JP2006123995A - 真空包装用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 確実に真空引きが行えるとともに、真空引きの後確実に開口部をヒートシールすることができる真空包装用袋の提供。
【解決手段】 真空包装用袋1は、それぞれが四角形で略同じ大きさのラミネートフィルム11a、不織布12及びラミネートフィルム11bがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部14,14及び底縁部15がヒートシール若しくは接着剤等で固着されてなるとともに、上縁部には内容物を充填するための開口部13が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内容物を真空包装するために用いる真空包装用袋に関する。
食品等の内容物を長期間保存する場合、内容物の酸化等を防止するために、四角形の周縁部の三方がヒートシールされ、一の周縁部に開口部を有する袋を用いて真空包装が行われるが、例えば内容物として粉末や粒状物等の飛散しやすいものを真空包装する場合、真空引き(脱気)の際内容物が袋の外へ吸引され、これにより内容物の充填量が減少するとともに、真空包装機の故障の原因ともなっていた。
そこで、このような問題を解消するために、例えば、袋と略同幅の不織布を2つ折りにして袋の開口部付近に収納配置し、前記不織布のうち、重なり合った2つの上縁部の一方を袋の正面内側面に、該上縁部の他方を袋の背面内側面にそれぞれヒートシール等で固着するとともに、前記不織布の左右の側縁部を袋の側縁部に重ね合わせた状態で、ヒートシール等で固着して、袋の開口部を不織布で塞ぐようにした真空包装用袋が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、上記の真空包装用袋では、上記の如く袋の開口部を、不織布を用いて複雑な形態で塞ぐように形成するため、生産性に適した構成とはいえなかった。また、真空包装機による真空引きの際、空気の流通経路となる不織布が袋の開口部付近に配置されているに過ぎず、例えば内容物の充填量が少ない場合、内容物が相対的に大きく、所定形状を有する場合等内容物が袋全体にわたって密に充填されない場合、開口部以外の部分で袋の正面と背面とが密着して真空引きがうまくいかないことがあった。さらに、袋の開口部付近では袋の正面、背面及び2つ折りした不織布の4層構造となって全体の厚みが増す結果、真空引きの後、当該部分にヒートシールを行うと、ヒートシール強度が不十分ないしヒートシールができないこともあり、このためヒートシールを行う際、その都度上記4層構造を外してヒートシールを行う必要があった。
特開2002−332062号公報
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、確実に真空引きが行えるとともに、真空引きの後確実に開口部をヒートシールすることができる真空包装用袋を提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれが四角形で略同じ大きさのラミネートフィルム、不織布及びラミネートフィルムがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部及び底縁部が固着されてなるとともに、上縁部には内容物を充填するための開口部が形成されている真空包装用袋に関する。
請求項2の発明は、それぞれが長尺の長方形で略同じ大きさのラミネートフィルム、不織布及びラミネートフィルムがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部が固着されてなる真空包装用袋であって、使用に際して前記側縁部と略直角方向に裁断し、得られたカット袋の底縁部を固着して、上縁部を内容物を充填するための開口部として用いることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記請求項1または2記載の真空包装用袋において、前記不織布が、熱融着繊維からなるウェブをエンボスロールで熱圧着させることにより製造されたものであることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記請求項1〜3のいずれかに記載の真空包装用袋の内部に内容物を充填し、内部を真空脱気せしめた後、前記開口部をヒートシールして密閉したことを特徴とする真空包装体に関する。
本発明の真空包装用袋によれば、側面視において、内部に配置された不織布を隔壁として、袋の正面側と背面側に開口部と連通する2つの収納部が形成される。このため、内容物の量、大きさ、形状等に関係なく、真空引きの際、袋の正面と背面とが直接接触することなく、常に不織布により空気の流通部が形成される。したがって、内容物の量、大きさ、形状等に関係なく、真空引きを確実に行うことができる。また、開口部の層構成は、ラミネートフィルム、不織布及びラミネートフィルムからなる3層構造であるので、全体の厚みを薄く維持することができる。したがって、真空引きの後確実に開口部をヒートシールすることができる。
