JP2006152609A - 入出庫装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させる。
【解決手段】 利用者が駐輪場における二輪車の入出庫を行う入出庫装置において、前記二輪車を入出庫するための駐車場に設けられた入出庫扉に対する進入方向を限定するための防護部を有し、前記防護部は、前記二輪車が所定領域へ進入するのを検出するための進入検出部と、前記利用者を検出する人体検出部とを所定の位置に設けることにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入出庫装置に係り、特に、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させるための入出庫装置に関する。
従来から、自転車やオートバイ等の二輪車を駐輪する際には、特に二輪車を自動的に入出庫させるための機械式駐輪場等の場合、入出庫装置にて利用者又は管理者が入庫における所定の操作をすることで、二輪車が搬送装置上により移送され、その後所定の格納位置に搬送され二輪車が格納される。また、出庫時にも、入出庫装置で所定の操作を行うことにより、搬送装置が所定の場所に格納された二輪車を取り出し入出庫装置に搬送して利用者に提供される。
また、従来では、上述の入出庫動作の際に利用者の入出庫時における安全性を図る技術が開示されている。例えば、ゲート通路の入口側に配設される検出部を設けた二輪車用ゲートを用いて、進入物が二輪車であるか否かを検出し、その検出結果に基づいてゲート通路の開閉機を開閉することで、駐輪場の入退場管理を行うものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示されている技術では、2つの通過検出部の光りセンサによる検出信号により、出口を通過する利用者が出口からゲート通路に向かって逆行しているか否かを判断し、逆行している場合、警報機に作動信号を発するようになっている。
特開平9−256659号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、利用者の安全性に対する高精度な対策がなされているとはいえず、例えば、利用者が二輪車の一部に引っかかってしまい、更に上述した光りセンサの死角等により検知ミスによる誤動作等があった場合、機械式駐輪場による二輪車の移載時に利用者が引き込まれてしまう可能性がある。また、入出庫時に開閉される入出庫扉に利用者が挟まれてしまう等の事故が発生する可能性があった。
更に、上述したような事故が入出庫口で発生した場合には、機械式駐輪場全体が利用することができず、混雑や渋滞が発生してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させるための入出庫装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、利用者が駐輪場における二輪車の入出庫を行う入出庫装置において、前記二輪車を入出庫するための駐車場に設けられた入出庫扉に対する進入方向を限定するための防護部を有し、前記防護部は、前記二輪車が所定領域へ進入するのを検出するための進入検出部と、前記利用者を検出する人体検出部とを所定の位置に設けることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、防護部により二輪車の進入方向を限定すると共に進入検出部及び人体検出部を設けることで、二輪車と人物との位置を検知して機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
請求項2に記載された発明は、物体の位置を検出するために所定領域に敷設されたマット検出部と、前記二輪車の車幅を検出する幅検出部とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、マット検出部により人物や荷物の有無を検出することができる。また、幅検出部により、二輪車の幅を検出することにより、機械式駐輪場の適用外か否かを判断することができ、また幅検出部は、人物等が所定の領域内にいるか否かを容易に把握することができる。
請求項3に記載された発明は、前記防護部は、前記入出庫扉への進入方向に対して両側に設置され、更に前記利用者が前記防護部の上から両側の防護部の間に進入させる二輪車を支持することができる高さ及び幅で設置されることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、通常の入出庫動作において両側の防護部内内に利用者が進入することを防止することができる。これにより、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
