JP2006168923A - 糸継ぎ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性糸を確実に掛止、保持した状態で糸継ぎすることができると共に、糸継ぎ部分のコアヤーンの不在を解消する。
【解決手段】伸縮性を有する弾性糸を切断する一対のカッター11,12と、この各カッター11,12で切断された2本の弾性糸Y1,Y2の糸端同士に圧縮空気を作用する糸継ぎ部材2と、この糸継ぎ部材2に設けられ各糸端Y1,Y2を重ね合わせて導くための糸継ぎ孔16,17とを備え、各カッター11,12で弾性糸を切断した際の、各糸Y1,Y2の縮み太りを利用して、各糸Y1,Y2を糸継ぎ孔16,17に掛止して保持するための掛止スリット21を形成する手段を備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、弾性糸に圧縮気体を作用して糸継ぎをする糸継ぎ装置に関する。
自動ワインダーや紡績機等に搭載される糸継ぎ装置として、エアスプライサ方式がある。この方式の糸継ぎ装置は、切断した2本の糸をクランプして、各糸を重ね合わせた状態で糸継ぎ部材に導く。そして、この状態で各糸を一対のカッターで切断し、各糸の糸端を解撚ノズルで解撚し、解撚した各糸端同士を糸継ぎ部材の圧縮気体で撚りをかけ、瞬時に2本の糸端を継ぐものである。
そして、糸継ぎ対象の糸が、伸縮性のコアヤーンを有する弾性糸の場合は、切断時に各糸が縮み、糸継ぎ部材から糸端が飛び出す糸継ぎミスがある。この糸継ぎミスを防止するため、例えば特許文献1のように、弾性糸の縮みに対する抵抗を付与する抵抗部材を備えた糸継ぎ装置が提供されている。
しかし、糸の切断によりコアヤーンだけが縮んでしまい、糸継ぎ部分にコアヤーンがなかったり、糸端長さが安定せず継ぎ目が不安定となる場合等がある。さらに、弾性糸内のコアヤーンの比率が変化する場合の対応が難しい。
特開2001−199637号公報
そこで、本発明が解決する課題は、前記した諸事情に鑑み、弾性糸を確実に掛止、保持した状態で糸継ぎすることができると共に、糸継ぎ部分のコアヤーンの不在や、継ぎ目の不安定さを解消する糸継ぎ装置を提供することである。
本発明に係る糸継ぎ装置は、2本の伸縮性を有する弾性糸をそれぞれ個別に切断する一対のカッターと、この各カッターで切断された2本の弾性糸の糸端同士に圧縮空気を作用する糸継ぎ部材と、この糸継ぎ部材に設けられ各糸端を重ね合わせて導くための糸継ぎ孔とを備え、更に、各カッターで弾性糸を切断した際の、弾性糸の縮み太りを利用して、各糸端を前記糸継ぎ孔に掛止して保持するための掛止スリットを形成する手段を備えた。
好ましくは、前記掛止スリットを形成する手段がプレート部材からなり、このプレート部材が糸継ぎ部材に対して着脱可能である。
更に好ましくは、前記糸継ぎ孔の両端開口に、圧縮気体の気流を規制するための規制プレートを備えた。
本発明の糸継ぎ装置は、各糸端を糸継ぎ孔に導いた状態で、各糸を掛止して保持する掛止スリットを形成する手段を備えている。この掛止スリットは、弾性糸の縮み太りの性質を利用して糸を掛止することにより保持するものであり、これによって糸継ぎ部材から糸端が飛び出すことがなく、糸継ぎミスが飛躍的に減少する。更に、コアヤーンの糸継ぎ部材からの抜け出しも防止することができるため、糸継ぎ部分の伸縮性を確保することができる。そして、糸継ぎ部材の糸継ぎ孔に配された糸端が常時一定長さとなるので、継ぎ目部分が非常に安定する。
更に、プレート部材に掛止スリットを設け、このプレート部材を糸継ぎ部材に対して着脱自在とすることにより、弾性糸の径やコアヤーンの比率の変化に応じて、これに適した幅の掛止スリットを有するプレート部材に交換することができる。
そして、糸継ぎ孔の両端開口に規制プレートを設け、この規制プレートで、圧縮気体の気流を規制して糸継ぎ孔に導かれた各糸の方向性を制御する。それにより、糸継ぎするのに適した圧縮気体を各糸端に付与することができ、継ぎ目部分が安定し、外観、強度がより良好となる。
以下、本発明に係る糸継ぎ装置について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る糸継ぎ装置を備えた自動ワインダーを示す側面図である。図1の如く、自動ワインダーAWは、上方に巻取りパッケージPを、下方に給糸ボビンBOを備えており、給糸ボビンBOと巻取りパッケージPの間に、糸継ぎ装置1が備えられている。本実施例の糸は、中心糸がポリウレタン等の伸縮性のコアヤーン、カバー糸が綿からなる弾性糸である。
