JP2006132831A - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

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Sadahiro Takizawa
禎大 滝澤
Masaki Saito
昌己 斉藤
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Abstract

【課題】 冬と夏でヒートポンプユニットにおける冷媒回路中に流れる冷媒量が調節でき、各季節においてCOPを向上させること。
【解決手段】 貯湯運転の際に、ヒートポンプユニットAでは、制御装置S1により圧縮機1が運転し、冷媒回路Rでは、圧縮機1→水冷媒熱交換器2の冷媒流路2A→レシーバタンク3→膨張弁4→室外側空気熱交換器5→アキュムレータ6→圧縮機1の順に冷媒が流れる。このとき、水冷媒熱交換器2と膨張弁4との間にレシーバタンク3を設置して、しかも送風機7で外気を室外側空気熱交換器5に当て、この室外側空気熱交換器5を通過した風を前記レシーバタンク3に当てるように配置してあるために、前記レシーバタンク3内の高圧冷媒は外気により温度が変化し、密度が変化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、HFCやCO(二酸化炭素)等の冷媒を用い、圧縮機と水冷媒熱交換器と減圧装置と蒸発器として作用する室外熱交換器とを環状に接続した冷媒回路を備えたヒートポンプユニットにより貯湯用の温水を作るヒートポンプ式給湯装置に関する。
従来のこの種のヒートポンプ式給湯装置において、貯湯タンク下部の低温水をヒートポンプユニットに送り、熱交換して得られた高温水を貯湯タンク上部に戻して貯湯し、この貯湯タンクの高温水を給湯や風呂に使用する技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このヒートポンプ式給湯装置は、各温度条件で適切な冷媒量が異なる。空気熱交換器(蒸発器)の性能は外気温度の影響が大きいので、冬は冷媒量が比較的少ない方が高効率となり、また逆に夏は冷媒量が比較的多い方が高効率となる。エアコンディショナーは、夏と冬で冷房か暖房かに運転サイクルを変えることでモジュレータで冷媒量を調整するが、ヒートポンプ式給湯装置は季節にかかわらず同一方向の運転サイクルを行なうのでそれができない。
特開2004−218912号公報
このため、ヒートポンプ式給湯装置にあっては、春や秋に合わせて冷媒量を決めているが、冬では冷媒量は過剰気味で、夏は少な気味となるので、年間のエネルギー消費効率であるCOPが良くない。
そこで本発明は、冬と夏でヒートポンプユニットにおける冷媒回路中に流れる冷媒量が調節でき、各季節においてCOPを向上させることを目的とする。
このため第1の発明は、圧縮機と水冷媒熱交換器と減圧装置と蒸発器として作用する室外熱交換器とを環状に接続した冷媒回路を備えたヒートポンプユニットにより貯湯用の温水を作るヒートポンプ式給湯装置において、送風機で外気を前記室外空気熱交換器に当てて熱交換した後の空気を液冷媒を溜めるレシーバタンクに当てるように配置したことを特徴とする。
第2の発明は、圧縮機と水冷媒熱交換器と減圧装置と蒸発器として作用する室外熱交換器とを環状に接続した冷媒回路を備えたヒートポンプユニットにより貯湯用の温水を作るヒートポンプ式給湯装置において、前記室外熱交換器の入口側に液冷媒を溜めるレシーバタンクを設けると共に、送風機で外気を前記室外空気熱交換器に当てて熱交換した後の空気を前記レシーバタンクに当てるように配置したことを特徴とする。
本発明によれば、冬と夏でヒートポンプユニットにおける冷媒回路中に流れる冷媒量が調節でき、各季節においてCOPを向上させることができる。
本発明の実施の形態を図面を参照して、以下説明する。図1はヒートポンプ式給湯装置の全体システムを示す系統図である。図1において、Aはヒートポンプユニット、Bはタンクユニット、Cは循環ポンプにより水を貯湯タンクと加熱用熱交換器との間を循環させると共に前記貯湯タンクから出湯可能とする給湯回路、Dは浴槽の湯の追焚き回路、Rは前記ヒートポンプユニットAに内蔵された冷媒回路である。この冷媒回路Rにおいて、HFCやCO(二酸化炭素)等の冷媒を用いることができるが、本実施形態ではCOを用いる。
