JP2006235395A - 画像形成装置 - Google Patents

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浩二 宇野
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Abstract

【課題】 簡単な構成により、小型化を図ることができる転写装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 像担持体に形成されたトナー画像が転写される無端状の転写ベルト5と、転写ベルト5の裏面の幅方向の縁部に設けられた蛇行防止用のガイド部8と、転写ベルト5を張架駆動するための駆動ローラ、および転写ベルト5に1次転写バイアスを印加する1次転写ローラ62を含む複数のローラからなるベルト張架手段と、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラとを有する転写装置を備えた画像形成装置において、ガイド部8は、導電性材料で形成し、ガイド部8が設けられた転写ベルト5の表面領域Gに、トナー画像が転写可能となるように、1次転写ローラ62、および2次転写ローラに転写バイアスを印加する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、静電潜像をトナー像に現像し、かかるトナー像を被記録用紙に転写する形式の転写装置を有する複写機、プリンタ、およびファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
例えば、この種の画像形成装置においては、感光体に担持されたトナー像を、被記録用紙に転写するのに、ベルト張架手段に張架される無端状の転写ベルトを用いた転写装置が装着されている。この転写装置を備えた画像形成装置は、像担持体としての感光体に現像したトナー画像を、一旦、転写ベルト上に転写させ、該転写トナー像を転写材である被記録用紙に2次転写して画像を形成している。このため、複数の色情報を順次積層転写するカラー画像を形成する場合に有効であり、色画像の重ね合わせズレの少ない画像を得ることが可能である。
ところが、中間転写体として無端状の転写ベルトを用いた場合、転写ベルトを張架するベルト張架手段の複数のローラの平行を保つことが難しく、転写ベルトが走行中に寄り力が発生し、色重ね時の色ずれが発生する。
従来、この対策として、転写ベルトの裏面の幅方向の縁部にガイド部を形成するとともに、ベルト張架手段の駆動ローラやテンションローラ等のローラ端部に蛇行防止プーリーを設け、この蛇行防止プーリーの溝にガイド部を入れて転写ベルトを走行させ、寄りを規制するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3489423号公報
ところが、上述の特許文献1記載の構成によれば、ガイド部が形成された転写ベルトの表面領域は、非画像領域となり、転写ベルトの幅は、少なくとも「画像形成領域の幅」に「ガイド部の幅」を加えたものとなる。この結果、この種装置を小型化する際、ガイド部の幅が、小型化の障害の一つとなっていた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、小型化を図ることができる転写装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、像担持体に形成されたトナー画像が転写される無端状の転写ベルトと、転写ベルトの裏面の幅方向の縁部に設けられた蛇行防止用のガイド部と、転写ベルトを張架駆動するための駆動ローラ、および転写ベルトに1次転写バイアスを印加する1次転写ローラを含む複数のローラからなるベルト張架手段と、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラとを有する転写装置を備えた画像形成装置において、ガイド部は導電性材料で形成されており、ガイド部が設けられた転写ベルトの表面領域に、トナー画像が転写可能となるように、1次転写ローラ、および2次転写ローラに転写バイアスを印加することを特徴とする。