給糸ボビンBOから給糸される糸Yは、ガイドGを経て、テンサーTで適当な張力を付与される。そして、この糸Yは綾振りドラムDでトラバースされながら、巻取りパッケージPに所定厚で巻き取られる。この巻取りパッケージPに、欠点部分を有する糸Yが巻き取られないよう、糸欠点検出装置Fが、常に通過する糸Yの太糸部、細糸部、スラブ等の糸欠点部分を検出している。
検出装置Fは、給糸ボビンBOから巻取りパッケージPに巻き取られる糸Yを、予め設定された糸Yの太さ情報と比較することで、通過する糸Yの欠点を検出する。そして、検出装置Fが、糸欠点を検出した際、検出装置Fに設けられたカッター(図示略)が、糸Yを切断する。それと同時に、巻取りパッケージPの回転が停止し、一旦給糸ボビンBOからの巻き取りが中止される。それにより、糸Yは、巻取りパッケージP側の上糸Y1と、給糸ボビンBO側の下糸Y2とに分割される。そして、上糸Y1は巻取りパッケージPに保持された状態に、下糸Y2は糸吸込み口(ヤーントラップ)Wに吸われた状態になる。
その後、上糸用サクションアームS1は端部回転軸を中心に上方旋回し、下糸用サクションアームS2は端部回転軸を中心に下方旋回する。これら各サクションアームS1,S2は、内部が空洞になっており、吸気ダクトKPに接続されており、吸気ダクトKPの吸気によって、各サクションアームS1,S2の先端部分が吸引口となる。それにより、上方旋回された上糸用サクションアームS1が上糸Y1を、下方旋回された下糸用サクションアームS2が下糸Y2を吸引して把持する。そして、各サクションアームS1,S2が、各糸Y1,Y2を把持した状態で、元の位置に戻ることにより、各糸Y1,Y2が糸継ぎ装置1の前面を経由して、所定の位置に案内される。その後の糸継ぎ装置1による糸継ぎ動作については、後述で詳細に説明する。
続いて、糸継ぎ装置1について詳細に説明する。図2は、糸継ぎ装置を示す斜視図である。図3は、糸継ぎ装置の要部を示す正面図である。
図2及び図3の如く、糸継ぎ装置1は、その略中心に糸継ぎ部材2が設けられている。そして、糸継ぎ部材2の上下に、一対の保持ノズル5,6、一対の糸押えレバー7,8、一対の糸寄せレバー9,10、一対のカッター11,12、及び一対のクランプ部材13,14が配設されている。クランプ部材13、保持ノズル6、及びカッター12は上糸Y1に対して設けられており、クランプ部材14、保持ノズル5、及びカッター11は下糸Y2に対して設けられている。そして、糸継ぎ部材2、一対の糸押えレバー7,8、及び一対の糸寄せレバー9,10は、上糸Y1と下糸Y2に対して設けられている。
図3の如く、糸継ぎ部材2は、各糸Y1,Y2を重ね合せた状態にするための糸継ぎ孔16,17が設けられている。そして、糸継ぎ孔16,17の両端開口に、一対の規制プレート19,20が設けられている。この規制プレート19,20は、各糸継ぎ孔16,17の開口の一部を塞ぎ、これにより、糸継ぎ孔16,17内の圧縮空気の流れを規制して、各糸Y1,Y2の位置を制御し、各糸端の絡み付きを良好にして、糸の継ぎ目の外観、強度を良好にする。
次に、糸継ぎ動作について詳細に説明する。図4は、糸継ぎ装置の糸継ぎ動作を説明するための糸継ぎ装置を示す側面図である。図5は、図4に続く、糸継ぎ装置を示す側面図である。図6は、図5に続く、糸継ぎ装置を示す側面図である。
図4の如く、先ず、上糸用サクションアームS1で把持された上糸Y1をクランプ部材13がクランプすると共に、下糸用サクションアームS2で把持された下糸Y2をクランプ部材14がクランプする。続いて、糸寄せレバー9,10を移動させることで、各糸Y1,Y2を、糸継ぎ部材2に設けられた糸継ぎ孔16,17内部へ導くとともに、各カッター11,12に導入する。そして、各カッター11,12で各糸Y1,Y2が切断され、各糸Y1,Y2のクランプ部材13,14でクランプした箇所から一定長さの糸端が形成される。
