JP2006207917A - 空気調和装置およびその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧縮機に流入する冷媒の加熱を防止することができるとともに、圧縮機の効率を向上させることを主たる目的としている。
【解決手段】 冷媒を圧縮する圧縮機3と、前記圧縮機3から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段10と、前記熱交換手段10を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段8と、前記油分離手段8により分離された潤滑油を前記圧縮機3に戻す油戻り管13と、前記油分離手段8から前記圧縮機3に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置1であって、前記圧縮機3の吐出温度または吐出圧力が所定の閾値を超えているときに、前記制御部により前記オイル弁が開方向に制御されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和装置およびその運転方法に関するものである。
空気調和装置としては、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒から潤滑油を取り除く油分離器と、この油分離器により取り除かれた潤滑油を圧縮機または圧縮機の吸入配管に戻す油戻り管とを具備するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−055488号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている空気調和装置においては、油分離器から油戻し管を介して圧縮機の吸入側に戻された高温の潤滑油により圧縮機に流入する冷媒が加熱されてしまう。そのため、圧縮機に流入する冷媒の密度が低下し、圧縮機の効率が低下してしまうといった問題点があった。
また、このことに加えて、特に冷房高負荷運転がなされる場合には、周辺の環境温度が高くなるため、圧縮機の吐出温度が高温になりやすく、圧縮機の吐出温度が、圧縮機を保護するための保護温度よりも高くなってしまい、圧縮機の信頼性が低下してしまうといった問題点もあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、圧縮機に流入する冷媒の加熱を防止することができるとともに、圧縮機の効率を向上させることができる空気調和装置およびその運転方法を提供することを目的としている。
また、他の目的としては、特に冷房高負荷運転時における圧縮機の吐出温度を低下させることができて、圧縮機の信頼性を向上させることができる空気調和装置の運転方法を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明による空気調和装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段と、前記熱交換手段を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段と、前記油分離手段により分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻り管と、前記油分離手段から前記圧縮機に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作する室外熱交換器と、冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作する室内熱交換器と、高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とする膨張弁と、前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置であって、前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力が所定の閾値を超えているときに、前記制御部により前記オイル弁が開方向に制御されることを特徴とする。
本発明による空気調和装置の運転方法は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段と、前記熱交換手段を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段と、前記油分離手段により分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻り管と、前記油分離手段から前記圧縮機に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作する室外熱交換器と、冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作する室内熱交換器と、高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とする膨張弁と、前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置の運転方法であって、前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力が所定の閾値を超えているときに、前記オイル弁を開方向に制御することを特徴とする。
