JP2006130072A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン Download PDF

Info

Publication number
JP2006130072A
JP2006130072A JP2004322605A JP2004322605A JP2006130072A JP 2006130072 A JP2006130072 A JP 2006130072A JP 2004322605 A JP2004322605 A JP 2004322605A JP 2004322605 A JP2004322605 A JP 2004322605A JP 2006130072 A JP2006130072 A JP 2006130072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
combination
specific
bonus game
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004322605A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomochika Suzuki
智周 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2004322605A priority Critical patent/JP2006130072A/ja
Publication of JP2006130072A publication Critical patent/JP2006130072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】遊技者にとって不利な遊技状態の滞在期間が変化するようにする。
【解決手段】第1特定遊技制御手段68aは、第1特定役に当選し、第1特定役が入賞したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が規定数Xに到達するまで継続される第1特定遊技を実行する。第1特定遊技中には、特定小役と、ボーナスゲームを実行するためのボーナスゲーム移行役とを含めて役の抽選を行い、第1特定遊技制御手段68aは、第1特定遊技中にボーナスゲーム移行役に当選したときは、ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなくボーナスゲームを実行する。ボーナスゲームは、特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役の当選及びその図柄の組合せが有効ラインに停止することにより出玉率が1を上回るように設定された遊技である。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者にとって不利な遊技状態のときに、その遊技状態を短縮できるようにしたスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンでは、通常遊技中は、メダルが徐々に減少するが、この通常遊技中に特別役に当選、入賞したときは、メダルが増加する(遊技者にとって有利となる)特別遊技に移行させるように制御している(例えば、特許文献1参照)。このように、一般的なスロットマシンでは、メダルが増加する有利な遊技状態と、メダルが減少する不利な遊技状態とを持ち合わせている。
特開2003−236055号公報
しかし、前述の従来の技術において、遊技者にとって有利な遊技状態や不利な遊技状態を単に設けただけでは、その有利な遊技状態、及び不利な遊技状態での遊技者間のメダル所有数にあまり差が付かなく、画一的になってしまうという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、遊技者にとって不利な遊技状態の滞在期間が変化するようにすることで、遊技者間で不利な状態に差が付くようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
(請求項1)
請求項1の発明は、複数種類の役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段で第1特定役に当選し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が規定数Xに到達するまで継続される第1特定遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段とを備え、前記役抽選手段は、前記第1特定遊技中には、特定小役と、ボーナスゲームを実行するためのボーナスゲーム移行役とを含めて役の抽選を行い、前記第1特定遊技制御手段は、前記第1特定遊技中に、前記役抽選手段で前記ボーナスゲーム移行役に当選したときは、前記ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなく前記ボーナスゲームを実行し、前記ボーナスゲームは、前記特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役の当選及びその図柄の組合せが有効ラインに停止することにより出玉率が1を上回るように設定された遊技であることを特徴とする。
請求項1の発明においては、第1特定役に当選し、第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、第1特定遊技が実行される。この第1特定遊技は、出玉率が1を下回るように設定されているので、遊技者にとって不利な遊技状態となる。そして、この第1特定遊技は、遊技媒体の払出し数が規定数Xに到達するまで継続される。
一方、第1特定遊技中にはボーナスゲーム移行役が抽選され、このボーナスゲーム移行役に当選すると、ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなくボーナスゲームが実行される。ボーナスゲームは、出玉率が1を上回るように設定された遊技であり、第1特定遊技中に抽選される特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役が当選し、入賞するように設定された遊技である。
したがって、第1特定遊技中に、特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ボーナスゲーム移行役に当選してボーナスゲームが実行されているかもしれないという期待感を遊技者に与えることができる。また、実際にボーナスゲームが実行されているときは、ボーナスゲームによって遊技媒体の払出し数が増加するので、それだけ、第1特定遊技、すなわち不利な状態を短縮できる機会を遊技者に与えることができる。
なお、以下の実施形態では、第1特定役は1BBであり、第1特定遊技は1BB遊技である。また、特定小役は、小役1である。さらにまた、規定数Xは、360枚(メダル払出し数)である。
(請求項2)
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められており、前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数Pが異なるように設定されていることを特徴とする。
請求項2の発明においては、役の入賞可能回数である規定回数Pが異なる複数種類のボーナスゲーム移行役が設けられる。したがって、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、ボーナスゲーム中に払い出される遊技媒体数が異なるので、当選したボーナスゲーム移行役によって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるかが異なるように設定することができる。
なお、以下の実施形態では、規定回数Pは、2回又は8回に設定されている。
(請求項3)
請求項3の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されていることを特徴とする。
請求項3の発明においては、ボーナスゲームの終了後には、当選したボーナスゲーム移行役に応じて、RT遊技が実行される。そして、ボーナスゲーム移行役の種類によって、、RT遊技の遊技回数Qが異なる。したがって、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技中に、遊技媒体をあまり減らさずに遊技を行うことができる遊技回数が異なるので、当選したボーナスゲーム移行役によって、第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
なお、以下の実施形態では、RT遊技の遊技回数Qは、0遊技、100遊技、又は500遊技に設定されている。
(請求項4)
請求項4の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められているとともに、前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数P及び前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されていることを特徴とする。
請求項4の発明においては、複数種類のボーナスゲーム移行役は、役の入賞可能回数である規定回数P、及びボーナスゲームの終了後に実行されるRT遊技の遊技回数Qが異なる。
したがって、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、ボーナスゲーム中に払い出される遊技媒体数や、第1特定遊技中に、遊技媒体をあまり減らさずに遊技を行うことができる遊技回数が異なるので、当選したボーナスゲーム移行役によって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるか、及び第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
