JP4738110B2 - 販売促進システム、販売促進方法および販売促進プログラム - Google Patents

販売促進システム、販売促進方法および販売促進プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子クーポンを用いて販売促進を図る技術に係り、特に、電子クーポンの再配布数を制限し、クーポンサービスの無制限な提供を防止する販売促進システム、販売促進方法および販売促進プログラムに関する。
近年、携帯電話、PHS(Personal Handyphone system)、PDA(Personal Digital Assistance)等の携帯端末(端末)の普及は目覚しい。
一方、このような携帯端末は、店舗のサービスとの連携にも用いられ、実際の店舗との連携でも重要な役割を担っている。携帯端末と店舗のサービスとの連携において、もっともよく実施されているもの一つに、電子クーポンによるクーポンサービスがある。
電子クーポンによるクーポンサービスとは、例えば、携帯電話の画面に表示される電子クーポンを提示すると、値引きを受けられる、あるいは、景品をもらえる等のサービスである。電子クーポンによるクーポンサービスは、小売店のみならず、飲食店、レンタル店等、様々な事業で用いられている。
また、近年の携帯端末は、赤外線、Bluetooth(登録商標)等を利用した近距離無線通信ができる機種や非接触ICカードを搭載する機種があり、電子データそのものを交換することができる。このような携帯端末を利用すれば、画面を介して電子クーポンを提示するだけでなく、認証を確実に行う、または、電子クーポンのデータを他の携帯端末に送信することができる。
上述した携帯端末を利用したクーポンサービスの提供に係る技術は、例えば、特許文献1に開示される。特許文献1に開示される技術は、ユーザからユーザへクーポンやそのコピーを配布できるようにするものであり、まず、電子クーポンを配布する際に、電子クーポンの中にクーポンの配布をしたユーザの識別子を履歴として電子クーポンに記録しておく。そして、その電子クーポンが利用されたときに履歴に記録されているユーザの識別子からユーザを調べ、その電子クーポン利用者にインセンティブを与えるものである。
電子クーポン利用者にインセンティブを与える結果、電子クーポンの配布を奨励して広告効果を高めるという効果が期待される。
特開2003−187140号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるシステムおよび方法でクーポンサービスを提供する場合、クーポンのコピーを配布する枚数(回数)に制限がない。すなわち、クーポンの配布が無制限に許可され得る状況にある。このため、クーポンのコピーがどれだけ配布されたのかを把握できず、顧客に提供するサービスをどれだけ用意してよいのかがわからないという課題を招来していた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、電子クーポンの再配布による販売促進効果を維持しつつ、無制限な電子クーポンの再配布に伴うクーポンサービスの無制限な提供を防ぐことを目的とする。
本発明に係る販売促進システムは、公衆通信網を介して接続される端末へ発券した電子クーポンを配布するクーポン発行サーバを具備し、このクーポン発行サーバは、電子クーポンを識別するクーポンID情報を含み、かつ、再配布許可回数情報と再配布回数情報とから分離された電子クーポンを発券し当該電子クーポンに関する発行クーポン情報を指定した端末へ送信する電子クーポン発行手段と、当該電子クーポンの再配布を要求する端末のユーザ識別情報と電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報を有する認証データベースが有する当該電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報とを照合した結果に基づき当該電子クーポンの再配布を許可するか否かを判定する認証手段とを備え、前記認証手段は、前記再配布許可回数情報と前記再配布回数情報を含む前記認証データベースを参照して前記再配布許可回数情報と前記再配布回数情報とを比較した結果に基づき再配布を許可するか否かを判定する手段を備える
本発明に係る販売促進方法は、クーポン発行サーバが、取得したクーポン情報に基づく電子クーポンを発券した電子クーポンのクーポン情報に前記電子クーポンを識別するクーポンID情報を付与するクーポンID付与ステップと、クーポン発行サーバが、発券した電子クーポンについて、再配布許可回数情報と再配布回数情報とを含む認証情報を作成する発券クーポン認証情報作成ステップと、クーポン発行サーバが、前記クーポンID付与ステップで作成され、前記再配布許可回数情報と前記再配布回数情報とから分離された発行クーポン情報を指定した端末へ送信する電子クーポン配布ステップと、クーポン発行サーバが、端末から送信された認証要求に含まれる認証必要情報を抽出する認証必要情報抽出ステップと、クーポン発行サーバが、前記認証必要情報に含まれるユーザ識別情報と認証データベースに格納されたユーザ識別情報とを照合するユーザ識別情報照合ステップと、クーポン発行サーバが、前記ユーザ識別情報照合ステップで確認された結果に基づき認証した結果を認証要求元の端末に送信する認証結果送信ステップと、クーポン発行サーバが、前記認証必要情報に含まれる認証種類情報を確認する認証種類確認ステップと、この認証種類確認ステップで電子クーポンの再配布に対する認証要求であることが確認された場合、認証要求があった電子クーポンの再配布を許可するか否かを判定する再配布許否判定ステップとを備える。
本発明に係る販売促進プログラムは、公衆通信網を介して接続される端末へ発券した電子クーポンを配布する手段として機能させる手段としてコンピュータを機能させるプログラムであり、電子クーポンを識別するクーポンID情報を含み、かつ、再配布許可回数情報と再配布回数情報とから分離された電子クーポンを発券し当該電子クーポンに関する発行クーポン情報を指定した端末へ送信する電子クーポン発行手段と、当該電子クーポンの再配布を要求する端末のユーザ識別情報と電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報を有する認証データベースが有する当該電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報とを照合した結果に基づき当該電子クーポンの再配布を許可するか否かを判定する認証手段とを備え、前記認証手段は、前記再配布許可回数情報と前記再配布回数情報を含む前記認証データベースを参照して前記再配布許可回数情報と前記再配布回数情報とを比較した結果に基づき再配布を許可するか否かを判定する手段を備えるクーポン発行サーバとしてコンピュータを機能させる
