JP2006130072A - スロットマシン - Google Patents
スロットマシン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006130072A JP2006130072A JP2004322605A JP2004322605A JP2006130072A JP 2006130072 A JP2006130072 A JP 2006130072A JP 2004322605 A JP2004322605 A JP 2004322605A JP 2004322605 A JP2004322605 A JP 2004322605A JP 2006130072 A JP2006130072 A JP 2006130072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- combination
- specific
- bonus game
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】第1特定遊技制御手段68aは、第1特定役に当選し、第1特定役が入賞したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が規定数Xに到達するまで継続される第1特定遊技を実行する。第1特定遊技中には、特定小役と、ボーナスゲームを実行するためのボーナスゲーム移行役とを含めて役の抽選を行い、第1特定遊技制御手段68aは、第1特定遊技中にボーナスゲーム移行役に当選したときは、ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなくボーナスゲームを実行する。ボーナスゲームは、特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役の当選及びその図柄の組合せが有効ラインに停止することにより出玉率が1を上回るように設定された遊技である。
【選択図】図1
Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、遊技者にとって不利な遊技状態の滞在期間が変化するようにすることで、遊技者間で不利な状態に差が付くようにすることである。
(請求項1)
請求項1の発明は、複数種類の役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段で第1特定役に当選し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が規定数Xに到達するまで継続される第1特定遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段とを備え、前記役抽選手段は、前記第1特定遊技中には、特定小役と、ボーナスゲームを実行するためのボーナスゲーム移行役とを含めて役の抽選を行い、前記第1特定遊技制御手段は、前記第1特定遊技中に、前記役抽選手段で前記ボーナスゲーム移行役に当選したときは、前記ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなく前記ボーナスゲームを実行し、前記ボーナスゲームは、前記特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役の当選及びその図柄の組合せが有効ラインに停止することにより出玉率が1を上回るように設定された遊技であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められており、前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数Pが異なるように設定されていることを特徴とする。
なお、以下の実施形態では、規定回数Pは、2回又は8回に設定されている。
請求項3の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されていることを特徴とする。
なお、以下の実施形態では、RT遊技の遊技回数Qは、0遊技、100遊技、又は500遊技に設定されている。
請求項4の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められているとともに、前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数P及び前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されていることを特徴とする。
したがって、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、ボーナスゲーム中に払い出される遊技媒体数や、第1特定遊技中に、遊技媒体をあまり減らさずに遊技を行うことができる遊技回数が異なるので、当選したボーナスゲーム移行役によって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるか、及び第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時に、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止させるリール停止制御手段と、前記役抽選手段で第2特定役に当選し、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記リール停止制御手段により前記役抽選手段で抽選されない小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能に前記リールを停止制御する遊技であって、払い出された遊技媒体数が規定数Yに到達するまで継続される第2特定遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段とを備え、前記役抽選手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役のいずれにも当選していないときは、前記第1特定役及び前記第2特定役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1特定役又は前記第2特定役に当選したときは、それぞれ前記第1特定遊技又は前記第2特定遊技を終了するまで前記第1特定役及び前記第2特定役を除いて役の抽選を行うことを特徴とする。
これにより、第1特定役及び第2特定役に当選していないときに、先に第1特定役に当選するか第2特定役に当選するかで、その後の出玉率を変化させることができる。
なお、以下の実施形態では、第2特定役は2BBであり、第2特定遊技は2BB遊技である。また、規定数Yは、253枚(メダル払出し数)である。
請求項1の発明によれば、第1特定遊技中に、特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、ボーナスゲーム移行役に当選してボーナスゲームが実行されているかもしれないという期待感を遊技者に与えることができる。また、実際にボーナスゲームが実行されているときは、ボーナスゲームによって遊技媒体の払出し数が増加するので、それだけ、第1特定遊技、すなわち不利な状態を短縮できる機会を遊技者に与えることができる。
請求項2の発明によれば、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるかが異なるように設定することができる。
(請求項3)
請求項3の発明によれば、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
請求項4の発明によれば、どのボーナスゲーム移行役に当選したかによって、第1特定遊技をどれだけ短縮できるか、及び第1特定遊技中に消費する遊技媒体数が異なるように設定することができる。
請求項5の発明によれば、遊技者の技量に応じて遊技媒体数を増加させることができる第2特定遊技を設け、第1特定役及び第2特定役に当選していないときに、先に第1特定役に当選するか第2特定役に当選するかで、その後の出玉率を変化させることができる。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを有効化するために実際にメダルを投入する部分である。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の演出出力機器が電気的に接続されている。なお、演出出力機器は、これらに限定されるものではない。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
図2は、本実施形態における役の種類とその図柄の組合せ、及び当選確率を示す図である。本実施形態における役の種類としては、特定役、小役、リプレイ、及びSRBが設けられている。
特定役とは、特定遊技を実行させるための役であり、本実施形態では、1BB(第1特定役)、及び2BB(第2特定役)の2種類が設けられている。1BBは、特定遊技の1つである1BB遊技(第1特定遊技)に移行させる役であり、2BBは、特定遊技の他の1つである2BB遊技(第2特定遊技)に移行させる役である。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベット枚数)を維持した再遊技を行うことができるようにした役である。