(請求項5)
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時に、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止させるリール停止制御手段と、前記役抽選手段で第2特定役に当選し、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記リール停止制御手段により前記役抽選手段で抽選されない小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能に前記リールを停止制御する遊技であって、払い出された遊技媒体数が規定数Yに到達するまで継続される第2特定遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段とを備え、前記役抽選手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役のいずれにも当選していないときは、前記第1特定役及び前記第2特定役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1特定役又は前記第2特定役に当選したときは、それぞれ前記第1特定遊技又は前記第2特定遊技を終了するまで前記第1特定役及び前記第2特定役を除いて役の抽選を行うことを特徴とする。
請求項5の発明においては、第2特定役の抽選が行われ、第2特定役に当選し、第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、遊技者の技量に応じて小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能な第2特定遊技が実行される。したがって、第2特定遊技では、遊技者の技量に応じて遊技媒体数を増加させることができる。
これにより、第1特定役及び第2特定役に当選していないときに、先に第1特定役に当選するか第2特定役に当選するかで、その後の出玉率を変化させることができる。
なお、以下の実施形態では、第2特定役は2BBであり、第2特定遊技は2BB遊技である。また、規定数Yは、253枚(メダル払出し数)である。
(請求項1)
請求項1の発明によれば、第1特定遊技中に、特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ボーナスゲーム移行役に当選してボーナスゲームが実行されているかもしれないという期待感を遊技者に与えることができる。また、実際にボーナスゲームが実行されているときは、ボーナスゲームによって遊技媒体の払出し数が増加するので、それだけ、第1特定遊技、すなわち不利な状態を短縮できる機会を遊技者に与えることができる。
(請求項2)
請求項2の発明によれば、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるかが異なるように設定することができる。
(請求項3)
請求項3の発明によれば、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
(請求項4)
請求項4の発明によれば、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるか、及び第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
(請求項5)
請求項5の発明によれば、遊技者の技量に応じて遊技媒体数を増加させることができる第2特定遊技を設け、第1特定役及び第2特定役に当選していないときに、先に第1特定役に当選するか第2特定役に当選するかで、その後の出玉率を変化させることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
(ベットスイッチ、スタートスイッチ、ストップスイッチ)
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを有効化するために実際にメダルを投入する部分である。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
(モータ、リール)
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
そして、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
また、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール停止制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。
ここで本実施形態では、リール31は、上記のように3つ(左、中、右)が設けられており、これに対応して、ストップスイッチ42は、左、中、右の3つが設けられている。すなわち、左ストップスイッチ42に対応するリール31は左リール31であり、中ストップスイッチ42に対応するリール31は中リール31であり、右ストップスイッチ42に対応するリール31は右リール31である。
(ランプ、スピーカ、画像表示装置)
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の演出出力機器が電気的に接続されている。なお、演出出力機器は、これらに限定されるものではない。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口からメダルを投入して有効ラインを設定するとともに、スタートスイッチ41をオンする。スタートスイッチ41がオンされることで有効ライン数が確定するとともに、全リール31が始動(回転が開始)される。
そして、遊技者は各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。全てのリール31の停止時に、有効ライン上のリール31の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
(図柄組合せライン、有効ライン)
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、本実施形態では、全ての遊技中において、メダルの投入枚数が3枚に設定されるとともに、5本の図柄組合せラインの全てが有効ラインに設定される。よって、メダルが1枚又は2枚の投入で遊技される場合はなく、本実施形態では無効ラインは存在しない。
(役)
図2は、本実施形態における役の種類とその図柄の組合せ、及び当選確率を示す図である。本実施形態における役の種類としては、特定役、小役、リプレイ、及びSRBが設けられている。
特定役とは、特定遊技を実行させるための役であり、本実施形態では、1BB(第1特定役)、及び2BB(第2特定役)の2種類が設けられている。1BBは、特定遊技の1つである1BB遊技(第1特定遊技)に移行させる役であり、2BBは、特定遊技の他の1つである2BB遊技(第2特定遊技)に移行させる役である。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1〜小役3の3種類が設けられている。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベット枚数)を維持した再遊技を行うことができるようにした役である。
さらに、SRBとは、ボーナスゲーム移行役であって、1BB遊技の一般遊技中に抽選される役であり、1BB遊技中において、一般遊技からボーナスゲームに移行させるための役である。また、図2に示すように、SRBの種類として、SRB1〜SRB5の5種類が設けられている。そして、種類に応じて、ボーナスゲーム中の役の入賞の規定回数(上限回数)Pや、ボーナスゲーム終了後の遊技内容が異なるように設定されている。図2に示すように、SRB1〜SRB3は、ボーナスゲーム中の役の入賞の規定回数Pが8回に設定されている。これに対し、SRB4及びSRB5は、ボーナスゲーム中の役の入賞の規定回数Pが2回に設定されている。
さらにまた、SRBに当選してボーナスゲームに移行すると、そのボーナスゲームの終了後には、RT遊技が実行される場合がある。RT遊技の遊技回数Qは、SRBに応じて異なっている。図2に示すように、SRB3は、RT遊技の遊技回数Qが0回であるが、SRB1及びSRB4は、RT遊技の遊技回数Qが500回に設定されている。さらに、SRB2及びSRB5は、RT遊技の遊技回数Qがが100回に設定されている。
ここで、RT遊技とは、リプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率より高く設定された遊技である。これにより、RT遊技中は、頻繁にリプレイが当選、入賞する。したがって、RT遊技では、メダルの投入なく次遊技を開始することができる機会が多くなり、メダル枚数を減らさないで遊技を継続することができるようになる。図2に示すように、1BB遊技の一般遊技中は、リプレイの当選確率は、通常遊技と同じ1/7.3であるが、RT遊技に移行すると、図2中、かっこ書きで示すように、リプレイの当選確率が1/1.2となり、他の役(例えば小役1の1/15)及び非当選確率(1/11.92)よりも高くなる。
また、役は、遊技状態(通常遊技中(内部中/非内部中)、及び特定遊技中)ごとに、それぞれ定められている。
ここで、通常遊技には、非内部中及び内部中と称する概念が設けられている。非内部中とは、特定役に当選していない遊技状態をいう。これに対し、内部中とは、当該遊技又はそれ以前の遊技において特定役に当選しているが、当選した特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技状態をいう。
