JP2006195064A - 撮影光学系および撮像装置 - Google Patents

撮影光学系および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006195064A
JP2006195064A JP2005005267A JP2005005267A JP2006195064A JP 2006195064 A JP2006195064 A JP 2006195064A JP 2005005267 A JP2005005267 A JP 2005005267A JP 2005005267 A JP2005005267 A JP 2005005267A JP 2006195064 A JP2006195064 A JP 2006195064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens group
lens
optical system
imaging
positive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005005267A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Masui
淳雄 増井
Yasushi Yamamoto
康 山本
Hiromichi Nose
弘道 能勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Photo Imaging Inc
Original Assignee
Konica Minolta Photo Imaging Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Photo Imaging Inc filed Critical Konica Minolta Photo Imaging Inc
Priority to JP2005005267A priority Critical patent/JP2006195064A/ja
Publication of JP2006195064A publication Critical patent/JP2006195064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lenses (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

【課題】 ズーム光学系でありながら、比較的大きな撮像素子に対してもテレセントリック性を確保することができるコンパクトな撮影光学系を提供する。
【解決手段】 撮影光学系は、撮影対象側から順に、負パワーの第1レンズ群(G1)、正パワーの第2レンズ群(G2)、および正パワーの第3レンズ群(G3)を有し、第1レンズ群(G1)〜第3レンズ群(G3)の移動でズーミングを行い、第3レンズ群(G3)の移動でフォーカシングを行う。第3レンズ群(G3)は負パワーのメニスカスレンズ(L7)と正パワーのレンズ(L8)より成る。また、第1レンズ群(G1)の焦点距離をf1、第3レンズ群(G3)の焦点距離をf3で表すとき、0.7≦|f1/f3|≦2.0の関係を満たす。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮影光学系および撮像装置に関し、特に、焦点距離が可変の撮影光学系に関する。
近年、銀塩フィルムの代わりに光学像を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備えたデジタルカメラの普及が著しい。撮像素子の画素数は年々増加する傾向にあり、それに伴って、撮影対象からの光を撮像素子上に結像させる撮影光学系としても、コンパクトでありながら、より高性能のものが求められるようになっている。一般に、デジタルカメラの撮影光学系は焦点距離を変え得るズーム光学系であるため、特に、ズーミングに際して画質の低下が生じないコンパクトなズーム光学系が切望されている。
さらに、撮像素子の出力信号を処理して撮影した画像を表す画像データを生成する半導体素子の能力向上も進み、パーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の情報処理機器に、ズーム光学系を内蔵したり外付けしたりすることも一般化している。このため、高性能でコンパクトなズーム光学系の需要が一層高まっている。
このようなズーム光学系として、撮影対象側から順に負の光学的パワーを有する第1レンズ群、正の光学的パワーを有する第2レンズ群、および正の光学的パワーを有する第3レンズ群から成るいわゆる負正正の3成分系が数多く提案されている。負正正の3成分ズーム光学系は、構成レンズ数が少なく、レンズを移動させるための機構も単純で、コンパクト化に適するという特徴を有する。
撮像素子の前面には撮像素子の各画素に対応させた多数のマイクロレンズが設けられており、撮影光学系の射出瞳をマイクロレンズの瞳と整合させなければならない。このため、撮影光学系の射出瞳を像面からある程度離して、各マイクロレンズに入射する光束の主光線が互いに平行(つまりテレセントリック)な状態またはこれに近い状態にする必要がある。
負正正の3成分ズーム光学系では、第3レンズ群に正のパワーをもたせることでテレセントリック性を保つようにしているが、像面がアンダー側に倒れる傾向がある。その補正のために、第3レンズ群に負のパワーのレンズを含めることが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第3433734号 米国特許第6532114号 米国特許第6308011号
しかしながら、特許文献1や特許文献2のズーム光学系は、第3レンズ群の負レンズが像側で凹面の構成であるため、第3レンズ群の正レンズでの軸外光の位置が光軸に近くなり、撮像素子が大きいと、テレセントリック性を確保することが困難になる。また、特許文献3のズーム光学系は、第1レンズ群のパワーが弱いため、大型になるという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ズーム光学系でありながら、比較的大きな撮像素子に対してもテレセントリック性を確保することができ、しかもコンパクトな撮影光学系を提供することを目的とする。また、そのような撮影光学系を備えた小型かつ高性能の撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、撮影対象からの光を撮像素子上に結像させる撮影光学系は、撮影対象側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、第3レンズ群が撮影対象側から順に、撮像素子側に向かって凸の負のパワーを有するメニスカスレンズと、少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有するレンズを含み、第1レンズ群と第2レンズ群と第3レンズ群とを移動させて焦点距離を変えるとともに、次の式1の関係を満たすものとする。
0.7 ≦ |f1/f3| ≦ 2.0 ・・・式1
ただし、f1は第1レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。
式1は第1レンズ群と第3レンズ群の光学的パワーのバランスの適切な範囲を規定するものである。|f1/f3|の値が式1の上限を超えると、第1レンズ群内で軸外光を大きく曲げて前玉径を小さくすることが難しくなる。逆に|f1/f3|の値が式1の下限に達しないと、広角端で発生する負の歪曲を補正することが難しくなる。
第3レンズ群に負レンズと正レンズとを含めることで、第3レンズ群の正レンズで発生する像面の撮影対象側への倒れを補正することができ、さらに、負レンズで軸外光を跳ね上げることにより、撮像素子が大きい場合でも、テレセントリック性の確保が容易になる。また、負レンズを撮像素子側に凸のメニスカスレンズとし、正レンズを撮影対象側に向かって凸とすることで、光軸から離れた位置での負レンズと正レンズの間隔を大きくすることができて、軸外光を一層大きく跳ね上げることができる。
式1に代えて次の式1’の関係を満たすようにすると、さらに高性能の撮影光学系となる。
0.7 ≦ |f1/f3| ≦ 1.0 ・・・式1’
さらに、次の式2の関係を満たすようにするとよい。
0.2 ≦ |(C3o−C3s)/(C3o+C3s)| ≦ 1 ・・・式2
ただし、C3oおよびC3sはそれぞれ第3レンズ群に含まれる負のパワーを有するメニスカスレンズの撮影対象側の面および撮像素子側の面の曲率半径である。
