定側金型
21 パーティング面
21a 被膜又は層(付着防止部材)
22 成形面
23 背面
24 遮光手段
24a 紫外線照射窓
25 紫外線
C キャビティ

Claims (8)

  1. 液体の樹脂材料をキャビティ内に充填して光学部品を成形する成形型において、前記キャビティを形成する成形面に連続する面に、前記樹脂材料の付着を防止する被膜又は層を形成したことを特徴とする光学部品の成形型。
  2. 可動側型板と固定側型板を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、前記可動側型板と前記固定側型板の少なくとも一方のパーティング面であることを特徴とする請求項1記載の光学部品の成形型。
  3. 前記可動側型板に組み込まれた可動側入子を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、前記可動側型板と前記可動側入子とが互いに接触する面であることを特徴とする請求項2記載の光学部品の成形型。
  4. 前記固定側型板に組み込まれた固定側入子を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、前記固定側型板と前記固定側入子との互いに接触する面であることを特徴とする請求項2又は3記載の光学部品の成形型。
  5. 前記可動側型板又は固定側型板の少なくとも一方に穿設された孔を有し、前記キャビティを形成する成形面に連続する面が、該孔の内周面であることを特徴とする請求項2〜4いずれか記載の光学部品の成形型。
  6. 前記被膜又は層の材料が、撥水性コート剤又は離型剤であることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の光学部品の成形型。
  7. 前記可動側入子と前記固定側入子の少なくとも一方に、遮光手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の光学部品の成形型。
  8. 液体の樹脂材料を成形型のキャビティ内に充填して光学部品を成形する成形方法において、前記キャビティを形成する成形面に連続する面に、前記樹脂材料の付着を防止する被膜又は層を形成してから前記光学部品の成形を行うことを特徴とする光学部品の成形方法。


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JP2021054058A (ja) * 2019-09-26 2021-04-08 日本碍子株式会社 金型、及び成形体の製造方法

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