JP2006231752A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーバやホストコンピュータを使用することなく、複数の画像形成装置の制御プログラムを最新のものへ更新する。
【解決手段】 装置の種別と制御プログラムのバージョンを識別する手段を持つ画像形成装置がネットワーク経由で接続されている環境において、装置同士が通信し、制御プログラムの更新を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタなどの装置に含まれる制御プログラムの更新に関し、特に画像形成装置に係る。
従来から、プリンタなどの装置において、装置を制御するソフトウェアを更新することは行なわれている。更新はコンピュータや外部記憶デバイスに記憶されたソフトウェアを、ネットワークなどを経由して、装置に送り込むことで行なわれる(図7)。
また、制御プログラムを更新する間は、装置の通常動作を停止する必要があるため、装置が使用されている時間帯における装置の停止時間を短くするために、サーバなどのコンピュータに制御プログラムを置いておき、夜間に更新作業を行う方法が提案されている(図8)。また、特許文献1という別の技術が存在する。
特開2000−343794号公報
しかしながら、前記の方法では、サーバなどのコンピュータを別途用意する必要があり、システム全体のコストが大きくなってしまう問題があった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、サーバなどのコンピュータを用意することなく、複数の画像形成装置の制御プログラムを更新することの出来る画像形成装置を提供することを目的とする。
そして、本発明は、ネットワーク上で同一の制御プログラムを有する装置を選別し、さらにそれらの装置のうち、最新の制御プログラムを持つ装置と通信し、その制御プログラムをもって、自らの制御プログラムを更新することを特徴とする画像形成装置である。
本発明に係る画像形成装置は、次のように構成したものである。
(1)本発明における画像形成装置は、ネットワークを経由して通信を行う通信手段と、前記通信手段を用いて前記制御プログラムを取得する取得手段と、前記通信手段を用いて前記制御プログラムを受け渡す受け渡し手段と、前記制御プログラムを起動する起動手段と、前記起動手段を格納するための第一の記憶手段と、前記制御プログラムを格納するための第二の記憶手段と、前記制御プログラムの種類を識別する第一の識別手段と、前記制御プログラムのバージョンを識別する第二の識別手段と、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段ならびに前記第二の識別手段を取得する取得手段と、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段ならびに前記第二の識別手段を受け渡す受け渡し手段と、現在の時刻を取得する計時手段を備えるようにした。
(2)上記(1)の構成において、更新手段は、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段による識別結果が同一である装置を選別する手段とした。
(3)上記(1)の構成において、更新手段は、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段による識別結果が同一である装置の中で、前記第二の識別手段による識別結果が自己のものを含め最新である装置の制御プログラムを取得する手段とした。
(4)上記(1)の構成において、更新手段は、前記最新の制御プログラムが正しく取得できたことを確認する手段とした。
(5)上記(1)の構成において、更新手段は、自らの制御プログラムを、前記取得した最新の制御プログラムで置き換える手段とした。
(6)上記(1)の構成において、更新手段のうち、制御プログラムの置き換え処理を、前記計時手段を用いて前記入力手段により指定された時間に行う手段とした。
本発明によれば、サーバなどのコンピュータを用意することなく、複数の画像形成装置の制御プログラムを更新することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
リーダ部1は原稿の画像を読み取り、その原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2および画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部7、PDLの一種であるLIPSのフォーマッタ部8、同じくPDLの一種であるポストスクリプトのフォーマッタ部9、コア部10などからなる。また、フォーマッタ部8、9は受信コードデータを画像データに展開する展開手段となっている。
ファクシミリ部4は電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸張し、伸張された画像データをコア部10へ転送し、またコア部10から転送された画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信する。ファイル部5には光磁気ディスクドライブユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部10から転送された画像データを圧縮し、その画像データを検索するためのキーワードと共に光磁気ディスクドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶させる。また、このファイル部5はコア部10を介して転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸張し、伸張された画像データをコア部10へ転送する。
