JP2006214990A - 車両用計器及び当該計器を備えたコンビネーションメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の測定量を表示して従来よりも占有スペースを縮小することができ且つ視認性に優れる車両用計器及び当該計器を備えたコンビネーションメータを提供する。
【解決手段】 文字盤に設けられた表示意匠を、回動する指針によって指示することにより車両状態に係る測定量を表示する車両用計器10であって、前記文字盤が、走行速度に対応する第1の表示意匠18aが設けられた固定部11と、エンジン回転数に対応する第2の表示意匠18bが設けられ、前記固定部11と同心に配置されて且つその中心周りに回動する可動部12と、を有しており、前記固定部11に設けられた第1の表示意匠18aの走行速度に応じた箇所を指示するように前記指針14が回動すると共に、当該指針14の指示方向に、前記可動部12に設けられた第2の表示意匠18bのエンジン回転数に応じた箇所が配置されるように前記可動部12が回動する。
【選択図】 図4
【解決手段】 文字盤に設けられた表示意匠を、回動する指針によって指示することにより車両状態に係る測定量を表示する車両用計器10であって、前記文字盤が、走行速度に対応する第1の表示意匠18aが設けられた固定部11と、エンジン回転数に対応する第2の表示意匠18bが設けられ、前記固定部11と同心に配置されて且つその中心周りに回動する可動部12と、を有しており、前記固定部11に設けられた第1の表示意匠18aの走行速度に応じた箇所を指示するように前記指針14が回動すると共に、当該指針14の指示方向に、前記可動部12に設けられた第2の表示意匠18bのエンジン回転数に応じた箇所が配置されるように前記可動部12が回動する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、文字盤に設けられた表示意匠を、回動する指針によって指示することにより車両状態に係る測定量を表示する車両用計器及び当該計器を備えたコンビネーションメータに関する。
一般に、自動車などの車両には、走行速度、エンジン回転数、燃料残量、冷却水温度、等の車両の状態に係る各種測定量を表示するための複数の計器が設けられたコンビネーションメータが装備されている。さらに、近年では、このようなコンビネーションメータ内に、車両状態に係る各種警告やその他情報を表示するためのマルチディスプレイが設けられる傾向にある。
このような状況下で、従来、各種測定量を表示するための複数の計器はそれぞれ独立して配置されており、コンビネーションメータ上のかなりのスペースを占めてしまうため、マルチディスプレイの配置スペースに制限が生じていた。
そこで、単一の計器で複数の測定量を表示することにより占有スペースの縮小を図った車両用計器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された計器101は、図8に示すように、走行速度およびエンジン回転数に対応する第1および第2の表示意匠102a,102bを含むアナログ表示領域を有する平板状の文字盤103と、前記第1の表示意匠102aを指示する長指針104と、前記第2の表示意匠102bを指示する短長指針105とを備え、長指針104が取り付けられる第1の回転軸と短指針105が取り付けられる第2の回転軸とが一致するように配置されており、第1の表示意匠102aと長指針104とにより走行速度が表示され、第2の表示意匠102bと短指針105とによりエンジン回転数が表されるようになっている。
特開2004−219210号公報
上記特許文献1に開示された計器によれば、従来よりも少ない占有スペースで複数の測定量を表示することができるが、各指針104,105が、いずれの表示意匠を指示しているのかを見間違う虞があり、視認性向上のために更なる対策が必要とされていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の測定量を表示して従来よりも占有スペースを縮小することができ且つ視認性に優れる車両用計器及び当該計器を備えたコンビネーションメータを提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明に係る車両用計器は、下記(1)及び(2)を特徴としている。