本発明によれば、電子クーポンの再配布による販促拡大の効果を維持しつつ、無制限な電子クーポンの再配布に伴うクーポンサービスの無制限な提供を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明をする。
図1は、本発明に係る販売促進システムの一例である販売促進システム1の構成を説明する概略図である。尚、図1に示す販売促進システム1におけるクーポン発行サーバ2と、端末の一例である第1の携帯端末3、第2の携帯端末4およびPOS(Point of Sale)端末5とは、処理の実行に必要な機能を実現するプログラムを予めインストールしているものとする。
図1に示す販売促進システム1は、電子クーポンを発行するクーポン発行サーバ2と、クーポン発行サーバ2から配布された電子クーポンを受け取る第1の携帯端末3と、第1の携帯端末3から再配布された電子クーポンを受け取る第2の携帯端末4と、電子クーポンの利用可能な店舗のPOS端末5とがインターネット等の公衆通信網6を介して接続され、情報の授受が可能に構成されている。
クーポン発行サーバ2は、電子クーポンを発券し指定した第1の携帯端末3のユーザへ配布する電子クーポン発行手段11と、電子クーポンの再配布または利用の許否について判定する認証手段12とを備える。
クーポン発行サーバ2の電子クーポン発行手段11および認証手段12は、コンピュータがクーポン発行サーバ2として機能させるプログラム(以下、クーポン発行サーバ用PGとし、図は省略する。)を実行することで実現する処理手段である。すなわち、電子クーポン発行手段11および認証手段12は、コンピュータ(ハードウェア)とクーポン発行サーバ用PG(ソフトウェア)とが協働することで実現する。
また、電子クーポン発行手段11には、電子クーポンのクーポン情報を有するクーポンデータベース(以下、クーポンDBと略する)14と、発券する電子クーポンの特典対象となる商品またはサービス(以下、単に特典対象とする)の情報と対応付けされた再配布可能者および利用可能者(以下、有資格者とする)のユーザ識別情報および再配布が許可された回数の情報(以下、再配布許可回数情報とする)を有する有資格者データベース(以下、有資格者DBと略する)15と、予め入手した配布先のアドレスを記録した配布者データベース(以下、配布者DBと略する)17が接続されている。認証手段12には、電子クーポンの再配布または利用の許否の情報を有する認証データベース(以下、認証DBと略する)18とが接続されている。
クーポン発行サーバ2の電子クーポン発行手段11は、取得したクーポン情報に基づく電子クーポンを発券する手段(以下、クーポン発券手段とする)と、発券した電子クーポンに識別子、すなわち、クーポンIDを付する手段(以下、クーポンID付与手段とする)と、発券した電子クーポンを所定の配布先に配布する手段(以下、電子クーポン配布手段とする)とを有する。
認証手段12は、電子クーポンの再配布または利用の許否を判定する際に用いる認証DB18を作成する手段(以下、認証DB作成手段とする)と、電子クーポンの再配布または利用の許否を判定する手段(以下、認証手段とする)とを有する。
尚、図1では、説明の便宜上、クーポン発行サーバ2、配布された電子クーポンを受け取る携帯端末(第1の携帯端末)3、再配布された電子クーポンを受け取る携帯端末(第2の携帯端末)4およびPOS端末5は、いずれも、1台の場合を示しているが、クーポン発行サーバ2、第1の携帯端末3、第2の携帯端末4およびPOS端末5の台数は、いずれも図示している台数に限られない。
例えば、クーポン発行サーバ2は、電子クーポン発行手段11として機能するサーバと認証手段12として機能するサーバとを組み合せた2台のサーバで構成されていても良い。もちろん、複数台組み合せて構成しても構わない。
電子クーポン発行手段11は、クーポン発券手段を用いて電子クーポンを発券することができる。電子クーポンの発券は、クーポン発行手段11が発券したい電子クーポンのクーポン情報を有するクーポンDB14からクーポン情報を取得し、取得したクーポン情報に基づく電子クーポンを発券することでなされる。
ここで、クーポン情報とは、少なくとも、特典対象の情報、特典内容の情報および特典を受けられる有効期間の情報を含む情報である。
また、電子クーポン発行手段11は、電子クーポンを発券する際に、クーポン発券手段を用いて有資格者DB15を参照し、発券する電子クーポンにおける有資格者のユーザ識別情報および再配布許可回数情報を抽出する。
ここで、ユーザ識別情報とは、第1の携帯端末3および第2の携帯端末4のユーザを一意に特定するための情報である。例えば、有資格者が持つ第1の携帯端末3および第2の携帯端末4毎に付される固有のID番号(端末ID)が該当する。
さらに、電子クーポン発行手段11は、クーポンID付与機能を用いて電子クーポン情報にクーポンIDの情報(以下、クーポンID情報とする)を付加した発行クーポン情報を作成することができる。クーポンIDの付与は、電子クーポン発行手段11が、一意のクーポンIDを決定し、決定したクーポンID情報を発券した電子クーポンのクーポン情報に付加することでなされる。
また、電子クーポン発行手段11は、発行クーポン情報を作成すると、電子クーポン配布手段を用いて作成した発行クーポン情報を電子クーポンとして配布する。電子クーポンの配布は、電子メールを利用してなされ、配布先の指定は、配布者DBとする17を参照し配布先となるアドレスを選択することでなされる。
認証手段12は、認証DB作成機能を用いて認証情報を有する認証DB18の情報を更新する。ここで、認証情報とは、配布された個々の電子クーポンに対して再配布または利用が許可されたユーザの情報である。すなわち、電子クーポン発行手段11から送られた特典対象単位の認証情報が集合した情報である。
図2は、電子クーポン発行手段11が発行クーポン情報に基づき発行する電子クーポンの一例を表す説明図である。
