JP7212365B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents

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本発明は、包装袋の製造方法に関する。
図8及び図9に示す包装袋60は、対向して配置される一対の側面シート61と、上下二つ折りの状態で側面シート61の間に配置される底面シート62とが接着されることにより袋状をなす袋本体63と、袋本体63の側部を補強する柱状の補強部材64とを備えている。袋本体63は、その側部において、側面シート61の内面同士が接着されるとともに、その下部において、側面シート61の内面と底面シート62とが接着されている。
図10(a)に示すように、補強部材64は、袋本体63の側部の一面側を覆う第1壁部64aと、同他面側を覆う第2壁部64bと、第1壁部64a及び第2壁部64bを接続するとともに袋本体63の側部の縁を覆う第3壁部64cとを備える断面コ字状に形成されている。なお、図10の袋本体63における二点鎖線で示した部分は、側面シート61と底面シート62とが接着されていることを意味している。
上記構成の包装袋としては、例えば、特許文献1に開示されるものが知られている。
特開2003-191964号公報
ところで、図9及び図10(b)に示すように、射出成形により補強部材64を形成した場合に、補強部材64の第1壁部64a及び第2壁部64bに部分的な凹み65が生じる成形不良が発生することがあった。この凹み65は、補強部材64を形成するための成形型に溶融樹脂を射出した際に、非接着の状態で重ねられている底面シート62の間に、溶融樹脂が入り込み、底面シート62の側部が開いて浮き上がることにより形成される。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、射出成形により補強部材を成形する際の成形不良を抑制できる包装袋の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する包装袋の製造方法は、袋本体と、前記袋本体の側部を補強する柱状の補強部材とを備え、前記袋本体は、対向して配置される一対の側面シートと、上下二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなし、前記補強部材は、前記袋本体の側部の一面側を覆う第1壁部と、同他面側を覆う第2壁部と、前記第1壁部及び前記第2壁部を接続するとともに前記袋本体の側部の縁を覆う第3壁部とを備える包装袋の製造方法であって、一対の前記側面シートの間に上下二つ折りの状態の前記底面シートが配置された積層体を形成する積層工程と、前記積層体を袋状に接着して前記袋本体を形成する接着工程と、射出成形により前記袋本体の側部に前記補強部材を形成する補強部材形成工程とを備え、前記接着工程により形成される前記袋本体は、前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部と、前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部とを備え、前記下部接着部の上縁の端部には、前記底面シートの折り目に重なって延びる重なり部が設けられ、前記側部接着部には、前記重なり部に接して中央側に突出する突出部が設けられている。
上記構成によれば、接着工程により形成される袋本体について、下部接着部の上縁の端部に、底面シートの折り目に重なって幅方向に延びる重なり部が設けられ、側部接着部に、下部接着部の重なり部に接して中央側に突出する突出部が設けられている。これにより、補強部材を射出成形する際に、底面シート間が開き難くなり、底面シート間に溶融樹脂が入り込むことが抑制される。その結果、射出成形により補強部材を成形する際の成形不良を抑制できる。
上記課題を解決する包装袋は、袋本体と、前記袋本体の側部を補強する柱状の補強部材とを備え、前記袋本体は、対向して配置される一対の側面シートと、上下二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなし、前記補強部材は、前記袋本体の側部の一面側を覆う第1壁部と、同他面側を覆う第2壁部と、前記第1壁部及び前記第2壁部を接続するとともに前記袋本体の側部の縁を覆う第3壁部とを備える包装袋であって、前記袋本体は、前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部と、前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部とを備え、前記下部接着部の上縁の端部には、前記底面シートの折り目に重なって延びる重なり部が設けられ、前記側部接着部には、前記重なり部に接して中央側に突出する突出部が設けられている。
本発明の包装袋の製造方法によれば、射出成形により補強部材を成形する際の成形不良を抑制できる。
