JP2020117366A - 糸継装置及び糸巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性糸であっても良好に糸継ぎを行うことのできる糸継装置を提供する。【解決手段】上下方向において糸継ノズル31とカッター41A(41B)との間に配置された吸引口32aを有する解撚パイプ32A(32B)で、クランプ42B(42A)で把持され且つカッター41A(41B)で切断された糸Y1(Y2)の糸端を吸引する。その際、上下方向において吸引口32aと糸継ノズル31との間で糸Y1(Y2)に接触するように動作可能な糸収縮抑制機構37A(37B)に糸Y1(Y2)を接触させた状態で、カッター41A(41B)に糸Y1(Y2)を切断させる。【選択図】図6

Description

本発明は、糸継装置、及び、糸継装置を備える糸巻取装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の糸継装置は、糸継ノズルに形成された糸継空間に2本の糸の糸端を導入した状態で、糸継空間に圧縮空気を噴射することにより、糸端同士を旋回流によって撚り合わせて糸継ぎする。糸継ノズルの一方側にはクランプが配置されており、他方側にはカッターが配置されている。また、糸継ノズルとカッターの間には解撚パイプの吸引口が配置されている。クランプで把持された糸をカッターで切断すると、糸端が解撚パイプに吸引され、解撚パイプ内の空気流によって解撚される。その後、解撚された糸端を解撚パイプから引き出し、糸端同士を糸継空間内で糸継ぎする。
特開昭59−112038号公報
ところが、特許文献1の糸継装置を用いて、CSY(Core Spun Yarn)等の伸縮性を有する糸(以下、弾性糸と言う)を糸継ぎしようとすると、次のような問題があった。すなわち、弾性糸の場合、クランプで把持された糸をカッターで切断すると、糸が勢いよく縮んで吸引口を通過してしまうため、解撚パイプに糸端を吸引できずに糸継ぎに失敗するという問題があった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、弾性糸であっても良好に糸継ぎを行うことのできる糸継装置を提供することを目的とする。
本発明に係る糸継装置は、所定方向に延びる糸継空間が形成された糸継ノズルと、前記所定方向において前記糸継ノズルの一方側に配置され、糸を把持するクランプと、前記所定方向において前記糸継ノズルの他方側に配置され、前記糸を切断するカッターと、前記所定方向において前記糸継ノズルと前記カッターとの間に配置された吸引口を有し、前記クランプで把持され且つ前記カッターで切断された前記糸の糸端を吸引する解撚パイプと、制御部と、を備える糸継装置であって、前記所定方向において前記吸引口と前記糸継ノズルとの間で前記糸に接触するように動作可能な糸収縮抑制機構が設けられており、前記制御部は、前記糸収縮抑制機構に前記糸を接触させた状態で、前記カッターに糸を切断させることを特徴とする。
本発明によれば、弾性糸をカッターで切断した際に糸が勢いよく縮んだとしても、糸収縮抑制機構が解撚パイプの吸引口と糸継ノズルとの間で糸に接触しているため、糸の縮みは糸収縮抑制機構によって止められる。したがって、弾性糸の場合でも、解撚パイプによって糸端を吸引しやすくなり、良好に糸継ぎを行うことが可能となる。
本発明において、前記糸収縮抑制機構は、前記糸を把持するとよい。
糸収縮抑制機構が糸を把持するように構成されていれば、糸収縮抑制機構によって糸の縮みを確実に止めることができ、弾性糸の糸継ぎの成功率を高めることができる。
本発明において、前記解撚パイプに吸引されている前記糸端を前記解撚パイプから引き出す引出し手段が設けられており、前記制御部は、前記引出し手段によって前記糸端を前記解撚パイプから引き出させるときに、前記糸収縮抑制機構に前記糸を把持させておくとよい。
弾性糸を糸継ぎする場合、カッターで糸を切断したときだけでなく、解撚パイプから糸端を引き出したときにも縮みが発生する。その結果、糸端が糸継空間の所定位置に配置されず、糸継ぎに失敗する可能性がある。そこで、上述のように、解撚パイプから糸端が引き出されるときにも、糸収縮抑制機構に糸を把持させておけば、糸の縮みを糸収縮抑制機構によって止めることができる。その結果、糸継空間の所定位置に糸端を配置しやすくなり、良好に糸継ぎを行うことが可能となる。
本発明において、前記糸収縮抑制機構は、前記引出し手段によって前記解撚パイプから引き出される前記糸端が前記糸収縮抑制機構をすり抜けることができる力で前記糸を把持するとよい。
上述のように、解撚パイプから糸端が引き出されるときに、糸収縮抑制機構が糸を把持していれば、良好な糸継ぎが可能となる。しかしながら、糸収縮抑制機構が糸を強く把持していると、そもそも解撚パイプから糸端を引き出すことができないため、糸端を解撚パイプから引き出すときに糸収縮抑制機構の把持力を弱めるといった微妙な制御の必要が生じる。その点、糸収縮抑制機構による糸の把持力が、解撚パイプから引き出される糸端が糸収縮抑制機構をすり抜けることができる力とされていれば、糸収縮抑制機構の微妙な制御が不要となるので好適である。
本発明において、前記解撚パイプに吸引されている前記糸端を前記解撚パイプから引き出す引出し手段が設けられており、前記制御部は、前記糸収縮抑制機構に前記糸を把持させている状態を、前記引出し手段によって前記糸端が前記解撚パイプから引き出される前に解除するとよい。
弾性糸の伸縮性がそこまで大きくない場合は、解撚パイプから糸端を引き出す際の糸の縮みは特に問題とならないこともある。この場合は、解撚パイプから糸端が引き出される前に糸の把持を解除すれば、糸端が糸収縮抑制機構をすり抜けることができるようにするための微妙な調整や制御が不要となるので好適である。