ネットワークインターフェイス部7は、ホスト装置であるパーソナルコンピュータまたはワークステーション(以下PC/WSと記す)11とコア部10の間のインターフェイスである。また、このネットワークインターフェイス部7は、同様にネットワーク接続されている他のデジタル複写機13と、コア部10間のインターフェイスにもなっている。そして、本実施例に関わる他のデジタル複写機のハードディスクから原稿画像等を読み出す場合、このネットワークインターフェイス部7を介して行う。
12はネットワークサーバーであり、ネットワーク制御の中枢である。フォーマッタ部8、9はPC/WS11から転送されたPDLデータをプリンタ部2で記録可能な画像データに展開する。コア部10については後述するが、このコア部10はリーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部7、フォーマッタ部8、9のそれぞれの間のデータの流れを制御する。
図2は上記構成の画像形成装置の内部構成を示す断面図であり、100はデジタル複写機の装置本体、189は循環式自動原稿送り装置(RDF)である。図1におけるリーダ部1は、図2の101〜109の本体上部の部分、プリンタ部2は図2の110〜163の本体内部の部分に対応する。
図2において、101は原稿載置台としてのプラテンガラス、102はスキャナで、原稿照明ランプ103、走査ミラー104などで構成されている。そして、不図示のモータによりスキャナ102が所定方向に往復走査されることで、原稿の反射光107が走査ミラー104〜106を介し、レンズ108を透過してイメージセンサであるCCD109に結像する。
120はレーザ、ポリゴンスキャナ党で構成された露光制御部で、CCDイメージセンサ109で電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体ドラム110に照射する。
感光体ドラム110の周りには、1次帯電器112、現像器121、転写帯電器118、クリーニング装置116、前露光ランプ114が装備されている。そして、画像形成部126において、感光体ドラム110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム110上に形成された静電潜像は、現像器121により現像されて、トナー像として可視化される。
一方、上段カセット131あるいは下段カセット132からピックアップローラ133、134により給紙された転写紙は、給紙ローラ135、136により本体内上部に送られ、レジストローラ137により転写ベルトに給送され、上記可視化されたトナー像が転写帯電器118によりこの転写紙に転写される。転写後の感光体ドラム110は、クリーニング装置116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電化が消去される。
上記転写後の転写紙は、転写ベルト130から分離され、定着前帯電器139、140によりトナー像が再帯電され、定着器141に送られて加圧、加熱により定着され、排出ローラ142により本体100の外に排出される。
119はレジストローラ137から送られた転写紙を転写ベルト130に吸着させる吸着前帯電器であり、転写ベルト130の回転に用いられると同時にこの吸着前帯電器119と対になって転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラ(図示せず)が設けられている。
本体100には、例えば4000枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備されている。このデッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。また、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し153が装備されている。
さらに、図2において、154は排紙フラッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、157は両面記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これを図の左方向に倒すことにより、転写紙を反転パス155を介さずに直接下搬送パス158に導くことができる。
159は経路160を通じて転写紙を感光体ドラム110側に給紙する給紙ローラである。161は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、多重フラッパ157を右に倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155を介した後、多重フラッパ157を左に倒し、搬送パス158を介して、裏返した状態で再給紙トレイ156に格納する。また多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、多重フラッパ157を左に倒し、複写済みの転写紙を搬送パス158を介した後、再給紙トレイ156に格納する。この再給紙トレイ156に格納された転写紙は、下から1枚ずつ給紙ローラ159により経路160を介して本体100のレジストローラ137に導かれる。
本体100から転写紙を反転して排出(裏面排紙)する場合には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送りローラ162a側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙を裏返して機外へ排出する。
図3はリーダ部1の構成を示すブロック図である。CCD209から出力された画像データは、A/D・SH部210でアナログ/デジタル変換が行われるとともに、シェーディング補正が行われる。このA/D・SH部210によって処理された画像データは、画像処理部211を介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェイス(I/F)部213を介して画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