このような空気調和装置およびその運転方法によれば、圧縮機の吐出温度または吐出圧力が所定の閾値を超えているときに、オイル弁が開かれることとなる。
すなわち、熱交換手段により冷却され、油分離器により分離された比較的温度の低い潤滑油が、油戻り管およびオイル弁を介して圧縮機の吸入側に戻されるようになっている。
これにより、圧縮機に流入する冷媒の加熱を防止することができるとともに、圧縮機内に流入する冷媒の温度を低下させることができて、圧縮機をCOPの最も高い圧力で運転することができ、圧縮機の効率を向上させることができる。
また、圧縮機の高圧(すなわち、吐出圧力)を上げることができるので、暖房能力を向上させることができる。
さらに、特に冷房高負荷運転時における圧縮機の吐出温度を低下させることができて、圧縮機の信頼性を向上させることができる。
また、本発明による空気調和装置は、前記熱交換手段および前記油分離手段を、前記圧縮機に内蔵させることもできる。
このような空気調和装置によれば、装置の小型化を図ることができるとともに、冷媒回路の簡略化を図ることができる。
また、本発明による空気調和装置およびその運転方法は、暖房時に前記熱交換手段を通過した熱媒体を車内空気により冷却する他の熱交換手段を更に備えることもできる。
このような空気調和装置およびその運転方法によれば、暖房運転時にオイルの熱量を熱媒体を通じて車内に放熱することができ、暖房性能が向上する。
また、本発明による空気調和装置およびその運転方法は、前記熱交換手段を通過した熱媒体を車内空気により冷却する他の熱交換手段を更に備え、暖房運転時に、前記オイル弁を開方向に制御することもできる。
このような空気調和装置およびその運転方法によれば、オイル弁が開かれることによってオイルの循環量が増加し、暖房運転時に前記熱交換手段においてオイルの熱量が前記熱媒体に多く伝わるようになる。これにより、オイルの熱量をより多く車内に放熱することができるので、暖房性能が更に向上する。
本発明による空気調和装置およびその運転方法によれば、圧縮機に流入する冷媒の加熱を防止することができるとともに、圧縮機の効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、特に冷房高負荷運転時における圧縮機の吐出温度を低下させることができて、圧縮機の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、暖房運転時にはオイルの熱量を熱媒体を通じて車内に放熱することにより、暖房性能を向上させる効果を奏する。
以下、本発明による空気調和装置を車両用空気調和装置に適用した第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態による車両用空気調和装置1は、冷媒を圧縮する圧縮機3と、車室外熱交換器(室外熱交換器)5と、車室内熱交換器(室内熱交換器)7と、第1膨張弁9と、クーラント熱交換器(熱交換手段)10とを主たる要素として構成されたものである。
圧縮機3は、冷媒(例えば、二酸化炭素(CO))を圧縮し、例えばスクロール型コンプレッサが用いられる。圧縮機3の吐出側には、吐出ガス温度センサ4が設けられている。圧縮機3によって圧縮された冷媒は、クーラント熱交換器10および油分離器(油分離手段)8を通り、第1三方弁12へと導かれる。
車室外熱交換器5は、外気と熱交換し、冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作するものである。この車室外熱交換器5の近傍の冷媒配管には、第2膨張弁18が設けられている。この第2膨張弁18は、電子膨張弁とされており、冷房時には車室外熱交換器5の下流側に位置した状態で全開とされ、暖房時には車室外熱交換器5の上流側に位置した状態で一定の絞りを加えて高圧冷媒を減圧する。
車室内熱交換器7は、HVAC(Heating Ventilating and Air-Conditioning)ユニット11内に設けられ、冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作するものである。
また、車室内熱交換器7の近傍であって、暖房時には冷媒入口側となる冷媒配管すなわち第1三方弁12と車室内熱交換器7とを連結する冷媒配管には、温度センサ22が設けられている。