図2に示すように、電子クーポンには、発行クーポン情報が有する情報、すなわち、クーポンID、特典対象、特典内容(図2において特典と示す)および有効期限が記録される。図2に示すような電子クーポンを配布または再配布によって受け取った第1の携帯端末3および第2の携帯端末4では、受け取った電子クーポンを表示することができる。
一方、電子クーポン発行手段11は、クーポンID情報と、このクーポンIDに対応するクーポンにおける有資格者のユーザ識別情報および再配布許可回数情報とを取得すると、取得したクーポンID情報、有資格者のユーザ識別情報および再配布許可回数情報に基づき有資格者リスト16を作成する。
図3は、電子クーポン発行手段11が作成する有資格者リスト16を説明する説明図である。
図3に示すように、有資格者リスト16は、クーポンIDと、このクーポンIDに対応したクーポンの再配布可能者および利用可能者の端末ID(ユーザ識別情報)と、再配布可能者の再配布許可回数が記録される。このため、有資格者リスト16に記録される情報は、その特典対象についてクーポンの再配布可能者または利用可能者を認証する際の認証情報、すなわち、特典対象単位の認証情報として利用することができる。有資格者リスト16に記録された情報(特典対象単位の認証情報)は、図1に示す電子クーポン発行手段11から認証手段12へ送られる。
認証手段12は、認証DB作成機能を用いて認証情報を有する認証DB18の情報を更新する。ここで、認証情報とは、配布された個々の電子クーポンに対して再配布または利用が許可されたユーザの情報である。すなわち、電子クーポン発行手段11から送られた特典対象単位の認証情報が集合した情報である。
図4は、認証手段12が作成する認証DB18を説明する説明図である。
図4に示すように、認証DB18は、図3に示す有資格者リスト16が複数集合した情報に加え、さらに、現在までに電子クーポンを再配布した回数の情報(以下、再配布回数情報とする)を有する。すなわち、認証DB18は、配布された全ての電子クーポンについて電子クーポン単位の認証情報を有する。
また、認証DB18が再配布回数情報を有することで、認証手段12が再配布回数と再配布許可回数とを比較することができるので、認証手段12は、利用時または再配布時の認証を行うだけでなく、再配布時の認証を行う際に再配布回数を考慮した認証を行うこともできる。つまり、電子クーポンの無制限な再配布を防止することができる。
また、図1に示す認証手段12は、電子クーポンの再配布または利用の要求があると、認証機能を用いて認証を行い、認証の結果に応じて、電子クーポンの再配布または利用の許否を決定する。
次に、図1に示す第1の携帯端末3および第2の携帯端末4について説明する。
図5は、第1の携帯端末3の構成を概略的に表した概略図である。図6は、第2の携帯端末4の構成を概略的に表した概略図である。
まず、図5によれば、第1の携帯端末3は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)21と、電子情報の格納を行うメモリ22、ROM(Read only Memory)23および記録部24と、公衆通信網6との接続を行う公衆網接続部25と、例えば、赤外線やBluetooth(登録商標)を利用して近距離通信を行う近距離通信部26と、ユーザへ情報を表示するための表示部27と、情報の入力を行うための入力部28とを備える。
また、記録部24には、配布を受けた電子クーポンの発行クーポン情報を有するクーポンリスト30と、端末ID情報31が格納される。
図6の第2の携帯端末4については端末ID情報31の番号が異なるのみでその他は同一であるため説明は省略する。
一方、機能的な面で説明すると、第1の携帯端末3は、電子メールを送受信する手段手段(以下、電子メール送受信手段とする)と、近距離にある他の端末との間で発行電子クーポン情報を送受信する手段(以下、近距離通信手段とする)と、クーポン発行サーバ2と公衆通信網6を介して接続するための機能(以下、Webアクセス機能とする)と、電子クーポンの再配布または利用時に認証を要求する手段(以下、認証要求手段とする)とを有する。
図7から図10は、記録部24に格納されるクーポンリスト30を説明する説明図である。
図7によれば、クーポンリスト30は、発行クーポン情報がリスト状に記録される。すなわち、クーポンID、特典対象(対象商品)、特典内容(特典)および有効期間が記録される。記録部24のクーポンリスト30の内容は、公衆網接続部25または近距離通信部26を介して電子クーポンの配布を受けると更新される。
第1の携帯端末3は、クーポン発行サーバ2から発行クーポン情報を、公衆網接続部25を介して受信すると、現在のクーポンリスト30に受信した発行クーポン情報を記録してクーポンリスト30の内容を更新する。例えば、図7に示すクーポンリスト30を格納した第1の携帯端末3において、図7に示す発行クーポン情報をクーポン発行サーバ2から受信した場合、クーポンリスト30に図7に示す発行クーポン情報(クーポンIDがCCCCC)が書き加えられ、第1の携帯端末3に格納されるクーポンリスト30は、図8に示す状態に更新される。
また、クーポンリスト30の内容は、電子クーポンを利用しても更新される。例えば、図9に示すクーポンリスト30を格納した第1の携帯端末3において、クーポンIDがCCCCCの電子クーポン(図7)を利用する場合、第1の携帯端末3が図2に示す発行クーポン情報(クーポンIDがCCCCC)を、近距離通信部26を介してPOS端末5へ送信すると、第1の携帯端末3の記録部24に格納されるクーポンリスト30は、図10に示す状態に更新される。すなわち、図9に示すクーポンリスト30からクーポンIDがCCCCCの発行クーポン情報が削除される。
尚、電子クーポンを利用しない限り、クーポンリスト30の発行クーポン情報は削除されない。すなわち、第1の携帯端末3から電子クーポンを再配布したとしても、第1の携帯端末3に格納されたクーポンリスト30から再配布した電子クーポンの発行クーポン情報は削除されない。
第1の携帯端末3が有する認証要求機能は、電子メール送受信機能、近距離通信機能およびWebアクセス機能のように標準的に有する機能ではなく、後述する認証要求プログラム(以下、認証要求PGとする)をインストールすることによって実現される。認証要求PGの提供は、クーポン配布サービスの会員として登録する際にクーポン配布サービス提供者から提供することでなされる。提供を受けた認証要求PGは、記録部24に格納される。
