JP4312040B2 - 陳列時の視認性を改善した包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、販売時に店頭で一部を切り取って商品を露出させて陳列できるようにした包装箱に関する。特に、小袋入り商品や商品それ自体が柔らかく自立できない商品の輸送包装に使用できると共に、店頭で開梱して商品を露出させて陳列する際に、開口部の位置、大きさ等を調節して、様々な陳列の仕方ができるようにした陳列時の視認性を改善した包装箱に関するものである。
店頭でのパッケージは、人目をひき、購買に結びつくことが要求されている。そのために一個のパッケージがそれ自身注目されるようにすることは当然であるが、同じデザインのものを多数並べたときに一層大きな展示効果を発揮する工夫が必要となる。また、パッケージを単に並べるだけでなく、箱の中を開いて製品を見せたり、その開き方を工夫することで、陳列時における商品の視認性に優れ、かつ安定して積上げることができるものが提案されている(特許文献1)。
また、自立できない商品の輸送包装に使用できると共に、店頭で箱を開封し商品を露出させて陳列が出来るようにしたものも提案されている(特許文献2)。
特開平11−292064号公報 登録実用新案第3082540号公報
しかしながら、特許文献1の包装箱は、箱内を2分する仕切壁を箱と一体に形成させたワンピースの段ボールブランクから作られるものであった。そのため、この箱は、特別仕様の製函機でしか製造ができず、汎用機を使用することができない。また、前述のように材料ブランクが特別であるので材料費が高くつき、材料費節減のため仕切に、米坪を下げた原紙や原紙フルート構成を変えた薄い原紙を使いたくとも使えないという課題がある。
またこの包装箱は、店頭で開梱して中を開いて製品を見せるとき、対向する両側壁を全部切り上げて開口する使用方しかできず、例えば、一側壁の片側だけを開封してみせる工夫はなかった。特許文献2の箱もその点は同じであった。
このように従来の包装箱は同じデザインのものを、販売者の陳列意図に合わせて側壁開口部の位置や大きさを調節したり、商品の一部または全部を必要に応じて見せるなど、店状況に合わせて商品を視認性よく陳列することが難しかった。
本発明は、上記従来の包装箱が有する問題点を克服し、店頭で開梱して陳列販売する際に、側壁開口部の位置や大きさを調節することが可能であり、従って商品の一部だけを見せたり、仕切や蓋部を取り除いてトレー状態にして商品を全部見せるなど、販売者側の事情や要求に合わせて商品を視認性よく、消費者に対する訴求力のある包装箱を提案するものである。
上記課題を解決するため本発明は、一対の長側板と一対の短側板を交互に横方向に連設し、前記各側板の上縁に、蓋部外フラップまたは蓋部内フラップを連設し、また、前記各側板の下縁に、底部外フラップまたは底部内フラップを連設し、前記各側板を繋ぎ代により接合して角筒状に形成する包装箱と、該包装箱内を2分するZ形仕切とからなり、
包装箱の切取手段として各一対の長側板と短側板を巡るカットテープと、このカットテープを起点とし対向する一対の長側板の両側部を上方に延び、かつ該側板と蓋部外フラップとの罫線の両端近傍に至る一対の切目線と、該長側板の中央部を上方に延びて蓋部外フラップの両端縁に至る中央切目線とを設け、
さら対向する長側板間にZ形仕切を配置して該Z形仕切の左右の端板をそれぞれ対応した長側板上部に固定したことを特徴とする陳列時の視認性を改善した包装箱である。
なおZ形仕切はその中央仕切と端板との間に断続する切目を設け、前記カットテープが接する位置に摘み部を設けてもよい。
この発明は、一対の長側板と一対の短側板を交互に横方向に連設し、前記各側板の上縁に、蓋部外フラップまたは蓋部内フラップを連設し、また、前記各側板の下縁に、底部外フラップまたは底部内フラップを連設し、前記各側板を繋ぎ代により接合して角筒状に形成する包装箱と、該包装箱内を2分するZ形仕切とからなり、対向する長側板間にZ形仕切を配置して該Z形仕切の左右の端板をそれぞれ対応した長側板上部に固定した構造であるから、箱の耐圧強度が高まり、また常に仕切が定位置を保持するので小袋入り商品や商品それ自体が柔らかく自立できない商品を多数個収納しても、倒れたり移動することなく、安全確実に保持することができる。
また、包装箱の切取手段として各一対の長側板と短側板を巡るカットテープと、このカットテープを起点とし対向する一対の長側板の両側部を上方に延び、かつ該側板と蓋部外フラップとの罫線の両端近傍に至る一対の切目線と、該長側板の中央部を上方に延びて蓋部外フラップの両端縁に至る中央切目線とを設けたものであるから、図4に示すように、店頭で開梱して商品を店頭で陳列する際には、側壁の開口部の位置や大きさを調節することが可能な商品の視認性の高い包装箱が提供される。
また、箱を積み上げて陳列した際にも、本発明の箱によれば、横から商品を取出すことが可能であり、図5に示すように仕切や蓋部を全部取り除いてトレー状態にして商品を全部見せることも可能となった。このために、販売者側の事情や要求に合わせて、消費者に対する訴求力のある包装箱を提供できる効果を有する。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施例を示すものであって、この包装箱1は段ボールブランク10から組立てられ、図1に示すように、長側板と短側板の各一対の側板11a,11b、12a,12bを交互に横方向に連設し、それら各一対の側板の上下縁にそれぞれ蓋部または底部の外フラップ14a,14bまたは16a、16bと内フラップ15a、15bまたは17a、17bを連設し、内貼りする繋ぎ代13により前記の各側板を角筒状に接合されるように構成されている。