油分離器8は、圧縮機3から吐出された臨界圧力以上の冷媒中から潤滑油を取り除くものである。潤滑油が取り除かれた冷媒は、冷媒配管を介して第1三方弁12へと導かれるとともに、潤滑油は、油戻り管13を介して圧縮機3の吸入側に接続された冷媒配管に戻されるようになっている。
油戻り管13は、その一端が油分離器8に接続されているとともに、その他端が、内部熱交換器20と圧縮機3とを連結する冷媒配管で、かつ圧縮機3の近傍に位置する冷媒配管に接続部Jaを介して接続された配管であり、その途中にはオイル弁13a(図2参照)が設けられている。
図3に示すように、オイル弁13aは、いわゆる「バイパスポート付電磁弁」と呼ばれるものであり、その内部にメイン流路13b、バイパス流路13c、およびバイパス流路13cを開閉する電磁弁13dが設けられているとともに、その外部に電磁弁13dを作動させる電磁石13eが配置されたものである。すなわち、電磁石13eに通電されると電磁弁13dがバネ部材13fの付勢力に抗して図中の実線の位置から二点鎖線の位置に移動し、バイパス流路13cが開かれた状態となる。一方、電磁石13eへの通電が停止されると電磁弁13dがバネ部材13fの付勢力により図中の二点鎖線の位置から実線の位置に移動し、バイパス流路13cが閉ざされた状態となる。
第1膨張弁9は、電子膨張弁とされており、車室内熱交換器7の近傍の冷媒配管に設けられ、冷房時には車室内熱交換器7の上流側に位置した状態で高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とするものであり、暖房時には車室内熱交換器7の下流側に位置した状態で全開とされる。
クーラント熱交換器10は、車両を駆動するエンジン(車両用駆動装置)14のエンジン冷却水と、圧縮機3により圧縮された高温高圧の冷媒(およびこの冷媒中に含まれた潤滑油)とを熱交換するものである。このクーラント熱交換器10では、冷媒側からエンジン冷却水側に熱が移動する(奪われる)ようになっており、圧縮機3から吐出された冷媒(およびこの冷媒中に含まれた潤滑油)の温度が、例えば、140℃から90℃に低下させられるようになっている。また、クーラント熱交換器10で熱交換された冷却水(熱媒体)は、後述するHVACユニット11内に設けられたヒータコア(他の熱交換手段)16へと導かれた後にエンジン14へと返送される。
第1三方弁12は、冷媒の流れを切り換えるものであり、冷房時には車室外熱交換器5側に、暖房時には車室内熱交換器7側に切り換える。なお、図1では、冷房時の冷媒流れを点線で、暖房時の冷媒流れを実線で示している。
第2膨張弁18と第1膨張弁9との間の冷媒配管には、内部熱交換器20が設けられている。この内部熱交換器20は、高圧側の冷媒と圧縮機3の吸入側の低圧冷媒とを熱交換させるものであり、冷房時に車室外熱交換器5を通過した高圧冷媒に過冷却を与えて車室内熱交換器7入口の冷媒の乾き度を下げるために用いられる。
車室内熱交換器7およびヒータコア16が設けられたHVACユニット11は、車室内に供給される空気(外気または車室内空気)の温度調節を行うものであり、上流側(図において左方)から、ブロア24、車室内熱交換器7およびヒータコア16が順次設けられている。ヒータコア16の上流側には、エアミックスダンパ26が設けられている。このエアミックスダンパ26の開度を調節することにより、車室内熱交換器7を通過した冷風がヒータコア16を流れる流量を調節する。
圧縮機3の吸入側で、内部熱交換器20よりも上流側には、アキュムレータ28が設けられている。アキュムレータ28は、冷媒内の気液を分離するものである。
アキュムレータ28と車室内熱交換器7との間には、第2三方弁30が設けられている。第2三方弁30は、冷房時に、車室内熱交換器7と内部熱交換器20とを、暖房時に、アキュムレータ28と車室外熱交換器5とを連結する。
圧縮機3の回転周波数、三方弁12,30の切り換え、電子膨張弁9,18およびオイル弁13aの開度調整等は、温度センサ4,22の測定値等に基づいて、図示しない制御部によって行われる。
ここで、電磁弁13dの開閉動作(オイル弁13aの開度調整)について、図4を用いてさらに詳しく説明する。
制御部によって、吐出ガス温度センサ4(図1参照)により得られた現在のコンプ吐出温度が閾値T1よりも高いか否かを判断し(S0)、その結果、現在のコンプ吐出温度が閾値T1よりも高い場合には、電磁弁13dが強制的に開かれ(S1)、また、現在のコンプ吐出温度が閾値T1以下の場合には、電磁弁13dが強制的に閉じられるようになっている(S2)。
上記構成の車両用空気調和装置1は、次のように動作する。
冷房時(図1の点線参照)には、圧縮機3によって圧縮された(潤滑油を含む)冷媒は、クーラント熱交換器10によりその温度が低下させられ、油分離器8により冷媒中の潤滑油が取り除かれた後、第1三方弁12を通り車室外熱交換器5へと流される。圧縮後の冷媒は、冷媒として二酸化炭素が用いられているので、超臨界状態となっている。
車室外熱交換器5では、外気との間で熱交換し、高圧冷媒は冷却される。すなわち、車室外熱交換器5は放熱器として動作する。
