JP2006212861A - プラスチック製包装容器の製造方法 - Google Patents

プラスチック製包装容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プラスチック製包装容器の新規な製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、プラスチックシート20をラップラウンドケーサーにより組み立てる構成であり、プラスチック製包装容器10の新規な製造方法を提供することができる。特に、プラスチックシート20として、折り曲げ罫線30が、折り曲げラインに沿って所定間隔で設けた残肉部を介し、断続的に形成された主罫線を備え、前記残肉部が湾曲面をなす形状で形成されていると共に、前記残肉部に、主罫線に対して所定の角度傾斜した方向に刻設された補助罫線を備えてなるものを用いると、折り曲げやすいとと共に、折り曲げ罫線からの破損を抑制することができ、ラップラウンドケーサーによる組み立てに適する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プラスチック製包装容器の新規な製造方法に関する。
プラスチック製包装容器は、一般的に、特許文献1に開示されたようなものが知られている。特許文献1に開示されたものは、折り曲げ罫線を介して底板部、側板部、蓋部を連設すると共に、蓋部の内側に収容される収納物固定用の穴が形成された収納物固定用フラップを備えたものである。
特開2001−139019号公報
特許文献1に開示されたものは、プラスチックシートを折り曲げ、側板部の一部を重ね合わせて接着剤によりシールして箱形状とし、次いで、収納物を収容した後、収納物固定用フラップを内側に折り込んで該収納物を固定して閉蓋するものである。すなわち、特許文献1では、プラスチックシートを箱形状に形成した後に、商品である収納物を収納するものであり、カートニングマシンと呼ばれる包装機により組み立てを行っている。
一般に、段ボール紙や厚紙等を用いた包装容器では、その組み立てに当たって、箱形状に組み立てながら商品の梱包も同時に行うことができるラップラウンドケーサーにより製造されることも多い。ラップラウンドケーサーを用いた場合、カートニングマシンよりも低コストで組み立て可能であるという利点を有するが、プラスチックシートは、紙製のものと比較して折り曲げ難いこともあり、専ら、上記のようなカートニングマシンを用いて組み立てており、ラップラウンドケーサーにより製造することは行われいない。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、プラスチック製包装容器の新規な製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、折り曲げ罫線が施されてなるプラスチックシートを、ラップラウンドケーサーを用いて箱形に組み立てることを特徴とするプラスチック製包装容器の製造方法を提供する。
請求項2記載の本発明では、前記プラスチックシートとして、前記折り曲げ罫線が、折り曲げラインに沿って所定間隔で設けた残肉部を介し、断続的に形成された主罫線を備え、前記残肉部が湾曲面をなす形状で形成されていると共に、前記残肉部に、主罫線に対して所定の角度傾斜した方向に刻設された補助罫線を備えてなるものを用いることを特徴とする請求項1記載のプラスチック製包装容器の製造方法を提供することを課題とする。
請求項3記載の本発明では、前記プラスチックシートとして、組み立て後に開封する際に利用される開封用の切り取り罫線を所定箇所に施したものを用いることを特徴とする請求項1又は2記載のプラスチック製包装容器の製造方法を提供することを課題とする。
本発明のプラスチック製包装容器の製造方法は、プラスチックシートをラップラウンドケーサーにより組み立てる構成であり、プラスチック製包装容器の新規な製造方法を提供することができる。特に、プラスチックシートとして、折り曲げ罫線が、折り曲げラインに沿って所定間隔で設けた残肉部を介し、断続的に形成された主罫線を備え、前記残肉部が湾曲面をなす形状で形成されていると共に、前記残肉部に、主罫線に対して所定の角度傾斜した方向に刻設された補助罫線を備えてなるものを用いると、折り曲げやすいとと共に、折り曲げ罫線からの破損を抑制することができ、ラップラウンドケーサーによる組み立てに適する。
次に、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本実施形態により製造されるプラスチック製包装容器10の一例を示す斜視図であり、図2は、該プラスチック製包装容器10を組み立てる前の展開状態のプラスチックシート20の一例を示す図である。
これらの図に示したように、本実施形態のプラスチック製包装容器10は、正面板部11、背面板部12、2つの側板部13,14、底板部15、蓋部16を備えて構成される。プラスチック製包装容器10となるプラスチックシート20は、A−PET(アモルファスポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)等からなるシート材を、打ち抜き機により所定形状に打ち抜いて形成される。プラスチックシート20の厚さは限定されるものではないが、0.1〜1mm程度、好ましくは0.2〜0.5mm程度の範囲で選択される。また、着色が施されたものであってもよいが、収容物の確認を容易化するためには、透明又は半透明のものとすることが好ましい。
打ち抜かれた状態のプラスチックシート20は、図2に示したように、長方形に形成された正面板部11の長手方向に沿った辺の左右に、折り曲げて立体化した際に対向する一対の側板部13,14を備え、さらに、一方の側板部13に隣接して、折り曲げて立体化した際に正面板部11に対向する背面板部12が設けられている。また、正面板部11の上下に隣接して、それぞれ、立体化した際に対向する底板部15と蓋部16とが形成されている。また、各側板部13,14の上下、底板部15の下部、蓋部16の上部には折り曲げ用のフラップ13a,14a,15a,16aがそれぞれ連設されており、他方の側板部14の側端縁には、折り曲げられて背面板部12に接着される接合部14bが連設されている。なお、本実施形態においては、各側板部13,14のフラップ13a,14aの外面は、立体化して折り曲げた際、底板部15又は蓋部16の内面に接着により接合されるようになっている。
