JP2000267009A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

Info

Publication number
JP2000267009A
JP2000267009A JP37394599A JP37394599A JP2000267009A JP 2000267009 A JP2000267009 A JP 2000267009A JP 37394599 A JP37394599 A JP 37394599A JP 37394599 A JP37394599 A JP 37394599A JP 2000267009 A JP2000267009 A JP 2000267009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
power
plastic
wide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP37394599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3867462B2 (ja
Inventor
Tetsuo Kono
哲生 河野
Genta Yagyu
玄太 柳生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP37394599A priority Critical patent/JP3867462B2/ja
Publication of JP2000267009A publication Critical patent/JP2000267009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3867462B2 publication Critical patent/JP3867462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】負正2成分ズームにプラスチックレンズを効果
的に配し、特にデジタルスチルカメラに適した、小型,
高画質で安価なズームレンズを提供する。 【解決手段】物体側から見た負正正3成分ズームにおい
て、各レンズ群を構成するレンズの内、少なくとも1枚
がプラスチックレンズであるとともに、以下の条件式を
満足する構成とする。 −0.8<Cp×(N′−N)/φW<0.8 −0.45<M3/M2<0.90(但し、φT/φW
>1.6) 但し、Cpはプラスチックレンズ曲率、φWは広角端で
の全系のパワー、N,N′はそれぞれ非球面の物体側,
像側媒質のd線の屈折率、M2,M3はそれぞれ第2,
第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体側を−
とする)、φTは望遠端での全系のパワーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに関
するものであり、更に詳しくは、特にデジタルスチルカ
メラに適した、小型で安価なズームレンズに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及に
伴い、フロッピーディスク等に手軽に画像を取り込める
デジタルスチルカメラが普及しつつある。このようなデ
ジタルスチルカメラの普及に伴い、より安価なデジタル
スチルカメラが求められてきており、撮影光学系にもよ
り一層のコストダウンが要望されている。一方、光電変
換素子の画素数は年々増加の傾向にあり、撮影光学系に
はより高性能なものが求められているので、コストダウ
ンと高性能化という、相反する要求に応えていく必要が
ある。
【0003】このため、従来より、例えば特開平6−2
01993号公報,特開平1−191820号公報に記
載されている如く、負のパワーを持つ第1群と、正のパ
ワーをそれぞれ持つ第2群,第3群とより成り、プラス
チックレンズを使用していると思われる光学系の構成が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に開示されているような構成では、まだまだ小型,
高性能化、コストダウンの余地が残されている。本発明
は、このような問題点に鑑み、負正2成分ズームにプラ
スチックレンズを効果的に配する事により、特にデジタ
ルスチルカメラに適した、小型,高画質で安価なズーム
レンズを提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、物体側から順に、負のパワーを有する
第1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負
レンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少
なくとも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2
レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群と
の間隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであ
って、前記レンズ群を構成するレンズの内、少なくとも
1枚がプラスチックレンズであるとともに、以下の条件
式を満足する構成とする。
【0006】 −0.8<Cp×(N′−N)/φW<0.8 −0.45<M3/M2<0.90(但し、φT/φW
>1.6) 但し、 Cp:プラスチックレンズ曲率 φW:広角端での全系のパワー N :非球面の物体側媒質のd線の屈折率 N′:非球面の像側媒質のd線の屈折率 M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) φT:望遠端での全系のパワー である。
【0007】また、物体側から順に、少なくとも1枚の
正レンズと1枚の負レンズとから成り、負のパワーを有
する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少
なくとも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2
レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群と
の間隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであ
って、前記第1レンズ群を構成するレンズの内、少なく
とも1枚がプラスチックレンズであるとともに、以下の
条件式を満足する構成とする。
【0008】|φP/φ1|<1.20 0.20<|φ1/φW|<0.70 −0.45<M3/M2<0.90(但し、φT/φW
>1.6) 但し、 φP:プラスチックレンズのパワー φ1:第1レンズ群のパワー φW:広角端での全系のパワー M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) φT:望遠端での全系のパワー である。
【0009】また、物体側から順に、負のパワーを有す
る第1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の
負レンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、第
1レンズ群と第2レンズ群との間隔、及び第2レンズ群
と第3レンズ群との間隔を変える事により、変倍を行う
ズームレンズであって、前記第2レンズ群を構成するレ
ンズの内、少なくとも1枚がプラスチックレンズである
とともに、以下の条件式を満足する構成とする。
【0010】 |φP/φ2|<2.5 0.25<φ2/φW<0.75 但し、 φP:プラスチックレンズのパワー φ2:第2レンズ群のパワー φW:広角端での全系のパワー である。
【0011】また、物体側から順に、負のパワーを有す
る第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少
なくとも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2
レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群と
の間隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであ
って、前記第3レンズ群を構成するレンズの内、少なく
とも1枚がプラスチックレンズであるとともに、以下の
条件式を満足する構成とする。
【0012】−0.30<M3/M2<0.90 |φP/φ3|<1.70 0.1<φ3/φW<0.60 但し、 M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) φP:プラスチックレンズのパワー φ3:第3レンズ群のパワー φW:広角端での全系のパワー である。
【0013】そして、前記各レンズ群のプラスチックレ
ンズが以下の条件式を満足する構成とする。 −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ である。
【0014】また、物体側から順に、負のパワーを有す
る第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少
なくとも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2
レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群と
の間隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであ
って、前記第1レンズ群及び第2レンズ群を構成するレ
ンズの内、それぞれ少なくとも1枚がプラスチックレン
ズであるとともに、以下の条件式を満足する構成とす
る。
【0015】 −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 0.5<log(β2T/β2W)/logZ<2.2 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー φW:広角端での全系のパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ β2W:広角端での第2レンズ群の横倍率 β2T:望遠端での第2レンズ群の横倍率 Z:ズーム比 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
で、底数は限定されない) である。
【0016】また、物体側から順に、負のパワーを有す
る第1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の
負レンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少
なくとも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2
レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群と
の間隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであ
って、前記第1レンズ群及び第3レンズ群を構成するレ
ンズの内、それぞれ少なくとも1枚がプラスチックレン
ズであるとともに、以下の条件式を満足する構成とす
る。
【0017】 −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 −1.2<log(β3T/β3W)/logZ<0.