式2は、第3レンズ群の負レンズの面形状の適切な範囲を規定するものである。|(C3o−C3s)/(C3o+C3s)|の値が、式2の下限に達しないと、負レンズによる軸外光の跳ね上げが小さくなり、撮像素子が大きい場合に、テレセントリック性の確保が難しくなる。逆に、式2の上限を超えると、正レンズに入射する軸外光の角度が大きくなり、光線を折り曲げるために正レンズのパワーを大きくする必要が生じて、像面が撮影対象側に倒れ易くなる。
式2に代えて次の式2’の関係を満たすようにすると、さらに高性能の撮影光学系となる。
0.3 ≦ |(C3o−C3s)/(C3o+C3s)| ≦ 0.6 ・・・式2’
第3レンズ群に含まれる少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有するレンズの撮影対象側の面および撮像素子側の面の少なくとも一方を、非球面とするとよい。正レンズに非球面をもたせることで、正レンズで発生する像面歪曲をさらに良好に補正することができる。
その場合、さらに次の式3の関係を満たすようにするとよい。
−5×10-3≦φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]≦0
・・・式3
ただし、φは第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの撮像素子側の面のパワー(単位は1/mm)、NoおよびNsはそれぞれ第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの非球面を挟んで撮影対象側に位置する媒質および撮像素子側に位置する媒質の屈折率、yは第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの光軸からの距離、X(y)は第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの非球面の距離yにおけるサグ、X0(y)は第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの非球面の参照球面の距離yにおけるサグ、Y’は最大の像高である。なお、y≦Y’とする。また、面のパワーは焦点距離の逆数であり、ここではその単位を1/mmとしている。
式3は、第3レンズ群の正レンズの非球面の面形状の適切な範囲を規定するものである。中央の式の値が式3の上限以下つまり0以下であることは、光軸から離れるほど非球面のパワーが弱くなることを示している。これによって撮影対象側に倒れた像面を補正することができる。また、中央の式の値が式3の下限に達しないと、非球面の周辺部のパワーが弱くなりすぎて、テレセントリック性の確保が難しくなる。
式3に代えて次の式3’の関係を満たすようにすると、さらに高性能の撮影光学系となる。
−2×10-3≦φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]≦0
・・・式3’
第3レンズ群が前記の2つのレンズのみを含む構成とするとよい。ズーム光学系の小型化のためには、最も撮像素子寄りのレンズ群で焦点調節を行うリアフォーカスとするのが好ましい。その場合、焦点調節を行うための第3レンズ群を2つのレンズのみで構成することで、焦点調節のために必要な駆動力を小さくすることができて、焦点調節を迅速に行うことが可能になる。
また、次の式4の関係を満たすようにするとよい。
2.3 ≦ (ft/fw)・(Lt/Lw) ≦ 4 ・・・式4
ただし、ftおよびfwはそれぞれ望遠端および広角端での撮影光学系全体の焦点距離、LtおよびLwはそれぞれ望遠端および広角端での撮影光学系全体の長さである。
式4は、ズーム比と光学系の全長との関係との好ましい範囲を規定するものである。(ft/fw)・(Lt/Lw)の値が式4の下限に達しないと、ズーム比が小さくなりすぎたり、広角端における全長が長くなったりする。ズーム比が小さすぎると、ズーム光学系としての意義が低下する。広角端における全長が長くなると、非使用時には各レンズ群の間隔を狭めた状態としておいて、起動時に各レンズ群を広角端での位置に設定するようにする場合に、起動時のレンズ群の移動量が多くなって、起動に時間を要する結果となる。(ft/fw)・(Lt/Lw)の値が式4の上限を超えると、望遠端での全長が長くなって、大型化してしまう。
式4に代えて次の式4’の関係を満たすようにすると、さらにコンパクトな撮影光学系となる。
2.3 ≦ (ft/fw)・(Lt/Lw) ≦ 3 ・・・式4’
前記目的を達成するために、本発明ではまた、撮像装置は、撮像素子と、上記のいずれかの撮影光学系とを備えるものとする。
本発明の撮影光学系は、第1レンズ群と第3レンズ群の光学的パワーのバランスが適切であるため、前玉を大きくすることなく、広角端で発生し易い負の歪曲を抑えることができる。しかも、第3レンズ群が撮像素子側に向かって凸の負のパワーを有するメニスカスレンズと、撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有するレンズを含むため、像面の撮影対象側への倒れを防止することができ、また、撮像素子が大きい場合でもテレセントリック性を確保することが容易になる。このような特長を有する撮影光学系を備えた本発明の撮像装置は、小型かつ高性能の装置となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態であるデジタルカメラ1の外観を図1に模式的に示す。図1において(a)は前面および上面を表す斜視図、(b)は背面図である。デジタルカメラ1は、本体10と、本体10に取り付けられたレンズ鏡胴11を有している。レンズ鏡胴11は複数段より成り、撮影時には本体10の前方に突出し、非撮影時には本体10に収容し得るように、前後方向に可動に構成されている。レンズ鏡胴11は、撮影光学系12を収容し、保持している。
撮影光学系12は、撮影対象からの光を本体10に収容されている撮像素子21(図2参照)に導き、撮像素子21上に結像させる。撮影光学系12の焦点距離は可変、つまり、撮影光学系12はズーム光学系である。
デジタルカメラ1は、前面に光学ファインダーの対物窓13aとフラッシュ発光部14、上面に電源ボタン15とシャッターレリーズボタン16、背面に光学ファインダーの接眼窓13bと表示部17とズームボタン18と他の操作ボタン19を備えている。光学ファインダーは撮影対象の光学像を提供し、フラッシュ発光部14は撮影対象を照明するフラッシュ光を発する。電源ボタン15は、撮像素子21をはじめ電力で動作する各部への電力の供給と停止の指示のために操作され、シャッターレリーズボタン16は、記録用画像の撮影の指示のために操作される。
表示部17は液晶表示器より成り、撮影した画像およびデジタルカメラ1の設定状況、操作案内等の諸情報を表示する。ズームボタン18は、撮影光学系12の焦点距離の設定のために操作される。ズームボタン18の一端部を押すと、撮影光学系12の焦点距離が増大する方向に変化し、撮影画角は狭く、撮影倍率は大きくなる。ズームボタン18の他端部を押すと、撮影光学系12の焦点距離が減少する方向に変化し、撮影画角は広く、撮影倍率は小さくなる。撮影光学系12の焦点距離の設定可能な範囲のうち、最長端を望遠端といい、最短端を広角端という。操作ボタン19は、デジタルカメラ1の諸設定のために操作される。
図2にデジタルカメラ1の構成を模式的に示す。デジタルカメラ1は、撮影光学系12および表示部17のほか、撮像素子21、信号処理部22、記録部23、操作部24、撮影光学系駆動部25および制御部26を有している。撮像素子21はCCDエリアセンサであり、画素ごとの受光量を表す信号を出力する。信号処理部22は撮像素子21の出力信号を処理して、撮影した画像を表す画像データを生成する。記録部23は信号処理部22が生成した画像データを着脱可能な記録媒体23aに記録し、また、画像の再生表示のために、記録媒体23aから画像データを読み出す。操作部24は前述の諸ボタン16〜19の総称であり、使用者の操作を制御部26に伝達する。
撮影光学系駆動部25は、いくつかのモータとその駆動力を撮影光学系12のレンズ群に伝達する伝達機構を有しており(不図示)、撮影光学系12の焦点距離と焦点位置を設定する。制御部26は操作部24を介して与えられる指示に応じて各部を制御する。
撮影光学系12の構成を図3に示す。撮影光学系12は、撮影対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を有する。
第1レンズ群G1は、2枚のレンズL1、L2より成り、全体として負の光学的パワーを有する。第2レンズ群G2は、4枚のレンズL3、L4、L5、L6より成り、全体として正の光学的パワーを有する。第3レンズ群G3は、2枚のレンズL7、L8より成り、全体として正の光学的パワーを有する。