次に、添付図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す真空包装用袋の正面図であり、図2は開口部をやや開けた状態における図1のA−A線断面説明図である。真空包装用袋1は、それぞれが縦長の長方形で略同じ大きさの正面側ラミネートフィルム11a、不織布12及び背面側ラミネートフィルム11bがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部14,14及び底縁部15がヒートシール若しくは接着剤等で固着されてなるとともに、上縁部には内容物を充填するための開口部13a,13bが形成されている。
すなわち、真空包装用袋1は、正面側ラミネートフィルム11a、不織布12及び背面側ラミネートフィルム11bがこの順で重ね合わされ、これらの周縁の三方が固着されるとともに、一方の周縁に開口部13a,13bが形成されている。また、真空包装用袋1の開口部13a,13bを少し開けると、側面視において、内部に配置された不織布12を隔壁として、袋の正面側と背面側に開口部13a,13bと連通する2つの収納部16a,16bが形成されている。なお、本発明において、正面側のラミネートフィルム11aと背面側のラミネートフィルム11bは、正面側と背面側とを区別するために便宜上異なる表記を使用しているだけであり、以下の説明において正面側と背面側とを区別する必要がないときは、単に「ラミネートフィルム11」と表記する。また、開口部と収納部についても同様の表記を使用しているが、以下の説明において正面側と背面側とを区別する必要がないときは、それぞれ単に「開口部13」、「収納部16」と表記する。
真空包装用袋1を形成するには、略同じ大きさで四角形の、2枚のラミネートフィルム(11a,11b)と1枚の不織布12を用意し、ラミネートフィルム11a、不織布12及びラミネートフィルム11bをこの順で重ね合わせ、左右の側縁部14,14及び底縁部15をヒートシール若しくは接着剤等で固着すればよい。真空包装用袋1を形成する他の方法としては、不織布12と、不織布12と略同じ高さで略2倍幅広のラミネートフィルム11を用意し、このラミネートフィルム11を2つ折りにして、不織布12をラミネートフィルム11の折り谷部に挟み込み、対向する左右の側縁部14,14及び底縁部15をヒートシール若しくは接着剤等により固着すればよい。真空包装用袋1は、上記の如く簡易な3層構造からなるため、生産性に適し、製造コストも低く抑えることができるものである。
真空包装用袋1を構成するラミネートフィルム11としては、真空包装用途として公知のものが使用できる。ラミネートフィルム11の層構成としては、真空包装用袋1を形成したときの外層と内層(すなわち、外側と内側)を想定した場合、基材フィルム(外層)とシーラント層(内層)が積層された構成が好適である。基材フィルムは、真空包装用袋1にバリア性、強靭性、耐突き刺し性等を付与する層であり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、延伸ナイロン(ONy)フィルム等が挙げられ、これらは単独で又は積層して用いることができる。基材フィルムの厚みは特に限定されず、通常は、10〜30μmの範囲で適宜設定すればよい。
シーラント層は、ラミネートフィルム11に固着性、好ましくはヒートシール性を付与して袋体を構成するものであり、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂が好適に使用できる。シーラント層の厚みについても特に限定されず、通常は、30〜120μmの範囲で適宜設定すればよい。
基材フィルムとシーラント層の貼り合せ方法としては、ドライラミネート法、押出しラミネート法等公知の方法を用いればよい。ドライラミネート法としては、例えば、基材フィルムとシーラント層を構成するフィルムとを二液反応型のポリウレタン樹脂系接着剤等を使用して貼り合わせることができる。また、押出しラミネート法としては、例えば、シーラント層を構成する樹脂を押出機でフィルム状に押出し、該フィルムが溶融状態にある間に基材フィルムを二液反応型のポリウレタン樹脂系接着剤等を介して貼り合わせることができる。
また、上記の層構成の他に、バリア性を更に高めるため、基材フィルムとシーラント層の間に、公知のバリア層を設けることもできる。バリア層としては、例えば、酸化アルミニウム、酸化ケイ素等の無機化合物を物理蒸着または化学蒸着等の蒸着法により20〜100nm程度の薄膜として樹脂フィルム上に設けたものが挙げられる。バリア層に使用する樹脂フィルムとしては、PETフィルム、ポリアミドフィルム(ONyフィルム等)、ポリオレフィン系フィルム等が挙げられ、厚みとしては、通常6〜20μmの範囲で適宜設定すればよい。
真空包装用袋1を構成する不織布12は、真空包装用袋1を真空包装機で真空引きする際、空気の通り道(流通部)として機能するものである。不織布12としては、通気性に優れるものであれば、湿式不織布、乾式不織布、スパンボンド等製法の区別なく使用することができる。
また、真空包装用袋1は、後述するように、開口部13を真空包装用袋1の正面11aと背面11bから押圧して、開口部13の隙間が非常に小さい状態で真空引きを行う真空包装機に対しても適用される。このため、かかる真空包装機を使用した場合でも確実に真空引きが行えるように不織布12内部に空気の流通部が保持されている必要があり、このような特性を有する不織布としては、湿式不織布、乾式不織布、スパンボンドのうち、熱融着繊維からなるウェブを該熱融着繊維の融点以上に加熱したロールの間に通すことにより製造されたものが特に好適に使用できる(本発明において、かかる不織布を「サーマルボンド不織布」という。)。
