JP2006220565A - 無接触式ポテンショメータ - Google Patents

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Tatsuro Shimoda
達郎 下田
Shoji Maruyama
正二 丸山
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Abstract

【課題】磁気検出型の無接触式ポテンショメータにおいて、回転角度の検出をより高い精度で行なえる高性能なポテンショメータを提供する。
【解決手段】回転側の回転シャフト4に、一対の磁石8,9を対向配置して設けると共に、固定側に、一対の磁石8と9の間に位置して回転シャフト4の回転中心上で互いに交差する第1及び第2の割り溝13,14を有するホルダー12を取り付け、このホルダー12に第1及び第2の磁気検出部品15,16を、夫々第1及び第2の割り溝13,14に差し込むように装着して構成し、この第1及び第2の磁気検出部品15,16の出力に基いて、回転シャフト4の回転角度を検出する構成とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は無接触式ポテンショメータに関し、特に磁気検出型の無接触式ポテンショメータにおける改良構造に係るものである。
従来、無接触式ポテンショメータとしては、磁石と磁気検出素子を用いた磁気検出型のポテンショメータが提案されている。この磁気検出型の無接触式ポテンショメータは、例えば下記の特許文献1に開示されるように、固定側のケースに一対の磁石を対向配置して設けると共に、この一対の磁石の間に位置して回転側のシャフト上に磁気検出素子を配置して構成され、この磁気検出素子の出力に基いて、ケースに対するシャフトの回転角度を検出する構成となっている。
特開2004−317486号公報
このような従来の磁気検出型の無接触式ポテンショメータは、単一の磁気検出素子による磁気検出構造であると共に磁気検出素子の正確な位置出しが難しいため、高い検出精度を得るのには限界があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、磁気検出型の無接触式ポテンショメータにおいて、回転角度の検出をより高い精度で行なえる高性能なポテンショメータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の無接触式ポテンショメータは、固定側と回転側の何れか一方側に、一対の磁石を対向配置して設けると共に、他方側に、一対の磁石の間に位置して回転側の回転中心上で互いに交差する第1及び第2の割り溝を有するホルダーを取り付け、このホルダーに第1及び第2の磁気検出素子を、夫々第1及び第2の割り溝に差し込むように装着して構成され、この第1及び第2の磁気検出素子の出力に基いて、固定側に対する回転側の回転角度を検出する構成としたものである。
上記の如く構成される本発明のポテンショメータでは、第1の磁気検出部品と第2の磁気検出部品が交差して配置されるので、この2つの磁気検出部品から位相がずれた2系統の出力を取り出すことができる。
そして特にこのポテンショメータは、回転側の回転中心上で互いに交差する第1及び第2の割り溝を有するホルダーを備え、この2つの割り溝に夫々磁気検出素子を差し込むように装着する構造としたことにより、回転側の回転中心上で交差する2つの磁気検出素子の位置出しを簡単かつ正確に行なうことができる。このホルダーを使用した磁気検出素子の正確な位置出しの結果、回転角度の検出がより高い精度で可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は本発明による無接触式ポテンショメータの外観を示す側面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は同ポテンショメータの分解図、図4は主要部の分解図である。
本例のポテンショメータは、固定側のケース1に対し回転側の回転シャフト4を回転自在に軸支して構成される。ケース1は、ケース本体2と、このケース本体2の裏側開放面に嵌め込み固定される裏蓋3とによりなり、ケース本体2に軸受部材5を介して回転シャフト4が回転自在に軸支されている。
図2〜図4に示す如く、ケース1の内部において回転シャフト4には、磁気回路部6が構成されている。この磁気回路部6においては、回転シャフト4と一体の回転盤7上に一対の磁石(S極、N極)8,9が回転シャフト4の回転中心を挟んで対向配置されており、この磁石8と9の間で常に回転中心方向の平行磁場を発生させている。さらにこの磁気回路部6では、磁石8,9の外周を鉄系の磁性材料によりなる円筒状のキャップ10で覆った構造としてある。
一方、この磁気回路部6と対応して固定側には、磁気検出部11が設けられている。この磁気検出部11は、一対の磁石8と9の間に位置して回転シャフト4の回転中心上に配置されるホルダー12と、このホルダー12に装着保持される2つの磁気検出部品(第1の磁気検出部品15及び第2の磁気検出部品16)とにより構成されている。