ここで、通常遊技には、非内部中及び内部中と称する概念が設けられている。非内部中とは、特定役に当選していない遊技状態をいう。これに対し、内部中とは、当該遊技又はそれ以前の遊技において特定役に当選しているが、当選した特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技状態をいう。
一方、通常遊技中(内部中)の役は、上記の非内部中の通常遊技中の役から、特定役を除いた役である。すなわち、通常遊技において、非内部中は特定役の抽選が行われるが、特定役に当選して内部中になったときは、特定役の抽選は行われない。
さらに、1BB遊技のボーナスゲームは、小役1〜小役3及び所定役が抽選される遊技であり、主として所定役が当選、入賞する遊技である。
なお、所定役と小役1とは、図柄の組合せ及び払出し数が同一であり、同一役とみなすことができる。このように考えると、1BB遊技の一般遊技中は、小役1の当選確率は1/15であるが、1BB遊技のボーナスゲームでは、小役1(所定役を含む)の当選確率は、1/15+1/1.1となる。すなわち、1BB遊技のボーナスゲームでは、小役1の当選確率がアップするといえる。
ただし、SRBには、図柄の組合せが定められていない。本実施形態では、SRBに当選すると、SRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(SRBが入賞する)ことを要さず、すなわちその当選した遊技で停止した図柄の組合せにかかわらず、次遊技から、ボーナスゲームが開始される。
役抽選手段61は、役(上述した特定役、小役、リプレイ、SRB及び所定役)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
なお、SRB1〜SRB5の5つにそれぞれ置数を割り当てておき、SRB1〜SRB5のいずれかを抽選により直接選択する方法であっても良い。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
特定役当選持越し手段63は、特定役に当選したときに、特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特定役が入賞するまで)の遊技において、その特定役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
なお、本実施形態では、特定役当選持越し手段63により当選が持ち越されているときは、特定役当選時の遊技、又は特定役当選後における小役、又はリプレイの非当選の遊技で、その特定役が入賞可能となる。
リール停止制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル65は、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、リール31の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、特定役である1BB、又は2BBの当選時にそれぞれ用いられる1BBテーブル、又は2BBテーブル、小役1〜小役3のそれぞれの当選時に用いられる小役1テーブル、小役2テーブル又は小役3テーブル、リプレイの当選時に用いられるリプレイテーブル、所定役の当選時に用いられる所定役テーブル、2BB遊技以外の非当選時に用いられる非当選テーブル、及び2BB遊技中に用いられるCBテーブルを備える。
なお、本実施形態のCBテーブルは、3つのリール31全てについて上記停止制御を行うが、少なくとも1つのリール31について上記停止制御を行うものであれば良く、残りのリール31については、CBテーブル以外の停止制御(リール31の停止時の移動制御量がその図柄を含めて5図柄以内、又は停止制御時間が190ms以内)であっても良い。
さらに、非当選テーブルは、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
なお、上述したように、少なくとも1つのリール31について、上記停止制御とすれば良く、残りのリール31については、CBテーブル以外の停止制御(5図柄以内(190ms以内)の停止制御)であっても良い。
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特定遊技制御手段68は、通常遊技(内部中の遊技)から特定遊技(1BB遊技又は2BB遊技)への移行、特定遊技中の遊技の進行、及び特定遊技の終了等を制御するものである。
さらにまた、本実施形態では、1BB遊技又は2BB遊技に移行したときは、これらの1BB遊技又は2BB遊技の進行をそれぞれ制御する第1特定遊技制御手段68a及び第2特定遊技制御手段68bを備える。
そして、第1特定遊技制御手段68aは、一般遊技中に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、その役に応じたメダルの払出しを行うとともに、SRBに当選したときは、次遊技から、ボーナスゲームを開始させる。
第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームでの役の入賞回数又は遊技回数がそれぞれ規定回数に到達したときに、そのボーナスゲームを終了させて、BB遊技の終了条件を満たしていないことを条件として、再度、一般遊技に戻るように制御する。
演出制御手段69は、選択された演出パターンに基づいて、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。この演出制御手段69は、演出パターン選択手段69a及び演出データテーブル69bを備える。
先ず、いずれの特定役にも当選していない遊技状態(通常遊技の非内部中)では、1BBに当選するか(当選確率1/40)、又は2BBに当選するか(当選確率1/25)を待つ状態となる。ここで、2BBに当選、入賞すると、次遊技以降、2BB遊技が実行される。
そして、1BB遊技(一般遊技)に移行したときは、小役1に基づく1遊技当たりのメダル払出し数期待値は、小役1のメダル払出し数を15枚とすると、
15(枚)×1/15(当選確率)=1(枚)
となる。
1/3≒0.33
となる。そして、他の役を含めても、1BB遊技(一般遊技)では出玉率が1を下回っており、遊技の進行に伴ってメダルが減少する遊技状態となる。
15/1.1≒13.64(枚)
となる。
よって、ボーナスゲームの1遊技でのメダル投入枚数を3枚とすると、ボーナスゲームでの所定役に基づく出玉率は、
13.64/3=4.55
となる。
すなわち、出玉率が1を上回っており、遊技の進行に伴ってメダルが増加する遊技状態となる。
一方、1BB遊技の一般遊技中にSRBに当選してボーナスゲームに移行すれば、所定役が連続して(少なくとも2連続で)当選、入賞する確率が高くなる。
RT遊技が実行されると、リプレイの当選確率が大幅に高くなるので、遊技者から見れば、RT遊技が実行されているか否かを判別可能となる。
RT遊技が実行されると、メダル枚数をあまり減らすことなく遊技を継続することができる。このことは、メダル枚数をあまり減らすことなく1BB遊技の終了条件(払出し数が規定数X)に到達できることを意味する。すなわち、RT遊技が実行されるときの方が、実行されないときよりも、遊技者は、メダル枚数を減らさないで1BB遊技を終了させることができるので好ましく、特に、RT遊技の遊技回数が500遊技である場合(SRB1又はSRB4に当選した場合)には、ほとんどの場合は、1BB遊技の終了条件に到達するまでRT遊技を継続することができる。
図3のステップS11において、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続ける。ベットスイッチ40が操作される等、メダルの投入が検知されたときは、ステップS12に進む。ステップS12では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されたときは有効ラインを確定してステップS13に進む。ステップS13では、遊技制御手段60は、全てのリール31の回転を開始するように制御する。
先ず、ステップS31では、第1特定遊技制御手段68aは、一般遊技の開始処理を行う。次のステップS32では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルの投入が検知されたときは、ステップS33に進む。ステップS33では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS34に進む。
ステップS64では、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームの役の入賞の規定回数Pから1を減算する(P=P−1)。そしてステップS65に進む。
ステップS67では、RTフラグがオンにされているか否かを判別する。上述したステップS46でRTフラグがオンにされたときは、オンにされていると判別する。RTフラグがオンであると判別されたときはステップS68に進み、次遊技以降の一般遊技においてRT遊技をセットする。そしてステップS31に進み、一般遊技を再開するように制御する。一方、ステップS67でRTフラグがオンでないと判別されたときはステップS68の処理を行うことなくステップS31に進む。
先ず、ステップS71では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルの投入が検知されたときは、ステップS72に進む。ステップS72では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS73に進む。
