JP2006133931A - 電子クーポン管理システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 加盟店が顧客に発行する電子クーポンを一元的に管理し、顧客が加盟店において電子クーポンを利用して購入したサービス・商品の合計金額に応じた電子マネーの発行を可能とする電子クーポン管理システムを提供すること。
【解決手段】
電子クーポン管理システムは、それぞれの加盟店により発行される電子クーポンに関する情報を記憶する手段と、電子クーポンのうち顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶する手段と、複数の加盟店のいずれかにおいて顧客が電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額を電子クーポン別に記憶する手段とを備え、加盟店の要求に応じて、顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を取得し得ることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、加盟店が顧客に値引き等の特典を与えるためのクーポンを、電子的に発行・管理する電子クーポン管理システムに関するものであり、より詳細には、複数の加盟店が発行する電子クーポンに関する情報をネットワーク上で一元的に管理し、顧客又は加盟店の端末から必要に応じて該情報にアクセスすることで電子クーポンを利用可能とする電子クーポン管理システムに関する。
店舗での販売促進の方法として、来店又は購入に対し値引き等の特典を与えるために事前にクーポンを発行することは、従来、広く行われている。クーポンは、雑誌、広告等に印刷して配布するほかに、インターネット等を介して電子データとしてのクーポン(以下、電子クーポンという)をダウンロードした顧客が、該クーポンを印刷して店舗に持参する方法でも配布されている。また、近年では、顧客が携帯電話機等の携帯通信端末を用いて電子クーポンをダウンロードし、該電子クーポンを画面に表示した携帯通信端末を店員に提示することにより特典を受けることも行われている。
しかし、上記のような方法では、顧客はクーポンを事前に準備の上、携帯している必要がある。顧客は、雑誌、広告等に印刷されたクーポンや、インターネット等からダウンロードして印刷したクーポンを店舗に持参する必要がある。電子クーポンを表示した携帯通信端末を店員に提示する方法でも、事前に必要な電子クーポンを配布するサイトを探し出してクーポンをダウンロードし、又は、電子クーポンを含む電子メールを受信して保存しておくことが必要である。そのため、顧客が急にクーポンを利用したい場合でも、該当のクーポンを所持していなければ特典を受けることができないという問題がある。また、店舗にとっては、顧客がクーポンを利用する度に記録をつけておかない限りクーポンの利用履歴を残すことができず、利用履歴に応じた特典を付与したり、利用履歴をマーケティングのためのデータとして利用したりすることができないという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するために提案されたものであり、本発明の目的は、複数の加盟店が発行する電子クーポンに関する情報を一元的に管理し、顧客又は加盟店の端末から必要に応じて該情報にアクセスすることで電子クーポンを利用可能とする電子クーポン管理システムを提供することである。本発明は、また、顧客のクーポン利用履歴に応じて、所定の金額に対応する電子マネーを発行可能とするシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、加盟店が顧客に割引等の特典を付与するために発行する電子クーポンの前記顧客による利用状況を管理する電子クーポン管理システムにおいて、
それぞれの前記加盟店により発行される電子クーポンに関する情報を記憶する手段と、
前記電子クーポンのうち前記顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶する手段と、
前記複数の加盟店のいずれかにおいて前記顧客が前記利用可能な電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額を、電子クーポン別に記憶する手段と、
を備え、
前記加盟店の要求に応じて、当該顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を取得し得ることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
請求項2の発明は、加盟店が顧客に割引等の特典を付与するために発行する電子クーポンの前記顧客による利用状況を管理する電子クーポン管理システムであって、
それぞれの前記加盟店により発行される前記電子クーポンに関する情報を記憶するクーポン情報データベースと、
前記クーポン情報データベースに記憶された前記電子クーポンのうち、前記顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶するクーポン利用情報データベースと、
前記加盟店からの要求に応じて、前記顧客が当該加盟店において前記利用可能な電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額の情報を、電子クーポン別に前記クーポン利用情報データベースに格納する手段と、
を備え、
前記加盟店の要求に応じて、当該顧客が当該加盟店において利用可能なクーポンに関する情報を取得し得ることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の電子クーポン管理システムにおいて、更に、前記顧客の前記購入金額の合計に応じて、当該顧客に所定金額の電子マネーを発行する手段を備えることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
請求項4の発明は、加盟店が顧客に割引等の特典を付与するために発行する電子クーポンの前記顧客による利用状況を管理する電子クーポン管理システムであって、少なくとも一つの加盟店に設置された加盟店端末と、少なくとも一人の顧客が保持する顧客端末と、サーバとをネットワークを介して互いに接続することにより構成される電子クーポン管理システムにおいて、前記サーバが、
それぞれの前記加盟店が発行する前記電子クーポンに関する情報を記憶するクーポン情報データベースと、
前記クーポン情報データベースに記憶された前記電子クーポンのうち、前記顧客が利用可能である電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶するクーポン利用情報データベースと、
前記加盟店端末又は前記顧客端末からの要求に応じて、前記クーポン利用情報データベースに格納された、それぞれの前記顧客が利用可能な前記電子クーポンに関する情報を送信する手段と、
前記加盟店端末からの要求に応じて、前記顧客が当該加盟店において前記利用可能な電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額に関する情報を、電子クーポン別に前記クーポン利用情報データベースに格納する手段と、
前記加盟店端末又は前記顧客端末からの要求に応じて、前記クーポン利用情報データベースに格納された前記購入金額に関する情報を送信する手段と、
を備えることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
請求項5の発明は、請求項4記載の電子クーポン管理システムにおいて、前記サーバが、前記クーポン利用情報データベースに格納された前記顧客の前記購入金額の合計に応じて、前記顧客に対する所定金額の電子マネーの発行を依頼する情報を、外部の電子マネー発行システムに送信する手段を備えることを特徴とする電子クーポン管理システム。
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載された電子クーポン管理システムにおいて、前記顧客端末がICチップを備え、前記加盟店端末がICチップ読取装置を備え、該ICチップに格納された前記顧客の顧客IDを前記ICチップ読取装置で読み取って前記サーバに送信することにより、前記顧客の認証がなされることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれかに記載された電子クーポン管理システムにおいて、前記顧客端末が携帯電話機であることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