また、上記段ボールブランクにおいて、一対の長側板11a,11bと一対の短側板12a,12bと繋ぎ代13に亘って、それらの下部を横断して横に一連に延びるカットテープ(帯状切取り部)19を設ける。そしてこのカットテープ19を起点として、長側板11a,11bの両側部を上方に延び、該長側板と蓋外フラップ14a、14bとの間の罫線の両端近傍に至る一対の切目線20a、20a、21b、21bが設けられている。さらに、該長側板の中央部を上方に延びて蓋部外フラップ14a,14bの両端縁に至る切目線22a,22bが設けられている。なおこの切目線22a,22bの形成位置は、長側板の中心線Cから8〜10mm程度、横にずらして設けることを可とする。
なおカットテープ19と各切目線との交点にはH型、逆コの字形、I型形状等の摘み部19a〜19cがそれぞれ形成されている。この摘み部は左右逆配置することも可能である。
図2は、本発明で使用するZ形仕切18の展開状態を示したものである。このZ形仕切18は段ボール製ブランクを用いて形成するが、箱本体を構成する材料よりも強度が劣る米坪を下げたシートを使用することができる。
図2において、31は中央の仕切板であり、32a、32bは左右一対の端板であり、いずれも長側板に対応した高さを有している。
Z形仕切18は、組立てに際し箱本体の対向する長側板間にほぼZ形状に貼着して、箱内を縦方向に2分する。なお、端板32a、32bは図3からわかるように長側板の約半分の大きさになっていて、この端板を対応した長側板の上部に固定して使用する。なお、この中央の仕切板31と、左右の端板32a、32bとの間に境界線は断続する切目とし、この切目と、カットテープとが接する位置に摘み部を設けることがよい。
この包装箱を組立てる場合、定法とおり、底部の内フラップ17a,17bを箱の内側に折り込み、さらに底部の外フラップ16a,16bを内側に折り込み、次いで外フラップの合わせ目をテープ封緘あるいはホットメルト等を使用して底面を封緘し、軟質の包装袋等や外からの加圧に弱い商品や自立できない商品を箱上部より入れ、蓋側のフラップを底面と同様に折り込み、封緘する。
包装状態を図3に示す。この包装箱を店頭で開梱して陳列販売する際には、図4に示すように、H型、逆コの字形、I型の摘み部から箱側面周りに設けたカットテープ19を引いて(イ)、箱の長側面の片側を開口し(ロ)、もう一方の面の片側を同様に開口して使用することができる。或いは左右両側を全て開口して使用することができる。また、本発明の箱によれば、横から商品を自由に取出すことが可能である。
また、包装箱の上部と下部とに切断して、包装箱をトレー状態にし、かつ内部仕切も除去して商品を露出状態にして陳列することもできる(図5参照)。
さらにまた図6のように、店頭に山積みされることがあっても、上段の段ボール箱は、その下面が下方の箱の蓋部外フラップに当接し、箱内に設けたZ形仕切18により支持される結果、箱の積み上げ状態における下段積みの箱に大きな荷重が加わったとしても、側板の胴膨れやそれに伴う箱の潰れを防ぐことができ、箱の位置が少々ずれても崩れることがない。
以上のように販売者側の事情や要求に合わせて、箱側面の開口位置や大きさを調節できる包装箱を提供できる。また開口した箱を積み上げることも可能である。
使用済みの包装箱は、箱内にZ形仕切が取付られていても、この仕切は扁平に折畳むことができ、流通後の包装箱の解体及び廃棄に際しても、ゴミの減量化が達成でき、また廃棄時の箱の膨らみを小さくすることができまた段ボール箱本体を構成するシートより薄い段ボールシートで構成すると廃棄時の箱の膨らみをさらに小さくすることができ、廃棄の箱の集積と結束がし易くなる。
この発明の包装箱本体の展開図 この発明で使用するZ形仕切の展開図 この発明の包装箱の包装状態を示す斜視図 この発明の包装箱の開梱状態を示す斜視図 同じくこの発明のトレー状態を示す斜視図 積み上げ状態を示す斜視図
符号の説明
11a,11b,12a,12b 側板
14a,14b、16a、16b 外フラップ
15a、15b、17a、17b 内フラップ
18 Z仕切
19 カットテープ
20a,20b、21a,21b 一対の切目線
22a,22b 中央の切目線
31 中仕切
32a、32b 端版

Claims (1)

  1. 一対の長側板と一対の短側板を交互に横方向に連設し、前記各側板の上縁に蓋部外フラップまたは蓋部内フラップを連設し、また、前記各側板の下縁に底部外フラップまたは底部内フラップを連設し、前記各側板を繋ぎ代により接合して角筒状に形成する包装箱と、該包装箱内を2分するZ形仕切とからなり、
    包装箱の切取手段として、各一対の長側板と短側板を巡るカットテープと、このカットテープを起点とし対向する一対の長側板の両側部を上方に延び、かつ該側板と蓋部外フラップとの罫線の両端近傍に至る一対の切目線と、該長側板の中央部を上方に延びて蓋部外フラップの両端縁に至る中央切目線とを設け、
    さら対向する長側板間にZ形仕切を配置して該Z形仕切の左右の端板をそれぞれ対応した長側板上部に固定したことを特徴とする陳列時の視認性を改善した包装箱。
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