JP6608651B2 - 無人確認機能付き駐車装置 - Google Patents
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Description
まず、運転手の運転により、自動車が入庫スペースへ乗り入れる。次に、運転手、または、運転手と同乗者が、自動車から降りて入庫スペースの外部へ退出する。次に、運転手、または、駐車装置の管理人が、入庫スペースに人がいないことを確認する。その後、この確認を行った運転手または管理人が、操作装置を操作することにより駐車装置の動作を開始させる。すなわち、入庫スペースの自動車を駐車スペースへ搬送させる動作を搬送装置に開始させる。これにより、安全な状態で搬送動作が開始される。
人に操作されることにより、入庫スペースに入った人の数を進入数として入力可能であり、かつ、入庫スペースから退出した人の数を退出数として入力可能な入力装置を備え、
前記入力装置により入力された進入数と退出数とが一致するという条件を第1条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数に基づいて、第1条件が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、無人確認機能付き駐車装置が提供される。
管理人用操作装置により駐車スペース内が無人であることが入力されるという条件を第2条件として、
前記制御装置は、入力された進入数と退出数と入力された前記人の有無に基づいて、第1条件と第2条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
前記入力装置によりゼロの現車内人数が入力されるという条件を第3条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と現車内人数に基づいて、第1条件と第3条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
入庫スペースにおける人の存在を前記人感センサが感知しないという条件を第4条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と人感センサによる人の感知または非感知に基づいて、第1条件と第4条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
運転開始操作部により開始指令が入力されるという条件を第5条件とし、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、開始指令の入力または未入力とに基づいて、第1条件と第5条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
入力装置により入力された退出数が、退出数計測装置により計測された退出数と一致するという条件を第6条件とし、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、制御装置は、入力された進入数と退出数と計測された退出数とに基づいて、第1条件と第6条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
撮像装置が記録した動画を再生する再生装置と、
再生装置が再生する動画を表示するディスプレイ装置と、
人に操作されることにより、入力装置により入力した退出数が正しいことを確認した旨を入力可能な確認操作部と、を備え、
前記確認した旨が確認操作部により入力されるという条件を第7条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、前記確認した旨の入力又は未入力とに基づいて、第1条件と第7条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
駐車装置は、前記入力装置の状態を、操作無効状態から、その操作が有効な操作有効状態に切り替える認証装置を備え、
前記認証装置は、駐車装置の利用者により入力された識別情報が、予め記憶している識別情報と一致するかどうかを判断し、この判断の結果が肯定の場合に、入力装置を操作無効状態から操作有効状態に切り替える。
前記入力装置は、前記入庫スペースの外部であって前記入庫口の近傍に設けられている。
駐車装置は、前記入庫口を開閉する扉を備え、
前記制御装置は、搬送動作の開始させる時に、前記入庫口を閉じるように前記扉を動作させ、その後、搬送動作を開始させる。
このように、人が意識して進入数と退出数を入力し、両者が一致しなければ搬送動作は開始されないので、人の思い違いにより入庫スペースに人が残された状態で搬送動作が開始されてしまうことを防止できる。
図1は、本発明の実施形態による無人確認機能付き駐車装置10の構成例を示す。図2は、図1のII−II矢視図である。駐車装置10は、入庫スペース2と搬送装置5と制御装置7とを備える。
搬送装置5は、入庫スペース2に乗り入れた自動車1を駐車スペース4まで搬送する搬送動作を行う。
制御装置7は、搬送装置5の動作を制御する。すなわち、制御装置7は、入庫スペース2から駐車スペース4へ自動車1を搬送装置5が搬送するように搬送装置5を制御する。
図1の例では、搬送装置5は、リフト9を昇降駆動するリフト駆動装置13と、リフト9と駐車棚8との間でパレット17を水平方向に横行させる横行駆動装置15とを備える。
このような構成において、リフト9上のパレット17が入庫スペース2の床面と同じ高さにある状態で、自動車1がこのパレット17に乗り入れる。その後、上述の搬送動作が行われる。この例では、搬送動作により、リフト9が対象の駐車棚8の高さへ移動し、横行駆動装置15によりリフト9から対象の駐車棚8へパレット17が移動させられる。これにより、パレット17上の自動車1が、パレット17と共に対象の駐車棚8へ移動させられ、この駐車棚8に出庫時まで格納される。