次のステップS75では、ステップS74の抽選でリプレイに当選したか否かが判別される。リプレイに当選していないと判別されたときはステップS76に進み、当該遊技で用いる停止位置決定テーブル65としてCBテーブルをセットし、ステップS78に進む。これに対し、リプレイに当選していると判別されたときはステップS77に進み、当該遊技で用いる停止位置決定テーブル65としてリプレイテーブルをセットし、ステップS78に進む。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特定役当選持越し手段
64 リール停止制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段
68 特定遊技制御手段
68a 第1特定遊技制御手段
68b 第2特定遊技制御手段
69 演出制御手段
69a 演出パターン選択手段
69b 演出データテーブル
Claims (5)
- 複数種類の役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段で第1特定役に当選し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が規定数Xに到達するまで継続される第1特定遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段とを備え、
前記役抽選手段は、前記第1特定遊技中には、特定小役と、ボーナスゲームを実行するためのボーナスゲーム移行役とを含めて役の抽選を行い、
前記第1特定遊技制御手段は、前記第1特定遊技中に、前記役抽選手段で前記ボーナスゲーム移行役に当選したときは、前記ボーナスゲーム移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることなく前記ボーナスゲームを実行し、
前記ボーナスゲームは、前記特定小役に対応する図柄の組合せと同一の図柄の組合せである所定役の当選及びその図柄の組合せが有効ラインに停止することにより出玉率が1を上回るように設定された遊技である
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、
前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められており、
前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数Pが異なるように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、
前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、
前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記ボーナスゲーム移行役は、複数種類設けられており、
前記ボーナスゲームは、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した回数が規定回数Pまでと定められているとともに、前記ボーナスゲームの終了後には、前記第1特定遊技中に、再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率が非当選確率及び他の役の当選確率よりも高く設定されたRT遊技が実行されるように設定されており、
前記ボーナスゲーム移行役の種類に応じて、前記規定回数P及び前記RT遊技の遊技回数Qが異なるように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時に、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止させるリール停止制御手段と、
前記役抽選手段で第2特定役に当選し、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記リール停止制御手段により前記役抽選手段で抽選されない小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能に前記リールを停止制御する遊技であって、払い出された遊技媒体数が規定数Yに到達するまで継続される第2特定遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段とを備え、
前記役抽選手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役のいずれにも当選していないときは、前記第1特定役及び前記第2特定役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1特定役又は前記第2特定役に当選したときは、それぞれ前記第1特定遊技又は前記第2特定遊技を終了するまで前記第1特定役及び前記第2特定役を除いて役の抽選を行う
ことを特徴とするスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004322605A JP2006130072A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004322605A JP2006130072A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006130072A true JP2006130072A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36724109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004322605A Pending JP2006130072A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006130072A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319318A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008237417A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2008237418A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2008272378A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008272376A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008272377A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2009011600A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2009106521A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2009106520A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2009119041A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Oizumi Corp | 遊技機 |
JP2009172305A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Daxel Kk | スロットマシン |
JP2012183447A (ja) * | 2012-07-06 | 2012-09-27 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014166483A (ja) * | 2014-04-01 | 2014-09-11 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
JP2014166482A (ja) * | 2014-04-01 | 2014-09-11 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
JP2016022221A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016104310A (ja) * | 2016-03-02 | 2016-06-09 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3054270U (ja) * | 1998-05-22 | 1998-11-24 | 籍雄 李 | 遊技装置 |
JP2000334080A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Takasago Electric Ind Co Ltd | スロットマシンの報知制御方法およびその方法が実施されたスロットマシン |
