JP6608651B2 - 無人確認機能付き駐車装置 - Google Patents

無人確認機能付き駐車装置 Download PDF

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Description

本発明は、駐車装置に関する。より詳しくは、本発明は、入庫スペースに自動車が乗り入れ、この自動車を駐車スペースへ搬送する場合に、この搬送動作を開始する際に入庫スペースが無人であることを確認する機能を有する駐車装置に関する。
駐車装置は、自動車が自走して乗り入れ可能な入庫スペースと、入庫スペースに乗り入れた自動車を駐車スペースまで搬送する搬送動作を行う搬送装置とを備える。
駐車装置への入庫は次のように行われる。
まず、運転手の運転により、自動車が入庫スペースへ乗り入れる。次に、運転手、または、運転手と同乗者が、自動車から降りて入庫スペースの外部へ退出する。次に、運転手、または、駐車装置の管理人が、入庫スペースに人がいないことを確認する。その後、この確認を行った運転手または管理人が、操作装置を操作することにより駐車装置の動作を開始させる。すなわち、入庫スペースの自動車を駐車スペースへ搬送させる動作を搬送装置に開始させる。これにより、安全な状態で搬送動作が開始される。
例えば、下記の特許文献1では、次のように入庫が行われる。駐車装置の外部から入出庫口を通って車両乗入室内(入庫スペース)に自動車を乗り入れて、運転者が降車する。降車した運転者は、入出庫口を通って車両乗入室から出て、車両乗入室の無人安全確認を行う。その後、運転者は、入出庫口を扉で閉鎖する。入出庫口が閉鎖された後に、車両乗入室内の自動車を搬送装置により駐車スペースへ搬送させる動作が開始される。
特許第5469431号
しかし、入庫スペースへ自動車を乗り入れた後、入庫スペース(例えば自動車内)に他の人(特に運転手以外の同乗者)が残っているにもかかわらず、運転手が、思い違いにより、入庫スペースが無人であると判断してしまう可能性がある。
そこで、本発明の目的は、入庫スペースの自動車を駐車スペースへ搬送させる動作の開始時に、入庫スペースに人がいるにもかかわらず、人の思い違いにより入庫スペースが無人であると判断されて搬送動作が開始されてしまうことを防止できる駐車装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明によると、自動車が乗り入れる入庫スペースと、該入庫スペースに乗り入れた自動車を駐車スペースまで搬送する搬送動作を行う搬送装置と、該搬送装置を制御する制御装置とを備える無人確認機能付き駐車装置であって、
人に操作されることにより、入庫スペースに入った人の数を進入数として入力可能であり、かつ、入庫スペースから退出した人の数を退出数として入力可能な入力装置を備え、
前記入力装置により入力された進入数と退出数とが一致するという条件を第1条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数に基づいて、第1条件が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、無人確認機能付き駐車装置が提供される。
上述の無人確認機能付き駐車装置は、例えば以下のように構成できる。
駐車装置は、駐車装置の管理人に操作されることにより、入庫スペース内の人の有無を入力可能な管理人用操作装置を備え、
管理人用操作装置により駐車スペース内が無人であることが入力されるという条件を第2条件として、
前記制御装置は、入力された進入数と退出数と入力された前記人の有無に基づいて、第1条件と第2条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
前記入力装置は、人に操作されることにより、入庫スペースに乗り入れた自動車内における現在の人数を現車内人数として入力可能であり、
前記入力装置によりゼロの現車内人数が入力されるという条件を第3条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と現車内人数に基づいて、第1条件と第3条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
駐車装置は、入庫スペースにおける人の存在を感知する人感センサを備え、
入庫スペースにおける人の存在を前記人感センサが感知しないという条件を第4条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と人感センサによる人の感知または非感知に基づいて、第1条件と第4条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
駐車装置は、人に操作されることにより、搬送動作の開始指令を入力可能な運転開始操作部を備え、
運転開始操作部により開始指令が入力されるという条件を第5条件とし、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、開始指令の入力または未入力とに基づいて、第1条件と第5条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
