JP2006223076A - アウターロータ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】径の拡大及び径の縮小を円滑に行うことができるアウターロータを提供する。また、作業性を向上させると共に、所望の寸法精度を得ることができるアウターロータの製造方法を提供する。
【解決手段】一方の分割コア17には、略円柱状をなす頭部25a有する係合凸部25が形成されると共に、他方の分割コア17には、前記係合凸部25と係合する係合凹部26が形成されている。これらの分割コア17相互が係合凸部25と係合凹部26とにより若干の遊びをもって結合されることにより円環状のロータコア12が構成される。これによれば、隣り合う分割コア17、17相互は相対的に滑動可能となり、ロータコア12の径の拡大及び縮小を円滑に行う。このロータコア12が位置決めされた状態で成形型30内にセットされた後、樹脂成形される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータコアの挿入孔にマグネットを挿入配設したアウターロータ、及びその製造方法に関する。
従来より、アウターロータとしては、円環状をなす珪素鋼板を複数枚積層して構成されたロータコアに界磁用マグネットが挿入され、これとフレームとが成形型内で樹脂により一体化された構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−254403号公報
しかしながら、上記した特許文献1のような構成のアウターロータを製造する場合、次のような問題点があった。
即ち、上記構成のアウターロータを製造する場合、成形型の円柱状をなすセット部の外周に、マグネットが挿入されたロータコアを嵌め込んでセットし、これとフレームとを樹脂により成形して一体化するが、成形型の円柱状をなすセット部の外径とロータコアの内径との間の隙間が小さいと、ロータコアのセット部への嵌め込みが困難になって作業性が悪くなる。逆に、前記成形型のセット部の外径とロータコアの内径との間の隙間を大きくすると、成形時にロータコアが成形型内にてがたついて寸法精度がでない問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その第一の目的は、ロータコアの径の拡大及び径の縮小を円滑に行うことができるアウターロータを提供することにあり、第二の目的は、作業性を向上させると共に、所望の寸法精度を得ることができるアウターロータの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、円環状をなすロータコアの挿入孔にマグネットを挿入配設したアウターロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に複数に分割された分割コアにより構成され、分割面が対応する一方の分割コアに係合凸部が形成されると共に、他方の分割コアに前記係合凸部と係合する係合凹部が形成され、これら係合凸部及び係合部凹部の少なくとも一方の一部に曲面が形成されており、
分割コアの係合凸部を対応する係合凹部に係合させて全体として円環状に連結した状態で、径が拡大されたときには、係合凸部と係合凹部とに互いに抜止め状態に当接する当接部が形成されると共に係合凸部の先端部側と係合凹部の奥部側との間及び対応する分割面間に夫々空隙が形成され、径が縮小されたときには、対応する分割面の少なくとも内周側が当接するように構成されていることを特徴としている。
この構成によれば、分割コアを円環状に連結することにより形成されたロータコアの径を拡げる場合、前記係合凸部及び前記係合部凹部の少なくとも一方の一部に曲面が形成されているため、係合凸部と係合凹部とが互いに抜止め状態に当接した状態で隣り合う分割コア相互は相対的に滑動可能となるので、ロータコアの径の拡大を円滑に行うことができる。ロータコアの径を狭める場合も同様である。
これにより、成形型へのロータコアのセットが容易になり、作業性を向上できる。また、成形型においてロータコアは径を縮小され、対応する分割面の少なくとも内周側が当接するので、所望のロータコアの寸法精度を得ることができると同時に、磁気的損失を極力少なくすることができる。