本発明において、前記糸収縮抑制機構は、前記糸継ノズルを支持する支持体との間で前記糸を挟んで把持するとよい。
このような構成であれば、糸収縮抑制機構の構成を簡易にすることができる。
本発明において、前記糸収縮抑制機構は、前記所定方向に延びる揺動軸周りに揺動可能な糸収縮抑制レバーであるとよい。
このような構成であれば、スペース的に余裕の少ない糸継装置であっても、糸収縮抑制機構を設けやすくなる。
本発明において、前記糸収縮抑制レバーを、前記支持体側に付勢する付勢部材が設けられているとよい。
このような付勢部材を設けることで、糸収縮抑制レバーと支持体とで確実に糸を挟んで把持することが可能となる。
本発明において、前記糸収縮抑制レバーが前記付勢部材の付勢方向へ移動することを規制しながら、前記揺動軸周りに回動可能な規制部が設けられており、前記糸収縮抑制レバーと前記規制部とは、前記付勢方向において相対移動可能であるとよい。
このような構成によれば、規制部を支持体側に回動させることで、規制部によって付勢方向への移動が規制されている糸収縮抑制レバーを付勢方向(支持体側)に移動させることができる。そして、糸収縮抑制レバーと規制部とが付勢方向において相対移動可能なので、糸収縮抑制レバーが支持体に当接し、それ以上付勢方向に移動できなくなった後は、規制部のみが付勢方向に移動する。したがって、規制部の回動制御に誤差があった場合でも、規制部によって糸収縮抑制レバーが支持体に強く押し付けられるのを抑制でき、糸収縮抑制レバーによって糸を把持する力を付勢力に応じた一定値に制御しやすくなる。
本発明において、前記付勢部材による付勢力を調整可能な調整部が設けられているとよい。
このような調整部があれば、例えば糸の伸縮性に応じて糸を把持する力を調整することが可能となる。
本発明において、前記所定方向に延びる揺動軸周りに揺動可能であり、前記糸継空間に前記糸を導入する糸寄せレバーが設けられており、前記糸収縮抑制レバーの前記揺動軸と前記糸寄せレバーの前記揺動軸とは、前記糸継ノズルを挟んで互いに反対側に配置されているとよい。
このような配置構成であれば、糸収縮抑制レバーを駆動するためのシリンダ等の駆動装置が配置しやすくなる。
本発明に係る糸巻取装置は、前記糸を供給する給糸部と、前記給糸部から前記所定方向に離れた位置に配置され、前記給糸部から供給された前記糸を巻き取る巻取部と、前記所定方向において前記給糸部と前記巻取部との間に配置された上記何れかの糸継装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、弾性糸を巻き取る場合であっても、糸継ぎの際にカッターで切断された糸の糸端を解撚パイプによって糸を吸引しやすくなり、良好に糸継ぎを行うことが可能となる。
本実施形態に係る自動ワインダの概略構成図である。 本実施形態に係る自動ワインダの電気的構成を示すブロック図である。 巻取ユニットの概略構成図である。 糸継装置に糸が案内された直後の糸継装置の(a)正面図及び(b)側面図である。 糸収縮抑制レバーの取付部周辺の斜視図である。 カッターで糸を切断する直前の糸継装置の(a)正面図及び(b)側面図である。 カッターで糸を切断した直後の糸継装置の(a)正面図及び(b)側面図である。 糸継空間に糸端が導入された状態の糸継装置の(a)正面図及び(b)側面図である。 糸継ぎを行っている状態の糸継装置の(a)正面図及び(b)側面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について、図面を参照しつつ説明する。
(自動ワインダ)
図1は、本実施形態に係る自動ワインダの概略構成図である。図2は、本実施形態に係る自動ワインダの電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、自動ワインダ1は、一方向に配列された複数の巻取ユニット2(本発明の糸巻取装置に相当)と、これら複数の巻取ユニット2に沿ってそれらの配列方向に走行自在に設けられた玉揚装置3と、を備えている。以下では、複数の巻取ユニット2が並ぶ図1の左右方向を「左右方向」として説明を行う。また、以下では、図1の紙面垂直方向を前後方向とし、図1の紙面垂直方向の手前側を「前側」、奥側を「後側」として説明を行う。
自動ワインダ1は、各々の巻取ユニット2において給糸ボビンBから解舒される糸Yを巻き取ってパッケージPを形成する。ある巻取ユニット2においてパッケージPが完成すると、玉揚装置3がその巻取ユニット2と対向する位置に移動し、完成したパッケージPを空の巻取管に交換する。図2に示すように、自動ワインダ1は、機台制御装置4と、ユニット制御装置5と、玉揚制御装置6とを備えている。機台制御装置4は、自動ワインダ1全体の制御を行っており、各ユニット制御装置5及び玉揚制御装置6に対して制御信号を発する。ユニット制御装置5は、各巻取ユニット2に対して個別に設けられており、巻取ユニット2の各部の動作を制御する。玉揚制御装置6は、玉揚装置3に設けられており、玉揚装置3の動作を制御する。
(巻取ユニット)
次に、各々の巻取ユニット2の詳細な構成について説明する。図3は、巻取ユニット2の概略構成図である。巻取ユニット2は、給糸ボビンBから解舒される糸Yをトラバースさせながら巻取管Qに巻き取ってパッケージPを形成するものである。本実施形態では、糸Yは、CSY(Core Spun Yarn)等の伸縮性を有する弾性糸とする。CSYとは、弾性を有するポリウレタン製の糸の周りに短繊維を絡ませた糸である。
図3に示すように、巻取ユニット2は、給糸ボビンBの糸Yを供給可能な状態で保持する給糸部11と、給糸部11に保持された給糸ボビンBから解舒された糸Yに対して様々な処理を行う糸処理実行部12と、糸処理実行部12で処理された糸Yを巻取管Qに巻き取ってパッケージPを形成する巻取部13とを有する。給糸部11、糸処理実行部12、及び、巻取部13は、この順に、下から上へ並んで配置されている。