5 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー φW:広角端での全系のパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ β3W:広角端での第3レンズ群の横倍率 β3T:望遠端での第3レンズ群の横倍率 Z:ズーム比 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
で、底数は限定されない) である。
【0018】また、物体側から順に、負のパワーを有す
る第1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の
負レンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群
と、正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少
なくとも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2
レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群と
の間隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであ
って、前記第2レンズ群及び第3レンズ群を構成するレ
ンズの内、それぞれ少なくとも1枚がプラスチックレン
ズであるとともに、以下の条件式を満足する構成とす
る。
【0019】 −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 −0.75<log(β3T/β3W)/log(β2
T/β2W)<0.65 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー φW:広角端での全系のパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ β2W:広角端での第2レンズ群の横倍率 β2T:望遠端での第2レンズ群の横倍率 β3W:広角端での第3レンズ群の横倍率 β3T:望遠端での第3レンズ群の横倍率 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
で、底数は限定されない) である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1〜図9は、それ
ぞれ第1〜第9の実施形態のズームレンズの光学系の構
成を示している。各図の左側が物体側、右側が像側であ
る。尚、各図中の矢印は、ズーム時の各レンズ群の広角
端から望遠端への移動の様子を模式的に表したものであ
る。破線で表す矢印は、移動しない事を示している。ま
た、各図はそのズーム時の広角端の状態を示している。
そして、各図に示すように、各実施形態は負正正3成分
ズームであり、物体側から順に、第1レンズ群Gr1,
第2レンズ群Gr2,第3レンズ群Gr3から構成さ
れ、少なくとも2つのレンズ群が移動するタイプであ
る。
【0021】Gr1は全体として負のパワーを有する。
また、Gr2及びGr3は全体として正のパワーを有す
る。物体側から順に、1枚目〜8枚目のレンズをそれぞ
れG1〜G8とする。各実施形態の各レンズ群は、それ
ぞれこれらのレンズを適宜組み合わせた構成となってい
る。そして、Gr2には絞りSが含まれている。尚、像
側端部の平行平板はローパスフィルターLPFである。
【0022】図1に示すように、第1の実施形態では、
同図の斜線で示す物体側から2枚目(G2)及び6枚目
(G6)のレンズがプラスチックレンズである。また、
図2に示すように、第2の実施形態では、同図の斜線で
示す物体側から2枚目(G2),及び7枚目(G7)の
レンズがプラスチックレンズである。
【0023】さらに、図3に示すように、第3の実施形
態では、同図の斜線で示す物体側から1枚目(G1)及
び7枚目(G7)のレンズがプラスチックレンズであ
る。また、図4に示すように、第4の実施形態では、同
図の斜線で示す物体側から2枚目(G2)及び5枚目
(G5)のレンズがプラスチックレンズである。また、
図5に示すように、第5の実施形態では、同図の斜線で
示す物体側から1枚目(G1)及び7枚目(G7)のレ
ンズがプラスチックレンズである。
【0024】また、図6に示すように、第6の実施形態
では、同図の斜線で示す物体側から2枚目(G2)及び
5枚目(G5)のレンズがプラスチックレンズである。
また、図7に示すように、第7の実施形態では、同図の
斜線で示す物体側から2枚目(G2),5枚目(G
5),6枚目(G6),及び7枚目(G7)のレンズが
プラスチックレンズである。
【0025】さらに、図8に示すように、第8の実施形
態では、同図の斜線で示す物体側から2枚目(G2),
5枚目(G5),6枚目(G6),7枚目(G7)及び
8枚目(G8)のレンズがプラスチックレンズである。
最後に、図9に示すように、第9の実施形態では、同図
の斜線で示す物体側から2枚目(G2),6枚目(G
6),及び7枚目(G7)のレンズがプラスチックレン
ズである。
【0026】以下に、光学系について望ましい条件を記
す。上記各実施形態の光学系は、以下の条件式(1)を
満足する事が望ましい。 −0.8<Cp×(N′−N)/φW<0.8 (1) 但し、 Cp:プラスチックレンズ曲率 φW:広角端での全系のパワー N :非球面の物体側媒質のd線の屈折率 N′:非球面の像側媒質のd線の屈折率 である。
【0027】条件式(1)は、プラスチックレンズの面
のパワーを規定する式である。面のパワーが強すぎる
と、温度変化に伴う面形状の変化により、諸収差が劣化
する。この条件式の下限値以下になると、負のパワーが
強くなりすぎ、逆に、上限値以上になると、正のパワー
が強くなりすぎるため、第1レンズ群のプラスチックレ
ンズの場合、主に温度変化に伴う像面湾曲の変動が大き
くなる。また、第2レンズ群のプラスチックレンズの場
合、主に温度変化に伴う球面収差の変動が大きくなる。
そして、第3レンズ群のプラスチックレンズの場合、主
に温度変化に伴う球面収差、及び周辺光束のコマ収差の
変動が大きくなる。
【0028】各実施形態の光学系は、以下の条件式
(2)を満足する事が望ましい。 −0.45<M3/M2<0.90 (2) 但し、 M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
側を−とする) である。
【0029】条件式(2)は、第2レンズ群と第3レン
ズ群の移動量の比を規定する式であり、変倍を効率よく
行うために第2,第3レンズ群の移動量を適切にするた
めの条件である。従って、ズーム比を確保する必要があ
る光学系に有効であり、 φT/φW>1.6 を満たす事が更に望ましい。但し、 φT:望遠端での全系のパワー である。
【0030】条件式(2)の下限値以下になると、第3
レンズ群の変倍負担が大きくなり過ぎるため、変倍によ
る球面収差、及び周辺光束のコマ収差の変動が著しくな
る。逆に、上限値以上になると、第2レンズ群の移動量
が増大し、広角側での周辺照度確保のため、前玉径の増
大を招くとともに、第2レンズ群の変倍負担が大きくな
り過ぎるため、変倍による球面収差の変動が大きくな
る。
【0031】また、第3レンズ群にプラスチックレンズ
を用いる場合、第3レンズ群の収差補正能力が低下する
傾向にあるので、上記条件式(2)の範囲を縮小して、 −0.30<M3/M2<0.90 (2′) とする事が望ましい。
【0032】また、第1レンズ群にプラスチックレンズ
を用いる場合、以下の条件式(3)を満足する事が望ま
しい。 |φP/φ1|<1.20 (3) 但し、 φP:プラスチックレンズのパワー φ1:第1レンズ群のパワー である。
【0033】条件式(3)は、第1レンズ群のパワーと
第1レンズ群に含まれるプラスチックレンズのパワーと
の比を規定する式であり、温度変化に伴う収差変動を適
切に保つための条件である。この条件式の上限値以上に
なると、温度変化による像面湾曲、特に広角側での像面
湾曲の変動が大きくなる。また、第1レンズ群で生じる
収差補正に関しては、少なくとも1枚の正レンズと1枚
の負レンズとを設ける事が望ましい。
【0034】また、第2レンズ群にプラスチックレンズ
を用いる場合、以下の条件式(4)を満足する事が望ま
しい。 |φP/φ2|<2.5 (4) 但し、 φ2:第2レンズ群のパワー である。
【0035】条件式(4)は、第2レンズ群のパワーと
第2レンズ群に含まれるプラスチックレンズのパワーと
の比を規定する式であり、温度変化に伴う収差変動を適
切に保つための条件である。この条件式の上限値以上に
なると、温度変化による球面収差、特に望遠側での球面
収差の変動が大きくなる。また、第2レンズ群で生じる
収差補正に関しては、少なくとも1枚の正レンズと1枚
の負レンズとを設ける事が望ましい。
【0036】また、第3レンズ群にプラスチックレンズ
を用いる場合、以下の条件式(5)を満足する事が望ま
しい。 |φP/φ3|<1.70 (5) 但し、 φ3:第3レンズ群のパワー である。
【0037】条件式(5)は、第3レンズ群のパワーと
第3レンズ群に含まれるプラスチックレンズのパワーと
の比を規定する式であり、温度変化に伴う収差変動を適
切に保つための条件である。この条件式の上限値以上に
なると、温度変化による球面収差、及び周辺光束のコマ
収差の変動が大きくなる。また、第3レンズ群で生じる
収差補正に関しては、少なくとも1枚の正レンズと1枚
の負レンズとを設ける事が望ましい。
【0038】条件式(3),(4),(5)について
は、下限値を規定していないが、条件式の値が小さくな
るという事は、プラスチックレンズのパワーが弱くなる
事を意味し、温度変化による収差変動に対しては望まし
い方向である。しかし、常温時の収差補正に対しては効
果がなく、プラスチックレンズを設けている意味がなく
なるので、プラスチックレンズが以下の条件式(6)を
満足する場合、非球面を必ず設ける事が必要である。
【0039】 0≦|φP/φA|<0.45 (6) 但し、 φA:プラスチックレンズを含むレンズ群のパワー である。無論、この条件式の上限値以上となるプラスチ
ックレンズに非球面を設けても差し支えない。
【0040】以上のように非球面を設ける場合、以下の
条件式を満足する事が望ましい。まず、第1レンズ群の
プラスチックレンズに非球面を設ける場合、以下の条件
式(7)を満足する事が望ましい。 −1.10<(|X|−|X0|)/ {C0(N′−N)・f1}<−0.10 (7)
【0041】但し、 C0 :非球面の基準球面曲率 N′:非球面の像側媒質のd線の屈折率 N :非球面の物体側媒質のd線の屈折率 X :非球面の光軸と垂直方向高さでの光軸方向の変位
量(物体側方向−) X0 :非球面基準球面の光軸と垂直方向高さでの光軸方
向の変位量(物体側方向−) f1:第1レンズ群の焦点距離 である。
【0042】条件式(7)の下限値以下になると、広角
側、特に近接時での正の歪曲収差が大きくなるととも
に、像面のオーバー側への倒れが大きくなる。逆に、上
限値以上になると、非球面の効果が殆ど得られず、非球
面を設ける意味が無くなり、広角側、特に近接時での負
の歪曲収差、像面のアンダー側への倒れが補正不足とな
る。尚、第1レンズ群に非球面が複数ある場合、少なく
ともその1面がこの条件式を満足していれば良く、他の
面は他の収差との兼ね合いでこの条件式を満足していな
くても差し支えない。
【0043】次に、第2レンズ群のプラスチックレンズ
に非球面を設ける場合、以下の条件式(8)を満足する
事が望ましい。 −0.35<(|X|−|X0|)/ {C0(N′−N)・f2}<−0.03 (8) 但し、 f2:第2レンズ群の焦点距離 である。
【0044】条件式(8)は、非球面が第2レンズ群の
正のパワーを弱めるような形状である事を意味してお
り、主に球面収差を適切に補正するための条件である。
この条件式の下限値以下になると、主に望遠側での球面
収差のオーバー傾向が著しくなる。逆に、上限値以上に
なると、非球面の効果が殆ど得られず、非球面を設ける
意味が無くなり、主に望遠側での球面収差が補正不足と
なる。尚、第2レンズ群に非球面が複数ある場合、少な
くともその1面がこの条件式を満足していれば良く、他
の面は他の収差との兼ね合いでこの条件式を満足してい
なくても差し支えない。
【0045】また、第3レンズ群のプラスチックレンズ
に非球面を設ける場合、以下の条件式(9)を満足する
事が望ましい。 −0.70<(|X|−|X0|)/ {C0(N′−N)・f3}<−0.01 (9) 但し、 f3:第3レンズ群の焦点距離 である。
【0046】条件式(9)は、非球面が第3レンズ群の
正のパワーを弱めるような形状である事を意味してお
り、球面収差と周辺光束のコマ収差を適切に補正するた
めの条件である。この条件式の下限値以下になると、球
面収差のオーバー傾向及び周辺光束のコマ収差が著しく
なる。逆に、上限値以上になると、非球面の効果が殆ど
得られず、非球面を設ける意味が無くなり、球面収差及
び周辺光束のコマ収差が補正不足となる。尚、第3レン
ズ群に非球面が複数ある場合、少なくともその1面がこ
の条件式を満足していれば良く、他の面は他の収差との
兼ね合いでこの条件式を満足していなくても差し支えな
い。
【0047】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(10)を満足する事が望ましい。 0.20<|φ1/φW|<0.70 (10) 条件式(10)は、第1レンズ群のパワーを規定する式
であり、収差補正及び光学系の大きさを適切に保つため
の条件である。この条件式の下限値以下になると、第1
レンズ群のパワーが弱くなりすぎるため、収差補正には