CPU214は、図2の本体100の操作部500で設定された設定内容に応じて画像処理部211およびインターフェイス部213を制御する。例えば、操作部500でトリミング処理を行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、画像処理部211でトリミング処理を行わせてプリンタ部2へ転送させる。また、操作部500でファクシミリ送信モードが設定されている場合は、インターフェイス部213から画像データと設定されたモードに応じた制御コマンドをコア部10へ転送させる。このようなCPU214の制御プログラムはメモリ216に記憶されており、CPU214はメモリ216を参照しながら制御を行う。また、メモリ216はCPU214の作業領域としても使われる。
図4はコア部10の構成を示すブロック図である。リーダ部1からの画像データはデータ処理部321へ転送され、リーダ部1からの制御コマンドはCPU323へ転送される。データ処理部321は画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部321へ転送された画像データは、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インターフェイス部320を介してファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。
また、ネットワークインターフェイス部7を介して入力された画像をあらわすコードデータは、データ処理部321に転送され、そのPDLがLIPSであるのかあるいはポストスクリプトであるのかが判定され、しかるべきフォーマッタ部8または9へ転送されて画像データに展開される。この画像データはデータ処理部321に転送された後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。
ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理部321へ転送された後、プリンタ部2やファイル部5、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。また、ファイル部5からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシミリ部4、ネットワークインターフェイス部7へ転送される。
CPU323はメモリ324に記憶されている制御プログラム、およびリーダ部1から転送された制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メモリ324はCPU323の作業領域としても使われる。ネットワークインターフェイス部7にはMIB(Management Information Base)と呼ばれるデータベースが構築されており、SNMPプロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと通信することで、プリンタ部2の管理が可能になっている。
また、パーソナルボックスプリントにおいて、例えばTCP/IPプロトコルで他のデジタル複写機のネットワークインターフェイス部7と通信し、他のデジタル複写機のコア部10を通じ、他のデジタル複写機のリーダ部1の画像処理部211内における図5の画像記憶部255のハードディスク257内のパーソナルボックスにある原稿を読み出し、他の複写機のコア部10、ネットワークインターフェイス部7を介して、原稿画像をTCP/IPプロトコルで受け取る。
上記他のデジタル複写機から受け取った原稿画像は、ネットワークインターフェイス部7から受け取り、コア部10、リーダ部1を経由してプリンタ部2に転送し、プリントアウトする。
このように、コア部10を中心に原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能となっている。
図5は画像処理部211の詳細構成を示すブロック図である。
A/D・SH部210によってA/D変換され、シェーディング補正された画像は、Blackの輝度のデータとして入力され、log変換部250に送られる。log変換部250では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUTが格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。
その後、濃度データは2値化部251へ送られる。2値化部251では、多値の濃度データが2値化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。この2値化された8bitの画像データは、「0」あるいは「1」の1bitの画像データに変換されるので、メモリに格納する画像データ量は小さくなる。
しかし、上記のように画像を2値化すると、画像の階調数は256階調から2階調になるため、写真画像のような中間調の多い画像データは2値化によって一般に画像の劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間調表現をする必要がある。例えば、2値のデータで擬似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を行う。この方法は、ある画像の濃度があるしきい値より大きい場合は「255」の濃度データであるとし、あるしきい値以下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信号として、周りの画素に配分する方法である。誤差の配分は、あらかじめ用意されているマトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、周りの画素に加算することによって行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に2値で表現することができる。