以上のように、本発明のアウターロータによれば、ロータコアの径の拡大及び径の縮小を円滑に行うことができる効果を得られる。また、本発明のアウターロータの製造方法によれば、作業性を向上させると共に、所望の寸法精度を得ることができる効果を得られる。
<第1実施例>
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図11を参照して説明する。
まず、図2おいて本発明に係るアウターロータを装着したモータたるブラシレスモータの構成について説明する。図2には、ブラシレスモータの一部を破断した破断斜視図が示されている。このブラシレスモータは、例えば脱水兼用洗濯機において、洗い時に撹拌体を、脱水時に撹拌体及び回転槽を一体に回転駆動するための駆動用モータに用いられるものである。
図2において、ステータ1は、多数個のティース2を放射状に有するステータコア3と、このステータコア3を覆うように成形により設けられた樹脂4と、各ティース2に巻回されたステータコイル5とから構成されている。ステータコア3は、複数枚の円環状の珪素鋼板を積層して構成されている。このステータ1には、これを脱水兼用洗濯機の所定部位に取り付けるための取付部6が設けられている。
これに対して、アウターロータ10は、円形容器状をなす磁性体製、例えば鉄板製のフレーム11と、このフレーム11の外周部たる環状壁11aの内周部に配置された円環状をなすロータコア12と、このロータコア12の内周側に設けられた多数個の挿入孔13に挿入された多数個の後述するマグネット14’と、これらロータコア12及びマグネット14’をフレーム11に一体化するように成形により設けられたモールド用の樹脂15とから構成されていて、ロータコア12の内周面が上記ステータコア3の各ティース2の先端部に対して所定の隙間を介して対向するように配置される。この場合、アウターロータ10の中心部には、図示しない回転軸が挿通固定される軸支持体16が配置される。
また、図2に示すように、ロータコア12、及びマグネット14’の軸方向端面(図2において上端面)には、樹脂15で覆われていない、多数個の円形状の露出部15a、15b、15c(後述する支持部37a、37b、37cにより支持される部分)が略円環状に設けられている(図11参照)。
次に、このような構成のアウターロータ10を製造する方法について説明する。図3はロータコア12の概略平面図、図4はロータコア12の拡大斜視図、図5は図4の矢印α方向から見たロータコア12の拡大図を示す。
まず、前記ロータコア12は図3の概略平面図に示すように周方向に分割された複数個、例えば6個の分割コア17により構成されている。各分割コア17は、図4に示すように、それぞれ珪素鋼板18が積層されて構成されており、この珪素鋼板18はヨーク部19と磁極部20を有し、該ヨーク部19と磁極部20との間には矩形状の挿入孔13(13a、13b)が形成されている。また、積層される珪素鋼板18のうち、最初(図4中、最下段)と最後(図4中、最上段)の珪素鋼板18aと18bとには、前記ヨーク部19と磁極部20とを繋ぐが如きブリッジ部21が形成されている。また前記最初の珪素鋼板18aは、他の挿入孔13aよりも幅狭な部分を有する挿入孔13bが形成され、以ってストッパ部22が形成されている(図5、図8及び図11参照、なお説明の便宜上、図11では最上段に位置する)。
分割面23、23が対応する隣接した分割コア17、17のうちの一方の分割コア17には、樹脂収容部24が形成されていると共に、略円柱状をなす頭部25a及びこの頭部25aとヨーク部19とを繋ぐが如く頭部25aの径より幅狭な突出基部25bが形成され、頭部25aと突出基部25bとが一体となって係合凸部25を構成している(図1(a)参照)。
他方の分割コア17には、前記頭部25aより曲率が小さく、したがって頭部25aより径大な略円柱状の曲面を有する穴部26a及びこの穴部26aの分割面23側近傍に突出基部25bより幅広な開放部26bが形成され、穴部26a及び開放部26bは係合凹部26を構成している。
分割コア17の係合凸部25とこれに対応する分割コア17の係合凹部26とを係合することにより全体として円環状に結合した状態において、径が拡大された場合、頭部25aの径は開放部26bの幅よりも大きく形成されている為、係合凸部25と係合凹部26とに互いに抜止め状態に当接する当接部25c、26cが形成されると共に、係合凸部25の先端部側と係合凹部26の奥部側との間及び対応する分割面23、23間に夫々空隙23aが形成されるようになっている。