有利であるが、全長及び前玉径の増大を招く。逆に、上
限値以上になると、第1レンズ群のパワーが強くなりす
ぎるため、収差劣化、特にオーバー側への像面の倒れが
著しくなるとともに、広角側での樽型の歪曲収差が著し
くなり、屈折率が低く、分散値が限定されるプラスチッ
クレンズを用いると、十分に補正する事が困難となり、
レンズ枚数の増加を招く。
【0048】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(11)を満足する事が望ましい。 0.25<φ2/φW<0.75 (11) 条件式(11)は、第2レンズ群のパワーを規定する式
であり、収差補正及び光学系の大きさを適切に保つため
の条件である。条件式(11)の下限値以下になると、
第2レンズ群のパワーが弱くなりすぎるため、収差補正
には有利であるが、全長及び前玉径の増大を招く。逆
に、上限値以上になると、第2レンズ群のパワーが強く
なりすぎるため、収差劣化、特に球面収差のアンダー傾
向が著しくなり、屈折率が低く、分散値が限定されるプ
ラスチックレンズを用いると、十分に補正する事が困難
となり、レンズ枚数の増加を招く。
【0049】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(12)を満足する事が望ましい。 0.1<φ3/φW<0.60 (12) 条件式(12)は、第3レンズ群のパワーを規定する式
であり、収差補正及び光学系の大きさを適切に保つため
の条件である。条件式(12)の下限値以下になると、
第3レンズ群のパワーが弱くなりすぎるため、収差補正
には有利であるが、全長及び前玉径の増大を招く。逆
に、上限値以上になると、第3レンズ群のパワーが強く
なりすぎるため、収差劣化、特に球面収差のアンダー傾
向が著しくなり、屈折率が低く、分散値が限定されるプ
ラスチックレンズを用いると、十分に補正する事が困難
となり、レンズ枚数の増加を招く。
【0050】また、条件式(10),(11),(1
2)の上限値以上になると、プラスチックレンズのパワ
ーが強くなる傾向にあるので、条件式(3)と(1
0)、条件式(4)と(11)、条件式(5)と(1
2)は同時に満たす事が更に望ましい。
【0051】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(13)を満足する事が望ましい。 −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 (13) 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ である。
【0052】条件式(13)は、温度変化に伴うレンズ
バックの変化を抑制するための条件であり、各プラスチ
ックレンズの温度変化に伴うレンズバックの影響度の総
和である。従って、プラスチックレンズを複数枚使用す
る際には、各々影響度を打ち消し合うように、正レンズ
と負レンズとを含む事が望ましい。この条件式の下限値
以下になると、負のパワーを有するプラスチックレンズ
の温度変化によるバック変動が大きくなり、逆に、上限
値以上になると、正のパワーを有するプラスチックレン
ズの温度変化によるバック変動が大きくなるため、いず
れの場合も、温度変化に応じてレンズバックを補正する
ための機構が必要となる。
【0053】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(14)を満足する事が望ましい。 0.5<log(β2T/β2W)/logZ<2.2 (14) 但し、 β2W:広角端での第2レンズ群の横倍率 β2T:望遠端での第2レンズ群の横倍率 Z:ズーム比 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
で、底数は限定されない) である。
【0054】本発明のズームタイプでは、第2レンズ群
の変倍負担が最も大きい。変倍負担が大きくなると、変
倍に伴う収差劣化もそれに応じて大きくなるので、良好
に収差補正を行うには、変倍負担を複数のレンズ群で分
担させる事が効率的である。条件式(14)は、本発明
のズームタイプとしては変倍負担が最も大きい第2レン
ズ群の変倍負担を規定する式である。
【0055】この条件式の下限値以下になると、第2レ
ンズ群の変倍負担が小さくなり過ぎるため、第2レンズ
群の収差補正には有利であるが、光学系として他の群の
収差負担に影響があり、結局他の群のレンズ枚数が増え
たり光学系全体が大きくなったりする。逆に、上限値以
上になると、変倍負担が大きくなり過ぎるため、主に変
倍による球面収差の変動が大きくなる。
【0056】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(15)を満足する事が望ましい。 −1.2<log(β3T/β3W)/logZ<0.5 (15) 但し、 β3W:広角端での第3レンズ群の横倍率 β3T:望遠端での第3レンズ群の横倍率 である。
【0057】条件式(15)は、第3レンズ群の変倍負
担を規定する式である。この条件式がマイナスになると
いう事は、減倍している事を意味しており、変倍に関し
ては不利となるが、変倍時に移動する事により、変倍時
の他のレンズによる収差劣化を補正する効果がある。こ
の条件式の下限値以下になると、減倍し過ぎるため、結
局他のレンズ群でその分を補う必要があり、他のレンズ
群のレンズ枚数の増加や光学系全体の全長増加を招く。
逆に、上限値以上になると、変倍負担が大きくなり過ぎ
るため、変倍により球面収差及びコマ収差の変動が大き
くなる。
【0058】また、各実施形態の光学系は、以下の条件
式(16)を満足する事が望ましい。 −0.75<log(β3T/β3W)/ log(β2T/β2W)<0.65 (16) 条件式(16)は、第2レンズ群と第3レンズ群の変倍
負担の比を規定する式である。この条件式の下限値以下
になると、第3レンズ群の減倍に伴う第2レンズ群の変
倍負担が大きくなり過ぎるため、変倍による球面収差の
変動が大きくなる。逆に、上限値以上になると、第3レ
ンズ群の変倍負担が大きくなり過ぎるため、変倍による
球面収差、及びコマ収差の変動が大きくなる。
【0059】以下、本発明に係る画面サイズ変換光学系
の構成を、コンストラクションデータ,収差図等を挙げ
て、更に具体的に示す。尚、以下に挙げる実施例1〜9
は、前述した第1〜第9の実施形態にそれぞれ対応して
おり、第1〜第9の実施形態を表すレンズ構成図(図1
〜図9)は、対応する実施例1〜9のレンズ構成をそれ
ぞれ示している。
【0060】各実施例において、ri(i=1,2,3...)は、物
体側から数えてi 番目の面及びその曲率半径を示し、di
(i=1,2,3...)は、物体側から数えてi 番目の軸上面間隔
を示し、Ni(i=1,2,3...),νi(i=1,2,3...) は、それぞ
れ物体側から数えてi 番目のレンズのd線に対する屈折
率,アッベ数を示す。また、実施例中の全系の焦点距離
f,及び全系のFナンバーFNO、並びに第1レンズ群
と第2レンズ群との間隔,第2レンズ群と第3レンズ群
との間隔,及び第3レンズ群とLPFとの間隔は、左か
ら順に、広角端(W),中間焦点距離(M),望遠端
(T)でのそれぞれの値に対応している。尚、各実施例
中、曲率半径に*印を付した面は、非球面で構成された
面である事を示し、非球面の面形状を表す式は、以下に
定義する。
【0061】 X=X0+ΣAii ・・・・・(a) X0 =CY2/{1+(1−εC221/2} ・・・・・(b) 但し、 X :光軸方向の基準面からの変位量 Y :光軸と垂直な方向の高さ C :近軸曲率 ε :2次曲面パラメータ Ai :i次の非球面係数 である。
【0062】 《実施例1》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜10.5mm (全系焦点距離) FNO=2.74 〜3.11 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1= 13.380 d1= 0.650 N1=1.75450 ν1= 51.57 r2= 5.890 d2= 1.499 r3*= 12.328 d3= 1.400 N2=1.52510 ν2= 56.38 r4= 5.632 d4= 1.632 r5= 7.068 d5= 1.753 N3=1.84777 ν3= 27.54 r6= 10.246 d6=10.406 〜 5.264 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 5.643 d8= 1.901 N4=1.79073 ν4= 46.15 r9= -74.805 d9= 0.921 r10=-12.842 d10= 0.600 N5=1.72145 ν5= 25.50 r11= 5.928 d11= 0.400 r12*=11.144 d12= 2.170 N6=1.52510 ν6= 56.38 r13= -9.099 d13= 1.000 〜 3.519 〜 7.154 r14= 11.107 d14= 3.164 N7=1.51680 ν7= 64.20 r15= 56.703 d15= 0.796 r16= ∞ d16= 3.400 N8=1.54426 ν8= 69.60 r17= ∞
【0063】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.38905×10-3 A6= 0.24379×10-5 A8= 0.38282×10-6 [第12面(r12)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.13386×10-2 A6=-0.11975×10-4 A8=-0.53773×10-5
【0064】 《実施例2》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜10.5mm (全系焦点距離) FNO=2.73 〜3.10 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1= 14.718 d1= 0.650 N1=1.75450 ν1= 51.57 r2= 6.639 d2= 1.307 r3*= 11.594 d3= 1.400 N2=1.52510 ν2= 56.38 r4= 5.294 d4= 1.465 r5= 6.937 d5= 1.858 N3=1.84759 ν3= 26.85 r6= 10.034 d6=10.621 〜 5.340 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 6.969 d8= 2.905 N4=1.85000 ν4= 40.04 r9= -11.743 d9= 0.210 r10= -8.399 d10= 1.855 N5=1.72131 ν5= 25.51 r11= 5.522 d11= 0.400 r12= 11.032 d12= 2.012 N6=1.75450 ν6= 51.57 r13=-21.657 d13= 1.000 〜 3.398 〜 6.919 r14*= 8.536 d14= 3.241 N7=1.52510 ν7= 56.38 r15= 29.006 d15= 0.676 r16= ∞ d16= 3.400 N8=1.54426 ν8= 69.60 r17= ∞
【0065】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.35342×10-3 A6= 0.71258×10-6 A8= 0.33647×10-6 [第14面(r14)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.23473×10-3 A6= 0.43912×10-5 A8= 0.10409×10-6
【0066】 《実施例3》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜10.5mm (全系焦点距離) FNO=2.75 〜3.10 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1*= 14.652 d1= 1.200 N1=1.58340 ν1= 30.23 r2= 8.289 d2= 1.623 r3= 26.068 d3= 0.900 N2=1.79271 ν2= 45.90 r4= 5.496 d4= 1.179 r5= 7.356 d5= 1.921 N3=1.84666 ν3= 23.82 r6= 15.373 d6=10.224 〜 5.176 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 7.124 d8= 3.411 N4=1.85000 ν4= 40.04 r9= -11.538 d9= 0.154 r10= -8.339 d10= 1.713 N5=1.72418 ν5= 25.37 r11= 5.686 d11= 0.401 r12= 10.731 d12= 2.078 N6=1.75450 ν6= 51.57 r13=-18.326 d13= 1.000 〜 3.307 〜 6.708 r14*= 8.148 d14= 3.002 N7=1.52510 ν7= 56.38 r15= 16.995 d15= 0.795 r16= ∞ d16= 3.400 N8=1.54426 ν8= 69.60 r17= ∞
【0067】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.15951×10-3 A6= 0.14779×10-6 A8= 0.56026×10-7 [第14面(r14)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.27776×10-3 A6= 0.23365×10-5 A8= 0.19731×10-6