ここで、正面板部11と一方の側板部13との境界、正面板部11と他方の側板部14との境界、正面板部11と底板部15との境界、正面板部11と蓋部16との境界、一方の側板部13と背面板部12との境界、各側板部13,14と対応する各フラップ13a,14aとの各境界、底板部15とそのフラップ15aとの境界、蓋部16とそのフラップ16aとの境界、他方の側板部14と接合部14bとの境界には、それぞれ折り曲げ可能とするための折り曲げ罫線30が形成されている。折り曲げ罫線30は、所定の刃形状に形成された罫線刃を用いて刻設される。
折り曲げ罫線30としては、従来公知の種々の手段で形成でき、例えば、上記各境界に沿って凹凸を連続的に施したものや断続孔を形成したもの、あるいは、特開2001−62909号公報に開示されているように、縦刃と、隣接する2つの湾曲凹面を一組として、一組の湾曲凹面が縦刃の刃先方向に所定間隔をおいて形成されていると共に、各組の隣接する湾曲凹面間に縦刃に直交する横刃を形成した罫線刃を用いて形成したもの等を用いることができる。特開2001−62909号公報に開示された罫線刃で形成することにより、折り曲げやすい一方で破損しにくく、また、光の散乱が少なくなって外観上目立ちにくくなるという利点を有する。
特に、特許第3532183号公報に開示された罫線刃により折り曲げ罫線30を形成すると、より好ましい。特許第3532183号公報に開示されたものは、上記特開2001−62909号公報に開示されたもののように縦刃に直交する方向に横刃を設けるのではなく、縦刃に対して任意の角度で傾斜させた斜刃を、隣接する2つの湾曲凹面間に形成したものである。この罫線刃を用いると、折り曲げ罫線30は、縦刃により断続的に形成された主罫線を備えることになり、主罫線間の残肉部が、罫線刃の湾曲凹面により、湾曲面をなす形状となって、さらに、斜刃により、主罫線に対して所定の角度傾斜した方向に刻設された補助罫線が形成される。この結果、特許第3532183号公報に開示された技術を用いると、折り曲がりやすさ、弾力性、破損しにくさのバランスをさらに高めることができ、ラップラウンドケーサーによって容易に折り曲げて箱形状に組み立てることができる。
なお、正面板部11には、図1及び図2に示したように、幅方向に沿って、上下に所定間隔をおいて開封用の切り取り罫線40,41を設けると共に、各側板部13,14にも正面板部11側から背面板部12に向かって上方向に傾斜する切り取り罫線42,43を設けておくことが好ましい。これにより、正面板部11に形成された2本の切り取り罫線40,41に挟まれた部分が開封帯45となり、該開封帯45を一端から他端に向かって手前方向に引くように切り取っていくことにより、蓋部16を閉じた状態で、該開封帯45並びに側板部13,14に形成した切り取り罫線42,43を境として、その上部を上方に開口し、包装された商品を取り出すことができる。本実施形態では、上記のように、フラップ13a,14aが底板部15,蓋部16に接着され、接合部14bが背面板部12に接着されるため、プラスチックシート20を立体化したプラスチック製包装容器10は、密閉型となる。従って、開封する際には上記開封帯45を用いて開封する。
本実施形態によれば、上記したように、折り曲げ罫線30が折り曲げやすい一方で破損しにくい構成であるため、従来、プラスチック製包装容器の組み立てに使用されていなかった、ラップラウンドケーサーを用いて組み立てることができる。このため、ラップラウンドケーサーと商品を有する包装工場までは、打ち抜いた状態のプラスチックシートのまま搬送することができ、搬送時の嵩張りも減らすことができる。なお、上記した実施形態はあくまでプラスチック製包装容器の一例であり、その形状や折り曲げ罫線の位置等は、全く限定されるものではないことはもちろんである。
図1は、本発明の一の実施形態にかかるプラスチック製包装容器の外観斜視図である。 図2は、上記実施形態にかかるプラスチック製包装容器の組み立てに用いる所定形状に打ち抜きされたプラスチックシートを示す平面図である。
符号の説明
10 プラスチック製包装容器
11 正面板部
12 背面板部
13 一方の側板部
14 他方の側板部
15 底板部
16 蓋部
20 プラスチックシート
30 折り曲げ罫線

Claims (3)

  1. 折り曲げ罫線が施されてなるプラスチックシートを、ラップラウンドケーサーを用いて箱形に組み立てることを特徴とするプラスチック製包装容器の製造方法。
  2. 前記プラスチックシートとして、前記折り曲げ罫線が、折り曲げラインに沿って所定間隔で設けた残肉部を介し、断続的に形成された主罫線を備え、前記残肉部が湾曲面をなす形状で形成されていると共に、前記残肉部に、主罫線に対して所定の角度傾斜した方向に刻設された補助罫線を備えてなるものを用いることを特徴とする請求項1記載のプラスチック製包装容器の製造方法。
  3. 前記プラスチックシートとして、組み立て後に開封する際に利用される開封用の切り取り罫線を所定箇所に施したものを用いることを特徴とする請求項1又は2記載のプラスチック製包装容器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168320A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Kao Corp 自立箱
JP7494372B1 (ja) 2023-12-18 2024-06-03 ユニ・チャーム株式会社 吸収性シート入り包装容器

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