ここで磁気検出部品15,16は、ホール素子を内蔵したホールICチップによりなり、これを貫く磁石8と9の間の磁束をホール素子で検出し、磁束密度に応じた電圧を出力するものである。
この磁気検出部品15,16を保持するホルダー12は、樹脂材料(プラスチック)を材料とする円柱状の成形品で、磁気検出部品15,16が差し込まれる2つの割り溝(第1の割り溝13及び第2の割り溝14)を有している。この構成において第1の割り溝13はホルダー12の一端面側から、第2の割り溝14はホルダー12の他端面側から、回転シャフト4の回転中心上で互いに直角に交差(直交)するように切り込み状に形成されており、この割り溝13,14に圧入するように磁気検出部品15,16を差し込んで固定する。この場合、磁気検出部品15,16に内蔵される感受素子であるホール素子が回転シャフト4の回転中心上に位置するように磁気検出部品15,16の正確な位置出しを行なった後、接着剤で磁気検出部品15,16をホルダー12に固定するようにする。
ホルダー12は、ケース本体2と裏蓋3の間に挟まれる状態でケース1の内部に組み込まれた回路基板17に接着固定され、このホルダー12に保持される磁気検出部品15,16は、その出力端子が回路基板17上の電気回路にハンダ付けによって電気的に接続される。
以上の如く構成される本例のポテンショメータにおいて、回転シャフト4を回転させると、これと一体に磁石8,9が固定側の磁気検出部品15,16に対して回転し、これに伴って磁気検出部品15,16に内蔵されるホール素子に対する磁束密度が変化して、それに応じた電圧が磁気検出部品15,16から回路基板17を介して出力端子より出力され、これに基いて回転シャフト4の回転角度が検出される。
この場合、本例のポテンショメータでは、第1の磁気検出部品15と第2の磁気検出部品16が直角に交差して配置されていることにより、この2つの磁気検出部品15,16から図5に示すような位相が90°ずれた2系統の出力(SIN出力波形とCOS出力波形)が取り出される。
そして、特に本発明によるポテンショメータは、回転シャフト4の回転中心上で互いに交差する第1及び第2の割り溝13,14を有するホルダー12を備え、この2つの割り溝13,14に夫々磁気検出素子15,16を差し込むように装着する構造としたことにより、回転シャフト4の回転中心上で交差する2つの磁気検出素子15,16の位置出しを簡単かつ正確に行なうことができ、このホルダー12を使用した2つの磁気検出素子15,16の正確な位置出しの結果、より理論値に近い正確なSIN・COS出力波形が得られることになるので、回転シャフト4の回転角度を高精度に検出することができる。
さらに本例のポテンショメータでは、一対の磁石8,9の外周を鉄系の磁性材料によりなる円筒状のキャップ10で覆った構造としたことで、外部磁気からの影響を受けにくくなり、かつ2つの磁石8,9の閉磁路を構成できるので磁気回路が安定し、このため一段と正確な出力波形が得られるので、回転シャフト4の回転角度をさらに高精度に検出することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこの実施例の構成に限定されるものではない。
例えば、実施例では磁石8,9を回転側、磁気検出部品15,16を固定側に配置した構成を示したが、これを逆の構成、即ち磁石8,9を固定側、磁気検出部品15,16を回転側に配置した構成としてもよい。
本発明による無接触式ポテンショメータの外観を示す側面図である。 図1のA−A線断面図である。 同ポテンショメータの分解図である。 同ポテンショメータの主要部の分解図である。 同ポテンショメータの出力特性図である。
符号の説明
1…ケース、4…回転シャフト、8,9…磁石、10…キャップ、12…ホルダー、13…第1の割り溝、14…第2の割り溝、15…第1の磁気検出部品、16…第2の磁気検出部品

Claims (2)

  1. 固定側と回転側の何れか一方側に、一対の磁石を対向配置して設けると共に、他方側に、上記一対の磁石の間に位置して上記回転側の回転中心上で互いに交差する第1及び第2の割り溝を有するホルダーを取り付け、このホルダーに第1及び第2の磁気検出部品を、夫々上記第1及び第2の割り溝に差し込むように装着して構成され、この第1及び第2の磁気検出部品の出力に基いて、固定側に対する回転側の回転角度を検出する構成としたことを特徴とする無接触式ポテンショメータ。
  2. 上記一対の磁石の外周を磁性材料によりなるキャップで覆った構造としたことを特徴とする請求項1に記載の無接触式ポテンショメータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100859980B1 (ko) 2008-04-14 2008-09-25 박세웅 비접촉 자왜식 포텐시오미터
JP2013524179A (ja) * 2010-03-30 2013-06-17 メーナルト ウォルター 磁気式ロータリエンコーダ

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