(1) 文字盤に設けられた表示意匠を、回動する指針によって指示することにより車両状態に係る測定量を表示する車両用計器であって、前記文字盤が、車両状態に係る第1の測定量に対応する第1の表示意匠が設けられた固定部と、前記第1の測定量とは異なる車両状態に係る第2の測定量に対応する第2の表示意匠が設けられ、前記固定部と同心に配置されて且つその中心周りに回動する可動部と、を有しており、前記固定部に設けられた第1の表示意匠の前記第1の測定量に応じた箇所を指示するように前記指針が回動すると共に、当該指針の指示方向に、前記可動部に設けられた第2の表示意匠の前記第2の測定量に応じた箇所が配置されるように前記可動部が回動すること。
(2) 上記(1)に記載の車両用計器において、前記文字盤の固定部に、第1及び第2の測定量とは異なる車両状態に係る測定量を表示する計器が設けられていること。
(2) 上記(1)に記載の車両用計器において、前記文字盤の固定部に、第1及び第2の測定量とは異なる車両状態に係る測定量を表示する計器が設けられていること。
上記(1)に記載の車両用計器によれば、文字盤の固定部に設けられた第1の表示意匠の前記第1の測定量に応じた箇所を指示するように指針が回動して第1の測定量が表示され、同時に、回動した指針の指示方向に、文字盤の可動部に設けられた第2の表示意匠の前記第2の測定量に応じた箇所が配置されるように可動部が回動して、第2の測定量が表示されるようになっている。このように、単一の指針で複数の測定量が表示されるので、複数の指針を用いた場合に各指針がいずれの表示意匠を指示しているのかを見間違うといった問題が生じる虞がなく、且つ、測定量毎に複数の計器が独立して配置される場合に比べて視線移動量を少なくすることができ、これにより視認性を高めることができる。そして、単一の計器で複数の測定量が表示されるので、測定量毎に複数の計器が独立して配置される場合に比べて占有スペースを縮小することができる。
上記(2)に記載の車両用燃料計によれば、前記文字盤の固定部に、第1及び第2の測定量とは異なる車両状態に係る測定量を表示する計器が設けられているので、占有スペースを一層縮小することができる。
また、本発明に係るコンビネーションメータは、下記(3)を特徴としている。
(3) 上記(1)または(2)に記載の車両用計器を備えたこと。
本発明の車両用計器及び当該計器を備えたコンビネーションメータによれば、複数の測定量を表示して従来よりも占有スペースを縮小することができると共に視認性を向上させることができる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る車両用計器の第1実施形態の正面図、図2は図1に示す車両用計器の断面図、図3は図1に示す車両用計器の制御系を説明するためのブロック図、図4は図1に示す車両用計器の動作を説明するための正面図、図5は図1に示す車両用計器を組み込まれたコンビネーションメータの正面図である。
図1は本発明に係る車両用計器の第1実施形態の正面図、図2は図1に示す車両用計器の断面図、図3は図1に示す車両用計器の制御系を説明するためのブロック図、図4は図1に示す車両用計器の動作を説明するための正面図、図5は図1に示す車両用計器を組み込まれたコンビネーションメータの正面図である。
本実施形態の車両用計器10は、文字盤に設けられた表示意匠を、回動する指針によって指示することにより車両状態に係る測定量を表示する、所謂アナログタイプの計器であって、図5に示すように、自動車などの車両に装備されるコンビネーションメータ50に組み込まれている。
このコンビネーションメータ50には、走行速度、エンジン回転数、燃料残量、冷却水温度、等の車両の状態に係る各種情報を表示するための複数の計器が設けられており、その中央部に走行速度及びエンジン回転数を表示する計器10が設けられており、計器10の左側には例えば燃料残量を表示する燃料計51が設けられており、計器10の右側には冷却水温度を表示する水温計52が設けられている。また、コンビネーションメータには各種警告を表示するマルチディスプレイなども設けられ得る。
このようなコンビネーションメータ50は、走行速度、エンジン回転数、燃料残量、冷却水温度、等の指標となる表示意匠が設けられた文字盤の前面側に、計器10、燃料計51、水温計52、等に対応して文字盤を区画する見返し部材が配置され、この見返し部材の前面側に透明カバーが装着され、一方、文字盤の裏面側には、文字盤を支持するケースが設けられ、このケース内に、マルチディスプレイを構成する液晶表示装置と、文字盤を裏面側から照明するLEDなどの光源と、計器10、燃料計51、水温計52、等の指針をそれぞれ駆動する駆動装置と、及びこれら液晶表示装置、照明手段、駆動装置、等を制御する制御回路が設けられた配線基板とが収容されて構成される。