本実施形態による駐車装置10は、入庫スペース2の無人を確認するために入力装置19を備える。図3は、入力装置19の一例を示す。入力装置19は、人に操作されることにより、自動車1に乗って入庫スペース2に入った人の数を進入数として入力可能であり、かつ、入庫スペース2から退出した人の数を退出数として入力可能である。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。ここで、「搬送動作を開始させない」とは、制御装置7が、入庫スペース2の自動車1に対する搬送動作の実行を搬送装置5に開始させない状態に搬送装置5を維持することをいう(以下同様)。なお、入力装置19により入力された進入数と退出数は入力装置19から制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された進入数と退出数に基づいて第1条件が満たされたかを判断する。
このように、駐車装置10の利用者(以下、単に利用者ともいう)が、意識して、進入数と退出数を入力するので、利用者の思い違いにより、搬送動作の開示時において入庫スペース2(特に自動車1内)に人が残されることを防止できる。よって、確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。また、進入数と退出数の入力とその一致判断の機能を駐車装置10に付加すればよいので、簡易な装置により、入庫スペース2に人が残されてしまうことを防止できる。
あるいは、人が操作装置(図示せず)を操作することにより識別情報を認証装置25に入力してもよい。
図4は、図3の構成に追加の入力機能が加えられた場合の構成を示す。すなわち、構成例1では、駐車装置10は、管理人用操作装置26を備える。管理人用操作装置26は、駐車装置10の管理人(以下、単に管理人ともいう)に操作されることにより、入庫スペース2における人の存在の有無を制御装置7へ入力する。管理人用操作装置26は、ディスプレイ装置18の画面18aに表示されたタッチパネル上の確認ボタン26aを有する。確認ボタン26aは、入庫スペース2における人の存在の有無を入力するためのボタン(図4では、「はい」のボタンと「いいえ」のボタン)である。確認ボタン26aの隣(図4では上部)には、人の存在の有無に関する入力を促す表示(図4では、「入庫スペースに人がいますか?」という表示)がされている。
なお、管理人用操作装置26により入力された「入庫スペース2における人の存在の有無」は制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された「人の存在の有無」に基づいて第3条件が満たされたかを判断する。
このように、さらに、管理人が、入庫スペース2内が無人であることを確認して、その旨を管理人用操作装置26により入力するので、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
制御装置7は、搬送動作の開始時に扉23を動作させることにより入庫口14を閉じ、入庫スペース2の自動車1を駐車スペース4へ搬送装置5に搬送させる。
別の例では、入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第2条件の両方が満たされと判断したときに、搬送動作を開始させる。
図5は、図3の構成に追加の入力機能が加えられた場合の構成を示す。すなわち、構成例2では、入力装置19は、さらに、人に操作されることにより、入庫スペース2に乗り入れた自動車1内における現在の人数を現車内人数として入力可能である。例えば、入力装置19は、現車内人数を入力するための操作部21cを有する。操作部21cは、例えば、ディスプレイ装置18の画面18aに表示されたタッチパネル上の複数のボタンである。複数のボタン21cは、現車内人数として入力する数字(例えば0〜5)がそれぞれ表示されたボタンである。ボタンの隣(図5では上部)には、現車内人数の入力を促す表示(図5では、「車内の現在の人数は?」という表示)がされている。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第3条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第3条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、入力装置19により入力された現車内人数は制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された現車内人数に基づいて第3条件が満たされたかを判断する。
このように、さらに、利用者は、現車内人数としてゼロを意識して入力装置19により入力するので、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
構成例3では、駐車装置10は、入庫スペース2における人の存在を感知する人感センサ31を備える(図2を参照)。人感センサ31は、人の存在の有無を検知可能なものであればよく、例えば赤外線カメラにより構成されてよい。別の例では、人感センサ31は、入庫スペース2内の領域を撮像し、撮像した画像に基づいて人の存在の有無を判断する。なお、人感センサ31の構成は上記に限定されない。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第4条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第4条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、制御装置7は、人感センサ31による人の感知または非感知に基づいて第4条件が満たされているかを判断する。例えば、人感センサ31は、入庫スペース2において人の存在を検知している時には、その旨の検出信号を制御装置7に出力する。この検出信号の出力の有無に基づいて制御装置7は第4条件が満たされているかを判断する。
このように、さらに、人感センサ31が入庫スペース2の無人を確認するので、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