上記2値化された画像データは、制御部252に送られる。また、コンピュータからのPDLを展開したビットマップ画像データは、コア部10から入力され、このデータは既にコア部10の前段のLIPSフォーマッタ部8あるいはPSフォーマッタ部9で2値画像データとして展開されているので、そのまま制御部252に送られる。
制御部252では、本体100からの指令により、RDF、プラテンガラス上から読み取った原稿で、A/D・SH部210を経由した画像や、インターフェイス部213からのPDLを展開したビットマップの画像を画像記憶部255に格納したり、画像記憶部255から画像データを順次読み出して出力する。
画像記憶部255は、SCSIコントローラ256とハードディスク(メモリ)257を有し、SCSIコントローラ256からの指令に従い、ハードディスク257に画像データを書き込む。そして、ハードディスク257に格納された複数の画像データは、操作部500で指定された編集モードに応じた順序でプリントされる。例えば、先頭ページから送られてくるPDL画像を逆順プリント、かつ電子ソートする場合、ホスト装置から送られてくる全てのページのPDLのビットマップ画像を一旦ハードディスク257に格納した後、最終ページから最初のページに向かって順にハードディスク257から画像を読み込み、プリントする。そして、この動作をホスト装置から要求された部数分繰り返し、電子ソートを実現する。
また、画像記憶部255から呼び出された画像データ及び画像記憶部255に格納しない画像データは、平滑化部253に送られる。平滑化部253では、まず1bitのデータを8bitのデータに変換し、画像データの信号を「0」または「255」の状態にする。
変換された画像データは、あらかじめ決められたマトリクス上の係数と、近傍画素の濃度値をそれぞれ乗算したものの総和で得られる、重みづけされた平均値に置き換えられる。これによって、2値のデータは近傍の画素における濃度値に応じて多値のデータに変換され、読み取られた画像により近い画質が再現できる。この平滑化された画像データは、γ補正部254に入力される。γ補正部254では、濃度データを出力する際にプリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部500で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。この結果、処理された画像はプリンタ部2へ転送され、プリント出力が実行される。
図6は操作部500の液晶表示パネルの基本画面を示す説明図である。
この画面はタッチパネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を触れることにより、その機能が実行される。
拡張機能キー501は機能を拡張するためのものであり、このキー501を押すことによって、ページ連写、両面複写、多重複写、移動、とじ代の設定、枠消し等の設定モードに入る。画像モードキー502を押すと、複写画像に対して網掛け、影付け、トリミング、マスキングを行うための設定モードに入る。ユーザモードキー503は、ユーザ使用環境の設定、例えばブザーON、OFFの設定、カセットオート選択のON/OFFの設定、自動濃度調整方式の設定等を行うためのものである。応用ズームキー504を押すと、原稿のX方向、Y方向を独立に変倍するモード、原稿サイズと複写サイズから変倍率を計算するズームプログラムのモードに入る。
M1キー505、M2キー506、M3キー507は、それぞれに登録されたモードメモリを呼び出す際に押すキーである。登録キー508は、それぞれのモードメモリに現在のコピーモードを登録する場合に押すキーである。
オプションキー509は、フィルムから直接複写するためのフィルムプロジェクタ等のオプション機能の設定を行うキーである。さらに、お好みキーの設定を行う場合にもこのキー509を押す。
ソータキー510は、メカソータを使用するか、電子ソータを使用するかの設定、ソータのソート、グループ等のモード設定を行うキーである。原稿混載キー511は、原稿フィーダにA4サイズとA3サイズ、あるいはB5サイズとB4サイズの原稿を一緒にセットする際に押すキーである。
等倍キー512は、複写倍率を100%にする際に押すキーである。縮小キー514、拡大キー515は、定型の縮小、拡大を行う際に押すキーである。ズームキー516は、倍率を例えば25〜800%の間で設定するためのキーである。用紙選択キー513は、複写用紙の選択を行う際に押すキーである。濃度キー518、520は、キー518を押す毎に濃く複写され、キー520を押す毎に薄く複写される。濃度表示部517は、濃度キー518、520を押すと表示が左右に変化する。AEキー519は、新聞のように地肌の濃い原稿を自動濃度調整複写するときに押すキーである。
HiFiキー521は、写真原稿のように中間調の濃度が多い原稿の複写の際に押すキーである。文字強調キー522は、文字原稿の複写で文字を際立たせたい場合に押すキーである。
ガイドキー523は、あるキーの機能がわからないときに押すキーであり、そのキーの説明が表示される。
コピーキー524は、複写動作を行う場合に押すキーであり、このキー524が押されたときに、図6に示す基本画面が表示される。
ファックスキー525は、ファックスを行うときに押すキーである。ファイルキー526はファイルデータを出力したいときに押すキーである。プリンタキー527は、プリントの濃度を変更したり、リモートのホスト装置からのPDL画像のプリント出力結果を参照したい場合に押すキーである。
フォーム登録キー540は、RDFにセットされた原稿をフォーム画像としてハードディスク257のフォーム領域に記憶する場合に押すキーである。
フォーム合成キー541は、ハードディスク257のフォーム領域に記憶された複数のフォーム画像を選択し、RDFにセットされた原稿とOR合成をとり、プリントする場合に押すキーである。
図7は、本発明が改善しようとする現在のシステム構成を示すものである。
ネットワーク701に画像形成装置であるプリンタ702、703、704が接続されている。702、703、704は、コンピュータ705と接続され、制御プログラムの更新を行う。同じ種類の装置であっても、別々に更新作業を行う必要があるため、コンピュータが一台の場合は三度作業を行う必要があり、一度で作業するためにはコンピュータが三台と作業者が三名必要になるため、更新作業にかかる時間やコストが大きいという問題があった。