本実施形態では、通常遊技中(非内部中)の役として、特定役(1BB及び2BB)、3種類の小役(小役1、小役2及び小役3)、及びリプレイが設けられている。
一方、通常遊技中(内部中)の役は、上記の非内部中の通常遊技中の役から、特定役を除いた役である。すなわち、通常遊技において、非内部中は特定役の抽選が行われるが、特定役に当選して内部中になったときは、特定役の抽選は行われない。
さらにまた、1BB遊技には、一般遊技とボーナスゲームとが設けられており、図2に示すように、1BB遊技の一般遊技中の役として、3種類の小役(小役1、小役2及び小役3)、リプレイ及びSRBが設けられている。
さらに、1BB遊技のボーナスゲームは、小役1〜小役3及び所定役が抽選される遊技であり、主として所定役が当選、入賞する遊技である。
なお、所定役と小役1とは、図柄の組合せ及び払出し数が同一であり、同一役とみなすことができる。このように考えると、1BB遊技の一般遊技中は、小役1の当選確率は1/15であるが、1BB遊技のボーナスゲームでは、小役1(所定役を含む)の当選確率は、1/15+1/1.1となる。すなわち、1BB遊技のボーナスゲームでは、小役1の当選確率がアップするといえる。
また、2BB遊技では、リプレイの抽選が行われるが、小役1〜小役3は抽選されない。ただし、2BB遊技中は、小役1〜小役3を、遊技者の技量によって有効ラインに停止させることが可能に制御される。この点についての詳細は、後述する。
さらにまた、図2に示すように、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められており、全てのリール31の停止時に、予め定められたいずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、図2では図示していないが、予め定められた枚数のメダルが払い出される。
ただし、SRBには、図柄の組合せが定められていない。本実施形態では、SRBに当選すると、SRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(SRBが入賞する)ことを要さず、すなわちその当選した遊技で停止した図柄の組合せにかかわらず、次遊技から、ボーナスゲームが開始される。
遊技制御手段60は、以下の役抽選手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
(役抽選手段)
役抽選手段61は、役(上述した特定役、小役、リプレイ、SRB及び所定役)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオン(操作)された時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が1BBの当選領域に属する場合は、1BBの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選手段61は、図2に示すように、例えば通常遊技中(非内部中)は、特定役(1BB及び2BB)、小役(小役1〜小役3)、リプレイ、及び非当選の中から、抽出した乱数値に基づいて、当選の有無及び当選役を判定する。
また、役抽選手段61でSRBに当選したときは、役抽選手段61は、SRB1〜SRB5の振分け抽選を行う。本実施形態では、SRB1〜SRB5がそれぞれ1/5の当選確率に設定されており、ソフトウェア乱数を用いて、いずれか1つのSRBを選択する。
なお、SRB1〜SRB5の5つにそれぞれ置数を割り当てておき、SRB1〜SRB5のいずれかを抽選により直接選択する方法であっても良い。
(役抽選テーブル)
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
なお、図示しないが、各役の当選領域及び非当選領域は、出玉率の設定値ごとに定められており、図2に示す各役の当選確率は、出玉率の設定値が定められたときの1つの例を挙げている。
(特定役当選持越し手段)
特定役当選持越し手段63は、特定役に当選したときに、特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特定役が入賞するまで)の遊技において、その特定役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
そして、持ち越される役としては、特定役(1BB及び2BB)が挙げられる。特定役は、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、その役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となるまでの遊技において、その役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
これに対し、役抽選手段61による役の抽選において、上記特定役以外の役(小役1〜小役3、リプレイ、SRB、及び所定役)に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役が当選した遊技では、その当選した役が入賞可能にリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、本実施形態では、特定役当選持越し手段63により当選が持ち越されているときは、特定役当選時の遊技、又は特定役当選後における小役、又はリプレイの非当選の遊技で、その特定役が入賞可能となる。
(リール停止制御手段)
リール停止制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
(停止位置決定テーブル)
停止位置決定テーブル65は、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、リール31の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、特定役である1BB、又は2BBの当選時にそれぞれ用いられる1BBテーブル、又は2BBテーブル、小役1〜小役3のそれぞれの当選時に用いられる小役1テーブル、小役2テーブル又は小役3テーブル、リプレイの当選時に用いられるリプレイテーブル、所定役の当選時に用いられる所定役テーブル、2BB遊技以外の非当選時に用いられる非当選テーブル、及び2BB遊技中に用いられるCBテーブルを備える。
1BBテーブルは、当該遊技で1BBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技で1BBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
ここで、停止位置決定テーブル65における「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間から実際にリール31が停止するまでのリール31の移動量(回転量)を意味し、特に本実施形態では、CBテーブル以外は、(1)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでのリール31の移動制御量がその図柄を含めて5図柄以内、又は(2)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでの停止制御時間が190ms以内である。
また、CBテーブルでは、(1)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)の図柄から1図柄分、移動制御した図柄、又は(2)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでの停止制御時間が75ms以内である。
なお、本実施形態のCBテーブルは、3つのリール31全てについて上記停止制御を行うが、少なくとも1つのリール31について上記停止制御を行うものであれば良く、残りのリール31については、CBテーブル以外の停止制御(リール31の停止時の移動制御量がその図柄を含めて5図柄以内、又は停止制御時間が190ms以内)であっても良い。
さらにまた、2BBテーブルは、当該遊技で2BBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技で2BBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において2BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、2BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらに、小役1テーブル、小役2テーブル又は小役3テーブルは、それぞれ、当該遊技で小役1、小役2又は小役3に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてそれぞれ小役1、小役2又は小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、それぞれ小役1、小役2又は小役3以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、リプレイテーブルは、当該遊技でリプレイに当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、リプレイ以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらにまた、所定役テーブルは、1BB遊技のボーナスゲームにおいて所定役の当選時に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において所定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、所定役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらに、非当選テーブルは、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、CBテーブルは、2BB遊技中のリプレイに当選していない遊技で用いられ、小役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止しないようにリール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。したがって、小役1〜小役3については、2BB遊技中のリール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄の次の図柄(75ms以内))において、小役1〜小役3に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能にリール31の停止時の図柄の組合せが定められている。