図1及び図2に示すように、計器10は、見返し部材13の装飾用意匠リング32により円形に区画された文字盤の領域に、ケース15のフレーム28に支持固定された円盤状の固定部11と、この固定部11の外径側において当該固定部11と同心に配置され且つその中心周りに回動可能とされた円環状の可動部12とを有し、また、文字盤の固定部11上に、ケース15内に収容されている駆動装置20によって駆動されて当該固定部11の中心周りに回動する指針14を有している。
文字盤の固定部11には、第1の測定量である走行速度を表示するための第1の表示意匠18aとして、前記中心周りに円弧状に整列して「0」、「20」、「40」、「60」、「80」、「100」、「120」、「140」、「160」、「180」の文字が設けられ、また、略中央部に走行速度の単位である「Km/h」の文字が設けられている。第1の表示意匠18aの部分は光透過性を有しており、裏面側に配置された光源27aからの光が導光部材26を介して照射され、光源27aの照明色に光輝するようになっている。
文字盤の可動部12は、固定部11と面一となっている平板状のフランジ部17と、フランジ部17の内周縁からケース15側に立設された筒状部16とを有して、全体として断面L字形の円環状に形成されている。
可動部12の筒状部16は、文字盤の固定部11を支持固定しているケース15のフレーム28とフレーム28の外径側に設けられたフレーム29との間に画成されている円環状の収容空間30に収容されており、例えば筒状部16の外周面とフレーム29の内周面との間に転動体などを介在させることによって可動部12がケース15に回動可能に支持される。
可動部12のフランジ部17には、第2の測定量であるエンジン回転数を表示するための第2の表示意匠18bとして「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の文字が、前記中心周り円弧状に整列して設けられている。これらの文字は、×1000r/minを単位として車両のエンジン回転数の指標となる。表示意匠18bの部分を除くフランジ部分17、または表示意匠18bの部分は光透過性を有しており、裏面側に配置された光源27bからの光を受けて、光源27bの照明色に光輝するようになっている。尚、視認性をより高めるために、好ましくは、光源27a及び光源27bの照明色は互いに異なる色とされる。また、フランジ部17の外周縁には、後述する駆動機構21の歯車24と噛合する歯25が設けられており、可動部12は、この駆動機構21により駆動されて回動する。
駆動機構21は、ケース15に収容された駆動装置22と、この駆動装置22の回転軸に連結されている第1の歯車23と、ケース15に軸支され第1の歯車23と噛合する第2の歯車24とを有している。第1の歯車23及び第2の歯車24で所定の減速比をもつ減速機構を構成し、この減速機構を介して駆動装置22により文字盤の可動部12を駆動する。尚、駆動機構21は、見返し部材13の遮蔽部31により覆われる。
この駆動装置22、及び、指針14を駆動する駆動装置20としては、正逆両方向に回転角度を制御することが可能な、例えばステッピングモータ等を用いることができる。
図3に計器10の制御系を示す。
コンビネーションメータ50の配線基板に設けられた制御回路には、メーターコントロールユニット38及び可動部駆動制御ユニット39が含まれている。メーターコントロールユニット38には、車両に設けられているエンジンコントールユニット(ECU)36からエンジン回転数に応じて出力されたエンジン回転数信号、及び車両に設けられている速度センサ37から走行速度に応じて出力された走行速度信号が入力される。
コンビネーションメータ50の配線基板に設けられた制御回路には、メーターコントロールユニット38及び可動部駆動制御ユニット39が含まれている。メーターコントロールユニット38には、車両に設けられているエンジンコントールユニット(ECU)36からエンジン回転数に応じて出力されたエンジン回転数信号、及び車両に設けられている速度センサ37から走行速度に応じて出力された走行速度信号が入力される。