これを解決するために、図8に示すような構成が提案されている。ネットワーク701に画像形成装置であるプリンタ802、803、804が接続されている。サーバ805に制御プログラムが格納してあり、夜間に一括で制御プログラムの更新を行うため、更新作業が通常の動作に与える影響は殆ど無くなった。しかしながら、サーバ805の設置や運用は手間がかかるため、トータルのコストはそれほど下げられていないという問題が残っている。
図9は図7や図8の構成における問題を解決するために、本発明で提案するシステム構成を示したものである。ネットワーク701に画像形成装置であるプリンタ902、903、904が接続されている。まず、コンピュータ705を用いてプリンタ902の制御プログラムを更新する。プリンタ903、904は、深夜に本発明で提案する更新手段を用いて、自らの制御プログラムを更新する。
以下、図面ではステップをSと示す。
図10は本発明におけるソフトウェア更新方法を有する装置の起動時の動作を示したものである。装置の電源スイッチが投入され、通電すると、ステップ1001に制御が遷移する。ステップ1001ではメモリ216に格納されている起動手段を実行する。ステップ1002では起動手段によりHDD257に格納されている制御プログラムをメモリ216に複製してステップ1003へ遷移する。ステップ1003ではメモリ216上の制御プログラムを実行して、起動手段の動作を終了する。
図11は図10におけるステップ1002およびステップ1003について、より詳細に説明したものである。ステップ1101では、HDD257に制御プログラム(/system/system)が存在するかどうかを確認し、存在する場合はステップ1102へ遷移し、存在しない場合はステップ1103へ遷移する。ステップ1102ではHDD257の制御プログラムをメモリ216へ複製し、ステップ1104へ遷移する。ステップ1104ではメモリ216へ複製した制御プログラムを実行して処理を終了する。
図12は本発明におけるソフトウェア更新方法の第一の実施例の概略手順を示したものである。まずステップ1201において、ネットワーク上に接続されたあらゆる装置の中から、自分と同じ制御プログラムのIDを持ち、かつ最新の制御プログラムを有する装置を検索する。次にステップ1202において、ステップ1201で検索した結果が0であれば処理を終了し、0で無い場合は、ステップ1203へ遷移する。ステップ1203では、ステップ1201で検索した結果の装置と通信し、制御プログラムを取得する。次のステップ1204では取得した制御プログラムを更新し、処理を終了する。
図13は図12におけるステップ1201および1202で示した処理について、より詳細に説明したものである。ステップ1301では制御プログラムの種類を示すID(以下モデルIDと表記)を要求する信号をネットワーク全体に送信する。ステップ1302では、返信のあったアドレスをリストL1に格納する。ステップ1303により、一定時間経つまでステップ1302が繰り返され、一定時間経過した後、ステップ1304へ遷移する。ステップ1304ではリストL1の各要素が変数nに代入され、ステップ1305、1306、1307が繰り返される。ステップ1305では、アドレスnに対してモデルIDを要求する。ステップ1306では返信されたIDが自分のIDと一致した場合はステップ1307へ遷移し、一致しなかった場合は次のループを実行するためにステップ1307をスキップする。ステップ1307ではアドレスnをリストL2に格納する。ループ処理が終了するとステップ1308へ遷移する。ステップ1308では、変数nvに自分の制御プログラムのバージョン番号を代入する。ステップ1309では、リストL2の各要素が変数mに代入され、ステップ1310、1311、1312、1313が繰り返される。ステップ1310ではアドレスmに対してバージョンを要求する。ステップ1311では返信されたバージョンを変数vに格納する。ステップ1312では変数nvと変数vを比較し、nvよりvが新しい場合は、ステップ1313へ遷移し、nvよりvが古いまたは等しい場合は、次のループを実行するためにステップ1313をスキップする。ステップ1313では変数nvへvを代入し、変数nmへmを代入する。ステップ1314ではnvが自分のバージョンより新しいかどうかをチェックし、新しい場合はステップ1401へ遷移し、新しくない場合は終了する。
図14は図12におけるステップ1203で示した処理について、より詳細に説明したものである。ステップ1401ではアドレスnmに接続する。ステップ1402では接続先へ接続先が保持する制御プログラムのチェックサムを要求する。ステップ1403では受信したチェックサムをHDD257の/system/chksumへ格納する。ステップ1404では接続先へ接続先が保持する制御プログラムを要求する。ステップ1405では受信した制御プログラムをHDD257の/system/newsysへ格納する。ステップ1406ではステップ1405で格納した/system/newsysのチェックサムを算出する。ステップ1407ではステップ1406で算出したチェックサムとステップ1403で格納した/system/chksumを比較し、一致した場合はステップ1501へ遷移し、一致しなかった場合は、ステップ1402へ遷移する。
図15は図12におけるステップ1204で示した処理について、より詳細に説明したものである。ステップ1501ではHDD257に格納されている制御プログラムの名称を/system/systemから/system/oldsysに変更する。ステップ1502ではステップ1405で格納した/system/newsysの名称を/system/systemに変更する。ステップ1503では装置の再起動を行い処理を終了する。
[実施例2]
図16は本発明におけるソフトウェア更新方法の第二の実施例の概略手順を示したものである。
