JP2006171747A - マルチビュー表示装置および抑止手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示品位の向上また、視認性の向上を図ることができるマルチビュー表示装置および抑止手段を提供する。
【解決手段】 筐体11において環状壁部13(周囲部材)に、出射される表示光を減衰する抑止手段15を形成し、この抑止手段15によって、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、筐体11等で反射されることによって生じうる望まない表示(本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、一つの表示手段から複数方向に異なる画像を出力するマルチビュー表示装置および抑止手段に関する。
同一ディスプレイ画面上において、異なる方向にそれぞれ異なる画像を出力する画像表示装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。この画像表示装置をたとえば車両に搭載した場合には、運転席方向、助手席方向にそれぞれ別画像を出力可能になっている。運転席からディスプレイを見るとき、該ディスプレイから助手席方向への画像(P画像と称す)は本来見えないような角度で出力される。助手席から前記ディスプレイを見るときには、該ディスプレイから運転席方向への画像(D画像と称す)は本来見えないような角度で出力されるようになっている。
従来のものでは、たとえば運転席からディスプレイを見たとき、P画像の一部が不所望に見える場合がある。逆に助手席から前記ディスプレイを見たとき、D画像の一部が不所望に見える場合がある。これは表示面の外周側端部から発せられる光が、図11に示すように、前記外周側端部に近接する筐体壁面1に反射して出力すべき方向が変えられ、本来見えない方向に見えないはずの画像の一部が見えてしまうためである。両方の観察者にそれぞれ別の表示を観察させているのにも関わらず、他方の表示が見えてしまい、さらには重畳された表示となり表示品位を低下させるという問題がある。
本発明の目的は、表示品位の向上また、視認性の向上を図ることができるマルチビュー表示装置および抑止手段を提供することである。
本発明は、一つの表示手段から複数の視認方向に異なる画像を出力するマルチビュー表示装置において、
一の視認方向に出力すべき画像が、当該表示手段の周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する抑止手段を備えることを特徴とするマルチビュー表示装置である。
一の視認方向に出力すべき画像が、当該表示手段の周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する抑止手段を備えることを特徴とするマルチビュー表示装置である。
また本発明は、前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記表示手段から出射される表示光を減衰する光減衰手段を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記一の視認方向に出力すべき画像を、前記他の視認方向以外の方向に反射させる反射角度変更手段を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、表示光の反射率を低下させる層を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記表示手段から出射される表示光を光の干渉を利用して打ち消し合う反射防止膜を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記表示手段の外周側端部から発せられる表示光を乱反射する光源を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記抑止手段は前記周囲部材を含む筐体であり、該筐体は、前記表示手段から出力される表示光が前記周囲部材に至ることを回避するように構成されることを特徴とする。
また本発明は、一つの表示手段から複数の視認方向に異なる画像を出力するマルチビュー表示装置に、取付け可能または着脱可能に構成される抑止手段であって、
一の視認方向に出力すべき画像が、当該表示手段の周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する機能を有することを特徴とする抑止手段である。
一の視認方向に出力すべき画像が、当該表示手段の周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する機能を有することを特徴とする抑止手段である。
本発明によれば、抑止手段によって、表示手段から出射される表示光が、筐体等で反射されることによって生じうる望まない表示(たとえば、本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制することが可能となり、表示品位の保持また視認性の向上を図ることが可能となる。
また本発明によれば、周囲部材に設けられる光減衰手段によって、表示手段から出射される表示光が前記周囲部材等で反射されること自体を防ぐことが可能となる。つまり表示面の外周側端部から出射され周囲部材等に至る光を減衰することが可能となる。
また本発明によれば、反射角度変更手段によって、出射される表示光を任意の方向に反射させることで、反射される表示光の視認可能位置および方向を、固定することなく拡張することができる。このように表示光を出力する方向に自由性をもたせることができる。
また本発明によれば、周囲部材に設けられる層であって、光の反射率を低下させる層によって、表示手段から出射される表示光が前記周囲部材で反射されることを極力防ぐことが可能となる。表示光が出力すべき方向を変えられてしまうことを防止し、本来見えない方向に見えないはずの画像の一部が見えてしまう不具合を解消することができる。
また本発明によれば、出射される表示光から反射防止膜に至る光を、光の干渉作用によって打ち消しあうことが可能となる。つまり表示面の外周側端部から出射され周囲部材等に至る光を、打ち消すことが可能となる。
