JP2001352700A - 回転電機及びアウターヨーク - Google Patents

回転電機及びアウターヨーク

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JP2001352700A
JP2001352700A JP2000165773A JP2000165773A JP2001352700A JP 2001352700 A JP2001352700 A JP 2001352700A JP 2000165773 A JP2000165773 A JP 2000165773A JP 2000165773 A JP2000165773 A JP 2000165773A JP 2001352700 A JP2001352700 A JP 2001352700A
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outer yoke
notch
yoke
tongue piece
electric machine
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Koji Ueda
康志 上田
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Asmo Co Ltd
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/03Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal otherwise than by folding
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/17Stator cores with permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウターヨークとインナーヨークとの装着寸
法の精度を厳密にしなくても、回転電機本体をアウター
ヨークに装着した状態でアウターヨークとインナーヨー
クを密着し、しかも回転電機の総重量を極力低く抑え
る。 【解決手段】 一枚にストリップ片からなるアウターヨ
ーク7の一端に、略燕尾形状の舌片8を形成し、他端に
舌片8よりやや小さい略相似形状の切欠部9を形成す
る。舌片8を切欠部9の開口内に押込み両者を仮嵌合す
ることで、アウターヨーク7を筒状に形成する。アウタ
ーヨーク7はモータ本体2を装着したときにそのモータ
本体2の外径に合致するように拡径され、舌片8と切欠
部9との接合部10が若干変形して強く嵌合される。そ
のため、モータ本体2のインナーヨーク5とアウターヨ
ーク7は確実に密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気特性を確保す
るためにアウターヨークが装着された回転電機及びアウ
ターヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すようにモータ用ヨークの一例
として、独国 特許公開2264771号に開示された
モータ用のケーシングがある。ケーシング51は、ケー
シング底板52とケーシング側壁53を備えている。ケ
ーシング側壁53は一枚のストリップ片からなり、曲げ
加工することにより筒形状に加工形成されている。即ち
ケーシング側壁53は、一方のサイドエッジ53aに延
出形成された燕尾状舌片54を他方のサイドエッジ53
bに切欠形成された切欠部55に押込み、かつ、かしめ
ることによって加工されている。
【0003】一般にモータのハウジングはその内周面に
永久磁石が固着され、ヨークとして機能する。ヨークは
永久磁石等の作る磁束の通路となっており、高い磁気特
性を得るにはヨークの肉厚を厚くすればよい。しかしヨ
ーク全体を厚くすると重量が増えるため、インナーヨー
クの外周面にアウターヨークを装着してヨークの必要な
部分だけ肉厚を確保し、モータの高い磁気特性を得る手
法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術の
ケーシング51で採用された筒形状に加工する方法をア
ウターヨークに適用することが考えられる。しかし、外
周部分がインナーヨークで覆われたモータ本体を円筒形
状のアウターヨークに装着するとき、モータ本体をアウ
ターヨークの内周面に密着した状態で装着するには、ア
ウターヨークとインナーヨークの装着寸法を厳密に寸法
管理する必要があるため、モータの生産効率が悪いとい
う問題が生じる。また、モータの磁気回路上の磁束通路
とならない不要部分まで覆うことになり、モータの総重