駐車装置は、入庫口から入庫スペースへ自動車が進入した時点から、入力装置により退出数を入力する時点までの期間に、入庫スペースから入庫口を通って入庫スペースの外部へ出た人の数を退出数として計測する退出数計測装置を備え、
入力装置により入力された退出数が、退出数計測装置により計測された退出数と一致するという条件を第6条件とし、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、制御装置は、入力された進入数と退出数と計測された退出数とに基づいて、第1条件と第6条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
駐車装置は、入庫スペースへの自動車の入庫時点から、入力装置により退出数が入力される退出数入力時点までの期間にわたって、入庫口を含む領域の動画を撮像して記録する撮像装置と、
撮像装置が記録した動画を再生する再生装置と、
再生装置が再生する動画を表示するディスプレイ装置と、
人に操作されることにより、入力装置により入力した退出数が正しいことを確認した旨を入力可能な確認操作部と、を備え、
前記確認した旨が確認操作部により入力されるという条件を第7条件として、
入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、前記確認した旨の入力又は未入力とに基づいて、第1条件と第7条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない。
前記入力装置は、通常時において、その操作が無効な操作無効状態になっており、
駐車装置は、前記入力装置の状態を、操作無効状態から、その操作が有効な操作有効状態に切り替える認証装置を備え、
前記認証装置は、駐車装置の利用者により入力された識別情報が、予め記憶している識別情報と一致するかどうかを判断し、この判断の結果が肯定の場合に、入力装置を操作無効状態から操作有効状態に切り替える。
駐車装置の外部から入庫口を通って自動車が前記入庫スペースへ進入するようになっており、
前記入力装置は、前記入庫スペースの外部であって前記入庫口の近傍に設けられている。
入庫する自動車は、前記駐車装置の外部から入庫口を通って前記入庫スペースに乗り入れ可能であり、
駐車装置は、前記入庫口を開閉する扉を備え、
前記制御装置は、搬送動作の開始させる時に、前記入庫口を閉じるように前記扉を動作させ、その後、搬送動作を開始させる。
上述した本発明では、入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、人は、入力装置を操作することにより、入庫スペースへ自動車で進入した人の数(進入数)と、入庫スペースに停車させた自動車から降りて入庫スペース外へ退出した人の数(退出数)を入力する。入力装置により入力された進入数と退出数とが一致しないときに、制御装置は、入庫スペースの自動車を駐車スペースまで搬送する搬送動作を開始させない。
このように、人が意識して進入数と退出数を入力し、両者が一致しなければ搬送動作は開始されないので、人の思い違いにより入庫スペースに人が残された状態で搬送動作が開始されてしまうことを防止できる。
本発明の実施形態による無人確認機能付き駐車装置の構成例を示す。 図1のII−II矢視図である。 入力装置を示す。 管理人用操作装置を設けた場合の構成を示す。 現車内人数の入力機能を有する場合の構成を示す。 運転開始操作部を設けた場合の構成を示す。 入庫口の撮像動画を記録して再生する機能を有する場合の構成を示す。 駐車装置への入庫の手順を示すフローチャートである。
本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[駐車装置の構成例]
図1は、本発明の実施形態による無人確認機能付き駐車装置10の構成例を示す。図2は、図1のII−II矢視図である。駐車装置10は、入庫スペース2と搬送装置5と制御装置7とを備える。
入庫スペース2は、駐車装置10の外部から自動車1が自走して乗り入れ可能なスペースである。
搬送装置5は、入庫スペース2に乗り入れた自動車1を駐車スペース4まで搬送する搬送動作を行う。
制御装置7は、搬送装置5の動作を制御する。すなわち、制御装置7は、入庫スペース2から駐車スペース4へ自動車1を搬送装置5が搬送するように搬送装置5を制御する。
図1の例では、駐車装置10は、エレベータ式駐車装置であるが、本発明によると駐車装置10は、入庫スペース2に乗り入れた自動車1を駐車スペース4まで搬送する搬送装置5を備えたものであれば、他の形式のものであってもよい。例えば、駐車装置10は、フォーク式駐車装置、二・多段式駐車装置、タワー駐車装置(垂直循環式駐車装置)などであってもよい。
図1の例では、駐車装置10は、リフト9が昇降する昇降路11の両側において昇降路11に隣接して多段に設けられた駐車棚8を備える。各駐車棚8には、自動車1を積載可能なパレット17が設けられている。駐車棚8上のスペースが駐車スペース4となる。
図1の例では、搬送装置5は、リフト9を昇降駆動するリフト駆動装置13と、リフト9と駐車棚8との間でパレット17を水平方向に横行させる横行駆動装置15とを備える。