また本発明によれば、周囲部材に設けられる光源によって、外周側端部から発せられる表示光を乱反射することで、本来表示されるべきでない方向へ表示光が出力されることを緩和することができる。
また本発明によれば、周囲部材を含む筐体によって、表示手段から出力される表示光が前記周囲部材に至ること自体を回避する。このように筐体を構成することで、本来表示されるべきでない方向への表示を未然に抑制することが可能となる。したがってマルチビュー表示装置の構造を簡単化することが可能となる。
また本発明によれば、周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する抑止手段が、マルチビュー表示装置に、取付け可能または着脱可能に構成されるので、組み立て作業が容易となり、また取付けの自由性をもたせることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明す
る。各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
る。各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマルチビュー表示装置10を示し、図1(a)はマルチビュー表示装置10の概略図、図1(b)はマルチビュー表示装置10の要部の拡大断面図、図1(c)は第1の実施形態を部分的に変更した変更形態の要部の拡大断面図である。本実施形態に係るマルチビュー表示装置10は、車両に搭載される。ただしマルチビュー表示装置10は、車両用に必ずしも限定されるものではなく、車両用以外の電子機器にも適用可能である。
第1の実施形態に係るマルチビュー表示装置10(第1表示装置10と称す)は、筐体11と、この筐体11に支持されるディスプレイ本体12(単にディスプレイ12という場合がある)とを含む。表示手段であるディスプレイ本体12は、たとえば液晶表示パネル、タッチパネル、光遮蔽パネル、バックライトおよび偏光板等によって実現される。筐体11はたとえば合成樹脂から成る略直方体形状のケースである。ただし前記筐体11は必ずしも合成樹脂製に限定されるものではなく、合成樹脂以外の非金属または金属から成るものであってもよい。また筐体11は必ずしも略直方体形状に限定されない。筐体11には、ディスプレイ本体12の表面部12a(表示面12a)の大部分を外方に露出する開口部が形成されている。ここで筐体11の長手方向をx方向と定義し、筐体11の奥行き方向つまりディスプレイ本体12の厚み方向をz方向と定義する。これらx方向およびz方向に直交する方向をy方向と定義する。図1において、x,y,z方向をそれぞれx,y,zと表記する。本第1表示装置10のz方向一方において、x方向一方に運転者がx方向他方に乗員が離隔して着座した状態で、ディスプレイ12から出力される画像を視認可能になっている。
図1(a)に示すように、筐体11は、前記開口部を成す環状壁部13と、ディスプレイ本体12の裏面部(非表示面)を覆う背面壁部14とを備え、環状壁部13および背面壁部14は一体的に形成されている。筐体11において前記環状壁部13(周囲部材)には、抑止手段としての複数の凹凸15が形成されている。前記凹凸15を「しぼ」という場合もある。複数の凹凸15は、x方向一方および他方に対向状に形成されるうえ、y方向一方および他方に対向状に形成される。つまり環状壁部13のうち、表示面12aの外周側端部に近接しかつ外方に臨むyz平面およびxz平面に、複数の凹凸15が形成される。複数の凹凸15は各平面において同一形態であるので、x方向一方のyz平面に形成される凹凸15について説明し、その他の平面に形成される凹凸15についてはその説明を省略する。
本実施形態においては、環状壁部13のyz平面およびxz平面に複数の凹凸15が形成されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではない。たとえば環状壁部13のyz平面のみに複数の凹凸15が形成される場合もある。ただし、第1表示装置10の支持形態が変更され、該第1表示装置のy方向一方および他方に複数の視認者が存在する場合では、xz平面のみに複数の凹凸15が形成される場合もある。図1(b)に示すように、複数の凹凸15はz方向に連続して連なり、これら凹凸15のうち各凹所はx方向一方に凹む湾曲状に形成され、各凸部はx方向他方に所定小距離突出するように形成されている。筐体11の環状壁部13において、z方向先端側における凸部から、z方向一方に向かうに従ってx方向一方に傾斜する傾斜部13aが形成されている。
前記表示面12aの外周側端部から矢符D1で表記する運転席方向へ出射される表示光
は、各凹所内で反射して減衰する。なお図示しないが、前記表示面12aの外周側端部から矢符P1で表記する助手席方向へ出射される表示光は、x方向他方のyz平面の各凹所内で反射して減衰するようになっている。つまり複数の凹凸15が光減衰手段に相当する。
は、各凹所内で反射して減衰する。なお図示しないが、前記表示面12aの外周側端部から矢符P1で表記する助手席方向へ出射される表示光は、x方向他方のyz平面の各凹所内で反射して減衰するようになっている。つまり複数の凹凸15が光減衰手段に相当する。