量が重くなるという問題も生じる。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、アウターヨークとインナーヨ
ークとの装着寸法の精度を厳密にしなくても、回転電機
本体をアウターヨークに装着した状態でアウターヨーク
とインナーヨークを密着することができ、しかも回転電
機の総重量を極力低く抑えることができる回転電機及び
アウターヨークを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、ロータと、当該ロータの
外周面側に対向配置される磁石が内周面に固着されたイ
ンナーヨークと、当該インナーヨークの外周面に密着し
た状態で装着されるアウターヨークとを備えた回転電機
であって、前記アウターヨークは少なくとも1枚の板材
からなるとともに、当該板材の両端部の双方に対をなし
て少なくとも一対形成された舌片と切欠部を該板材が曲
げ加工された状態で係合することにより筒状に形成さ
れ、前記ロータとインナーヨークからなる回転電機本体
が前記アウターヨークに装着されることによってアウタ
ーヨークは押し広げられ、前記アウターヨークとインナ
ーヨークとが密着した状態で固定されていることを要旨
とする。
【0007】この発明によれば、少なくとも1枚の板材
が曲げられるとともに、舌片を切欠部に係合するように
曲げ加工することによりアウターヨークは筒状に加工さ
れる。その筒状のアウターヨークに回転電機本体を装着
したとき、アウターヨークの内径は回転電機本体の外径
と合致するように押し広げられる。従って、アウターヨ
ークとインナーヨークの装着寸法の精度をさほど厳密に
しなくても、回転電機本体をアウターヨークに装着した
ときにアウターヨークとインナーヨークが密着し、回転
電機の磁気特性は確保される。また、その装着寸法誤差
や形状誤差を多少許容できるようになるため、アウター
ヨーク、ひいては回転電機の生産性も向上する。さら
に、必要部位のみにアウターヨークを設けるだけである
ため、磁気特性の向上を図っても総重量の増加が極力低
く抑えられる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記舌片は前記切欠部の開口部内で
相対変位可能に形成され、前記舌片と切欠部は前記アウ
ターヨークが押し広げられて拡径するに従って嵌合状態
が強くなるように形成されていることを要旨とする。
【0009】この発明によれば、請求項1に記載の発明
の作用に加え、アウターヨークが押し広げられて拡張し
たとき舌片と切欠部の嵌合状態が強くなることで、回転
電機本体はアウターヨークに密着した状態で装着され
る。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記舌片と切欠部のうち少な
くとも一方の係合面は、該舌片と切欠部の接合部の変形
を促すために、拡径時に前記舌片が切欠部から離間する
方向に向かうほどその幅が狭くなるような面形状をとっ
ていることを要旨とする。
【0011】この発明によれば、請求項1又は2に記載
の発明の作用に加え、舌片と切欠部のうち少なくとも一
方の係合面が拡径時に舌片が切欠部から離間する方向に
向かうほど幅が狭くなっていることで少なくとも他方ま
たは両方の係合面の変形が助長され、アウターヨークと
インナーヨークが強く密着される。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記切欠部
の開口部の面積は、前記舌片の面積よりも若干大きく形
成され、前記舌片を前記切欠部に係合したとき、前記舌
片と切欠部の間にクリアランスが存在するようになって
いることを要旨とする。
【0013】この発明によれば、請求項1〜3のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、舌片と切欠部と
の間にはクリアランスがあるため、舌片は切欠部に係合
し易くなる。またクリアランスが存在しても、回転電機
本体がアウターヨークに装着された後は舌片と切欠部と
の嵌合により外れない。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記舌片と
切欠部とは略相似形であることを要旨とする。この発明
によれば、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発
明の作用に加え、舌片と切欠部とは略相似形状であるの
で、アウターヨークの板材を曲げ加工して筒状にすると
き舌片と切欠部とが外れ難い。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のうちいずれか一項に記載の回転電機に備えられたアウ