第3レンズ群G3の2つのレンズL7、L8のうち、より撮影対象側に位置するレンズL7は、負の光学的パワーを有し、撮像素子21側に凸のメニスカスレンズである。また、より撮像素子21側に位置するレンズL8は、正の光学的パワーを有する両凸レンズである。なお、レンズL8は、少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有していればよい。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間には、開口径が可変の絞りSが設けられている。絞りSは第2レンズ群G2と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFとカバーガラスCが配置されている。ローパスフィルターFとカバーガラスCは密接している。
図3に示した符号r1〜r20はレンズL1〜L11、絞りS、フィルターF、およびカバーガラスCの面である。同一のレンズ(フィルター)の2つの面のうち、符号の数字の値が小さいものの方がより撮影対象に近い面である。例えば、レンズL2は面r3と面r4を有するが、面r3が撮影対象側に位置し、面r4が撮像素子21側に位置する。なお、カバーガラスCの撮影対象側の面はフィルターFの撮像素子21側の面19と共通である。また、絞りSは1つの面r5のみを有する。絞りSの面r5の前後の媒質は空気であり、当然、面r5の前後で屈折率は変化しない。
レンズL1の面r2、レンズL6の面r12、r13、およびレンズL8の面r16、r17はいずれも非球面である。また、レンズL4とレンズL5は接着されており、面r9と面r10の間には接着剤が存在する。
図3に示した矢印はズーミングに際してのレンズ群G1〜G3の位置を表している。矢印の基端が広角端、先端が望遠端に対応する。ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、および第3レンズ群G3を移動させて、それらの間隔を変化させることによって行われる。第3レンズ群G3はズーミングに伴う焦点位置の変動の防止、すなわちフォーカシングも司る。なお、フィルターFおよびカバーガラスCは固定である。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ7.20mmおよび20.44mmであり、したがって、ズーム比は2.84である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.71および5.07である。また、焦点距離が中間の12.13mmのときのF数は3.63である。
撮影光学系12のコンストラクションデータを表1に示す。表1において、各行の軸上面間隔はその行の面と次の行の面との間隔であり、各行の屈折率およびアッベ数もその行の面と次の行の面の間の媒質の屈折率およびアッベ数(空気については省略)である。屈折率およびアッベ数はd線に対するものである。距離の単位はmmである。また、ズーミングにより変化する軸上面間隔については、広角端と上記の中間の焦点距離と望遠端での値を、左から順に表している。なお、非球面については符号の末尾にアスタリスク(*印)を付している。
[表1]
面 曲率半径 軸上面間隔 屈折率 アッベ数
r1 164.676 1.000 1.80610 40.74
r2* 6.811 3.050
r3 13.196 1.731 1.92286 20.88
r4 30.263 14.900〜 7.110〜 2.000
r5 ∞ 0.758
r6 14.348 1.282 1.88300 40.79
r7 69.358 0.100
r8 8.800 3.054 1.80420 46.50
r9 -22.882 0.010 1.51400 42.83
r10 -22.882 1.500 1.84666 23.78
r11 7.559 1.000
r12* -22.769 1.300 1.52510 56.38
r13* -12.897 3.250〜10.320〜19.436
r14 -13.000 1.000 1.51742 52.15
r15 -43.263 0.100
r16* 18.662 2.924 1.52510 56.38
r17* -12.452 4.928〜 3.332〜 1.642
r18 ∞ 0.700 1.54426 69.60
r19 ∞ 0.500 1.51633 64.14
r20 ∞
非球面は次の式5で定義している。
X(H)=C・H2/{1+(1−ε・C2・H21/2}+ΣAk・Hk ・・・式5
ここで、Hは光軸に対して垂直な方向の高さ、X(H)は高さHの位置でのサグすなわち光軸方向の変位量(面頂点基準)、Cは近軸曲率、εは2次曲面パラメータ、kは非球面の次数、Akはk次の非球面係数である。非球面に関するデータを表2に示す。
[表2]
面r2
ε = 1.0000
A4 = -0.25603448×10-3 A6 = -0.62583992×10-5 A8 = 0.91116042×10-7
A10 = -0.47316015×10-8
面r12
ε = 1.0000
A4 = -0.12550298×10-3 A6 = 0.10364119×10-3 A8 = -0.30296689×10-5
A10 = 0.56671291×10-7
面r13
ε = 1.0000
A4 = 0.54295054×10-3 A6 = 0.10630235×10-3 A8 = -0.23401219×10-5
A10 = 0.86519545×10-7
面r16
ε = 1.0000
A4 = -0.93410702×10-4 A6 = -0.32590549×10-5 A8 = 0.53595403×10-6
A10 = -0.15864702×10-7
面r17
ε = 1.0000
A4 = 0.21635682×10-3 A6 = -0.17554883×10-4 A8 = 0.11656038×10-5
A10 = -0.25039133×10-7
第1レンズ群G1の焦点距離をf1、第3レンズ群G3の焦点距離をf3で表すとき、|f1/f3|=0.736である。したがって、前述の式1の関係は満たされており、式1’の関係も満たされている。
また、第3レンズ群G3に含まれる負のパワーを有するメニスカスレンズL7の撮影対象側の面r14および撮像素子21側の面r15の曲率半径をそれぞれC3oおよびC3sで表すとき、|(C3o−C3s)/(C3o+C3s)|=0.54である。したがって、式2の関係は満たされており、式2’の関係も満たされている。
さらに、第3レンズ群G3に含まれる正のパワーを有するレンズL8の撮像素子21側の面r17のパワーをφ(単位:1/mm)、レンズL8の非球面r16を挟んで撮影対象側に位置する媒質(空気)および撮像素子21側に位置する媒質(レンズL8)の屈折率をそれぞれNoおよびNs、レンズL8の光軸からの距離をy、非球面r16の距離yにおけるサグをX(y)、非球面r16の参照球面の距離yにおけるサグをX0(y)、最大の像高をY’で表すとき、y≦Y’の範囲において、前述の式3の関係は満たされており、式3’の関係も満たされている。最大の像高Y’は4.5mmである。
第3レンズ群G3に含まれる正のパワーを有するレンズL8の撮像素子21側の面r17のパワーをφ、レンズL8の非球面r17を挟んで撮影対象側に位置する媒質(レンズL8)および撮像素子21側に位置する媒質(空気)の屈折率をそれぞれNoおよびNs、レンズL8の光軸からの距離をy、非球面r17の距離yにおけるサグをX(y)、非球面r17の参照球面の距離yにおけるサグをX0(y)と表しても、y≦Y’の範囲において、式3の関係は満たされており、式3’の関係も満たされている。
非球面r16についての距離yと対応するφ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]のいくつかの値を表3に示し、非球面r17についての同様の値を表4に示す。
[表3]
面r16
y φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]
0.54 −4.8×10-7
1.08 −4.6×10-6
1.62 −1.8×10-5
2.16 −4.9×10-5
2.70 −9.6×10-5
3.24 −1.5×10-4
3.78 −2.2×10-4
4.32 −4.3×10-4
[表4]
面r17
y φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]
0.56 −3.2×10-6
1.12 −2.3×10-5
1.68 −6.7×10-5
2.24 −1.3×10-4
2.80 −2.4×10-4