以上説明した第1表示装置10によれば、複数の凹凸15によって、前記表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、筐体11等で反射されることによって生じうる望まない表示(本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制することが可能となり、表示品位の保持また視認性の向上を図ることが可能となる。また図1(c)に示すように、前記環状壁部13のうち複数の凹凸15を含む部材15A(パーツ)を、筐体本体13Aに取付け可能または着脱可能に構成してもよい。この変更形態によれば、組み立て作業が容易となり、また取付けの自由性をもたせることが可能となる。また筐体本体13Aの金型構造を、上述した第1表示装置10のものよりも簡単化でき、製作コストの低減をさらに図ることが可能となる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Aを示し、表示光の反射角度を変更する反射角度変更手段16等を表す図である。第2の実施形態に係るマルチビュー表示装置10A(第2表示装置10Aと称す)では、筐体11の環状壁部13に反射角度変更手段16が一体的に付設されている。この反射角度変更手段16は、運転席方向に出力すべき画像を、助手席方向以外の方向に反射させるものであり、助手席方向に出力すべき画像を、運転席方向以外の方向に反射させるものである。反射角度変更手段16は、環状壁部13のうち表示面12aの外周側端部に近接しかつ外方に臨むyz平面およびxz平面に設けられる。反射角度変更手段16には、そのz方向基端部からz方向先端側に向かう従って表示面12aの中央側に傾斜するような傾斜角度αの斜面部16aが設けられている。この斜面部16aの傾斜角度αを適切な角度(αをたとえば45度)に設定することで、前記表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、筐体11等で反射されることによって生じうる望まない表示(本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制することが可能となる。ただし傾斜角度αは45度に限定されない。
以上説明した第2表示装置10Aによれば、反射角度変更手段16によって、表示面12aの外周側端部から出射される表示光を任意の方向に強制的に反射させることで、反射される表示光の視認可能位置および方向を、固定することなく拡張することができる。このように表示光を出力する方向に自由性をもたせることができる。その他前記第1表示装置10と同様の効果を奏する。前記反射角度変更手段16を筐体本体13Aに取付け可能または着脱可能に構成してもよい。この場合には前記変更形態と同様の効果を奏する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Bを示し、他の視認方向に反射することを抑止する抑止手段17等を表す図である。第3の実施形態に係るマルチビュー表示装置10B(第3表示装置10Bと称す)では、抑止手段17が筐体11の環状壁部13に一体的に付設される。前記表示面12aの外周側端部から出射される表示光の光出力方向に基づいて、前記抑止手段17が形成される。つまり前記出射される表示光が、この抑止手段17に入射せずかつ反射もしないように筐体11が設計されている。
具体的に抑止手段17には、そのz方向基端部からz方向先端側に向かう従ってx方向外方側に傾斜するような傾斜角度βの斜面部17aが設けられている。この斜面部17aの傾斜角度βを適切な角度(βはたとえば50度以下)に設定することで、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、筐体11等で反射されることによって生じうる望まない表示(本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制することが可能となる。ただし傾斜角度βは50度以下に限定されない。なお第3表示装置10Bでは、表示
品位の保持、視認性の向上に影響を及ぼさない範囲内において、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が当該抑止手段に反射する場合もある。
品位の保持、視認性の向上に影響を及ぼさない範囲内において、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が当該抑止手段に反射する場合もある。
図4は、本発明の第4の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Cを示し、表示手段と周囲部材との関係を表す図である。第4の実施形態に係るマルチビュー表示装置10C(第4表示装置10Cと称す)でも、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、抑止手段18に入射せずかつ反射もしないように筐体11が設計されている。抑止手段18は、平坦部18aと突起部18bとを含む。これらのうち平坦部18aは、環状壁部13のうち表示面12aの外周側端部付近に形成され、該表示面と略面一状でかつ所定小距離平坦となるように形成される。平坦部18aの先端部分に突起部18bが連続して形成される。この突起部18bは、平坦部18aの先端部分からz方向先端側に向かうに従ってx方向外方側に次第に(緩やかに)傾斜して湾曲状の凸部を成す。このような抑止手段18によって、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、筐体11等で反射されることによって生じうる望まない表示(本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制することが可能となる。
図5は、本発明の第5の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Dを示し、図5(a)は、表示面12aと面一状に構成して成る周囲部材19等を表す図、図5(b)は、表示面12aよりも低く構成して成る周囲部材20等を表す図である。本第5の実施形態では、抑止手段は、ディスプレイ本体12の周囲部材19(20)を含む筐体11であり、該筐体は、ディスプレイ本体12から出力される画像が前記周囲部材19(20)に至ることを回避するように構成される。
図6は、本発明の第6の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Eを示し、光の反射率を低下させる層21aを含む抑止手段21等を表す図である。第6の実施形態では、周囲部材に設けられる層21aであって、光の反射率を低下させる層21aによって、表示面12aから出射される表示光が前記周囲部材で反射されることを極力防ぐことが可能となる。表示光が出力すべき方向を変えられてしまうことを防止し、本来見えない方向に見えないはずの画像の一部が見えてしまう不具合を解消することができる。前記反射率を低下させる層21aの代わりに、周囲部材に反射防止膜を設け、該反射防止膜によって、表示面12aの外周側端部から出射される表示光を光の干渉を利用して打ち消し合うように構成してもよい。この構成によっても同様の効果を奏する。