リフト駆動装置13は、複数のワイヤ13aと、複数のワイヤ13aが巻かれたドラム13bと、ワイヤ駆動装置13cとを備える。各ワイヤ13aの一端部がリフト9に結合され、各ワイヤ13aの他端側部分がドラム13bに巻かれている。ワイヤ駆動装置13cはドラム13bを回転駆動することにより、各ワイヤ13aをドラム13bからリフト9側へ巻き出し、または、リフト9側へ延びている各ワイヤ13aをドラム13bに巻き付ける。これにより、各ワイヤ13aが鉛直方向に駆動される。その結果、リフト9が昇降する。
横行駆動装置15は、一例では、各駐車棚8に設けられ回転駆動される複数の横行ローラ15aと、リフト9に設けられ回転駆動される複数の横行ローラ15bとを有する。リフト9の高さを、対象の駐車棚8の高さに合わせた状態で、横行ローラ15a、15bを回転駆動することにより、リフト9上に、対象の駐車棚8からパレット17が移動させられ、リフト9上のパレット17を対象の駐車棚8に移動して戻すことができる。
このような構成において、リフト9上のパレット17が入庫スペース2の床面と同じ高さにある状態で、自動車1がこのパレット17に乗り入れる。その後、上述の搬送動作が行われる。この例では、搬送動作により、リフト9が対象の駐車棚8の高さへ移動し、横行駆動装置15によりリフト9から対象の駐車棚8へパレット17が移動させられる。これにより、パレット17上の自動車1が、パレット17と共に対象の駐車棚8へ移動させられ、この駐車棚8に出庫時まで格納される。
[無人確認機能を含む安全機能]
本実施形態による駐車装置10は、入庫スペース2の無人を確認するために入力装置19を備える。図3は、入力装置19の一例を示す。入力装置19は、人に操作されることにより、自動車1に乗って入庫スペース2に入った人の数を進入数として入力可能であり、かつ、入庫スペース2から退出した人の数を退出数として入力可能である。
入力装置19に入力された進入数と退出数とが一致するという条件を第1条件とする。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。ここで、「搬送動作を開始させない」とは、制御装置7が、入庫スペース2の自動車1に対する搬送動作の実行を搬送装置5に開始させない状態に搬送装置5を維持することをいう(以下同様)。なお、入力装置19により入力された進入数と退出数は入力装置19から制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された進入数と退出数に基づいて第1条件が満たされたかを判断する。
このように、駐車装置10の利用者(以下、単に利用者ともいう)が、意識して、進入数と退出数を入力するので、利用者の思い違いにより、搬送動作の開示時において入庫スペース2(特に自動車1内)に人が残されることを防止できる。よって、確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。また、進入数と退出数の入力とその一致判断の機能を駐車装置10に付加すればよいので、簡易な装置により、入庫スペース2に人が残されてしまうことを防止できる。
入力装置19は、図3のように、進入数と退出数を入力するための操作部21を有する。図3では、操作部21は、ディスプレイ装置18の画面18aに表示されたタッチパネル上の複数の操作ボタン21a,21bである。複数の操作ボタン21aは、進入数として入力する数字(例えば1〜6)がそれぞれ表示されたボタンである。複数の操作ボタン21bは、退出数として入力する数字(例えば1〜6)がそれぞれ表示されたボタンである。また、画面18aにおいて、操作ボタン21aの隣(図3では上部)には、進入数の入力を促す表示(図3では「入庫スペースに入った人数は?」という表示)がされており、操作ボタン21bの隣(図3では上部)には、退出数の入力を促す表示(図3では「入庫スペースから出てきた人数は?」という表示)がされている。
入力装置19の近傍には、警告装置22が設けられてもよい。警告装置22は、入力装置19により入力された進入数と退出数とが互いに一致しないと制御装置7により判断された場合に警告音を発生させる。この場合、利用者は、進入数と退出数を確認して再び入力装置19により入力することができる。
好ましくは、図2のように、入力装置19の近傍には待合室12が設置されている。利用者が入力装置19を操作する時に、入庫スペース3へ乗り入れた自動車1の当該利用者以外の同乗者は待合室12で待機する。この時、利用者は、待合室12の他の同乗者の人数を眼で確認しながら、入力装置19を操作できる。
入庫スペース2は、図2のように、駐車装置10の内壁面16により区画されており、内壁面16の一部に入庫口14が形成されている。入庫する自動車1は、駐車装置10の外部から入庫口14を通って入庫スペース2に乗り入れ可能である。駐車装置10は、入庫口14を開閉する扉23を備える。制御装置7は、搬送動作を開始させる時に、入庫口14を閉じるように扉23を動作させる。その後、搬送動作を開始させる。なお、駐車装置10の外部からは、入庫口14を通してのみ人と動物が入庫スペース2へ入れるようになっている。図2において、入庫口14を開けた状態の扉23を実線で示し、入庫口14を閉じた状態の扉23を一点鎖線で示している。
なお、図3の例では、駐車装置10において、入力装置19の近傍に非常停止ボタン29が設けられている。非常停止ボタン29が、人に押されると、搬送動作が開始された場合であっても、制御装置7は、搬送動作を急停止させる。好ましくは、非常停止ボタン29が人に押されると、制御装置7は、入庫口14を開けるように扉23を動作させる。