なお、上述したように、少なくとも1つのリール31について、上記停止制御とすれば良く、残りのリール31については、CBテーブル以外の停止制御(5図柄以内(190ms以内)の停止制御)であっても良い。
ここで、2BB遊技中は、小役の抽選が行われず、小役を入賞させることが可能に制御される。そして、本実施形態では、図2に示すように、小役3は、左リール31の「チェリー」の図柄が有効ラインに停止すれば、中リール31及び右リール31の停止図柄とは無関係に入賞となる役である。したがって、左リール31の「チェリー」の図柄が有効ラインに停止するようにストップスイッチ42を操作すれば、中リール31及び右リール31の停止図柄にかかわらず、小役3を入賞させることができる。
なお、本実施形態では、SRBの当選時には、SRBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる制御を行わないため、SRBテーブルは設けられていない。SRBの当選時には、上記の非当選テーブルが用いられる。
以上のように、リール停止制御手段64は、いずれかの停止位置決定テーブル65を用いて、いずれかの役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、リール31の停止制御の範囲内において、その役に対応する図柄の組合せを構成する図柄を有効ラインに停止させるように制御する。
(停止図柄判別手段)
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
なお、停止図柄判別手段66は、リール31が実際に停止してから図柄の組合せを判別するのではなく、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置から、停止位置決定テーブル65によってリール31の停止位置が定められた時点で、有効ライン上の図柄の組合せを判別することも可能である。
(払出し手段)
払出し手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
(特定遊技制御手段)
特定遊技制御手段68は、通常遊技(内部中の遊技)から特定遊技(1BB遊技又は2BB遊技)への移行、特定遊技中の遊技の進行、及び特定遊技の終了等を制御するものである。
先ず、特定遊技制御手段68は、特定役(1BB又は2BB)に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したこと、すなわち特定役が入賞したことを条件として、通常遊技から特定遊技に移行するように制御する。例えば、1BBの入賞時は通常遊技から1BB遊技に移行し、2BBの入賞時は通常遊技から2BB遊技に移行するように制御する。
また、1BB遊技又は2BB遊技に移行したときには、役抽選テーブル62が、それぞれ1BB遊技又は2BB遊技特有の役抽選テーブル62に切り替えられる。
さらにまた、本実施形態では、1BB遊技又は2BB遊技に移行したときは、これらの1BB遊技又は2BB遊技の進行をそれぞれ制御する第1特定遊技制御手段68a及び第2特定遊技制御手段68bを備える。
第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技において、最初に一般遊技を開始させる。この一般遊技において役抽選手段61で抽選される役は、図2で示したように、小役1〜小役3、リプレイ、及びSRBである。
そして、第1特定遊技制御手段68aは、一般遊技中に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、その役に応じたメダルの払出しを行うとともに、SRBに当選したときは、次遊技から、ボーナスゲームを開始させる。
ボーナスゲームでは、役抽選手段61により抽選される役は、図2に示したように、小役1〜小役3及び所定役である。ボーナスゲームでは、所定役は、1/1.1の高確率で当選するように役抽選テーブル62によって定められている。
そして、本実施形態のボーナスゲームは、SRBの種類に応じて、役の入賞回数が規定回数P(本実施形態では2回又は8回)に到達するまで、又は遊技回数が規定回数(本実施形態では12回)に到達するまで継続される。
第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームでの役の入賞回数又は遊技回数がそれぞれ規定回数に到達したときに、そのボーナスゲームを終了させて、BB遊技の終了条件を満たしていないことを条件として、再度、一般遊技に戻るように制御する。
ここで、SRB3に当選してボーナスゲームに移行したときは、そのボーナスゲームの終了後は、1BB遊技中のRT遊技なしの一般遊技に移行するが、それ以外のSRBに当選したときは、そのボーナスゲームの終了後は、1BB遊技中のRT遊技である一般遊技に移行する。そこで、第1特定遊技制御手段68aは、当選したSRBに応じて、ボーナスゲームの終了後は、RT遊技を実行するように制御する。また、RT遊技の遊技回数Qをカウントし、RT遊技が当選したSRBに対応するRT遊技の遊技回数Qに到達したときは、RT遊技を終了するように制御する。
また、1BB遊技の終了条件は、1BB遊技中のメダルの払出し数が規定数X(本実施形態では360枚)に到達するまでと定められている。したがって、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、規定数Xに到達したときは、1BB遊技を終了させるように制御する。
なお、1BB遊技中のメダルの払出し数が規定数Xに到達したときは、当該遊技で1BB遊技を終了し、次遊技以降は、通常遊技(非内部中)に移行する。したがって、1BB遊技中は、一般遊技中に限らず、ボーナスゲーム中やRT遊技中であっても、メダルの払出し数が規定数Xに到達したときは、当該遊技で1BB遊技が終了する。
ここで、RT遊技中に1BB遊技中のメダルの払出し数が規定数Xに到達して1BB遊技を終了するときは、次遊技以降の通常遊技は、RT遊技としても良いが、本実施形態では、RT遊技中に1BB遊技中のメダルの払出し数が規定数Xに到達して1BB遊技を終了するときは、RTの残り遊技回数QがあってもRT遊技を終了するように制御する。
また、第2特定遊技制御手段68bは、2BB遊技の進行を制御するものであり、2BBが入賞したときは、次遊技以降、2BB遊技を実行するように制御する。2BB遊技では、図2に示すように、役抽選手段61は、リプレイのみの役の抽選を行う。ただし、2BB遊技は、上述したように、役抽選手段61で抽選されない小役1〜小役3に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能にリール31が停止制御される(リプレイの当選時を除く)、すなわち小役1〜小役3の当選役フラグがオンになっている状態の遊技である。したがって、2BB遊技中は、遊技者の技量に応じて小役を入賞させることができる。
また、2BB遊技の終了条件は、2BB遊技中のメダルの払出し数が規定数Y(本実施形態では253枚)に到達するまでと定められている。したがって、第2特定遊技制御手段68bは、2BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、規定数Yに到達したときは、2BB遊技を終了させるように制御する。
(演出制御手段)
演出制御手段69は、選択された演出パターンに基づいて、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。この演出制御手段69は、演出パターン選択手段69a及び演出データテーブル69bを備える。
演出パターン選択手段69aは、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択するものである。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられており、それらは、演出パターンデータテーブル69bに記憶されている。そして、演出パターン選択手段69aは、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特定役当選時、小役1〜小役3の当選時(非内部中又は内部中)、リプレイ当選時(非内部中又は内部中)、及び非当選時(非内部中又は内部中)等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
以上の構成からなる本実施形態のスロットマシン10では、以下の特徴を有する。
先ず、いずれの特定役にも当選していない遊技状態(通常遊技の非内部中)では、1BBに当選するか(当選確率1/40)、又は2BBに当選するか(当選確率1/25)を待つ状態となる。ここで、2BBに当選、入賞すると、次遊技以降、2BB遊技が実行される。
