JP2006242294A - 金属積層形シリンダヘッドガスケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 シリンダに装着して強く締め付けたときにビードが全屈するのを簡単な手段で抑制し、シールビードにへたりが生じるのを抑制した金属積層形ガスケットを提供する。
【解決手段】 金属積層形ガスケット1を、金属基板11と補助板21を含む複数枚の金属板の積層により構成する。上記金属基板11には、燃焼室穴に対応するボア穴12を設けて、その周囲のボアシール部13にシールビード14を形成すると共に、上記流体穴に対応する通孔15を設け、上記補助板21は、金属基板のボアシール部13に対応する部分を切除し、かつ、上記流体穴に対応する通孔23を設けている。それにより、上記金属基板のボアシール部13における板厚を金属基板11と補助板21との積層部分の板厚合計よりも薄くする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車エンジン等のシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に用いる金属積層形シリンダヘッドガスケットに関するものである。
一例として示す特許文献1の第9図、第10図及び第12図に開示されているように、金属積層形シリンダヘッドガスケットとして、複数枚の積層板体のうちのいずれかにおける燃焼室穴周囲のボアシール部にビードを設けたものは、極めて一般的に知られている。これらは、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間において締め付けられたときに、該ビードの当接部に高い面圧が発生してシール性を向上させるものである。
しかしながら、これらのガスケットにおいては、上記ビードを設けたボアシール部における板厚合計と、それ以外の部分の板厚合計との間に差がないか、前者の板厚合計が後者の板厚合計よりも若干大きいため、シリンダヘッドとシリンダブロックとが強く締め付けられたときにビードが全屈してしまい、その結果、経時的にビードにへたりが生じて上記面圧が低下する虞がある。
本発明は、このような問題を解決しようとするもので、その技術的課題は、シリンダヘッドとシリンダブロックとを強く締め付けたときにビードが全屈するのを簡単な手段で抑制し、それによってシールビードにへたりが生じるのを抑制し、燃焼室内の圧力変動に伴うシリンダヘッドとシリンダブロックとの相対的変位にも追従できるようにした金属積層形シリンダヘッドガスケットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、燃焼室穴及びその周囲に配設された流体穴を有するシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介装され、上記各穴の周囲をシールする金属積層形シリンダヘッドガスケットであって、少なくとも金属基板と補助板を含む複数枚の金属板を積層することにより構成され、上記金属基板には、上記燃焼室穴に対応するボア穴を設けて、その周囲のボアシール部にシールビードを形成すると共に、上記流体穴に対応する通孔を設け、上記補助板は、金属基板のボアシール部に対応する部分を切除し、かつ、上記流体穴に対応する通孔が設けられ、上記金属基板のボアシール部における板厚合計を金属基板と補助板との積層部分よりも薄くしたことを特徴とするものである。
上記本発明の金属積層形シリンダヘッドガスケットにおいては、上記金属基板のボアシール部におけるシールビードを、フルビードまたはハーフビードとすることができ、また上記金属基板のボアシール部に近接する補助板の切除端に補助ビードを形成することができる。
このような構成を有する本発明の金属積層形シリンダヘッドガスケットでは、金属基板のボアシール部における板厚合計が他部の板厚合計よりも薄いので、そのボアシール部にシリンダヘッドとシリンダブロックとの間の締め付け力が作用しても、該ボアシール部の周囲において積層されている補助板の周辺部分がストッパーとなって、ボアシール部におけるシールビードの全屈を防ぎ、それによってシールビードのへたりを抑制することができる。
このような構成を有する本発明の金属積層形シリンダヘッドガスケットでは、金属基板のボアシール部における板厚合計が他部の板厚合計よりも薄いので、そのボアシール部にシリンダヘッドとシリンダブロックとの間の締め付け力が作用しても、該ボアシール部の周囲において積層されている補助板の周辺部分がストッパーとなって、ボアシール部におけるシールビードの全屈を防ぎ、それによってシールビードのへたりを抑制することができる。
更に、本発明の好ましい実施形態として、上記補助板は、上記流体穴に対応して設けられた上記金属基板の通孔で周囲がシールされている部分に近接する部位が切除されているものとして構成される。
上記シリンダヘッドガスケットをこのように構成すると、流体穴に対応する通孔の周囲のシール部に、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間の締め付け力による面圧を集中させることができ、それらの部位を安定的にシールすることができる。
上記シリンダヘッドガスケットをこのように構成すると、流体穴に対応する通孔の周囲のシール部に、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間の締め付け力による面圧を集中させることができ、それらの部位を安定的にシールすることができる。