本実施形態によると、入力装置19は、通常時において、その操作(進入数と退出数の入力操作)が無効な操作無効状態になっている。操作無効状態では、進入数と退出数の入力操作を人が入力装置19に行っても、この操作が無効となる。
駐車装置10は、入力装置19の状態を、操作無効状態から操作有効状態に切り替える認証装置25を備える。操作有効状態では、進入数と退出数の入力操作を人が入力装置19に行うと、この操作が有効となる。すなわち、制御装置7は、この入力操作により入力された進入数と退出数とが一致するかどうかを判断する。操作有効状態は、例えば、一定の短時間(例えば数分)だけ継続して再び操作無効状態に戻る。
認証装置25は、利用者毎の識別情報を予め記憶している。認証装置25には、利用者の識別情報が入力される。認証装置25は、駐車装置10の利用者により入力された識別情報が、予め記憶された識別情報と一致するかどうかを判断する。この判断の結果が肯定の場合に、認証装置25は、入力装置19を、操作無効状態から操作有効状態に切り替える。
例えば、駐車装置10の利用者が、認証用のRFタグ(例えばICタグやICカードなど)を読取装置27に近づけることにより、近距離無線通信により、RFタグに予め記憶されている識別情報が読取装置27に読み取られる。読取装置27は、読み取った識別情報を認証装置25に入力する。なお、読取装置27は、入力装置19の隣(図3では下部)に設けられる。また、RFタグは、読取装置27が発生する電波により動作する受動型であってよい。
あるいは、人が操作装置(図示せず)を操作することにより識別情報を認証装置25に入力してもよい。
なお、上述のRFタグを携帯した利用者が入庫口14を通過する時にRFタグから識別情報を読取装置27が読み取れるように、読取装置27が入庫口14の近傍に設けられてもよい。この場合、好ましくは、読取装置27は、入庫口14を通過する上述のRFタグと近距離無線通信を行うことにより、RFタグに内蔵されたタイマーを作動させる。タイマーは、作動させられると時間のカウントを開始し、入力装置19により進入数と退出数が入力されず、かつ、カウントした時間が設定時間(例えば3分〜10分の範囲の値)に達すると、警告音を発する。これにより、利用者は、進入数と退出数が未入力であることに気が付く。タイマーによりカウントされた時間が設定時間に達する前に、進入数と退出数が入力装置19により入力されると、これに反応して適宜の近距離無線通信器がタイマーを非作動にする。このようなRFタグには、タイマーの作動や警告音の発生のための電気エネルギーを蓄えた電池が内蔵されている。
駐車装置10は、以下の構成例1〜6のいずれかにより構成されてよい。または、後述の構成例7で述べるように、駐車装置10は、構成例1〜6の複数を任意に組み合わせた構成を有していてもよい。
(構成例1)
図4は、図3の構成に追加の入力機能が加えられた場合の構成を示す。すなわち、構成例1では、駐車装置10は、管理人用操作装置26を備える。管理人用操作装置26は、駐車装置10の管理人(以下、単に管理人ともいう)に操作されることにより、入庫スペース2における人の存在の有無を制御装置7へ入力する。管理人用操作装置26は、ディスプレイ装置18の画面18aに表示されたタッチパネル上の確認ボタン26aを有する。確認ボタン26aは、入庫スペース2における人の存在の有無を入力するためのボタン(図4では、「はい」のボタンと「いいえ」のボタン)である。確認ボタン26aの隣(図4では上部)には、人の存在の有無に関する入力を促す表示(図4では、「入庫スペースに人がいますか?」という表示)がされている。
好ましくは、管理人用操作装置26は、操作部26bをさらに有する。操作部26bは、入庫スペース2に、外部から自動車1が入った後に、入庫スペース2におけるこの自動車1の停車中に入庫口14から入庫スペース2の内部へ人または動物が入ったかどうかを入力するためのもの(図4では、「はい」のボタンと「いいえ」のボタン)である。操作部26bの上部には、入庫スペース2での自動車1の停車中に入庫口14から入庫スペース2の内部へ人または動物が入ったかどうかの入力を促す表示(図4では、「停車中に乗員以外の人・動物が内部に入りましたか?」という表示)がされている。
管理人用操作装置26(確認ボタン)により入庫スペース2内が無人であることが入力されるという条件を第2条件とする。入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第2条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
なお、管理人用操作装置26により入力された「入庫スペース2における人の存在の有無」は制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された「人の存在の有無」に基づいて第3条件が満たされたかを判断する。
このように、さらに、管理人が、入庫スペース2内が無人であることを確認して、その旨を管理人用操作装置26により入力するので、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