図7は、本発明の第7の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Fを示し、表示面12aの外周側端部から発せられる表示光を乱反射する光源22等を表す図である。周囲部材に設けられる光源22によって、表示面12aの外周側端部から発せられる表示光を乱反射することで、本来表示されるべきでない方向へ表示光が出力されることを、緩和、または表示品位の保持、視認性の向上に影響を及ぼさない範囲内に誤魔化すことができる。前記光源22に代えて図示外の乱反射部材を適用することも可能である。この場合には、光源22を含むものに比べて構造を簡単化することができ、製作コストの低減を図ることができる。
図8は、本発明の第8の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Gの付属部品を示す図である。第8の実施形態に係るマルチビュー表示装置10G(第8表示装置10Gと称す)は、第3表示装置10Bの環状壁部13に、付属部品であるミラー23が取付け可能また着脱可能に構成されている。このミラー23を環状壁部13に取付けた状態において、当該ミラーはy方向軸線まわりに角変位可能に構成されている。このミラー23によって、表示面12aの外周側端部から出射される表示光が、筐体11等で反射されることによって生じうる望まない表示(本来表示されるべきでない方向への表示)を未然に抑制することが可能となるだけでなく、ミラー23を必要に応じて角変位させて当該ミラーによ
って、本来表示されるべきでない方向をも視認することが可能となる。なおミラー23は、x方向一方側または他方側にのみ設けることも可能である。ミラー23を筐体11に固定的に設けてもよい。
って、本来表示されるべきでない方向をも視認することが可能となる。なおミラー23は、x方向一方側または他方側にのみ設けることも可能である。ミラー23を筐体11に固定的に設けてもよい。
図9は、本発明の第9の実施形態に係るマルチビュー表示装置10Hを示す図である。第9の実施形態においては、タッチパネル24の外周側端部に、遮光性のある部材25が設けられている。本実施形態によれば、タッチパネル24を設計変更するだけで、表示品位の保持また視認性の向上を図ることが可能となる。よって筐体11の金型等を変更する必要がなくなり、その分製作コストの低減を図ることが可能となる。
図10は、本発明の第10の実施形態に係るマルチビュー表示装置において、その画像表示方法を説明する図である。第10の実施形態に係るマルチビュー表示装置(第10表示装置と称す)では、図10(a)および図10(b)に示すように、表示面12aの外周側端部から出射される表示光であって、周囲部分に反射しうる表示光が予め出力しないように運転席方向と助手席方向の画像を表示面12aの表示領域26,27に各々表示することで、表示品位の保持また視認性の向上を図ることが可能となる。
10〜10H マルチビュー表示装置
11 筐体
12 ディスプレイ本体
12a 表示面
15 凹凸
15A 部材
16 反射角度変更手段
17,18,21 抑止手段
19,20 周囲部材
21a 層
22 光源
11 筐体
12 ディスプレイ本体
12a 表示面
15 凹凸
15A 部材
16 反射角度変更手段
17,18,21 抑止手段
19,20 周囲部材
21a 層
22 光源
Claims (8)
- 一つの表示手段から複数の視認方向に異なる画像を出力するマルチビュー表示装置において、
一の視認方向に出力すべき画像が、当該表示手段の周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する抑止手段を備えることを特徴とするマルチビュー表示装置。 - 前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記表示手段から出射される表示光を減衰する光減衰手段を含むことを特徴とする請求項1記載のマルチビュー表示装置。
- 前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記一の視認方向に出力すべき画像を、前記他の視認方向以外の方向に反射させる反射角度変更手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載のマルチビュー表示装置。
- 前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、表示光の反射率を低下させる層を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のマルチビュー表示装置。
- 前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記表示手段から出射される表示光を光の干渉を利用して打ち消し合う反射防止膜を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のマルチビュー表示装置。
- 前記抑止手段は、前記周囲部材に設けられ、前記表示手段の外周側端部から発せられる表示光を乱反射する光源を含むことを特徴とする請求項1記載のマルチビュー表示装置。
- 前記抑止手段は前記周囲部材を含む筐体であり、該筐体は、前記表示手段から出力される表示光が前記周囲部材に至ることを回避するように構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のマルチビュー表示装置。
- 一つの表示手段から複数の視認方向に異なる画像を出力するマルチビュー表示装置に、取付け可能または着脱可能に構成される抑止手段であって、
一の視認方向に出力すべき画像が、当該表示手段の周囲部材で他の視認方向に反射することを抑止する機能を有することを特徴とする抑止手段。
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