給糸部11は、給糸ボビンBを保持するボビン保持部15と、給糸ボビンBからの糸Yの解舒を補助する解舒補助装置16を有する。解舒補助装置16は、給糸ボビンBに上方から被せられる筒体29を有する。筒体29は、図示しないモータによって昇降される。解舒補助装置16では、糸Yの解舒が進行するに従って、筒体29を下降させることで、解舒中の糸Yの膨らみ(バルーン)を規制し、糸Yの張力を安定させる。
巻取部13は、巻取管Qを回転自在に把持するクレードル14と、綾振ドラム18とを備えている。綾振ドラム18は、図示しないドラムモータによって回転駆動される。また、綾振ドラム18の外周面には螺旋状の綾振溝18aが形成されており、この綾振溝18aによって糸Yをトラバースさせるように構成されている。そして、綾振ドラム18が、綾振溝18aによって糸Yをトラバースさせながら、巻取管Qに形成されたパッケージPに接触した状態で回転することで、綾振ドラム18との接触摩擦によってパッケージPが巻取方向に回転し、給糸ボビンBから解舒された糸Yが巻取管Qに巻き取られる。
給糸部11と巻取部13の間に配置された糸処理実行部12は、ヤーンフィーラ19、テンション付与装置20、糸継装置21、ヤーンクリアラ22を有する。
ヤーンフィーラ19は、解舒補助装置16とテンション付与装置20との間に配置され、走行する糸Yの有無を検出する。
テンション付与装置20は、走行する糸Yに所定のテンションを付与するものである。図3では、一例として、いわゆるゲート式のテンション付与装置20を示している。ゲート式のテンション付与装置20では、複数の固定ゲート体20aと複数の可動ゲート体20bとが上下方向に交互に配置されている。そして、複数の可動ゲート体20bの水平方向の位置を調整することによって、固定ゲート体20aと可動ゲート体20bとの間を走行する糸Yにテンションを付与する。
糸継装置21は、後述するヤーンクリアラ22により糸欠陥が検出されてカッター22aで糸Yが切断されたときや、巻き取り中に糸Yが切れたときや、給糸ボビンBの糸Yがなくなって給糸ボビンBを交換するときなどに、分断されている給糸ボビンB側(給糸部11側)の糸YとパッケージP側(巻取部13側)の糸Yとを糸継ぎするものである。
糸継装置21の下側と上側には、給糸ボビンB側の糸Yを捕捉して糸継装置21へ案内する下糸捕捉案内部材23と、パッケージP側の糸Yを捕捉して糸継装置21へ案内する上糸捕捉案内部材24とがそれぞれ設けられている。下糸捕捉案内部材23は、軸23aを中心に回転可能であり、図示しないモータによって回転駆動されることで上下に旋回する。上糸捕捉案内部材24も、軸24aを中心に回転可能であり、図示しないモータによって回転駆動されることで上下に旋回する。また、下糸捕捉案内部材23及び上糸捕捉案内部材24は、それぞれ図示しない吸引源に接続されている。
下糸捕捉案内部材23は、その先端部に給糸部11側の糸Yの糸端を吸引して捕捉する吸引部23bを有する。下糸捕捉案内部材23は、下方の位置において吸引部23bで糸Yの糸端を捕捉した状態で、上方へと旋回して糸Yを糸継装置21に案内する。
上糸捕捉案内部材24は、その先端部に巻取部13側の糸Yの糸端を吸引して捕捉するサクションマウス24bを有する。上糸捕捉案内部材24は、まず、下方から上方に旋回して、サクションマウス24bを、パッケージPと綾振ドラム18の接点近傍に位置させることで、パッケージPの表面に付着している糸Yの糸端を吸引して捕捉する。そして、上糸捕捉案内部材24は、糸Yの糸端の捕捉後、上方から下方に旋回することで、捕捉した糸Yを糸継装置21に案内する。
糸継装置21は、下糸捕捉案内部材23によって案内されてきた糸Yの糸端と、上糸捕捉案内部材24によって案内されてきた糸Yの糸端とを繋いで1本の糸Yにする。糸継装置21の構成及び動作については後程詳細に説明する。
ヤーンクリアラ22は、走行する糸Yの太さの情報を常時取得しており、この糸Yの太さの情報に基づいて、糸Yに含まれる太さが一定以上に太い異常部分を糸欠陥として検出する。また、ヤーンクリアラ22にはカッター22aが付設されており、ヤーンクリアラ22で糸欠陥が検出されたときに、カッター22aが即座に糸Yを切断する。
(糸継装置)
次に、糸継装置21について詳細に説明する。以下の説明では、必要に応じて、給糸部11側の糸Yを糸Y1、及び、巻取部13側の糸Yを糸Y2と区別する。図4は、糸継装置21に糸Y1、Y2が案内された直後の糸継装置21の(a)正面図及び(b)側面図である。糸継装置21は、支持体30、糸継ノズル31、2つの解撚パイプ32A、32B、上側ガイド板33、下側ガイド板34、2つの糸寄せレバー35A、35B、2つの撚止レバー36A、36B、2つの糸収縮抑制レバー37A、37B等を有している。
糸継ノズル31は、ブロック状の支持体30の前面に固定されている。糸継ノズル31は、糸Y1の糸端と糸Y2の糸端とを撚り合わせて糸継ぎする。糸継ノズル31には、上下方向(本発明の所定方向に相当)に延びる糸継空間31aが形成されている。糸継空間31aは前端部において開口しており、糸継空間31aの前方から糸継空間31aに糸Y1、Y2を導入させることができる。糸継空間31aの内壁には、圧縮空気を噴射する噴射孔(図示省略)が形成されている。そして、糸継空間31aに糸Y1、Y2の糸端が導入された状態で、噴射孔から圧縮空気を噴射することで、糸継空間31aに旋回流を発生させて、糸Y1の糸端と糸Y2の糸端とを糸継ぎすることができる。