次に、機能的手段の作用について説明をする。第1の携帯端末3が有する認証要求手段は、電子メール送受信手段、近距離通信手段およびWebアクセス手段のように標準的に有する手段ではなく、後述する認証要求プログラム(以下、認証要求PGとする)をインストールすることによって実現される。認証要求PGの提供は、クーポン配布サービスの会員として登録する際にクーポン配布サービス提供者から提供することでなされる。提供を受けた認証要求PGは、記録部24に格納される。
第1の携帯端末3は、電子メール送受信機能を用いてクーポン発行サーバ2から配布された電子クーポンを受け取る。すなわち、クーポン発行サーバ2から送信された発行クーポン情報を受信する。
また、第1の携帯端末3は、電子クーポンを再配布または利用する際に、認証要求機能を用いてクーポン発行サーバ2に対して認証を要求するとともに認証に必要な情報(以下、認証必要情報とする)を送信する。認証要求時におけるクーポン発行サーバ2との通信は、Webアクセス機能を用いて行う。
図13は、第1の携帯端末3から電子クーポンを第2の携帯端末4へ再配布する場合において、クーポン発行サーバ2に対して認証を要求する際に送信される認証必要情報の概要を説明する説明図である。
認証必要情報とは、図13に示すように、何に対する認証であるかを表す認証種類情報と、クーポンID情報と、端末ID情報31とを有する情報である。認証必要情報は、認証手段12が認証を行う際に利用される。
さらに、第1の携帯端末3は、近距離通信機能を用いて再配布または利用の認証を受けた電子クーポンを第1の携帯端末3以外の携帯端末である第2の携帯端末4またはPOS端末5等に送信することができる。
POS端末5は、第1の携帯端末3または第2の携帯端末4から発行クーポン情報を受け取り、発行クーポン情報に基づく特典を反映した決済を行う。
次に、本発明に係る販売促進方法について説明する。
本発明に係る販売促進方法は、電子クーポンを発行する際に、電子クーポンの再配布可能なユーザを制限する、または、電子クーポンの再配布可能なユーザを制限することに加えて再配布可能な枚数を制限することで、電子クーポンの再配布による販促拡大の効果を維持しつつ無制限な電子クーポンの再配布に伴うクーポンサービスの無制限な提供を防止するものである。
本発明に係る販売促進方法は、例えば、販売促進システム1におけるクーポン発行サーバ2、第1の携帯端末3および第2の携帯端末4が所定の処理を実行することでなされる。続いて、販売促進システム1におけるクーポン発行サーバ2、第1の携帯端末3および第2の携帯端末4が行う処理内容について説明する。
クーポン発行サーバ2が行う処理内容には、公衆通信網6を介して接続される第1の携帯端末3へ発券した電子クーポンを配布する電子クーポン発行処理機能と、電子クーポンの再配布を要求する第1の携帯端末3に対して当該電子クーポンの再配布の許否を判定する認証処理機能とがある。すなわち、クーポン発行サーバ2は、電子クーポン発行処理機能と、認証処理機能とを具備する販売促進方法を実施する。
図14および図15を用いて本発明に係る販売促進方法について説明をする。図14は電子クーポン発行処理機能の処理ステップを説明する処理フロー図、図15は認証処理機能の処理ステップを説明する処理フロー図である。
まず、図14に示す電子クーポン発行処理機能の処理ステップ(ステップS1〜ステップS5)について説明する。
電子クーポン発行処理機能では、まず、ステップS1で電子クーポン発券ステップがなされる。電子クーポン発券ステップ(ステップS1)では、電子クーポン発行手段11が、クーポンDB14からクーポン情報を取得し、取得したクーポン情報に基づく電子クーポンを発券する。
クーポンDB14には、特典対象毎に特典内容の情報および特典を受けられる有効期間の情報が記録されており、電子クーポン発行手段11は、クーポン発行要求時に特典対象が指定されると、指定された特典対象のクーポン情報をクーポンDB14から取得することができる。電子クーポン発行手段11が、発行要求のあった電子クーポンを発券すると、電子クーポン発券ステップは完了し、続いて、ステップS2でクーポンID付与ステップがなされる。
クーポンID付与ステップ(ステップS2)では、電子クーポン発行手段11が、電子クーポン発券ステップで発券した電子クーポンにクーポンIDを付与する。電子クーポン発行手段11は、電子クーポンに他のクーポンと重複しないクーポンIDを電子クーポンに記録する。すなわち、電子クーポン発券ステップで発券された電子クーポンに基づく電子クーポン情報にクーポンID情報を付加して発行クーポン情報を作成する。発行クーポン情報が作成されると、クーポンID付与ステップは完了し、続いて、ステップS3で発券クーポン認証情報作成ステップがなされる。
発券クーポン認証情報作成ステップ(ステップS3)では、電子クーポン発行手段11が、電子クーポン発券ステップで発券した電子クーポンの認証情報(特典対象単位の認証情報)を作成する。特典対象単位の認証情報とは、有資格者リスト16に記録される情報であり、特典対象単位の認証情報の作成は、有資格者リスト16を作成することでなされる。有資格者リスト16が作成されると、発券クーポン認証情報作成ステップは完了し、続いて、ステップS4で認証データベース更新ステップがなされる。
認証データベース更新ステップ(ステップS4)では、認証手段12による発券クーポン認証情報作成ステップで作成された有資格者リスト16を電子クーポン発行手段11から受け取り、認証DB18に有資格者リスト16の情報を書き加えて認証DB18を更新する。認証DB18が更新されると、認証データベース更新ステップは完了し、ステップS5で電子クーポン配布ステップがなされる。
電子クーポン配布ステップ(ステップS5)では、電子クーポン発行手段11が、クーポンID付与ステップで作成された発行クーポン情報を配布先として指定した第1の携帯端末3に送信する。電子クーポンは電子メールを利用して配布される。電子クーポン発行手段11が、電子クーポンを配布、すなわち、発行クーポン情報を送信すると、電子クーポン配布ステップは完了する。
次に、図15に示す認証処理機能(ステップS11〜ステップS19)について説明する。