上述した本発明によれば、シリンダヘッドとシリンダブロックとを強く締め付けたときにビードが全屈するのを簡単な手段で抑制し、それによってシールビードにへたりが生じるのを抑制し、燃焼室内の圧力変動に伴うシリンダヘッドとシリンダブロックとの相対的な変位にも追従できるようにした金属積層形シリンダヘッドガスケットを得ることができる。
図1及び図2は、本発明に係る金属積層形シリンダヘッドガスケットの実施例を示している。
このシリンダヘッドガスケット10は、燃焼室穴及びその周囲に配設された流体穴を有するシリンダヘッド1とシリンダブロック2との間に介装され、上記各穴の周囲をシールするためのもので、金属板からなる金属基板11と補助板21を積層することにより構成している。
なお、この実施例では、上記金属基板11と補助板21との2枚を積層することにより構成しているが、それらを含む複数枚の金属板を積層して構成することもできる。
このシリンダヘッドガスケット10は、燃焼室穴及びその周囲に配設された流体穴を有するシリンダヘッド1とシリンダブロック2との間に介装され、上記各穴の周囲をシールするためのもので、金属板からなる金属基板11と補助板21を積層することにより構成している。
なお、この実施例では、上記金属基板11と補助板21との2枚を積層することにより構成しているが、それらを含む複数枚の金属板を積層して構成することもできる。
上記金属基板11には、上記燃焼室穴に対応するボア穴12を設けて、その周囲のボアシール部13にシールビード(ハーフビード)14を形成すると共に、上記シリンダヘッド1とシリンダブロック2に設けられている流体穴に対応する複数の通孔15を設けている。
また、上記補助板21は、金属基板11のボアシール部13に対応する部分を切除し、その切除縁22を上記金属基板11のシールビード14の周辺、すなわち、金属基板11のシールビード形成のための立上がり部14aに近接させ、かつ、上記流体穴に対応する通孔23を設け、更に、この補助板21の上記切除縁22側にビード(フルビード)24を設けると共に、外周縁側にもビード(ハーフビード)25を設けている。
なお、この補助板21は、上記金属基板11のボアシール部13においてシールビード14が立上がる側の面に積層している。
また、上記補助板21は、金属基板11のボアシール部13に対応する部分を切除し、その切除縁22を上記金属基板11のシールビード14の周辺、すなわち、金属基板11のシールビード形成のための立上がり部14aに近接させ、かつ、上記流体穴に対応する通孔23を設け、更に、この補助板21の上記切除縁22側にビード(フルビード)24を設けると共に、外周縁側にもビード(ハーフビード)25を設けている。
なお、この補助板21は、上記金属基板11のボアシール部13においてシールビード14が立上がる側の面に積層している。
このような構成を有するシリンダヘッドガスケット10では、金属基板11のボアシール部13における板厚合計(この実施例では、金属基板11のみの板厚)が、当然に、その他の金属基板11と補助板21との積層部分の板厚合計よりも薄くなっている。そのため、上記ボアシール部13にシリンダヘッド1とシリンダブロック2との間の締め付け力が作用しても、該ボアシール部13の周囲において積層されている補助板21の周辺部分がストッパーとなって、ボアシール部13におけるシールビード14の全屈を防ぎ、それによって該シールビード14のへたりを抑制することができる。
更に、図1からわかるように、上記補助板21は、少なくとも、金属基板11のボアシール部13の周囲、流体穴に対応する通孔23の周囲のシール部、シリンダヘッド1とシリンダブロック2とを締め付けるボルト穴26の周囲、及びそれらを連結する部分を内方に含んで取り囲む外周縁が、上記金属基板の外周縁よりも内側に形成されているものとして構成することができる。
上記ガスケットをこのように構成すると、金属基板11に比較して補助板21の面積は大幅に小さくなるので、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間の締め付け力が補助板21に集中し、すなわち、金属基板11のボアシール部13の周囲や、流体穴に対応する通孔23の周囲のシール部に上記締め付け力による面圧を集中させることができ、それらの部位を安定的にシールすることができる。
上記ガスケットをこのように構成すると、金属基板11に比較して補助板21の面積は大幅に小さくなるので、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間の締め付け力が補助板21に集中し、すなわち、金属基板11のボアシール部13の周囲や、流体穴に対応する通孔23の周囲のシール部に上記締め付け力による面圧を集中させることができ、それらの部位を安定的にシールすることができる。
なお、上記金属積層形ガスケットは、例えば、金属基板11として、板厚t1が350μmのSUS301からなる金属板を用い、補助板21として、板厚t2が150μmのSUS301からなる金属板を用いることができるが、これは板厚のオーダー及びその材質の一例を示すものであって、ガスケットに要求される仕様に応じて任意に設定できることは勿論である。