請求項8の発明は、請求項3又は5〜7のいずれかに記載された電子クーポン管理システムであって、前記電子マネーを発行するか否かが、電子クーポンごとに設定可能であることを特徴とする電子クーポン管理システムを提供する。
以下、本発明に係る電子クーポン管理システムを、若干の実施の形態を用いて具体的に説明する。
図1は、本発明に係る電子クーポン管理システムの一つの実施の形態の構成を概略的に示す図である。図1において、電子クーポン管理システム10は、ネットワーク11を介して、ICチップ読取装置を備える複数の加盟店端末12A〜12Nと、ICチップを備える複数の顧客端末13A〜13Nと、電子マネー発行システム14と、サーバ15とを相互に接続することにより構成されている。加盟店端末12A〜12Nは、電子クーポン管理システム10に参加を登録し、電子クーポンを発行する小売店である複数の加盟店に設置される端末であり、顧客端末13A〜13Nは、加盟店を利用する顧客が携帯する端末である。電子マネー発行システム14及びサーバ15は、加盟店端末12A〜12N及び顧客端末13A〜13Nとネットワーク11を介して接続可能であればいずれの場所に設置されてもよい。一般に、電子マネー発行システム14は、電子マネー発行サービス提供企業により運営され、該提供企業のセンタに設置される。一方、サーバ15は、電子クーポン管理システムの運営企業により運営され、該運営企業のセンタに設置される。しかし、電子マネー発行システム14もサーバ15と同様に、電子クーポン管理システム運営企業により運営され、該運営企業のセンタに設置されてもよい。更に、図1においてサーバ15と電子マネー発行システム14とは別体のものとして描かれているが、一体に構成することも可能である。
このような電子クーポン管理システム10において、サーバ15には、随時、本システムに登録した加盟店の情報及び加盟店が発行するクーポンの情報が登録される。顧客は、顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスし、顧客情報を登録して、該顧客端末のICチップ内に専用アプリケーション及び顧客IDをダウンロードすることにより、電子クーポン管理システム10の利用を開始することができる。
その後、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれかを用いてサーバ15にクーポンの利用登録を行うと、サーバ15において当該顧客のクーポン利用登録情報が追加される。ここで、「加盟店の店員」という用語には、加盟店の店長、店員等、加盟店において加盟店端末12A〜12Nの操作を許可された全ての人間を含むものとする。なお、顧客登録後の顧客が最初に行うクーポン利用登録については、顧客登録の際に自動的にクーポン利用登録が行われるようにしてもよい。いずれにせよ、本システムにおいて顧客は随時クーポン利用登録処理を実行し、新たに発行されたクーポンや、未だ利用登録を行っていないクーポンの利用登録を行うことが可能である。
顧客が現在保有しているクーポンの内容は、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスすることにより確認可能である。
クーポンの利用登録後、顧客が加盟店に来店しクーポンによる特典を受ける際に、顧客端末に備えられたICチップを加盟店端末に接続されたICチップ読取装置にかざして顧客IDを読み取らせる。読み取られた顧客IDがサーバ15に送信され照合されると、当該顧客が利用登録しているクーポンの情報が加盟店端末に表示される。加盟店の店員は、当該情報に基づいて顧客に特典を提供し、加盟店端末からサーバ15に顧客の購入金額を登録する。
また、本システムにおいて、特定のクーポンに関する顧客の累計購入金額が所定の額に達すると、顧客に所定金額分の電子マネーを発行することが可能である。電子マネーの発行を行うかどうかは、加盟店がクーポンごとに設定可能である。顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスすると、クーポンごとの当該顧客の累計購入金額と、発行可能な電子マネー金額とが表示される。顧客端末又は加盟店端末からサーバ15に対して発行を希望する電子マネーの金額を含む電子マネー発行要求を送信すると、サーバ15は、電子マネー発行システム14に対し、発行を要求した顧客のメールアドレスと、顧客の発行希望電子マネー金額とを含む電子マネー発行依頼を送信する。これを受けて、電子マネー発行システム14は、顧客端末に電子マネー取得用メールを送信し、顧客はこのメールの指示に従った手続きを行うことにより電子マネーを獲得する。なお、電子マネー発行システム14への発行依頼は、上記のように顧客端末又は加盟店端末からの要求に応じて実行されても良いが、サーバ15において定期的に顧客の累計購入金額を調べ、所定金額に達した顧客について自動的に電子マネー発行依頼を行うようにしてもよい。
図1に示されたネットワーク11は、公衆電話網、閉域IP通信網、インターネット網、ケーブル網、専用回線網、WAN又はLANなどを含む任意のネットワークであってよい。ネットワーク11がインターネット網である場合、加盟店端末12A〜12N、顧客端末13A〜13N、電子マネー発行システム14及びサーバ15とネットワーク11との接続には、電話回線接続、ADSL接続、無線接続、光ファイバー接続、ケーブル接続、専用線接続及びLAN接続を含む任意の接続方式が利用可能である。
加盟店端末12A〜12Nのそれぞれは、加盟店の店舗に設置され、加盟店の店員により操作される端末であって、CPU120と、記憶装置121と、入力装置122と、表示装置123と、通信装置124とを備える。CPU120は、記憶装置121、入力装置122、表示装置123及び通信装置124を制御し、記憶装置121は、入力装置122を利用して入力された情報及びサーバ15からダウンロードされた情報と、例えばそれらの情報を表示装置123に表示するための汎用ブラウザ等のプログラムとを記憶する。入力装置122は、ICチップを読み取るためのICチップ読取装置126を少なくとも含むが、更に、キーボード、マウス、プッシュボタン、タッチパネル等を含んでもよい。表示装置123はディスプレイ等を含む。通信装置124は、ネットワーク11を介して加盟店端末12A〜12Nとサーバ15とを通信させる機能を有する。
加盟店端末12A〜12Nは、専用ハードウェアのような単一の装置により実現されてもよく、又は、例えばICチップ読取装置を接続された汎用コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話機等の通常使用されるコンピュータ・システムのような複数の装置により実現されてもよい。望ましい実施の形態において、記憶装置121はcHTML又はそれに類似する形式のデータを表示するためのプログラムを記憶し、入力装置122はプッシュボタンであり、通信装置124はモデム又はADSLルータ等のデータ通信機能を有する。従って、加盟店端末12A〜12Nは、例えばNTT東日本及びNTT西日本のLモード端末のような小型の多機能固定電話端末に、ICチップ読取装置を接続した構成により実現され得る。このような小型の多機能固定電話端末を用いることにより、加盟店は、既設の加入電話回線及びわずかな設置スペースを利用して、本発明に係る電子クーポン管理システムの加盟店端末を導入することが可能である。
顧客端末13A〜13Nのそれぞれは、顧客により操作される端末であって、CPU130と、記憶装置131と、入力装置132と、表示装置133と、通信装置134とを備える。記憶装置131には、顧客端末用アプリケーション及び顧客IDを格納することができるICチップ135が含まれる。顧客端末13A〜13Nは、上記の構成要素を備えた、且つ顧客が携帯可能な端末であれば何でもよいが、例えばICチップを備える携帯電話機であることが望ましい。
電子マネー発行システム14は、CPU140と、記憶装置141と、入出力装置142と、通信装置143とを備え、サーバ15からの電子マネー発行依頼に応じて、指定された顧客の顧客端末に対し顧客端末のICチップに保有されている電子マネーの金額を変更する手順を記載した電子メールを送信するシステムである。電子マネー発行システムには、例えばビットワレット株式会社の提供する「Edy」等の電子マネーサービスを利用することが可能である。