3.36 −4.2×10-4
3.92 −7.2×10-4
4.48 −9.6×10-4
また、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の焦点距離をそれぞれftおよびfw、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の長さ(ローパスフィルターFおよびカバーガラスCを含む)をそれぞれLtおよびLwで表すとき、(ft/fw)・(Lt/Lw)=2.84である。したがって、前述の式4の関係は満たされており、式4’の関係も満たされている。
撮影光学系12の収差を図4に示す。図4において、(a)は広角端、(b)は上記の中間の焦点距離、(c)は望遠端でのものである。球面収差の線dはd線の収差、線gはg線の収差である。線SCは正弦条件不満足量を表している。また、非点収差の線DMおよび線DSはそれぞれメリジオナル面およびサジタル面での収差である。単位は、歪曲の横軸のみ百分率であり、他の軸については全てmmである。
本実施形態のデジタルカメラ1の撮影光学系12は、大きな撮像素子21に対応し得るように最大の像高が4.5mmと大きく設定されているが、図4より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長がカバーガラスCまで含めても40mm程度であり、小型になっている。
以下、他の実施形態のデジタルカメラについて説明するが、撮影光学系以外の構成は第1の実施形態のものと同様なので、重複する説明は省略し、撮影光学系についてのみ述べる。なお、以下に示す図5〜図10においては図3および図4と同様の表記方法を採用している。また、非球面の定義は前述の式5に従っており、表5、表6、表8、表9、表11、表12においては表1および表2と同様の表記方法を採用している。
第2の実施形態のデジタルカメラ2の撮影光学系12の構成を図5に示す。デジタルカメラ2の撮影光学系12は、撮影対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を有する。
第1レンズ群G1は、2枚のレンズL1、L2より成り、全体として負の光学的パワーを有する。第2レンズ群G2は、4枚のレンズL3、L4、L5、L6より成り、全体として正の光学的パワーを有する。第3レンズ群G3は、2枚のレンズL7、L8より成り、全体として正の光学的パワーを有する。
第3レンズ群G3の2つのレンズL7、L8のうち、より撮影対象側に位置するレンズL7は、負の光学的パワーを有し、撮像素子21側に凸のメニスカスレンズである。また、より撮像素子21側に位置するレンズL8は、正の光学的パワーを有する両凸レンズである。なお、レンズL8は、少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有していればよい。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には絞りSが設けられている。絞りSは第2レンズ群G2と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFおよびカバーガラスCが配置されている。
レンズL1の面r2、レンズL6の面r12、r13、およびレンズL8の面r16、r17はいずれも非球面である。また、レンズL4とレンズL5は接着されており、面r9と面r10の間には接着剤が存在する。
ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2および第3レンズ群G3を移動させることによって行われる。第3レンズ群G3はフォーカシングも司る。フィルターFおよびカバーガラスCは固定である。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ7.20mmおよび20.45mmであり、したがって、ズーム比は2.84である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.70および5.07である。また、焦点距離が中間の12.14mmのときのF数は3.62である。
撮影光学系12のコンストラクションデータを表5に示し、非球面に関するデータを表6に示す。
[表5]
面 曲率半径 軸上面間隔 屈折率 アッベ数
r1 -116.371 1.000 1.80610 40.74
r2* 6.526 2.410
r3 13.335 2.063 1.84666 23.78
r4 86.272 14.900〜 7.139〜 2.000
r5 ∞ 0.752
r6 14.317 1.322 1.80420 46.50
r7 132.387 0.100
r8 8.800 3.790 1.71300 53.94
r9 -14.729 0.010 1.51400 42.83
r10 -14.729 1.158 1.76182 26.61
r11 7.747 1.000
r12* -21.030 1.300 1.52510 56.38
r13* -12.856 2.975〜10.163〜19.309
r14 -13.000 1.000 1.58913 61.25
r15 -27.473 0.100
r16* 22.408 2.806 1.52510 56.38
r17* -12.394 5.047〜 3.361〜 1.612
r18 ∞ 0.700 1.54426 69.60
r19 ∞ 0.500 1.51633 64.14
r20 ∞
[表6]
面r2
ε = 1.0000
A4 = -0.37039953×10-3 A6 = -0.97602247×10-5 A8 = 0.20554819×10-6
A10 = -0.85065389×10-8
面r12
ε = 1.0000
A4 = -0.15450877×10-3 A6 = 0.12056378×10-3 A8 = -0.57126916×10-5
A10 = 0.18520003×10-6
面r13
ε = 1.0000
A4 = 0.49392921×10-3 A6 = 0.12651561×10-3 A8 = -0.55058164×10-5
A10 = 0.24724400×10-6
面r16
ε = 1.0000
A4 = -0.56639147×10-4 A6 = -0.11227892×10-4 A8 = 0.99272284×10-6
A10 = -0.26348660×10-7
面r17
ε = 1.0000
A4 = 0.26833965×10-3 A6 = -0.28028360×10-4 A8 = 0.16872221×10-5
A10 = -0.35364982×10-7
第1レンズ群G1の焦点距離をf1、第3レンズ群G3の焦点距離をf3で表すとき、|f1/f3|=0.734である。したがって、前述の式1の関係は満たされており、式1’の関係も満たされている。
また、第3レンズ群G3に含まれる負のパワーを有するメニスカスレンズL7の撮影対象側の面r14および撮像素子21側の面r15の曲率半径をそれぞれC3oおよびC3sで表すとき、|(C3o−C3s)/(C3o+C3s)|=0.36である。したがって、式2の関係は満たされており、式2’の関係も満たされている。
さらに、第3レンズ群G3に含まれる正のパワーを有するレンズL8の撮像素子21側の面r17のパワーをφ(単位:1/mm)、レンズL8の非球面r17を挟んで撮影対象側に位置する媒質(レンズL8)および撮像素子21側に位置する媒質(空気)の屈折率をそれぞれNoおよびNs、レンズL8の光軸からの距離をy、非球面r17の距離yにおけるサグをX(y)、非球面r17の参照球面の距離yにおけるサグをX0(y)、最大の像高をY’で表すとき、y≦Y’の範囲において、前述の式3の関係は満たされており、式3’の関係も満たされている。最大の像高Y’は4.5mmである。
非球面r17についての距離yと対応するφ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]のいくつかの値を表7に示す。
[表7]
面r17
y φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]
0.56 −4.0×10-6
1.12 −2.8×10-5
1.68 −7.4×10-5
2.24 −1.3×10-4
2.80 −2.0×10-4
3.36 −3.3×10-4
3.92 −5.3×10-4
4.48 −5.5×10-4