車室外熱交換器5で放熱された高圧冷媒は、全開とされた第2膨張弁18を通り、内部熱交換器20へと導かれる。内部熱交換器20では、圧縮機3吸入側の低圧冷媒と熱交換が行われ、高圧冷媒に過冷却がつけられる。
内部熱交換器20を通過した高圧冷媒は、第1膨張弁9で絞られて減圧させられる。第1膨張弁9によって減圧された冷媒は低圧冷媒となり、車室内熱交換器7へと導かれる。
車室内熱交換器7では、ブロワ24から導かれる空気(外気または車室内空気)と低圧冷媒との間で熱交換が行われ、低圧冷媒が蒸発する。すなわち、車室内熱交換器7は蒸発器として動作する。液冷媒の蒸発潜熱によって熱量を奪われて空気は冷却され、下流のヒータコア16へと導かれる。
車室内熱交換器7で蒸発した冷媒は低圧ガス冷媒となり、第2三方弁30を通りアキュムレータ28へと導かれる。低圧ガス冷媒は、アキュムレータ28で気液が分離された後に、内部熱交換器20で高圧冷媒から熱を奪い、圧縮機3の吸入側へと導かれる。
HVACユニット11では、ブロワ24から導入される空気(外気または車室内空気)が車室内熱交換器7によって冷却された後、エンジン冷却水が導入されるヒータコア16によって暖められ、車室内へと導かれる。ヒータコア16には、圧縮機3からの吐出ガスを冷却した冷却水が導かれるようになっており、吐出ガスから奪った熱量をヒータコア16で有効に放熱できるようになっている。ヒータコア16によって空気に与えられる加熱量は、エアミックスダンパ26によって調整される。
暖房時(図1の実線参照)には、圧縮機3によって圧縮された(潤滑油を含む)冷媒は、クーラント熱交換器10によりその温度が低下させられ、油分離器8により冷媒中の潤滑油が取り除かれた後、第1三方弁12を通り車室内熱交換器7へと導かれる。圧縮後の冷媒は、冷媒として二酸化炭素が用いられているので、超臨界状態となっている。
車室内熱交換器7では、ブロワ24から導入される空気と高圧冷媒との間で熱交換が行われ、空気が暖められる。すなわち、車室内熱交換器7は放熱器として動作する。
車室内熱交換器7で放熱した高圧冷媒は、全開とされた第1膨張弁9を通り、内部熱交換器20へと導かれる。
内部熱交換器20では、高圧冷媒が圧縮機3吸入側の低圧冷媒と熱交換することにより冷却される。
内部熱交換器20を通過した高圧冷媒は、第2膨張弁18によって絞られて減圧した後、低圧冷媒となり、車室外熱交換器5へと導かれる。車室外熱交換器5では、外気と熱交換を行い、低圧冷媒が蒸発させられる。すなわち、車室外熱交換器5は蒸発器として動作する。
車室外熱交換器5で気化した低圧ガス冷媒は、第2三方弁30を通りアキュムレータ28で気液が分離された後、内部熱交換器20において高圧冷媒から熱を奪い、圧縮機3の吸入側へと導かれる。
HVACユニット11では、ブロワ24から導入される空気(外気または車室内空気)が車室内熱交換器7によって暖められた後、エンジン冷却水が導入されるヒータコア16によってさらに暖められ、車室内へと導かれる。ヒータコア16には、圧縮機3からの吐出ガスを冷却した冷却水が導かれるようになっており、吐出ガスから奪った熱量をヒータコア16で有効に放熱できるようになっている。ヒータコア16によって空気に与えられる加熱量は、エアミックスダンパ26によって調整される。
本実施形態にかかる空気調和装置1によれば、コンプ吐出温度(圧縮機3の吐出温度)がT1よりも高い場合には、油戻り管13に設けられたオイル弁13aの電磁弁13dが開かれるようになっている。
すなわち、クーラント熱交換器10により冷却され、油分離器8により分離された比較的温度の低い潤滑油が、油戻り管13およびオイル弁13aを介して圧縮機3の吸入側に戻されるようになっている。
これにより、圧縮機に流入する冷媒の加熱を防止することができるとともに、圧縮機内に流入する冷媒の温度を低下させることができて、圧縮機をCOPの最も高い圧力で運転することができ、圧縮機の効率を向上させることができる。
また、圧縮機の高圧(すなわち、吐出圧力)を上げることができるので、暖房能力を向上させることができる。
さらに、特に冷房高負荷運転時における圧縮機の吐出温度を低下させることができて、圧縮機の信頼性を向上させることができる。
本発明による空気調和装置を車両用空気調和装置に適用した第2実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態における車両用空気調和装置は、コンプ吐出温度の代わりにコンプ吐出圧力を用いて、このコンプ吐出圧力の測定値からコンプ吐出温度を推定することによりオイル弁の開閉がなされているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図5に示すように、制御部によって、吐出圧力センサ(図示せず)により得られた現在のコンプ吐出圧力が閾値P1よりも高いか否かを判断し(S3)、その結果、現在のコンプ吐出圧力が閾値P1よりも高い場合には、電磁弁13dが強制的に開かれ(S4)、また、現在のコンプ吐出圧力が閾値P1以下の場合には、電磁弁13dが強制的に閉じられるようになっている(S5)。