この状態では、各糸Y1,Y2はコアヤーンが伸びた緊張状態になっているので、カッター11,12が作動することで、各糸Y1,Y2は縮む方向に作用する。それによって、後述で詳細説明するが、各糸Y1,Y2が縮み太りすることにより、各糸Y1,Y2が糸継ぎ部材2に形成された掛止スリット21(図7参照)に掛止され、糸継ぎ孔16,17に確実に保持される。これにより、各糸Y1,Y2の糸端が糸継ぎ部材2から飛び出すことがなく、糸継ぎミスを防止することができる。更に、各糸Y1,Y2のコアヤーンが、糸継ぎ部材2から抜け出すことも防止できるので、各糸Y1,Y2の糸継ぎ部分の伸縮性を確保することもできる。そして、糸継ぎ孔16,17に一定長さの糸端を配することができるので、継ぎ目部分が非常に安定する。さらに、各糸Y1,Y2は、一対の抵抗部材3,4にも掛止され、次の工程の、保持ノズル5,6への吸い込みが確実となる。この抵抗部材3,4は、多数の櫛状刃が列設されており、各糸Y1,Y2のコアヤーンの周囲に巻き付けられたファイバーが、この櫛状刃に引っ掛かって縮みに対する抵抗が付与される。
次に、図5の通り、糸寄せレバー9,10が元の位置に戻ると同時に、保持ノズル5,6に設けられた保持噴射通路50,60から圧縮空気が奥の方向へ噴射される。これにより、各糸Y1,Y2の糸端が吸引保持され、各糸Y1,Y2の一定長さの糸端が糸継ぎ孔16,17へ導入される。この保持ノズル5,6が、各糸Y1,Y2を吸引して保持する時間は約0.2〜0.3秒と短く、かつ、保持ノズル5,6はエアの旋回流を抑えているので、各糸Y1,Y2は解撚されず、コアヤーンの縮みを防止することができる。これにより、糸継ぎ部分のコアヤーンの不存在が回避される。
そして、図6の如く、各保持ノズル5,6の作動を停止し、糸寄せレバー9,10を作動させることで、各糸Y1,Y2の糸端を各保持ノズル5,6から引き出す。その後、糸押えレバー7,8を作動させ、各糸Y1,Y2を糸継ぎ孔16,17の所定箇所に位置決めする。それにより、各糸Y1,Y2の糸端は、糸継ぎ孔16,17内に互いに重ね合った状態となる。この状態で、糸継ぎ噴射通路22,23からの圧縮空気が糸継ぎ孔16,17内に噴射される。この圧縮空気の旋回気流によって、糸継ぎ孔16,17内の各糸Y1,Y2の糸端が加撚され糸継ぎされる。そして、糸継ぎ部材2の圧縮空気の噴出を停止し、糸押えレバー7,8及び糸寄せレバー9,10を元の位置に戻し、各クランプ部材13,14を開放し、糸継ぎ動作が終了する。
次に、糸継ぎ部材2について詳細に説明する。図7は、第1実施例の糸継ぎ部材を示す拡大図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢印Aの方向から観た図である。図8は、第2実施例の糸継ぎ部材を示す拡大図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢印Bの方向から観た図である。
先ず、第1実施例の糸継ぎ部材2について、図7に基づいて説明する。この実施例の糸継ぎ部材2は、上方側に第1糸継ぎ孔16を、下方側に第2糸継ぎ孔17を上下方向に有している(図7(a)参照)。各糸継ぎ孔16,17は互いに平行で、第1糸継ぎ孔16の下端面と第2糸継ぎ孔17の上端面が略面一になるよう設けられている。そして、各糸継ぎ孔16,17の断面上部は、導入スリット160,170に通じるよう開口している(図7(b)参照)。この導入スリット160,170は、各糸Y1,Y2を各糸継ぎ孔16,17内へ導くためのものであり、各糸Y1,Y2より幅広に形成されている。第1導入スリット160は第1糸継ぎ孔16の右端側に連結されており、第2導入スリット170は第2糸継ぎ孔17の左端側に連結されている。そして、各導入スリット160,170が貫通するよう連続的に設けられている。従って、各導入スリット160,170が交わる交点部分に、Vの字状の掛止スリット21が形成される。
これにより、上糸Y1は、第1導入スリット160を通じて第1糸継ぎ孔16内へ導かれ、掛止スリット21を通過し、更に、第2導入スリット170を通じて第2糸継ぎ孔17内へ導かれる。同様に、下糸Y2は、第2導入スリット170を通じて第2糸継ぎ孔17内へ導かれ、掛止スリット21を通過し、更に、第1導入スリット160を通じて第1糸継ぎ孔16内へ導かれる。そして、上糸Y1がカッター12で切断されることで、第2糸継ぎ孔17内に配された上糸Y1が縮み太り、この縮み太りにより、上糸Y1が掛止スリット21に掛止され保持される。また、下糸Y2もカッター11で切断され、第1糸継ぎ孔16内に配された下糸Y2が縮み太り、この縮み太った下糸Y2が掛止スリット21に掛止保持される。即ち、各糸Y1,Y2は、伸縮性コアヤーンを有する弾性糸であるので切断によって縮み太り、この縮み太りした各糸Y1,Y2の太さが、掛止スリット21の先端部の幅(約0.2mm)より大きくなるので、各糸Y1,Y2が引っ掛かるようになっている。