また、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の焦点距離をそれぞれftおよびfw、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の長さ(ローパスフィルターFおよびカバーガラスCを含む)をそれぞれLtおよびLwで表すとき、(ft/fw)・(Lt/Lw)=2.84である。したがって、前述の式4の関係は満たされており、式4’の関係も満たされている。
撮影光学系12の収差を図6に示す。本実施形態のデジタルカメラ2の撮影光学系12は、大きな撮像素子21に対応し得るように最大の像高が4.5mmと大きく設定されているが、図6より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長がカバーガラスCまで含めても43mm程度であり、小型になっている。
第3の実施形態のデジタルカメラ2の撮影光学系12の構成を図7に示す。デジタルカメラ2の撮影光学系12は、撮影対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を有する。
第1レンズ群G1は、2枚のレンズL1、L2より成り、全体として負の光学的パワーを有する。第2レンズ群G2は、4枚のレンズL3、L4、L5、L6より成り、全体として正の光学的パワーを有する。第3レンズ群G3は、2枚のレンズL7、L8より成り、全体として正の光学的パワーを有する。
第3レンズ群G3の2つのレンズL7、L8のうち、より撮影対象側に位置するレンズL7は、負の光学的パワーを有し、撮像素子21側に凸のメニスカスレンズである。また、より撮像素子21側に位置するレンズL8は、正の光学的パワーを有する両凸レンズである。なお、レンズL8は、少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有していればよい。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には絞りSが設けられている。絞りSは第2レンズ群G2と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFおよびカバーガラスCが配置されている。
レンズL1の面r2、レンズL6の面r12、r13、およびレンズL8の面r17はいずれも非球面である。また、レンズL4とレンズL5は接着されており、面r9と面r10の間には接着剤が存在する。
ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2および第3レンズ群G3を移動させることによって行われる。第3レンズ群G3はフォーカシングも司る。フィルターFおよびカバーガラスCは固定である。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ7.20mmおよび20.44mmであり、したがって、ズーム比は2.84である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.71および5.07である。また、焦点距離が中間の12.13mmのときのF数は3.62である。
撮影光学系12のコンストラクションデータを表8に示し、非球面に関するデータを表9に示す。
[表8]
面 曲率半径 軸上面間隔 屈折率 アッベ数
r1 169.842 1.000 1.80610 40.74
r2* 6.816 3.080
r3 13.297 1.730 1.92286 20.88
r4 30.774 14.900〜 7.067〜 2.000
r5 ∞ 0.757
r6 14.416 1.285 1.88300 40.79
r7 72.808 0.100
r8 8.800 3.015 1.80420 46.50
r9 -23.170 0.010 1.51400 42.83
r10 -23.170 1.500 1.84666 23.78
r11 7.554 1.000
r12* -23.363 1.300 1.52510 56.38
r13* -13.217 3.293〜10.344〜19.526
r14 -13.000 1.000 1.51742 52.15
r15 -47.681 0.100
r16 17.703 2.933 1.52510 56.38
r17* -12.589 4.927〜 3.367〜 1.594
r18 ∞ 0.700 1.54426 69.60
r19 ∞ 0.500 1.51633 64.14
r20 ∞
[表9]
面r2
ε = 1.0000
A4 = -0.26148557×10-3 A6 = -0.58401159×10-5 A8 = 0.72058082×10-7
A10 = -0.43433267×10-8
面r12
ε = 1.0000
A4 = -0.11292224×10-4 A6 = 0.67571853×10-4 A8 = 0.36094608×10-5
A10 = -0.41515219×10-6
面r13
ε = 1.0000
A4 = 0.65316790×10-3 A6 = 0.67395081×10-4 A8 = 0.48211735×10-5
A10 = -0.42115797×10-6
面r17
ε = 1.0000
A4 = 0.30217167×10-3 A6 = -0.86670357×10-5 A8 = 0.31088404×10-6
A10 = -0.44180523×10-8
第1レンズ群G1の焦点距離をf1、第3レンズ群G3の焦点距離をf3で表すとき、|f1/f3|=0.736である。したがって、前述の式1の関係は満たされており、式1’の関係も満たされている。
また、第3レンズ群G3に含まれる負のパワーを有するメニスカスレンズL7の撮影対象側の面r14および撮像素子21側の面r15の曲率半径をそれぞれC3oおよびC3sで表すとき、|(C3o−C3s)/(C3o+C3s)|=0.57である。したがって、式2の関係は満たされており、式2’の関係も満たされている。
さらに、第3レンズ群G3に含まれる正のパワーを有するレンズL8の撮像素子21側の面r17のパワーをφ(単位:1/mm)、レンズL8の非球面r17を挟んで撮影対象側に位置する媒質(レンズL8)および撮像素子21側に位置する媒質(空気)の屈折率をそれぞれNoおよびNs、レンズL8の光軸からの距離をy、非球面r17の距離yにおけるサグをX(y)、非球面r17の参照球面の距離yにおけるサグをX0(y)、最大の像高をY’で表すとき、y≦Y’の範囲において、前述の式3の関係は満たされており、式3’の関係も満たされている。最大の像高Y’は4.5mmである。
非球面r17についての距離yと対応するφ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]のいくつかの値を表10に示す。
[表10]
面r17
y φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]
0.56 −4.6×10-6
1.12 −3.5×10-5
1.68 −1.1×10-4
2.24 −2.5×10-4
2.80 −4.5×10-4
3.36 −7.3×10-4
3.92 −1.1×10-3
4.48 −1.6×10-3
また、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の焦点距離をそれぞれftおよびfw、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の長さ(ローパスフィルターFおよびカバーガラスCを含む)をそれぞれLtおよびLwで表すとき、(ft/fw)・(Lt/Lw)=2.84である。したがって、前述の式4の関係は満たされており、式4’の関係も満たされている。
撮影光学系12の収差を図8に示す。本実施形態のデジタルカメラ3の撮影光学系12は、大きな撮像素子21に対応し得るように最大の像高が4.5mmと大きく設定されているが、図8より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長がカバーガラスCまで含めても43mm程度であり、小型になっている。
第4の実施形態のデジタルカメラ2の撮影光学系12の構成を図9に示す。デジタルカメラ2の撮影光学系12は、撮影対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を有する。
第1レンズ群G1は、2枚のレンズL1、L2より成り、全体として負の光学的パワーを有する。第2レンズ群G2は、4枚のレンズL3、L4、L5、L6より成り、全体として正の光学的パワーを有する。第3レンズ群G3は、2枚のレンズL7、L8より成り、全体として正の光学的パワーを有する。