【0068】 《実施例4》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜10.5mm (全系焦点距離) FNO=2.73 〜3.10 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1= 52.355 d1= 1.100 N1=1.72677 ν1= 52.55 r2= 6.927 d2= 3.324 r3*= 23.902 d3= 1.940 N2=1.58340 ν2= 30.23 r4=-100.448 d4=14.827 〜 7.138 〜 1.500 r5= ∞(絞り) d5= 1.500 r6= 5.036 d6= 3.339 N3=1.77742 ν3= 47.95 r7= -12.586 d7= 0.234 r8= -10.396 d8= 0.800 N4=1.79850 ν4= 22.60 r9= 16.524 d9= 0.740 r10= -7.142 d10= 1.200 N5=1.58340 ν5= 30.23 r11*=-26.834 d11= 1.000 〜 2.921 〜 5.663 r12= 15.086 d12= 2.096 N6=1.48749 ν6= 70.44 r13=-14.941 d13= 0.500 r14= ∞ d14= 3.400 N7=1.54426 ν7= 69.60 r15= ∞
【0069】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.24908×10-3 A6=-0.62198×10-7 A8= 0.10295×10-6 [第11面(r11)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.39625×10-2 A6= 0.16585×10-3 A8= 0.13563×10-4
【0070】 《実施例5》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜10.5mm (全系焦点距離) FNO=2.75 〜3.11 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1*= 17.928 d1= 1.200 N1=1.58340 ν1= 30.23 r2= 9.608 d2= 1.325 r3= 19.410 d3= 0.900 N2=1.80280 ν2= 44.68 r4= 5.204 d4= 1.288 r5= 7.294 d5= 1.940 N3=1.84666 ν3= 23.82 r6= 14.586 d6=10.102 〜 5.348 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 6.594 d8= 4.206 N4=1.81063 ν4= 43.80 r9= -10.411 d9= 0.208 r10= -7.270 d10= 0.600 N5=1.70098 ν5= 26.53 r11= 5.447 d11= 0.504 r12= 10.684 d12= 2.062 N6=1.75450 ν6= 51.57 r13=-20.769 d13= 1.000 〜 3.880 〜 6.996 r14*= 6.351 d14= 2.209 N7=1.52510 ν7= 56.38 r15= 12.184 d15= 1.055 〜 0.800 〜 1.067 r16= ∞ d16= 3.400 N8=1.54426 ν8= 69.60 r17= ∞
【0071】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.19398×10-3 A6= 0.47895×10-6 A8= 0.46069×10-7 [第14面(r14)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.37579×10-3 A6=-0.11089×10-5 A8= 0.87379×10-7
【0072】 《実施例6》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜10.5mm (全系焦点距離) FNO=2.97 〜3.27 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1=-112.214 d1= 1.200 N1=1.63347 ν1= 56.87 r2= 7.682 d2= 1.473 r3*= 17.799 d3= 2.175 N2=1.58340 ν2= 30.23 r4= 274.206 d4=16.482 〜 8.078 〜 1.500 r5= ∞(絞り) d5= 1.500 r6= 5.066 d6= 2.164 N3=1.84746 ν4= 40.25 r7= -15.255 d7= 0.208 r8= -13.752 d8= 0.800 N4=1.79850 ν5= 22.60 r9= 7.640 d9= 0.352 r10*= 8.419 d10= 1.200 N5=1.58340 ν6= 30.23 r11= 4.700 d11= 1.000 〜 1.802 〜 2.808 r12= 40.534 d12= 2.262 N6=1.51838 ν7= 66.35 r13*=-6.756 d13= 1.131 〜 2.007 〜 3.472 r14= ∞ d14= 3.400 N7=1.54426 ν8= 69.60 r15= ∞
【0073】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.24372×10-3 A6=-0.10309×10-6 A8= 0.84837×10-7 [第10面(r10)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.35107×10-2 A6=-0.17279×10-3 A8=-0.80824×10-5 [第13面(r13)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.11613×10-3 A6=-0.34635×10-4 A8= 0.66386×10-6
【0074】 《実施例7》 f=5.4mm 〜 8.0mm〜12.0mm (全系焦点距離) FNO=2.55 〜2.95 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1= 64.355 d1= 0.650 N1=1.48749 ν1= 70.44 r2= 9.616 d2= 1.136 r3*= 15.072 d3= 1.400 N2=1.52510 ν2= 56.38 r4= 6.352 d4= 1.939 r5= 8.584 d5= 2.060 N3=1.84877 ν3= 32.01 r6= 12.547 d6=15.531 〜 7.207 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 5.666 d8= 3.346 N4=1.75450 ν4= 51.57 r9= -8.847 d9= 0.100 r10= -7.390 d10= 0.600 N5=1.58340 ν5= 30.23 r11= 4.818 d11= 0.400 r12*= 6.048 d12= 2.459 N6=1.52510 ν6= 56.38 r13= 9.906 d13= 1.000 〜 3.334 〜 6.995 r14= 11.941 d14= 1.979 N7=1.52510 ν7= 56.38 r15*=-29.235 d15= 0.500 r16= ∞ d16= 3.400 N8=1.54426 ν8= 69.60 r17= ∞
【0075】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.17978×10-3 A6=-0.30828×10-6 A8= 0.71904×10-7 [第12面(r12)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.18066×10-2 A6=-0.54257×10-4 A8=-0.76508×10-5 [第15面(r15)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.29756×10-3 A6=-0.62953×10-5 A8=-0.77785×10-7
【0076】 《実施例8》 f=5.4mm 〜 8.8mm〜14.0mm (全系焦点距離) FNO=2.34 〜2.84 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1= 25.623 d1= 0.650 N1=1.48749 ν1= 70.44 r2= 9.290 d2= 1.626 r3*= 19.577 d3= 1.400 N2=1.52510 ν2= 56.38 r4= 5.973 d4= 2.273 r5= 7.949 d5= 2.008 N3=1.84807 ν3= 28.75 r6= 10.541 d6=16.801 〜 7.154 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 5.107 d8= 2.743 N4=1.64626 ν4= 56.17 r9= -9.178 d9= 0.100 r10= -8.533 d10= 0.600 N5=1.58340 ν5= 30.23 r11= 7.962 d11= 0.849 r12*= 7.572 d12= 1.401 N6=1.52510 ν6= 56.38 r13= 8.290 d13= 1.000 〜 4.278 〜 9.371 r14*= 9.062 d14= 1.423 N7=1.58340 ν7= 30.23 r15= 6.924 d15= 0.747 r16= 11.941 d16= 1.979 N8=1.52510 ν8= 56.38 r17*=-29.488 d17= 0.500 r18= ∞ d18= 3.400 N9=1.54426 ν8= 69.60 r19= ∞
【0077】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.16055×10-3 A6= 0.48397×10-7 A8= 0.67121×10-7 [第12面(r12)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.25048×10-2 A6=-0.87701×10-4 A8=-0.12082×10-4 [第14面(r14)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.52484×10-3 A6= 0.58442×10-5 A8= 0.87159×10-8 [第17面(r17)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.91828×10-3 A6=-0.59033×10-5 A8= 0.27335×10-6
【0078】 《実施例9》 f=5.4mm 〜 7.5mm〜13.5mm (全系焦点距離) FNO=2.08 〜2.48 〜 3.60 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1= 14.018 d1= 0.650 N1=1.74388 ν1= 51.93 r2= 6.286 d2= 1.790 r3*= 17.191 d3= 1.400 N2=1.52510 ν2= 56.38 r4= 5.770 d4= 0.907 r5= 6.726 d5= 1.953 N3=1.84666 ν3= 23.82 r6= 10.531 d6= 9.731 〜 5.843 〜 1.500 r7= ∞(絞り) d7= 1.500 r8= 6.489 d8= 1.774 N4=1.85000 ν4= 40.04 r9= 52.968 d9= 0.665 r10=-31.304 d10= 0.600 N5=1.77185 ν5= 23.46 r11= 6.642 d11= 0.400 r12*=11.190 d12= 2.101 N6=1.52510 ν6= 56.38 r13= -9.334 d13= 1.000 〜 5.310 〜15.247 r14=-10.861 d14= 1.200 N7=1.58340 ν7= 30.23 r15*=16.708 d15= 0.100 r16= 12.354 d16= 2.934 N8=1.84353 ν8= 40.59 r17=-10.876 d17= 2.914 〜 2.385 〜 0.717 r18= ∞ d18= 3.400 N9=1.54426 ν9= 69.60 r19= ∞
【0079】[第3面(r3)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.28799×10-3 A6= 0.40089×10-5 A8= 0.14823×10-6 [第12面(r12)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.62816×10-3 A6=-0.22891×10-4 A8= 0.42945×10-6 [第15面(r15)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.60130×10-3 A6=-0.42374×10-5 A8= 0.11268×10-7