本発明の構成によれば、転写ベルトの裏面の幅方向の縁部に設けられた蛇行防止用のガイド部は、導電性材料で形成し、ガイド部が設けられた転写ベルトの表面領域においても、トナー画像が転写可能となるように、1次転写ローラ、および2次転写ローラに転写バイアスを印加するように構成している。従って、ガイド部が設けられた転写ベルトの表面部分も、トナー画像が転写可能な領域、即ち、画像形成領域として機能するので、画像形成領域を狭めることなく、転写ベルトの幅を狭めることができる。この結果、この種画像形成装置の小型化を図ることができる。また、その構成は、ガイド部の材質を変更するのみでよく、極めて簡単である。
(実施形態)
以下に、本発明の具体的な実施形態について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る転写装置を用いた4サイクル方式のフルカラーの画像形成装置の概略構成を示す概略構成図である。
図1に示す様に、この画像形成装置は、画像を形成する画像形成手段1と、定着手段2と、被記録用紙Pが収納された給紙手段3と、被記録用紙Pを画像形成手段1、定着手段2を介して排紙部41に搬送する用紙供給経路4と、を備えている。
給紙手段3は、被記録用紙Pが収容された給紙カセット31を備えており、給紙手段3に設けられた給紙ローラ32の回転動作により、給紙カセット31から被記録用紙Pが用紙供給経路4側に送り出されるように構成されている。この構成により、被記録用紙Pが1枚ずつ確実に用紙供給経路4に給紙される。なお、これら給紙カセット31は、画像形成装置本体に対し、着脱自在となるように構成されている。
用紙供給経路4に給紙された被記録用紙Pは、この用紙供給経路4を経由して画像形成手段1に向けて搬送される。この画像形成手段1は、電子写真プロセスによって、被記録用紙Pに所定のトナー像を形成するものであり、所定の方向(図中の矢印方向)に回転可能に軸支された像担持体である、例えば、ドラム状の感光体11と、この感光体11の周囲に沿って、帯電ローラ12、露光装置13、現像ロータリー14、転写装置15、クリーニング装置16、および除電装置(不図示)を備えている。
帯電ローラ12は、図示しない高電圧電源から高電圧が印加されており、この帯電ローラ12によって感光体11の表面に所定電位を与えることにより、感光体11の表面が一様に帯電させられる。
現像ロータリー14は、夫々シアン、マゼンダ、イエロー、およびブラックのトナーを収納してなる現像器14C、14M、14Y、14Kを備え、感光体11に対して、現像器14C、14M、14Y、14Kを選択的に対向位置するように回転可能に保持されている。
転写装置15は、感光体11と圧接するように配設され、表面にトナー像を担持する後述する転写ベルト5と、この転写ベルト5を張架駆動するベルト張架手段6と、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ7と、クリーニングブラシローラ151と、を備えている。
ベルト張架手段6は、転写ベルト5を張架駆動するための駆動ローラ61と、従動ローラである転写ベルト5に1次転写バイアスを印加する1次転写ローラ62、ガイドローラ63、および転写ベルト5に交差する方向に移動自在にバネ加重により張力が与えられたテンションローラ64を備えている。
この画像形成装置の基本的な作動状態を、イエローを現像する場合を例に簡単に説明するが、他の色の現像も同様である。画像形成を行う際には、帯電ローラ12によって、感光体11の表面を均一に帯電した後、先ず、露光装置13により、感光体11を、例えば、画像処理が施された原稿の画像データに基づいて露光する。これにより、感光体11の表面電位が選択的に減衰されて、この感光体11の表面にイエローに対応した静電潜像が形成される。
一方、イエローの現像器14Yは、感光体11に対して、選択的に対向位置するように回転して保持される。そして、イエローの現像器14Y内のイエローのトナーは、現像器14Y内において、例えば、攪拌羽根の回転によって供給ローラに送り込まれ、供給ローラと規制ブレードによってイエローのトナー薄層を形成すると同時に、規制ブレードと現像ローラとの摩擦により正極性に帯電される。このように、均一に形成されたイエローのトナー層は、感光体11と、現像ローラとの対向部へ搬送され、感光体11の表面に形成された静電潜像に、イエロー成分のトナーが付着(現像)し、感光体11の表面にイエローに対応した色成分のトナー像が形成される。
感光体11の表面に形成された正極性のイエローに対応した色成分のトナー像は、感光体11と、転写ベルト5が当接する1次転写ニップ部において、1次転写ローラ62に印加された負極性の転写バイアスにより、転写ベルト5に引き付けられる。これにより、イエローの現像器14Yにより顕像化されたトナー像は、転写ベルト5の表面に転写される(1次転写)。そして、転写後、イエローの現像器14Yに印加されていた現像バイアスは、印加を停止され、次に作像するマゼンタの現像器14Mに現像バイアスが印加される。