請求項4に記載された発明は、前記入出庫扉は、物体の挟み込みを検出する挟込検出部及び/又は緩衝材を設けることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、入出庫扉にも検出部を有することにより、他の検出部で検出ミスがあった場合でも、事故を防止することができる。また、緩衝材を設けてもよく、これにより、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
請求項5に記載された発明は、前記進入検出部、前記人体検出部、前記マット検出部、前記幅検出部、及び前記挟込検出部のうち少なくとも1つが異常を検出した場合に、所定の警告を利用者又は管理者に通知するための表示出力部を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、複数の検出部による検出結果に基づいて異常か否かを判断することができるため、検出漏れによる機械式駐輪場の誤動作を防止することができる。これにより、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
本発明によれば、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
<本発明の概要>
本発明は、入出庫口での利用者の安全性を向上させるため、防護部としての防護柵や入出庫扉に緩衝材等を設ける。更に、入出庫装置内に複数の検出部を有して、それらの検出結果により機械式駐輪場の動作を制御する。
以下に、本発明における入出庫装置を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明における入出庫装置の第1の実施形態の一例を示す図である。なお、図1は、入出庫方向の正面図を示している。また、図2は、図1に示す入出庫装置の側面図の一例を示す図である。
図1及び図2に示す入出庫装置10は、二輪車や人等の進入方向を限定するための少なくとも一対の防護部としての防護柵11−1,11−2と、利用者等が二輪車の格納部への入庫時に危険な位置にいないことを判断するための人体を検知したり、所定の領域内における人物や荷物等の物体の存在を検出するため、感圧による検出を行うマット検出部としてのマットスイッチ12と、防護ブロック13とを有するよう構成されている。
なお、入出庫装置10は、二輪車を駐輪するために所定の位置にセットする二輪車セット部14と、入出庫扉15と、入出庫動作を管理者又は利用者が操作するための操作部16が設けられている。
また、二輪車セット部14は、利用者が二輪車を駐輪するために挿入される二輪車の前輪と後輪の車輪の走行面(円周面)を受けるための受部材17と、車輪の両側面をガイドするためのガイド部材18−1,18−2とから構成されている。
また、操作部16は、駐輪場の壁等に取り付けてあり、例えば利用者を限定する場合等に用いられるICカード等を挿入するためのカードリーダ19や、管理者又は利用者が入出庫の操作を行うための画面表示やタッチパネル機能を備えた操作パネル20を有している。なお、カードリーダ19は、カードを挿入するものでもよく、また、非接触によりカード内の情報を取得し、また書き替えを行える機能を備えたものでもよい。
また、操作部16は、後述する各検出部において、異常を検出した場合に所定の警告等を操作パネル20に表示することもできる。また、操作部16には入出庫手続等の操作内容や、検出結果に基づく駐輪場の利用の可否、所定の警告や警報等を音声で出力するためのスピーカ等を設けていてもよい。したがって、本実施形態における操作部16は、操作手段と、表示出力手段とを有しているが、別構成にしてもよい。
ここで、本発明における防護部としての防護柵11は、外側からでも入出庫口の様子が把握できるように透過性のある材質からなる。例えば、アクリルや強化ガラス等を用いることができる。また、鉄線上の金網や、鉄板に所定の間隔で孔を開けた壁、鉄柵等であってもよい。
また、本発明における防護柵11−1,11−2は、入出庫扉15への進入方向に対して両側に設置されており、更に二輪車が前記防護柵11−1,11−2の間を進入する場合に進入を検出するための進入検出部21が設けられている。また、防護柵11の側壁上部は、人体を検知するための人体検出部22が設けられている。なお、人体検出部22は、利用者等と二輪車とを判別できるように、図2に示すように所定の高さ(例えば、二輪車の車高等)以上で所定の位置に設けられていてもよく、高さに関係なく設置されていてもよい。また、人体検出部22は、入出庫扉15付近の検出精度を向上させるために、入出庫扉15付近の人体検出部の設置間隔を狭くして多数設置されていてもよい。