作用効果については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明による空気調和装置を車両用空気調和装置に適用した第3実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態における車両用空気調和装置は、コンプ吐出温度だけでなく運転モード、すなわち、現在の運転状態が暖房か冷房かを判断する段階を判断する段階(ステップ)が具備されているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図6に示すように、先ず、制御部によって、現在の運転状態が暖房か冷房かを判断する(S6)。暖房の場合は、油分離器8から圧縮機3に冷えた潤滑油が十分に戻るようにするために電磁弁13dが強制的に開かれることとなる(S7)。
一方、冷房の場合は、S6からS8に進み、制御部によって、吐出ガス温度センサ4により得られた現在のコンプ吐出温度が閾値T1よりも高いか否かを判断し(S8)、その結果、現在のコンプ吐出温度が閾値T1よりも高い場合には、電磁弁13dが強制的に開かれ(S9)、また、現在のコンプ吐出温度が閾値T1以下の場合には、電磁弁13dが強制的に閉じられるようになっている(S10)。
作用効果については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明による空気調和装置を車両用空気調和装置に適用した第4実施形態について、図7を用いて説明する。
本実施形態における車両用空気調和装置は、暖房運転時においてもコンプ吐出温度に応じてオイル弁の開閉を行わせるようにしているという点で前述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図7に示すように、先ず、制御部によって、現在の運転状態が暖房か冷房かを判断する(S11)。暖房の場合は、油分離器8から圧縮機3に冷えた潤滑油が十分に戻るようにするために電磁弁13dが強制的に開かれることとなる(S12)。
一方、冷房の場合は、S11からS13に進み、制御部によって、吐出圧力センサ(図示せず)により得られた現在のコンプ吐出圧力が閾値P1よりも高いか否かを判断し(S3)、その結果、現在のコンプ吐出圧力が閾値P1よりも高い場合には、電磁弁13dが強制的に開かれ(S14)、また、現在のコンプ吐出圧力が閾値P1以下の場合には、電磁弁13dが強制的に閉じられるようになっている(S15)。
作用効果については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明による空気調和装置を車両用空気調和装置に適用した第5実施形態について、図8を用いて説明する。
本実施形態における車両用空気調和装置は、コンプ吐出温度だけでなく運転モード、すなわち、現在の運転状態が暖房か冷房かを判断する段階を判断する段階(ステップ)が具備されているとともに、冷房運転時において、外気温度(室外温度)に応じてオイル弁の開閉を行わせるようにしているという点で前述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図8に示すように、先ず、制御部によって、現在の運転状態が暖房か冷房かを判断する(S16)。暖房の場合は、S16からS17に進み、制御部によって、吐出ガス温度センサ4により得られた現在のコンプ吐出温度が閾値T1よりも高いか否かを判断し(S17)、その結果、現在のコンプ吐出温度が閾値T1よりも高い場合には、電磁弁13dが強制的に開かれ(S18)、また、現在のコンプ吐出温度が閾値T1以下の場合には、電磁弁13dが強制的に閉じられるようになっている(S19)。
一方、冷房の場合は、S16からS20に進み、制御部によって、外気温度センサ(図示せず)により得られた現在の外気温度が閾値T2よりも高いか否かを判断する(S20)。その結果、現在の外気温度が閾値T2よりも高い場合には、電磁弁13dが強制的に開かれ(S21)、また、現在の外気温度が閾値T2以下の場合には、電磁弁13dが強制的に閉じられるようになっている(S22)。
作用効果については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明による空気調和装置を車両用空気調和装置に適用した第6実施形態について、図9を用いて説明する。
本実施形態における車両用空気調和装置は、圧縮機3の内部に、油分離器8、油戻り管13の一部、オイル弁13a、および圧縮機3から吐出される冷媒とこの冷媒中に含まれた潤滑油とを冷却する圧縮機冷却管路(熱交換手段)が設けられているという点で前述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態において圧縮機40は、例えば、内部に密閉空間mを有するハウジング41と、このハウジング41内に配置され、密閉空間m内に取り込まれた冷媒ガスを圧縮するスクロール圧縮機構42と、このスクロール圧縮機構42を駆動する回転軸43とを主たる要素として構成されたスクロール圧縮機である。