解撚パイプ32A、32Bは、糸継ノズル31を挟んで上下に配置されている。解撚パイプ32A、32Bは、前後方向に延びる円筒状の部材であり、支持体30に埋設されている。解撚パイプ32A、32Bの前端部及び後端部は開口しており、前端部の開口は、糸Y1、Y2を吸引する吸引口32aとして機能する。上側の解撚パイプ32Aは、上下方向において糸継ノズル31と後述のカッター41Aとの間に配置されており、カッター41Aによって切断された糸Y1を吸引する。一方、下側の解撚パイプ32Bは、上下方向において糸継ノズル31と後述のカッター41Bとの間に配置されており、カッター41Bによって切断された糸Y2を吸引する。
解撚パイプ32A、32Bの内壁には、圧縮空気を噴出する噴射孔(図示省略)が形成されている。噴射孔から圧縮空気を噴出することにより、解撚パイプ32A、32B内に前方から後方へ向かう空気流が発生する。この空気流の作用により、解撚パイプ32A、32Bの吸引口32aから糸Y1、Y2の糸端を吸引することができる。さらに、この空気流によって、解撚パイプ32A、32Bに導入された糸Y1、Y2の糸端を解撚させることができる。
上側ガイド板33は、糸継ノズル31の上方に配置されている。上側ガイド板33には、前端部が開口したガイド溝33a、33bが左右方向に並んで形成されている。左側のガイド溝33aには、糸Y1が導入される。右側のガイド溝33bには、糸Y2が導入される。上側ガイド板33には、ガイド溝33aに導入された糸Y1を切断可能なカッター41Aが取り付けられている。また、上側ガイド板33には、ガイド溝33bに導入された糸Y2を把持可能なクランプ42Aが取り付けられている。
下側ガイド板34は、糸継ノズル31の下方に配置されている。下側ガイド板34には、前端部が開口したガイド溝34a、34bが左右方向に並んで形成されている。左側のガイド溝34aには、糸Y1が導入される。右側のガイド溝34bには、糸Y2が導入される。ガイド溝34a、34bは、それぞれ、ガイド溝33a、33bの略真下に位置している。下側ガイド板34には、ガイド溝34aに導入された糸Y1を把持可能なクランプ42Bが取り付けられている。また、下側ガイド板34には、ガイド溝34bに導入された糸Y2を切断可能なカッター41Bが取り付けられている。
糸寄せレバー35A、35Bは、糸継ノズル31を挟んで上下に配置されている。上側の糸寄せレバー35Aは、上下方向において上側の解撚パイプ32Aと上側ガイド板33との間に配置されている。一方、下側の糸寄せレバー35Bは、上下方向において下側の解撚パイプ32Bと下側ガイド板34との間に配置されている。糸寄せレバー35A、35Bは、糸継ノズル31の右側に配置され、且つ、上下方向に延びるシャフト43(本発明の揺動軸に相当)を中心に一体揺動する。糸寄せレバー35A、35Bが後方に向かって揺動することで、糸Y1、Y2が糸寄せレバー35A、35Bによって後方に寄せられる。
撚止レバー36A、36Bは、糸継ノズル31を挟んで上下に配置されている。上側の撚止レバー36Aは、上下方向において上側の解撚パイプ32Aと上側の糸寄せレバー35Aとの間に配置されている。一方、下側の撚止レバー36Bは、上下方向において下側の解撚パイプ32Bと下側の糸寄せレバー35Bとの間に配置されている。撚止レバー36A、36Bは、シャフト43を中心に一体揺動する。糸継空間31aで糸Y1、Y2の糸端に撚りが加えられる際、撚止レバー36Aが糸Y2に接触し、撚止レバー36Bが糸Y1に接触している。これによって、糸Y1、Y2の糸端に加えられる撚りが、撚止レバー36A、36Bを超えて伝播するのを防止する。
糸寄せレバー35A、35B及び撚止レバー36A、36Bは、共通の駆動装置(図示省略)によってシャフト43を中心に揺動される。ただし、撚止レバー36A、36Bの揺動を規制するストッパー(図示省略)が設けられており、撚止レバー36A、36Bは所定量以上揺動しない。すなわち、共通の駆動装置により糸寄せレバー35A、35B及び撚止レバー36A、36Bを揺動させると、途中までは糸寄せレバー35A、35B及び撚止レバー36A、36Bがともに揺動するが、所定量を超えると糸寄せレバー35A、35Bのみが揺動する。
糸収縮抑制レバー37A、37Bは、糸継ノズル31を挟んで上下に配置されている。上側の糸収縮抑制レバー37Aは、上下方向において糸継ノズル31と上側の解撚パイプ32Aとの間に配置されている。一方、下側の糸収縮抑制レバー37Bは、上下方向において糸継ノズル31と下側の解撚パイプ32Bとの間に配置されている。糸収縮抑制レバー37A、37Bは、糸継ノズル31の左側に配置され、且つ、上下方向に延びるシャフト44(本発明の揺動軸に相当)を中心に一体揺動する。糸収縮抑制レバー37A、37Bは、支持体30の前面に当接するまで後方に揺動され、支持体30との間で糸Y1、Y2を挟んで把持する。つまり、糸収縮抑制レバー37A、37Bが、本発明の糸収縮抑制機構に相当する。なお、糸Y1、Y2を把持することができ、且つ、解撚パイプ32A、32Bで糸Y1、Y2の糸端を吸引する邪魔にならなければ、前方から見て糸収縮抑制レバー37A、37Bの上下方向の位置が解撚パイプ32A、32Bと重なっていてもよい。
(糸収縮抑制レバー)
糸収縮抑制レバー37A、37Bの詳細について説明する。図5は、糸収縮抑制レバー37A、37Bの取付部周辺の斜視図である。糸収縮抑制レバー37A、37Bは、上下方向に延びる円筒状のボス38を介して一体的に構成されている。すなわち、糸収縮抑制レバー37Aはボス38の上端部に固定されており、糸収縮抑制レバー37Bはボス38の下端部に固定されている。ボス38は、ベース部材45に固定されたシャフト44に不図示の軸受を介して取り付けられている。ベース部材45は、糸継装置21の支持体30に固定されている。このような構成により、糸収縮抑制レバー37A、37Bは、シャフト44周りに一体的に揺動可能となっている。