サーバ15は、CPU150と、記憶装置151と、入出力装置152と、通信装置153とを備える。サーバ15は物理的に1台のマシンで実現されてもよく、複数台のマシンを用いて実現されてもよい。サーバ15は、また、汎用コンピュータ上で電子クーポン管理システムを実現するソフトウェアを動作させるものでもよく、電子クーポン管理システムに特化された専用のハードウェアであってもよい。
いずれの形態においても、サーバ15は、図1により説明した機能を実現するための機能実現手段として、図2に示すように、送受信・制御部20と、認証部21と、顧客情報参照・変更部22と、クーポン情報参照・変更部23と、クーポン利用情報参照・変更部24と、加盟店情報参照・変更部25と、顧客情報データベース26と、クーポン情報データベース27と、クーポン利用情報データベース28と、加盟店情報データベース29と、電子マネー発行依頼部30と、顧客端末用アプリケーション31と、端末表示画面ファイル記憶部32とを備える。以下、データベースを単に「DB」と表記する。
送受信・制御部20は、サーバ15のCPU150により実現され、ネットワーク11を介したサーバ15の外部との通信を実行及び制御し、また、サーバ15内部の機能実現手段及びDB相互の連携を制御する。このような送受信・制御部20の機能は、汎用的なオペレーティング・システム及び一般的なウェブ・サーバを利用して実現されてもよい。
認証部21は、サーバ15のCPU150により実現され、加盟店端末12A〜12Nからサーバ15に送信された加盟店IDを加盟店情報DB29に格納された加盟店IDと照合して加盟店端末の認証を行う。認証部21は、同様に、加盟店端末12A〜12N又は顧客端末13A〜13Nからサーバ15に送信された顧客IDを顧客情報DB26に格納された顧客IDと照合して顧客認証を行う。サーバ15は、それらの認証結果に応じて、加盟店ID又は顧客IDを送信した加盟店端末12A〜12N又は顧客端末13A〜13Nに対し、次の動作を要求する。
顧客情報参照・変更部22、クーポン情報参照・変更部23、クーポン利用情報参照・変更部24及び加盟店情報参照・変更部25は、それぞれに対応する顧客情報DB26、クーポン情報DB27、クーポン利用情報DB28及び加盟店情報DB29に格納された情報を参照し、必要に応じて変更するものであり、サーバ15のCPU150により実現される。
電子マネー発行依頼部30は、サーバ15のCPU150により実現され、加盟店端末12A〜12N又は顧客端末13A〜13Nからの電子マネー発行要求に応じて、電子マネー発行システム14に対し、顧客への所定金額の電子マネーの発行依頼を送信する。
顧客端末用アプリケーション31は、サーバ15の記憶装置151に格納され、顧客IDとともに顧客端末13A〜13Nにダウンロードされる電子クーポン管理システムの専用アプリケーション・ソフトウェアである。
端末表示画面ファイル記憶部32は、サーバ15の記憶装置151に格納され、サーバ15から加盟店端末12A〜12N及び顧客端末13A〜13Nに送信されて加盟店端末12A〜12Nの表示装置123及び顧客端末13A〜13Nの表示装置133に表示される画面情報を蓄積するもので、具体的には、HTML、cHTML又はjava等で作成され、汎用又は専用のブラウザにて表示可能な形式のファイルや、電子メールとして送信可能な形式のファイルを含む。
図3は、サーバ15の記憶装置151に格納される顧客情報DB26、クーポン情報DB27、クーポン利用情報DB28、及び加盟店情報DB29に蓄積されるデータの一例を示す。図3の例において、顧客情報DB26は、顧客ごとに、顧客ID261、顧客登録日時262、顧客名・ニックネーム263、メールアドレス264、携帯電話番号265、住所266、年齢267、性別268及びパスワード269を記憶する。顧客ID261は、電子クーポン管理システム10において顧客を一意に識別するための文字列である。顧客登録日時262は顧客が登録を行った日時であり、顧客名・ニックネーム263、メールアドレス264、携帯電話番号265、住所266、年齢267、性別268及びパスワード269は、登録時に顧客が入力する顧客情報である。
クーポン情報DB27は、加盟店が発行する電子クーポンごとに、クーポンID271、クーポン名272、クーポン内容273、クーポン利用可能期限274、電子マネー発行対応275、電子マネー対象金額276、発行電子マネー金額277を記憶する。クーポンID271は、電子クーポン管理システム10において特定の種別のクーポンを一意に識別するための文字列である。クーポン名272はクーポンの名称であり、クーポン内容273はクーポンの説明文であって、例えば、「全商品購入金額から20%割引」などといった、クーポンの提示により受けられる特典内容の説明等を含む。クーポン利用期限274は、顧客がクーポンの提示により特典を受けることができる期限である。電子マネー発行対応275は、当該クーポンの累計購入金額に応じて顧客に電子マネーを発行するか否かを加盟店が設定するためのフラグである。例えば、加盟店が当該クーポンを電子マネー発行に対応させたい場合には電子マネー発行対応275に「1」を格納し、対応させたくない場合には「0」を格納することにより、クーポンごとに電子マネー発行対応の有無を設定可能である。この電子マネー発行対応275において発行に対応するとの設定がなされた場合、次の電子マネー対象金額276に、所定金額の電子マネーが発行されるべき顧客の累計購入金額が設定され、発行電子マネー金額277に、累計購入金額が上記金額に達した場合に顧客に発行される電子マネー金額が設定される。例えば、2万円の購入に対して500円の電子マネーを発行する場合、電子マネー対象金額276に「20,000」、発行電子マネー金額277に「500」が格納される。
次に、クーポン利用情報DB28には、各顧客が利用登録を行ったクーポンごとに、顧客ID281、クーポンID282、クーポン利用登録日時283、クーポン利用日時284、クーポン利用加盟店ID285、累計購入金額286、電子マネー発行依頼日時287が含まれる。例えば、或る顧客が10種類のクーポンについて利用登録を行うと、利用登録されたクーポンごとに10組の上記情報が記憶され、更に別の顧客が10種類のクーポンについて利用登録を行うと、合計20組の上記情報が記憶されることになる。顧客ID281は当該クーポンを利用登録した顧客のIDであり、クーポンID282は顧客が利用登録しているクーポンのIDである。クーポン利用登録日時283は、顧客がクーポンの利用登録を行った日時であり、クーポン利用日時284は、顧客が利用登録されたクーポンを加盟店において利用した日時である。クーポン利用登録日時283は、例えば、当該クーポンについて前述のクーポンの利用可能期限274に設定された期間が経過した場合に、当該クーポンを利用不可能とするために利用されてもよい。クーポン利用加盟店ID285は顧客が当該クーポンを利用した加盟店のIDであり、累計購入金額286は当該クーポンを利用した際に購入した商品・サービスの金額の累計である。電子マネー発行依頼日時287は、サーバ15から電子マネー発行システム14へ、当該顧客による当該クーポンの累積購入金額に応じた電子マネー発行依頼が送信された日時を示す。
加盟店情報DB29には、加盟店ごとに、加盟店ID291、加盟店名292、利用可能クーポンID293が記憶される。加盟店ID291は電子クーポン管理システム10において加盟店を一意に識別するための文字列であり、加盟店名292は加盟店の名称である。利用可能クーポンID293は当該加盟店にて利用可能なクーポンのIDを全て記憶する。
図3の矢印にて示されるように、顧客情報DB26とクーポン利用情報DB28とは、顧客ID261、顧客ID281をキーとして互いにリンクしており、クーポン情報DB27とクーポン利用情報DB28及び加盟店情報DB29とは、クーポンID271、クーポンID282、利用可能クーポンID293をキーとして互いにリンクしている。また、クーポン利用情報DB28と加盟店情報DB29とは、クーポン利用加盟店ID285、加盟店ID291をキーとして互いにリンクしている。なお、図3は顧客情報DB26、クーポン情報DB27、クーポン利用情報DB28及び加盟店情報DB29の例としての構成を示すものであり、各DBには他の様々な種類のデータが格納され得る。また、サーバ15の有するデータは、図3の例のような4種類のDBに格納されてもよいが、例えば単一の大きなDBに格納されてもよく、又は、2種類、3種類或いは5種類以上のDBに格納されてもよい。