第3レンズ群G3の2つのレンズL7、L8のうち、より撮影対象側に位置するレンズL7は、負の光学的パワーを有し、撮像素子21側に凸のメニスカスレンズである。また、より撮像素子21側に位置するレンズL8は、正の光学的パワーを有する両凸レンズである。なお、レンズL8は、少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有していればよい。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には絞りSが設けられている。絞りSは第2レンズ群G2と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFおよびカバーガラスCが配置されている。
レンズL1の面r2、レンズL6の面r12、r13、レンズL7の面r15およびレンズL8のr17はいずれも非球面である。また、レンズL4とレンズL5は接着されており、面r9と面r10の間には接着剤が存在する。
ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2および第3レンズ群G3を移動させることによって行われる。第3レンズ群G3はフォーカシングも司る。フィルターFおよびカバーガラスCは固定である。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ7.09mmおよび20.14mmであり、したがって、ズーム比は2.84である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.72および5.07である。また、焦点距離が中間の11.95mmのときのF数は3.64である。
撮影光学系12のコンストラクションデータを表11に示し、非球面に関するデータを表12に示す。
[表11]
面 曲率半径 軸上面間隔 屈折率 アッベ数
r1 213.609 1.000 1.80610 40.74
r2* 6.780 3.010
r3 13.181 1.743 1.92286 20.88
r4 30.905 14.900〜 7.160〜 2.000
r5 ∞ 0.757
r6 14.061 1.304 1.88300 40.79
r7 100.743 0.100
r8 8.800 3.110 1.72916 54.67
r9 -19.482 0.010 1.51400 42.83
r10 -19.482 1.500 1.80518 25.46
r11 7.611 1.000
r12* -20.638 1.300 1.52510 56.38
r13* -11.941 3.084〜10.154〜19.175
r14 -13.000 1.000 1.52510 56.38
r15* -31.131 0.100
r16 22.260 2.876 1.52510 56.38
r17* -12.349 4.932〜 3.311〜 1.741
r18 ∞ 0.700 1.54426 69.60
r19 ∞ 0.500 1.51633 64.14
r20 ∞
[表12]
面r2
ε = 1.0000
A4 = -0.26129900×10-3 A6 = -0.67551779×10-5 A8 = 0.10193191×10-6
A10 = -0.50052335×10-8
面r12
ε = 1.0000
A4 = -0.89028905×10-4 A6 = 0.82433478×10-4 A8 = 0.25211291×10-5
A10 = -0.36482300×10-6
面r13
ε = 1.0000
A4 = 0.53420575×10-3 A6 = 0.86404099×10-4 A8 = 0.21598133×10-5
A10 = -0.23926368×10-6
面r15
ε = 1.0000
A4 = 0.22771042×10-3 A6 = -0.10827801×10-4 A8 = 0.10265186×10-6
A10 = 0.50600610×10-8
面r17
ε = 1.0000
A4 = 0.78911207×10-4 A6 = -0.46349782×10-5 A8 = 0.56293440×10-6
A10 = -0.13168875×10-7
第1レンズ群G1の焦点距離をf1、第3レンズ群G3の焦点距離をf3で表すとき、|f1/f3|=0.729である。したがって、前述の式1の関係は満たされており、式1’の関係も満たされている。
また、第3レンズ群G3に含まれる負のパワーを有するメニスカスレンズL7の撮影対象側の面r14および撮像素子21側の面r15の曲率半径をそれぞれC3oおよびC3sで表すとき、|(C3o−C3s)/(C3o+C3s)|=0.41である。したがって、式2の関係は満たされており、式2’の関係も満たされている。
さらに、第3レンズ群G3に含まれる正のパワーを有するレンズL8の撮像素子21側の面r17のパワーをφ(単位:1/mm)、レンズL8の非球面r17を挟んで撮影対象側に位置する媒質(レンズL8)および撮像素子21側に位置する媒質(空気)の屈折率をそれぞれNoおよびNs、レンズL8の光軸からの距離をy、非球面r17の距離yにおけるサグをX(y)、非球面r17の参照球面の距離yにおけるサグをX0(y)、最大の像高をY’で表すとき、y≦Y’の範囲において、前述の式3の関係は満たされており、式3’の関係も満たされている。最大の像高Y’は4.5mmである。
非球面r17についての距離yと対応するφ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]のいくつかの値を表13に示す。
[表13]
面r17
y φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]
0.56 −1.2×10-6
1.12 −9.0×10-6
1.68 −2.9×10-5
2.24 −6.8×10-5
2.80 −1.5×10-4
3.36 −3.3×10-4
3.92 −6.4×10-4
4.48 −1.0×10-3
また、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の焦点距離をそれぞれftおよびfw、望遠端および広角端での撮影光学系12全体の長さ(ローパスフィルターFおよびカバーガラスCを含む)をそれぞれLtおよびLwで表すとき、(ft/fw)・(Lt/Lw)=2.84である。したがって、前述の式4の関係は満たされており、式4’の関係も満たされている。
撮影光学系12の収差を図10に示す。本実施形態のデジタルカメラ4の撮影光学系12は、大きな撮像素子21に対応し得るように最大の像高が4.5mmと大きく設定されているが、図10より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長がカバーガラスCまで含めても43mm程度であり、小型になっている。
なお、上記の各実施形態ではスチル画像を撮影するデジタルカメラの例を掲げたが、本発明の撮影光学系は、動画を撮影するデジタルビデオカメラや、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末等の情報処理機器に組み込まれるカメラに採用することも可能である。
各実施形態のデジタルカメラの外観を模式的に示す斜視図(a)および背面図(b)。 各実施形態のデジタルカメラの構成を模式的に示す図。 第1の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の構成を示す図。 第1の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第2の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の構成を示す図。 第2の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第3の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の構成を示す図。 第3の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第4の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の構成を示す図。 第4の実施形態のデジタルカメラの撮影光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。
符号の説明
1〜4 デジタルカメラ
10 カメラ本体
11 レンズ鏡胴
12 撮影光学系
13a、13b 光学ファインダー窓
14 フラッシュ発光部
15 電源ボタン
16 シャッターレリーズボタン
17 表示部
18 ズームボタン
19 操作ボタン
21 撮像素子