感光体11の表面に残留しているトナーは、クリーニング装置16により除去され、感光体11の表面の残留電荷は、除電装置により除去される。そして、感光体11は、帯電ローラ12によって再び帯電される。
以後、同様に、順次、各色において帯電、露光、現像、転写の工程により各色のトナー像が、転写ベルト5の表面に重ね合わされ、転写ベルト5上にカラーのトナー像が形成された後、2次転写ローラ7が転写ベルト5に圧接される。これらの動作と同期して、給紙カセット31に備えられた被記録用紙Pは、給紙ローラ32により用紙供給経路4に搬送される。用紙供給経路4に搬送された被記録用紙Pは、一対のレジストローラ42により、転写ベルト5上に形成されたカラーのトナー像と同期を取りながら転写ベルト5と、2次転写ローラ7とのニップ部に送りこまれる。2次転写ローラ7には、トナー極性とは逆の負極性の転写バイアスが印加されている。これにより、転写ベルト5の表面に積層状態で形成されているカラーのトナー画像が、2次転写ローラ7により被記録用紙Pに転写される。
カラーのトナー画像が転写された被記録用紙Pは、画像形成手段1から定着手段2に向けて搬送される。この定着手段2は、画像形成手段1の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成手段1においてカラーのトナー像が転写された被記録用紙Pは、定着手段2に設けられた加熱ローラ21、および当該加熱ローラ21に押し付けられる加圧ローラ22によって挟まれるとともに加熱され、被記録用紙P上にカラーのトナー像が定着される。次いで、画像形成手段1から定着手段2において画像形成がなされた被記録用紙Pは、排紙部41上に排出される。以下、同様にして画像形成が行われることになる。
次に、本発明の特徴部分にかかる転写装置の具体的構成について、図2乃至図6に基づいて説明する。図2は、転写装置の1次転写部分の長手方向の概略構成を示す構成図、図3は、転写装置のテンションローラ部分の長手方向の概略構成を示す構成図、図4は、転写装置の2次転写部分の長手方向の概略構成を示す構成図、図5は、転写装置のガイドローラ部分の長手方向の概略構成を示す構成図である。図6は、転写装置の1次転写部分の概略断面図である。
図2に示すように、1次転写部において、転写ベルト5は、表面が感光体11に対向し、裏面が1次転写ローラ62に当接するように配設している。この転写ベルト5は、周長約377mm、厚み100μmのポリイミドの等の樹脂に、カーボン等の導電性材料を用いて、導電性が付与されており、表面抵抗(ρSb)は、1E+10(Ω/□)、体積抵抗(ρVb)は、1E+8(Ω・cm)の範囲に調整されている。表面抵抗、および体積抵抗の測定には、ダイヤインスツルメンツ社製の「ハイレスタ」、および「HRSプローブ」を用いた。また、転写ベルト5の幅Hは、感光体11の幅h0(幅方向の画像形成領域)と略同一に形成されている。
転写ベルト5は、上述の通り導電制御された単層構成のベルト、または積層構成のベルトいずれも使用することができる。この転写ベルト5の材質としては、例えば、ポリイミド(PI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアリーレンスルフィド(PAS)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、熱可塑ポリイミド(TPI)等を用いることができる。このうち、特に、耐熱性や機械強度等の要求からポリイミドを用いるのが好ましい。これ以外のものとしては、フッ素系ベルトであるフッ素樹脂(ETEF)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)の単層構成のベルト、または積層構成のベルト、更には、各種エラストマーを用いた単層構成のベルト、または積層構成のベルトを使用することができる。
転写ベルト5の表面(トナー担持面)とは、反対側の面(裏面)の幅方向の縁部には、転写ベルト5が蛇行するのを防止するために、導電性材料で形成した蛇行防止用のガイド部8が、例えば、導電性の接着剤により貼り付けられている。ガイド部8は、例えば、厚さが0.5mm、幅4mmの低硬度の導電性ウレタン等で構成されている。このガイド部8は、ウレタン等の樹脂に、カーボン等の導電性材料を混入し、導電性を付与することができ、導電性材料の混入量を適宜調整により、上述の転写ベルト5と同様の、表面抵抗(ρSg)、および体積抵抗(ρVg)に調整するのが好ましい。