図3に示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Aは、上記金属基板11のボアシール部13におけるシールビード14Aをフルビードとし、また、補助板21の前記切除縁22側に設けるビード24Aをハーフビードとしたものである。この実施例のその他の構成及び作用は、前記図1及び図2によって説明した実施例と変わるところがないので、図中に同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
更に、金属基板11のボアシール部13、及び補助板21の前記切除縁22側の端部は、図4のAまたはBに示すように構成することもできる。
同図Aに示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Bは、金属基板11のボアシール部13にハーフビードからなるシールビード14Bを設けると共に、補助板21の前記切除縁22側の端部を無ビードとした例であり、また、同図Bに示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Cは、金属基板11のボアシール部13にフルビードからなるシールビード14Aを設けると共に、補助板21の前記切除縁22側の端部を無ビードとした例である。これらの場合にも、作用において前記実施例の場合と変わるところはない。
同図Aに示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Bは、金属基板11のボアシール部13にハーフビードからなるシールビード14Bを設けると共に、補助板21の前記切除縁22側の端部を無ビードとした例であり、また、同図Bに示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Cは、金属基板11のボアシール部13にフルビードからなるシールビード14Aを設けると共に、補助板21の前記切除縁22側の端部を無ビードとした例である。これらの場合にも、作用において前記実施例の場合と変わるところはない。
また、上記実施例では、上述したように金属基板11と補助板21との2枚を積層することにより構成しているが、それらを含む3枚以上の金属板を積層してガスケットを構成することができる。
例えば、上記金属基板11及び補助板21に加えて第3の金属板を積層する場合に、その第3の金属板は、上記金属基板11または補助板21と同等の機能を有するものとして積層することもできるが、それらとは無関係な機能をもつものとして積層することもできる。
例えば、上記金属基板11及び補助板21に加えて第3の金属板を積層する場合に、その第3の金属板は、上記金属基板11または補助板21と同等の機能を有するものとして積層することもできるが、それらとは無関係な機能をもつものとして積層することもできる。
図5〜図7は、3枚の金属板を積層して構成した実施例の金属積層形シリンダヘッドガスケット10D,10E,10Fを示している。
図5の実施例は、図3のシリンダヘッドガスケット10Aの金属基板11と同様なシールビード14Aを有する金属基板11の両面に、これをを挟むように2枚の補助板21,21を積層して3枚構成のガスケット10Dとしたものである。
補助板21,21は、金属基板11の両面においてシールビード14Aに近接してこれらの切除縁22,22が位置して対向し、その切除端部が互いに離反する方向に突出するハーフビードのビード24B,24Cを形成するように設けられている。
図5の実施例は、図3のシリンダヘッドガスケット10Aの金属基板11と同様なシールビード14Aを有する金属基板11の両面に、これをを挟むように2枚の補助板21,21を積層して3枚構成のガスケット10Dとしたものである。
補助板21,21は、金属基板11の両面においてシールビード14Aに近接してこれらの切除縁22,22が位置して対向し、その切除端部が互いに離反する方向に突出するハーフビードのビード24B,24Cを形成するように設けられている。
図6の実施例は、図1及び図2の金属基板11と同様なハーフビードのシールビード14を有するとともに、このビード14に隣接してこのビード14の突出方向と同方向に突出する第2フルビード14Dを有する2枚の金属基板11を、その間に平板状の補助板21を挟んで、上記シールビード14が互いに離反する方向に突出する位置関係に積層して
、3枚構成のガスケット10Eとしたものである。
補助板21は、その切除縁22がシールビード14,14の立ち上り開始端に接する位置に設けられている。
、3枚構成のガスケット10Eとしたものである。
補助板21は、その切除縁22がシールビード14,14の立ち上り開始端に接する位置に設けられている。
図7の実施例は、図3のシリンダヘッドガスケット10Aと同様なシールビード14Aを有するとともに、そのシールビード14Aと反対側部に、シールビード14Aと同方向に立ち上るハーフビード状の立上り域14Fを有する金属基板11の2枚を、上記シールビード14A,14Aが互いに離反する方向に突出する位置関係に積層し、上記立上り域14F,14F間に平板状の補助板21を挟んで3枚構成のガスケット10Fとしたものである。
補助板21は、その切除縁22が立上り域14F,14Fの立ち上り終了端に位置するように設けられている。
補助板21は、その切除縁22が立上り域14F,14Fの立ち上り終了端に位置するように設けられている。