図6は、図3の構成に追加の入力機能が加えられた場合の構成を示す。すなわち、構成例4では、駐車装置10は、さらに、人(利用者または管理人)に操作されることにより、搬送動作の開始指令を入力可能な運転開始操作部24を備える。運転開始操作部24は、例えば、入力装置19の隣に設けられる。開始指令は、駐車装置10の利用者(例えば自動車1の運転手)が入力するように定められていてもよいし、駐車装置10の管理人が入力するように定められていてもよい。
(1)入庫口14を含む領域の動画を監視モニタで撮像する。撮像した動画をリアルタイムにディスプレイに表示する。管理人は、表示された動画を見て、駐車のため入庫スペース3へ自動車1で進入した人以外に、入庫口14から入庫スペース3へ人や動物が進入していないことを確認する。
(2)入庫スペース3内全体の動画を監視モニタで撮像する。入庫スペース3に人や動物がいないことを確認する。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第5条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第5条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、制御装置7は、開始指令の入力または未入力に基づいて第5条件が満たされたかを判断する。すなわち、運転開始操作部24により入力された開始指令は制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された開始指令を受けたら、第5条件が満たされたと判断する。
駐車装置10は、退出数計測装置33を備える(図2を参照)。退出数計測装置33は、入庫スペース2への自動車1の入庫時点から、入力装置19により退出数が入力される退出数入力時点までの期間に、入庫スペース2から入庫口14を通って入庫スペース2の外部へ出た人の数を退出数として計測する。
あるいは、入庫スペース2へ進入した自動車1が指定の停車位置(例えばパレット17上の位置)に来たことを適宜のセンサが検出し、このセンサがその旨の検出信号を出力した時点が入庫時点であってもよい。この場合、退出数計測装置33は、このセンサが検出信号を出力したことに反応して、退出数の計測を開始する。
退出数計測装置33は、例えば入庫口14を含む領域の動画を撮像する撮像装置33aと、撮像装置33aが撮像した動画に対して画像処理を行うことにより退出数を計測する画像処理装置33bとを備える。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第6条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第6条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、入力装置19により退出数が入力された時点で、退出数計測装置33により計測された退出数が制御装置7へ伝達され、制御装置7は、入力装置19と退出数計測装置33から伝達された退出数同士を比べることにより、第6条件が満たされたかを判断する。
図7は、図3に対応するが、構成例6の場合を示す。駐車装置10は、入庫口14を含む領域の動画を撮像して記録する撮像装置35と、撮像装置35が記録した動画を再生する再生装置37と、再生装置37が再生する動画を表示するディスプレイ装置39を備える。ディスプレイ装置39は、好ましくは、入力装置19の隣に設けられる。また、駐車装置10は、確認操作部41を備える。
人(利用者または管理人)は、ディスプレイ装置39に表示された再生動画を見ることで入力装置19により入力した退出数が正しいことを確認する。次いで、人は、確認操作部41を操作することにより、この確認をした旨を入力可能である。
あるいは、入庫スペース2へ進入した自動車1が指定の停車位置(例えばパレット17上の位置)に来たことを適宜のセンサが検出し、このセンサがその旨の検出信号を出力した時点が入庫時点であってもよい。この場合、撮像装置35は、このセンサが検出信号を出力したことに反応して、上記動画の撮像と記録を開始する。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第7条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
なお、確認した旨が確認操作部41により入力されたことは、確認済み信号として制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された確認済み信号を受けたら、第7条件が満たされたと判断する。
上述した入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件が満たされ、かつ、第2条件、第3条件、第4条件、第5条件、第6条件および第7条件のうち、予め定めた1つ又は複数の条件が満たされた場合に、搬送動作を開始させる。
ここで、駐車装置10が、予め定めた1つ又は複数の条件に対応する構成を備えていることを前提とする。第2条件、第3条件、第4条件、第5条件、第6条件および第7条件は、それぞれ、上述の構成例1〜6に対応する。
図8は、駐車装置10への入庫の手順を示すフローチャートである。
ステップS2において、駐車装置10の利用者が、入庫スペース2の手前のスペースで、自身が運転する自動車1を停止させる。
ステップS3において、管理人は、適宜の操作装置を操作することにより、駆動装置(図示せず)が入庫口14を閉じている扉23を動作させて、入庫口14を開ける。
上述した実施形態によると、入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、利用者は、入力装置19を操作することにより、入庫スペース2へ自動車1で進入した人の数(進入数)と、入庫スペース2に停車させた自動車1から降り入庫スペース2外へ退出した人の数(退出数)を入力する。入力装置19に入力された進入数と退出数とが一致しないときに、制御装置7は、入庫スペース2の自動車1を駐車スペース4まで搬送する搬送動作を開始させない。