ハウジング41は、例えば、第1ハウジング44と、第2ハウジング45と、第3ハウジング46と、第4ハウジング47とを備えてなり、これらを組み合わせてから複数本のボルト(図示せず)等で結合することにより、内部に密閉空間mが形成されるようになっている。なお、符号48,49,50は、これら第1ハウジング44ないし第4ハウジング47間の接合部分をシールして、密閉空間mの密閉状態を保つOリングである。
第2ハウジング45の上部には、冷媒ガスを吸入する吸入ポート45aが、密閉空間mに連通するように形成されており、第4ハウジング47の上部には、スクロール圧縮機構42で圧縮され、油分離室(油分離手段)51により冷媒ガス中の潤滑油が分離された後の圧縮冷媒ガスを吐出する吐出ポート47aが形成されている。また、第3ハウジング46および第4ハウジング47の下部に形成された空間は、油分離室51により分離された潤滑油(すなわち、スクロール圧縮機構42の潤滑および圧縮室Cのシールを行った後の潤滑油)を貯留する油貯め室52となっている。
油分離室51は円筒状の空間で、この油分離室51内には、中空円筒状でかつ断面視略T字状を呈する内筒53が配置されている。
スクロール圧縮機構42は、固定スクロール59と、旋回スクロール60とを備えるものである。
固定スクロール59は、固定端板59aとその内面に立設された渦巻状壁体59bとを備え、固定端板59aの中央部には、吐出ポート59cが形成されている。この吐出ポート59cは、図示しないボルトを介して固定端板59aの後側表面(背面)に取り付けられた吐出弁62により開閉される。
旋回スクロール60は、旋回端板60aとその内面に立設された渦巻状壁体60bとを備えている。旋回端板60aの外面に立設されたボス60c内には、偏心ブッシュ65が、ニードル軸受66を介して回転自在に嵌合され、この偏心ブッシュ65に穿設された穴に、回転軸43の端部から突出した偏心ピン43aが嵌合されている。そして、固定スクロール59と旋回スクロール60とを相互に所定距離だけ偏心させ、かつ180度だけ角度をずらして噛み合わせることにより、複数の圧縮室Cが形成されるようになっている。
また、旋回スクロール60と第2ハウジング45との間には、オルダムリング(自転防止機構)67が設けられており、回転軸43を回転させたときに、旋回スクロール60が偏心ブッシュ65回りに自転しないようになっている。したがって、回転軸43を回転させたとき、旋回スクロール60は自転せず公転旋回運動のみを行うようになっている。また、偏心ブッシュ65にはバランスウェイト68が設けられており、旋回スクロール60の公転に伴う遠心力を相殺するようになっている。
回転軸43は、エンジンや電動モータ等の図示しない駆動機構により、その軸線回りに回転するロータシャフトであり、その先端には、偏心した軸線を有する前述した偏心ピン43aが突出形成されている。そして、この回転軸43は、第1ハウジング44に設けられた第1軸受(図示せず)および第2ハウジング45に設けられた第2軸受70により、その軸線回りに回転可能に支持されている。
なお、回転軸43の他端部(偏心ピン43aと反対の側に位置する端部)には、図示しない電磁クラッチが設けられており、これにより図示しないエンジンや電動モータ等からの駆動力が、回転軸43へ伝達されたりされなかったりするようになっている。
このような構造を有するスクロール圧縮機40では、電磁クラッチが入れられることによりエンジンや電動モータ等からの駆動力が回転軸43に伝達されるとともに回転軸43が回転され、この回転が偏心ピン43a、偏心ブッシュ65、およびボス60cを介してスクロール圧縮機構42の旋回スクロール60に伝達される。旋回スクロール60はオルダムリング67により自転を阻止されながら公転旋回半径を半径とする円軌道上で公転旋回運動を行うようになっている。
そうすると、冷媒ガスが吸入ポート45aを介してハウジング41の密閉空間mに入り、図示省略の経路を経てスクロール圧縮機構42の圧縮室Cに吸入される。そして、旋回スクロール60の公転旋回運動によって圧縮室Cの容積が減少するのに伴い冷媒ガスが圧縮されながら中央部に至り、吐出ポート59cから吐出室71および連通孔72を通って潤滑油を含んだ冷媒が油分離室51に導かれるとともに、油分離室51の内壁面に沿って旋回させられる。その結果、冷媒中に混入していた潤滑油は、遠心分離作用により油分離室51の内壁面に沿って旋回しながら下方に落下していって油貯め室52に貯まり、一方、潤滑油が分離された冷媒は、内筒53の内側および第4ハウジング47の吐出ポート47aを経て冷媒が外部に吐出されるようになっている。