この状態で、第1糸継ぎ孔16内へ通じる第1糸継ぎ噴射通路22、及び第2糸継ぎ孔17内へ通じる第2糸継ぎ噴射通路23から圧縮空気が噴射されて、各糸Y1,Y2が加撚され糸継ぎされる。
次に、第2実施例の糸継ぎ部材2について、図8に基づいて説明する。この実施例の糸継ぎ部材2は、1つの糸継ぎ孔16が上下方向に連続して設けられている。この糸継ぎ孔16の中央上部が、導入スリット160に通じて開口している(図8(b)参照)。そして、糸継ぎ部材2の上部及び下部に、一対のプレート部材210,210’が設けられている。このプレート部材210,210’の中央には、掛止スリット21,21’が形成されており、この掛止スリット21,21’は、その先端部が糸継ぎ孔16内に配されるよう設けられている。
これにより、各糸Y1,Y2は、各掛止スリット21,21’を通じて、糸継ぎ孔16内に導かれる。そして、上糸Y1がカッター12で切断されることで、糸継ぎ孔16の下部側に配された上糸Y1が縮み太り、この縮み太りにより、上糸Y1が掛止スリット21’に引っ掛かり保持される。また、下糸Y2もカッター11で切断され、糸継ぎ孔16の上部側に配された下糸Y2が縮み太り、掛止スリット21に掛止保持される。その後、この状態で、糸継ぎ孔16の中央部に通じる糸継ぎ噴射通路22から圧縮空気が噴射されて、伸びた状態の各糸Y1,Y2が加撚され糸継ぎされる。
この例の糸継ぎ部材2によれば、糸継ぎ対象の糸の太さに応じて、掛止スリット21の幅が異なるプレート部材21が交換可能である。
前記した本発明に係る糸継ぎ装置1は、自動ワインダーや紡績機その他の糸継ぎ装置を備える様々な繊維機械に設けることができる。また、糸継ぎ対象の糸は、伸縮性が比較的大きな紡績糸であれば本発明の効果を得ることができる。
本発明に係る糸継ぎ装置を備えた自動ワインダーを示す側面図である。 糸継ぎ装置を示す斜視図である。 糸継ぎ装置の要部を示す正面図である。 糸継ぎ装置の糸継ぎ動作を説明するための糸継ぎ装置を示す側面図である。 図4に続く、糸継ぎ装置を示す側面図である。 図5に続く、糸継ぎ装置を示す側面図である。 糸継ぎ部材の第1実施例を示す拡大図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢印Aの方向から観た図である。 糸継ぎ部材の第2実施例を示す拡大図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢印Bの方向から観た図である。
符号の説明
1 糸継ぎ装置
2 糸継ぎ部材
5,6 保持ノズル
7,8 糸押えレバー
9,10 糸寄せレバー
11,12 カッター
13,14 クランプ部材
16,17 糸継ぎ孔
22,23 糸継ぎ噴射通路
160,170 導入スリット
21,21’ 掛止スリット
210,210’ プレート部材
Y1 上糸
Y2 下糸

Claims (3)

  1. 2本の伸縮性を有する弾性糸をそれぞれ個別に切断する一対のカッターと、この各カッターで切断された2本の弾性糸の糸端同士に圧縮空気を作用する糸継ぎ部材と、この糸継ぎ部材に設けられ前記各糸端を重ね合わせて導くための糸継ぎ孔とを備えた糸継ぎ装置において、前記各カッターで前記弾性糸を切断した際の、前記各弾性糸の縮み太りを利用して、前記各糸端を前記糸継ぎ孔に掛止して保持するための掛止スリットを形成する手段を備えたことを特徴とする糸継ぎ装置。
  2. 前記掛止スリットを形成する手段がプレート部材からなり、このプレート部材が前記糸継ぎ部材に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の糸継ぎ装置。
  3. 前記糸継ぎ孔の両端開口に、前記圧縮気体の気流を規制するための規制プレートが備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸継ぎ装置。
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