このように、駐車装置10の利用者が、意識して、進入数と退出数を入力し、両者が一致しなければ搬送動作は開始されないので、利用者の思い違いにより入庫スペース2(特に自動車1内)に人が残された状態で搬送動作が開始されてしまうことを防止できる。
例えば、駐車装置10の利用者の代わりに、駐車装置10の管理人が、入力装置19を操作することにより退出数を入力してもよい。この場合、進入数は、利用者が入力装置19を操作することにより入力され、他の点は上述と同じである。
Claims (10)
- 自動車が乗り入れる入庫スペースと、該入庫スペースに乗り入れた自動車を駐車スペースまで搬送する搬送動作を行う搬送装置と、該搬送装置を制御する制御装置とを備える無人確認機能付き駐車装置であって、
人に操作されることにより、入庫スペースに入った人の数を進入数として入力可能であり、かつ、入庫スペースから退出した人の数を退出数として入力可能な入力装置を備え、
前記入力装置により入力された進入数と退出数とが一致するという条件を第1条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数に基づいて第1条件が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、無人確認機能付き駐車装置。 - 駐車装置は、駐車装置の管理人に操作されることにより、入庫スペース内の人の有無を入力可能な管理人用操作装置を備え、
管理人用操作装置により入庫スペース内が無人であることが入力されるという条件を第2条件として、
前記制御装置は、入力された進入数と退出数と入力された前記人の有無に基づいて、第1条件と第2条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 前記入力装置は、人に操作されることにより、入庫スペースに乗り入れた自動車内における現在の人数を現車内人数として入力可能であり、
前記入力装置によりゼロの現車内人数が入力されるという条件を第3条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と現車内人数に基づいて、第1条件と第3条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 駐車装置は、入庫スペースにおける人の存在を感知する人感センサを備え、
入庫スペースにおける人の存在を前記人感センサが感知しないという条件を第4条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と人感センサによる人の感知または非感知に基づいて、第1条件と第4条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 駐車装置は、人に操作されることにより、搬送動作の開始指令を入力可能な運転開始操作部を備え、
運転開始操作部により開始指令が入力されるという条件を第5条件とし、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、開始指令の入力または未入力とに基づいて、第1条件と第5条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 入庫スペースへの自動車の入庫時点から、入力装置により退出数が入力される退出数入力時点までの期間に、入庫スペースから入庫口を通って入庫スペースの外部へ出た人の数を退出数として計測する退出数計測装置を備え、
入力装置により入力された退出数が、退出数計測装置により計測された退出数と一致するという条件を第6条件とし、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、制御装置は、入力された進入数と退出数と計測された退出数とに基づいて、第1条件と第6条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 入庫スペースへの自動車の入庫時点から、入力装置により退出数が入力される退出数入力時点までの期間にわたって、入庫口を含む領域の動画を撮像して記録する撮像装置と、
撮像装置が記録した動画を再生する再生装置と、
再生装置が再生する動画を表示するディスプレイ装置と、
人に操作されることにより、入力装置により入力した退出数が正しいことを確認した旨を入力可能な確認操作部と、を備え、
前記確認した旨が確認操作部により入力されるという条件を第7条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、前記確認した旨の入力又は未入力とに基づいて、第1条件と第7条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 前記入力装置は、通常時において、その操作が無効な操作無効状態になっており、
前記入力装置の状態を、操作無効状態から、その操作が有効な操作有効状態に切り替える認証装置を備え、
前記認証装置は、駐車装置の利用者により入力された識別情報が、予め記憶している識別情報と一致するかどうかを判断し、この判断の結果が肯定の場合に、入力装置を操作無効状態から操作有効状態に切り替える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 駐車装置の外部から入庫口を通って自動車が前記入庫スペースへ進入するようになっており、
前記入力装置は、前記入庫スペースの外部であって前記入庫口の近傍に設けられている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の無人確認機能付き駐車装置。 - 入庫する自動車は、前記駐車装置の外部から入庫口を通って前記入庫スペースに乗り入れ可能であり、
前記入庫口を開閉する扉を備え、
前記制御装置は、搬送動作を開始させる時に、前記入庫口を閉じるように前記扉を動作させ、その後、搬送動作を開始させる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の無人確認機能付き駐車装置。
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