好ましくは、入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、第1条件と第2条件の両方が満たされ、かつ、入庫口14から入庫スペース2の内部へ人または動物が入っていないことが操作部26bにより入力されたときに、制御装置7は、搬送動作を開始させる。なお、操作部26bによる入力は制御装置7へ伝達される。
制御装置7は、搬送動作の開始時に扉23を動作させることにより入庫口14を閉じ、入庫スペース2の自動車1を駐車スペース4へ搬送装置5に搬送させる。
別の例では、入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第2条件の両方が満たされと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、管理人用操作装置26は、入力装置19から離れた場所に設けられてもよい。
(構成例2)
図5は、図3の構成に追加の入力機能が加えられた場合の構成を示す。すなわち、構成例2では、入力装置19は、さらに、人に操作されることにより、入庫スペース2に乗り入れた自動車1内における現在の人数を現車内人数として入力可能である。例えば、入力装置19は、現車内人数を入力するための操作部21cを有する。操作部21cは、例えば、ディスプレイ装置18の画面18aに表示されたタッチパネル上の複数のボタンである。複数のボタン21cは、現車内人数として入力する数字(例えば0〜5)がそれぞれ表示されたボタンである。ボタンの隣(図5では上部)には、現車内人数の入力を促す表示(図5では、「車内の現在の人数は?」という表示)がされている。
入力装置19によりゼロの現車内人数が入力されるという条件を第3条件とする。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第3条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第3条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、入力装置19により入力された現車内人数は制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された現車内人数に基づいて第3条件が満たされたかを判断する。
このように、さらに、利用者は、現車内人数としてゼロを意識して入力装置19により入力するので、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
(構成例3)
構成例3では、駐車装置10は、入庫スペース2における人の存在を感知する人感センサ31を備える(図2を参照)。人感センサ31は、人の存在の有無を検知可能なものであればよく、例えば赤外線カメラにより構成されてよい。別の例では、人感センサ31は、入庫スペース2内の領域を撮像し、撮像した画像に基づいて人の存在の有無を判断する。なお、人感センサ31の構成は上記に限定されない。
人感センサ31は、入庫スペース2の全範囲にわたって人の存在の有無を検知できるように、その配置と数が定められる。
入庫スペース2における人の存在を人感センサ31が感知しないことを第4条件とする。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第4条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第4条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、制御装置7は、人感センサ31による人の感知または非感知に基づいて第4条件が満たされているかを判断する。例えば、人感センサ31は、入庫スペース2において人の存在を検知している時には、その旨の検出信号を制御装置7に出力する。この検出信号の出力の有無に基づいて制御装置7は第4条件が満たされているかを判断する。
このように、さらに、人感センサ31が入庫スペース2の無人を確認するので、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
(構成例4)
図6は、図3の構成に追加の入力機能が加えられた場合の構成を示す。すなわち、構成例4では、駐車装置10は、さらに、人(利用者または管理人)に操作されることにより、搬送動作の開始指令を入力可能な運転開始操作部24を備える。運転開始操作部24は、例えば、入力装置19の隣に設けられる。開始指令は、駐車装置10の利用者(例えば自動車1の運転手)が入力するように定められていてもよいし、駐車装置10の管理人が入力するように定められていてもよい。
管理人が開始指令を入力する場合には、例えば、次の(1)(2)が行われてから、管理人は、運転開始操作部24を操作することにより開始指令を入力する。
(1)入庫口14を含む領域の動画を監視モニタで撮像する。撮像した動画をリアルタイムにディスプレイに表示する。管理人は、表示された動画を見て、駐車のため入庫スペース3へ自動車1で進入した人以外に、入庫口14から入庫スペース3へ人や動物が進入していないことを確認する。
(2)入庫スペース3内全体の動画を監視モニタで撮像する。入庫スペース3に人や動物がいないことを確認する。