前記ヒートポンプユニットAに設けられた冷媒回路Rは、CO冷媒を吸入圧縮し高温高圧にする能力調整が可能な2段圧縮式の圧縮機1と、冷媒と水とを熱交換させる加熱用の水冷媒熱交換器(ガスクーラー)2、液冷媒を溜めるレシーバタンク3、電動式の膨張弁(減圧装置)4、外気と冷媒との熱交換を行う蒸発器である室外側空気熱交換器5と、アキュムレータ6とが順次環状に配管接続されている。
そして、前述の如く、水冷媒熱交換器2の出口側と膨張弁4との間にレシーバタンク3を設置し、しかも送風機7で外気を室外側空気熱交換器5に当て、この室外側空気熱交換器5を通過して熱交換した後の空気を前記レシーバタンク3に当てるように配置する。従って、前記レシーバタンク3内の高圧冷媒は外気により温度が変化し、密度が変化する。即ち、冬場は密度が高くなってレシーバタンク3内に溜まる液冷媒の量が増加し、冷媒回路R中を循環する冷媒量が減少し、逆に夏場は密度が低くなってレシーバタンク3内に溜まる液冷媒の量が減少し、冷媒回路R中を循環する冷媒量が増加し、ヒートポンプ運転の効率が良好となる。従って、冷媒量の調整を外気温度条件で自然に行なうので、複雑な機械式弁の制御や圧縮機の回転数制御を行わなくてもよい。
前記タンクユニットBは、台所で操作される台所リモコン(リモートコントローラ)10及び風呂場で操作される風呂リモコン(リモートコントローラ)11が接続されたマイクロコンピュータなどで構成された制御装置S2、お湯を貯湯する貯湯タンク12、循環ポンプにより水を貯湯タンク12と加熱用熱交換器との間を循環させると共に前記貯湯タンク12から出湯可能とする給湯回路C及び浴槽の湯の追焚き回路Dなどを備えている。
前記給湯回路Cは、前記貯湯タンク12に水道水を供給する逆止弁付き水道減圧弁13、貯湯タンク12からお湯を取出す出湯管14、この出湯管14に接続される圧力逃がし弁9、水道減圧弁13を介する水道水と貯湯タンク12上部からの温水とを混合して台所などへ給湯管34を介して給湯するための混合弁8と、水道減圧弁13の出口側から出湯管14に接続された混合弁15に至るバイパス管16、出湯管14から分岐したお湯張り管17、該お湯張り管17に接続された流量調整弁18及び開閉弁19A、19B、貯湯タンク12の下端部と前記水冷媒熱交換器2の入口側との間に接続された往き管20、この往き管20の途中にて接続されて貯湯タンク12から前記水冷媒熱交換器2に水を供給するための第1の循環ポンプ22、この第1の循環ポンプ22の上流側に接続された三方切替弁21、水冷媒熱交換器2の出口側と貯湯タンク12の上端部との間に接続された戻り管23を配管接続して構成されている。
また、追焚き回路Dは追焚き用熱交換器24、貯湯タンク12の上部から追焚き用熱交換器24に至る往き管25、追焚き用熱交換器24から貯湯タンク12の中間部に至る追焚き用温水戻り管26、この追焚き用温水戻り管26の途中に設けられた循環ポンプ27及び逆止弁28、追焚き用熱交換器24と浴槽29との間に接続された追焚き往き管30及び追焚き戻り管31、追焚き戻り管30の途中に設けられたの循環ポンプ32を配管接続して構成されている。そして、循環ポンプ32の出口側の追焚き戻り管31の途中にお湯張り管33が接続されている。
そして、ヒートポンプユニットAとタンクユニットBには、互いに通信線で接続されたマイクロコンピュータ等から成る制御装置S1、S2が設けられている。この制御装置S1、S2は風呂リモコン11、台所リモコン10からの運転信号などに基づいて、圧縮機1の運転と周波数制御、循環ポンプ22、27、32の運転制御御などを行うものであり、以下その動作を説明する。
先ず、貯湯運転について説明すると、料金の安い深夜時間帯では所定の時刻に貯湯量から沸き上げ量、そして全量沸き上げに必要な時間を算出し、沸き上げ終了時刻より前記必要な時間を考慮して逆算した時刻から貯湯運転が開始される。また、それ以外の時間帯では貯湯タンク12内の残湯量が100リットルを割ったら、即ち検出センサTS1が湯温55℃未満を検出した場合には、貯湯運転が開始される。
即ち、前記検出センサTS1からの検出出力に基づいて、貯湯タンク12に貯湯が行なわれ、制御装置S2は循環ポンプ22を運転させ、貯湯タンク12→三方切替弁21→循環ポンプ22→水冷媒熱交換器2の水流路2B→貯湯タンク12の順に給湯用の温水が流れ、この貯湯タンク12に貯湯される。