さらに、サーマルボンド不織布には、ウェブと接するロールの外周面が平滑なフラットロールを用いる方法と、ウェブと接するロールに凹凸を付したエンボスロールを用いる方法とがあるが、本発明では後者の不織布がより好適である(本発明では、前者の不織布を「フラットタイプ」、後者の不織布を「ポイントボンドタイプ」という。)。すなわち、ポイントボンドタイプの不織布を使用することにより、開口部13が強く押圧された場合でも、空気の流通経路が常に確保されるので、真空引きに優れるとともに、その後に行う開口部13のヒートシールを確実に行うことができる。ポイントボンドタイプとしては、例えば、フクロン株式会社製のサーマルボンド不織布(商品名:759)が挙げられる。
不織布12の原料は、湿式不織布、乾式不織布及びスパンボンドに使用される公知の原料であれば特に限定されない。また、サーマルボンド不織布の原料となる熱融着繊維としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられ、これらは上記3つの製造方法、製造される不織布の要求特性等に応じて単一繊維、複合繊維、又はこれらを混綿して使用することができる。複合繊維としては、例えば、高融点成分を芯部、低融点成分を鞘部とする芯・鞘構造が好適であり、その組み合わせとしては、芯部/鞘部として、例えば、PP/PE、PET/PE、PET/PP等が挙げられる。
不織布12の厚みは、優れたヒートシール特性を発揮させる観点から、なるべく薄く設定することが好ましいが、使用するラミネートフィルム11の種類、ヒートシール特性等に応じて適宜設定すればよい。通常は、ラミネートフィルム11と略同程度の厚みを基準としてヒートシール試験により適宜設定すればよい。また、不織布12の目付についても、上記厚みについて説明したことと同様であり、使用するラミネートフィルム11の種類、ヒートシール特性等に応じて適宜設定すればよく、通常は、15〜50g/mの範囲で好適に使用できる。
本発明の真空包装用袋は、図1に示した形態に限定されず、例えば、長尺に製袋したものも好適に使用することができる。このような長尺の真空包装用袋としては、例えば、それぞれが長尺の長方形で略同じ大きさのラミネートフィルム11a、不織布12及びラミネートフィルム11bがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部14,14がヒートシール若しくは接着剤等で固着されてなる形態が好ましい。すなわち、図1に示した真空包装用袋1は、袋を構成する四角形の周縁部のうち、左右の側縁部14,14と底縁部15の三方がヒートシール等により固着されたものであるのに対し、上記長尺の真空包装用袋は、正面視で縦長の長方形の周縁部うち、長手方向の側縁部14,14の二方がヒートシール等により固着されたものである。また、長尺の真空包装用袋は、全体をコンパクトにするために、側縁部14,14が重ね折りされ、若しくはロール状に巻回されていてもよい。
上記長尺の真空包装用袋には、例えば、側縁部14と略直角方向に所定間隔で切り取り用のミシン目線を設けてもよい。かかるミシン目線を設けることで、切り取りが簡易に行えるとともに、常に所定サイズのカット袋を使用することができる。このミシン目線をカットして得られたカット袋は、上縁部と下縁部に2つの開口部が形成されている。使用に際しては、そのうちの一の開口部をヒートシールして(本発明では、このヒートシールされる部分を便宜上「下縁部」とする。)、上縁部を、内容物を充填するための開口部として用いる。また、上記ミシン目線を設けない場合は、側縁部(長手方向)と略直角方向にハサミ等を用いて任意の大きさに裁断すればよく、これにより内容物の大きさに適合したカット袋を自由に作成することができる。
上記説明した真空包装用袋の使用に際しては、内部に内容物を充填し、内部を真空脱気せしめた後、開口部をヒートシールして密閉すればよい。ここで、「真空包装用袋の内部に内容物を充填する」とは、内容物を袋の内部全体に詰め込むこと以外に、内容物の充填量が少ない場合、所定形状を有し、相対的に大きな固形内容物を収納する場合等内容物が袋全体に充填されない場合を含む。
真空包装機とは、内容物を充填した袋体の開口部を通じて袋体内部を真空引き(脱気)し、次いで前記開口部をヒートシールすることで内容物を包装する機械をいい、「真空包装機」、「脱気密封器」等の名称に特に限定されず、また、業務用、家庭用の区別なく使用することができる。
内容物としては食品が代表的であるが、その他に薬品、化学品、工業資材等が挙げられ特に限定されないが、本発明では、従来真空包装にそれほど適用されなかった粉末や粒状物(以下、「粉粒体」という。)にも好適に使用できる。粉粒体としては、例えば、茶葉、コーヒー粉、砂糖等の食品粉末、セラミック、セメント等の無機粉末等が挙げられる。