ターヨークであることを要旨とする。この発明によれ
ば、このアウターヨークを回転電機の部品として用いる
ことにより、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の
発明と同様の作用を得ることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した回転電
機の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0017】図1及び図4に示すように、回転電機1
は、回転電機本体としてのモータ本体2を備えている。
モータ本体2は、ロータとしての電機子3と、一対の磁
石(永久磁石)4が内周面に固着されたインナーヨーク
5とを備えている。電機子3は、インナーヨーク5から
外部に突出した回転軸6と、回転軸6の外周に固着され
た積層コア3aと、回転軸6の所定位置に当接された整
流子(図示省略)とを備えている。整流子には、給電ブ
ラシ(図示省略)が当接した状態で組付けられている。
モータ本体2の外周には、アウターヨーク7が密着した
状態で装着されている。
【0018】アウターヨーク7は、図3に示すように曲
げ加工する前は一枚の平板状のストリップ片からなり、
その幅Wはインナーヨーク5に固着された永久磁石4の
軸方向長さとほぼ同じとなっている。アウターヨーク7
の一端には複数の舌片8(本例では3つ)が延出形成さ
れ、他端にはこの舌片8に相対する位置に切欠部9が切
欠形成されている。舌片8は根本部8aの幅が小さく、
切欠部9の内周面に接合する係合面8b間の幅が先端に
向かうに従い広くなる形状(略燕尾形状)をとってい
る。
【0019】切欠部9は開口側に向かうに従い幅が小さ
くなる形状をとっており、舌片8と略相似形状となるよ
うに形成されている。即ち、舌片8の外周面に接合する
係合面9a間の幅が開口側に向かうに従い狭くなる形状
をとっている。切欠部9は開口面積が舌片8の面積より
も若干大きめに形成され、舌片8を切欠部9に係合した
ときに舌片8と切欠部9の間に一定のクリアランスが存
在するようになっている。
【0020】アウターヨーク7は、ストリップ片を曲げ
加工することにより図2に示す筒状に加工形成される。
この曲げ加工時は、アウターヨーク7の筒形状を維持す
るために舌片8を切欠部9に仮嵌合する。ここで仮嵌合
とはただ単に舌片8を切欠部9に嵌め込んだ意味であ
り、アウターヨーク7の内径は変位可能な状態になって
いる。仮嵌合状態のアウターヨーク7の内径R1は、モ
ータ本体2の外径R2よりも若干小さくなるように設定
されている。
【0021】次に、モータ本体2のアウターヨーク7へ
の装着手順を説明する。まず図3に示す平板状のアウタ
ーヨーク7を曲げ加工し、舌片8を切欠部9に仮嵌合す
ることでアウターヨーク7を図2に示す筒形状にする。
そしてそのアウターヨーク7にモータ本体2を挿入す
る。モータ本体挿入時は、図4に示すように舌片8と切
欠部9との接合部10が一方の永久磁石4の周方向中央
部に位置するようにモータ本体2とアウターヨーク7と
を位置決めする。ここで永久磁石4によってできる磁束
は図4に示すΦのように流れているが、この磁束Φは永
久磁石4の周方向中央部において最も弱く、端部に向か
うに従い強くなる傾向にある。よって、舌片8と切欠部
9の間にはギャップが発生するけれども、そのギャップ
の部位(即ち接合部10)をその磁束が最も弱くなる位
置に配置しているため、回転電機1の磁気損失はほとん
どないものとみなせる。
【0022】またモータ本体装着時は接合部10が若干
変形し、アウターヨーク7の内径がモータ本体2の外径
R2と合致するように径方向に拡径される。そして舌片
8と切欠部9とは、アウターヨーク7の径が広がる方向
(図1の矢印方向)に引っ張り合い、舌片8が切欠部9
にきつく嵌合(本嵌合)されるため、インナーヨーク5
とアウターヨーク7が密着した状態でモータ本体2がア
ウターヨーク7に装着される。
【0023】従って、アウターヨーク7の径が径方向に
拡径し、そのとき舌片8と切欠部9との接合部10が若
干変形して強く嵌合されるので、モータ本体2がアウタ
ーヨーク7に密着した状態で装着される。従って、電機
子3や永久磁石4により発生する磁束の流れが良好にな
り、インナーヨーク5とアウターヨーク7の装着寸法や
形状の精度を厳密に管理しなくても回転電機1の磁気特
性は確保される。また、インナーヨーク5やアウターヨ
ーク7の寸法誤差や形状誤差はモータ本体装着時に吸収
されるので、アウターヨーク7、ひいては回転電機1の
生産効率も向上する。
【0024】また、回転電機1の磁気特性を向上するた
めに、ヨーク部品の肉厚を厚くする方法もあるが、アウ