図3は、進入検出部の一例を示す図である。図3に示すように、進入検出部21は、左右にセンサを有しており、所定の高さ位置に設置されている。具体的には、図3において、進入検出部21−1は、赤外線等の光を発する発光センサであり、進入検出部21−2は、受光センサである。つまり、発光センサから出力される光線が受光センサで受光する前に遮断された場合に進入を検知するセンサである。なお、本発明においては、センサの種類や設置位置は特に限定されない。
また、進入の検出は、例えば処理時間を含む応答能力を0.1秒とする。なお、進入検出部21を用いて、二輪車が駐輪可能な所定の長さを超えていないかを確認するための全長チェックに使用することもできる。例えば、二輪車を二輪車セット部14の適切な位置にセットしたが、進入検出部21にて検知され続けているような場合は、二輪車の全長が駐輪場件を満たしていないものと判断される。また、このような場合には、操作部16等により駐車できない旨の警告を表示出力することができる。このように、進入検出部21により、入出庫装置内に二輪車が進入してきたことを正確に把握することができる。
また、人体検出部22は、進入検出部21と同様に、発光部と受光部とにより構成されており、光線の遮断の有無により、物体を検知するものである。また、人体検出部22は、温度変化のある位置を特定するための温度センサ等が設けられていてもよい。なお、人体検出部22は、入庫する二輪車の車高をチェックすることができ、検出の結果、駐車条件を満たさない車高であった場合に、駐車できない旨の警告を操作部16等により警告を表示出力することができる。
ここで、図1及び図2に示す進入検出部21及び人体検出部22は、防護柵11に組み込まれているものとしているが別体として設けていてもよい。
更に、本発明では、入出庫を行う二輪車の幅を検知するための幅検出部23を入出庫扉15の上部に少なくとも1つ設ける。なお、図1及び図2に示す実施形態においては、入出庫扉15の上部の壁に2つの幅検出部23−1,23−2を設けているが、本発明においてはこの限りではなく、例えば防護柵11−1,11−2の何れか一方又は両方の上部に設けてもよい。
幅検出部23は、二輪車の幅を検知して駐車場の規格内の車両であるか否かを判断する。また、幅検出部23は、所定の面をレーザ検知することで、入出庫口全体における物体を検出することができる。このため、例えば、子供が車幅より出ている場合には、二輪車に子供等が乗っているのを把握することができる。なお、幅検出センサ23は、例えば映像を撮影することができるカメラ等の撮像装置を用いることができる。その場合には、撮像装置を入出庫扉15の上部の壁に1つ設置し、取得した画像データから人物の存在を検出することができる。
更に、本発明では、万が一にも利用者が二輪車の一部に引っかかってしまい、機械式駐輪場による二輪車の移載時に利用者が引き込まれてしまう可能性がある。また、入出庫扉15にも利用者が挟み込まれる等により大事故が発生することがないようにする。具体的には、引き込まれた際に利用者の壁への激突を防止するための緩衝材等からなる防護ブロック13を入出庫扉13の出入口付近に設置する。なお、防護ブロック13に圧力センサを設けてよく、圧力センサにより圧力を検出した場合に何かしらの異常が発生していると判断することができる。
また、入出庫扉15に挟み込んだまま、機械式駐車場における入庫動作又は出庫動作が行われてしまうことがないように挟み込みを検出する挟込検出部を設ける。また、挟み込まれた場合でも、人体等が圧迫されることがないようにするため入出庫扉15に緩衝材を設ける。ここで、本発明における入出庫扉について図を用いて説明する。
図4は、本発明における入出庫扉の一例を示す図である。図4に示す入出庫扉15は、左右の入出庫扉15−1,15−2がスライドすることにより、開閉を行うものである。また、入出庫扉15−1,15−2は、お互いの扉と接触する開閉側面にそれぞれ挟込検出部41−1,41−2と、緩衝材42−1,42−2とを有している。
挟込検出部41は、圧力を検知して一定の圧力を超える場合に、入出庫扉15−1,15−2に何かが挟まれていると判断して、入出庫扉15が停止又は再開する。
また、所定の圧力を有するまで、一瞬挟まれることになるが、その場合にも緩衝材42を有しているため、ケガをすることはない。また、緩衝材42は、ウレタンや弾力性のゴム等を用いることができるが、これに限定されるものではない。
また、挟込検出手法は、上述した限りではなく、例えばモーターのトルク制御により圧力を検出して入出庫扉15を停止させてもよい。
なお、図4では、挟込検出部41及び緩衝材42を両方設けた構成としているが、本発明においてはこの限りではなく、挟込検出部41又は緩衝材42の何れかを設けた構成にしてもよい。また、上述した挟込検出部41又は緩衝材42は、入出庫扉15−1,15−2のどちらか一方に設けた構成にしてもよい。