油貯め室52に貯溜された潤滑油LOは、第3ハウジング46内に形成されたオイル戻し路59d、およびこのオイル戻し路59dと連通するオイル戻し管(図示せず)を介してスクロール圧縮機40の吸入側、すなわち、吸入ポート45aに接続された冷媒配管に戻されるようになっている。
オイル戻し路59dの途中には、前述したオイル弁13aと同様の構成を有するオイル弁80、いわゆる「バイパスポート付電磁弁」と呼ばれるものが設けられている。なお、本実施形態におけるオイル弁80は、スクロール圧縮機40の外側に配置された電磁石80aにより、その内部に配置された電磁弁(図示せず)が開閉させられるようになっている。
また、第3ハウジング46内には圧縮機冷却管路(熱交換手段)81が設けられている。この圧縮機冷却管路81内には、前述したエンジン(車両用駆動装置)14のエンジン冷却水が通される(通過させられる)ようになっており、これによりエンジン冷却水と、圧縮機40により圧縮された高温高圧の冷媒(およびこの冷媒中に含まれた潤滑油)とが熱交換させられるようになっている。すなわち、圧縮機40から吐出された冷媒(およびこの冷媒中に含まれた潤滑油)の熱がエンジン冷却水により奪われて、冷媒(およびこの冷媒中に含まれた潤滑油)の温度が、例えば、140℃から90℃に低下させられるようになっている。また、圧縮機冷却管路81でを通過した冷却水は、前述したHVACユニット11内に設けられたヒータコア16へと導かれた後にエンジン14へと返送される。
スクロール圧縮機40をこのような構成とすることにより、装置の小型化を図ることができるとともに、冷媒回路の簡略化を図ることができる。
その他の作用効果については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
なお、本発明は上述した実施形態のものに限定されるものではなく、上述したバイパスポート電磁弁の代わりに、例えば、バイパスポート付き温度式制御弁あるいはバイパスポート付き定圧弁もしくはバイパスポート付き差圧弁等を設けるようにすることもできる。
また、これらバイパスポート付きの弁を設ける代わりに、オイル戻り管を二本設けるようにし、そのうちの一本のみに電磁弁、温度式制御弁、定圧弁、もしくは差圧弁等を設けるようにすることもできる。
本発明による空気調和装置の第1実施形態を車両用空気調和装置に適用した例を示す概略構成図である。 図1に示す油分離器の拡大断面図である。 図2に示すオイル弁の拡大断面図である。 図1に示す空気調和装置のオイル弁の制御の仕方を説明するためのフローチャートである。 本発明による空気調和装置の第2実施形態を車両用空気調和装置に適用した例を示す図であって、オイル弁の制御の仕方を説明するためのフローチャートである。 本発明による空気調和装置の第3実施形態を車両用空気調和装置に適用した例を示す図であって、オイル弁の制御の仕方を説明するためのフローチャートである。 本発明による空気調和装置の第4実施形態を車両用空気調和装置に適用した例を示す図であって、オイル弁の制御の仕方を説明するためのフローチャートである。 本発明による空気調和装置の第5実施形態を車両用空気調和装置に適用した例を示す図であって、オイル弁の制御の仕方を説明するためのフローチャートである。 本発明による空気調和装置の第6実施形態を車両用空気調和装置に適用した例を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 車両用空気調和装置(空気調和装置)
3 圧縮機
5 車室外熱交換器(室外熱交換器)
7 車室内熱交換器(室内熱交換器)
8 油分離器(油分離手段)
9 第1膨張弁
10 クーラント熱交換器(熱交換手段)
13 油戻り管
13a オイル弁
18 第2膨張弁
51 油分離室(油分離手段)
80 オイル弁
81 圧縮機冷却管路(熱交換手段)

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段と、
    前記熱交換手段を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段と、
    前記油分離手段により分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻り管と、
    前記油分離手段から前記圧縮機に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、
    冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作する室外熱交換器と、
    冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作する室内熱交換器と、
    高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とする膨張弁と、
    前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置であって、