尚、分割コア17は珪素鋼板18を所定枚数積層し、かしめ部27にてかしめることにより形成される。そして、前述したように、分割コア17をこの場合6個用意し、隣り合った分割コア17、17同士を、隣り合った係合凸部25と係合凹部26とを係合することにより連結する(図3及び図4参照)。
このようにして6個の分割コア17を環状に連結し、挿入孔13に対し図4の矢印β方向から、マグネット用磁性体14(着磁前)が挿入されることにより、ロータコア12を構成する。この状態でロータコア12は、成形時において、成形時の樹脂の温度と同等になるように、高周波加熱により予熱される。この成形に用いる成形型30は、中間型31と、この中間型31が収納配置される成形上型32及び成形下型33とから構成されている(図8参照)。中間型31は、図6に示すように、大径部35aとその上部の小径部35bとからなるセット部35を有する。このセット部35の中央には軸支持体16用の中央セット部34が構成され、大径部35aの上部の外周には、テーパ部35cが形成されている。他方、セット部35の外周側の下方には底部36が構成され、この底部36には、後述する複数の小円柱状の支持部37a、37b、37cが形成され、底部36の外周には、支持部37a、37b、37cよりも高い位置まで底部36を囲うように設けられた外周成形部38が形成されている。
このように構成された中間型31に対し、予熱されたロータコア12、フレーム11、並びに軸支持体16が図6の矢印γ方向にセットされる。
まず、ロータコア12は、前述のように円環状に位置決めされた状態を保つよう径方向に広げるように保持されたまま、中間型31に搬送されて、セットされる。この時、マグネット用磁性体14は、ロータコア12のストッパ部22により鉛直方向に下方から支持されているので、ロータコア12より抜け落ちることは無い。
他方、係合凸部25と係合凹部26とにより構成される結合部39は、頭部25aが穴部26aよりも曲率が大きく且つ突出基部25bより幅広な開放部26bを有する為、若干の遊びをもって結合するよう構成されている。しかしながら、ロータコア12の結合部39においては、ロータコア12全体を径方向に広げるような力が作用している為、図1(a)に示すように係合凸部25と、これに係合する係合凹部26との間で周方向に引張力が働く。
ここで、頭部25aの径は開放部26bの幅よりも大きく形成されている為、前記引張力により係合凸部25と係合凹部26と互いに抜止め状態に当接する当接部25c、26cが形成されると共に、係合凸部25の先端部側と係合凹部26の奥部側との間及び対応する分割面23間に夫々空隙23aが形成される。
このようにしてロータコア12は、径方向に広げられた状態でセット部35の外周に沿うようにして下方(図6中、矢印γ方向)へセットされる。この時、セット部35の外周とロータコア12の内周との隙間は大きくなるよう構成されている。この場合、頭部25a及び穴部26aに、曲面が形成されている為、係合凸部25と係合凹部26とが互いに抜止め状態に当接した状態で隣り合う分割コア17、17相互が相対的に滑動できるように構成されており、円環状をなすロータコア12の径方向の拡大を円滑に行うことができる。
そして、セット部35と外周成形部38の間に位置するよう、ロータコア12は、その径を縮小されるが、前述の径を拡大する場合と同様に、円滑に径を縮小することができる。径を縮小されたロータコア12は、ロータコア12はセット部35の外周と、外周成形部38の内周の間に配置されると同時に位置決めされる。
このようにして配置されたロータコア12のストッパ部22側の端面は、底部36に設けられた小円柱状の支持部37a、37b、37cにより鉛直方向に下方より支持されることにより、分割コア17に段差が生じないように位置決めされる。図7に示すように、最初の珪素鋼板18aの磁極部20、ストッパ部22、及びヨーク部19を同時に支持する支持部37aが、同一円周上に存する複数個の磁極部20等をそれぞれ支持するように、同一の円周上にそれぞれ配設されている。