また、上述した入出庫扉15の構成については、本発明においてはこの限りではなく、例えば、左右の扉が回動することで開閉する機構でもよく、また、入出庫扉15が上下に移動することで、開閉を行うものでもよい。なお、上下に移動する場合には、入出庫扉15の下部側面に挟込検出部、及び緩衝材を設ける。
このような構成を有することにより、利用者の乗降時による安全性を向上することができる。
ここで、本発明における入出庫装置の動作について説明する。図5は、第1の実施形態における入出庫装置の利用動作を示す一例の図である。例えば、上述した構成において、機械式駐輪場50を利用する利用者51は、二輪車52を駐輪するため、二輪車セット部14に二輪車52を進入させる。なお、二輪車52が進入方向から進入した場合には、防護柵11−1,11−2に設けられた進入検出部21により、二輪車52が進入してきたことを容易に把握することができる。また、進入検出部21は、二輪車52の全長をチェックする。
また、進入検出部21は、進入を検知した際に他の検出部による検出を開始させる等の制御を行うことができる。ここで、図5に示すように、利用者51が二輪車52から降りているような場合、マットスイッチ12により利用者51の体重等による足からの圧力を感知することで、利用者51等がいる位置を把握することができる。また、マットスイッチ12は、荷物等が置かれたままになっていることも容易に把握することができる。
ここで、二輪車セット部14のガイド部材18−1,18−2により二輪車をガイドし、所定の位置で二輪車を停止させた後、機械式駐輪場50の側壁等に設けられた操作部16によりICカードをカードリーダ19に入れ、操作パネル20等を用いて所定の指示を実行することで入庫手続を行う。
このとき、人体検出部22により、二輪車の車高等を計測すると共に、利用者51がどこにいるかも把握することができる。また、幅検出部23により二輪車の幅と、入出庫口全体の様子を把握することができる。
更に、利用者51が操作部16により所定の手続を行った後、表示出力部としての操作部16から利用者51に対して入出庫装置10から出るようにメッセージや音声等を表示する。また、上述の検出部にて、利用者51等が検出されている場合には、表示出力部である操作部16において、警告を表示出力する。
更に、上述したように入出庫扉15には、挟込検出部41及び緩衝材42を設け、更に、防護ブロック13を設けているため、例えば万が一にでも検出部の誤動作により利用者がいないものと判断され、二輪車が機械式駐輪場50の搬送装置等により二輪車52が移送される際、二輪車52に利用者51の服の一部に引っ掛かってしまい、利用者51が引き込まれそうになっても、防護ブロック13により利用者が入出庫扉13内に引き込まれないように防護すると共に、緩衝材42により入出庫扉15による挟み込みによるケガ等を防止することができる。
また、機械式駐輪場50の入庫動作時に上述した何れか1つの検出部から異常を検出した場合には、機械式駐輪場50の動作を停止したり、所定の警告を画面や音声等により表示出力することで、入出庫装置10にいる管理者やサービスセンタ等に通知する。これにより、複数の検出部による検出結果に基づいて異常か否かを判断することができるため、検出漏れによる機械式駐輪場50の誤動作を防止することができる。また、機械式駐輪場50における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
また、出庫時においても、同様に、利用者51が操作パネル20等を用いて出庫手続を行うことで、入出庫扉15が開き、機械式駐輪場50の搬送装置等により二輪車52が二輪車セット部14にセットされる。その後、入出庫扉15が閉じて上述した検出部による検出がされなかった場合に、操作パネル20等にメッセージを表示したり、音声等にて利用者に取り出し可能であることを知らせる。
また、出庫時において、移送途中にユーザがマットスイッチ12等により、入出庫装置10に利用者50等が進入したことを検出した場合、機械式駐輪場50の機械動作を停止させて、警告を表示出力する等の処理を行う。これにより、出庫時においても入出庫装置における安全性を向上させることができる。
このように、上述した各検出部を有することにより、例えば、進入検出部21、人体検出部22、マットスイッチ(マット検出部)12、幅検出部23、挟込検出部41のうち何れか1つの検出部が何らかの異常が起きていると判断される場合には、機械式駐輪場50の機械動作を停止させたり、警告メッセージ等を表示画面又は音声により表示出力したり、警報音や警報ランプを点滅させる等を行うことができる。これにより、利用者又は管理者は迅速な対応をすることができ、未然に事故を防止することで、入出庫装置における安全性を向上させることができる。