    前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力が所定の閾値を超えているときに、前記制御部により前記オイル弁が開方向に制御されることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記熱交換手段および前記油分離手段が、前記圧縮機に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 暖房時に前記熱交換手段を通過した熱媒体を車内空気により冷却する他の熱交換手段を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段と、
    前記熱交換手段を通過した熱媒体を車内空気により冷却する他の熱交換手段と、
    前記熱交換手段を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段と、
    前記油分離手段により分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻り管と、
    前記油分離手段から前記圧縮機に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、
    冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作する室外熱交換器と、
    冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作する室内熱交換器と、
    高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とする膨張弁と、
    前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置であって、
    暖房運転時に、前記制御部により前記オイル弁が開方向に制御されることを特徴とする空気調和装置。
  5. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段と、
    前記熱交換手段を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段と、
    前記油分離手段により分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻り管と、
    前記油分離手段から前記圧縮機に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、
    冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作する室外熱交換器と、
    冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作する室内熱交換器と、
    高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とする膨張弁と、
    前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置の運転方法であって、
    前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力が所定の閾値を超えているときに、前記オイル弁を開方向に制御することを特徴とする空気調和装置の運転方法。
  6. 暖房時に前記空気調和機が前記熱交換手段を通過した熱媒体を車内空気により冷却する他の熱交換手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の空気調和装置の運転方法。
  7. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を冷却する熱交換手段と、
    前記熱交換手段を通過した冷媒中から潤滑油を取り除く油分離手段と、
    前記熱交換手段を通過した熱媒体を車内空気により冷却する他の熱交換手段と、
    前記油分離手段により分離された潤滑油を前記圧縮機に戻す油戻り管と、
    前記油分離手段から前記圧縮機に戻される潤滑油の流量を調整するオイル弁と、
    冷房時には放熱器として、暖房時には蒸発器として動作する室外熱交換器と、
    冷房時には蒸発器として、暖房時には放熱器として動作する室内熱交換器と、
    高圧冷媒を絞り減圧させて低圧冷媒とする膨張弁と、
    前記オイル弁の開度を制御する制御部と、を備えた空気調和装置の運転方法であって、
    暖房運転時に、前記オイル弁を開方向に制御することを特徴とする空気調和装置の運転方法。
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