運転開始操作部24により開始指令が入力されるという条件を第5条件とする。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第5条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第5条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、制御装置7は、開始指令の入力または未入力に基づいて第5条件が満たされたかを判断する。すなわち、運転開始操作部24により入力された開始指令は制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された開始指令を受けたら、第5条件が満たされたと判断する。
(構成例5)
駐車装置10は、退出数計測装置33を備える(図2を参照)。退出数計測装置33は、入庫スペース2への自動車1の入庫時点から、入力装置19により退出数が入力される退出数入力時点までの期間に、入庫スペース2から入庫口14を通って入庫スペース2の外部へ出た人の数を退出数として計測する。
入庫時点は、例えば後述するステップS3において入庫口14を開ける時点であってよい。この場合、退出数計測装置33は、後述するステップS3において入庫口14が開けられることに反応して、退出数の計測を開始する。
あるいは、入庫スペース2へ進入した自動車1が指定の停車位置(例えばパレット17上の位置)に来たことを適宜のセンサが検出し、このセンサがその旨の検出信号を出力した時点が入庫時点であってもよい。この場合、退出数計測装置33は、このセンサが検出信号を出力したことに反応して、退出数の計測を開始する。
退出数計測装置33は、例えば入庫口14を含む領域の動画を撮像する撮像装置33aと、撮像装置33aが撮像した動画に対して画像処理を行うことにより退出数を計測する画像処理装置33bとを備える。
入力装置19により入力された退出数が、入庫時点から退出数入力時点までの期間に退出数計測装置33により計測された退出数と一致するという条件を第6条件とする。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第6条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
例えば、制御装置7は、第1条件と第6条件の両方が満たされたと判断したときに、搬送動作を開始させる。
なお、入力装置19により退出数が入力された時点で、退出数計測装置33により計測された退出数が制御装置7へ伝達され、制御装置7は、入力装置19と退出数計測装置33から伝達された退出数同士を比べることにより、第6条件が満たされたかを判断する。
このように、制御装置7が、入力された退出数と計測された退出数とが一致するかを判断することにより、入力された退出数が正しいことを確認する。したがって、より確実に、入庫スペース2が無人の状態で搬送動作を開始させることができる。
(構成例6)
図7は、図3に対応するが、構成例6の場合を示す。駐車装置10は、入庫口14を含む領域の動画を撮像して記録する撮像装置35と、撮像装置35が記録した動画を再生する再生装置37と、再生装置37が再生する動画を表示するディスプレイ装置39を備える。ディスプレイ装置39は、好ましくは、入力装置19の隣に設けられる。また、駐車装置10は、確認操作部41を備える。
人(利用者または管理人)は、ディスプレイ装置39に表示された再生動画を見ることで入力装置19により入力した退出数が正しいことを確認する。次いで、人は、確認操作部41を操作することにより、この確認をした旨を入力可能である。
撮像装置35は、入庫スペース2への自動車1の入庫時点から、入力装置19により退出数が入力される退出数入力時点までの期間にわたって、入庫口14を含む領域の動画を撮像して記録する。
入庫時点は、例えば後述するステップS3において入庫口14を開ける時点であってよい。この場合、撮像装置35は、後述するステップS3において入庫口14が開けられることに反応して、上記動画の撮像と記録を開始する。
あるいは、入庫スペース2へ進入した自動車1が指定の停車位置(例えばパレット17上の位置)に来たことを適宜のセンサが検出し、このセンサがその旨の検出信号を出力した時点が入庫時点であってもよい。この場合、撮像装置35は、このセンサが検出信号を出力したことに反応して、上記動画の撮像と記録を開始する。
入力装置19により進入数と退出数が入力されると、撮像装置35による動画の記録が停止し、再生装置37は、入庫時点から退出数入力時点まで記録した動画を再生してディスプレイ装置39に表示する。
利用者または管理人は、ディスプレイ装置39に表示された再生動画を見ることにより、入力した退出数が正しいことを確認する。次いで、利用者または管理人は、確認操作部41(例えば、ディスプレイ装置39の画面に表示されたタッチパネルの確認ボタン)を操作することにより、この確認をした旨を入力する。
確認した旨が確認操作部41により入力されるという条件を第7条件とする。
入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件と第7条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、搬送動作を開始させない。
なお、確認した旨が確認操作部41により入力されたことは、確認済み信号として制御装置7へ伝達され、制御装置7は、伝達された確認済み信号を受けたら、第7条件が満たされたと判断する。