ターヨーク7の幅W(図3参照)が永久磁石4の軸方向
長さとほぼ同じであるので、本例のような筒状のアウタ
ーヨーク7を用いれば、必要な部分のみの肉厚を厚くす
るだけで済むことになる。そのため、磁気特性の向上を
図っても回転電機1の総重量は極力低く抑えられる。
【0025】従って、この実施形態では以下のような効
果を得ることができる。 (1)インナーヨーク5やアウターヨーク7の装着寸法
や形状の精度を厳密に管理しなくても、モータ本体2は
アウターヨーク7に密着した状態で装着されるので、回
転電機1の磁気特性を確保でき、しかもアウターヨーク
7や回転電機1の生産性が向上する。
【0026】(2)アウターヨーク7の幅(軸方向長
さ)Wは適宜設定可能である。そのため、本例のように
その幅Wを永久磁石4の長さとほぼ同じに設定すること
によって磁束の通路となる部分のみの肉厚を厚くするこ
とができ、磁気特性の向上を図っても回転電機1の総重
量を極力低く抑えることができる。
【0027】(3)係合面8b,9aは互いの変形を助
長するように形成され、アウターヨーク7の拡径時には
接合部10が若干変形するように舌片8と切欠部9は嵌
合されるので、その嵌合状態は強いものとなり、アウタ
ーヨーク7とモータ本体2との密着状態が確保できる。
【0028】(4)舌片8と切欠部9との間にはクリア
ランスがあるので、舌片8を簡単に切欠部9に仮嵌合す
ることができる。 (5)接合部10の位置が永久磁石4の外周方向中央部
に位置するようにモータ本体2とアウターヨーク7とを
装着するので、アウターヨーク7にギャップが存在して
いても磁気特性の損失は低く抑えることができる。
【0029】(6)舌片8と切欠部9を略相似形状とし
ているので、仮嵌合時に舌片8が切欠部9から外れ難く
なる。なお、実施形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、次のように変更してもよい。
【0030】・ 舌片8と切欠部9の形状は略相似形状
であることに限定されない。例えば図4の(a)〜
(c)に示す形状のものも使用できる。まず図4(a)
は、舌片8の形状が略三角形状で、切欠部9が楕円形状
である。この場合、切欠部9の係合面9aの形状により
接合部10の変形が助長されて、舌片8の突部8cの先
端と切欠部9が強く嵌合される。また図4(b)は、舌
片8のが略楕円形状で、切欠部9が開口部位に向かうに
従い幅が狭まるテーパ状に形成されている。この場合
も、切欠部9の係合面9aにより接合部10の変形が助
長されて、舌片8と切欠部9は強く嵌合される。また図
4(c)は、舌片8が略扇状で、切欠部9が略四角状で
ある。この場合、舌片8の係合面8bにより接合部10
の変形が助長されて、舌片8と切欠部9は強く嵌合され
る。即ち、舌片8と切欠部9の形状は、モータ本体装着
時にアウターヨーク7の内径が広がり、この内径の広が
りに従い舌片8と切欠部9の嵌合状態が強くなるような
構造であればよい。
【0031】・ 本例ではアウターヨーク7の一端には
舌片8のみ、他端には切欠部9のみが形成されている
が、舌片8と切欠部9は両端部においてどちらに形成さ
れていてもよい。
【0032】・ 舌片8が、相対変位可能なクリアラン
スがある状態で切欠部9に仮嵌合されることに限定され
ない。例えば舌片8と切欠部9が同一形状であって、仮
嵌合時にすでに舌片8は切欠部9にきつく嵌合されるも
のの、モータ本体装着時には接合部10が大きく変形し
てアウターヨーク7の内径を広げるものでもよい。
【0033】・ 舌片8の数は3つに限らず、自由に設
定できる。このとき切欠部9の数は舌片に合わせるよう
にする。 ・ アウターヨーク7は一枚のストリップ片からなって
いるが、2枚以上のものを筒状に加工形成することもで
きる。
【0034】・ 回転電機1はその外形形状が円柱に限
らず、例えば円形において対向する一部を切欠いた偏平
形状のものも使用できる。この場合、アウターヨークは
2枚のストリップ片を用いて、モータの外径形状に合わ
せた偏平形状のものが形成されることになる。
【0035】前記実施形態及び別例から把握できる請求
項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (1)請求項1〜5において、前記回転電機本体を前記
アウターヨーク(7)に装着したとき、前記舌片(8)
と切欠部(9)との接合部(10)が若干変形すること
で嵌合される。この場合、接合部が若干変形するまでア
ウターヨークを押し広げることによって、アウターヨー
クとインナーヨークとの間の高い密着状態を確保でき
る。
【0036】(2)請求項1〜5において、前記磁石
(4)はインナーヨーク(5)の内周面に複数設けら
れ、前記舌片(8)と切欠部(9)との接合部(10)