22 信号処理部
23 記録部
23a 記録媒体
24 操作部
25 撮影光学系駆動部
26 制御部
G1〜G3 レンズ群
L1〜L8 レンズ
S 絞り
F ローパスフィルター
C カバーガラス
r1〜r20 面

Claims (7)

  1. 撮影対象からの光を撮像素子上に結像させる撮影光学系において、
    撮影対象側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群とを備え、第3レンズ群が撮影対象側から順に、撮像素子側に向かって凸の負のパワーを有するメニスカスレンズと、少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有するレンズを含み、第1レンズ群と第2レンズ群と第3レンズ群とを移動させて焦点距離を変えるとともに、第1レンズ群の焦点距離をf1、第3レンズ群の焦点距離をf3で表すとき、
    0.7 ≦ |f1/f3| ≦ 2.0
    の関係を満たすことを特徴とする撮影光学系。
  2. 第3レンズ群に含まれる負のパワーを有するメニスカスレンズの撮影対象側の面および撮像素子側の面の曲率半径をそれぞれC3oおよびC3sで表すとき、
    0.2 ≦ |(C3o−C3s)/(C3o+C3s)| ≦ 1
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮影光学系。
  3. 第3レンズ群に含まれる少なくとも撮影対象側に向かって凸の正のパワーを有するレンズの撮影対象側の面および撮像素子側の面の少なくとも一方が、非球面であることを特徴とする請求項1に記載の撮影光学系。
  4. 第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの撮像素子側の面のパワーをφ(単位は1/mm)、第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの非球面を挟んで撮影対象側に位置する媒質および撮像素子側に位置する媒質の屈折率をそれぞれNoおよびNs、第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの光軸からの距離をy、第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの非球面の距離yにおけるサグをX(y)、第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズの非球面の参照球面の距離yにおけるサグをX0(y)、最大の像高をY’で表すとき、y≦Y’の範囲において、
    −5×10-3≦φ・(Ns−No)・[d{X(y)−X0(y)}/dy]≦0
    の関係を満たすことを特徴とする請求項3に記載の撮影光学系。
  5. 第3レンズ群が前記2つのレンズのみを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影光学系。
  6. 望遠端および広角端での当該撮影光学系全体の焦点距離をそれぞれftおよびfw、望遠端および広角端での当該撮影光学系全体の長さをそれぞれLtおよびLwで表すとき、
    2.3 ≦ (ft/fw)・(Lt/Lw) ≦ 4
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮影光学系。
  7. 撮像素子と、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の撮影光学系を備えることを特徴とする撮像装置。
JP2005005267A 2005-01-12 2005-01-12 撮影光学系および撮像装置 Pending JP2006195064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005267A JP2006195064A (ja) 2005-01-12 2005-01-12 撮影光学系および撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005267A JP2006195064A (ja) 2005-01-12 2005-01-12 撮影光学系および撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006195064A true JP2006195064A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36801206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005267A Pending JP2006195064A (ja) 2005-01-12 2005-01-12 撮影光学系および撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006195064A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272216A (ja) * 2006-03-09 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
JP2007272215A (ja) * 2006-03-09 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
KR100921146B1 (ko) 2007-08-21 2009-10-12 엘지이노텍 주식회사 렌즈 모듈
US8023199B2 (en) 2008-10-10 2011-09-20 Olympus Imaging Corp. Zoom lens and image pickup apparatus equipped with same
US8184376B2 (en) 2008-04-08 2012-05-22 Olympus Imaging Corp. Three unit zoom lens and image pickup apparatus equipped with same
WO2022124836A1 (ko) * 2020-12-09 2022-06-16 엘지이노텍 주식회사 광학계

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01191820A (ja) * 1988-01-28 1989-08-01 Olympus Optical Co Ltd 変倍レンズ
JPH08171053A (ja) * 1994-10-21 1996-07-02 Asahi Optical Co Ltd 超広角ズームレンズ
JPH09159915A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Asahi Optical Co Ltd 超広角ズームレンズ
JPH11119091A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Minolta Co Ltd 変倍光学系
JPH11119101A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Minolta Co Ltd ズームレンズ系
JPH11202199A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Minolta Co Ltd ズームレンズ
JP2000267009A (ja) * 1999-01-12 2000-09-29 Minolta Co Ltd ズームレンズ
JP2001208969A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Fuji Photo Optical Co Ltd 広角ズームレンズ
JP2001264929A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 熱現像感光材料
JP2003140043A (ja) * 2001-11-07 2003-05-14 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置
JP2003149555A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置
JP2003177316A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2005091632A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Pentax Corp 広角を包括するズームレンズ系