この2BB遊技では、遊技者の技量に応じて小役を入賞させることができる。例えば、小役3のメダル払出し数を10枚とし、ほぼ毎遊技、小役3を入賞させるとすると、遊技者の技量に応じて、出玉率が1を上回り、遊技の進行に伴ってメダルが増加する遊技状態にすることができる。そして、この2BB遊技は、払出し数が規定数Y=253枚に到達するまで継続され、規定数Yに到達すると、2BB遊技を終了し、再度、通常遊技の非内部中の遊技状態に戻ることとなる。さらには、この通常遊技の非内部中の遊技では、再度の2BBの当選を期待して遊技を行うことができ、再度、2BBに当選、入賞すると、上述のように、253枚の払出しが行われるまで2BB遊技を再度継続することができる。
一方、通常遊技の非内部中の遊技状態において、1BBに当選すると、その後は、1BB遊技が終了するまで、1BB、及び2BBの抽選は行われない。1BBに当選すると、その1BBを入賞させて1BB遊技を経由しなければ、再度、通常遊技の非内部中の遊技状態に戻ることはできない。
そして、1BB遊技(一般遊技)に移行したときは、小役1に基づく1遊技当たりのメダル払出し数期待値は、小役1のメダル払出し数を15枚とすると、
15(枚)×1/15(当選確率)=1(枚)
となる。
よって、1遊技でのメダル投入枚数を3枚とすると、1BB遊技(一般遊技)での小役1に基づく出玉率は、
1/3≒0.33
となる。そして、他の役を含めても、1BB遊技(一般遊技)では出玉率が1を下回っており、遊技の進行に伴ってメダルが減少する遊技状態となる。
このようなメダルの減少する遊技状態から脱却するためには、1BB遊技の終了条件であるメダル払出し数が規定数X=360枚に到達する必要がある。1BB遊技に突入して、その1BB遊技中にメダル払出し数が360枚に到達すると、1BB遊技の終了条件を満たし、通常遊技の非内部中に戻ることができるからである。したがって、1BB遊技中は、遊技の進行に伴ってメダルが減少する遊技状態になるとともに、払い出されたメダル枚数が規定数Xに到達するまで継続される。
また、1BB遊技中には、SRBが抽選される(当選確率1/256)。そして、SRBに当選したときは、次遊技から、1BB遊技中にボーナスゲームが実行される。ボーナスゲームに移行すると、所定役が1/1.1の高確率で当選、入賞するとともに、役の入賞回数が2回若しくは8回又は遊技回数が12回になるまで継続される。ここで、所定役の入賞時のメダル払出し数を15枚とし、毎遊技所定役に当選すると仮定する。このとき、役の入賞の規定回数Pが2回であれば15(枚)×2(遊技回数)=30枚、8回であれば15(枚)×8(遊技回数)=120枚のメダルの払出しを受けることとなる。これにより、1BB遊技中にSRBに当選し、ボーナスゲームに移行することは、1BB遊技の遊技回数を短縮することができるので、好ましいものとなる。
なお、ボーナスゲームでの所定役の当選確率は1/1.1であり、払出し数が15枚としたとき、所定役に基づくボーナスゲームでの払出し数期待値は、
15/1.1≒13.64(枚)
となる。
よって、ボーナスゲームの1遊技でのメダル投入枚数を3枚とすると、ボーナスゲームでの所定役に基づく出玉率は、
13.64/3=4.55
となる。
すなわち、出玉率が1を上回っており、遊技の進行に伴ってメダルが増加する遊技状態となる。
以上のように、1BB遊技に移行するとメダルが減る遊技状態となり、1BB遊技中に規定数Xのメダルの払出しを受けなければ、その1BB遊技から脱却することはできない。これに対し、2BB遊技では、役の抽選とは無関係に遊技者が技量に応じて小役を入賞させ、メダルを増やすことができる。このように、1BB遊技では遊技者に不利な遊技状態とし、2BB遊技では遊技者に有利な遊技状態することができる。
また、1BB遊技中には、小役1に連続して当選、入賞する場合がある。小役1の当選確率は、1/15であるので、小役1が2連続で当選する確率は、1/225となる。
一方、1BB遊技の一般遊技中にSRBに当選してボーナスゲームに移行すれば、所定役が連続して(少なくとも2連続で)当選、入賞する確率が高くなる。
以上より、遊技者から見れば、2遊技連続で、「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、この時点では、偶然に、小役1が2遊技連続で当選したのか、又はボーナスゲームが実行されている(所定役が2遊技連続で当選した)のかは、わからない。例えば3遊技、4遊技連続で「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、小役1がそれだけ連続で当選するのは稀であるから、ほぼボーナスゲームに移行している(所定役が連続で当選した)と判断することができる。
また、SRB3以外のSRBに当選してボーナスゲームに移行したときは、その後にRT遊技が実行される。
RT遊技が実行されると、リプレイの当選確率が大幅に高くなるので、遊技者から見れば、RT遊技が実行されているか否かを判別可能となる。
このようにして、2遊技連続で、「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、次遊技以降にRT遊技が実行されることを期待することができる。
RT遊技が実行されると、メダル枚数をあまり減らすことなく遊技を継続することができる。このことは、メダル枚数をあまり減らすことなく1BB遊技の終了条件(払出し数が規定数X)に到達できることを意味する。すなわち、RT遊技が実行されるときの方が、実行されないときよりも、遊技者は、メダル枚数を減らさないで1BB遊技を終了させることができるので好ましく、特に、RT遊技の遊技回数が500遊技である場合(SRB1又はSRB4に当選した場合)には、ほとんどの場合は、1BB遊技の終了条件に到達するまでRT遊技を継続することができる。
なお、RT遊技が実行されるときは、RT遊技特有の演出を出力するようにしても良い。このようにすれば、2遊技連続で、「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、次遊技以降に、RT遊技特有の演出が開始されるか否かで、RT遊技が実行されるか否か(SRBに当選していたか否か)を遊技者に報知することができる。
次に、本実施形態における遊技の流れについて説明する。図3は、通常遊技中における処理の流れを示すフローチャートである。
図3のステップS11において、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続ける。ベットスイッチ40が操作される等、メダルの投入が検知されたときは、ステップS12に進む。ステップS12では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されたときは有効ラインを確定してステップS13に進む。ステップS13では、遊技制御手段60は、全てのリール31の回転を開始するように制御する。
次のステップS14では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。次にステップS15に進み、当選役に対応する停止位置決定テーブル65をセットする。次のステップS16では、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42がオンされたか否かを判別し続ける。そして、ストップスイッチ42がオンされたと判別したときはステップS17に進み、リール停止制御手段64は、モータ32を駆動制御して、オンされたストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御を行う。
次にステップS18に進み、遊技制御手段60は、全てのリール31が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときはステップS19に進む。一方、全てのリール31が未だ停止していないと判別したときは、ステップS16に戻る。
ステップS19では、停止図柄判別手段66は、いずれかの役が入賞したか否か(いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否か)を判別し、入賞したと判別したときはステップS20に進む。一方、入賞していないと判別したときはステップS21に進む。ステップS20では、払出し手段67は、その入賞役に応じた払出し処理を行う。例えば小役が入賞したときは、入賞した小役に対応する枚数のメダルの払出しを行い、リプレイの入賞時は、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入する処理を行う。そしてステップS21に進む。
ステップS21では、停止図柄判別手段66は、特定役(1BB又は2BB)が入賞したか否かを判別する。特定役が入賞したと判別されたときはステップS22に進み、入賞した特定役に対応する特定遊技に移行するように制御する。これに対し、特定役が入賞していないと判別されたときは本フローチャートによる処理を終了する。
図4及び図5は、1BB遊技中の処理の流れを示すフローチャートである。図5は、図4に続くフローチャートである。1BBに当選、入賞し、図3中、ステップS22に進んだときは、図4のステップS31以降の処理に進む。
先ず、ステップS31では、第1特定遊技制御手段68aは、一般遊技の開始処理を行う。次のステップS32では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルの投入が検知されたときは、ステップS33に進む。ステップS33では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS34に進む。
ステップS34では、遊技制御手段60は、全てのリール31の回転を開始するように制御する。次のステップS35では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。なお、ここで抽選される役には、第2遊技に移行するためのSRBが含まれる。