図4〜図8は、本発明に係る電子クーポン管理システムを用いて実現される種々の処理の内容を示すブロック図である。各フローの詳細な説明に入る前に、電子クーポン管理システム10の処理の概略を説明する。
まず、商品やサービスを販売する小売事業者が本システムに新たに加盟する際に、当該加盟店の情報が、サーバ15の入出力装置152を介して、又はネットワーク11及びサーバ15の通信装置153を介してサーバ15に取り込まれ、加盟店情報DB29に格納される。
電子クーポンの利用を希望する顧客が、顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスし顧客登録を行うと、顧客情報DB26から取り出された未だ顧客に割当てられていない一つの顧客IDと顧客端末用アプリケーション31とが、サーバ15から当該顧客端末のICチップ135にダウンロードされる(顧客登録処理)。
その後、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスし、クーポン利用登録要求を行うと、サーバ15のクーポン利用情報DB28に、当該顧客が利用登録を要求したクーポンごとに、クーポン利用登録日時等のデータが作成され、顧客による当該クーポンの利用が可能となる(クーポン利用登録処理)。顧客が顧客登録をした後で最初に行うクーポン利用登録処理は、顧客端末13A〜13N又は加盟店端末12A〜12Nからクーポン利用登録要求を行わなくとも、顧客登録に続けて自動的に実行されるようにしてもよい。顧客が利用登録しているクーポンの種類は、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスし、クーポン確認画面において確認することが可能である(クーポン確認処理)。
顧客が加盟店を利用する際、顧客端末13A〜13NのICチップ135に格納された顧客IDを加盟店端末12A〜12NのICチップ読取装置126に読み取らせることにより、サーバ15は顧客認証を行う。認証が成功すると、当該顧客が保持しているクーポンに関する情報、例えば、クーポン名及びクーポン内容が加盟店端末に表示される。加盟店の店員は当該クーポン情報に基づいて顧客に特典を提供した後、加盟店端末から顧客の購入金額を入力し、サーバ15に送信する。この購入金額の登録により、サーバ15に当該顧客の購入金額情報が累積される(クーポン利用処理)。
利用したクーポンが電子マネー発行対応として登録されている場合、顧客は所定の購入金額に応じた電子マネーの発行要求を行うことができる。電子マネーの発行要求は、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれかを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれかを用いてサーバ15にアクセスし、特定の加盟店における累計購入金額を照会した後、サーバ15に対し、発行して欲しい電子マネーの金額を送信することにより実行される。サーバ15は、顧客端末又は加盟店端末からの電子マネー発行要求を受信すると、電子マネー発行システム14に対し、当該顧客への指定された金額の電子マネーの発行依頼を送信する(電子マネー発行依頼処理)。
以下、加盟店端末12〜12N及び顧客端末13A〜13Nがウェブ参照ソフトとしてブラウザを搭載している場合を例にとって説明する。
図4は、電子クーポン管理システム10における顧客登録処理の例を示す。図4の処理は、ステップ41において、顧客が顧客端末13A〜13Nのうちのいずれか一つ、例えば顧客端末13Aの通信装置134を介してサーバ15にアクセスし、顧客登録を要求することにより開始する。この顧客登録要求は、顧客端末13Aに搭載されたブラウザを用いて図9に例示するようなサーバ15の端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積された顧客端末メニュー画面をダウンロードし、顧客端末13Aの入力装置132を用いて新規顧客登録ボタン902を選択することにより行われる。なお、図9の画面において、お店を探すボタン901は電子クーポン管理システム10の加盟店を検索する画面に進むためのボタンであり、会員メニューボタン903は、登録済みの顧客が後述のクーポン確認処理や電子マネー発行要求処理を開始するための会員メニュー画面に進むためのボタンである。
ステップ42において、サーバ15の送受信・制御部20は通信装置153を介して顧客端末13Aからの登録要求を受信すると、顧客端末13Aに端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積された登録フォームを表示させる。図10は、顧客端末13Aの表示装置133に表示される登録フォームの例である。顧客端末13Aにこのような登録フォームが表示されると、ステップ43において、顧客は、入力装置132を用いて、登録フォームの指示通りに氏名、ニックネーム、メールアドレス、携帯電話番号、住所、年齢、性別、パスワード等を入力する。入力が完了すると、顧客は、入力装置132を用いて送信ボタン1001をクリックすることにより、入力済みのフォームを、通信装置134を介してサーバ15にアップロードする。サーバ15の送受信・制御部20は、ステップ44において、顧客からアップロードされた登録情報を受信し、ステップ45において、サーバ15の顧客情報参照・変更部22を動作させて、顧客情報DB26からまだ顧客に割当てられていない顧客IDを一つ取り出させた上で、当該顧客IDと顧客端末用アプリケーション31とを、顧客端末13Aにダウロードさせる。次いで、サーバ15は、ステップ46において、顧客端末13Aからアップロードされた登録情報を、ステップ45において取り出された顧客IDと対応付けて顧客情報DB26に格納する。ステップ47において、顧客端末13Aの通信装置134を介してサーバ15からダウンロードされた顧客ID及び顧客端末用アプリケーションが、ICチップ135に保存される。これにより、顧客登録処理は終了する。
図5は、電子クーポン管理システム10を用いて、顧客が利用したいクーポンの利用登録を行うために実行されるクーポン利用登録処理の例を示す。本処理は、ステップ51において、顧客登録済みの顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれか一つ、例えば顧客端末13Aを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれか一つ、例えば加盟店端末12Aを用いてサーバ15にアクセスすることにより開始される。
顧客端末13Aからサーバ15にアクセスする場合、ステップ52において、顧客は、顧客端末13Aに搭載されたブラウザを起動して、図9に示すような顧客端末メニュー画面をダウンロードする。次いで、ステップ52において、顧客が入力装置132を用いて会員メニューボタン903を選択すると、顧客端末13Aからサーバ15に会員メニュー画面表示要求が送信される。その際、顧客端末13Aは、会員メニューボタン903の選択に応答して、ICチップ135に格納された顧客IDを取り出し、会員メニュー画面表示要求とともにサーバ15に送信するようプログラムされる。または、顧客端末13Aからの会員メニュー画面表示要求に応じて、サーバ15の送受信・制御部20が、顧客端末13Aに顧客IDの入力を要求する画面を表示させ、顧客が顧客端末13Aの入力装置132を用いて入力した顧客IDをサーバ15に送信させるようにしてもよい。サーバ15は、ステップ53において、顧客ID及び会員メニュー画面表示要求を受信し、認証部21を用いて顧客認証を行う。即ち、受信した顧客IDを顧客情報DB26に格納された顧客IDと照合する。顧客IDの照合が失敗した場合、処理はステップ52に戻り、顧客端末13Aのブラウザには再度、図9に示すような顧客端末メニュー画面が表示される。認証部21が照合に成功し顧客が認証されたことを出力すると、サーバ15の送受信・制御部20は、ステップ54において、顧客端末13Aに端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積された会員メニュー画面を表示させる。図11は、顧客端末13Aの表示装置133に表示される会員メニュー画面の例である。ステップ55において、顧客は、入力装置132を用いて、会員メニュー画面のクーポン利用登録ボタン1101を選択することにより、サーバ15にクーポン利用登録要求を送信する。なお、図11のクーポン確認ボタン1102は、当該顧客が保有するクーポンの種類等を確認するためのものであり、電子マネー発行ボタン1103は、累計購入金額に応じた電子マネーの発行要求を行うためのものである。