認証必要情報抽出ステップ(ステップS11)では、認証手段12が第1の携帯端末3または第2の携帯端末4から送信された認証要求に含まれる認証必要情報からクーポンID情報およびユーザ識別情報としての端末ID情報31を抽出する。認証手段12がクーポンID情報および端末ID情報31を抽出すると、認証必要情報抽出ステップは完了し、ステップS12に進む。そして、端末ID照合ステップがなされる。
端末ID照合ステップ(ステップS12)では、認証手段12が、ユーザ識別情報の一例として使用される端末ID情報の照合を行う。すなわち、端末ID照合ステップでは、認証手段12が、認証要求の対象となる電子クーポンについて、認証必要情報抽出ステップにおいて抽出した端末IDと認証DB18に記録される端末IDとを照合する。
図4に示すように、認証DB18には、クーポンID毎に再配布可能者および利用可能者の端末IDが記録されている。従って、認証手段12は、認証必要情報抽出ステップにおいて抽出したクーポンID情報に基づき、認証要求の対象となる電子クーポンを一意に特定することができる。また、電子クーポンが一意に特定できれば、特定した電子クーポンの再配布可能者および利用可能者の携帯端末3,4であるか否かは、端末IDを照合することで判定できる。
認証確認種類確認ステップ(ステップS13)では、認証手段12が再配布の可否の認証を行うのか、利用の可否の認証を行うのかという認証の種類を確認するが、はじめに、認証手段12が再配布の可否の認証を行う。認証手段12が確認する認証の種類は、認証必要情報に含まれる認証種類情報を参照することで確認することができる。
ここで、認証の種類が再配布認証の場合(ステップS13でYESの場合)、認証種類確認ステップは完了し、そして、再配布可能者端末ID確認ステップがなされる。
再配布可能者端末ID確認ステップ(ステップS14)では、端末ID照合ステップS12で照合した結果から、認証必要情報抽出ステップにおいて抽出した端末IDが認証DB18に再配布可能者端末IDとして記録されているかどうかを判断する。認証必要情報抽出ステップにおいて抽出した端末IDが認証DB18に再配布可能者端末IDとして記録されている場合(ステップS14でYESの場合)、再配布許否判定ステップがなされる。
再配布許否判定ステップでは、まず、ステップS15で、認証手段12が認証要求元の携帯端末3,4が再配布できる上限回数(以下、再配布許可回数とする)mと現在までに再配布した回数nとの大小を比較する。再配布許可回数mと現在までの再配布回数nとの大小比較は、認証手段12が再配布許可回数mおよび現在までの再配布回数nが記録される認証DB18を参照することでなされる。
認証手段12が認証DB18を参照して再配布許可回数mと現在までの再配布回数nとの大小を比較すると、続いて、再配布許否判定ステップであるステップS16に進み、再配布許可回数mと現在までの再配布回数nとの大小関係を判断する。
再配布許可回数mが現在までの再配布回数nよりも大きい場合(ステップS16でYESの場合)、再配布許否判定ステップは完了し、そして、ステップS17で再配布回数更新ステップがなされる。
再配布回数更新ステップ(ステップS17)では、認証手段12が認証DB18の再配布回数nに1を加え、再配布回数情報を更新する。認証手段12が認証DB18の再配布回数情報を更新すると、再配布回数更新ステップは完了する。そして、認証結果許可送信ステップ(認証結果送信ステップ)がなされる。
認証結果許可送信ステップ(ステップS18)では、認証手段12が認証要求元となる携帯端末3,4へ再配布または利用を許可する旨の結果を送信する。認証手段12が認証要求元となる携帯端末3,4へ再配布または利用を許可する旨の結果を送信すると、認証結果許可送信ステップは完了する。
一方、認証確認種類確認ステップにおいて、認証の種類が利用者認証の場合(ステップS13でNOの場合)、引き続き電子クーポン利用者についての認証処理をする利用可能者確認ステップ(ステップS13B)を行い、クーポン利用者であると判断すると、認証種類確認ステップを完了する。そして、ステップS14Bで利用可能者端末ID確認ステップがなされる。
利用可能者端末ID確認ステップ(ステップS14B)においては、端末ID照合ステップ(ステップS12)で照合した結果から、認証必要情報抽出ステップにおいて抽出した端末IDが認証DB18に利用可能者端末IDとして記録されているかどうかを判断する。認証必要情報抽出ステップにおいて抽出した端末IDが認証DB18に利用可能者端末IDとして記録されている場合(ステップS14BでYESの場合)、認証結果許可送信ステップ(ステップS18)がなされる。
認証結果許可送信ステップでは、再配布許否判定のときと同様に、認証手段12が、利用認証要求元となる携帯端末3、4へ利用を許可する旨の結果を送信する。認証手段12が、認証要求元となる携帯端末3、4へ利用を許可する旨の結果を送信すると、認証結果許可送信ステップは完了する。
他方、再配布可能者端末ID確認ステップ(ステップS13)もしくは利用可能者端末ID確認ステップ(ステップS14B)において、認証必要情報抽出ステップで抽出した端末IDが認証DB18に再配布可能者もしくは利用可能者として記録されていない場合(ステップS14もしくはステップS14BでNOの場合)、再配布可能者端末ID確認ステップもしくは利用可能者端末ID確認ステップは終了し、ステップS14もしくはステップS14BからステップS19に進む。そして、認証結果不許可ステップ(認証結果送信ステップ)がなされる。利用可能者確認ステップ(ステップS13B)においてNOと判断した場合も同様にステップS19に進む。そして、認証結果不許可ステップ(認証結果送信ステップ)がなされる。
認証結果不許可送信ステップ(ステップS19)は、認証手段12が認証要求元となる携帯端末3,4へ再配布または利用を許可しない旨の結果を送信する。認証手段12が認証要求元となる携帯端末3,4へ再配布または利用を許可しない旨の結果を送信すると、認証結果不許可送信ステップは完了する。また、ステップS16において再配布許可回数mが現在までの再配布回数nよりも小さい場合(ステップS16でNOの場合)も、認証結果不許可送信ステップがなされる。
図16は、再配布または利用を許可しない場合、すなわち、認証が拒否された場合に認証要求元の携帯端末3,4の表示部27に表示される認証結果(表示画面)の一例を説明する説明図である。