【0080】また、図10〜図18は、それぞれ前記実
施例1〜9に対応する無限遠の収差図であり、各図にお
いて、上段は広角端〔W〕、中段は中間焦点距離
〔M〕、下段は望遠端〔T〕をそれぞれ表している。そ
して、球面収差図において、実線(d)はd線を表し、
破線(SC)は正弦条件を表している。また、非点収差
図において、実線(DS)と破線(DM)は、それぞれ
サジタル面とメリディオナル面での非点収差を表してい
る。実施例1〜9は、上記各条件式を満足する。また以
下に、各実施例1〜9における、前記条件式(1)〜
(5),(10)〜(16)に対応する値を示す。
【0081】 |φP/φW| |φP/φ1| |φP/φ2| |φP/φ3| M3/M2 実施例1 G2: 0.25 0.63 0.00 G6: 0.55 1.10 実施例2 G2: 0.27 0.72 0.00 G7: 0.25 1.00 実施例3 G1: 0.15 0.39 0.00 G7: 0.20 1.00 実施例4 G2: 0.16 0.59 0.00 G5: 0.32 0.68 実施例5 G1: 0.14 0.38 0.00 G7: 0.24 0.47 1.00 実施例6 G2: 0.17 0.57 0.56 G5: 0.26 0.65 実施例7 G2: 0.24 0.86 0.00 G5: 1.10 2.27 G6: 0.22 0.46 G7: 0.33 1.00 実施例8 G2: 0.32 0.97 0.00 G5: 0.78 1.64 G6: 0.05 0.11 G7: 0.08 0.35 G8: 0.33 1.40 実施例9 G2: 0.31271 0.79 -0.18 G6: 0.5375 1.19 G7: 0.48626 1.38
【0082】 log(β2T/β2W)/logZ log(β3T/β3W)/logZ 実施例1 G2: 1.00 0.00 実施例2 G2: 1.00 0.00 実施例3 G1: 1.00 0.00 実施例4 G2: 0.99 0.01 実施例5 G1: 1.00 0.00 実施例6 G2: 1.87 -0.87 実施例7 G2: 0.99 0.01 実施例8 G2: 1.00 0.00 実施例9 G2: 0.75 0.25
【0083】
【0084】
【0085】 |φ1/φW| φ2/φW φ3/φW 実施例1 G2: 0.40 0.50 0.21 実施例2 G2: 0.37 0.50 0.25 実施例3 G1: 0.40 0.52 0.20 実施例4 G2: 0.27 0.47 0.34 実施例5 G1: 0.38 0.51 0.24 実施例6 G2: 0.29 0.40
0.48 実施例7 G2: 0.29 0.48
0.33 実施例8 G2: 0.33 0.47 0.23 実施例9 G2: 0.39 0.45 0.35
【0086】
【0087】また以下に、上記非球面の条件式(7)〜
(9)に対応する値を示す。ここでのYは非球面最大光
路高さである。
【0088】《実施例1》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00036 0.40Y -0.00585 0.60Y -0.03124 0.80Y -0.10983 1.00Y -0.31946 [第12面(r12)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f2} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00016 0.40Y -0.00266 0.60Y -0.01382 0.80Y -0.04620 1.00Y -0.12441
【0089】《実施例2》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00040 0.40Y -0.00645 0.60Y -0.03442 0.80Y -0.12249 1.00Y -0.36724 [第14面(r14)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00005 0.40Y -0.00072 0.60Y -0.00343 0.80Y -0.00979 1.00Y -0.02004
【0090】《実施例3》 [第1面(r1)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00047 0.40Y -0.00762 0.60Y -0.04017 0.80Y -0.13975 1.00Y -0.40512 [第14面(r14)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00007 0.40Y -0.00103 0.60Y -0.00497 0.80Y -0.01421 1.00Y −0.02846
【0091】《実施例4》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00034 0.40Y -0.00549 0.60Y -0.02824 0.80Y -0.09332 1.00Y -0.24896 [第11面(r11)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f2} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00086 0.40Y -0.01414 0.60Y -0.07574 0.80Y -0.26114 1.00Y -0.14147
【0092】《実施例5》 [第1面(r1)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00077 0.40Y -0.01256 0.60Y -0.06639 0.80Y -0.22928 1.00Y -0.65070 [第14面(r14)の値] 〔高さ〕 (|X|−|X0|)/{C0
(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00008 0.40Y -0.00129 0.60Y -0.00655 0.80Y -0.02065 1.00Y -0.04955
【0093】《実施例6》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00041 0.40Y -0.00663 0.60Y -0.03428 0.80Y -0.11465 1.00Y -0.31309 [第10面(r10)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f2} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00016 0.40Y -0.00260 0.60Y -0.01388 0.80Y -0.04736 1.00Y -0.12790
【0094】《実施例7》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00058 0.40Y -0.00940 0.60Y -0.04961 0.80Y -0.17667 1.00Y -0.53893 [第12面(r12)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f2} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00011 0.40Y -0.00182 0.60Y -0.00969 0.80Y -0.03330 1.00Y -0.09218 [第15面(r15)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00033 0.40Y -0.00502 0.60Y -0.02364 0.80Y -0.06629 1.00Y -0.13286
【0095】《実施例8》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00082 0.40Y -0.01333 0.60Y -0.07171 0.80Y -0.26196 1.00Y -0.82010 [第12面(r12)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f2} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00020 0.40Y -0.00328 0.60Y -0.01759 0.80Y -0.06132 1.00Y -0.17301 [第14面(r14)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00020 0.40Y -0.00311 0.60Y -0.01525 0.80Y -0.04605 1.00Y -0.10564 [第17面(r17)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y 0.00068 0.40Y 0.01090 0.60Y 0.05583 0.80Y 0.17801 1.00Y 0.43402
【0096】《実施例9》 [第3面(r3)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f1} 0.00Y -0.00000 0.20Y -0.00048 0.40Y -0.00802 0.60Y -0.04370 0.80Y -0.15559 1.00Y -0.44995 [第12面(r12)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f2} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00007 0.40Y -0.00110 0.60Y -0.00579 0.80Y -0.01922 1.00Y -0.04962 [第15面(r15)の値] 〔高さ〕 (|X|-|X0|)/{C0(N′-N)・f3} 0.00Y 0.00000 0.20Y -0.00067 0.40Y -0.01051 0.60Y -0.05178 0.80Y -0.15744 1.00Y -0.36553
【0097】また、図19は、第10の実施形態のズー
ムレンズの光学系の構成を示している。同図の左側が物
体側、右側が像側である。尚、図中の矢印は、ズーム時
の各レンズ群の広角端から望遠端への移動の様子を模式
的に表したものである。破線で表す矢印は、移動しない
事を示している。また、同図はそのズーム時の広角端の
状態を示している。そして、同図に示すように、本実施
形態は負正正3成分ズームであり、物体側から順に、第
1レンズ群Gr1,第2レンズ群Gr2,第3レンズ群
Gr3から構成され、2つのレンズ群が移動するタイプ
である。
【0098】Gr1は全体として負のパワーを有する。
また、Gr2及びGr3は全体として正のパワーを有す
る。物体側から順に、1枚目〜6枚目のレンズをそれぞ
れG1〜G6とする。本実施形態の各レンズ群は、それ
ぞれこれらのレンズを適宜組み合わせた構成となってい
る。そして、Gr2には絞りSが含まれている。尚、像
側端部の平行平板はローパスフィルターLPFである。
同図に示すように、本実施形態では、同図の斜線で示す
物体側から1枚目(G1)及び5枚目(G5)のレンズ
がプラスチックレンズである。
【0099】以下に挙げる実施例10のコンストラクシ
ョンデータは、前述した第10の実施形態に対応してお
り、第10の実施形態を表すレンズ構成図(図19)
は、対応する実施例10のレンズ構成を示している。ま
た、実施例10のコンストラクションデータの表示の構
成は、上記実施例1〜9で示したものと同様である。
【0100】 《実施例10》 f=5.4mm 〜 8.4mm〜15.6mm (全系焦点距離) FNO=2.57 〜3.04 〜 4.20 (Fナンバー) [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率(Nd)] [アッベ数(νd)] r1*=-34.564 d1= 1.600 N1=1.52510 ν1= 56.38 r2*= 7.185 d2= 3.500 r3= 10.666 d3= 2.344 N2=1.75000 ν2= 25.14 r4= 17.516 d4=22.572 〜11.179 〜 1.713 r5= ∞(絞り) d5= 1.500 r6= 8.000 d6= 2.941 N3=1.80420 ν3= 46.50 r7= -8.598 d7= 0.010 N4=1.51400 ν4= 42.83 r8= -8.598 d8= 0.600 N5=1.70055 ν5= 30.11 r9= 8.182 d9= 0.200 r10*= 5.244 d10= 3.249 N6=1.52510 ν6= 56.38 r11*= 6.000 d11= 2.740 〜 5.844 〜13.277 r12= 21.195 d12= 2.000 N7=1.48749 ν7= 70.44 r13=-16.672 d13= 1.086 r14= ∞ d14= 3.400 N8=1.51680 ν8= 64.20 r15= ∞
【0101】[第1面(r1)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.43400×10-3 A6=-0.55461×10-5 A8= 0.27915×10-7 [第2面(r2)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.26861×10-3 A6= 0.25040×10-5 A8=-0.23353×10-6 [第10面(r10)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4=-0.30306×10-3 A6=-0.13415×10-4 A8=-0.19911×10-5 [第11面(r11)の非球面係数] ε= 0.10000×10 A4= 0.19342×10-2 A6= 0.59893×10-4 A8=-0.42081×10-5