積層体の分解斜視図。 積層体の平面図。 袋本体の平面図。 接着工程の説明図。 包装袋の平面図。 図5の6-6線断面図。 補強部材形成工程の説明図。 従来の包装袋の分解斜視図。 従来の包装袋の平面図。 (a)は、図9の10a-10a線断面図、(b)は、図9の10b-10b線断面図。
以下、本発明の包装袋の製造方法の一実施形態について説明する。
本実施形態の包装袋の製造方法は、複数のシート材を重ねた積層体を形成する積層工程と、積層体を袋状に接着して袋本体を形成する接着工程と、袋本体の側部に補強部材を形成する補強部材形成工程とを備えている。
図1及び図2に示すように、積層工程は、一対の側面シート11及び底面シート12を重ねることにより積層体10を形成する工程である。側面シート11及び底面シート12としては、一方の主面側にシール層が形成されるとともに、他方の主面側に非シール層が形成された多層構造のシート材が用いられている。上記シール層は、熱溶着性の樹脂材により構成される層である。上記シール層を構成する熱溶着性の樹脂材としては、例えば、ポリエチレン、未延伸ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体が挙げられる。
上記非シール層は、上記シール層を形成する樹脂材よりも熱溶着性の低い樹脂材、又は熱溶着性を有さない材料により構成される層である。上記シール層を形成する樹脂材よりも熱溶着性の低い樹脂材としては、例えば、延伸ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、セロハン、ポリスチレンが挙げられる。
一対の側面シート11は、略縦長四角形状をなし、シール層により構成される主面が互いに対向するように配置される。底面シート12は、側面シート11の横幅と等しい横幅を有する横長四角形状をなし、折り目Mが上側に位置するとともにシール層により構成される主面が外側を向くように上下二つ折りにした状態で、一対の側面シート11の間に配置される。一対の側面シート11及び上下二つ折りの底面シート12は、側縁及び下縁の位置を揃えるように重ねられる。
図3に示すように、接着工程は、積層体10に対して、下部接着部21及び側部接着部25を設けることにより、上縁部が開口する袋状の袋本体20を形成する工程である。下部接着部21及び側部接着部25は、加熱されたシール用金型を積層体10に押し当てて、押し当てられた部分のシール層同士を熱溶着させることにより形成される。
下部接着部21は、底面シート12の折り目Mから下の4層構造の部分において、各側面シート11の下部と底面シート12とが接着された部分であり、袋本体20の一方の側縁から他方の側縁に延びる上縁22と袋本体20の下縁との間の全域に形成される。
下部接着部21の上縁22は、幅方向の両側の端部から底面シート12の折り目Mに重なって幅方向に延びる重なり部23と、中央部分が下側に凹んだ円弧状をなし、重なり部23同士を接続する円弧部24とを有する。
なお、底面シート12における上下二つ折りにした状態で内側を向く面は、非シール層により構成されている。また、底面シート12における下部接着部21に位置する部分には、貫通孔や切り欠き等の貫通部分は形成されていない。そのため、下部接着部21を形成する際に、底面シート12同士が接着されること、及び上記貫通部分を通じて側面シート11同士が接着されることはない。
側部接着部25は、積層体10における底面シート12の折り目Mから上の2層構造の部分において、側面シート11の側部同士が接着された部分であり、底面シート12の折り目Mから側面シート11の側縁上端まで、側面シート11の側縁に沿って形成される。
側部接着部25の下端部には、中央側に突出する突出部26が設けられている。突出部26は、下部接着部21の上縁22の重なり部23に接するとともに上側ほど突出長さが短くなる三角形状に形成されている。また、突出部26における重なり部23に接する部分の先端は、重なり部23の中央側の端部23aに位置している。
図4に示すように、接着工程においては、第1領域R1の部分に対して、シール用金型を押し当てて当該部分のシール層同士を熱溶着させた後、第2領域R2の部分に対して、シール用金型を押し当てて当該部分のシール層同士を熱溶着させる。
第1領域R1は、積層体10の下縁10aと、両側の側縁10bと、両端部が底面シート12の折り目Mよりも上側に位置するとともに中央部が折り目Mよりも下側に位置するように中央部分が下側に向かって凹んだ円弧状の内縁10cとに囲まれる領域である。
第2領域R2は、積層体10の両側の側縁10bに沿って上端から下端へ延びる一定幅の領域であり、下側の部分が第1領域R1と重なっている。第1領域R1の内縁10cと底面シート12の折り目Mとの交点Pとしたとき、第2領域R2の幅Hは、側縁10b側から交点Pまでの長さよりも短くなるように設定される。これにより、重なり部23に接する突出部26を有する側部接着部25が形成される。
図5に示すように、補強部材形成工程は、袋本体20の両側の側部に樹脂製の補強部材30を射出成形により形成して包装袋50を得る工程である。補強部材30は、袋本体20の側部に沿って延びるとともに、袋本体20の側部を外側から覆う柱状に形成される。