また、利用者等が何らかの処置を行うことで、上述した各検出部により検出の結果、非検出状態が、予め設定される所定時間を経過後に、低速度による継続運転を行う。その後、利用者又は管理者の判断により、継続動作等を行うことができる。
このように動作させることにより、利用者の入出庫装置における安全性を向上させることができる。
<第2の実施形態>
なお、入出庫装置の安全を向上させる構成として、上述した実施形態の他に、入出庫扉への利用者が引き込まれなくする構成にする方法もある。
ここで、本発明における第2の実施形態について図を用いて説明する。図6は、本発明における入出庫装置の第2の実施形態を説明するための図である。なお、図6は、入出庫方向の正面図を示している。また、図7は、図6に示す入出庫装置の側面図の一例を示す図である。図6及び図7に示すように、第2の実施形態では、二輪車や人等の進入方向を限定するため少なくとも一対の防護部としての防護柵61−1,61−2が、二輪車が進入できるほどの間隔で設置されている。
また、防護柵61−1,61−2の間には、床にマット検出部としてのマットスイッチ62が敷設されている。更に、上述した第1の実施形態に示すように、入出庫装置60は、二輪車を駐輪するために所定の位置にセットする二輪車セット部64と、図4に示すような挟込検出部及び緩衝材を設けた入出庫扉65と、入出庫動作を管理者又は利用者が操作するための操作部66が設けられている。
また、マットスイッチ62は、利用者が二輪車を駐輪するために挿入される二輪車の前輪と後輪の車輪の走行面(円周面)を受けるための受部材67と、車輪の両側面をガイドするためのガイド部材68−1,68−2とから構成されている。また、操作部66は、カードリーダ69、操作パネル70を有している。
また、操作部66は、上述した第1の実施形態に示すように、各検出部において、異常を検出した場合に所定の警告等を操作パネル70に表示することもできる。また、操作部66には入出庫手続等の操作内容や、検出結果に基づく駐輪場の利用の可否、所定の警告や警報等を音声で出力するためのスピーカ等を設けていてもよい。したがって、本実施形態における操作部66は、操作手段と、表示出力手段とを有しているが、別構成にしてもよい。また、カードリーダ69は、上述した第1の実施形態に示すように、非接触によりカード内の情報を取得し、また書き替えを行える機能を備えたものでもよい。
ここで、操作部66は、防護柵61の外側に有しており、利用者が防護柵61の外側にいる状態で入庫又は出庫の手続を行うことができる。
なお、防護柵61は、外側からでも入出庫口の様子が把握できるように透過性のある材質からなる。例えば、アクリルや強化ガラス等を用いることができる。また、鉄線上の金網や、鉄板に所定の間隔で孔を開けた壁、鉄柵等であってもよい。
また、防護柵61−1,61−2は、図7に示すように利用者が二輪車のハンドルを防護柵61の外側から支持し、二輪車セット部64内の所定の位置に二輪車を進入させることができるような高さとなっている。また、防護柵61には、上述したように進入検出部71、人体検出部72が所定の位置に設置されており、また、入出庫を行う二輪車の幅を検知するため、入出庫扉75の上部の壁に2つの幅検出部73−1,73−2を設けている。
次に、第2の実施形態における入出庫装置の利用動作について図を用いて説明する。図8は、第2の実施形態における利用動作を示す一例の図である。例えば、上述した構成において、駐輪場80を利用する利用者81は、二輪車82を駐輪するため二輪車セット部64に二輪車82を進入させる。図8に示すように利用者81は、防護柵61−1,61−2の間に二輪車82のみを進入させ、二輪車82のハンドルを防護柵61の上部から支持する。これにより、防護柵61−1,61−2の間に利用者81が進入することがないため、搬送装置等による入庫時に利用者81が引き込まれることがなく、安全性を向上させることができる。
なお、二輪車82が進入方向から進入した場合には、進入検出部71により、二輪車82が進入してきたことを容易に把握することができる。ここで、図8に示すように、利用者81が二輪車82から降りているような場合、したがって、マットスイッチ62上に利用者81が進入することはない。しかしながら、機械式駐輪場80の搬送装置等により二輪車82が移送される場合に、マットスイッチ62上に子供等が進入する可能性もあるため、敷設した方が好ましい。
ここで、二輪車セット部64のガイド部材68−1,68−2により二輪車を把持し、所定の位置で二輪車を停止させた後、駐輪場の側壁等に設けられた操作部66によりICカードをカードリーダ69に入れ、操作パネル70等を用いて所定の指示を実行することで入庫手続を行う。