図15に示すステップS19の認証結果送信ステップが実行されることにより、認証手段12から送信された再配布または利用を許可しない旨の結果を受信した認証要求元の携帯端末3,4は、携帯端末3,4の表示部27に図16に示すような再配布または利用を許可しない旨の結果を表示することができる。
尚、本実施の形態では電子クーポンを再配布する回数を制限しているが、再配布回数を制限しない実施の形態も可能である。再配布回数を制限しない実施の形態では、認証処理機能のうち、認証種類確認ステップ(ステップS13)、再配布許否判定ステップ(ステップS15、ステップS16)および再配布回数更新ステップ(ステップS17)が省略される。
次に、第1の携帯端末3および第2の携帯端末4が行う処理内容について説明する。
図17は、第1の携帯端末3または第2の携帯端末4が行う認証要求処理機能の処理ステップを説明する処理フロー図である。
認証要求処理行程は、第1の携帯端末3または第2の携帯端末4の入力部28から入力された電子クーポンの再配布または利用したい旨の要求をCPU21が受け取ると、予めインストールされている認証要求PGの指示により、処理を開始する。
認証必要情報抽出ステップ(ステップS21)では、CPU21が認証必要情報を抽出する。認証必要情報のうち、認証対象となる電子クーポンのクーポンID情報は記録部24に格納されるクーポンリスト30を読み出して抽出する。また、端末ID情報31は、記録部24に格納される端末ID情報31を読み出して抽出する。さらに、認証種類情報も抽出する。認証必要情報が抽出されると、認証必要情報抽出ステップは完了し、続いて、ステップS22で認証必要情報送信ステップがなされる。
認証必要情報送信ステップ(ステップS22)では、CPU21が認証必要情報抽出ステップで抽出された認証必要情報を公衆網接続部25へ送る。そして、公衆網接続部25が認証必要情報を受け取ると、公衆網接続部25が公衆通信網6との接続を行い、公衆通信網6を介して接続されたクーポン発行サーバ2へ受け取った認証必要情報を送信する。認証必要情報送信ステップで送信される認証必要情報は、例えば、図13、図18および図19に示される。
ここで、図18および図19は、第2の携帯端末4からクーポン発行サーバ2に対して認証を要求する際に送信される認証必要情報の概要を説明する説明図である。
図18および図19示す認証必要情報は、端末IDまたは認証種類情報および端末IDが相違する点を除き実質的には図13に示す認証必要情報と同様である。すなわち、認証必要情報送信ステップにおいて、クーポン発行サーバ2から送信される認証必要情報が認証時に利用される点は同様である。尚、図を省略しているが、第1の携帯端末3が図19に示すような利用認証要求を送信することもある。
ステップS22において、認証必要情報がクーポン発行サーバ2へ送信されると、認証必要情報送信ステップは完了し、認証結果の受信を待機する。すなわち、ステップS23において、クーポン発行サーバ2から認証した結果を受信したか否かを判断する。ステップS23において認証した結果を受信しない場合(ステップS23でNOの場合)、定期的にステップS23を繰り返す。ステップS23において認証した結果を受信した場合(ステップS23でYESの場合)、ステップS24で認証結果受信ステップがなされる。
認証結果受信ステップ(ステップS24)では、公衆通信網6を介して接続されたクーポン発行サーバ2から送信された認証結果を公衆網接続部25が受信する。クーポン発行サーバ2から送信された認証結果を受信すると、認証結果受信ステップは完了する。そして、ステップS25に進み、認証結果判断ステップがなされる。
認証結果判断ステップ(ステップS25)では、認証結果受信ステップで受信した認証結果をCPU21が判断する。受信した認証結果が電子クーポンの再配布または利用を許可する旨の結果であった場合(ステップS25でYESの場合)、認証結果判断ステップを完了し、続いて、ステップS26で発行クーポン情報送信ステップがなされる。
発行クーポン情報送信ステップ(ステップS26)では、再配布または利用が許可された電子クーポン、すなわち、発行クーポン情報が送信相手へ送信される。発行クーポン情報の送信は、近距離通信部26が赤外線等を利用した近距離通信を行うことでなされる。
また、発行クーポン情報送信ステップにおける発行クーポン情報の送信相手は、電子クーポンを再配布するのか、あるいは、利用するのかによって異なる。電子クーポンを再配布する場合には、第2の携帯端末4が発行クーポン情報の送信相手となり、電子クーポンを利用する場合には、POS端末5が発行クーポン情報の送信相手となる。発行クーポン情報を送信相手(第2の携帯端末4またはPOS端末5)へ送信すると、発行クーポン情報送信ステップは完了する。
発行クーポン情報送信ステップが完了すると、ステップS27に進み、電子クーポンの利用に対する認証要求であるか否かが判断される。そして、電子クーポンの利用に対する認証要求である場合(ステップS27でYESの場合)、ステップS28に進み、続いて、ステップS27でクーポンリスト更新ステップがなされる。
クーポンリスト更新ステップ(ステップS28)では、CPU21が発行クーポン情報送信ステップで送信した電子クーポン、すなわち、利用した電子クーポンに関する発行クーポン情報を記録部24に格納されるクーポンリスト30から削除する。利用した電子クーポンに関する発行クーポン情報がクーポンリスト30から削除されると、クーポンリスト更新ステップは完了する。
また、図17に示すステップS24において、受信した認証結果が電子クーポンの再配布または利用を許可しない旨の結果であった場合(ステップS25でNOの場合)、認証結果判断ステップを完了し、ステップS29に進む。そして、不許可結果表示ステップがなされる。
不許可結果表示ステップ(ステップS29)では、CPU21が、電子クーポンの再配布または利用を許可しない旨の結果を表示部27に表示する。不許可結果表示ステップがなされると、例えば、図16示すような表示画面が表示部27に表示される。電子クーポンの再配布または利用を許可しない旨の結果が表示部27に表示されると、不許可結果表示ステップは完了する。
電子クーポン発行手段11および認証手段12が、電子クーポン発行処理機能および認証処理機能の処理ステップを行うことで、認証要求送信元となる第1の携帯端末3および第2の携帯端末4は、無制限に電子クーポンを再配布することができなくなり、無制限なクーポンの再配布を防止することができる。