【0102】また、図20は、前記実施例10に対応す
る無限遠の収差図であり、同図において、上段は広角端
〔W〕、中段は中間焦点距離〔M〕、下段は望遠端
〔T〕をそれぞれ表している。そして、球面収差図にお
いて、実線(d)はd線を表し、破線(SC)は正弦条
件を表している。また、非点収差図において、実線(D
S)と破線(DM)は、それぞれサジタル面とメリディ
オナル面での非点収差を表している。
【0103】続いて、実施例10における、前記条件式
(1)〜(4),(10),(11),(13),(1
4)に対応する値を示す。
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負正2成分ズームにプラスチックレンズを効果的に配す
る事により、特にデジタルスチルカメラに適した、小
型,高画質で安価なズームレンズを提供する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図2】第2の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図3】第3の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図4】第4の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図5】第5の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図6】第6の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図7】第7の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図8】第8の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図9】第9の実施形態のズームレンズの光学系の構成
を示す図。
【図10】実施例1に対応する無限遠の収差図。
【図11】実施例2に対応する無限遠の収差図。
【図12】実施例3に対応する無限遠の収差図。
【図13】実施例4に対応する無限遠の収差図。
【図14】実施例5に対応する無限遠の収差図。
【図15】実施例6に対応する無限遠の収差図。
【図16】実施例7に対応する無限遠の収差図。
【図17】実施例8に対応する無限遠の収差図。
【図18】実施例9に対応する無限遠の収差図。
【図19】第10の実施形態のズームレンズの光学系の
構成を示す図。
【図20】実施例10に対応する無限遠の収差図。
【符号の説明】
G1〜G8 レンズ LPF ローパスフィルター Gr1 第1レンズ群 Gr2 第2レンズ群 Gr3 第3レンズ群 S 絞り

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負のパワーを有する第
    1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レ
    ンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少なく
    とも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2レン
    ズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群との間
    隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであっ
    て、前記レンズ群を構成するレンズの内、少なくとも1
    枚がプラスチックレンズであるとともに、以下の条件式
    を満足する事を特徴とするズームレンズ; −0.8<Cp×(N′−N)/φW<0.8 −0.45<M3/M2<0.90(但し、φT/φW
    >1.6) 但し、 Cp:プラスチックレンズ曲率 φW:広角端での全系のパワー N :非球面の物体側媒質のd線の屈折率 N′:非球面の像側媒質のd線の屈折率 M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
    側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
    側を−とする) φT:望遠端での全系のパワー である。
  2. 【請求項2】 物体側から順に、少なくとも1枚の正レ
    ンズと1枚の負レンズとから成り、負のパワーを有する
    第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少なく
    とも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2レン
    ズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群との間
    隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであっ
    て、前記第1レンズ群を構成するレンズの内、少なくと
    も1枚がプラスチックレンズであるとともに、以下の条
    件式を満足する事を特徴とするズームレンズ; |φP/φ1|<1.20 0.20<|φ1/φW|<0.70 −0.45<M3/M2<0.90(但し、φT/φW
    >1.6) 但し、 φP:プラスチックレンズのパワー φ1:第1レンズ群のパワー φW:広角端での全系のパワー M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
    側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
    側を−とする) φT:望遠端での全系のパワー である。
  3. 【請求項3】 物体側から順に、負のパワーを有する第
    1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レ
    ンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、第1レ
    ンズ群と第2レンズ群との間隔、及び第2レンズ群と第
    3レンズ群との間隔を変える事により、変倍を行うズー
    ムレンズであって、前記第2レンズ群を構成するレンズ
    の内、少なくとも1枚がプラスチックレンズであるとと
    もに、以下の条件式を満足する事を特徴とするズームレ
    ンズ; |φP/φ2|<2.5 0.25<φ2/φW<0.75 但し、 φP:プラスチックレンズのパワー φ2:第2レンズ群のパワー φW:広角端での全系のパワー である。
  4. 【請求項4】 物体側から順に、負のパワーを有する第
    1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正
    のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少なくと
    も2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2レンズ
    群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
    を変える事により、変倍を行うズームレンズであって、
    前記第3レンズ群を構成するレンズの内、少なくとも1
    枚がプラスチックレンズであるとともに、以下の条件式
    を満足する事を特徴とするズームレンズ; −0.30<M3/M2<0.90 |φP/φ3|<1.70 0.1<φ3/φW<0.60 但し、 M3:第3レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
    側を−とする) M2:第2レンズ群の移動量(広角端を基準にして物体
    側を−とする) φP:プラスチックレンズのパワー φ3:第3レンズ群のパワー φW:広角端での全系のパワー である。
  5. 【請求項5】 前記プラスチックレンズが以下の条件式
    を満足する事を特徴とする請求項2乃至請求項4のいず
    れかに記載のズームレンズ; −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
    高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
    チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ である。
  6. 【請求項6】 物体側から順に、負のパワーを有する第
    1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正
    のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少なくと
    も2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2レンズ
    群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
    を変える事により、変倍を行うズームレンズであって、
    前記第1レンズ群及び第2レンズ群を構成するレンズの
    内、それぞれ少なくとも1枚がプラスチックレンズであ
    るとともに、以下の条件式を満足する事を特徴とするズ
    ームレンズ; −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 0.5<log(β2T/β2W)/logZ<2.2 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー φW:広角端での全系のパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
    高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
    チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ β2W:広角端での第2レンズ群の横倍率 β2T:望遠端での第2レンズ群の横倍率 Z:ズーム比 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
    で、底数は限定されない) である。
  7. 【請求項7】 物体側から順に、負のパワーを有する第
    1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レ
    ンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少なく
    とも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2レン
    ズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群との間
    隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであっ
    て、前記第1レンズ群及び第3レンズ群を構成するレン
    ズの内、それぞれ少なくとも1枚がプラスチックレンズ
    であるとともに、以下の条件式を満足する事を特徴とす
    るズームレンズ; −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 −1.2<log(β3T/β3W)/logZ<0.
    5 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー φW:広角端での全系のパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
    高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
    チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ β3W:広角端での第3レンズ群の横倍率 β3T:望遠端での第3レンズ群の横倍率 Z:ズーム比 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
    で、底数は限定されない) である。
  8. 【請求項8】 物体側から順に、負のパワーを有する第
    1レンズ群と、少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レ
    ンズとから成り、正のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群とで構成され、少なく
    とも2つのレンズ群が移動し、第1レンズ群と第2レン
    ズ群との間隔、及び第2レンズ群と第3レンズ群との間
    隔を変える事により、変倍を行うズームレンズであっ
    て、前記第2レンズ群及び第3レンズ群を構成するレン
    ズの内、それぞれ少なくとも1枚がプラスチックレンズ