図6に示すように、補強部材30は、袋本体20の側部の一面側を覆う第1壁部31と、側部の他面側を覆う第2壁部32と、側部の縁を覆う第3壁部33とによって、横断面コ字状(断面溝状)に形成されている。なお、図6の袋本体20における二点鎖線で示した部分は、側面シート11と底面シート12とが接着されていることを意味している。
図7に示すように、補強部材形成工程においては、例えば、下成形型40aと上成形型40bとから構成され、両成形型間に補強部材30に対応するキャビティCを形成する一対の成形型40を用意する。そして、キャビティC内に側部が挿入されるようにして、一対の成形型40の間に袋本体20を挟んだ状態とし、成形型40に設けられるゲート41からキャビティC内に溶融樹脂を射出した後、固化させることにより、補強部材30を形成する。
上記の積層工程、接着工程、及び補強部材形成工程を順に経ることにより、袋本体20と、袋本体20の側部を補強する柱状の補強部材30とを備える包装袋50が製造される。
包装袋50の袋本体20は、対向して配置される一対の側面シート11と、上下二つ折りの状態で側面シート11の間に配置される底面シート12とが接着されることにより袋状をなしている。袋本体20の補強部材30は、袋本体20の側部の一面側を覆う第1壁部31と、同他面側を覆う第2壁部32と、第1壁部31及び第2壁部32を接続するとともに袋本体20の側部の縁を覆う第3壁部33とを備えている。
包装袋50の袋本体20は、側面シート11の下部と底面シート12とが接着された下部接着部21と、側面シート11の側部同士が接着された側部接着部25とを備えている。下部接着部21の上縁22の端部には、底面シート12の折り目Mに重なって延びる重なり部23が設けられている。側部接着部25には、重なり部23に接して中央側に突出する突出部26が設けられている。
次に、本実施形態の作用について記載する。
接着工程において、下部接着部21及び側部接着部25を備える袋本体20が形成される。下部接着部21には、その上縁の端部として、底面シート12の折り目Mに重なって幅方向に延びる重なり部23が設けられている。また、側部接着部25には、下部接着部21の重なり部23に接して中央側に突出する突出部26が設けられている。
側部接着部25に突出部26が設けられることにより、補強部材形成工程において、補強部材30を射出成形する際に、底面シート12間が開き難くなり、底面シート12間に溶融樹脂が入り込むことが抑制される。その結果、袋本体20の側部と成形型40との間に溶融樹脂が十分に充填されるようになり、補強部材30の第1壁部31及び第2壁部32を適切に形成できる。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)包装袋50の製造方法は、一対の側面シート11の間に上下二つ折りの状態の底面シート12が配置された積層体10を形成する積層工程と、積層体10を袋状に接着して袋本体20を形成する接着工程と、射出成形により袋本体20の側部に補強部材30を形成する補強部材形成工程とを備えている。
接着工程により形成される袋本体20は、側面シート11の下部と底面シート12とが接着された下部接着部21と、側面シート11の側部同士が接着された側部接着部25とを備えている。下部接着部21の上縁22の端部には、底面シート12の折り目Mに重なって延びる重なり部23が設けられている。側部接着部25には、重なり部23に接して中央側に突出する突出部26が設けられている。
上記構成によれば、補強部材30を射出成形する際に、底面シート12間が開き難くなり、底面シート12間に溶融樹脂が入り込むことが抑制される。その結果、図9及び図10(b)に示す凹み65が生じる補強部材30の成形不良を抑制できる。
ここで、上記の凹み65を抑制する別の方法として、底面シート12に貫通孔や切り欠き等の貫通部分を設け、その貫通部分を通じて側面シート11同士を接着することによって底面シート12の側部を開き難くすることが考えられる。しかしながら、この方法の場合、底面シート12に上記貫通部分を設けるための加工工程が必要になるため、包装袋50を製造するための工程数が増加してしまう。これに対して、上記構成によれば、接着工程において、下部接着部21及び側部接着部25の形成範囲を調整するのみで抑制効果が得られるため、包装袋50を製造するための工程数が増加しない。
(2)突出部26は、重なり部23の中央側の端部23aよりも袋本体20の側縁側に位置している。
上記構成によれば、内部に収容した内容物を袋本体20の上縁部の開口から取り出す際に、内容物が突出部26に引っ掛かることを抑制できる。
(3)突出部26は、上側ほど突出長さが短くなるように形成されている。
上記構成によれば、突出部26を設けたことによる袋本体20の収容量の低下を抑制できる。
(4)接着工程において、第1領域R1を熱溶着させた後、第2領域R2を熱溶着させる。第1領域R1は、積層体10の下縁10aと、両側の側縁10bと、両端部が底面シート12の折り目Mよりも上側に位置するとともに中央部が折り目Mよりも下側に位置するように中央部分が下側に向かって凹んだ円弧状の内縁10cとに囲まれる領域である。第2領域R2は、積層体10の両側の側縁10bに沿って上端から下端へ延びる一定幅の領域である。