また、ロータコア12の結合部39たる係合凸部25、及びこれに係合する係合凹部26を同時に支持する支持部37b(図10参照)が、同一円周上に存する複数個の結合部39をそれぞれ支持するように、同一の円周上にそれぞれ配設されている。さらに、この円周上の結合部39と結合部39の中間のヨーク部19をそれぞれ支持するように、同一の円周上に支持部37cが、前記支持部37bと支持部37bとの間にそれぞれ配設されている。
このようにして、位置決めされたロータコア12に対し、図7に示すように外周部に環状壁11aを有する鉄板製フレーム11が、ロータコア12の外周とフレーム11の環状壁11aの内周とが当接しながらセット部35側にスライドされることによりセットされる。これにより、図7に示されるようにロータコア12のストッパ部22とは反対側にフレーム11の樹脂流入孔11bが位置するように構成される。一方、軸支持体16は中間型31の中央に存する中央セット部34にセットされる。
以上のようにしてセットされた中間型31は、図8に示すように成形上型32と成形下型33との間に収納配置される。図8は、このようにしてセットされた成形型30の支持部37aにおける断面図、図10は、該成形型30の支持部37bにおける断面図を示す。
成型上型32には、中央セット部34にセットされた軸支持体16の外周側の空隙部分の上方(図8中、該空隙部分の上方)の円周上に、樹脂15を成形型30内に注入するための複数の中央ゲート32aが設けられている。また、成形上型32には、成形型30にセットされたフレーム11のロータコア12上の樹脂流入孔11bの外側(図8中、樹脂流入孔11bの上方)の円周上にも、樹脂15を成形型30内に注入するための複数のゲート32bが設けられている。
そして、中央ゲート32a、及びゲート32bから絶縁性の樹脂15が射出される。これにより樹脂15が、ロータコア12の樹脂収容部(図1(b)参照)、挿入孔13とマグネット用磁性体14との間、フレーム11とロータコア12との間、或いはフレーム11の端面11cと両型31、32との間(これにより前記軸支持体16がフレーム11と一体的に固定される。)等に流れ込む。
このように互いの部材を覆ってモールドすることにより、分割コア17同士、或いはフレーム11と軸支持体16と等がそれぞれ固定され、これによりアウターロータ10が形成される。この後、アウターロータ10は成形型30から取り出される。
図9、図11には樹脂による成形後のロータコア12を示す。尚、図11は該ロータコア12の一部を示す斜視図であり、説明の便宜上、上下方向が図9と逆になっている。
図11に示すように、ロータコア12の軸方向端面には、樹脂15で覆われていない、多数個の円形状の露出部15a、15b、15cが形成されている。これらは、前記支持部37a、37b、37cにより支持、位置決めされることにより形成されたものである。
次に、このようにして形成されたロータコア12に、着磁装置でこのロータコア12全体に強磁界を印加して、ロータコア12に挿入されたマグネット用磁性体14を着磁する。これにより、マグネット14’ (マグネット用磁性体14をマグネット14’と読み替える)が生成され、アウターロータ10が完成する。
以上のように本実施例によれば、中間型31のセット部35にロータコア12をセットする場合、ロータコア12を構成する分割コア17、17相互が結合部39を介して若干の遊びをもって結合されているため、円柱状の中間型31の円柱状のセット部35へとロータコア12との間に隙間を持たせつつ成形型にセットすることができるので、作業性を向上できる。
さらに、分割コア17を円環状に連結することにより形成されたロータコア12の径を拡げる場合、係合凸部25及び係合凹部26の頭部25a及び穴部26aに曲面が形成されているため、係合凸部25と係合凹部26とが互いに抜止め状態に当接した状態で隣り合う分割コア17、17相互は相対的に滑動可能となるので、ロータコア12の径の拡大を円滑に行うことができる。ロータコア12の径を狭める場合も同様である。これにより、成形型30へのロータコア12のセットが容易になり、作業性を向上できる。
また、周方向に隙間無く分割された分割面23を有するロータコア12は、成形型30内にて径を縮小され、対応する分割面23の内周側及び外周側、並びに係合凸部25の先端部側と係合凹部26の奥部側とが当接する。この状態で樹脂15によりモールドされるので、所望のロータコア12の寸法精度を得ることができると同時に、結合部39及び分割面23、23における磁気的損失を極力少なくすることができる。