このガイド部8は、図3に示すように、テンションローラ64の端部に装着された蛇行防止プーリー641の溝に入るように構成されている。テンションローラ64の軸受け部には、片端2kgfの荷重がバネ(不図示)により付加され、転写ベルト5を張架するためのテンションを形成している。
そして、ガイド部8が設けられた転写ベルト5の表面領域Gにおいても、トナー画像が転写可能となるように、1次転写ローラ62、および2次転写ローラ7は、夫々転写バイアスが印加できるように構成されている。
図2に示すように、1次転写バイアスが印加される1次転写ローラ62は、例えば、外径φ12mmの転写ベルト5の裏面に当接する中央部分621と、外径φ11mmのガイド部8と当接する端部622とで構成されている。そして、1次転写ローラ62の幅h1(中央部分621の幅+端部622の幅)は、転写ベルト5の幅Hと略同一に形成されており、1次転写ローラ62は、その幅h1方向の全域に亘って転写バイアス印加領域となる。この1次転写ローラ62は、例えば、ステンレスやアルミニューム等の導電性の金属ローラで形成されている。そして、図6に示すように、1次転写ローラ62は、感光体11に対し約0.3mmのギャップを形成するよう配置させているため、感光体11と転写ベルト5のニップ位置Aと、1次転写ローラ62と転写ベルト5のニップ位置Bとの距離ABは、3mmの距離をもって離れている。
この構成により、1次転写ローラ62の芯金623の端部に、図示しない電源から1次転写バイアスを印加すると、端部622を含めた1次転写ローラ62の幅h1方向全域に亘って転写バイアスが印加される。この結果、ガイド部8が設けられた転写ベルト5の表面領域Gにおいても、1次転写バイアスが印加され、感光体11に担持されたトナー像は、転写ベルト5の幅H方向全域に亘って、転写ベルト5側に転写可能となる。
また、図4に示すように、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ7は、外径φ16mmで、総抵抗1E+9(Ω)の導電性ウレタン発泡材を、金属の芯金に導電性の接着剤により接着して導電性のスポンジ層が構成されている。そして、2次転写ローラ7の幅h2は、転写ベルト5の幅Hと略同一に形成されており、2次転写ローラ7は、その幅h2方向の全域に亘って転写バイアス印加領域となる。この2次転写ローラ7の保持部には、片端1kgfの荷重で駆動ローラ61に押圧される様に、バネ部材(不図示)が備えられ、このバネ部材の押圧力により、導電性のスポンジ層を備えた2次転写ローラ7の中央部が、約0.2mm食込んでニップを形成する。
また、2次転写対向ローラを兼ねた駆動ローラ61は、転写ベルト5の中央部分に対向する中央部分611が、外径φ20mmで、ベース層は、金属製の芯金613に組みつけられた、φ18mmのアルミニューム等の導電性の金属ローラである。この金属ローラに、表層として、体積抵抗1E+6(Ω・cm)のエチレンプロピレンジエンの3元共重合体(EPDM)等のソリッドゴム材が、1mm厚で巻きつけられている。端部612は、同じソリッドゴム材が、0.5mm厚で巻きつけられている。駆動ローラ61の端部612は、駆動ローラ61の芯金613に対し自由に回転可能に構成され、ガイド部8に対し従動であるため、駆動ローラ61の中央部分611と、端部612とで、転写ベルト5の搬送性に差は生じない構成となっている。芯金613は、図示しないが、アースに接続される。
2次転写ローラ7は、図示しない離接機構により、転写ベルト5に対して離接可能に構成されており、転写ベルト5上に多色トナー像が形成される際には、転写ベルトから離間される。また、転写ベルト5上に積層状態でカラートナー画像が形成された後には、当接されるように制御されている。
この構成により、2次転写ローラ7の芯金71の端部に、図示しない電源から2次転写バイアスを印加すると、2次転写ローラ7の導電性スポンジ層を通じて、2次転写ローラ7の幅h2方向全域に亘って転写バイアスが印加される。この結果、ガイド部8が設けられた転写ベルト5の表面領域Gを含む転写ベルト5上の幅H方向全域に亘って担持したトナー像は、転写材である被記録用紙P側に転写される。