上記構成によれば、補強部材30を射出成形する際に、底面シート12間の開きを抑制する効果がより顕著に得られる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・突出部26の形状を変更してもよい。例えば、上下方向において突出長さが等しい突出部26としてもよいし、下側ほど突出長さが短い突出部26としてもよい。また、突出部26における重なり部23に接する部分の先端は、重なり部23の中央側の端部23aに位置していなくてもよい。ただし、内部に収容した内容物を袋本体20の上縁部の開口から取り出す際に、内容物が突出部26に引っ掛かることを抑制する観点から、突出部26における重なり部23に接する部分の先端は、重なり部23の中央側の端部23aよりも袋本体20の側縁側に位置していることが好ましい。
・上記実施形態では、接着工程において、第1領域R1を接着した後に第2領域R2を接着することにより、下部接着部21及び側部接着部25を形成していたが、接着工程における各部位の接着順序は特に限定されるものではない。例えば、第2領域R2を接着した後に第1領域R1を接着してもよいし、下部接着部21及び側部接着部25を同時に接着してもよい。
・側面シート11及び底面シート12を接着する方法は、熱溶着に限定されるものではない。例えば、接着剤を用いて接着してもよい。なお、接着剤等を用いて接着する場合には、両面に非シール層が形成された側面シート11及び底面シート12を用いることもできる。
・側部接着部25の幅は、包装袋の用途等に応じて適宜、設定することができ、側部接着部25は、突出部26とは別に部分的に幅の広い部分や幅の狭い部分を有していてもよい。
・袋本体20の上縁部の構成は、特に限定されるものではない。例えば、袋本体20の上縁部に口具を挿入し、口具の外側面と側面シート11の内面とを接着するとともに、側面シート11の内面同士を接着して袋本体20の上縁部の開口部分を閉塞してもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記下部接着部は、前記側面シート同士が接着されていない前記包装袋の製造方法。
(ロ)前記突出部は、前記重なり部の中央側の端部よりも前記袋本体の側縁側に位置している前記包装袋の製造方法。
(ハ)接着工程において、第1領域を接着させた後、第2領域を接着させることにより前記下部接着部及び前記側部接着部を形成し、前記第1領域は、前記積層体の下縁と、両側の側縁と、両端部が前記底面シートの折り目よりも上側に位置するとともに中央部が折り目よりも下側に位置するように中央部分が下側に向かって凹んだ形状の内縁とに囲まれる領域であり、前記第2領域は、前記積層体の両側の側縁に沿って上端から下端へ延びる一定幅の領域である前記包装袋の製造方法。
M…折り目、10…積層体、11…側面シート、12…底面シート、20…袋本体、21…下部接着部、22…上縁、23…重なり部、24…円弧部、25…側部接着部、26…突出部、30…補強部材、31…第1壁部、32…第2壁部、33…第3壁部、50…包装袋。

Claims (1)

  1. 袋本体と、前記袋本体の側部を補強する柱状の補強部材とを備え、
    前記袋本体は、対向して配置される一対の側面シートと、上下二つ折りの状態で前記側面シートの間に配置される底面シートとが接着されることにより袋状をなし、
    前記補強部材は、前記袋本体の側部の一面側を覆う第1壁部と、同他面側を覆う第2壁部と、前記第1壁部及び前記第2壁部を接続するとともに前記袋本体の側部の縁を覆う第3壁部とを備える包装袋の製造方法であって、
    一対の前記側面シートの間に上下二つ折りの状態の前記底面シートが配置された積層体を形成する積層工程と、
    前記積層体を袋状に接着して前記袋本体を形成する接着工程と、
    射出成形により前記袋本体の側部に前記補強部材を形成する補強部材形成工程とを備え、
    前記接着工程により形成される前記袋本体は、
    前記側面シートの下部と前記底面シートとが接着された下部接着部と、
    前記側面シートの側部同士が接着された側部接着部とを備え、
    前記下部接着部の上縁の端部には、前記底面シートの折り目に重なって延びる重なり部が設けられ、
    前記側部接着部には、前記重なり部に接して中央側に突出する突出部が設けられ、
    前記接着工程において、第1領域を接着させた後、第2領域を接着させることにより前記下部接着部及び前記側部接着部を形成し、
    前記第1領域は、前記突出部を含む領域であって、前記積層体の下縁と、両側の側縁と、両端部が前記底面シートの折り目よりも上側に位置するとともに中央部が折り目よりも下側に位置するように中央部分が下側に向かって凹んだ形状の内縁とに囲まれる領域であり、
    前記第2領域は、前記積層体の両側の側縁に沿う一定幅の領域であり、下側の部分が前記第1領域と重なっていることを特徴とする包装袋の製造方法。
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