次のステップS36では、当選役に対応する停止位置決定テーブル65をセットする。次にステップS37に進み、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42がオンされたか否かを判別し続ける。そして、ストップスイッチ42がオンされたと判別したときはステップS38に進み、リール停止制御手段64は、セットされた停止位置決定テーブル65に基づいて、モータ32を駆動制御して、そのオンされたストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御を行う。次にステップS39に進み、遊技制御手段60は、全てのリール31が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときはステップS40に進む。一方、全てのリール31が未だ停止していないと判別したときは、ステップS37に戻る。
ステップS40では、停止図柄判別手段66は、いずれかの役が入賞したか否か、すなわちいずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かを判別する。停止したと判別されたときはステップS41に進み、停止していないと判別されたときはステップS44に進む。ステップS41では、払出し手段67は、入賞した役に応じたメダルの払出し処理を行う。そして、ステップS42に進む。
ステップS42では、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技中のメダルの払出し数(総数)の更新処理を行う。具体的には、ステップS41で払い出されたメダル枚数を加算する処理を行う。次にステップS43に進み、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技でのメダルの払出し数が1BB遊技の終了条件である規定数X(本実施形態では360枚)に到達したか否かを判別する。規定数Xに到達したと判別したときは、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技を終了するように制御する。一方、規定数Xに未だ到達していないと判別したときは、ステップS44に進む。
ステップS40又はステップS43からステップS44に進むと、第1特定遊技制御手段68aは、当該遊技でSRBに当選したか否かを判別する。当選していないと判別したときはステップS32に戻って一般遊技を継続するように制御する。一方、ステップS44でSRBに当選していると判別したときはステップS45に進み、第1特定遊技制御手段68aは、当選したSRBがRT遊技が有りのSRBであるか否かを判別する。RT遊技有りのSRBであると判別されたときはステップS46に進み、RTフラグをオンにする。そしてステップS51に進む。一方、ステップS45で、RT遊技有りのSRBでないと判別されたときはステップS51に進む。
ステップS51に進むと、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームの開始処理を行う。具体的には、ボーナスゲームの(残り)遊技回数Zに初期値を設定する(本実施形態では、遊技回数Zの初期値=12)とともに、役の入賞の規定回数Pに初期値を設定する(本実施形態では、SRBの種類に応じて、規定回数Pの初期値=2又は8)。
次のステップS52では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルが投入されたと判別したときはステップS53に進む。ステップS53では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS54に進む。ステップS54では、遊技制御手段60は、各リール31の回転を開始するように制御する。次のステップS55では、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームの遊技回数Zから1を減算する(Z=Z−1)。次のステップS56では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。
次のステップS57では、当選役に対応する停止位置決定テーブル65をセットする。次にステップS58に進み、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS59に進む。ステップS59では、リール停止制御手段64は、セットされた停止位置決定テーブル65に従って、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングに基づいてリール31の停止位置を決定するとともに、その決定した位置にリール31を停止制御する。そして、ステップS60に進む。
ステップS60では、遊技制御手段60は、全てのリール31が停止したか否かを判別し、全てのリール31が停止したと判別したときは、ステップS61に進む。一方、ステップS60で、全てのリール31が停止していないと判別したときは、ステップS58に戻る。
ステップS61では、停止図柄判別手段66は、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否か(いずれかの役が入賞したか否か)を判別する。そして、役が入賞したと判別されたときは、ステップS62に進む。一方、いずれの役も入賞していないと判別されたときはステップS66に進む。
ステップS62では、払出し手段67は、入賞した役に対応するメダルの払出しを行い、ステップS63に進む。ステップS63では、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技中のメダルの払出し数(総数)の更新処理を行い、ステップS64に進む。
ステップS64では、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームの役の入賞の規定回数Pから1を減算する(P=P−1)。そしてステップS65に進む。
ステップS65では、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技の終了条件であるメダルの払出し数が規定数Xに到達したか否かを判別する。規定数Xに到達したと判別したときは、第1特定遊技制御手段68aは、1BB遊技を終了するように制御する。一方、規定数Xに未だ到達していないと判別したときはステップS66に進む。
ステップS66では、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームの終了条件を満たしたか否かを判別する。本実施形態では、遊技回数Zが残り0回になったか、又はボーナスゲームにおいて役の入賞の規定回数Pが残り0回になったかのいずれか1つを満たしたときにボーナスゲームの終了条件を満たしたと判別する。
そして、終了条件を満たしたと判別されたときはステップステップS67に進む。一方、終了条件を未だ満たしていないと判別されたときはステップS52に戻り、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームを継続するように制御する。
ステップS67では、RTフラグがオンにされているか否かを判別する。上述したステップS46でRTフラグがオンにされたときは、オンにされていると判別する。RTフラグがオンであると判別されたときはステップS68に進み、次遊技以降の一般遊技においてRT遊技をセットする。そしてステップS31に進み、一般遊技を再開するように制御する。一方、ステップS67でRTフラグがオンでないと判別されたときはステップS68の処理を行うことなくステップS31に進む。
図6は、2BB遊技における処理の流れを示すフローチャートである。図3のステップS22で2BB遊技に移行すると、次遊技以降は、図6のステップS71以降の処理に進む。
先ず、ステップS71では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルの投入が検知されたときは、ステップS72に進む。ステップS72では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS73に進む。
ステップS73では、遊技制御手段60は、全てのリール31の回転を開始するように制御する。次のステップS74では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。なお、ここで抽選される役は、リプレイのみである。
次のステップS75では、ステップS74の抽選でリプレイに当選したか否かが判別される。リプレイに当選していないと判別されたときはステップS76に進み、当該遊技で用いる停止位置決定テーブル65としてCBテーブルをセットし、ステップS78に進む。これに対し、リプレイに当選していると判別されたときはステップS77に進み、当該遊技で用いる停止位置決定テーブル65としてリプレイテーブルをセットし、ステップS78に進む。
ステップS78では、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42がオンされたか否かを判別し続ける。そして、ストップスイッチ42がオンされたと判別したときはステップS79に進み、リール停止制御手段64は、セットされた停止位置決定テーブル65に基づいて、モータ32を駆動制御して、そのオンされたストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御を行う。
ここで、ステップS76を経由してステップS78に進んだときは、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄の次の図柄を停止させる制御により、小役が入賞可能に停止制御される。これに対し、ステップS77を経由してステップS78に進んだときは、5図柄以内の停止制御によってリプレイが入賞可能に停止制御される。なお、ステップS76を経由してステップS78に進んだときは、上述したように、少なくとも1つのリール31について上記停止制御を行うものであれば良く、残りのリール31については5図柄以内の停止制御であっても良い。