(構成例7)
上述した入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、制御装置7は、第1条件が満たされ、かつ、第2条件、第3条件、第4条件、第5条件、第6条件および第7条件のうち、予め定めた1つ又は複数の条件が満たされた場合に、搬送動作を開始させる。
ここで、駐車装置10が、予め定めた1つ又は複数の条件に対応する構成を備えていることを前提とする。第2条件、第3条件、第4条件、第5条件、第6条件および第7条件は、それぞれ、上述の構成例1〜6に対応する。
[入庫時の手順]
図8は、駐車装置10への入庫の手順を示すフローチャートである。
ステップS1において、駐車装置10の管理人は、入庫スペース2が無人であることを予め確認しておく。
ステップS2において、駐車装置10の利用者が、入庫スペース2の手前のスペースで、自身が運転する自動車1を停止させる。
ステップS3において、管理人は、適宜の操作装置を操作することにより、駆動装置(図示せず)が入庫口14を閉じている扉23を動作させて、入庫口14を開ける。
ステップS4において、利用者は、自動車1を運転することにより、入庫口14から入庫スペース2内の指定位置(図2または図7では、パレット17上)へ自動車1を移動させ、指定位置に自動車1を停止させる。また、ステップS4において、利用者(自動車1の運転手と同乗者)が、停車した自動車1から降りて、入庫口14から入庫スペース2の外部へ出る。
ステップS5において、利用者が、入力装置19を操作することにより進入数と退出数を入力する。さらに、駐車装置10において、構成例2、4、6のうち1つまたは複数が駐車装置10において採用されている場合には、ステップS5において、利用者が、その構成例に対応する上述の操作を行う。
ステップS6において、構成例1、4、6のうち1つまたは複数が駐車装置10に採用されている場合には、管理人が、その構成例に対応する上述の操作を行う。
ステップS7において、制御装置7は、上述の第1条件が満たされており、かつ、構成例1〜6のうち、駐車装置10に採用されている1つまたは複数の構成例に対応する条件がすべて満たされているかを判断する。
ステップS7の判断の結果が肯定の場合には、ステップS8において、制御装置7は、入庫スペース2の自動車1を駐車スペース4(駐車棚8上のスペース)へ搬送する動作を搬送装置5に行わせる。
[実施形態の効果]
上述した実施形態によると、入庫スペース2に自動車1が乗り入れた場合に、利用者は、入力装置19を操作することにより、入庫スペース2へ自動車1で進入した人の数(進入数)と、入庫スペース2に停車させた自動車1から降り入庫スペース2外へ退出した人の数(退出数)を入力する。入力装置19に入力された進入数と退出数とが一致しないときに、制御装置7は、入庫スペース2の自動車1を駐車スペース4まで搬送する搬送動作を開始させない。
このように、駐車装置10の利用者が、意識して、進入数と退出数を入力し、両者が一致しなければ搬送動作は開始されないので、利用者の思い違いにより入庫スペース2(特に自動車1内)に人が残された状態で搬送動作が開始されてしまうことを防止できる。
また、管理人だけの判断により搬送動作が開始されないので、より高い安全性が確保される。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、駐車装置10の利用者の代わりに、駐車装置10の管理人が、入力装置19を操作することにより退出数を入力してもよい。この場合、進入数は、利用者が入力装置19を操作することにより入力され、他の点は上述と同じである。
1 自動車、2 入庫スペース、4 駐車スペース、5 搬送装置、7 制御装置、8 駐車棚、9 リフト、10 駐車装置、11 昇降路、12 待合室、13 リフト駆動装置、13a ワイヤ、13b ドラム、13c ワイヤ駆動装置、14 入庫口、15 横行駆動装置、15a,15b 横行ローラ、16 内壁面、17 パレット、18 ディスプレイ装置、18a 画面、19 入力装置、21 操作部、21a,21b,21c 操作ボタン、22 警告装置、23 扉、24 運転開始操作部、25 認証装置、26 管理人用操作装置、26a 確認ボタン、26b 操作部、27 読取装置、29 非常停止ボタン、31 人感センサ、33 退出数計測装置、33a 撮像装置、33b 画像処理装置、35 撮像装置、37 再生装置、39 ディスプレイ装置、41 確認操作部

Claims (10)

  1. 自動車が乗り入れる入庫スペースと、該入庫スペースに乗り入れた自動車を駐車スペースまで搬送する搬送動作を行う搬送装置と、該搬送装置を制御する制御装置とを備える無人確認機能付き駐車装置であって、
    人に操作されることにより、入庫スペースに入った人の数を進入数として入力可能であり、かつ、入庫スペースから退出した人の数を退出数として入力可能な入力装置を備え、
    前記入力装置により入力された進入数と退出数とが一致するという条件を第1条件として、
    入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数に基づいて第1条件が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、無人確認機能付き駐車装置。