    であるとともに、以下の条件式を満足する事を特徴とす
    るズームレンズ; −1.4<ΣφPi/φW×hi<1.4 −0.75<log(β3T/β3W)/log(β2
    T/β2W)<0.65 但し、 φPi:i番目のプラスチックレンズのパワー φW:広角端での全系のパワー hi:近軸追跡における初期条件を換算傾角α1=0,
    高さh1=1としたときの、望遠端でのi番目のプラス
    チックレンズへの近軸軸上光線の物体側面入射高さ β2W:広角端での第2レンズ群の横倍率 β2T:望遠端での第2レンズ群の横倍率 β3W:広角端での第3レンズ群の横倍率 β3T:望遠端での第3レンズ群の横倍率 log:自然対数(但し条件式では比を取っているの
    で、底数は限定されない) である。
JP37394599A 1999-01-12 1999-12-28 ズームレンズ Expired - Lifetime JP3867462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37394599A JP3867462B2 (ja) 1999-01-12 1999-12-28 ズームレンズ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-5056 1999-01-12
JP505699 1999-01-12
JP37394599A JP3867462B2 (ja) 1999-01-12 1999-12-28 ズームレンズ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006199620A Division JP4462247B2 (ja) 1999-01-12 2006-07-21 ズームレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000267009A true JP2000267009A (ja) 2000-09-29
JP3867462B2 JP3867462B2 (ja) 2007-01-10

Family

ID=26338937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37394599A Expired - Lifetime JP3867462B2 (ja) 1999-01-12 1999-12-28 ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3867462B2 (ja)

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215409A (ja) * 2000-02-07 2001-08-10 West Electric Co Ltd ズームレンズ
JP2002277740A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ系
JP2003005072A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
US6744564B2 (en) 2001-11-16 2004-06-01 Olympus Corporation Zoom lens, and electronic imaging system using the same
US6804064B2 (en) 2002-10-23 2004-10-12 Ricoh Company, Ltd. Zoom lens, camera, and portable information terminal apparatus
US6809879B2 (en) 2001-11-16 2004-10-26 Olympus Corporation Zoom lens, and electronic imaging system using the same
US6822808B2 (en) 1999-08-31 2004-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and optical apparatus having the same
US6844986B2 (en) 2000-11-02 2005-01-18 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and image taking apparatus using the same
KR100467953B1 (ko) * 2002-04-02 2005-01-24 삼성테크윈 주식회사 줌렌즈
WO2005008310A1 (ja) * 2003-07-23 2005-01-27 Konica Minolta Opto, Inc. 撮像レンズ及び撮像装置
US6853498B2 (en) 2003-06-18 2005-02-08 Samsung Techwin Co., Ltd. Zoom lens
US6856467B2 (en) 2002-01-29 2005-02-15 Olympus Corporation Image pickup system
JP2005141017A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Nitto Kogaku Kk レンズシステムおよびカメラ
JP2005292403A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Konica Minolta Opto Inc 変倍光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2005321744A (ja) * 2004-04-06 2005-11-17 Fujinon Corp 小型3群ズームレンズ
US6968128B2 (en) 2001-06-08 2005-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and camera having the same
JP2005345891A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2006184763A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Fujinon Corp 3群ズームレンズ
JP2006195064A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Konica Minolta Photo Imaging Inc 撮影光学系および撮像装置
US7116487B2 (en) 2001-01-18 2006-10-03 Olympus Corporation Image pickup system
US7142371B2 (en) 2001-11-07 2006-11-28 Olympus Corporation Zoom lens, and electronic imaging system using the same
US7180679B2 (en) 2004-03-11 2007-02-20 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. Image-taking apparatus
US7180683B2 (en) 2002-08-30 2007-02-20 Nikon Corporation Zoom lens system
JP2007156043A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Nidec Copal Corp ズームレンズ
EP1811326A2 (en) * 2006-01-19 2007-07-25 Fujinon Corporation Negative-lead optical zoom having three lens groups
JP2007225643A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Olympus Imaging Corp ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
US7292380B2 (en) 2005-12-15 2007-11-06 Samsung Techwin Co., Ltd. Compact zoom lens
US7319563B2 (en) 2004-06-22 2008-01-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Zoom lens system, imaging device and camera
US7440195B2 (en) 2003-03-31 2008-10-21 Konica Minolta Camera, Inc. Zoom lens system and imaging device having the same
US7492527B2 (en) 2007-02-20 2009-02-17 Fujinon Corporation Three-group zoom lens and imaging device
JP2009251568A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hoya Corp ズームレンズ系及びそれを用いた電子撮像装置
JP2010079311A (ja) * 2009-12-21 2010-04-08 Hoya Corp 広角ズームレンズ系
US7742236B2 (en) 2007-10-04 2010-06-22 Sony Corporation Zoom lens and image pickup apparatus
JP2010217506A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 撮像光学系、カメラ装置および携帯情報端末装置
JP2011197636A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Hoya Corp ズームレンズ系
CN102385146A (zh) * 2010-08-31 2012-03-21 株式会社尼康 变焦镜头、光学设备以及变焦镜头制造方法
US8279533B2 (en) 2010-01-08 2012-10-02 Fujifilm Corporation Zoom lens and imaging apparatus
US8405918B2 (en) 2010-08-20 2013-03-26 Sony Corporation Zoom lens and imaging apparatus
JP2013088736A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Canon Inc 光学系及びそれを有する撮像装置
JP2014160106A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Nikon Corp 光学系、光学機器及び光学系の製造方法
CN108594405A (zh) * 2018-05-29 2018-09-28 中国计量大学 一种折衍混合广角镜头
US10481370B2 (en) 2013-02-19 2019-11-19 Nikon Corporation Optical system, optical apparatus, and method for manufacturing the optical system
US11360291B2 (en) 2012-07-06 2022-06-14 Largan Precision Co., Ltd. Optical image capturing system
CN114815197A (zh) * 2022-06-29 2022-07-29 江西晶超光学有限公司 光学***、镜头模组和电子设备

Cited By (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862143B2 (en) 1999-08-31 2005-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and optical apparatus having the same
US6822808B2 (en) 1999-08-31 2004-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and optical apparatus having the same
US7113347B2 (en) 1999-08-31 2006-09-26 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and optical apparatus having the same
JP2001215409A (ja) * 2000-02-07 2001-08-10 West Electric Co Ltd ズームレンズ
US6844986B2 (en) 2000-11-02 2005-01-18 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and image taking apparatus using the same
US7116487B2 (en) 2001-01-18 2006-10-03 Olympus Corporation Image pickup system