一方、ステップ51において加盟店端末12Aがサーバ15にアクセスする場合、加盟店の店員は、加盟店端末12Aに搭載されたブラウザを起動し、サーバ15に加盟店端末メニュー画面表示要求を送信する。サーバ15は、ステップ51’において、この加盟店端末メニュー画面表示要求を受信すると、加盟店端末12Aに加盟店IDを要求する。それに対し、加盟店端末12Aは、ステップ52’において、記憶装置121から取り出した、又は入力装置122を用いて加盟店の店員が入力した加盟店IDを、サーバ15に送信する。送受信・制御部20は、ステップ53’においてこの加盟店IDを受信し、認証部21を動作させて、受信した加盟店IDと、加盟店情報DB29に格納された加盟店IDとを照合して加盟店端末12Aの認証を行う。認証部21が認証に成功すると、サーバ15は、加盟店端末12Aの表示装置123に、図12の例に示すような加盟店端末メニュー画面を表示させる。そこで、加盟店の店員は、ステップ54’において、入力装置122を用いてクーポン利用登録ボタン1201を選択することにより、サーバ15にクーポン利用登録要求を送信する。なお、図12のクーポン確認ボタン1202は顧客が保有するクーポンの内容を確認するためのものであり、クーポン利用ボタン1203は、顧客が店舗においてクーポンを利用して商品・サービスを購入した事実及び購入金額を登録するためのものである。また、電子マネー発行ボタン1204は、顧客の累計購入金額に応じた電子マネーの発行要求を行うためのものである。次いで、ステップ55’において、サーバ15は加盟店端末12Aから送信されたクーポン利用登録要求を受信し、加盟店端末12Aに対し顧客IDを返送するよう要求する。この要求に応じて、ステップ56’において、顧客及び加盟店の店員は、顧客端末13Aに備えられているICチップ135を加盟店端末12AのICチップ読取装置126に読み取らせることにより、ICチップ135に記憶されている顧客IDをサーバ15に送信する。サーバ15は、ステップ57’において顧客IDを受信し、該顧客IDを、認証部21を用いて顧客情報DB26に格納された顧客IDと照合する。なお、ステップ53’において加盟店IDの照合が失敗した場合、処理はステップ51’に戻り、加盟店端末12Aに再度、加盟店IDを要求する画面が表示される。また、ステップ57’において顧客IDの照合が失敗した場合、処理はステップ55’に戻り、顧客端末13Aに再度、顧客IDを要求する画面が表示される。
ステップ55においてクーポン取得要求が送信され、又は、ステップ57’において顧客IDの照合に成功し顧客が認証されると、送受信・制御部20は、ステップ56において、クーポン情報参照・変更部23を動作させてクーポン情報DB27に格納された全てのクーポンのクーポンID271、クーポン名272及びクーポン内容273を検索し、更に、加盟店情報参照・変更部25を動作させて加盟店情報DB29から、当該クーポンIDと対応付けられた加盟店名292、即ち、当該クーポンを発行した加盟店の加盟店名を検索する。その上で、送受信・制御部20は、端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積されたクーポン利用登録画面を呼び出し、ステップ56で検索された情報を挿入した上で、顧客端末13A又は加盟店端末12Aに送信する。図13は、顧客端末13A又は加盟店端末12Aに表示されるクーポン利用登録画面の例である。図13のクーポン利用登録画面には、クーポンごとの加盟店名1301、クーポン名1302、クーポン内容1303及び利用登録チェックボックス1304と、送信ボタン1305とが表示される。顧客又は加盟店の店員は、ステップ57においてクーポン利用登録画面を参照し、利用登録を希望するクーポンの利用登録チェックボックス1304にチェックして、送信ボタン1305をクリックする。これにより、顧客端末13A又は加盟店端末12Aからサーバ15に、顧客が利用登録を希望するクーポンに関する情報が送信される。送受信・制御部20は、ステップ58においてこの情報を受信し、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させて、クーポン利用情報DB28に当該顧客が利用登録したクーポンの情報を追加する。具体的には、クーポン利用情報DB28に、顧客が利用登録を要求した全てのクーポンについて、顧客ID281、クーポンID282及びクーポン利用登録日時283を含むデータを格納する。それによりクーポン利用登録処理は終了する。
なお、顧客が顧客登録を行った後で最初に実行するクーポン利用登録処理については、ステップ51〜57の顧客端末13A又は加盟店端末12Aによるクーポン利用登録要求及び利用登録したいクーポンの指定の処理を必要とせず、前述の顧客登録処理の後に続けて、サーバ15の送受信・制御手段20が、電子クーポン管理システム10に登録されている全てのクーポンについて、顧客登録をした顧客のクーポン利用登録処理を実行するようにしてもよい。具体的に、送受信・制御部20は、クーポン利用情報DB28に、クーポン情報DB27に登録されている全てのクーポンについて、顧客登録を行った顧客の顧客ID281、クーポンID282及びクーポン利用登録日時283を含むデータを格納する。
図6は、電子クーポン管理システム10において実行される、クーポン確認処理の例を示す。本処理は、ステップ61において、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれか一つ、例えば顧客端末13Aを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれか一つ、例えば加盟店端末12Aを用いてサーバ15にアクセスすることにより開始される。
ステップ61において顧客端末13Aがサーバ15にアクセスした場合、ステップ62において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ52〜54と同様の処理が行われ、顧客端末13Aの表示装置133に、図11に例示されたような会員メニュー画面が表示される。そこで、ステップ63において、顧客は、入力装置132を用いてクーポン確認ボタン1102を選択することによりサーバ15にクーポン確認要求を送信する。
これに対し、ステップ61において加盟店端末12Aがサーバ15にアクセスした場合、ステップ61’において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ51’〜53’と同様の処理が行われ、加盟店端末12Aの表示装置123に、図12に例示されたような加盟店端末メニュー画面が表示される。次いで、ステップ62’において、加盟店の店員は、入力装置122を用いてクーポン確認ボタン1202を選択することによりサーバ15にクーポン確認要求を送信する。すると、ステップ63’において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ55’〜57’と同様の処理が行われ、サーバ15の認証部21により、利用登録を要求している顧客の顧客IDが照合される。