以上の構成による本実施形態によれば、ガイド部8は、導電性材料で形成し、ガイド部8が設けられた転写ベルト5の表面領域においても、トナー画像が転写可能となるように、1次転写ローラ62、および2次転写ローラ7に転写バイアスを印加するように構成している。従って、ガイド部8が設けられた転写ベルト5の表面部分も、トナー画像が転写可能な領域、即ち、画像形成領域として機能するので、画像形成領域を狭めることなく、転写ベルト5の幅を狭めることができる。この結果、この種画像形成装置の小型化を図ることができる。また、その構成は、ガイド部8の材質を変更するのみでよく、極めて簡単である。
本発明者等の実験結果によると、転写ベルト5の表面抵抗(ρSb)は、上述した値が望ましいが、1E+7〜13(Ω/□)であれば汎用の高圧回路で使用される電圧領域で転写可能である。また、体積抵抗(ρVb)は、部材の厚みで変わるので、ρVbと、厚みtb(cm)の積(ρVb×tb)で表すと、1E+4〜11(Ω・cm)であれば汎用の高圧回路で使用される電圧領域で転写可能である。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
例えば、上述した実施形態では、複写機を例に挙げて説明したが、本発明は、例えばファクシミリ装置や、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファクシミリ機能等の各種機能を兼ね備えた複合機等に対しても適用可能である。
また、上述した実施形態においては、ドラム状の感光体11を使用しているが、感光体11の形状には限定はなく、上述したドラム状以外の公知の形状を用いることができる。例えば、シート状、ベルト状、ウェブ状等の形状が挙げられる。
また、上述した実施形態においては、4サイクル方式のカラー画像形成装置に適用した場合について詳述したが、例えば、タンデム方式等の転写ベルトの裏面にガイド部を設けるようにした画像形成装置にも適用可能である。
また、上述した実施形態においては、蛇行防止用のガイド部8は、転写ベルト5の裏面の両側に設けたが、転写ベルト5の裏面の何れか一方としても良いのは、勿論である。
本発明の活用例としては、感光体に担持されたトナー像を、被記録用紙に転写するのに、ベルト張架手段に張架される無端状の転写ベルトを用いた転写装置を備えた画像形成装置が挙げられる。
本発明の実施形態に係る転写装置を用いた4サイクル方式のフルカラーの画像形成装置の概略構成を示す概略構成図である。 図1に示す転写装置の1次転写部分の長手方向の概略構成を示す構成図である。 図1に示す転写装置のテンションローラ部分の長手方向の概略構成を示す構成図である。 図1に示す転写装置の2次転写部分の長手方向の概略構成を示す構成図である。 図1に示す転写装置のガイドローラ部分の長手方向の概略構成を示す構成図である。 図1に示す転写装置の1次転写部分の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
5…転写ベルト、6…ベルト張架手段、7…2次転写ローラ、8…ガイド部、15…転写装置、61…駆動ローラ、62…1次転写ローラ、612,622…端部、G…表面領域

Claims (1)

  1. 像担持体に形成されたトナー画像が転写される無端状の転写ベルトと、前記転写ベルトの裏面の幅方向の縁部に設けられた蛇行防止用のガイド部と、前記転写ベルトを張架駆動するための駆動ローラ、および前記転写ベルトに1次転写バイアスを印加する1次転写ローラを含む複数のローラからなるベルト張架手段と、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラとを有する転写装置を備えた画像形成装置において、
    前記ガイド部は導電性材料で形成されており、前記ガイド部が設けられた転写ベルトの表面領域に、前記トナー画像が転写可能となるように、前記1次転写ローラ、および前記2次転写ローラに転写バイアスを印加することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016102931A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 中間転写装置、画像形成装置、中間転写ベルト
JP2017032710A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 中間転写ユニット及びそれを備えた画像形成装置

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