ヒートポンプユニットAでは、制御装置S1により圧縮機1が運転し、冷媒回路Rでは、圧縮機1→水冷媒熱交換器2の冷媒流路2A→レシーバタンク3→膨張弁4→室外側空気熱交換器5→アキュムレータ6→圧縮機1の順に冷媒が流れる。
なお、水冷媒熱交換器2と膨張弁4との間にレシーバタンク3を設置して、しかも送風機7で外気を室外側空気熱交換器5に当て、この室外側空気熱交換器5を通過して熱交換した後の空気を前記レシーバタンク3に当てるように配置してあるために、前記レシーバタンク3内の高圧冷媒は外気により温度が変化し、密度が変化する。従って、前述したように、冬場は密度が高くなってレシーバタンク3内に溜まる液冷媒の量が増加し、冷媒回路R中を循環する冷媒量が減少し、逆に夏場は密度が低くなってレシーバタンク3内に溜まる液冷媒の量が減少し、冷媒回路R中を循環する冷媒量が増加し、ヒートポンプ運転の効率が良好となる。
そして、貯湯タンク12に貯湯された高温水と水道減圧弁13を介する水道水とが混合弁8にて混合されて適度な温度に調整され、給湯管34を介して台所などへの給湯に利用される。
また、貯湯タンク12から出湯管14を介する高温水と貯湯タンク12下部からの低温水とが混合弁15にて混合され、開閉弁19A及び19Bが開くことにより、停止している循環ポンプ32を介して又は循環ポンプ32を介さずに追焚き用熱交換器24を介して浴槽29のお湯張り動作がなされることとなる。
ここで、風呂リモコン11の追焚きスイッチ(図示せず)を操作することによる浴槽30の追焚き動作について説明する。先ず、使用者が入浴中に浴槽29の湯の温度が低下し、風呂リモコン11の追焚きスイッチを操作すると、風呂リモコン11は追焚き運転信号を制御装置S2に出力する。追焚き運転信号を受信すると、制御装置S2は循環ポンプ27及び32の運転を開始させる。
従って、貯湯タンク12内の高温水は、貯湯タンク12→往き管25→追焚き用熱交換器24→循環ポンプ27→逆止弁28→貯湯タンク12という経路で流れる。また、循環ポンプ32の運転により、浴槽29の湯は循環ポンプ30を介して追焚き用熱交換器24に流れ、高温水と熱交換して温度上昇し、浴槽29へ戻って追焚きが行われる。
なお、本実施形態では、冷媒回路を備えたヒートポンプユニットにより貯湯用の温水を作るヒートポンプ式給湯装置について説明したが、この給湯用ばかりか暖房用にも使用するヒートポンプ式給湯暖房装置についても適用できる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
ヒートポンプ式給湯装置の全体系統図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 水冷媒熱交換器
3 レシーバタンク
4 室外側空気熱交換器
7 送風機
A ヒートポンプユニット
B タンクユニット
S1 制御装置
S2 制御装置
R 冷媒回路

Claims (2)

  1. 圧縮機と水冷媒熱交換器と減圧装置と蒸発器として作用する室外熱交換器とを環状に接続した冷媒回路を備えたヒートポンプユニットにより貯湯用の温水を作るヒートポンプ式給湯装置において、送風機で外気を前記室外空気熱交換器に当てて熱交換した後の空気を液冷媒を溜めるレシーバタンクに当てるように配置したことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. 圧縮機と水冷媒熱交換器と減圧装置と蒸発器として作用する室外熱交換器とを環状に接続した冷媒回路を備えたヒートポンプユニットにより貯湯用の温水を作るヒートポンプ式給湯装置において、前記室外熱交換器の入口側に液冷媒を溜めるレシーバタンクを設けると共に、送風機で外気を前記室外空気熱交換器に当てて熱交換した後の空気を前記レシーバタンクに当てるように配置したことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082653A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 給湯、冷温水空気調和装置

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