本発明におけるソフトウェア更新方法を有する装置のシステム構成および本発明におけるソフトウェア更新方法を有する装置の起動時の動作は実施例1と同様である。
まずステップ1601において、ネットワーク上に接続されたあらゆる装置の中から、自分と同じ制御プログラムのIDを持ち、かつ最新の制御プログラムを有する装置を検索する。次にステップ1602において、ステップ1601で検索した結果が0であれば処理を終了し、0で無い場合は、ステップ1603へ遷移する。ステップ1603では、ステップ1601で検索した結果の装置と通信し、制御プログラムを取得し、処理を終了する。
ステップ1601で行なわれる処理の詳細は図13と同様である。
ステップ1603で行なわれる処理の詳細は図14と同様である。
図16の手順では実施例1と比較して、制御プログラムの更新を行わない。制御プログラムの更新は使用者により指定された時間に行う。図17は制御プログラムの更新処理を示したものである。ステップ1701では使用者により指定された時間になったかどうかを判断し、なっている場合はステップ1702へ遷移し、なっていない場合は処理を終了する。ステップ1702ではHDD257に/system/newsysが存在するかどうかを判断し、存在する場合はステップ1703へ遷移し、存在しない場合は処理を終了する。ステップ1703では制御プログラムの更新処理を行う。
ステップ1703で行なわれる処理の詳細は図15と同様である。
図18は使用者に更新処理を行うべき時刻を入力させるために操作部500に表示する内容を示している。1701は表示ウィンドウである。1802は時刻入力エリアであり、使用者が操作部500を使用して入力した時刻が表示される。1803は設定ボタンであり、使用者がこのボタンを押すことで1802に表示されている時刻が設定される。1804はキャンセルボタンであり、使用者の時刻設定作業を中断する。
本発明の実施例による画像形成装置の構成を示すブロック図 実施例の画像形成装置の内部構造を示す断面図 リーダ部の構成を示すブロック図 コア部の構成を示すブロック図 画像処理部の構成を示すブロック図 操作部の液晶表示パネルの基本画面を示す説明図 本発明が改善しようとするシステム構成を示す図 図7のシステム構成の改善例のひとつを示す図 本発明で提案するシステム構成を示す図 実施例の画像形成装置の起動時の動作を示すフローチャート 起動時の動作の詳細を示すフローチャート 実施例1におけるソフトウェア更新方法の概略を示すフローチャート 実施例1におけるソフトウェア更新方法の詳細を示すフローチャート 実施例1におけるソフトウェア更新方法の詳細を示すフローチャート 実施例1におけるソフトウェア更新方法の詳細を示すフローチャート 実施例2におけるソフトウェア更新方法の概略を示すフローチャート 実施例2におけるソフトウェア更新方法の詳細を示すフローチャート 実施例2における時刻設定画面を示す図
符号の説明
1 リーダ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
4 ファクシミリ部
5 ファイル部
6 光磁気ディスク・ドライブユニット
7 ネットワークインターフェイス部
8 LIPSフォーマッタ部
9 PSフォーマッタ部
10 コア部
11 PC/WS
12 ネットワークサーバー
13 デジタル複写機

Claims (6)

  1. ネットワークを経由して通信を行う通信手段と、前記通信手段を用いて前記制御プログラムを取得する取得手段と、前記通信手段を用いて前記制御プログラムを受け渡す受け渡し手段と、前記制御プログラムを起動する起動手段と、前記起動手段を格納するための第一の記憶手段と、前記制御プログラムを格納するための第二の記憶手段と、前記制御プログラムの種類を識別する第一の識別手段と、前記制御プログラムのバージョンを識別する第二の識別手段と、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段ならびに前記第二の識別手段を取得する取得手段と、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段ならびに前記第二の識別手段を受け渡す受け渡し手段と、現在の時刻を取得する計時手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記更新手段は、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段による識別結果が同一である装置を選別することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記更新手段は、前記通信手段を用いて前記第一の識別手段による識別結果が同一である装置の中で、前記第二の識別手段による識別結果が自己のものを含め最新である装置の制御プログラムを取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記更新手段は、前記最新の制御プログラムが正しく取得できたことを確認する手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記更新手段は、自らの制御プログラムを、前記取得した最新の制御プログラムで置き換えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記更新手段のうち、制御プログラムの置き換え処理を、前記時刻を取得する手段を用いて指定された時間に行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008173853A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2017047568A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置ネットワークシステム

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