前記分割コア17、17相互の遊びは製造上の公差の範囲にあり、且つこの遊びを設けたとしてもロータコア12の特性に悪影響を及ぼさないばかりでなく、製造方法において前記遊びが無いと、ロータコア12の内径と、中間型31のセット部35の外径とが等しい場合、セット部35の外周にロータコア12を嵌めこむことが不可能となるため遊びは必要不可欠である。
さらに本実施例によれば、セット部35の外周の上方にテーパ部35cが形成されており、セット部35の上方の径は小さくなっていることから、ロータコア12のセット部35への挿入が容易になり作業性が向上できる。
また、樹脂15による成形時に、隣り合った分割コア17、17間の結合部39近傍に設けられた樹脂収容部24に樹脂15が入り込むようになる。これにより、隣り合った分割コア17、17が強固に固定され、機械的強度をアップできると共に、隣り合った分割コア17、17間で異常音が発生することを防止できるようになる。
さらに、上記実施例において、マグネット用磁性体14が挿入されたロータコア12とフレーム11と軸支持体16とを中間型31にセットした後、成形上型32と成形下型33との間に収納配置して、樹脂15により一体成形される。この製造方法によれば、樹脂15による成形とは別の工程で、中間型31に部品をセットすることが可能となり、樹脂成形に要する時間に対し、部品セットに要する時間が大幅にかかるこの構成において、大幅な作業時間の短縮が可能となる。また、この作業時間の短縮により、成形機内における樹脂の熱劣化を低減でき、品質の安定したアウターロータ10が提供できる。
また、この種のアウターロータにおいては、所定の寸法精度が要求されるが、成形型に挿入される部品が硬く、且つ部品と成形型とが当接する箇所が多いため成形型の変型と磨耗が生じやすい。そこで本実施例のように中間型31を採用することで、成形型30のメンテナンスないし型更新が中間型31だけ行えばよいようになるため、コスト削減を図ることができ、より安価なアウターロータ10の製造が可能となる。
さらに、上記実施例において、回転軸が挿通固定される軸支持体16は、樹脂15でなく、硬質の別部材で構成することで、回転軸を支持するアウターロータ10の支持部の強度を向上させることができると共に、アウターロータ10の回転時における振れを低減させることができる。
また、ロータコア12は、円環状の珪素鋼板を積層するのではなく、6分割された珪素鋼板18を積層した分割コア17により構成されるので、材料取りが向上し、コスト低減が可能である。
また、前述のようにロータコア12は、外形方向に広げられた状態で搬送されても分割コア17の結合が外れないようになっているので、ロータコア12の搬送を容易にすることができる。前記結合部39の遊びは、頭部25a及び突出基部25bからなる係合凸部25、並びに穴部26a及び開放部26bからなる係合凹部26により構成したが、この構成において、珪素鋼板18を積層する方法を採用することで、容易に所望の寸法精度を得ることができる。
分割コア17相互が円環状に位置決めされた状態でロータコア12は、成形時において、成形時の樹脂15の温度と同等になるように、高周波加熱により予熱される。これにより、ロータコア12は均一に加熱されると共に、成形時においてロータコア12と樹脂15の温度差によって生じる樹脂15の内部応力が溜まることなく樹脂成形を行うことが可能となり、樹脂のクラック発生を抑止できる。また、高周波加熱とすることで短時間にロータコア12を加熱することができる。
さらに、上記実施例において、ロータコア12の挿入孔13bはマグネット用磁性体14と当接するストッパ部22を有し、このロータコア12が成形型30にセットされたときに、フレーム11に形成された樹脂流入孔11bがストッパ部22とは反対側に位置し、成形型30のゲートは樹脂流入孔11bより外側に位置して形成されている。これにより、樹脂15の成形圧力でマグネット用磁性体14がストッパ部22で位置決めされ、寸法精度が向上する。また、ロータコア12の搬送において、マグネット用磁性体14はストッパ部22により鉛直方向に下方から支持されるので、マグネット用磁性体14がロータコア12より抜け落ちることは無く、ロータコア12の搬送を容易にすることができる。