次にステップS80に進み、遊技制御手段60は、全てのリール31が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときはステップS81に進む。一方、全てのリール31が未だ停止していないと判別したときは、ステップS78に戻る。
ステップS81では、停止図柄判別手段66は、いずれかの役(ここでは、小役又はリプレイ)が入賞したか否か、すなわちいずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かを判別する。停止したと判別されたときはステップS82に進み、停止していないと判別されたときは本フローチャートによる処理を終了し、2BB遊技を継続する。ステップS82では、払出し手段67は、入賞した役に応じたメダルの払出し処理を行う。そして、ステップS83に進む。
ステップS83では、第2特定遊技制御手段68bは、2BB遊技中のメダルの払出し数(総数)の更新処理を行う。具体的には、ステップS82で払い出されたメダル枚数を加算する処理を行う。次にステップS84に進み、第2特定遊技制御手段68bは、2BB遊技でのメダルの払出し数が2BB遊技の終了条件である規定数Y(本実施形態では253枚)に到達したか否かを判別する。規定数Yに到達したと判別したときは、第2特定遊技制御手段68bは、2BB遊技を終了するように制御する。一方、規定数Yに未だ到達していないと判別したときは、本フローチャートによる処理を終了し、2BB遊技を継続する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)本実施形態では、ボーナスゲームの終了条件を、役の入賞の規定回数Pが2回若しくは8回に到達したこと、又は遊技回数Zが12回に到達したこととした。しかし、ボーナスゲームの終了条件は、どのような条件を設けても良い。また、本実施形態では、SRBは、5種類設けたが、何種類設けても良い。さらにまた、ボーナスゲームの終了後のRT遊技の遊技回数Qについても、何回に設定しても良い。
(3)1BB遊技の終了条件であるメダルの払出し数の規定数Xや、2BB遊技の終了条件であるメダルの払出し数の規定数Yは、それぞれ360枚、253枚に限らず、いかなる値に設定しても良い。
(4)本実施形態では、2BB遊技を設けたが、遊技者にとって有利となる遊技は、2BB遊技に限られるものではない。例えば1BB遊技中に実行されるボーナスゲームと同様のRB遊技であっても良い。あるいは、SB(シングルボーナス)が頻繁に当選する遊技状態を設けても良い。
本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態における役の種類とその図柄の組合せ、及び当選確率を示す図である。 通常遊技中における遊技の流れを示すフローチャートである。 1BB遊技中の処理の流れを示すフローチャートである。 1BB遊技中の処理の流れを示すフローチャートであり、図4に続くフローチャートである。 2BB遊技中の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特定役当選持越し手段
64 リール停止制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段
68 特定遊技制御手段
68a 第1特定遊技制御手段
68b 第2特定遊技制御手段
69 演出制御手段
69a 演出パターン選択手段
69b 演出データテーブル

Claims (5)

  1. 複数種類の役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記役抽選手段で第1特定役に当選し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が規定数Xに到達するまで継続される第1特定遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段とを備え、
    前記役抽選手段は、前記第1特定遊技中には、特定小役と、ボーナスゲームを実行するためのボーナスゲーム移行役とを含めて役の抽選を行い、
    前記第1特定遊技制御手段は、前記第1特定遊技中に、前記役抽選手段で前記ボーナスゲーム移行役に当選したときは、前記ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなく前記ボーナスゲームを実行し、
    前記ボーナスゲームは、前記特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役の当選及びその図柄の組合せが有効ラインに停止することにより出玉率が1を上回るように設定された遊技である
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、
    前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められており、
    前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数Pが異なるように設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、
    前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、
    前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、
    前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められているとともに、前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、
    前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数P及び前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時に、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止させるリール停止制御手段と、
    前記役抽選手段で第2特定役に当選し、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記リール停止制御手段により前記役抽選手段で抽選されない小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能に前記リールを停止制御する遊技であって、払い出された遊技媒体数が規定数Yに到達するまで継続される第2特定遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段とを備え、
    前記役抽選手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役のいずれにも当選していないときは、前記第1特定役及び前記第2特定役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1特定役又は前記第2特定役に当選したときは、それぞれ前記第1特定遊技又は前記第2特定遊技を終了するまで前記第1特定役及び前記第2特定役を除いて役の抽選を行う
    ことを特徴とするスロットマシン。
JP2004322605A 2004-11-05 2004-11-05 スロットマシン Pending JP2006130072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004322605A JP2006130072A (ja) 2004-11-05 2004-11-05 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004322605A JP2006130072A (ja) 2004-11-05 2004-11-05 スロットマシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006130072A true JP2006130072A (ja) 2006-05-25

Family

ID=36724109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004322605A Pending JP2006130072A (ja) 2004-11-05 2004-11-05 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006130072A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319318A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Aruze Corp 遊技機
JP2008237417A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2008237418A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2008272378A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Samii Kk スロットマシン
JP2008272376A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Samii Kk スロットマシン
JP2008272377A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Samii Kk スロットマシン