メーターコントロールユニット38は、入力された走行速度信号に基づいて、指針14が文字盤の固定部11に設けられた第1の表示意匠18aの走行速度に応じた箇所を指示するように、指針14の回転角度を演算し、当該演算結果に応じた指針駆動用制御信号を駆動装置20に送出する。また、メーターコントロールユニット38は、エンジン回転数信号及び前記指針駆動用制御信号を可動部駆動制御ユニット39に送出する。
可動部駆動制御ユニット39は、入力された指針駆動用制御信号から指針14の回転角度を割り出し、指針14の回転角度とエンジン回転数とに基づいて、文字盤の可動部12に設けられた第2の表示意匠18bのエンジン回転数に応じた箇所が指針14の指示方向に配置されるように、可動部12の回転角度を演算し、当該演算結果に応じた可動部駆動用制御信号を駆動装置22に送出する。
駆動装置20は、入力された指針駆動用制御信号に基づいて指針14を駆動する。また、駆動装置22は、入力された稼動部駆動用制御信号に基づいて可動部12を駆動する。尚、駆動装置22及び駆動装置20として、回転角度の制御機能を有しない、例えばDCモータ等を用いる場合には、エンコーダ等の回転角度センサを用いて任意の回転要素(可動部12、指針14、歯車23,24、等)の実際の回転角度を検出し、このセンサ出力をメーターコントロールユニット38及び可動部駆動制御ユニット39にフィードバックして指針14及び可動部12の回転角度を演算する。
次に、上述のように構成された車両用計器10の動作について説明する。
まず、車両停止状態においては、図1に示すように、指針14が文字盤の固定部11に設けられた第1の表示意匠18aの文字「0」を指示した状態にあり、文字盤の可動部12は、第2の表示意匠18bの文字「0」を指針14の指示方向に配置させた状態にある。
車両の走行に伴い、図4に示すように、駆動装置20が、入力された指針駆動用制御信号に基づいて指針14を駆動し、これにより指針14が回動して文字盤の固定部11に設けられた第1の表示意匠18aの走行速度に応じた箇所を指示し、走行速度を表示する。
これに同期して、駆動装置22が、入力された可動部駆動用制御信号に基づいて、歯車23,24を介して、文字盤の可動部12を駆動し、これにより、可動部12が回動して可動部12に設けられた第2の表示意匠18bのエンジン回転数に応じた箇所が指針14の指示方向に配置され、エンジン回転数が表示される。
本実施形態の車両用計器10によれば、文字盤の固定部11に設けられた第1の表示意匠18aの走行速度に応じた箇所を指示するように指針14が回動して走行速度が表示され、同時に、回動した指針14の指示方向に、文字盤の可動部12に設けられた第2の表示意匠18bのエンジン回転数に応じた箇所が配置されるように可動部12が回動して、エンジン回転数が表示されるようになっている。このように、単一の指針14で複数の測定量が表示されるので、複数の指針を用いた場合に各指針がいずれの表示意匠を指示しているのかを見間違うといった問題が生じる虞がなく、且つ、測定量毎に複数の計器が独立して配置される場合に比べて視線移動量を少なくすることができ、これにより視認性を高めることができる。そして、単一の計器で複数の測定量が表示されるので、測定量毎に複数の計器が独立して配置される場合に比べて占有スペースを縮小することができる。
(第2実施形態)
次に、図6及び図7を参照して、複合メータ10の変形例について説明する。
図6は本発明に係る車両用計器の第2実施形態の正面図、図7は図6に示す車両用計器を組み込まれたコンビネーションメータの正面図である。尚、上述した第1実施形態の車両用計器10と共通する部分には同一符号または相当符号を付すことにより、説明を省略する。
次に、図6及び図7を参照して、複合メータ10の変形例について説明する。
図6は本発明に係る車両用計器の第2実施形態の正面図、図7は図6に示す車両用計器を組み込まれたコンビネーションメータの正面図である。尚、上述した第1実施形態の車両用計器10と共通する部分には同一符号または相当符号を付すことにより、説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態の計器10´は、上述した第1実施形態の計器10において文字盤の固定部11にさらに第1及び第2の測定量とは異なる測定量を表示する計器を設け、所謂クロノグラフ調としたものである。
計器10´の文字盤の固定部11´には、固定部11´の中心を挟んで左右両側に、例えば燃料残量を表示するの燃料計61及び冷却水温度を表示する水温計62が設けられている。