ステップ63においてクーポン確認要求が送信され、又は、ステップ63’において認証部21が顧客IDの照合に成功し顧客が認証されると、送受信・制御部20は、ステップ64において、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させてクーポン利用情報DB28から、当該顧客が利用登録を行ったクーポンのクーポンID282を検索し、更に、クーポン情報参照・変更部23を動作させてクーポン情報DB27から、上記で検索されたクーポンIDに対応するクーポン名272、クーポン内容273等を検索し、加盟店情報参照・変更部25を動作させて加盟店情報DB29から、上記で検索されたクーポンIDに対応する加盟店名292を検索する。次いで、ステップ65において、サーバ15は、検索されたクーポンのクーポン名、クーポン内容、及び該クーポンを発行した加盟店名等の情報を顧客端末13A又は加盟店端末12Aに送信することにより、本処理は終了する。これにより、顧客端末13Aの表示装置133、又は加盟店端末12Aの表示装置123に、顧客が取得しているクーポンの情報が表示される。なお、本処理のステップ61において顧客端末13Aがサーバ15にアクセスした場合、ステップ63において顧客端末13Aからクーポン確認要求を送信した後に、サーバ15が顧客端末13Aに所望の加盟店の加盟店IDの入力を要求する画面を表示させ、顧客端末13Aからサーバ15に所望の加盟店の加盟店IDを送信させることにより、顧客の所有するクーポンのうち特定の加盟店に関するクーポンの情報のみを確認できるようにしてもよい。また、ステップ61において加盟店端末12Aがサーバ15にアクセスした場合には、ステップ61’で送信される加盟店IDを利用して、顧客の所有するクーポンのうち当該加盟店に関するクーポンの情報のみを確認できるようにすることができる。
図7は、顧客が加盟店にてクーポンを利用した際に電子クーポン管理システム10を用いて実行されるクーポン利用処理の例を示す。本処理は、ステップ71において、加盟店の店員が、加盟店端末12A〜12Nのうちのいずれか一つ、例えば加盟店端末12Aに搭載されたブラウザを起動し、サーバ15にアクセスすることにより開始される。次いで、ステップ72において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ51’〜53’と同様の処理が行われ、加盟店端末12Aの表示装置123に、図12に例示するような加盟店端末メニューが表示される。そこで、加盟店の店員は、ステップ73において、入力装置122を用いてクーポン利用ボタン1203を選択することにより、加盟店端末12Aからサーバ15へクーポン利用要求を送信する。すると、ステップ74において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ55’〜57’と同様の処理が行われ、クーポン利用要求を行っている顧客の顧客IDが照合される。認証部21が顧客IDの照合に成功し顧客が認証されると、送受信・制御部20は、ステップ75において、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させて、クーポン利用情報DB28から、当該顧客の顧客ID281と当該加盟店の加盟店ID285とに関連付けられたクーポンIDを検索する。更に、送受信・制御部20は、顧客情報参照・変更部22を動作させて、顧客情報DB26から当該顧客の顧客IDに対応する顧客名・ニックネーム263を検索し、クーポン情報参照・変更部23を動作させて、クーポン情報DB27から、上記で検索されたクーポンIDに対応するクーポン名272及びクーポン内容273を検索し、加盟店情報参照・変更部25を動作させて、加盟店情報DB29から当該加盟店の加盟店IDに対応する加盟店名292を検索する。以上の処理により、送受信・制御部20は、当該顧客の顧客名・ニックネームと、当該顧客が当該加盟店において利用登録しているクーポンそれぞれのクーポンID、クーポン名及びクーポン内容と、当該加盟店名との情報を得ることができる。それらの検索が完了すると、送受信・制御部20は、ステップ76において、端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積されたクーポン利用画面を呼び出し、上記の情報を挿入した上で、加盟店端末12Aの表示装置123に表示させる。図14は、加盟店端末12Aの表示装置123に表示されるクーポン利用画面の例である。図14のクーポン利用画面には、ステップ75において取り出された加盟店名1401、顧客名1402、クーポン名1403及びクーポン内容1404と、数字キー1405と、購入金額欄1406と、送信ボタン1407とが表示される。そこで、ステップ77において、加盟店の店員は、このクーポン利用画面の購入金額欄1406に、クーポンを利用して顧客が購入した商品又はサービスの金額を入力し、送信ボタン1407をクリックしてサーバ15に送信する。ステップ78において、送受信・制御部20は加盟店端末12Aから送信された金額を受信し、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させて、該金額を受信した日時であるクーポン利用日時と、累計購入金額とを、当該顧客の顧客ID、当該加盟店の加盟店ID、及びステップ75で検索されたクーポンIDと関連付けてクーポン利用情報DB28に格納する。これにより本処理は終了する。ここで、累計購入金額286には、顧客が当該クーポンを初めて利用した場合には、ステップ78において受信された金額がそのまま格納される。顧客が既に当該クーポンを利用したことがある場合には、該に累計購入金額として記入されている金額に、ステップ78において受信された金額を加算した金額が格納される。顧客が当該加盟店において複数種類のクーポンを取得している場合、ステップ75において複数のクーポンIDと、そのそれぞれに対応するクーポン名及びクーポン内容が検索され、ステップ76において加盟店端末12Aに表示されるクーポン利用画面に、複数のクーポンに関する情報が表示される。この場合、加盟店の店員は、ステップ77において、クーポン利用画面上で、いずれのクーポンを利用したかを入力し、加盟店端末12Aからサーバ15に、購入金額とともに利用したクーポンのクーポンIDを送信する。サーバ15は、ステップ77においてこのクーポンIDを受信し、ステップ78において、クーポン利用情報DB28に、当該顧客の顧客ID、当該加盟店の加盟店ID、及びステップ77で受信したクーポンIDと対応付けてクーポン利用日時及び累計購入金額を格納する。
図8は、電子クーポン管理システム10において顧客の累計購入金額に応じた電子マネーの発行を依頼するための電子マネー発行依頼処理の例を示す。図8の処理は、ステップ81において、顧客が顧客端末13A〜13Nのいずれか一つ、例えば顧客端末13Aを用いて、又は加盟店の店員が加盟店端末12A〜12Nのいずれか一つ、例えば加盟店端末12Aを用いてサーバ15にアクセスすることにより開始される。ステップ81において顧客端末13Aがサーバ15にアクセスした場合、ステップ82において前述のクーポン利用登録処理におけるステップ52〜54と同様の処理が行われ、顧客端末13Aの表示装置133に、図11に例示するような会員メニュー画面が表示される。そこで、ステップ83において、顧客は入力装置132を用いて電子マネー発行ボタン1103を選択することにより、顧客端末13Aからサーバ15に電子マネー発行要求を送信する。
これを受けて、サーバ15の送受信・制御部20は、ステップ84において、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させ、クーポン利用情報DB28から、当該顧客の顧客IDと対応付けられて格納されているクーポンのうち、累計購入金額286が0円ではないクーポンのクーポンID282と、累計購入金額286とを取り出す。更に、送受信・制御部20は、クーポン情報参照・変更部23を動作させて、クーポン情報DB27から、上記で取り出されたクーポンIDにそれぞれ対応付けられたクーポン名272、電子マネー発行対応275、電子マネー対象金額276及び発行電子マネー金額277を取り出す。次に、送受信・制御部20は、加盟店情報参照・変更部25を動作させて加盟店情報DB29から、検索されたクーポンIDにそれぞれ対応付けられた加盟店名292を取り出し、顧客情報参照・変更部22を動作させて顧客情報DB26から当該顧客IDと対応付けられた顧客名・ニックネーム263及びメールアドレス264を取り出す。以上の処理により、送受信・制御部20は、電子マネー発行要求を行った顧客の顧客ID及びメールアドレスと、当該顧客が利用登録しているクーポンのうち、累計購入金額が0円ではなく且つ電子マネーの発行に対応しているクーポンのそれぞれについて、クーポン名と、電子マネー対象金額と、発行電子マネー金額と、該クーポンを発行した加盟店名と、当該顧客の累計購入金額と、該累計購入金額、電子マネー対象金額及び発行電子マネー金額から算出された発行可能電子マネー金額との情報を得ることが可能である。それらの検索が完了すると、送受信・制御部20は、端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積された電子マネー発行要求画面を呼び出し、上記の情報を挿入した上で、顧客端末13Aの表示装置133に表示させる。図15は、顧客端末13Aの表示装置133に表示される電子マネー発行要求画面の例を示す。