  2. 駐車装置は、駐車装置の管理人に操作されることにより、入庫スペース内の人の有無を入力可能な管理人用操作装置を備え、
    管理人用操作装置により入庫スペース内が無人であることが入力されるという条件を第2条件として、
    前記制御装置は、入力された進入数と退出数と入力された前記人の有無に基づいて、第1条件と第2条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  3. 前記入力装置は、人に操作されることにより、入庫スペースに乗り入れた自動車内における現在の人数を現車内人数として入力可能であり、
    前記入力装置によりゼロの現車内人数が入力されるという条件を第3条件として、
    入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と現車内人数に基づいて、第1条件と第3条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  4. 駐車装置は、入庫スペースにおける人の存在を感知する人感センサを備え、
    入庫スペースにおける人の存在を前記人感センサが感知しないという条件を第4条件として、
    入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と人感センサによる人の感知または非感知に基づいて、第1条件と第4条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  5. 駐車装置は、人に操作されることにより、搬送動作の開始指令を入力可能な運転開始操作部を備え、
    運転開始操作部により開始指令が入力されるという条件を第5条件とし、
    入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、開始指令の入力または未入力とに基づいて、第1条件と第5条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  6. 入庫スペースへの自動車の入庫時点から、入力装置により退出数が入力される退出数入力時点までの期間に、入庫スペースから入庫口を通って入庫スペースの外部へ出た人の数を退出数として計測する退出数計測装置を備え、
    入力装置により入力された退出数が、退出数計測装置により計測された退出数と一致するという条件を第6条件とし、
    入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、制御装置は、入力された進入数と退出数と計測された退出数とに基づいて、第1条件と第6条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  7. 入庫スペースへの自動車の入庫時点から、入力装置により退出数が入力される退出数入力時点までの期間にわたって、入庫口を含む領域の動画を撮像して記録する撮像装置と、
    撮像装置が記録した動画を再生する再生装置と、
    再生装置が再生する動画を表示するディスプレイ装置と、
    人に操作されることにより、入力装置により入力した退出数が正しいことを確認した旨を入力可能な確認操作部と、を備え、
    前記確認した旨が確認操作部により入力されるという条件を第7条件として、
    入庫スペースに自動車が乗り入れた場合に、前記制御装置は、入力された進入数と退出数と、前記確認した旨の入力又は未入力とに基づいて、第1条件と第7条件の少なくとも一方が満たされていないと判断したときには、前記搬送動作を開始させない、請求項1に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  8. 前記入力装置は、通常時において、その操作が無効な操作無効状態になっており、
    前記入力装置の状態を、操作無効状態から、その操作が有効な操作有効状態に切り替える認証装置を備え、
    前記認証装置は、駐車装置の利用者により入力された識別情報が、予め記憶している識別情報と一致するかどうかを判断し、この判断の結果が肯定の場合に、入力装置を操作無効状態から操作有効状態に切り替える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  9. 駐車装置の外部から入庫口を通って自動車が前記入庫スペースへ進入するようになっており、
    前記入力装置は、前記入庫スペースの外部であって前記入庫口の近傍に設けられている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の無人確認機能付き駐車装置。
  10. 入庫する自動車は、前記駐車装置の外部から入庫口を通って前記入庫スペースに乗り入れ可能であり、
    前記入庫口を開閉する扉を備え、
    前記制御装置は、搬送動作開始させる時に、前記入庫口を閉じるように前記扉を動作させ、その後、搬送動作を開始させる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の無人確認機能付き駐車装置。
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