JP2001070515A (ja) * | 2000-08-23 | 2001-03-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2001340535A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-11 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2002035221A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-05 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2003000805A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-01-07 | Takasago Electric Ind Co Ltd | スロットマシン |
JP2003117066A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-22 | Takasago Electric Ind Co Ltd | 遊技用記憶媒体、遊技装置および遊技システム |
JP2004290402A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Sankyo Kk | スロットマシン |
-
2004
- 2004-11-05 JP JP2004322605A patent/JP2006130072A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3054270U (ja) * | 1998-05-22 | 1998-11-24 | 籍雄 李 | 遊技装置 |
JP2000334080A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Takasago Electric Ind Co Ltd | スロットマシンの報知制御方法およびその方法が実施されたスロットマシン |
JP2001340535A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-11 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2002035221A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-05 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2001070515A (ja) * | 2000-08-23 | 2001-03-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2003117066A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-22 | Takasago Electric Ind Co Ltd | 遊技用記憶媒体、遊技装置および遊技システム |
JP2003000805A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-01-07 | Takasago Electric Ind Co Ltd | スロットマシン |
JP2004290402A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Sankyo Kk | スロットマシン |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
"ジャパン2", パチスロ必勝ガイド 1999年3月号, vol. 第10巻第3号(通巻第128号), JPN6009050643, 1 March 1999 (1999-03-01), JP, pages 123 - 125, ISSN: 0001736201 * |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319318A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008237417A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2008237418A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2008272378A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008272376A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008272377A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2009011600A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2009106521A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2009106520A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2009119041A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Oizumi Corp | 遊技機 |
JP2009172305A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Daxel Kk | スロットマシン |
JP2012183447A (ja) * | 2012-07-06 | 2012-09-27 | Taiyo Elec Co Ltd | 回胴式遊技機 |
JP2014166483A (ja) * | 2014-04-01 | 2014-09-11 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
JP2014166482A (ja) * | 2014-04-01 | 2014-09-11 | Universal Entertainment Corp | 遊技機 |
JP2016022221A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016104310A (ja) * | 2016-03-02 | 2016-06-09 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4412978B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4853856B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4398442B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5046358B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2005278825A (ja) | スロットマシン | |
JP2008022875A (ja) | スロットマシン | |
JP2007215605A (ja) | スロットマシン | |
JP2007190286A (ja) | スロットマシン | |
JP4963183B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2005224450A (ja) | スロットマシン | |
JP2006130072A (ja) | スロットマシン | |
JP2006141654A (ja) | スロットマシン | |
JP4836222B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2006116013A (ja) | スロットマシン | |
JP4618784B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4636492B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2005253793A (ja) | スロットマシン | |
JP4780630B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2006075410A (ja) | スロットマシン | |
JP4721175B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4845079B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2006006423A (ja) | スロットマシン | |
JP4636493B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2005204772A (ja) | スロットマシン | |
JP2006055387A (ja) | スロットマシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110208 |