図15の電子マネー発行要求画面には、顧客が利用したクーポンのうち電子マネー発行に対応しているクーポンについて、それぞれ、加盟店名1501、クーポン名1502、累計購入金額1503、発行可能電子マネー金額1504、発行希望チェックボックス1505及び発行希望電子マネー金額入力欄1506が表示され、更に、発行要求ボタン1507が含まれる。顧客は、ステップ85において、発行を希望するクーポンの発行希望チェックボックス1505をチェックし、発行希望電子マネー金額入力欄1506に発行希望金額を入力して発行要求ボタン1507を押下する。これにより、顧客端末13Aからサーバ15に、電子マネーの発行を希望するクーポンのクーポンIDと、発行希望電子マネー金額とが送信される。
一方、ステップ81において加盟店端末12Aがサーバ15にアクセスした場合、ステップ81’において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ51’〜53’と同様の処理が行われ、加盟店端末12Aの表示装置123に、図12に例示されたような加盟店端末メニュー画面が表示される。次いで、ステップ82’において、加盟店の店員は、入力装置122を用いて電子マネー発行ボタン1204を選択することによりサーバ15に電子マネー発行要求を送信する。すると、ステップ83’において、前述のクーポン利用登録処理におけるステップ55’〜57’と同様の処理が行われ、電子マネーの発行を要求している顧客の顧客IDが照合される。次いで、サーバ15の送受信・制御部20は、ステップ84’において、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させ、クーポン利用情報DB28から、当該顧客ID及びステップ81’で送信された加盟店IDと対応付けられて格納されているクーポンうち、累計購入金額286が0円ではないクーポンのクーポンID282と、累計購入金額286とを取り出す。更に、送受信・制御部20は、クーポン情報参照・変更部23を動作させて、クーポン情報DB27から、上記で取り出されたクーポンIDにそれぞれ対応付けられたクーポン名272、電子マネー発行対応275、電子マネー対象金額276及び発行電子マネー金額277を取り出す。更に、送受信・制御部20は、加盟店情報参照・変更部25を動作させて加盟店情報DB29から、ステップ81’で受信した加盟店IDと対応する加盟店名292を取り出し、顧客情報参照・変更部22を動作させて顧客情報DB26から当該顧客IDと対応付けられた顧客名・ニックネーム263及びメールアドレス264を取り出す。以上の処理により、送受信・制御部20は、電子マネー発行要求を行った顧客の顧客ID及びメールアドレスと、当該顧客が当該加盟店において利用登録しているクーポンのうち、累計購入金額が0円ではなく且つ電子マネーの発行に対応しているクーポンのそれぞれについて、クーポン名と、電子マネー対象金額と、発行電子マネー金額と、該クーポンを発行した加盟店名と、当該顧客の累計購入金額と、該累計購入金額、電子マネー対象金額及び発行電子マネー金額から算出された発行可能電子マネー金額との情報を得ることが可能である。送受信・制御部20は、次いで、端末表示画面ファイル記憶部32に蓄積された電子マネー発行要求画面を呼び出し、上記の情報を挿入した上で、加盟店端末12Aの表示装置123に表示させる。図16は、加盟店端末12Aの表示装置123に表示される電子マネー発行要求画面の例を示す。
図16の電子マネー発行要求画面には、ステップ84’において検索された、加盟店名1601と、顧客名1602と、当該顧客が当該加盟店で利用したクーポンのうち電子マネー発行に対応しているクーポンそれぞれのクーポン名1603、累計購入金額1604及び発行可能電子マネー金額1605と、数字キー1606と、発行希望電子マネー金額入力欄1607と、発行要求ボタン1609とが表示される。当該加盟店が2つ以上のクーポンを発行している場合、図16のように電子マネー発行要求画面に複数のクーポンに関する情報が表示され、クーポン選択チェックボックス1608が表示される。そこで、ステップ85’において、加盟店の店員は、顧客が発行を希望する電子マネーの金額を発行希望電子マネー金額入力欄1607に入力し、クーポンが複数ある場合にはクーポン選択チェックボックス1608にて希望するクーポンを選択した上で、発行要求ボタン1609をクリックする。これにより、加盟店端末12Aからサーバ15に、選択されたクーポンのクーポンIDと、入力された発行希望電子マネー金額とが送信される。
ステップ86において、サーバ15の送受信・制御部20は、顧客端末13A又は加盟店端末12AからクーポンID及び発行希望電子マネー金額を受信し、電子マネー発行依頼部30を動作させて、受信した発行希望電子マネー金額と、ステップ84又はステップ84’で検索された当該顧客のメールアドレスとを含む電子マネー発行依頼を作成させた上で、電子マネー発行システム14に送信する。この発行依頼は、電子メールにより送信されてもよい。次いで、ステップ87において、送受信・制御部20は、クーポン利用情報参照・変更部24を動作させ、クーポン利用情報DB28において、当該顧客の顧客IDとステップ86で受信したクーポンIDとに対応付けて電子マネー発行依頼日時287の情報を格納すると同時に、当該顧客ID及び当該クーポンIDと対応付けて格納されている累計購入金額286を、発行依頼を行った電子マネーの金額に応じて変更する。例えば、クーポン情報DB27において電子マネー対象金額276に「20,000」、発行電子マネー金額277に「500」と格納されているクーポンについて、500円の電子マネーの発行依頼を行った場合、クーポン利用情報DB28において、当該顧客の顧客IDと電子マネー発行要求を行ったクーポンのクーポンIDとに対応付けられて格納されている累計購入金額286を、20,000円減額する。なお、このステップ87は、ステップ86において顧客端末13A又は加盟店端末12AからクーポンID及び発行希望電子マネー金額を受信した後、電子マネー発行依頼を送信する前に、又は電子マネー発行依頼と同時に行ってもよい。電子マネー発行システム14は、サーバ15からの電子マネー発行依頼を受信すると、ステップ88において、受信した顧客のメールアドレスに対し、顧客端末のICチップに格納された電子マネーの金額を増加させるための手続き方法を記載した電子メールを送信する。そこで、顧客端末13Aは、ステップ89において、電子マネー発行システム14からの電子メールを受信し、該メールに記載された指示に従って所望の金額の電子マネーを取得する。これによって、本処理は終了する。
以上、本発明に係る電子クーポン管理システムの若干の実施の形態の構成と動作について説明したが、本発明はこうした実施の形態に限定されるものではないことに留意すべきである。
例えば、上記の実施の形態において、更に、加盟店の店員が加盟店端末からサーバ15にアクセスし、特定の期間における全顧客の加盟店利用状況、及び特定の顧客の顧客情報並びに利用状況などを照会できるようにしてもよい。サーバ15は、クーポン利用情報DB28に格納されたデータを検索することにより、それらの情報を提供することが可能である。
また、上記の実施の形態では、サーバ15と加盟店端末12A〜12N及び顧客端末13A〜13Nとの通信にウェブを用いる方法を説明したが、該通信を電子メールで実行することも可能である。例えば、前述の顧客登録処理において、顧客登録要求を顧客端末13A〜13Nからサーバ15へ電子メールで送信し、登録フォームをサーバ15から顧客端末13A〜13Nへ電子メールで送信すること等が考えられる。
以上、実施の形態を参照して詳述したように、本発明の電子クーポン管理システムにより、顧客は、事前に電子クーポン管理システムにクーポン情報を登録しておくことで、クーポンを携帯していなくても加盟店においてクーポンによる特典を受けることが可能である。また、本システムにより、加盟店は、顧客のクーポン利用履歴に応じて、顧客に所定金額分の電子マネーを発行することが可能である。これにより、顧客の利便性が向上し、加盟店にとっては、クーポンによる販売促進効果が増大するという利点がある。更に、個々の加盟店にとっては、個別にクーポンを作成し利用状況を管理する必要なしに、クーポンの配布による集客力向上及び利用状況データを利用したマーケティングを実施することが可能である。