また、第1の携帯端末3および第2の携帯端末4が、電子クーポンの再配布または利用の際に認証要求処理機能の処理ステップを行うことで、認証手段12の認証を受けることができ、認証結果に応じて電子クーポンの再配布または利用することができる。すなわち、第1の携帯端末3および第2の携帯端末4が再配布または利用可能な電子クーポンの量を一定範囲内に制限し、無制限なクーポンの再配布を防止することができる。
上述したように、販売促進システム1によれば、クーポン発行サーバ2が電子クーポンの再配布または利用時に認証要求があった携帯端末3,4を認証して電子クーポンの再配布または利用の許否を判断するので、電子クーポンの再配布による販促拡大の効果を維持しつつ、無制限な電子クーポンの再配布に伴うクーポンサービスの無制限な提供を防ぐことができる。
また、販売促進システム1で用いられる携帯端末3,4は、電子クーポンの再配布時にクーポン発行サーバ2の認証を受けるように構成されているので、電子クーポンの再配布を一定範囲内に制限することができる。すなわち、無制限な電子クーポンの再配布に伴うクーポンサービスの無制限な提供を防ぐことができる。
さらに、電子クーポン発行処理機能、認証処理機能および認証要求処理機能の処理ステップを行うことにより、電子クーポンの再配布を一定範囲内に制限することができるので、電子クーポンの再配布による販促拡大の効果を維持しつつ、無制限な電子クーポンの再配布に伴うクーポンサービスの無制限な提供を防ぐことができる。
尚、本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録(インストール)されている場合を説明したが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしても良い。記録媒体としては、その形態はいずれの形態であっても良い。また、OS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであっても良い。
また、図1に示す販売促進システム1では、電子クーポンを再配布できる第1の携帯端末3および再配布の回数を共に制限しているが、再配布できる第1の携帯端末3のみを制限し、再配布の回数については制限しないという実施の形態も可能である。
電子クーポンを再配布できる第1の携帯端末3のみを制限し、再配布の回数については制限しない場合には、図2に示す有資格者リスト16を図11に示す有資格者リスト16Aとし、図3に示す認証DB18を図12に示す認証DB18Aとすれば良い。
一方、本実施の形態において、図2に示す電子クーポンは、テキストデータを電子クーポンとして取り扱うことを前提に説明したが、テキストデータ以外のデータを電子クーポンとして取り扱っても良い。
例えば、テキストデータ以外に画像や動画、音声などのマルチメディアデータを電子クーポンとして用いても良い。マルチメディアデータを電子クーポンとして用いる場合には、クーポンIDやクーポンのサービスに関する情報を伝達するために、これらのマルチメディアデータに電子透かしとしてデータを埋め込むと良い。
また、本実施の形態において、有資格者DB15が有する有資格者のユーザ識別情報は、再配布可能者および利用可能者のユーザ識別情報として説明したが、必ずしも再配布可能者のユーザ識別情報と利用可能者のユーザ識別情報とを有していなくても良い。例えば、利用者を制限しないのであれば、利用可能者のユーザ識別情報を有していなくても良い。利用者を制限しない場合には、電子クーポン利用時に要求される認証は不要となる。
さらに、本実施の形態において、電子クーポンの発行時に電子メールを用いて第1の携帯端末3へ電子クーポンを配布すると説明したが、他の方法によって第1の携帯端末3へ電子クーポンを配布しても良い。
例えば、赤外線等を用いて第1の携帯端末3と近距離通信が可能なマルチメディアキオスクを設け、このマルチメディアキオスクと近距離通信を行った第1の携帯端末3へ電子クーポンを配布する方法を採用しても良い。
他方、本実施の形態において、認証済の電子クーポンを再配布または使用する際には、例えば赤外線等を用いた近距離通信を行い、第1の携帯端末3から第2の携帯端末4またはPOS端末5へ電子クーポンを送信すると説明したが、電子メールを用いて第1の携帯端末3から第2の携帯端末4またはPOS端末5へ電子クーポンを送信しても良い。
尚、第1の携帯端末3からPOS端末5へ電子メールを用いて電子クーポンを送信する販売促進システム1では、POS端末5のある店舗内に電子メールを受信するためのゲートウェイを設け、POS端末5とLAN(Local Area Network)などで接続するのが好ましい。
本発明に係る販売促進システムの構成を説明する概略図。 本発明に係る販売促進システムの電子クーポン発行手段が発行クーポン情報に基づき発行する電子クーポンの一例を表す説明図。 本発明に係る販売促進システムの電子クーポン発行手段が作成する有資格者リストの一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムの認証手段が作成する認証DBの一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる第1の携帯端末の構成図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる第2の携帯端末の構成図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる携帯端末の記録部に格納されるクーポンリストの一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる携帯端末の記録部に図7に示すクーポンリストを格納している場合において、図2に示す電子クーポンを受信した後のクーポンリストを説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる携帯端末の記録部に格納されるクーポンリストの一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる携帯端末の記録部に図9に示すクーポンリストを格納している場合において、図2に示す電子クーポンを利用後のクーポンリストを説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムの電子クーポン発行手段が作成する有資格者リストの一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムの認証手段が作成する認証DBの一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる第1の携帯端末から電子クーポンを再配布する場合において、クーポン発行サーバに対して認証を要求する際に送信する認証必要情報の概要を説明する説明図。 