また、第2の実施形態によれば、出庫の場合も防護柵61の外側から操作部66により出庫手続を行うことができるため、利用者の安全性を向上させることができる。なお、第2の実施形態においても、入出庫時に上述した何れか1つの検出部から異常を検出した場合には、機械式駐輪場80の動作を停止したり、所定の警告を画面や音声等により表示出力することで、入出庫装置にいる管理者やサービスセンタ等に通知する。これにより、複数の検出部による検出結果に基づいて異常か否かを判断することができるため、検出漏れによる機械式駐輪場80の誤動作を防止することができる。また、機械式駐輪場80における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
これにより、利用者又は管理者は迅速な対応をすることができ、未然に事故を防止することで、入出庫装置における安全性を向上させることができる。また、利用者等が何らかの処置を行うことで、上述した各検出部により検出の結果、非検出状態が予め設定される所定時間を経過後に、低速度による継続運転を行う。その後、利用者又は管理者の判断により、継続動作等を行うことができる。
上述したように本発明によれば、機械式駐輪場における入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。具体的には、防護部としての防護柵や入出庫扉に緩衝材等を設ける。更に、入出庫装置内に複数の検出部を有して、それらの検出結果により機械式駐輪場の動作を制御することで、入出庫口での利用者の安全性を向上させることができる。
また、機械式駐輪場において、機械動作中の入出庫装置の利用、及び第3者等の進入検出による機械停止機能や、利用者等の二輪車の移載中の引き込まれ検出による機械停止等を行うことによる安全性を向上させることができる。
これにより、二輪車の入出庫時における駐輪動作を迅速に行うことができ、入出庫手続きの遅延による入出庫口付近での混雑や渋滞等を防止することができる。これにより、機械式駐輪場を停止させることがなく稼動させることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明における入出庫装置の第1の実施形態の一例を示す図である。 図1に示す入出庫装置の側面図の一例を示す図である。 進入検出部の一例を示す図である。 本発明における入出庫扉の一例を示す図である。 第1の実施形態における入出庫装置の利用動作を示す一例の図である。 本発明における入出庫装置の第2の実施形態を説明するための図である。 図6に示す入出庫装置の側面図を示す図である。 第2の実施形態における入出庫装置の利用動作を示す一例の図である。
符号の説明
10,60 入出庫装置
11,61 防護柵(防護部)
12,62 マットスイッチ(マット検出部)
13 防護ブロック
14,64 二輪車セット部
15,65 入出庫扉
16,66 操作部
17,67 受部材
18,68 ガイド部材
19,69 カードリーダ
20,70 操作パネル
21,71 進入検出部
22,72 人体検出部
23,73 幅検出部
41 挟込検出部
42 緩衝材
50,80 機械式駐輪場
51,81 利用者
52,82 二輪車

Claims (5)

  1. 利用者が駐輪場における二輪車の入出庫を行う入出庫装置において、
    前記二輪車を入出庫するための駐車場に設けられた入出庫扉に対する進入方向を限定するための防護部を有し、
    前記防護部は、前記二輪車が所定領域へ進入するのを検出するための進入検出部と、
    前記利用者を検出する人体検出部とを所定の位置に設けることを特徴とする入出庫装置。
  2. 物体の位置を検出するために所定領域に敷設されたマット検出部と、
    前記二輪車の車幅を検出する幅検出部とを有することを特徴とする請求項1に記載の入出庫装置。
  3. 前記防護部は、
    前記入出庫扉への進入方向に対して両側に設置され、更に前記利用者が前記防護部の上から両側の防護部の間に進入させる二輪車を支持することができる高さ及び幅で設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の入出庫装置。
  4. 前記入出庫扉は、
    物体の挟み込みを検出する挟込検出部及び/又は緩衝材を設けることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の入出庫装置。
  5. 前記進入検出部、前記人体検出部、前記マット検出部、前記幅検出部、及び前記挟込検出部のうち少なくとも1つが異常を検出した場合に、所定の警告を利用者又は管理者に通知するための表示出力部を有することを特徴とする請求項4に記載の入出庫装置。
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