シャフト44のうち、下側の糸収縮抑制レバー37Bとベース部材45との間の部分には、ねじりばね46(本発明の付勢部材に相当)が配置されている。ねじりばね46の下端部(図示省略)はベース部材45に取り付けられており、上端部46aは糸収縮抑制レバー37Bに取り付けられている。ねじりばね46は、糸収縮抑制レバー37A、37Bを支持体30の前面に向かって付勢する(図5の矢印Fの方向。以下、付勢方向Fと言う)。糸収縮抑制レバー37Bには、ねじりばね46の上端部46aを取り付けるための取付穴37aが、シャフト44の周方向に複数形成されている。ねじりばね46の上端部46aを取り付ける取付穴37aを変更することで、ねじりばね46による付勢力を調整することができる。つまり、複数の取付穴37aが、本発明の調整部に相当する。
ベース部材45の下方には、シャフト44の中心軸周りに回動可能な回動部材47が配置されている。回動部材47は、上下方向から見てL字形状を有しており、互いに略直角な第1アーム47a及び第2アーム47bを有する。第1アーム47aには、上方に延びる規制ピン48(本発明の規制部に相当)が固定されている。第2アーム47bには、シリンダ49が連結されている。規制ピン48は、その上部が糸収縮抑制レバー37Bに形成された貫通孔37bに通されている。これによって、規制ピン48は、糸収縮抑制レバー37Bが付勢方向Fに移動することを規制しながら、シャフト44周りに回動可能となっている。貫通孔37bの径は規制ピン48の径よりも大きくされており、糸収縮抑制レバー37Bと規制ピン48とが付勢方向Fにおいて相対移動可能となっている。
糸継装置21によって糸継ぎを行っていないとき、糸収縮抑制レバー37A、37Bは、ねじりばね46によって付勢方向Fに付勢されているが、規制ピン48によって付勢方向Fへの移動が規制されている。糸収縮抑制レバー37A、37Bを作動させる際には、シリンダ49によって回動部材47を付勢方向Fと同じ方向に回動させる。すると、規制ピン48が付勢方向Fと同じ方向に移動し、規制ピン48と一緒に糸収縮抑制レバー37A、37Bも付勢方向Fに移動する。シリンダ49は、糸収縮抑制レバー37A、37Bが支持体30の前面に当接するタイミングで、回動部材47の回動を停止させる。糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2が支持体30の前面に押し付けられることによって、糸収縮抑制レバー37A、37Bと支持体30との間で糸Y1、Y2を挟んで把持することができる。
(糸継動作)
次に、糸継装置21により、糸Y1と糸Y2との糸継ぎを行う際の糸継動作について、図6〜図9を参照しつつ説明する。図6は、カッター41A、41Bで糸Y1、Y2を切断する直前の糸継装置21の(a)正面図及び(b)側面図である。図7は、カッター41A、41Bで糸Y1、Y2を切断した直後の糸継装置21の(a)正面図及び(b)側面図である。図8は、糸継空間31aに糸Y1、Y2の糸端が導入された状態の糸継装置21の(a)正面図及び(b)側面図である。図9は、糸継ぎを行っている状態の糸継装置21の(a)正面図及び(b)側面図である。
何らかの理由によって糸Yが分断された場合、まず、下糸捕捉案内部材23及び上糸捕捉案内部材24によって、図4に示すように、糸Y1、Y2が糸継装置21に案内される。このとき、糸Y1はガイド溝33a、34aにも導入され、糸Y2はガイド溝33b、34bにも導入される。
この状態で、ユニット制御装置5(本発明の制御部に相当)は、糸寄せレバー35A、35Bを後方に揺動させることにより、糸Y1、Y2を後方に寄せる。すると、図6に示すように、糸Y1、Y2は糸継ノズル31の糸継空間31aに導入される。また、糸Y1がガイド溝33a、34aの奥に押し込まれ、クランプ42Bによって把持されるとともに、糸Y2がガイド溝33b、34bの奥に押し込まれ、クランプ42Aによって把持される。
ユニット制御装置5は、糸寄せレバー35A、35Bを後方に揺動させるのと同時又は直後に、糸収縮抑制レバー37A、37Bを後方に揺動させる。すると、図6に示すように、糸収縮抑制レバー37Aが、糸継ノズル31と解撚パイプ32Aとの間で支持体30の前面に当接し、支持体30との間で糸Y1を挟むことにより糸Y1を把持する。また、糸収縮抑制レバー37Bが、糸継ノズル31と解撚パイプ32Bとの間で支持体30の前面に当接し、支持体30との間で糸Y2を挟むことにより糸Y2を把持する。こうして糸収縮抑制レバー37A、37Bが糸Y1、Y2を把持する力は、後工程において解撚パイプ32A、32Bから糸Y1、Y2の糸端を引き出す際に、糸端が糸収縮抑制レバー37A、37Bと支持体30との間をすり抜けることができる程度の力とする。
次に、ユニット制御装置5は、カッター41Aに糸Y1を切断させるとともに、カッター41Bに糸Y2を切断させる。糸Y1、Y2を切断するのと同時又は直前に、解撚パイプ32A、32Bに前方から後方へ向かう空気流を発生させている。このため、図7に示すように、切断された糸Y1の糸端は、上側の解撚パイプ32Aに吸引される。また、切断された糸Y2の糸端は、下側の解撚パイプ32Bに吸引される。そして、糸Y1、Y2の糸端は、解撚パイプ32A、32Bに発生している空気流によって解撚される。なお、切断された糸Y1、Y2の不要な部分は、下糸捕捉案内部材23及び上糸捕捉案内部材24によって吸引される。
ここで、糸YがCSY等の弾性糸の場合、糸Y1、Y2をカッター41A、41Bで切断すると、糸Y1、Y2が勢いよく縮んで、解撚パイプ32A、32Bに吸引されないことがある。しかしながら、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2を把持しているため、糸Y1、Y2の縮みは、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって吸引口32aの近傍で止められる。したがって、糸Y1、Y2の糸端を確実に解撚パイプ32A、32Bで吸引することができる。