は、前記磁石(4)の外周方向略中央部に位置してい
る。この場合、舌片と切欠部の間にギャップが存在して
いても、永久磁石の磁気損失をほぼなくすことができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ア
ウターヨークを押し広げて拡径することで回転電機本体
はアウターヨークに密着状態で装着されるので、アウタ
ーヨークの寸法精度を厳密に管理しなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態における回転電機の側面図。
【図2】 モータ本体をアウターヨークに装着するとき
の組付図。
【図3】 曲げ加工前のアウターヨークの平面図。
【図4】 磁束の流れを図示した回転電機の断面図。
【図5】 (a)〜(c)は、舌片及び切欠部の形状の
別例を示す摸式図。
【図6】 従来におけるケーシングの側面図。
【符号の説明】
1…回転電機、2…回転電機本体としてのモータ本体、
3…ロータとしての電機子、4…磁石としての永久磁
石、5…インナーヨーク、7…アウターヨーク、8…舌
片、8b…係合面、9…切欠部、9a…係合面、10…
接合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA05 AA07 AB05 AB06 AC06 AE08 5H605 AA07 BB05 CC01 CC03 CC10 DD01 EA06 EA15 FF01 GG04 5H622 CA02 CA05 CA10 CA12 CB05 PP03 PP19 5H623 AA05 AA10 BB07 GG13 GG16 GG22 LL02 LL03 LL19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ(3)と、当該ロータ(3)の外
    周面側に対向配置される磁石(4)が内周面に固着され
    たインナーヨーク(5)と、当該インナーヨーク(5)
    の外周面に密着した状態で装着されるアウターヨーク
    (7)とを備えた回転電機(1)であって、 前記アウターヨーク(7)は少なくとも1枚の板材から
    なるとともに、当該板材の両端部の双方に対をなして少
    なくとも一対形成された舌片(8)と切欠部(9)を該
    板材が曲げ加工された状態で係合することにより筒状に
    形成され、前記ロータ(3)とインナーヨーク(5)か
    らなる回転電機本体(2)が前記アウターヨーク(7)
    に装着されることによってアウターヨーク(7)は押し
    広げられ、前記アウターヨーク(7)とインナーヨーク
    (5)とが密着した状態で固定されていることを特徴と
    する請求項1に記載の回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転電機において、 前記舌片(8)は前記切欠部(9)の開口部内で相対変
    位可能に形成され、前記舌片(8)と切欠部(9)は前
    記アウターヨーク(7)が押し広げられて拡径するに従
    って嵌合状態が強くなるように形成されていることを特
    徴とする回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の回転電機におい
    て、 前記舌片(8)と切欠部(9)のうち少なくとも一方の
    係合面(8b,9a)は、該舌片(8)と切欠部(9)
    の接合部(10)の変形を促すために、拡径時に前記舌
    片(8)が切欠部(9)から離間する方向に向かうほど
    その幅が狭くなるような面形状をとっていることを特徴
    とする回転電機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載
    の回転電機において、 前記切欠部(9)の開口部の面積は、前記舌片(8)の
    面積よりも若干大きく形成され、前記舌片(8)を前記
    切欠部(9)に係合したとき、前記舌片(8)と切欠部
    (9)の間にクリアランスが存在するようになっている
    ことを特徴とする回転電機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載
    の回転電機において、 前記舌片(8)と切欠部(9)とは略相似形であること
    を特徴とする回転電機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載
    の回転電機(1)に備えられたアウターヨーク。
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