また、本電子クーポン管理システムでは、クーポンを利用する顧客の情報が一元的に管理できるため、顧客に対し、新規の加盟店情報やキャンペーン等の期間限定の情報をメール送信することが可能である。これにより、顧客は、煩雑な手間と手続きを要することなく様々な特典をタイムリーに知ることができ、販売店は顧客への情報提供による販売促進効果を得ることができる。このような顧客への情報配信を行う場合、顧客ごとに受信の諾否を設定することも可能である。
本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムの全体的構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムのサーバの有する機能を実現する機能実現手段を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るデータベースの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムにより実施される顧客登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムにより実施されるクーポン利用登録処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムにより実施されるクーポン確認処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムにより実施されるクーポン利用処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子クーポン管理システムにより実施される電子マネー発行依頼処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて表示される顧客端末メニュー画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて表示される顧客登録画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて表示される会員メニュー画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて表示される加盟店端末メニュー画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて表示されるクーポン利用登録画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて表示されるクーポン利用画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて顧客端末に表示される電子マネー発行要求画面の例である。 本発明の実施の形態における電子クーポン管理システムにおいて加盟店端末に表示される電子マネー発行要求画面の例である。
符号の説明
10 電子クーポン管理システム、11 ネットワーク、12A〜12N 加盟店端末、13A〜13N 顧客端末、14 電子マネー発行システム、15 サーバ。

Claims (8)

  1. 加盟店が顧客に割引等の特典を付与するために発行する電子クーポンの前記顧客による利用状況を管理する電子クーポン管理システムにおいて、
    それぞれの前記加盟店により発行される電子クーポンに関する情報を記憶する手段と、
    前記電子クーポンのうち前記顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶する手段と、
    前記複数の加盟店のいずれかにおいて前記顧客が前記利用可能な電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額を、電子クーポン別に記憶する手段と、
    を備え、
    前記加盟店の要求に応じて、当該顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を取得し得ることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  2. 加盟店が顧客に割引等の特典を付与するために発行する電子クーポンの前記顧客による利用状況を管理する電子クーポン管理システムであって、
    それぞれの前記加盟店により発行される前記電子クーポンに関する情報を記憶するクーポン情報データベースと、
    前記クーポン情報データベースに記憶された前記電子クーポンのうち、前記顧客が利用可能な電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶するクーポン利用情報データベースと、
    前記加盟店からの要求に応じて、前記顧客が当該加盟店において前記利用可能な電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額の情報を、電子クーポン別に前記クーポン利用情報データベースに格納する手段と、
    を備え、
    前記加盟店の要求に応じて、当該顧客が当該加盟店において利用可能なクーポンに関する情報を取得し得ることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の電子クーポン管理システムにおいて、更に、前記顧客の前記購入金額の合計に応じて、当該顧客に所定金額の電子マネーを発行する手段を備えることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  4. 加盟店が顧客に割引等の特典を付与するために発行する電子クーポンの前記顧客による利用状況を管理する電子クーポン管理システムであって、少なくとも一つの加盟店に設置された加盟店端末と、少なくとも一人の顧客が保持する顧客端末と、サーバとをネットワークを介して互いに接続することにより構成される電子クーポン管理システムにおいて、前記サーバが、
    それぞれの前記加盟店が発行する前記電子クーポンに関する情報を記憶するクーポン情報データベースと、
    前記クーポン情報データベースに記憶された前記電子クーポンのうち、前記顧客が利用可能である電子クーポンに関する情報を顧客ごとに記憶するクーポン利用情報データベースと、
    前記加盟店端末又は前記顧客端末からの要求に応じて、前記クーポン利用情報データベースに格納された、それぞれの前記顧客が利用可能な前記電子クーポンに関する情報を送信する手段と、
    前記加盟店端末からの要求に応じて、前記顧客が当該加盟店において前記利用可能な電子クーポンを利用して購入した商品・サービスの購入金額に関する情報を、電子クーポン別に前記クーポン利用情報データベースに格納する手段と、
    前記加盟店端末又は前記顧客端末からの要求に応じて、前記クーポン利用情報データベースに格納された前記購入金額に関する情報を送信する手段と、
    を備えることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  5. 請求項4記載の電子クーポン管理システムにおいて、前記サーバが、前記クーポン利用情報データベースに格納された前記顧客の前記購入金額の合計に応じて、前記顧客に対する所定金額の電子マネーの発行を依頼する情報を、外部の電子マネー発行システムに送信する手段を備えることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  6. 請求項4又は5に記載された電子クーポン管理システムにおいて、前記顧客端末がICチップを備え、前記加盟店端末がICチップ読取装置を備え、該ICチップに格納された前記顧客の顧客IDを前記ICチップ読取装置で読み取って前記サーバに送信することにより、前記顧客の認証がなされることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載された電子クーポン管理システムにおいて、前記顧客端末が携帯電話機であることを特徴とする電子クーポン管理システム。
  8. 請求項3又は5〜7のいずれかに記載された電子クーポン管理システムであって、前記電子マネーを発行するか否かが、電子クーポンごとに設定可能であることを特徴とする電子クーポン管理システム。
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