燃料計61は、文字盤の固定部11´上に凹設されてなる円形の表示領域63と、この表示領域63上を回動する指針64を有している。表示領域63には、燃料残量を表示するための第3の表示意匠が設けられており、第3の表示意匠の燃料残量に応じた箇所を指針64が指示することにより燃料残量が表示される。指針64を駆動する駆動装置は、指針14を駆動する駆動装置と同様に、ケース15(図5参照)に収容されて文字盤の裏面側に配置されている。
同様に、水温計62は、文字盤の固定部11´上に凹設されてなる円形の表示領域65と、この表示領域65上を回動する指針66を有している。表示領域65には、冷却水温度を表示するための第4の表示意匠が設けられており、第4の表示意匠の冷却水温度に応じた箇所を指針66が指示することにより冷却水温度が表示される。指針66を駆動する駆動装置は、指針14を駆動する駆動装置と同様に、ケース15(図5参照)に収容されて文字盤の裏面側に配置されている。
このように構成された車両用計器10´によれば、占有スペースを一層縮小することができ、これにより、図8に示すように、車両用計器10´が組み込まれるコンビネーションメータ70において、マルチディスプレイ71,72の配置スペースを大きく取ることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、上述した第1実施形態の車両用計器10において、第1及び第2の表示意匠18a、18bはそれぞれ走行速度、エンジン回転数を表示するためのものとして説明したが、これに限定されるものではなく、燃料残量、冷却水温度を表示するためのものとの適宜な組合せが可能である。
また、上述した第1実施形態の車両用計器10において、文字盤の円盤状の部分を固定部11とし、固定部11の外径側において当該固定部11と同心となる文字盤の円環状の部分を可動部12とした構成を示したが、文字盤の円盤状の部分を可動部として、円環状の部分を固定部としてもよい。但し、表示される第1及び第2の測定量とを比較してより重要度の高い測定量に対応する表示意匠が固定部に設けられることが好ましい。例えば、上述した第1実施形態の車両用計器10においては、走行速度とエンジン回転数とが表示されるが、より重要度の高い走行速度に対応する表示意匠が第1の表示意匠18aとして固定部11に設けられている。
10 車両用計器
11 固定部
12 可動部
14 指針
18a 第1の表示意匠
18b 第2の表示意匠
11 固定部
12 可動部
14 指針
18a 第1の表示意匠
18b 第2の表示意匠
Claims (3)
- 文字盤に設けられた表示意匠を、回動する指針によって指示することにより車両状態に係る測定量を表示する車両用計器であって、
前記文字盤が、車両状態に係る第1の測定量に対応する第1の表示意匠が設けられた固定部と、前記第1の測定量とは異なる車両状態に係る第2の測定量に対応する第2の表示意匠が設けられ、前記固定部と同心に配置されて且つその中心周りに回動する可動部と、を有しており、
前記固定部に設けられた第1の表示意匠の前記第1の測定量に応じた箇所を指示するように前記指針が回動すると共に、当該指針の指示方向に、前記可動部に設けられた第2の表示意匠の前記第2の測定量に応じた箇所が配置されるように前記可動部が回動することを特徴とする車両用計器。 - 前記文字盤の固定部に、第1及び第2の測定量とは異なる車両状態に係る測定量を表示する計器が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
- 請求項1または請求項2に記載の車両用計器を備えたことを特徴とするコンビネーションメータ。
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DE102008061723B4 (de) * | 2008-10-21 | 2016-06-02 | Johnson Controls Automotive Electronics Gmbh | Anzeigeinstrument |
KR101219417B1 (ko) * | 2010-10-15 | 2013-01-11 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 차량용 계기판 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071129 |