JP2009011600A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009106521A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Aruze Corp 遊技機
JP2009106520A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Aruze Corp 遊技機
JP2009119041A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Oizumi Corp 遊技機
JP2009172305A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Daxel Kk スロットマシン
JP2012183447A (ja) * 2012-07-06 2012-09-27 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2014166483A (ja) * 2014-04-01 2014-09-11 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2014166482A (ja) * 2014-04-01 2014-09-11 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2016022221A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2016104310A (ja) * 2016-03-02 2016-06-09 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3054270U (ja) * 1998-05-22 1998-11-24 籍雄 李 遊技装置
JP2000334080A (ja) * 1999-05-28 2000-12-05 Takasago Electric Ind Co Ltd スロットマシンの報知制御方法およびその方法が実施されたスロットマシン
JP2001070515A (ja) * 2000-08-23 2001-03-21 Aruze Corp 遊技機
JP2001340535A (ja) * 2000-06-06 2001-12-11 Aruze Corp 遊技機
JP2002035221A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Olympia:Kk 遊技機
JP2003000805A (ja) * 2002-05-17 2003-01-07 Takasago Electric Ind Co Ltd スロットマシン
JP2003117066A (ja) * 2001-10-16 2003-04-22 Takasago Electric Ind Co Ltd 遊技用記憶媒体、遊技装置および遊技システム
JP2004290402A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Sankyo Kk スロットマシン

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3054270U (ja) * 1998-05-22 1998-11-24 籍雄 李 遊技装置
JP2000334080A (ja) * 1999-05-28 2000-12-05 Takasago Electric Ind Co Ltd スロットマシンの報知制御方法およびその方法が実施されたスロットマシン
JP2001340535A (ja) * 2000-06-06 2001-12-11 Aruze Corp 遊技機
JP2002035221A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Olympia:Kk 遊技機
JP2001070515A (ja) * 2000-08-23 2001-03-21 Aruze Corp 遊技機
JP2003117066A (ja) * 2001-10-16 2003-04-22 Takasago Electric Ind Co Ltd 遊技用記憶媒体、遊技装置および遊技システム
JP2003000805A (ja) * 2002-05-17 2003-01-07 Takasago Electric Ind Co Ltd スロットマシン
JP2004290402A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Sankyo Kk スロットマシン

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"ジャパン2", パチスロ必勝ガイド 1999年3月号, vol. 第10巻第3号(通巻第128号), JPN6009050643, 1 March 1999 (1999-03-01), JP, pages 123 - 125, ISSN: 0001736201 *

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319318A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Aruze Corp 遊技機
JP2008237417A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2008237418A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2008272378A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Samii Kk スロットマシン
JP2008272376A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Samii Kk スロットマシン
JP2008272377A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Samii Kk スロットマシン
JP2009011600A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009106521A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Aruze Corp 遊技機
JP2009106520A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Aruze Corp 遊技機
JP2009119041A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Oizumi Corp 遊技機
JP2009172305A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Daxel Kk スロットマシン
JP2012183447A (ja) * 2012-07-06 2012-09-27 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2014166483A (ja) * 2014-04-01 2014-09-11 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2014166482A (ja) * 2014-04-01 2014-09-11 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2016022221A (ja) * 2014-07-22 2016-02-08 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2016104310A (ja) * 2016-03-02 2016-06-09 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4412978B2 (ja) スロットマシン
JP4853856B2 (ja) スロットマシン
JP4398442B2 (ja) スロットマシン
JP5046358B2 (ja) スロットマシン
JP2005278825A (ja) スロットマシン
JP2008022875A (ja) スロットマシン
JP2007215605A (ja) スロットマシン
JP2007190286A (ja) スロットマシン
JP4963183B2 (ja) スロットマシン
JP2005224450A (ja) スロットマシン
JP2006130072A (ja) スロットマシン
JP2006141654A (ja) スロットマシン
JP4836222B2 (ja) スロットマシン
JP2006116013A (ja) スロットマシン
JP4618784B2 (ja) スロットマシン
JP4636492B2 (ja) スロットマシン
JP2005253793A (ja) スロットマシン
JP4780630B2 (ja) スロットマシン
JP2006075410A (ja) スロットマシン
JP4721175B2 (ja) スロットマシン
JP4845079B2 (ja) スロットマシン
JP2006006423A (ja) スロットマシン
JP4636493B2 (ja) スロットマシン
JP2005204772A (ja) スロットマシン
JP2006055387A (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110208