また、ロータコア12の軸方向端面は、支持部37a、37b、37cにより支持、位置決めされ、その他方の端面に対し、樹脂15の成形圧力が加わる。これによりロータコア12の軸方向端面が容易に位置決めできる。殊に最初の珪素鋼板18aの磁極部20、ストッパ部22、及びヨーク部19を同時に支持する支持部37aは、同一円周上に存する複数個の磁極部20等をそれぞれ支持するよう、同一の円周上にそれぞれ配設されている。これにより、強度の弱いブリッジ部21を成形圧力から保護できる。さらに、ロータコア12の結合部39たる係合凸部、及びこれに係合する係合凹部を同時に支持する支持部37b(図10参照)は、同一円周上に存する複数個の結合部39をそれぞれ支持するよう、同一の円周上にそれぞれ配設されている。これにより、強度の弱い結合部39を成形圧力から保護できると共に分割コア17間に段差が生じることを防止できる。
また、フレーム11に樹脂流入孔11bが複数設けられ、樹脂15が樹脂流入孔11bに介在するようになるため、機械的強度をアップできる。
さらに、ロータコア12の内周及び外周は、成形型30においてロータコア12の径を縮小させることで位置決めされる。これによりロータコア12を成形型30にセットすると同時にロータコア12の内周、及び外周の位置決めが可能となり、作業性が向上する。
また、外周部に環状壁11aを有する鉄板製フレーム11が、ロータコア12の外周とフレーム11の環状壁11aの内周とが当接しながらセット部35側にスライドされることによりセットされる。これにより、ロータコア12の、より確実な径方向の位置決めが可能となると共に、寸法が安定し、且つ機械的強度のあるアウターロータの製造ができる。
成型上型32には、中央セット部34にセットされた軸支持体16の外周の外側の空隙部分に注入するため中央ゲート32aと、ロータコア12上の樹脂流入孔11b上部のゲート32bとが設けられている。これにより、樹脂の成形圧力を利用してアウターロータ10を構成する各部材の位置決めを行うことができ、且つ樹脂15の成形流動長を短くすることができ、樹脂15の成形条件を向上させることができる。
さらに、上記実施例において、積層される珪素鋼板18のうち、最初と最後の珪素鋼板18aと18bとを除いて、ヨーク部19と磁極部20とを繋ぐが如きブリッジ部21は形成されていない。これにより、ヨーク部19と磁極部20との間における磁束損失が少なくすることができる。
<第2実施例>
次に、本発明の第2の実施例について、図12、図13(a)及び図13(b)を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図12は、ロータコアの拡大横断面図、図13(a)はロータコアの拡大横断面図、(b)は、樹脂成形後の拡大横断面図を示す。
分割コア17に代る分割コア50の結合部51は、第1の実施例の結合部39とは、以下の点について相違する。即ち、図12に示すように、第1の実施例の係合凹部26の係合凸部25の突出基部25bと対応する開放部26bの円弧状部分(斜線で示す)をカットして、結合部51に分割面23に向って拡開する如きテーパ状の開放部52が形成されている。
このような構成によれば、開放部52を設けることで開口部が大きくなると共に空隙53も大きくなる。よって、分割コア50間の遊びが大きくなり、係合凸部25と係合凹部26とが互いに抜止め状態に当接した状態で隣り合う分割コア50相互はさらに相対的に滑動可能となるので、ロータコア12の径の拡大及び縮小をより円滑に行うことができる。したがって、成形型へのロータコア12のセットがさらに容易になり、より作業性を向上できる。
また、図12に示される斜線部分は不要となり、係合凹部26の形状は簡素化されるので、珪素鋼板のプレスカットの刃が容易に作成でき、プレス金型の金型費の低減、及びメンテナンス作業を容易にすることができる。
尚、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
上記実施例では、分割コア17、17相互の結合部39は、頭部25a及び突出基部25bからなる係合凸部25、並びに穴部26a及び開放部26bからなる係合凹部26により構成したが、これに限定されるものではなく、例えば頭部の先端部をカットし半円状の頭部としたり、頭部を二等辺三角形とする等、結合部の当接部において曲面が形成されていれば係合凸部及び係合部凹部の形状は適宜変更してもよい。