本発明に係る販売促進方法を説明する図であり、クーポン発行サーバが行う電子クーポン発行処理機能の処理ステップを説明する処理フロー図。 本発明に係る販売促進方法を説明する図であり、クーポン発行サーバが行う認証処理機能の処理ステップを説明する処理フロー図。 本発明に係る販売促進システムで用いられる携帯端末の表示部に表示される再配布または利用を許可しない場合の認証結果の一例を説明する説明図。 本発明に係る販売促進方法を説明する図であり、第1の携帯端末または第2の携帯端末が行う認証要求処理機能の処理ステップを説明する処理フロー図。 本発明に係る販売促進システムにおける第2の携帯端末からクーポン発行サーバに対して電子クーポンの再配布時に送信される認証必要情報の概要を説明する説明図。 本発明に係る販売促進システムにおける第2の携帯端末からクーポン発行サーバに対して電子クーポンの利用時に送信される認証必要情報の概要を説明する説明図。
符号の説明
1 販売促進システム
2 クーポン発行サーバ
3 第1の携帯端末
4 第2の携帯端末
5 POS端末
11 電子クーポン発行手段
12 認証手段
31 端末ID情報

Claims (5)

  1. 公衆通信網を介して接続される端末へ発券した電子クーポンを配布するクーポン発行サーバを具備し、
    このクーポン発行サーバは、電子クーポンを識別するクーポンID情報を含み、かつ、再配布許可回数情報と再配布回数情報とから分離された電子クーポンを発券し当該電子クーポンに関する発行クーポン情報を指定した端末へ送信する電子クーポン発行手段と、
    当該電子クーポンの再配布を要求する端末のユーザ識別情報と電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報を有する認証データベースが有する当該電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報とを照合した結果に基づき当該電子クーポンの再配布を許可するか否かを判定する認証手段とを備え
    前記認証手段は、再配布許可回数情報と再配布回数情報を含む前記認証データベースを参照して前記再配布許可回数情報と再配布回数情報とを比較した結果に基づき再配布を許可するか否かを判定する手段を備えることを特徴とする販売促進システム。
  2. クーポン発行サーバが、取得したクーポン情報に基づく電子クーポンを発券した電子クーポンのクーポン情報に前記電子クーポンを識別するクーポンID情報を付与するクーポンID付与ステップと、
    クーポン発行サーバが、発券した電子クーポンについて、再配布許可回数情報と再配布回数情報とを含む認証情報を作成する発券クーポン認証情報作成ステップと、
    クーポン発行サーバが、前記クーポンID付与ステップで作成され、前記再配布許可回数情報と前記再配布回数情報とから分離された発行クーポン情報を指定した端末へ送信する電子クーポン配布ステップと、
    クーポン発行サーバが、端末から送信された認証要求に含まれる認証必要情報を抽出する認証必要情報抽出ステップと、
    クーポン発行サーバが、前記認証必要情報に含まれるユーザ識別情報と認証データベースに格納されたユーザ識別情報とを照合するユーザ識別情報照合ステップと、
    クーポン発行サーバが、前記ユーザ識別情報照合ステップで確認された結果に基づき認証した結果を認証要求元の端末に送信する認証結果送信ステップと、
    クーポン発行サーバが、前記認証必要情報に含まれる認証種類情報を確認する認証種類確認ステップと、
    この認証種類確認ステップで電子クーポンの再配布に対する認証要求であることが確認された場合、認証要求があった電子クーポンの再配布を許可するか否かを判定する再配布許否判定ステップとを備えることを特徴とする販売促進方法。
  3. クーポン発行サーバが、認証に用いる認証必要情報を抽出するとともに抽出された認証必要情報を前記クーポン発行サーバへ送信する認証必要情報送信ステップと、
    前記端末が、この認証必要送信ステップで送信した認証必要情報に基づいて前記クーポン発行サーバから発信された結果を受信し、この受信した結果を判断する認証結果判断ステップと、
    前記端末が、この認証結果判断ステップで判断された結果が許可する旨の結果である場合に、認証要求した電子クーポンの発行クーポン情報を前記端末にとっての送信相手である他の端末へ送信する発行クーポン情報送信ステップとを備えることを特徴とする請求項2記載の販売促進方法。
  4. 前記端末が、前記認証結果判断ステップで判断された結果が許可しない旨の結果である場合に、許可しない旨の結果を表示部に表示する不許可結果表示ステップを備えることを特徴とする請求項3記載の販売促進方法。
  5. 公衆通信網を介して接続される端末へ発券した電子クーポンを配布する手段として機能させる手段としてコンピュータを機能させるプログラムであり、
    電子クーポンを識別するクーポンID情報を含み、かつ、再配布許可回数情報と再配布回数情報とから分離された電子クーポンを発券し当該電子クーポンに関する発行クーポン情報を指定した端末へ送信する電子クーポン発行手段と、
    当該電子クーポンの再配布を要求する端末のユーザ識別情報と電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報を有する認証データベースが有する当該電子クーポンの再配布が許可された端末のユーザ識別情報とを照合した結果に基づき当該電子クーポンの再配布を許可するか否かを判定する認証手段とを備え、
    前記認証手段は、再配布許可回数情報と再配布回数情報を含む前記認証データベースを参照して前記再配布許可回数情報と再配布回数情報とを比較した結果に基づき再配布を許可するか否かを判定する手段を備えるクーポン発行サーバとしてコンピュータを機能させる販売促進プログラム。
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