続けて、ユニット制御装置5は、糸寄せレバー35A、35Bをさらに後方に揺動させる。すると、図8に示すように、解撚された糸Y1、Y2の糸端が、解撚パイプ32A、32Bから引き出され、糸継ノズル31の糸継空間31aに導入される。つまり、糸寄せレバー35A、35Bが、本発明の引出し手段に相当する。このとき、糸収縮抑制レバー37A、37Bは、糸Y1、Y2を把持したまま(支持体30に押さえ付けたまま)である。しかしながら、前述のように、その把持力は、糸寄せレバー35A、35Bによって糸Y1、Y2の糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出す際に、糸端が糸収縮抑制レバー37A、37Bと支持体30との間をすり抜けることができる程度である。したがって、糸Y1、Y2の糸端は、問題なく糸継空間31aに導入される。
ユニット制御装置5は、糸継空間31a内に圧縮空気を噴射するのと略同時(多少前後しても構わない)に、糸収縮抑制レバー37A、37Bを初期位置に戻す。こうすることで、糸継空間31aにおける旋回流の作用により、糸Y1の糸端と糸Y2の糸端とが糸継ぎされる。また、このとき、撚止レバー36Aが糸Y2に接触するとともに、撚止レバー36Bが糸Y1に接触する。これによって、糸継ぎの際に、撚止レバー36A、36Bを越えて撚りが伝播されるのを防止することができる。糸継ぎが完了すると、糸寄せレバー35A、35B及び撚止レバー36A、36Bをそれぞれ初期位置に戻し、巻取部13による糸Yの巻き取りを再開する。
(効果)
本実施形態の糸継装置21は、所定方向(上下方向)において解撚パイプ32A、32Bの吸引口32aと糸継ノズル31との間で糸Y1、Y2に接触するように動作可能な糸収縮抑制機構(糸収縮抑制レバー37A、37B)が設けられており、制御部(ユニット制御装置5)は、糸収縮抑制機構37A、37Bに糸Y1、Y2を接触させた状態で、カッター41A、41Bに糸Y1、Y2を切断させるように構成されている。したがって、糸Yが弾性糸の場合に、カッター41A、41Bで切断した際に糸Y1、Y2が勢いよく縮んだとしても、糸収縮抑制機構37A、37Bが解撚パイプ32A、32Bの吸引口32aと糸継ノズル31との間で糸Y1、Y2を把持しているため、糸Y1、Y2の縮みは糸収縮抑制機構37A、37Bによって止められる。したがって、糸Yが弾性糸の場合でも、解撚パイプ32A、32Bによって糸Y1、Y2の糸端を吸引しやすくなり、良好に糸継ぎを行うことが可能となる。
本実施形態では、糸収縮抑制機構37A、37Bは、糸Y1、Y2を把持する。糸収縮抑制機構37A、37Bが糸Y1、Y2を把持するように構成されていれば、糸収縮抑制機構37A、37Bによって糸Y1、Y2の縮みを確実に止めることができ、弾性糸の糸継ぎの成功率を高めることができる。
本実施形態では、解撚パイプ32A、32Bに吸引されている糸Y1、Y2の糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出す引出し手段(糸寄せレバー35A、35B)が設けられており、制御部5は、引出し手段35A、35Bによって糸Y1、Y2の糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出させるときに、糸収縮抑制機構37A、37Bに糸Y1、Y2を把持させている。弾性糸Yを糸継ぎする場合、カッター41A、41Bで糸Y1、Y2を切断したときだけでなく、解撚パイプ32A、32Bから糸Y1、Y2の糸端を引き出したときにも縮みが発生する。その結果、糸Y1、Y2の糸端が糸継空間31aの所定位置に配置されず、糸継ぎに失敗する可能性がある。そこで、上述のように、解撚パイプ32A、32Bから糸Y1、Y2の糸端が引き出されるときにも、糸収縮抑制機構37A、37Bに糸Y1、Y2を把持させておけば、糸Y1、Y2の縮みを糸収縮抑制機構37A、37Bによって止めることができる。その結果、糸継空間31aの所定位置に糸Y1、Y2の糸端を配置しやすくなり、良好に糸継ぎを行うことが可能となる。
本実施形態では、糸収縮抑制機構37A、37Bは、引出し手段35A、35Bによって解撚パイプ32A、32Bから引き出される糸Y1、Y2の糸端が糸収縮抑制機構37A、37Bをすり抜けることができる力で糸Y1、Y2を把持している。上述のように、解撚パイプ32A、32Bから糸Y1、Y2の糸端が引き出されるときに、糸収縮抑制機構37A、37Bが糸Y1、Y2を把持していれば、良好な糸継ぎが可能となる。しかしながら、糸収縮抑制機構37A、37Bが糸Y1、Y2を強く把持していると、そもそも解撚パイプ32A、32Bから糸Y1、Y2の糸端を引き出すことができないため、糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出すときに糸収縮抑制機構37A、37Bの把持力を弱めるといった微妙な制御の必要が生じる。その点、糸収縮抑制機構37A、37Bによる糸Y1、Y2の把持力が、解撚パイプ32A、32Bから引き出される糸Y1、Y2の糸端が糸収縮抑制機構37A、37Bをすり抜けることができる力とされていれば、糸収縮抑制機構37A、37Bの微妙な制御が不要となるので好適である。
本実施形態では、糸収縮抑制機構37A、37Bは、糸継ノズル31を支持する支持体30との間で糸Y1、Y2を挟んで把持するように構成されている。このような構成であれば、糸収縮抑制機構37A、37Bの構成を簡易にすることができる。
本実施形態では、糸収縮抑制機構は、所定方向に延びる揺動軸(シャフト44)周りに揺動可能な糸収縮抑制レバー37A、37Bとされている。このような構成であれば、スペース的に余裕の少ない糸継装置21であっても、糸収縮抑制機構を設けやすくなる。