上記実施例では、径を縮小されたロータコア12は、セット部35の外周と外周成形部38の内周との間に配置され、同時に位置決めされたが、外周成形部38を設けなくてもよい。即ち、中間型31において、セット部35の外周側は、底部36及び、この底部36に配設された複数の小円柱状の支持部37a、37b、37のみで構成し、ロータコア12の外周側からの樹脂15の射出圧でロータコア12の径を縮小させるようにしてもよい。
上記実施例では、ロータコア12は、分割コア17、17相互が結合部39を介して若干の遊びをもって結合されることにより円環状に位置決めされた状態で円柱状の中間型31のセット部35の外周にセットしたが、これに限定されるものではなく、分割コア17が円柱状の中間型31のセット部35の外周により円環状に位置決めされた状態でセットしてもよい。
上記実施例では、セット部35の下方に存する小円柱状の支持部37a、37b、37cにより鉛直方向に下方より支持したが、これに限定されるものではなく、支持部37aのみを支持してもよいし、支持部37a及び37bなど選択的に支持してもよい。また、支持部37a、37b、37cは小円柱状のものに限定されず、直方体状など、ロータコア12の端面を安定して支持できる形状のものであればよい。
上記実施例では、樹脂収容部24は、ロータコア12の外周部側に設けたが、これに限定されるものではなく、ロータコア12の内周部側に設けてもよいし、ロータコア12の内周部側と外周部側との両方に設けてもよい。さらに、隣り合う分割コア17、17の外周部側にそれぞれ設けたり、6箇所の結合部39のうち、周方向に1箇所おきの結合部39に設けても良い。
本発明の第1実施例を示すもので、(a)はロータコアの拡大横断面図、(b)は、樹脂成形後の拡大横断面図 モータの破断斜視図 ロータコアの平面図 ロータコアの一部、及びマグネット用磁性体の挿入方法を拡大して示す破断斜視図 ロータコアの拡大底面図 アウターロータの部品の中間型への挿入方法を示す断面図 部品挿入後の図6相当図 アウターロータの部品の成形型へのセット後、樹脂成形前の断面図 アウターロータの断面図 分割コアの結合部における図8相当図 樹脂成形後のロータコアを拡大して示す破断斜視図 本発明の第2実施例を示すロータコアの拡大横断面図 図1相当図
符号の説明
図面中、10はアウターロータ、11はフレーム、12はロータコア、13は挿入孔、14はマグネット用磁性体(マグネット)、14’はマグネット、15は樹脂、17は分割コア、23は分割面、23aは空隙、25は係合凸部、25cは当接部、26は係合凹部、26cは当接部、30は成形型、50は分割コア、53は空隙を示す。

Claims (3)

  1. 円環状をなすロータコアの挿入孔にマグネットを挿入配設したアウターロータにおいて、
    前記ロータコアは、周方向に複数に分割された分割コアにより構成され、分割面が対応する一方の分割コアに係合凸部が形成されると共に、他方の分割コアに前記係合凸部と係合する係合凹部が形成され、これら係合凸部及び係合部凹部の少なくとも一方の一部に曲面が形成されており、
    分割コアの係合凸部を対応する係合凹部に係合させて全体として円環状に連結した状態で、径が拡大されたときには、係合凸部と係合凹部とに互いに抜止め状態に当接する当接部が形成されると共に係合凸部の先端部側と係合凹部の奥部側との間及び対応する分割面間に夫々空隙が形成され、径が縮小されたときには、対応する分割面の少なくとも内周側が当接するように構成されていることを特徴とするアウターロータ。
  2. 係合凹部の係合凸部の突出基部と対応する部分には、分割面に向って拡開する如き開放部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のアウターロータ。
  3. 請求項1又は2記載のアウターロータを製造する方法において、
    ロータコアは、径が拡大された状態で成形型内にセットされ、その成形型内で磁性体製のフレームと樹脂による成形にて一体化されること特徴とするアウターロータの製造方法。

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