これらの金属積層形シリンダヘッドガスケット10D,10E,10Fは、金属積層形シリンダヘッドガスケット10と実質的に同様に作用するのでその説明は省略する。
本発明の金属積層形ガスケットは、図8および図9に示す実施例のように構成することもできる。
図8に示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Gは、上記流体穴に対応する金属基板11の通孔15の周囲のシール部を、外周縁に隣接する一部の該通孔15に対しては省略することにより補助板21の面積をさらに狭くして、補助板21への加圧力を増大させたものである。すなわち、金属基板11の一方の側(図上の上方)の外周縁に隣接する通孔15の周囲には、例えばフルビードのようなシール(図示省略)が形成されており、この周囲の補助板21は、このフルビードに近接する部位で切除されている。すなわち、補助板21は、これに近接する部位でその外周縁が形成されており、この外周縁に沿って図2に示すようなビード(ハーフビード)25が設けられている。
図8に示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Gは、上記流体穴に対応する金属基板11の通孔15の周囲のシール部を、外周縁に隣接する一部の該通孔15に対しては省略することにより補助板21の面積をさらに狭くして、補助板21への加圧力を増大させたものである。すなわち、金属基板11の一方の側(図上の上方)の外周縁に隣接する通孔15の周囲には、例えばフルビードのようなシール(図示省略)が形成されており、この周囲の補助板21は、このフルビードに近接する部位で切除されている。すなわち、補助板21は、これに近接する部位でその外周縁が形成されており、この外周縁に沿って図2に示すようなビード(ハーフビード)25が設けられている。
図9に示す金属積層形シリンダヘッドガスケット10Hは、さらに補助板21の面積を狭くしたものであり、図8に示す実施例の該通孔15に加えてボルト穴26の周囲、及び金属基板11のボアシール部13どうしの間の周囲域においてシール部を省略することにより補助板21の面積を一層狭くして、補助板21への加圧力をさらに増大させたものである。この実施例においても、金属基板11の通孔15の周囲には、フルビードのようなシール(図示省略)が形成されており、これに近接する補助板21は、ボルト穴26を含めたその内側で切除され、外周縁が形成されている。そして、この外周縁に沿って図2に示すようなビード(ハーフビード)25が設けられている。
これら図8および図9に示す実施例の場合も、作用において前記実施例の場合と実質的に変わるところはない。
これら図8および図9に示す実施例の場合も、作用において前記実施例の場合と実質的に変わるところはない。
なお、本発明の金属積層形ガスケットは、これらの実施例に限定されるわけではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 シリンダヘッド
2 シリンダブロック
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H 金属積層形シリンダヘッドガスケット
11 金属基板
13 ボアシール部
14,14A,14B シールビード
15、23 通孔
21 補助板
22 切除縁
24,24A,25 ビード
26 ボルト穴
2 シリンダブロック
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H 金属積層形シリンダヘッドガスケット
11 金属基板
13 ボアシール部
14,14A,14B シールビード
15、23 通孔
21 補助板
22 切除縁
24,24A,25 ビード
26 ボルト穴
Claims (4)
- 燃焼室穴及びその周囲に配設された流体穴を有するシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介装され、上記各穴の周囲をシールする金属積層形シリンダヘッドガスケットであって、
少なくとも金属基板と補助板を含む複数枚の金属板を積層することにより構成され、
上記金属基板には、上記燃焼室穴に対応するボア穴を設けて、その周囲のボアシール部にシールビードを形成すると共に、上記流体穴に対応する通孔を設け、
上記補助板は、金属基板のボアシール部に対応する部分を切除し、かつ、上記流体穴に対応する通孔が設けられ、
上記金属基板のボアシール部における板厚合計を金属基板と補助板との積層部分よりも薄くした、
ことを特徴とする金属積層形シリンダヘッドガスケット。 - 上記金属基板のボアシール部におけるシールビードが、フルビードまたはハーフビードである、
ことを特徴とする請求項1に記載の金属積層形シリンダヘッドガスケット。 - 上記金属基板のボアシール部に近接する補助板の切除端に補助ビードを形成した、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の金属積層形シリンダヘッドガスケット。 - 上記補助板は、上記流体穴に対応して設けられた上記金属基板の通孔で周囲がシールされている部分に近接する部位が切除されている、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の金属積層形シリンダヘッドガスケット。
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