US7136230B2 (en) 2001-01-18 2006-11-14 Olympus Corporation Image pickup system
JP2002277740A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ系
KR100558509B1 (ko) * 2001-06-08 2006-03-07 캐논 가부시끼가이샤 줌렌즈 및 그것을 가지는 카메라
US6968128B2 (en) 2001-06-08 2005-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and camera having the same
JP2003005072A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
JP4503884B2 (ja) * 2001-06-22 2010-07-14 オリンパス株式会社 ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
US7142371B2 (en) 2001-11-07 2006-11-28 Olympus Corporation Zoom lens, and electronic imaging system using the same
US6809879B2 (en) 2001-11-16 2004-10-26 Olympus Corporation Zoom lens, and electronic imaging system using the same
US6744564B2 (en) 2001-11-16 2004-06-01 Olympus Corporation Zoom lens, and electronic imaging system using the same
US6856467B2 (en) 2002-01-29 2005-02-15 Olympus Corporation Image pickup system
KR100467953B1 (ko) * 2002-04-02 2005-01-24 삼성테크윈 주식회사 줌렌즈
US7388717B2 (en) 2002-08-30 2008-06-17 Nikon Corporation Zoom lens system
US7180683B2 (en) 2002-08-30 2007-02-20 Nikon Corporation Zoom lens system
US6804064B2 (en) 2002-10-23 2004-10-12 Ricoh Company, Ltd. Zoom lens, camera, and portable information terminal apparatus
US7079326B2 (en) 2002-10-23 2006-07-18 Ricoh Company, Ltd. Zoom lens, camera, and portable information terminal apparatus
US7440195B2 (en) 2003-03-31 2008-10-21 Konica Minolta Camera, Inc. Zoom lens system and imaging device having the same
US6853498B2 (en) 2003-06-18 2005-02-08 Samsung Techwin Co., Ltd. Zoom lens
WO2005008310A1 (ja) * 2003-07-23 2005-01-27 Konica Minolta Opto, Inc. 撮像レンズ及び撮像装置
JP2005141017A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Nitto Kogaku Kk レンズシステムおよびカメラ
US7180679B2 (en) 2004-03-11 2007-02-20 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. Image-taking apparatus
JP2005292403A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Konica Minolta Opto Inc 変倍光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
JP2005321744A (ja) * 2004-04-06 2005-11-17 Fujinon Corp 小型3群ズームレンズ
JP4585796B2 (ja) * 2004-06-04 2010-11-24 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2005345891A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US7319563B2 (en) 2004-06-22 2008-01-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Zoom lens system, imaging device and camera
JP2006184763A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Fujinon Corp 3群ズームレンズ
JP4624776B2 (ja) * 2004-12-28 2011-02-02 富士フイルム株式会社 3群ズームレンズ
JP2006195064A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Konica Minolta Photo Imaging Inc 撮影光学系および撮像装置
JP2007156043A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Nidec Copal Corp ズームレンズ
US7292380B2 (en) 2005-12-15 2007-11-06 Samsung Techwin Co., Ltd. Compact zoom lens
EP1811326A3 (en) * 2006-01-19 2007-09-26 Fujinon Corporation Negative-lead optical zoom having three lens groups
EP1811326A2 (en) * 2006-01-19 2007-07-25 Fujinon Corporation Negative-lead optical zoom having three lens groups
US7586691B2 (en) 2006-01-19 2009-09-08 Fujinon Corporation Variable-power imaging optical system and imaging device
JP2007225643A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Olympus Imaging Corp ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
US7492527B2 (en) 2007-02-20 2009-02-17 Fujinon Corporation Three-group zoom lens and imaging device
US7742236B2 (en) 2007-10-04 2010-06-22 Sony Corporation Zoom lens and image pickup apparatus
JP2009251568A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hoya Corp ズームレンズ系及びそれを用いた電子撮像装置
JP2010217506A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 撮像光学系、カメラ装置および携帯情報端末装置
JP2010079311A (ja) * 2009-12-21 2010-04-08 Hoya Corp 広角ズームレンズ系
US8279533B2 (en) 2010-01-08 2012-10-02 Fujifilm Corporation Zoom lens and imaging apparatus
JP2011197636A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Hoya Corp ズームレンズ系
US8405918B2 (en) 2010-08-20 2013-03-26 Sony Corporation Zoom lens and imaging apparatus
CN102385146A (zh) * 2010-08-31 2012-03-21 株式会社尼康 变焦镜头、光学设备以及变焦镜头制造方法
JP2013088736A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Canon Inc 光学系及びそれを有する撮像装置
US11360291B2 (en) 2012-07-06 2022-06-14 Largan Precision Co., Ltd. Optical image capturing system
US11789242B2 (en) 2012-07-06 2023-10-17 Largan Precision Co., Ltd. Optical image capturing system
JP2014160106A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Nikon Corp 光学系、光学機器及び光学系の製造方法
US10481370B2 (en) 2013-02-19 2019-11-19 Nikon Corporation Optical system, optical apparatus, and method for manufacturing the optical system
CN108594405A (zh) * 2018-05-29 2018-09-28 中国计量大学 一种折衍混合广角镜头
CN114815197A (zh) * 2022-06-29 2022-07-29 江西晶超光学有限公司 光学***、镜头模组和电子设备
CN114815197B (zh) * 2022-06-29 2022-10-21 江西晶超光学有限公司 光学***、镜头模组和电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3867462B2 (ja) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000267009A (ja) ズームレンズ
US6229655B1 (en) Zoom lens system
JP4462247B2 (ja) ズームレンズ
JP4950630B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US6972909B2 (en) Zoom lens and image pickup apparatus having the same
US6038084A (en) Zoom lens system
US20080062532A1 (en) Zoom lens and image pickup apparatus
US6118592A (en) Zoom lens system
JP2006171421A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JPH11109241A (ja) ズームレンズ系
JP4708734B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2000089110A (ja) ズームレンズ
US7420746B2 (en) Zoom lens system and image pickup apparatus having the same
JP2000275520A (ja) ズームレンズ
JP2000187157A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP4585796B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP3458692B2 (ja) ズームレンズ装置
JP3473351B2 (ja) ズームレンズ装置
JPH11242157A (ja) ズームレンズ
JPH1114903A (ja) ズームレンズ
JPH09101458A (ja) ズームレンズ
US20020097503A1 (en) Zoom lens system
JP2000284173A (ja) リアフォーカス式のズームレンズ
JPH11109240A (ja) ズームレンズ系
JPH11109235A (ja) ズームレンズ系

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050304

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050615

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3867462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term