本実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bを、支持体30側に付勢する付勢部材(ねじりばね46)が設けられている。このような付勢部材46を設けることで、糸収縮抑制レバー37A、37Bと支持体30とで確実に糸Y1、Y2を挟んで把持することが可能となる。
本実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bが付勢部材46の付勢方向Fへ移動することを規制しながら、揺動軸44周りに回動可能な規制部(規制ピン48)が設けられており、糸収縮抑制レバー37A、37Bと規制部48とは、付勢方向Fにおいて相対移動可能に構成されている。このような構成によれば、規制部48を支持体30側に回動させることで、規制部48によって付勢方向Fへの移動が規制されている糸収縮抑制レバー37A、37Bを付勢方向(支持体側)に移動させることができる。そして、糸収縮抑制レバー37A、37Bと規制部48とが付勢方向Fにおいて相対移動可能なので、糸収縮抑制レバー37A、37Bが支持体30に当接し、それ以上付勢方向Fに移動できなくなった後は、規制部48のみが付勢方向Fに移動する。したがって、規制部48の回動制御に誤差があった場合でも、規制部48によって糸収縮抑制レバー37A、37Bが支持体30に強く押し付けられるのを抑制でき、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2を把持する力を付勢力に応じた一定値に制御しやすくなる。
本実施形態では、付勢部材46による付勢力を調整可能な調整部(複数の取付穴37a)が設けられている。このような調整部があれば、例えば糸Yの伸縮性に応じて糸Y1、Y2を把持する力を調整することが可能となる。
本実施形態では、所定方向に延びる揺動軸(シャフト43)周りに揺動可能であり、糸継空間31aに糸Y1、Y2を導入する糸寄せレバー35A、35Bが設けられており、糸収縮抑制レバー37A、37Bの揺動軸44と糸寄せレバー35A、35Bの揺動軸43とは、糸継ノズル31を挟んで互いに反対側に配置されている。このような配置構成であれば、糸収縮抑制レバー37A、37Bを駆動するためのシリンダ49等の駆動装置が配置しやすくなる。
(他の実施形態)
上記実施形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。
上記実施形態では、糸寄せレバー35A、35Bによって糸Y1、Y2の糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出す際に、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2を把持しておくものとした。しかしながら、弾性糸Yの伸縮性がそこまで大きくない場合は、解撚パイプ32A、32Bから糸端を引き出す際の糸Y1、Y2の縮みは特に問題とならないこともある。この場合は、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2を把持している状態を、糸端が解撚パイプ32A、32Bから引き出される前に解除してもよい。こうすることで、糸Y1、Y2の糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出す際に、糸端が糸収縮抑制レバー37A、37Bをすり抜けることができるようにするための微妙な調整や制御が不要となる。
上記実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2を把持する力を、糸寄せレバー35A、35Bによって解撚パイプ32A、32Bから引き出される糸端が糸収縮抑制レバー37A、37Bをすり抜けることができる力で一定に維持するものとした。しかしながら、カッター41A、41Bで糸Y1、Y2を切断するときには、糸収縮抑制レバー37A、37Bによって糸Y1、Y2を強く把持し、糸Y1、Y2の糸端を解撚パイプ32A、32Bから引き出すときには糸Y1、Y2を弱く把持するような制御を行ってもよい。
上記実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bが本発明の糸収縮抑制機構として機能するものとした。しかしながら、糸収縮抑制機構の具体例は、糸収縮抑制レバー37A、37Bに限定されるものではない。例えば、特開2005−112550に記載されているように、糸継ノズルを覆う可動式のカバー機構(遮蔽機構61)が設けられている場合には、このカバー機構に支持体30の前面との間で糸Y1、Y2を挟んで把持できるような把持部を設けてもよい。また、糸収縮抑制機構は、支持体30との間で糸Y1、Y2を挟んで把持するものに限定されず、単体で糸Y1、Y2を把持可能なクランプとしてもよい。
上記実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bを付勢するねじりばね46及び糸収縮抑制レバー37A、37Bの付勢方向Fへの移動を規制する規制ピン48を設けたが、ねじりばね46及び規制ピン48は省略することも可能である。また、ねじりばね46の付勢力を調整するため、複数の取付穴37aを本発明の調整部として設けたが、取付穴37aを1つとすることも可能である。
上記実施形態では、糸寄せレバー35A、35B及び撚止レバー36A、36Bの揺動軸であるシャフト43と、糸収縮抑制レバー37A、37Bの揺動軸であるシャフト44とが、糸継ノズル31を挟んで互いに反対側に配置されるものとした。しかしながら、糸寄せレバー35A、35B、撚止レバー36A、36B、及び糸収縮抑制レバー37A、37Bの揺動軸を共通とし、適切なストッパー等を設けることで、各レバーを共通の駆動装置で所望通り動作させるようにすることも可能である。