次に、本発明の真空包装用袋の具体的な使用方法について、図1及び図2に図示した真空包装用袋1を用いて説明する。なお、ここでは、内容物として茶葉を、真空包装機として家庭用の脱気密封器を使用した場合について説明する。真空包装用袋1には、側面視において、内部に配置された不織布12を隔壁として袋1の正面側11aと背面側11bにそれぞれ収納部16a,16bが形成されており、該収納部16a,16bは、それぞれ開口部13a,13bと連通している。袋1内部に内容物を充填するに際しては、図4に示すように、二つの収納部16a,16bに内容物17を充填してもよいし、不織布12を袋1の正面側11aまたは背面側11bに密着させて一の収納部16のみに内容物を充填してもよい。二つの収納部16a,16bに内容物17を充填する場合、同一物を充填してもよいし、異なる2種類の内容物をそれぞれ収納部16aと16bに分けて充填することもできる。
図3は、内容物17を充填した真空包装用袋1(ただし、内容物17は省略)を脱気密封器18にセットするときの状態を示した外観図である。脱気密封器18は、横長の基台部19と蓋部20からなり、蓋部20の後端は基台部19の上面後端に開閉可能に連結されている。基台部19の上面には、袋1の開口部13を挿入するための脱気溝19aが形成されており、脱気溝19aの左右両端には脱気口(図示せず)が形成されている。脱気溝19aの上端(すなわち、基台部19の上面と略同一平面上)周縁にはスポンジからなるパッド19bが形成されており、該パッド19bの前方にはヒートシール用のヒーター部19cが形成されている。そして、蓋部20の裏面には、蓋部20を閉じた時に、前記パッド19bとヒーター部19cに当接する位置にそれぞれゴム製のシール部材20aと押さえ部20bが形成されている。
真空包装用袋1を真空引きする際には、開口部13を脱気溝19aの底部まで挿入して、蓋部20を閉める。すると、この状態で吸引力が前記脱気口を通じて真空包装用袋1に作用して、真空包装用袋1の内部が脱気される。そして、内部が十分に脱気されると、ヒーター部19cが加熱されて開口部13付近がヒートシールされる。図示の脱気密封器18では、脱気の際、シール部材20aとパッド19b、及び押さえ部20bとヒーター部19cにより、開口部13付近における正面11aと背面11bが押圧され、開口部13の隙間が非常に小さくなるため脱気するのに不利な条件となるが、不織布12に空気の流通部が確保されているため、内容物17が袋1から脱気溝19aへ吸引されることなく、確実に真空引きを行うことができるとともに、その後のヒートシールも確実に行うことができる。かかる効果は、内容物17の充填量を少なくした場合でも同様である。
また、本発明では、真空包装機を使用して真空包装用袋内に内容物を充填して密閉したものを真空包装体と称するが、この真空包装体によれば、内容物の量、大きさ、形状等に関係なく、袋内部の真空状態が長期間維持されるので、内容物の酸化等を長期間防止することができる。
本発明の一実施例を示す真空包装用袋の正面図。 開口部をやや開けた状態における図1のA−A線断面説明図である。 図1の真空包装用袋を脱気密封器にセットするときの状態を示す外観図である。 図1の真空包装用袋を用いて真空引きの状態を示す説明図である。
符号の説明
1 真空包装用袋
11 ラミネートフィルム
11a 正面側ラミネートフィルム(正面)
11b 背面側ラミネートフィルム(背面)
12 不織布
13(13a,13b) 開口部
14 側縁部
15 底縁部
16(16a,16b) 開口部
17 内容物
18 脱気密封器
19 基台部
19a 脱気溝
19b パッド
19c ヒーター部
20 蓋部
20a シール部材
20b 押さえ部

Claims (4)

  1. それぞれが四角形で略同じ大きさのラミネートフィルム、不織布及びラミネートフィルムがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部及び底縁部が固着されてなるとともに、上縁部には内容物を充填するための開口部が形成されている真空包装用袋。
  2. それぞれが長尺の長方形で略同じ大きさのラミネートフィルム、不織布及びラミネートフィルムがこの順で重ね合わされ、左右の側縁部が固着されてなる真空包装用袋であって、使用に際して前記側縁部と略直角方向に裁断し、得られたカット袋の底縁部を固着して、上縁部を内容物を充填するための開口部として用いる真空包装用袋。
  3. 前記不織布が、熱融着繊維からなるウェブをエンボスロールで熱圧着させることにより製造されたものである請求項1または2記載の真空包装用袋。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の真空包装用袋の内部に内容物を充填し、内部を真空脱気せしめた後、前記開口部をヒートシールして密閉したことを特徴とする真空包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013023263A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Toppan Printing Co Ltd 電子レンジ加熱用袋
CN113401410A (zh) * 2021-05-31 2021-09-17 广东邦泽创科电器股份有限公司 一种具有稳定裁切机构的真空封口机

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