JP2005257912A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Pentax Corp 撮像光学系

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01191820A (ja) * 1988-01-28 1989-08-01 Olympus Optical Co Ltd 変倍レンズ
JPH08171053A (ja) * 1994-10-21 1996-07-02 Asahi Optical Co Ltd 超広角ズームレンズ
JPH09159915A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Asahi Optical Co Ltd 超広角ズームレンズ
JPH11119091A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Minolta Co Ltd 変倍光学系
JPH11119101A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Minolta Co Ltd ズームレンズ系
JPH11202199A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Minolta Co Ltd ズームレンズ
JP2000267009A (ja) * 1999-01-12 2000-09-29 Minolta Co Ltd ズームレンズ
JP2001208969A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Fuji Photo Optical Co Ltd 広角ズームレンズ
JP2001264929A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 熱現像感光材料
JP2003140043A (ja) * 2001-11-07 2003-05-14 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置
JP2003149555A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置
JP2003177316A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2005091632A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Pentax Corp 広角を包括するズームレンズ系
JP2005257912A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Pentax Corp 撮像光学系

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272216A (ja) * 2006-03-09 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
JP2007272215A (ja) * 2006-03-09 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
KR100921146B1 (ko) 2007-08-21 2009-10-12 엘지이노텍 주식회사 렌즈 모듈
US8184376B2 (en) 2008-04-08 2012-05-22 Olympus Imaging Corp. Three unit zoom lens and image pickup apparatus equipped with same
US8023199B2 (en) 2008-10-10 2011-09-20 Olympus Imaging Corp. Zoom lens and image pickup apparatus equipped with same
US8390938B2 (en) 2008-10-10 2013-03-05 Olympus Imaging Corp. Zoom lens and image pickup apparatus equipped with same
US8582211B2 (en) 2008-10-10 2013-11-12 Olympus Imaging Corp. Zoom lens and image pickup apparatus equipped with same
WO2022124836A1 (ko) * 2020-12-09 2022-06-16 엘지이노텍 주식회사 광학계

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3960334B2 (ja) 撮影光学系および撮像装置
JP4982787B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP4982786B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP6237106B2 (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP4802598B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
US6671103B2 (en) Zoom lens and optical apparatus using the same
JP5635358B2 (ja) ズームレンズまたはそれを備えた撮像装置
JP2006189598A (ja) 撮影光学系および撮像装置
JP2007264390A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP2006323212A (ja) レンズユニット、およびそれを備えた撮像装置
JP2011123464A (ja) ズームレンズおよびそれを備えた撮像装置
JP2010176099A (ja) ズームレンズ系、交換レンズ装置、及びカメラシステム
JP2007057931A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP2009276622A (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2010181787A (ja) ズームレンズ及びそれを備える撮像装置
JP2014126844A (ja) 撮像光学系、カメラ装置および携帯情報端末装置
JP2007187879A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP2011252962A (ja) 結像光学系及びそれを備えた撮像装置
JP2009037125A (ja) 3群ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2006301154A (ja) ズームレンズとそれを用いた電子撮像装置
JP2008281764A (ja) 光路反射式ズームレンズを備えた撮像装置
JP2009282465A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP2008083503A (ja) 光路を反射する反射面を備えたズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2004334185A (ja) ズームレンズ
JP2006184413A (ja) 撮影光学系および撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070827

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20070913

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A621 Written request for application examination

Effective date: 20071225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101012

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02