上記実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bとは別に、撚止レバー36A、36Bが設けられるものとした。しかしながら、糸収縮抑制レバー37A、37Bが撚止レバーとして兼用されるように構成することも可能である。
上記実施形態では、糸収縮抑制レバー37A、37Bは、糸Y1、Y2を把持することによって糸Y1、Y2の縮みを防止し、弾性糸の場合でも、解撚パイプ32A、32Bによって糸端を吸引しやすくなり、良好に糸継ぎを行えるようにした。しかしながら、糸収縮抑制レバー37A、37Bの先端縁部にゴムを貼り付けたり、先端縁部を凹凸加工させたりすることにより、先端縁部を高摩擦部としてもよい。先端縁部を高摩擦部とすることにより、糸収縮抑制レバー37A、37Bが糸Y1、Y2を把持しなくとも、先端縁部を糸Y1、Y2に接触させることによって糸Y1、Y2の収縮を抑制できる。これにより、弾性糸の場合でも解撚パイプ32A、32Bによって糸端を吸引しやすくなり、良好に糸継ぎを行うことが可能となる。
上記実施形態では、自動ワインダ1の巻取ユニット2に設けられた糸継装置21に本発明を適用した。しかしながら、本発明を他の繊維機械(例えば空気紡績機)の糸継装置に適用することも可能である。
2:巻取ユニット(糸巻取装置)
5:ユニット制御装置(制御部)
11:給糸部
13:巻取部
21:糸継装置
30:支持体
31:糸継ノズル
31a:糸継空間
32A、32B:解撚パイプ
32a:吸引口
35A、35B:糸寄せレバー(引出し手段)
37A、37B:糸収縮抑制レバー(糸収縮抑制機構)
37a:取付穴(調整部)
38:支持プレート
41A、41B:カッター
42A、42B:クランプ
43:シャフト(揺動軸)
44:シャフト(揺動軸)
46:ねじりばね(付勢部材)
48:規制ピン(規制部)
Y、Y1、Y2:糸

Claims (12)

  1. 所定方向に延びる糸継空間が形成された糸継ノズルと、
    前記所定方向において前記糸継ノズルの一方側に配置され、糸を把持するクランプと、
    前記所定方向において前記糸継ノズルの他方側に配置され、前記糸を切断するカッターと、
    前記所定方向において前記糸継ノズルと前記カッターとの間に配置された吸引口を有し、前記クランプで把持され且つ前記カッターで切断された前記糸の糸端を吸引する解撚パイプと、
    制御部と、
    を備える糸継装置であって、
    前記所定方向において前記吸引口と前記糸継ノズルとの間で前記糸に接触するように動作可能な糸収縮抑制機構が設けられており、
    前記制御部は、前記糸収縮抑制機構に前記糸を接触させた状態で、前記カッターに糸を切断させることを特徴とする糸継装置。
  2. 前記糸収縮抑制機構は、前記糸を把持することを特徴とする請求項1に記載の糸継装置。
  3. 前記解撚パイプに吸引されている前記糸端を前記解撚パイプから引き出す引出し手段が設けられており、
    前記制御部は、前記引出し手段によって前記糸端を前記解撚パイプから引き出させるときに、前記糸収縮抑制機構に前記糸を把持させておくことを特徴とする請求項2に記載の糸継装置。
  4. 前記糸収縮抑制機構は、前記引出し手段によって前記解撚パイプから引き出される前記糸端が前記糸収縮抑制機構をすり抜けることができる力で前記糸を把持することを特徴とする請求項3に記載の糸継装置。
  5. 前記解撚パイプに吸引されている前記糸端を前記解撚パイプから引き出す引出し手段が設けられており、
    前記制御部は、前記糸収縮抑制機構に前記糸を把持させている状態を、前記引出し手段によって前記糸端が前記解撚パイプから引き出される前に解除することを特徴とする請求項2に記載の糸継装置。
  6. 前記糸収縮抑制機構は、前記糸継ノズルを支持する支持体との間で前記糸を挟んで把持することを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の糸継装置。
  7. 前記糸収縮抑制機構は、前記所定方向に延びる揺動軸周りに揺動可能な糸収縮抑制レバーであることを特徴とする請求項6に記載の糸継装置。
  8. 前記糸収縮抑制レバーを、前記支持体側に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の糸継装置。
  9. 前記糸収縮抑制レバーが前記付勢部材の付勢方向へ移動することを規制しながら、前記揺動軸周りに回動可能な規制部が設けられており、
    前記糸収縮抑制レバーと前記規制部とは、前記付勢方向において相対移動可能であることを特徴とする請求項8に記載の糸継装置。
  10. 前記付勢部材による付勢力を調整可能な調整部が設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載の糸継装置。
  11. 前記所定方向に延びる揺動軸周りに揺動可能であり、前記糸継空間に前記糸を導入する糸寄せレバーが設けられており、
    前記糸収縮抑制レバーの前記揺動軸と前記糸寄せレバーの前記揺動軸とは、前記糸継ノズルを挟んで互いに反対側に配置されていることを特徴とする請求項7〜10の何れか1項に記載の糸継装置。
  12. 前記糸を供給する給糸部と、
    前記給糸部から前記所定方向に離れた位置に配置され、前記給糸部から供給された前記糸を巻き取る巻取部と、
    前記所定方向において前記給糸部と前記巻取部との間に配置された、請求項1〜11の何れか1項に記載の糸継装置と、
    を備えることを特徴とする糸巻取装置。
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